JPH08299439A - 医療器具通路用保護キャップ装置 - Google Patents

医療器具通路用保護キャップ装置

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JPH08299439A
JPH08299439A JP7222336A JP22233695A JPH08299439A JP H08299439 A JPH08299439 A JP H08299439A JP 7222336 A JP7222336 A JP 7222336A JP 22233695 A JP22233695 A JP 22233695A JP H08299439 A JPH08299439 A JP H08299439A
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    • A61M2005/3103Leak prevention means for distal end of syringes, i.e. syringe end for mounting a needle
    • A61M2005/3104Caps for syringes without needle

Abstract

(57)【要約】 【課題】 医療器具の通路を簡単な操作でシールするこ
とのできる保護キャップ装置を提供する。 【解決手段】 保護キャップ装置12は、医療器具14
の末端が容易にアクセスされる開口位置とその末端がシ
ールされる閉鎖位置との間で摺動かつ回動するよう案内
されるキャップ36を含む。キャップ装置によって保護
される医療器具は、皮下注射器、静脈ライン、およびカ
テーテル等に関連する栓等を含む。医療器具を片手で保
持している医療労働者は、その手の親指もしくは人差し
指でキャップ36を開口および閉鎖位置間で容易に繰り
返し動かすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療器具における
通路を選択的にシールおよびシール解除する保護キャッ
プ装置、特に、皮下注射胴の一端における通路を選択的
にシールおよびシール解除する保護キャップ装置に関す
る。
【0002】なお、本明細書の記述は本件出願の優先権
の基礎たる米国特許出願第08/298,248号(1
994年8月30日出願)の明細書の記載に基づくもの
であって、当該米国特許出願の番号を参照することによ
って当該米国特許出願の明細書の記載内容が本明細書の
一部分を構成するものとする。
【0003】
【従来の技術】従来の皮下注射器は、開口した基端部と
末端部と両者間の流体収容室とを有する細長い胴部を含
んでいる。従来の注射胴の末端部は胴部の収容室に連通
すべく延在する通路を備えた先端を含んでいる。該末端
部はまた、針カニューレが注射胴の先端を介して通路に
連通するように、針カニューレに取り外し可能に係合す
べく形状付けられている。プランジャが注射胴の開口し
た基端部に挿入される。プランジャを注射胴の末端部に
向けて動かすことにより、流体を通路を介して収容室外
に押し出す。プランジャを注射胴の末端部から離れる方
向に動かすことにより、流体を通路を介して収容室内に
引き込む。
【0004】皮下注射器はしばしば、病院内の薬局の如
き患者から離れた医療設備内の場所において充填され
る。充填された注射器はそれから投薬が行われる場所に
運ばれる。注射器は針カニューレを付けて運ばれてもよ
いが、安全対策として、通常は針カニューレを外して運
ばれる。このやり方は、針刺さりの事故の危険性を減
じ、貯蔵スペースを減少させ、かつ、医療労働者に最も
適した投薬手段(例えば、金属針カニューレ、ブラント
カニューレ(blunt cannula)または静脈取付具(IVfitt
ing))を選択することを許す。従来の注射胴の先端はシ
ールされねばならないか、または、少なくとも注射器が
充填されたときと投薬されるときとの間は覆われていな
ければならない。このシールは注射器からの漏れ、注射
器内への異物および空気の侵入、および、一般に薬の汚
染を避けるために必要である。
【0005】ある医療法は、ある期間に投与されるべき
薬剤を少量にすることを要求する。例えば、麻酔の初期
量は術前に投与され得る。それから麻酔科医は、患者を
安定に維持するために術中に少量の麻酔を投与する。こ
れらの療法に対しては皮下注射器は針カニューレを必要
とせず、麻酔科医は単に注射胴の先端を静脈取付具に直
接連通させればよい。麻酔の引き続く投与の間に、注射
器は患者の近くの外科テーブル上に置かれるかもしれな
い。注射胴の末端部を通る通路は、麻酔の引き続く投与
の間、漏洩および汚染を避けるためにシールまたは覆わ
れなければならない。
