JPH0830215A - 蓄光顔料によるディスプレイ方法及び装置 - Google Patents
蓄光顔料によるディスプレイ方法及び装置Info
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- JPH0830215A JPH0830215A JP19086694A JP19086694A JPH0830215A JP H0830215 A JPH0830215 A JP H0830215A JP 19086694 A JP19086694 A JP 19086694A JP 19086694 A JP19086694 A JP 19086694A JP H0830215 A JPH0830215 A JP H0830215A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phosphorescent pigment
- present
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- display method
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F13/00—Illuminated signs; Luminous advertising
- G09F13/20—Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
- G09F13/22—Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts electroluminescent
Landscapes
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、蓄光能力の大きな顔料を用いてディ
スプレイ装置を作成することにより夜間照明の電気料金
を節約すると共に、意外性の効果により、より人目を引
くディスプレイ方法及び装置に関する。 【構成】蓄光能力の大きな顔料で文字、図形、模様等を
ダボ埋め込み、印刷、塗装、レーザーによる刻印など様
々な方法で描き、昼の間太陽光を蓄光し、夜間には残光
で発光する構成に於いて、間欠的に外部照明を当てる事
を特徴とするディスプレイ方法及び装置。
スプレイ装置を作成することにより夜間照明の電気料金
を節約すると共に、意外性の効果により、より人目を引
くディスプレイ方法及び装置に関する。 【構成】蓄光能力の大きな顔料で文字、図形、模様等を
ダボ埋め込み、印刷、塗装、レーザーによる刻印など様
々な方法で描き、昼の間太陽光を蓄光し、夜間には残光
で発光する構成に於いて、間欠的に外部照明を当てる事
を特徴とするディスプレイ方法及び装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓄光性顔料を用いて文
字や図柄を蓄光性顔料の発光によって表示させる広告看
板やディスプレイ装置に関する。
字や図柄を蓄光性顔料の発光によって表示させる広告看
板やディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来はZnS:Cu系物質であったた
め、輝度が低く、耐光性が不十分であるため、屋外での
使用は非常に限られるものであった。そのため、これら
の応用は余り普及するに至らなかった。
め、輝度が低く、耐光性が不十分であるため、屋外での
使用は非常に限られるものであった。そのため、これら
の応用は余り普及するに至らなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これまでは、屋外の広
告塔、看板、表札その他のディスプレイ装置は夜間の間
電気照明を照射し続けることが必要であった。しかし、
この電気代は広告費の経費として無視出来ない大きなも
のとなって来た。本発明は、蓄光性のある顔料により昼
の間、太陽光を充分蓄光させておき夜間、電気照明を照
射し続けなくても良いようなディスプレイ装置を提供す
るものである。
告塔、看板、表札その他のディスプレイ装置は夜間の間
電気照明を照射し続けることが必要であった。しかし、
この電気代は広告費の経費として無視出来ない大きなも
のとなって来た。本発明は、蓄光性のある顔料により昼
