JPH08300345A - ワイヤソーの電力供給方法 - Google Patents

ワイヤソーの電力供給方法

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JPH08300345A
JPH08300345A JP11298495A JP11298495A JPH08300345A JP H08300345 A JPH08300345 A JP H08300345A JP 11298495 A JP11298495 A JP 11298495A JP 11298495 A JP11298495 A JP 11298495A JP H08300345 A JPH08300345 A JP H08300345A
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wire
motor
wire saw
rotation
power
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JP11298495A
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English (en)
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Yasuhiro Takahashi
康弘 高橋
Shinji Shibaoka
伸治 芝岡
Shiyouzou Katamachi
省三 片町
Satoru Matsubara
覚 松原
Tokuzo Sekiyama
篤蔵 関山
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N S ENG KK
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
N S ENG KK
Tokyo Seimitsu Co Ltd
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】複数台のワイヤソーを同時に駆動する際に、ワ
イヤの減速走行時に発生する回生電流を有効利用して電
力の節約を図るとともに、電源を効率的に使用するワイ
ヤソーの電力供給方法を提供する。 【構成】ワイヤを往復走行させてワークを切削するタイ
プのワイヤソーを複数台同時に運転する際に、あるワイ
ヤソーのモータがワイヤ走行方向切り換え時の減速回転
を行う時に、他のワイヤソーのモータがワイヤ走行方向
切り換え時の加速回転を行うようにそれぞれのワイヤソ
ーのワイヤ走行パターンの位相をずらして運転する。そ
して、モータ減速回転状態のワイヤソーから発生した回
生電力をモータ加速回転状態のワイヤソーのモータに供
給する。これにより、電源から供給される電力が節約さ
れ、また、ワイヤソーを個別に稼働させる場合の電源の
容量と同等な容量の電源によって複数のワイヤソーを稼
働することができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はワイヤソーの電力供給方
法に係り、特に双方向にワイヤを走行させて切断を行う
ワイヤソーの電力供給方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シリコンなどのインゴットをウェ
ーハに切断するワイヤソーには、一方向切断と双方向切
断のものが使用されている。特に双方向切断のワイヤソ
ーの場合は、ワイヤ走行方向の切り換え時間が長けれ
ば、ワイヤの平均走行速度が遅くなり、インゴットのワ
イヤへの押しつけ速度も必然的に遅くなる。即ち、切断
時間が長くなる。そこで、このワイヤの走行方向切り換
え時間を極力短くしている。
【0003】そのため、ワイヤの走行方向切り換え時に
おいて、ワイヤを加速走行させる際には、ワイヤリール
のモータに多大な電流を供給して加速時間を短くするよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワイヤ
の定常速度走行時には、リールモータはワイヤの繰り出
し及び巻き取り分の仕事しか行っていないため、この時
に要する電源は小容量のもので十分であるにもかかわら
ず、上記のようにワイヤの加速走行時間を短縮するため
に大容量の電源を設備しなければならず、複数のワイヤ