【0006】従来の皮下注射器はまた、分析のために患
者から流体を採取するために用いられる。これらの体液
は典型的に鋭くとがった金属針カニューレでもって採取
される。しかしながら、上述した理由により、充填され
た注射器を分析室に送る前に針カニューレを皮下注射器
から分離することが望まれるのがしばしばである。再度
云うが、漏洩を防ぎ、かつ、汚染を避けるためには輸送
の間先端をシールまたは覆うことが必要である。
【0007】さらに他の状況において、皮下注射器は医
療器具のラインにどっと流すために用いられる。例え
ば、皮下注射器は透析器に連通され、それから流体を吸
引する。これらの流体は汚染されているかもしれず、か
くて漏洩を防ぐために皮下注射器をシールすることが再
度望まれる。
【0008】従来の皮下注射器は典型的には、注射胴の
先端部に被され得る別体のキャップによってシールまた
は覆われている。これらの別体のキャップは良好に機能
するが紛失されやすい。別体のキャップはまた在庫管理
および廃棄の問題を生じさせる。さらに、別体のキャッ
プを見つけ出し、かつ、操作しなければならないという
不便さのせいで、医療労働者は簡単にキャップを無視す
るか不適切に用いることになる。
【0009】ある従来の皮下注射器は細長い可撓性のひ
もでキャップを注射胴に繋ぎ留めている。医療労働者は
キャップとひもと皮下注射器とを、キャップを注射胴に
付けるか、またはそれからキャップを取り外すために、
操作しなければならない。この操作は厄介で、医療労働
者が皮下注射器をシールまたはシールを解除するために
は両手を用いねばならないことを要する。不幸にも、医
療施設の緊急事態は医療労働者が皮下注射器のシールの
ために両手を自由に使うことを妨げている。かくて、医
療労働者は、少なくとも一時的に、皮下注射器をシール
しないで放置するかもしれない。繋ぎ留められたキャッ
プはまた視覚的または物理的に従来の皮下注射器の邪魔
をしている。
【0010】本発明の出願人に譲渡された係属中の特許
出願番号07/950,113は皮下注射器用の片手で
動作可能な保護キャップを開示している。キャップは注
射胴の先端部近傍にヒンジ結合され、注射胴の先端を通
る管路を選択的に開口またはシールすべく180°回転
する。係属中の特許出願番号07/950,113に示
されたキャップは開閉するには好都合であるが、開かれ
たキャップは視覚的または物理的に皮下注射器の適切な
使用を邪魔している。例えば、キャップは皮下注射器を
静脈ラインの取付具に接続するのを複雑にする。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、かか
る従来の問題を解決し、医療器具の末端部で先端を貫通
する通路を選択的にシールするキャップ装置を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】限定の目的でなく説明の
目的のために、装置はここに医療用注射器と共に使用さ
れるのを参照して主に説明される。しかしながら、ここ
に説明されるキャップ装置の有利性および特徴は医療用
注射器のシールに厳密に限定されるものではなく、か
つ、他の全ての医療器具の通路のシールに容易に適合さ
れ得るということが理解され認識されよう。例えば、種
々の組立部品の相対的寸法および、特に、キャップ装置
のカラー(collar) 形状はルアカラー(luer collar)を
有する多数の医療器具を収容すべく設計され、および/
または、さもなくば適合される。この結果、これら医療
器具の通路がシールされ、または、シールが外される。
例えば、カラーには静脈ライン、カテーテル等に関連す
る雌型ルアロック栓(luer-lock stopcock) への取付の
ためにネジを設けてもよい。それから、キャップ装置は
不使用時にラインの無菌性を確保するべく栓を選択的に
シールために用いられ得る。キャップ装置の他の適用例
および使用例は当業者によって理解されるであろう。
【0013】キャップ装置は注射胴の先端の近傍に少な
くとも一つの壁と該壁に摺動可能に係合されたキャップ
とを含む。壁とキャップとは、キャップが、注射胴の先
端を貫通する通路が開口される第1の位置と該通路がキ
ャップによってシールされる第2の位置との間を摺動で
きるように形状付けられている。壁はその基端部が概ね
注射胴の先端に平行に延在してチャンネルを画成し、チ
ャンネルは先端に対し角度付けられて整列された末端部
を画成し、そして、キャップはチャンネル内に摺動可能
に係合され得る。この点に関して、チャンネルを画成し
ている壁は、キャップを第1、すなわち、開口位置と、
第2、すなわち、閉鎖位置との間で積極的に案内するた
めに、チャンネルの基端および末端位置間の境界に案内
壁を含んでいる。