の間、太陽光を充分蓄光させておき夜間、電気照明を照
射し続けなくても良いようなディスプレイ装置を提供す
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決する手段として、蓄光顔料に間欠的に光エネルギー
を供給することにより蓄光顔料の輝度を高めディスプレ
イ効果を高めたものである。また、屋内、水中、地下、
海底などに対しては、光ファイバーなどにより自然光を
集光して供給することにより蓄光を行いディスプレイ効
果を高めたことを特徴とする。
解決する手段として、蓄光顔料に間欠的に光エネルギー
を供給することにより蓄光顔料の輝度を高めディスプレ
イ効果を高めたものである。また、屋内、水中、地下、
海底などに対しては、光ファイバーなどにより自然光を
集光して供給することにより蓄光を行いディスプレイ効
果を高めたことを特徴とする。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 実施例1 本発明の蓄光顔料はSrAl2O4(ストロンチュウム
アルミネート)に希土類元素(Dy、Eu、Y)で付活
したもの(以下単に 本蓄光顔料 と記すことにする)
で従来のZnS系蛍光体より格段に残光性に優れたもの
でその特性の比較を表1に示す。
する。 実施例1 本発明の蓄光顔料はSrAl2O4(ストロンチュウム
アルミネート)に希土類元素(Dy、Eu、Y)で付活
したもの(以下単に 本蓄光顔料 と記すことにする)
で従来のZnS系蛍光体より格段に残光性に優れたもの
でその特性の比較を表1に示す。
【0006】本発明は、本蓄光顔料を含有する素材で形
成した文字、図形、模様等に間欠的に光エネルギーを供
給することを特徴とする本蓄光顔料によるディスプレイ
方法及び装置に係わる。本蓄光顔料と素材との配合は、
表2のごとき配合とし、上記酸化物に振動を与えながら
均一に分散しながら加圧重合を行い本蓄光顔料を含有す
る素材を調整し、これにより図1に示すディスプレイ装
置1を作成した。これを光源2の下に約30分放置した
後、暗所での残光持続時間を測定した。本蓄光顔料の残
光持続時間は7.0時間以上あったが、従来の蓄光顔料
は同じ条件で2.5時間しか残光時間は無かった。
成した文字、図形、模様等に間欠的に光エネルギーを供
給することを特徴とする本蓄光顔料によるディスプレイ
方法及び装置に係わる。本蓄光顔料と素材との配合は、
表2のごとき配合とし、上記酸化物に振動を与えながら
均一に分散しながら加圧重合を行い本蓄光顔料を含有す
る素材を調整し、これにより図1に示すディスプレイ装
置1を作成した。これを光源2の下に約30分放置した
後、暗所での残光持続時間を測定した。本蓄光顔料の残
光持続時間は7.0時間以上あったが、従来の蓄光顔料
は同じ条件で2.5時間しか残光時間は無かった。
【0007】実施例2 発光持続時間が7.0時間以上ではあるが時間経過と共
に発光強度が徐々に減衰しディスプレイ効果が薄れる恐
れがある。そこで、本発明は、図2に示すごとく、本蓄
光顔料を含有するガラス、アクリル樹脂、塩化ビニー
ル、ポリアミド樹脂など透明素材で形成した文字、図
形、模様等に間欠的にタイマースイッチ3で電源4によ
り点灯された光源2から光エネルギーを供給し、蓄光量
を補充した。
に発光強度が徐々に減衰しディスプレイ効果が薄れる恐
れがある。そこで、本発明は、図2に示すごとく、本蓄
光顔料を含有するガラス、アクリル樹脂、塩化ビニー
ル、ポリアミド樹脂など透明素材で形成した文字、図
形、模様等に間欠的にタイマースイッチ3で電源4によ
り点灯された光源2から光エネルギーを供給し、蓄光量
を補充した。
【0008】実施例3 さらにまた、本発明は、図3に示す通り本蓄光顔料を含
有するガラス、アクリル樹脂、塩化ビニール、ポリアミ
ド樹脂などの透明素材で形成した文字、図形、模様の輝
度をセンサー5で測定し、これを輝度測定器6で測定し
測定値が予め設定した輝度値以下を検出したとき、電源
4により点灯した光源2の光エネルギーを供給すること
を特徴とするディスプレイ方法及び装置1を提供するも
のである。
有するガラス、アクリル樹脂、塩化ビニール、ポリアミ
ド樹脂などの透明素材で形成した文字、図形、模様の輝
度をセンサー5で測定し、これを輝度測定器6で測定し
測定値が予め設定した輝度値以下を検出したとき、電源