ソーを同時に稼働する場合に、電源設備が過大になって
しまうという問題があった。
【0005】また、ワイヤを定常走行させるまでに多量
の電力を使用したにもかかわらず、ワイヤの走行方向を
反転するために減速走行時に回生抵抗やブレーキでこの
電力を消費してしまうのは電力の無駄であるという問題
があった。本発明はこのような事情に鑑みてなされたも
ので、複数のワイヤソーを同時に稼働する際に、ワイヤ
の減速走行時に発生する回生電流を有効利用して電力の
節約を図るとともに、電源を効率的に使用するワイヤソ
ーの電力供給方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、一対のワイヤリールのモータを正転及び逆
転させてワイヤを往復走行させるワイヤソーを複数台同
時に稼働させる場合のワイヤソーの電力供給方法であっ
て、複数のワイヤソーのうちモータ減速回転状態のワイ
ヤソーのモータの減速回転時に発生する回生電力をモー
タ加速回転状態のワイヤソーのモータに供給することを
特徴としている。
【0007】
【作用】本発明によれば、複数のワイヤソーのうちモー
タ減速回転状態のワイヤソーのモータの減速回転時に発
生する回生電力をモータ加速回転状態のワイヤソーのモ
ータに供給する。例えば、複数のワイヤソーの各モータ
を同一の速度パターンで運転するとともに、あるモータ
に対する速度パターンの減速回転時に他のモータに対す
る速度パターンが加速回転となるように各速度パターン
の位相をずらして運転し、減速回転時に発生する回生電
力を加速回転中のモータに供給する。これにより、回生
電力を有効利用することができ、電源から供給する電力
を節約できる。
【0008】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係るワイヤソ
ーの電力供給方法の好ましい実施例を詳説する。図1は
本発明にが適用されるワイヤソーの一例を示す構成図で
ある。同図に示すように、一方のリール12に巻回され
たワイヤ14は、ワイヤ案内装置16、複数の固定ガイ
ドローラ18、18、ダンサローラ20を経由して3本
の溝付きローラ22、22、22に順次巻き掛けられて
ワイヤ列24を形成した後、複数の固定ガイドローラ1
8、18、ダンサローラ20、ワイヤ案内装置16を経
て他方のリール26に巻き取られるワイヤ走行路を形成
する。
【0009】前記ダンサローラ20には、所定重量の錘
44が吊設され、錘44の荷重によりワイヤ走行路を走
行するワイヤ14に常に所要の張力が付与される。ワイ
ヤ走行路の途中にはワイヤ洗浄装置46が設けられ、こ
のワイヤ洗浄装置46によってワイヤ14に付着した加
工液40がワイヤ14から除去される。また、ワイヤ列
24には、砥液貯留タンク38に貯留された砥粒(通
常、GC♯600〜♯1000程度のものが使用され
る)を含む加工液40が砥液供給ノズル42から供給さ
れる。
【0010】前記ワイヤ列24の下方には、ワーク送り
テーブル48が設けられ、このワーク送りテーブル48
はモータ50で回動するネジ桿52により切断送り方向
(図中Y−Y方向)に移動可能に設けられると共に、ワ
ーク送りテーブル48のワイヤ列24側には、被加工物
である半導体インゴット54がワークブロック56とス
ライスベース58を介して支持される。これにより、ワ
ーク送りテーブル48を切断送り方向(ワイヤ列24
側)に移動させると、半導体インゴット54は高速走行
するワイヤ列24に押し当てられ、ワイヤ列24に供給
される加工液40の砥粒によるラッピング作用により半
導体インゴット54を多数の薄板状のウェーハに切断す
る。
【0011】また、夫々のリール12、26は正逆回転
可能な駆動モータ28、30に連結されると共に、3本
のうちの1本の溝付きローラ22は正逆回転可能な駆動
モータ32に連結される。これにより、一方のリール1
2から繰り出されたワイヤ14は、図中実線矢印34方
向に高速走行しながら他方のリール26に巻き取られ、
他方のリール26に巻き取られたワイヤ14は図中破線
矢印36方向に逆走行して一方のリール12に巻き取ら
れる。即ち、ワイヤ14は一方のリール12と他方のリ
ール26の間を往復走行する。
【0012】ここで、ワイヤの走行パターンの一例を図
2に示す。同図に示すように期間Aにおいて、駆動モー
タ28、30をそれぞれワイヤ繰り出し方向、巻き取り
方向に回転させ、ワイヤ14を定常走行速度(700m