【0014】チャンネルを備えた壁は注射胴と一体であ
ってもよい。例えば、チャンネルは注射胴の末端部でル
アカラーの部分として一体に形成されてもよい。代わり
に、チャンネルを備えた壁は、注射胴の末端部にロック
係合されるカラーの部分であってもよい。例えば、カラ
ーは従来の皮下注射胴のルアカラーにロック係合されて
もよい。
【0015】キャップは、キャップがルアカラーないし
は注射胴に近接し、かつ、平行する第1の位置と、キャ
ップが注射胴の先端にシールして係合する第2の位置と
の間で並進かつ回転できる。作動タブがキャップから延
び、使用者の親指もしくは人差し指によって都合よく作
動されるように寸法付けられ得る。
【0016】ここにさらに説明されるように、キャップ
は注射胴が保持されている手の指によって、開口および
閉鎖位置間を都合よく、かつ、繰り返し動かされる。キ
ャップは注射胴から分離されることはなく、従って、紛
失したり誤って置かれることがない。片手での開口およ
び閉鎖操作によって、都合よくかつ容易に注射胴をシー
ルないしはシール解除をしつつ、医療労働者が他の責務
に従事することができる。
【0017】本発明の第1の形態は、通路を有する医療
器具と組み合わされ、前記医療器具の通路を選択的に覆
う保護キャップ装置であって、医療器具上に載置可能な
取付部であって、対向する基端部と末端部とを有する取
付部と、前記取付部の前記末端部から横向きに突出する
少なくとも一つの側壁と、前記側壁に摺動可能に係合さ
れたキャップであって、前記キャップが前記医療器具の
前記通路から離間された第1の位置および前記キャップ
が前記通路を保護して覆う第2の位置の間を移動可能な
キャップと、を備えたことを特徴とする。
【0018】本発明の第2の形態は、流体を連通する通
路を画成する皮下注射器と組み合わされ、前記皮下注射
器の通路を選択的に覆う保護キャップ装置であって、注
射胴の末端部近傍にロックされ係合可能な取付カラー
と、前記取付カラーから横向きに突出する少なくとも一
つの側壁と、前記側壁に摺動可能に係合されたキャップ
であって、前記キャップが前記注射器の前記通路から離
間された第1の位置および前記キャップが前記通路を保
護して覆う第2の位置の間を移動可能なキャップと、を
備えたことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】図面を参照するに、同一部位には
同一番号が用いられており、本発明による保護キャップ
装置が概ね、図1および図14ないし図18において、
番号12で示されている。保護キャップ装置12は注射
胴16を有する皮下注射器14と共に用いられる。図1
に示すように、注射胴16は開口基端部18、末端部2
0、および両者間に延在し流体収容室24を形成する概
ね円筒の側壁22を含んでいる。プランジャ26が開口
基端部18から注射胴16の収容室24に挿入される。
プランジャ26は収容室24の円筒壁22に液密に係合
して摺動するべく寸法付けられている。注射胴16の末
端部20は細長い先端28を含んでいる。先端28は軸
方向に貫通して延在し、収容室24に連通する通路30
を有している。ルアカラー(Luer collar)32は先端2
8を同心的に取り囲み、針カニューレのハブに脱着可能
に係合するための内側線条の列を含んでいる。かくて、
針カニューレを貫通する内腔が、収容室24から患者に
流体を分配するため、あるいは、患者から収容室24に
流体を引き抜くために先端28を貫通する通路30と連
通状態に置かれ得る。
【0020】保護キャップ装置12はカラー34および
ロールキャップ36を含んでいる。以下に詳細に説明す
るように、ロールキャップ36は、先端28を貫通する
通路30が開口され容易にアクセス可能な図1に示す開
口位置と、通路30が安全にシールされる図15ないし
図18に示す閉鎖位置との間を動くようにカラー34に
係合されている。
【0021】図2ないし図9に示すように、カラー34
は熱硬化プラスチック材料で一体成形され、対向する基
端部39および末端部40を有する短軸の管状取付部3
8を含んでいる。取付部38はさらに、注射胴16のル
アカラー32上にカラー34が摺動可能に取り付けられ
ることを可能にする直径aの内周面42を含んでいる。
図14および図15から分かるように、取付部38は注
射胴の軸線にほぼ整列する軸線を定めている。カラー3
4の基端部39に隣接する、内周面42の部分には、内
方に突出する(不図示の)とげが形成されている。とげ
は、カラー34がルアカラー32上を基端方向に摺動さ
れるときに、注射胴16の熱硬化プラスチック材料に次
第に噛み込むよう形状付けられている。とげの形状は、
カラー34がルアカラー32に固く取り付けられた後、