4により点灯した光源2の光エネルギーを供給すること
を特徴とするディスプレイ方法及び装置1を提供するも
のである。
【0009】実施例4 さらにまた、本蓄光顔料のみでは昼間の太陽光の下では
光らないので目立たずディスプレイ効果が低い。そこ
で、本発明は本蓄光顔料に蛍光物質10%から50%を
混合した。これにより本発明のディスプレイ装置は昼・
夜共にディスプレイ効果のあるものとなった。
光らないので目立たずディスプレイ効果が低い。そこ
で、本発明は本蓄光顔料に蛍光物質10%から50%を
混合した。これにより本発明のディスプレイ装置は昼・
夜共にディスプレイ効果のあるものとなった。
【0010】実施例5 さらに又、本蓄光顔料物質に蛍光物質を混合した本発明
のディスプレイ装置にも間欠的に光エネルギーを供給す
ることによりディスプレイ効果は高められた。
のディスプレイ装置にも間欠的に光エネルギーを供給す
ることによりディスプレイ効果は高められた。
【0011】実施例6 また、本発明は、図4に示すごとく光源として太陽電池
7を用いる事もでき、タイマースイッチ6と太陽電池7
とを組み合わせる事により電気料金の節約が図れた。こ
の場合、センサー5により間欠点灯すればより省エネル
ギーシステムとなる。
7を用いる事もでき、タイマースイッチ6と太陽電池7
とを組み合わせる事により電気料金の節約が図れた。こ
の場合、センサー5により間欠点灯すればより省エネル
ギーシステムとなる。
【0012】実施例7 さらに又、本発明のディスプレイ方法及び装置は、本蓄
光顔料を通常のシルクスクリーンによって文字、図形、
模様をインクジェットプリンタもしくはカラートナーを
配合せしめたカラー複写により印刷・塗装または描画・
装飾を施すことが出来る。
光顔料を通常のシルクスクリーンによって文字、図形、
模様をインクジェットプリンタもしくはカラートナーを
配合せしめたカラー複写により印刷・塗装または描画・
装飾を施すことが出来る。
【0013】実施例8 さらに又、本発明のディスプレイ装置の蓄光顔料は、メ
チルメタアクリレート(MMA)とアクリコン(商品
名)と本蓄光顔料とを表2のごとき配合とした。上記酸
化物に振動を与えながら均一に分散しながら加圧重合
し、これにより得られた本蓄光顔料を含有する透明素材
を流し込み方法(いわゆるキャスティング)によりダボ
8を成形し、この一端を鏡面研磨しこの研磨面がディス
プレイ装置の表面に出るようにして図5に示すようにデ
ィスプレイ装置1のダボ挿入孔9に挿入してディスプレ
イを作成した。
チルメタアクリレート(MMA)とアクリコン(商品
名)と本蓄光顔料とを表2のごとき配合とした。上記酸
化物に振動を与えながら均一に分散しながら加圧重合
し、これにより得られた本蓄光顔料を含有する透明素材
を流し込み方法(いわゆるキャスティング)によりダボ
8を成形し、この一端を鏡面研磨しこの研磨面がディス
プレイ装置の表面に出るようにして図5に示すようにデ
ィスプレイ装置1のダボ挿入孔9に挿入してディスプレ
イを作成した。
【0014】実施例9 さらに又、本発明で使用するダボ8の端面の一部もしく
は全部をアクリル等の透明樹脂で覆う事によりこれを画
素として挿入孔9に挿入することにより様々な文字、図
形、模様等を簡単に作成する事が出来きた。
は全部をアクリル等の透明樹脂で覆う事によりこれを画
素として挿入孔9に挿入することにより様々な文字、図
形、模様等を簡単に作成する事が出来きた。
【0015】実施例10 さらに又、本蓄光顔料を熱硬化性樹脂もしくはアクリ
ル、不飽和ポリエステル、エポキシ樹脂等に配合せしめ
て、それを円筒状や板状に成形したものにレーザー刻印
機などで模様を施す事によっても本発明のディスプレイ
装置を作成する事が出来た。
ル、不飽和ポリエステル、エポキシ樹脂等に配合せしめ
て、それを円筒状や板状に成形したものにレーザー刻印
機などで模様を施す事によっても本発明のディスプレイ
装置を作成する事が出来た。
【0016】実施例11 さらに又、図6に示すごとく、本発明は、冷陰極管10
を組み込んだバックライトの平面反射板11に本蓄光顔
料を配合しタイマー3で間欠的に冷陰極管10を点灯す
ることにより電池の消耗を低減する事ができる。したが
って、携帯用液晶テレビや液晶をディスプレイとする携
帯用パソコン等に用いると電池の使用時間が伸びるので