/min)まで3秒間で加速させる。そして、同図期間
Bで示す1分の間この定常走行速度を保持する。ワイヤ
14の定常走行時間が1分を経過すると、区間Cにおい
て駆動モータ28、30への電力の供給を停止し、ワイ
ヤ14を減速走行させる。このときワイヤ14の走行速
度は3秒間で0m/minになり、ワイヤ14の走行速
度が0m/minになると今度は区間Dにおいて、駆動
モータ28、30の回転方向を逆転させ(駆動モータ2
8、30をそれぞれワイヤ巻き取り方向、繰り出し方向
に回転させる)、ワイヤ14を定常走行速度(700m
/min)まで3秒間で加速させる。そして、同図期間
Eで示す40秒の間この定常走行速度を保持する。
【0013】このようにワイヤ14を往復走行させなが
ら、ワイヤ14をリール12からリール26に巻き取っ
ていく(図1の実線矢印34方向のワイヤ送り量の方が
破線矢印36方向のワイヤ送り量より定常走行時に20
秒長い)。尚、この間、駆動モータ28、30はワイヤ
14の走行速度に同期して回転し、駆動モータ32と同
様な回転動作を行っている。
【0014】次に、上記ワイヤソーを複数台同時に稼働
させる場合に適用される本発明に係るワイヤソーの電力
供給方法について説明する。上記に示したように、ワイ
ヤ14を往復走行させるために、駆動モータ28、3
0、32は正転、逆転を繰り返し、この正転、逆転の切
り換えの際に、加速回転、減速回転を行っている。駆動
モータ28、30、32が加速回転する際には、駆動モ
ータに定常速度回転の場合よりも多大な電流がながれ、
一方、駆動モータが減速回転する際には、駆動モータか
ら回生電流がながれる。即ち、定常速度回転時には、イ
ンゴットを切断するエネルギーと、リールの回転速度を
保持するエネルギーしか必要としないが、加速回転時に
は、インゴットを切断するエネルギーと100kg以上
あるリールを定常速度回転まで誘導する多大なエネルギ
ーを必要とする。逆に、減速回転時には、駆動モータか
ら回転運動の慣性エネルギーが回生電流として発生す
る。
【0015】このことから、減速回転時に発生する回生
電流を加速回転に使用すれば、原理的には(駆動モータ
の軸の摺動抵抗等によるエネルギー損失がなければ)電
源から供給するエネルギーを定常速度回転時にインゴッ
トを切削するのに必要な容量に削減することができる。
即ち、エネルギー損失を考慮しても、電源はそれを補う
分と定常速度回転時のインゴットを切削するのに必要な
容量さえあればよく、これは、加速回転時に必要な電源
容量に比べれば十分小さい。
【0016】図3は複数のワイヤソー間で、上記減速回
転時に発生する回生電力を加速回転時の電力に使用でき
るように実現した電力供給装置の一実施例を示した構成
図である。尚、同図に示す駆動モータ106A、160
Bは駆動モータ28、30、32のいずれかを示してい
る。三相交流電源100から出力された三相交流電圧は
交流電圧供給路108を介してワイヤソーA、B、…
(三相交流電源100には、図示しないワイヤソーが接
続されており、接続する台数は、三相交流電源100の
容量によって決まる上限数まで任意である)のそれぞれ
の交流−直流変換器102A、102B、…に入力す
る。
【0017】以下、同図ワイヤソーAを用いて説明する
と、交流−直流変換器102Aは、三相交流電源100
から入力された三相交流電圧を整流し、サーボアンプ1
04Aに直流電圧を出力する。サーボアンプ104A
は、制御部120からの制御信号に基づいて、駆動モー
タ106Aの回転方向及び回転速度(速度パターン)、
即ち、ワイヤの走行パターンを制御する回路で、交流ー
直流変換器102Aから入力された直流電圧を制御部1
20からの制御信号に基づいて制御して駆動モータ10
6Aに出力する。
【0018】この制御部120は、上記のようにワイヤ
ソーのワイヤ走行パターンを制御するとともに、後述す
るようにワイヤソー間のワイヤ走行パターンの位相を制
御する。一方、駆動モータ106Aが減速回転する際
に、駆動モータ106Aから回生電流が発生し、この回
生電流は、サーボアンプ104Aを介して交流ー直流変
換器102Aに入力し、ここで再び交流電圧に変換され
て、交流電圧供給路108に出力される。
【0019】このようにして、それぞれのワイヤソー
A、B、…の駆動モータから発生した回生電流は、交流
電圧供給路108に帰還され他のワイヤソーの駆動モー