それが末端方向に取り外されるのを実質的に防止する。
【0022】例えば、もしルアカラー32が注射胴の端
部に設けられていない(例えば、ルアスリップ注射器の
ようなルアスリップ装置の場合)なら、カラー34およ
び/またはその内表面42は、例えば、ルアスリップ注
射器に関連するルアスリップ形状に適合すべく形状付け
られる。すなわち、装置は細長いルア先端部28に係合
するべく形状付けられるかもしれない。例えば、図7か
ら解るように、ワッシャー150または類似の構造体が
カラー34の底部に組み込まれ、さもなくば形成または
配置されるかもしれない。ワッシャーには細長い先端部
28の外周面に摩擦係合すべく適合された開口152が
形成されている。
【0023】さらに詳細が以下に説明されるように、あ
る適用例に対しては、装置が取り付けられる取付具につ
き回転するようキャップ装置12を固設することが有利
であることが当業者によって理解および認識されよう。
例えば、カラー34の内周面42のとげを、内周面42
の全部または一部に配置された一つ以上の周方向の突起
111によって置き換えることによって、ルアカラー3
2に関しキャップ装置12が回転するように、キャップ
装置12がルアカラー32に取り付けられ得る。図5お
よび図6参照。突起111は、内表面42上に取り囲む
ように配置された一つ以上のリングとして、周状のリン
グの一つ以上の断続する区画として、リングに沿って周
方向に配置され、一つ以上の同じまたは変化する形状の
区別し得る突起として、または、必要または要望に応じ
て他の種々の方法によって形成することができる。突起
111はルアカラー32の周囲に形成された対応する溝
ないしはチャンネル(不図示)に係合し得る。突起11
1は、もしそう配置されるなら、内表面42の全周に延
在する必要はないけれども、ルアカラー32に取り付け
られている間キャップ装置の安定性を促進するべく、カ
ラー34の中央付近に配列されてもよい。カラー34が
ルアカラー32の基端側に歩進されるとき、突起111
はカラー34の内表面にわたり変形し、かつ、溝内の位
置にスナップ係合する。これにより、キャップ装置12
のルアカラー32との確実な係合をもたらす。しかし、
キャップ装置12は取付の軸線回りに容易に回転するこ
とができる。この限りにおいて、突起111および対応
する溝の形状を決める際、滑らかな回転を確実とするた
めに僅かな隙間が設けられてもよいことが理解されよ
う。
【0024】図4から最もよく解るように、一対の平行
な側壁46,48がカラー34の取付部38の外表面か
ら外方に突出している。カラー34はさらに、取付部3
8から離れた側壁46,48の部分から概ね互いの方向
に突出する一対の保持壁50、52を含んでいる。側壁
46,48および保持壁50,52は、互いに向き合う
チャンネル54,56を画成している。側壁46,48
の内表面間の距離は幅bを定めている。チャンネル5
4,56の基端部はカラー34の取付部38の軸線にほ
ぼ平行である。
【0025】図4,図8および図9を再度参照するに、
一対の案内壁100,101もまた各チャンネル54,
56内にそれぞれ形成されている。案内壁100,10
1は概ねカラー34の取付部38の軸線に沿って整列さ
れ、案内壁100,101と保持壁50,52との間の
チャンネル54,56内でロールキャップ36に係合
し、かつ、捕らえる。かくて、ロールキャップ36の開
口位置と閉鎖(シール)位置との間での動きを容易とす
る。直ぐに理解されるであろう目的のために、案内壁1
00,101の各々はカラー34の末端部近傍に位置さ
れたそれぞれの傾斜部100a,100bを含んでい
る。傾斜部100a,100bは、例えば、取り囲む部
品の寸法に従って選ばれた概ね鋭角「Θ」だけ、取付部
38の軸線に向かって角度付けられ、ロールキャップ3
6のカラー34への組立を容易にすると共に、ロールキ
ャップ36の開口位置と閉鎖(シール)位置との間での
作動時に手助けする。
【0026】カラー34の末端部40に隣接する、側壁
46,48の部分はまた、案内突起58,60を含んで
いる。案内突起58,60は、案内壁100,101の
傾斜部100a,100bの助けでもって、図1に示さ
れる開口状態から図15ないし図18に示される閉鎖位
置にロールキャップ36を案内するために、取付部38
の軸線に向けてチャンネル54,56を効果的に角度付
けている。案内突起58,60はまた、さらに説明する
ように、ロールキャップ36を閉鎖状態に保持するべく
機能する。
【0027】保持壁50,52は、保持壁50,52の
側面にそれから外方に突出しているロック用突起62,
64によってさらに特徴付けられている。さらに説明す
るように、ロック用突起62,64はロールキャップ3