長時間使用する事が出来非常に便利になった。
を組み込んだバックライトの平面反射板11に本蓄光顔
料を配合しタイマー3で間欠的に冷陰極管10を点灯す
ることにより電池の消耗を低減する事ができる。したが
って、携帯用液晶テレビや液晶をディスプレイとする携
帯用パソコン等に用いると電池の使用時間が伸びるので
長時間使用する事が出来非常に便利になった。
【0017】実施例12 さらに又、光源を直接設置出来ない場所については、図
7に示すごとく光源2の光エネルギーを収集し、光ファ
イバー12により導いて光分散器13により分散された
光エネルギーを、本蓄光顔料を含有する透明素材で形成
した文字、図形、模様等に照射して光ネルギーを供給す
ることを特徴とするディスプレイ装置を提供するもので
ある。
7に示すごとく光源2の光エネルギーを収集し、光ファ
イバー12により導いて光分散器13により分散された
光エネルギーを、本蓄光顔料を含有する透明素材で形成
した文字、図形、模様等に照射して光ネルギーを供給す
ることを特徴とするディスプレイ装置を提供するもので
ある。
【0018】実施例13 さらに又、前記の光ファイバー12により導いて光ネル
ギーを供給することを特徴とするディスプレイ装置に於
いて、間欠的にタイマースイッチで本蓄光顔料に光エネ
ルギーを供給することを特徴とするディスプレイ装置を
提供するものである。
ギーを供給することを特徴とするディスプレイ装置に於
いて、間欠的にタイマースイッチで本蓄光顔料に光エネ
ルギーを供給することを特徴とするディスプレイ装置を
提供するものである。
【0019】実施例14 さらに又、本発明は、本蓄光顔料を塗布した小片または
本蓄光顔料を透明液体に懸濁させこれを透明容器に封じ
込め、この懸濁液を封じ込めた透明容器で文字、図形、
模様等を形成させたことを特徴とするディスプレイ装置
を提供するものである。
本蓄光顔料を透明液体に懸濁させこれを透明容器に封じ
込め、この懸濁液を封じ込めた透明容器で文字、図形、
模様等を形成させたことを特徴とするディスプレイ装置
を提供するものである。
【0020】実施例15 さらに又、本発明は、図8に示すごとく前記した懸濁液
14を封じ込めたディスプレイ装置に於いて、ディスプ
レイ効果をより発揮する目的で、当該懸濁液をモーター
15その他の駆動方法で回転流動せしめたことを特徴と
する文字、図形、模様等のディスプレイ装置及びディス
プレイ方法を提供するものである。
14を封じ込めたディスプレイ装置に於いて、ディスプ
レイ効果をより発揮する目的で、当該懸濁液をモーター
15その他の駆動方法で回転流動せしめたことを特徴と
する文字、図形、模様等のディスプレイ装置及びディス
プレイ方法を提供するものである。
【0021】さらに叉、本発明をエレクトロルミネッセ
ンスのバックライトの一翼を担うものとして適用しても
省エネルギーの観点から大きい効果が有る。即ち、図9
に示すごとくエレクトロルミネッセンス発光層21と透
明電極19との間に本蓄光顔料を含有するフィルム20
を介在させた構造のエレクトロルミネッセンス装置とす
る。
ンスのバックライトの一翼を担うものとして適用しても
省エネルギーの観点から大きい効果が有る。即ち、図9
に示すごとくエレクトロルミネッセンス発光層21と透
明電極19との間に本蓄光顔料を含有するフィルム20
を介在させた構造のエレクトロルミネッセンス装置とす
る。
【0022】図9の構造のエレクトロルミネッセンス装
置にすることにより、断続的にバックライトのスイッチ
を切断してもバックライトが点灯していると同じく明る
い。ディスプレイ効果を低下することなく電池の消耗を
減らし長時間使用できる。
置にすることにより、断続的にバックライトのスイッチ
を切断してもバックライトが点灯していると同じく明る
い。ディスプレイ効果を低下することなく電池の消耗を
減らし長時間使用できる。
【0023】また、本発明をエレクトロルミネッセンス
に適用する他の実施例は、図10に示すごとくエレクト
ロルミネッセンス発光体24と本蓄光顔料とをバインダ
ーに予め適量比に混合する事によってもバックライトの
効果を出しバックライトに要する電池の電力を節約する
事が出来る。
に適用する他の実施例は、図10に示すごとくエレクト
ロルミネッセンス発光体24と本蓄光顔料とをバインダ