タの電力として供給される。図4は、他のワイヤソーで
発生する回生電力を互いに利用して稼働するワイヤソー
AとワイヤソーBのワイヤ走行パターンの一例と、その
時にこれらのワイヤソーに三相交流電源100が供給す
る電力の様子を示したグラフである。
【0020】同図(A)、(B)に示すように、ワイヤ
ソーAのワイヤを加速走行させる際に、ワイヤソーBの
ワイヤを減速走行させ、逆にワイヤソーAのワイヤを減
速走行させる際に、ワイヤソーBのワイヤを加速走行さ
せるように制御部108がワイヤソーA及びワイヤソー
Bのワイヤ走行パターンを制御すると、一方のワイヤソ
ーの減速走行時に発生した回生電力を、その時同時に行
っている他方のワイヤソーの加速走行の供給電力に使用
することができる。
【0021】このとき、同図(C)に示すように三相交
流電源100からは、ワイヤの定常速度走行時に必要な
インゴットを切削する程度の電力のみ供給すればよい。
上記図4に示したワイヤソーは、加速、減速走行のみを
繰り返すワイヤ走行パターンで制御されていたものであ
るが、図2に示したワイヤ走行パターンで駆動モータを
制御する場合は図5のように制御される。
【0022】図5は、図2に示したワイヤ走行パターン
において、他のワイヤソーで発生する回生電力を利用し
て稼働するワイヤソーAとワイヤソーBのワイヤ走行パ
ターンの一例(各ワイヤソーのワイヤ走行パターンの位
相関係を示す一例)と、その時にこれらのワイヤソーに
供給される電力の様子を示したグラフである。同図
(A)、(B)に示すように、制御部120は、ワイヤ
ソーAのワイヤが加速走行する際に、ワイヤソーBのワ
イヤが減速走行となるようにワイヤ走行パターンの位相
を加速走行時間(3秒間)だけずらしてワイヤソーAと
ワイヤソーBを運転する。このようにワイヤソーAとワ
イヤソーBを運転すると、ワイヤソーAの加速走行時に
必要となる電力はワイヤソーBの減速走行時に発生する
回生電力によって供給されるようになる(同図(C)に
示すようにワイヤソーAの加速走行時に電源からこの加
速走行に必要な電力を供給する必要がなくなる)。
【0023】ただし、図4に示した走行パターンの場合
とは異なり、ワイヤソーBの加速走行時には、ワイヤソ
ーAは定常速度走行を行っており、回生電力を発生して
いないため、ワイヤソーBの加速走行時に必要な電力は
三相交流電源100から供給する(同図(C)参照)。
または、他のワイヤソーCが更に交流電圧供給路108
に接続されて稼働している場合には、ワイヤソーBのワ
イヤが加速走行する際に、ワイヤソーCのワイヤが減速
走行となるようにワイヤ走行パターンの位相を制御し、
ワイヤソーCの回生電力によってワイヤソーBの加速走
行時の電力を供給する。
【0024】即ち、同時に稼働されるワイヤソーが何台
の場合でも、各ワイヤソーのワイヤの加速走行開始時間
が加速走行時間(3秒間)分ずつずれるよう各ワイヤソ
ーのワイヤ走行パターンの位相をずらして運転し、任意
のワイヤソーの加速走行時間に対して他のワイヤソーの
減速走行時間が対応するようにする。但し、1台のワイ
ヤソーに関しては加速走行時間に対して減速走行時間が
必ずしも対応しないため、このワイヤソーの加速走行時
の電力は三相交流電源100から供給する。
【0025】これにより、電源から加速走行時の電力を
供給しない分だけ電力を節約できる。また、ワイヤソー
毎に電源を設備した場合、ワイヤの加速走行時に必要と
なる大容量の電源をワイヤソーの台数分設備しなくては
ならないのが、1台分の電源を設備すればよいことにな
る。尚、上記実施例では、回生電流を交流−直流変換器
102Aを介して交流電流に変換し、交流電圧供給路1
08を介して他のワイヤソーにこの回生電流を供給する
ようにしていたが、図7に示すように、サーボアンプを
介して出力された回生電流を直流のまま、直流電流供給
路109を介して他のワイヤソーに供給するようにして
もよい。
【0026】また、図8に示すように、図7に示した直
流電流供給路109にコンデンサ又は充電可能な充電電
池等の電力蓄積手段110を接続し、この電力蓄積手段
110に図5(A)に示したワイヤソーAの走行パター
ンのうち減速走行時の回生電力を蓄積するようにしても
よい。この場合、図5(B)に示したワイヤソーBのワ
イヤ走行パターンのうち加速走行時に必要な電力は、電
力蓄積手段110から供給されるようになり、三相交流
電源100は、定常速度走行時に必要な電力を供給でき