6を図15ないし図18に示す閉鎖状態にロックするた
めにロールキャップ36の部分と協同する。
【0028】図10ないし図13に示すように、ロール
キャップ36は熱硬化プラスチック材料から一体成形さ
れ得る。ロールキャップ36は注射器14から離れて面
する外表面68と注射器14に向かって面する反対側の
内表面70を含んでいる。内表面70は注射器14の先
端28の部分の通路30に接近してシールするよう係合
する中央のシール用突起72によって特徴付けられてい
る。図13および図15から最もよく解るように、シー
ル用突起72は、注射胴の先端28を通路30を塞ぐこ
とにより都合よくシールすることのできる概ね円錐台形
状に形成されてもよい。図21に示すように、シール用
突起72の円錐台形状は、ロールキャップ36に直交す
る軸線73により定義される垂直線から、例えば、約6
度傾斜された、例えば、円錐テーパ付壁部72aを形成
してもよい。他の鋭角度も必要または要望に応じ用いら
れ得る。中央のシール用突起72の円錐台形状によって
もたらされる円錐テーパ付形状は突起72の注射胴の先
端28との確実なシールを強化するのに役立つ。もちろ
ん、シール用突起72の寸法は、通路30を塞ぎ先端2
8をシールすべく通路の少なくとも一部に突入するよう
(図15)、突起72の通路30への実質的な挿入無く
通路30を横切って先端28を塞ぐよう(図16)、ま
たは、突起72が通路30を閉鎖し注射器先端をシール
ないしは覆う限り当業者において理解されるであろう他
の種々な方法において、選択されてもよいことが理解さ
れよう。
【0029】また図面から解るように、キャップ36が
閉鎖位置にあるとき先端28を収容するべく、かつ、キ
ャップ36がその開口位置にあるときの中央のシール用
突起72またはキャップがその閉鎖位置にあるときの注
射器先端のいずれかへの不用意な接触から護るべく、包
囲体110が中央の突起72を取り囲む半球形状構造体
を定めている。例えば、中央のシール用突起72の長
さ、または、包囲体110の深さの如き種々の部品の寸
法は、シール用突起72の先端がへこまされて、さもな
くば、包囲体110を越えて延在することなく、その境
界内に配置されて残るべく設定される。かくて、アッセ
ンブリの使用の際、シール用突起72に接触している供
給流体の汚染が最小化される。ロールキャップ36の内
表面70はさらにその面状に案内壁100,101に摺
接する、僅かに隆起した縁部79を含んでいる。さらに
加えて、キャップ36が図14に示される開口位置から
意図せずに滑り出すのを防止する摩擦抵抗をもたらすべ
く、案内壁100,101と摩擦係合するリブ列76,
78が離間されて縁部79上に配置されている。
【0030】ロールキャップ36は、チャンネル54,
56を画成している側壁46,48の部分間の寸法bよ
り僅かに小さい幅cをそれぞれ画成しているテーパ付縁
部80,82によってさらに特徴付けられる。さらに、
側縁部80,82近くで測定するとき、ロールキャップ
36のテーパ付厚さがロールキャップ36のチャンネル
54,56内への摺動係合を許容している。
【0031】ロールキャップ36はさらに作動タブ84
を含み、これは取付カラー34に相対的にロールキャッ
プ36を押しおよび/または引くことを容易とする寸法
とされている。作動タブ84はロック用切り込み86,
88を含んでいる。切り込み86,88は、図15ない
し図18に示される閉鎖状態にロールキャップ36を確
実にロックするよう、ロック用突起62,64に係合す
べく配置、かつ、寸法付けられている。
【0032】キャップ装置12は、カラー34のチャン
ネル54,56に末端方向にキャップ36のテーパ付側
縁部80,82を滑り込ませることによって用いられ
る。キャップ36の内表面70に沿って形成された隆起
縁部79もまた、カラー34のチャンネル54,56内
を案内壁100,101にそって摺動する。この向きに
おいて、案内壁100,101に対向し、かつ、キャッ
プの縁部80,82間で側壁46,48に対向する、縁
部79の直角に整列された面が、基端方向にロールキャ
ップ36がカラー34から分離するのを防止している。
しかしながら、キャップ36の末端方向へのさらなる移
動が、以下にさらに説明するように可能とされている。
【0033】この組み立てられた状態では、作動タブ8
4は保持壁50,52の半径方向外方にあり、一方、側
縁部80,82はチャンネル54,56内に摺動可能に
係合されている。さらに、側縁部80,82の部分は案
内突起58,60の内方に配置されている。
【0034】内側に組み込まれたキャップ36を備えた
カラー34は、それから注射胴14のルアカラー32に
基端方向に滑り込まされる。図14に示すように、作動
タブ84は、キャップ装置12が注射胴16に取り付け