ーに予め適量比に混合する事によってもバックライトの
効果を出しバックライトに要する電池の電力を節約する
事が出来る。
【0024】さらに叉、本発明は装飾転写にも応用する
事ができる。装飾転写は、剥離紙上に予め文字、図形、
模様等のディスプレイを形成して置き、これを被装飾体
上に接着剤、熱融着その他の方法で転写するものである
が、この方法で作成されたものに間欠的に光エネルギー
を補給することによってディスプレイ効果を低下するこ
となく電気料を節約する事が出来る。
事ができる。装飾転写は、剥離紙上に予め文字、図形、
模様等のディスプレイを形成して置き、これを被装飾体
上に接着剤、熱融着その他の方法で転写するものである
が、この方法で作成されたものに間欠的に光エネルギー
を補給することによってディスプレイ効果を低下するこ
となく電気料を節約する事が出来る。
【0025】さらに叉、本発明はマーキングフィルムに
も応用する事ができる。図11に示すように、片面に接
着剤27が塗布されているマーキングフィルムベース2
8のもう一方の面に本蓄光顔料を含有する塗料若しくは
本蓄光顔料を含有するフィルム20で文字、図形、模様
等のディスプレイを形成するマーキングフィルムにも本
発明は同じく適用する事が出来る。
も応用する事ができる。図11に示すように、片面に接
着剤27が塗布されているマーキングフィルムベース2
8のもう一方の面に本蓄光顔料を含有する塗料若しくは
本蓄光顔料を含有するフィルム20で文字、図形、模様
等のディスプレイを形成するマーキングフィルムにも本
発明は同じく適用する事が出来る。
【0026】本発明を、マーキングフィルムに応用する
他の実施例として、図12に示すごとくマーキングフィ
ルムベース28の接着剤に予め本蓄光顔料を混合した蓄
光顔料含有接着剤29を用いる方法がある。この方法は
マーキングフィイルムのコストの低減に貢献すると共に
施工も簡単になるメリットがある。このマーキングフィ
ルムに本発明の間欠光エネルギー補給方法を適用する事
によって、本発明の効果は達成される。
他の実施例として、図12に示すごとくマーキングフィ
ルムベース28の接着剤に予め本蓄光顔料を混合した蓄
光顔料含有接着剤29を用いる方法がある。この方法は
マーキングフィイルムのコストの低減に貢献すると共に
施工も簡単になるメリットがある。このマーキングフィ
ルムに本発明の間欠光エネルギー補給方法を適用する事
によって、本発明の効果は達成される。
【0027】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明は、本
発明のディスプレイ装置及びディスプレイ方法を使用す
る事によって電気料金の節約をもたらすものである。用
途や要求される発光輝度により幅があるが、どれだけ節
約になるか計算すると、例えば、2時間に10分間点灯
し、夜中、8時間で40分間点灯する平均使用の場合に
は、12分の1に低減する事が出来る。
発明のディスプレイ装置及びディスプレイ方法を使用す
る事によって電気料金の節約をもたらすものである。用
途や要求される発光輝度により幅があるが、どれだけ節
約になるか計算すると、例えば、2時間に10分間点灯
し、夜中、8時間で40分間点灯する平均使用の場合に
は、12分の1に低減する事が出来る。
【表1】
【表2】
【図1】本発明の一実施例。
【図2】タイマーを用いた本発明の一実施例。
【図3】センサーを用いた本発明の一実施例。
【図4】太陽電池を光源とし、センサーを用いた本発明
の一実施例。
の一実施例。
【図5】本発明の実施例でダボを用いたディスプレイ装
置の斜視図。
置の斜視図。
【図6】バックライトの平面反射板に本発明を実施した
実施例。
実施例。
【図7】光ファイバーを用いて遠隔の光源を利用した本
発明の一実施例。
発明の一実施例。
【図8】本蓄光顔料を透明液体に懸濁させた本発明の一
実施例。
実施例。
【図9】本発明のエレクトロルミネッセンスへのバック
ライトへの実施断面図。
ライトへの実施断面図。
【図10】本発明のエレクトロルミネッセンスへのバッ
クライトへの他の実施断面図。
クライトへの他の実施断面図。
【図11】本発明をマーキングフィイルムへ応用した場
合の斜視図。
合の斜視図。
【図12】本発明をマーキングフィイルムへ応用した他
の実施例の斜視図。
の実施例の斜視図。