る容量さえあればよい。また、ワイヤソー稼働中の停
電、電源異常(電圧低下、電圧上昇、瞬時停電等)に対
しても電力蓄積手段110に蓄積された電力が供給され
るため、加工は正常に行われ不良を発生することはな
い。更に、回生電力はワイヤの加速走行時の電力、又は
電力蓄積手段110によって吸収されるため、駆動モー
タの慣性エネルギーを吸収する回生抵抗やブレーキ等が
不要になるとともに、これらが不要となったため熱の発
生が無く空調に負担をかけなくなる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るワイヤ
ソーの電力変換装置によれば、複数のワイヤソーの各モ
ータの減速回転時に発生する回生電力を加速回転中のモ
ータに供給するようにしたため、電源から供給する電力
が節約できるとともに、単一のワイヤソーを駆動するの
に要する電源と同程度の容量の電源で複数のワイヤソー
を稼働でき、電源を効率的に使用できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るワイヤソーの電力変換装
置が適用されるワイヤソーの一例を示した構成図であ
る。
【図2】図2は、ワイヤの走行パターンの一例を示した
説明図である。
【図3】図3は、複数台のワイヤソーの電力供給装置の
一実施例を示した構成図である。
【図4】図4は、他のワイヤソーで発生する回生電力を
互いに利用して稼働するワイヤソーAとワイヤソーBの
ワイヤ走行パターンの一例と、その時にこれらのワイヤ
ソーに三相交流電源100が供給する電力の様子を示し
たグラフである。
【図5】図5は、図2に示したワイヤ走行パターンにお
いて、他のワイヤソーで発生する回生電力を利用して稼
働するワイヤソーAとワイヤソーBのワイヤ走行パター
ンの一例と、その時にこれらのワイヤソーに供給される
電力の様子を示したグラフである。
【図6】図6は、本発明に係る複数台のワイヤソーの電
力供給装置の一実施例を示した構成図である。
【図7】図7は、本発明に係る複数台のワイヤソーの電
力供給装置の一実施例を示した構成図である。
【符号の説明】
100…三相交流電源 102A,B…交流−直流変換器 104A,B…サーボアンプ 106A,B…駆動モータ 108…交流電圧供給路 120…制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片町 省三 東京都三鷹市下連雀9丁目7番1号 株式 会社東京精密内 (72)発明者 松原 覚 神奈川県伊勢原市石田318番地3 株式会 社エヌエスエンジニアリング内 (72)発明者 関山 篤蔵 神奈川県伊勢原市石田318番地3 株式会 社エヌエスエンジニアリング内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のワイヤリールのモータを正転及び
    逆転させてワイヤを往復走行させるワイヤソーを複数台
    同時に稼働させる場合のワイヤソーの電力供給方法であ
    って、 複数のワイヤソーのうちモータ減速回転状態のワイヤソ
    ーのモータの減速回転時に発生する回生電力をモータ加
    速回転状態のワイヤソーのモータに供給することを特徴
    とするワイヤソーの電力供給方法。
  2. 【請求項2】 前記複数のワイヤソーの各モータを同一
    の速度パターンで運転するとともに、あるモータに対す
    る速度パターンの減速回転時に他のモータに対する速度
    パターンが加速回転となるように各速度パターンの位相
    をずらして運転し、減速時に発生する回生電力を加速回
    転中のモータに供給するようにしたことを特徴とする請
    求項1のワイヤソーの電力供給方法。
  3. 【請求項3】 モータ減速回転状態のワイヤソーのモー
    タの減速回転時に発生する回生電力を、電力蓄積手段に
    蓄積し、該電力蓄積手段に蓄積した回生電力をモータ加
    速回転状態のワイヤソーのモータに供給するようにした
    ことを特徴する請求項1又は2のワイヤソーの電力供給
    方法。
JP11298495A 1995-05-11 1995-05-11 ワイヤソーの電力供給方法 Pending JPH08300345A (ja)

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