られた後、キャップ36が取付用のカラー34との係合
を外れて基端方向へ動けないことを確実とすべく、注射
胴16の肩部に着座されてもよい。さらに、図14に示
すように、キャップ36はルアカラー32の内部領域お
よび先端28との干渉を防止するよう配置され、かく
て、注射器14が容易に使用され得る。この図示された
カラー34内におけるキャップ36の整列状態は、縁部
79および/またはリブ列76,78とカラー34の案
内壁100,101との係合によって部分的に維持され
ている。
【0035】キャップ36は、注射胴16を持っている
手の親指もしくは人差し指でもって、作動タブ84に末
端方向に向く力を加えることにより閉じられる。作動タ
ブ84は保持壁50,52の外面に沿って末端方向に摺
動する。キャップ36のテーパ付側縁部80,82は、
縁部79が案内壁100,101の表面に沿って案内さ
れつつ、チャンネル54,56を通って摺動する。キャ
ップ36が取付部38の軸線に沿ってさらに末端方向に
突出されるに従い、キャップ36の一部が案内突起5
8,60に突き当たり、滑り、かつ、内方に、キャップ
36をその閉鎖位置に向けて付勢すべく回動する。概ね
鋭角度Θで、かつ、縁部79に摺接して配置されている
傾斜部100a、101aが、上記のように回動すべ
く、キャップ36に対する隙間を許容し、かつ、さらに
案内をもたらす。案内突起58(60)と傾斜部101
a(100a)との間に形成された隙間「X」(図8)
が、キャップ36がその概ね垂直な開口向きから概ね水
平な閉鎖形態に向けて、回動するのに充分な空間をもた
らしている。このとき、ロック用の切り込み86,88
はキャップ36が閉じられるに従い、それが隙間X を通
って滑り落ちるのを防止している。かくて、キャップ3
6はチャンネル54,56を通って末端方向に歩進する
につれ、図15ないし図18に示される向きに次第に回
動する。
【0036】図15ないし図18に示される完全に閉鎖
された位置では、キャップ36のシール用突起72が注
射胴16の先端部28の通路30に係合する。キャップ
36のロックは、キャップ36の切り込み86,88に
よって画成されている、タブ84の部分が保持壁50,
52の外面上のロック用突起62,64に係合すること
により達成される。さらに、案内突起58,60が図1
5ないし図18のシール状態にキャップ36を偏位すべ
くキャップ36の側縁部80,82に隣接する外表面6
8の部分に係合する。そのうち解るように、閉鎖された
向きでは、ロック用突起62,64は切り込み86,8
8に上向きの力を及ぼし、案内突起58,60はキャッ
プ36の外表面の部分に下向きの力を及ぼしている。か
くて、ロックされると、キャップは、注射胴16の先端
28がキャップ中央のシール用突起72に釣り合う上向
きの力を及ぼすよう変形される。かくて、キャップ36
は注射胴16の先端部に確実にロックされた係合状態に
脱着可能にスナップ動作される。
【0037】キャップ36は、注射胴16を持っている
手の親指もしくは人差し指でもって作動タブ84に基端
方向の力を単に加えることにより容易に開けられる。こ
れらの基端方向に向く力は、キャップ36の切り込み8
6,88をカラー34のロック用突起62,64から外
し、シール用突起72を先端28との係合外に付勢す
る。かくて、キャップ36は、図15ないし図18に示
された向きから図1および図14に示された向きに戻さ
れる。
【0038】前に説明したように、キャップ装置12
は、種々の医療用装置に容易に適合され得る。ここにお
いて、キャップ装置12は継続使用される間に装置の先
端通路をシールするのに役立つ。多くの例では、キャッ
プ装置のカラー34が容易に変形され、または、さもな
くば、シールされるべく設計されている通路の近傍の装
置への確実な取付をもたらすように適切に形状付けられ
る。例えば、このような適用の一例が図19ないし図2
1に開示されている。ここで、キャップ装置12は静脈
ライン、カテーテル等と関連する栓(stopcock) アッセ
ンブリ120に取り付けるために変形されている。栓ア
ッセンブリ120は, 一般に、ネジ部130を有する雌
型ルアロック取付具であることを特徴とする。レバーア
ーム135が入り口ポート136および出口ポート13
7間で栓アッセンブリ120を通る流体、薬剤等の通過
を制御する。雌型ルアロック125は、栓アッセンブリ
120によって制御されている静脈ライン中に薬を注入
するために利用される注射器等の選択的な取付用に設け
られている。キャップ装置12と、特に、カラー34と
の相対的寸法は、カラー34がレバー135の底表面と
雌型ルアロック125自体の外面との間に形成される空
間138に干渉することなく滑り込めるべく形状付けら