【符号の説明】 1 ディスプレイ装置 2 光源 3 タイマー 4 電源 5 輝度センサー 6 輝度測定器 7 太陽電池 8 ダボ 9 ダボ挿入孔 10 冷陰極管 11 バックライトの平面反射板 12 光ファイバー 13 光分散器 14 懸濁液 15 モーター 16 パッケージフィルム 17 吸湿層 18 集電極 19 透明電極 20 蓄光顔料含有フィルム 21 エレクトロルミネッセンス発光層 22 絶縁層 23 背面電極 24 エレクトロルミネッセンス発光体 25 蓄光顔料 26 バインダー 27 交流電源 28 接着剤 29 マーキングフィルムベース 30 蓄光顔料含有接着剤 31 剥離紙
Claims (22)
- 【請求項1】 本蓄光顔料を含有する素材で形成した文
字、図形、模様等に間欠的に光エネルギーを供給するこ
とを特徴とする蓄光顔料によるディスプレイ方法。 - 【請求項2】 本蓄光顔料を含有する素材で形成した文
字、図形、模様等に間欠的に光エネルギーを供給するこ
とを特徴とする蓄光顔料によるディスプレイ装置。 - 【請求項3】請求項1において、タイマースイッチで光
エネルギーを供給することを特徴とする蓄光顔料による
ディスプレイ方法。 - 【請求項4】請求項1において、タイマースイッチで光
エネルギーを供給することを特徴とする蓄光顔料による
ディスプレイ装置。 - 【請求項5】請求項1において、本蓄光顔料を含有する
素材で形成した文字、図形、模様の輝度をセンサーで測
定し、この測定値が予め設定した輝度値以下を検出した
とき、光エネルギーを供給することを特徴とする蓄光顔
料によるディスプレイ方法。 - 【請求項6】請求項1において、本蓄光顔料を含有する
素材で形成した文字、図形、模様の輝度をセンサーで測
定し、この測定値が予め設定した輝度値以下を検出した
とき、光エネルギーを供給することを特徴とする蓄光顔
料によるディスプレイ装置。 - 【請求項7】 本蓄光顔料と蛍光物質とを含有する素材
で形成した文字、図形、模様等に間欠的に光エネルギー
を供給することを特徴とする蓄光顔料によるディスプレ
イ方法。 - 【請求項8】 本蓄光顔料と蛍光物質とを含有する素材
で形成した文字、図形、模様等に間欠的に光エネルギー
を供給することを特徴とする蓄光顔料によるディスプレ
イ装置。 - 【請求項9】タイマースイッチと太陽電池との組み合わ
せで光エネルギーを補充して輝度を一定に保つ省エネル
ギーシステムのディスプレイ方法。 - 【請求項10】請求項1において、本蓄光顔料を通常の
シルクスクリーンによる印刷またはインクジェットプリ
ンタもしくはカラートナーに配合せしめたカラー複写に
より装飾を施した事を特徴とするディスプレイ方法。 - 【請求項11】請求項1において、本蓄光顔料を通常の
シルクスクリーンによる印刷またはインクジェットプリ
ンタもしくはカラートナーに配合せしめたカラー複写に
より装飾を施した事を特徴とするディスプレイ装置。 - 【請求項12】請求項1において、本蓄光性顔料を樹脂
に混練成形した樹脂の端面を利用して文字や図柄を発光
表示する方法に於て、当該発光性樹脂の端面を除く一部
もしくは全部を透明樹脂で覆う事を特徴とするディスプ
レイ装置。 - 【請求項13】請求項1において、本蓄光顔料を配合せ
しめた樹脂を円筒状や板状に成形したものにレーザー刻
印機などで模様をほどこした事を特徴とするディスプレ
イ装置。 - 【請求項14】請求項1において、冷陰極管を組み込ん
だバックライトの平面反射板に蓄光顔料を配合した事を
特徴とするディスプレイ装置。 - 【請求項15】請求項1において、光ファイバーにより
導かれた光ネルギーを、本蓄光顔料を配合した文字、図
形または模様に供給したことを特徴とするディスプレイ
装置。 - 【請求項16】請求項1において、本蓄光顔料を懸濁し
た溶液を透明容器に封じ込め、この透明容器で文字、図
形、模様等形成したことを特徴とするディスプレイ方法
および装置。 - 【請求項17】請求項1において、本蓄光顔料を懸濁し
た溶液を文字、図形、模様等の形状に形成された透明容
器内に封じ込め、この懸濁液を回転流動せしめたことを
特徴とするディスプレイ方法および装置。 - 【請求項18】請求項1において、本蓄光顔料を含有す
る素材の薄膜をエレクトロルミネッセンスの上方に配し
たことを特徴とするディスプレイ方法および装置。 - 【請求項19】請求項1において、本蓄光顔料をエレク