れている。
【0039】ここで、キャップ装置12は雌型ルアロッ
ク125に嵌り合うよう変形されている。カラー34お
よび、特に、取付部38の周面42は雌型ルアロック1
25に形成されたネジ130に螺合するネジ部115を
含んでいる。かくて、キャップ装置12は栓アッセンブ
リ120にねじ込まれ、ロールキャップ36が雌型ルア
ロック125に形成された通路を選択的にシールするこ
とができる。
【0040】前述のように、かつ、図21から解るよう
に、ロールキャップ36の中央シール用突起72は、キ
ャップ36に直交する軸線73によって定められる垂線
から、例えば、6度傾けられた円錐状テーパ付壁部72
aを含んでいる。もちろん、他の鋭角度が必要または要
望に従い選ばれてもよいことは理解されよう。中央シー
ル用突起72の円錐状テーパ付形状は栓アッセンブリ1
20の雌型ルアロック125と突起72との確実なシー
ルを強化する。
【0041】図20を参照するに、キャップ36がその
開口位置に固定的に残ることを確実にするために、第2
のロック用突起140,142の対が保持壁50,52
の基端部に配置されてもよいことがまた理解されよう。
キャップ36はチャンネル54,56内をロック用切り
込み86,88がロック用突起140,142を越えて
滑るように下向きに滑らされ、かつ、キャップ36をそ
の開口位置に確実に保持するようロック用突起の下方に
向けられ得る。もし望むなら、ロック用突起62,64
と同様にロック用突起140,142は、キャップ36
がその開口および閉鎖位置間で容易に移動されるべく、
ロック用突起の基端部および先端部のいずれか、また
は、両方に傾斜部が設けられる。もちろん、第2のロッ
ク用突起140,142の組、および突起の一方または
両方の組の傾斜部は、同様の目的で図1ないし図18に
説明した実施例にも採用することができることは理解か
つ認識されよう。
【0042】キャップ装置12には図5および図6に関
して説明した突起と溝とが設けられ、キャップ装置12
が確実に固定されるが雌型ルアロック125の軸線回り
に回動可能にできることもまた理解されよう。これは、
栓レバー135に対するキャップ36の位置が、栓レバ
ー135またはキャップ装置12のいずれかの作動中に
両者が干渉しないように移動され得ることで特に有利で
ある。さらに、栓アッセンブリ120に関して説明され
た変形は、図1ないし図18に説明した注射器の実施例
にも容易に適用できるということが理解されよう。
【0043】このように、ここに説明したキャップ装置
は現在使用中の種々の医療装置の通路を選択的に閉鎖も
しくはシールする便利かつ機敏な方法を提供する。ロー
ルキャップ装置は種々の取付具に対し容易に変形され、
これにより装置の融通性を増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロールキャップ装置が取り付けられ、
開口状態が示されている皮下注射器の斜視図である。
【図2】図1に示されたキャップ装置用カラーの正面図
である。
【図3】カラーの側面図である。
【図4】カラーの平面図である。
【図5】取付具への回転的な取付に適した、他のカラー
形状を示す平面図である。
【図6】図5のカラーの正面図である。
【図7】ルアスリップ装置に適したカラーの他の変形例
を示す斜視図である。
【図8】図4の8−8線に沿う断面図である。
【図9】図4の9−9線に沿う断面図である。
【図10】ロールキャップ装置用キャップの平面図であ
る。
【図11】キャップの正面図である。
【図12】キャップの底面図である。
【図13】図10の13−13線に沿う断面図である。
【図14】図1の14−14線に沿う断面図である。
【図15】図14と同様の断面図であるが、キャップの
閉鎖状態を示す。
【図16】キャップの中央突起が注射器先端をシールす
る仕方を示す断面図である。
【図17】カラーの正面図であり、閉鎖状態のキャップ
を断面で示す。
【図18】キャップが閉鎖状態のロールキャップ装置の
平面図である。
【図19】静脈ライン、カテーテル等の医療装置に関連
する雌型ルア取付具を有する栓アッセンブリを示す斜視
図である。
【図20】図19の雌型ルアロック取付具と共に使用さ
れるために適合された本発明のロールキャップ装置の斜
視図である。
【図21】図20の21−21線に沿う部分断面図であ
り、テーパ付シール用突起を示す。
【符号の説明】