トロルミネッセンス発光体に混合したことを特徴とする
ディスプレイ方法および装置。 - 【請求項20】請求項1において、本蓄光顔料を含有す
る素材の薄膜を被装飾体に熱転写叉は接着剤による転写
により装飾転写を行ったことを特徴とするディスプレイ
方法および装置。 - 【請求項21】請求項1において、フィルムシート上に
本蓄光顔料を塗布したマーキングフィルムで文字、図
形、模様等を形成したことを特徴とするディスプレイ方
法および装置。 - 【請求項22】請求項1において、片面若しくは両面に
本蓄光顔料を含有する接着剤が塗布されているマーキン
グフィルムで文字、図形、模様等を形成することを特徴
とするディスプレイ方法および装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19086694A JPH0830215A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 蓄光顔料によるディスプレイ方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19086694A JPH0830215A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 蓄光顔料によるディスプレイ方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0830215A true JPH0830215A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=16265072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19086694A Pending JPH0830215A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 蓄光顔料によるディスプレイ方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0830215A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005093697A1 (en) * | 2004-03-12 | 2005-10-06 | Avery Dennison Corporation | Emergency information lighting system |
JP2006126423A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-05-18 | Shimonishi Giken Kogyo Kk | 蓄光表示装置 |
US8250794B2 (en) | 2004-03-12 | 2012-08-28 | Avery Dennison Corporation | Emergency information sign |
CN105664506A (zh) * | 2016-03-11 | 2016-06-15 | 浙江德清爱特电子科技有限公司 | 太阳能活动画片 |
CN108766111A (zh) * | 2018-08-09 | 2018-11-06 | 深圳大学 | 一种远距离无粉尘和无油墨的书写和标记的教学方法 |
-
1994
- 1994-07-12 JP JP19086694A patent/JPH0830215A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005093697A1 (en) * | 2004-03-12 | 2005-10-06 | Avery Dennison Corporation | Emergency information lighting system |
US7241021B2 (en) | 2004-03-12 | 2007-07-10 | Avery Dennison Corporation | Emergency information lighting system |
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