12 保護キャップ装置 14 皮下注射器 16 注射胴 18 開口基端部 20 末端部 22 側壁 24 流体収容室 26 プランジャ 28 先端 30 通路 32 ルアカラー 34 カラー 36 ロールキャップ 38 取付部 39 基端部 40 末端部 42 内表面 46 側壁 48 側壁 50 保持壁 52 保持壁 54 チャンネル 56 チャンネル 58 案内突起 60 案内突起 62 ロック用突起 64 ロック用突起 68 外表面 70 内表面 72 シール用突起 73 軸線 74 リブ列 78 リブ列 79 縁部 80 テーパ付縁部 82 テーパ付縁部 84 作動タブ 86 切り込み 88 切り込み 100 案内壁 100a 傾斜部 101 案内壁 101a 傾斜部 110 包囲体 111 突起 150 ワッシャー 152 開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 595117091 1 BECTON DRIVE, FRA NKLIN LAKES, NEW JE RSEY 07417−1880, UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 リチャード ジェイ. カイッツァ アメリカ合衆国 07422 ニュージャージ ー州 バリー レイクス シダー ツリー ドライブ 1304 (72)発明者 マリアン ヘイズ グラベル アメリカ合衆国 12528 ニューヨーク州 ハイランド サニーブルック サークル 66 (72)発明者 ブロンウェン エル. ウォルターズ アメリカ合衆国 07071 ニュージャージ ー州 リンドハースト ウィアート アヴ ェニュ 517

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通路を有する医療器具と組み合わされ、
    前記医療器具の通路を選択的に覆う保護キャップ装置で
    あって、 医療器具上に載置可能な取付部であって、対向する基端
    部と末端部とを有する取付部と、 前記取付部の前記末端部から横向きに突出する少なくと
    も一つの側壁と、 前記側壁に摺動可能に係合されたキャップであって、前
    記キャップが前記医療器具の前記通路から離間された第
    1の位置および前記キャップが前記通路を保護して覆う
    第2の位置の間を移動可能なキャップと、を備えたこと
    を特徴とする保護キャップ装置。
  2. 【請求項2】 前記医療器具が皮下注射器であることを
    特徴とする請求項1の保護キャップ装置。
  3. 【請求項3】 前記キャップから延び、前記キャップが
    前記第2の位置にあるとき前記医療器具の前記通路にシ
    ール係合するよう寸法付けられたシール用突起をさらに
    備えることを特徴とする請求項1の保護キャップ装置。
  4. 【請求項4】 流体を連通する通路を画成する皮下注射
    器と組み合わされ、前記皮下注射器の通路を選択的に覆
    う保護キャップ装置であって、 注射胴の末端部近傍にロックされ係合可能な取付カラー
    と、 前記取付カラーから横向きに突出する少なくとも一つの
    側壁と、 前記側壁に摺動可能に係合されたキャップであって、前
    記キャップが前記注射器の前記通路から離間された第1
    の位置および前記キャップが前記通路を保護して覆う第
    2の位置の間を移動可能なキャップと、を備えたことを
    特徴とする保護キャップ装置。
  5. 【請求項5】 前記キャップから延び、前記キャップが
    前記第2の位置にあるとき前記注射器の前記通路にシー
    ル係合するよう寸法付けられたシール用突起をさらに備
    えることを特徴とする請求項4の保護キャップ装置。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも一つの側壁は、一対の側
    壁を備えることを特徴とする請求項4の保護キャップ装
    置。
  7. 【請求項7】 前記一対の側壁から延びる保持壁であっ
    て、前記カラーの前記取付部と前記保持壁の各々との間
    にチャンネルを画成する保持壁をさらに備え、前記キャ
    ップが前記チャンネルの各々内に摺動可能に係合される
    ことを特徴とする請求項6の保護キャップ装置。
  8. 【請求項8】 前記キャップは前記チャンネルの外方に
    配置され、かつ、前記キャップの前記チャンネル内での
    前記摺動を生じさせるため前記保持壁に摺動可能に係合
    された作動部を備えることを特徴とする請求項7の保護
    キャップ装置。
  9. 【請求項9】 前記側壁は互いにほぼ平行であることを
    特徴とする請求項8の保護キャップ装置。
  10. 【請求項10】 前記側壁は前記取付カラーから一体に
    延びていることを特徴とする請求項4の保護キャップ装
    置。
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