JPH082993Y2 - 電磁機器 - Google Patents

電磁機器

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JPH082993Y2
JPH082993Y2 JP11926590U JP11926590U JPH082993Y2 JP H082993 Y2 JPH082993 Y2 JP H082993Y2 JP 11926590 U JP11926590 U JP 11926590U JP 11926590 U JP11926590 U JP 11926590U JP H082993 Y2 JPH082993 Y2 JP H082993Y2
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JP
Japan
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mounting hole
case body
electromagnetic device
bush
plate
Prior art date
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JP11926590U
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JPH0476027U (ja
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歩 渡辺
民夫 若本
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Tec Corp
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Tec Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は電磁機器に係り、電磁機器のケース体を被取
付け板に取付けるためのブッシュを備えたものに関す
る。
(従来の技術) 従来のこの種の電磁機器は、第8図に示すように、コ
イル1とこのコイル1に装着した鉄心2とからなる電磁
機器本体4を収納保持したケース体5は、両端部に固定
部6が延出され、この固定部6には端縁部に開口した細
幅溝状部7とこの細幅溝状部7の内端に連続した円形部
8とからなる取付け孔9が形成されている。
また、この前記ケース体5の取付け孔9に装着される
ゴムブッシュ10は前記取付け孔9の円形部8に係合され
る円筒状部11と、この円筒状部11の上部に一体に形成し
た円環状の挟持部12および下部に一体に形成した細幅板
状の挟持部13とからなっている。
そして、第9図に示すように、ゴムブッシュ10をケー
ス体5の取付け孔9に円筒状部11を弾性変形させながら
細幅溝状部7から円形部8に係合させ、このゴムブッシ
ュ10の円環状の挟持部12から円筒状部11に締め付けねじ
18を挿通する。そして、このゴムブッシュ10の細幅板状
の挟持部13の下面に当接した被取付け板14の挿通孔15か
ら突出した締め付けねじ18に座金16を介してナット17を
螺合締付け、ケース体5を被取付け板14に取付けるよう
にしている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の構造の電磁機器のケース体5に装着される
ゴムブッシュ10は、円筒状部11が取付け孔9の円形部8
を中心として回動され易く、例えば、第10図に示すよう
に、ゴムブッシュ10が位置ずれした場合、ケース体5の
取付け孔9の中心線(a−a)を境としてケース体5の
固定部6と被取付け板14との間に挟まれる細幅板状の挟
持部13の左右の面積が異なることになり、この挟持部13
の左右部が挟まれる面積が異なると、ケース体5は傾
き、極端な場合にはケース体5が被取付け板14に接触さ
れ、電磁機器本体4の振動が被取付け板14に直接伝導す
る問題があり、さらに、電磁機器本体4のケース体5を
被取付け板14に取付けて搬送する場合、電磁機器の安定
性が悪い問題を有している。
本考案は上記問題点に鑑みなされたもので電磁機器本
体のケース体に形成した取付け孔に装着したゴムブッシ
ュが位置ずれ回動されることがないため、ケース体が傾
いて被取付け板に接触されるようなことがなく、電磁機
器本体の振動が被取付け板に直接伝導することを防止
し、電磁機器のケース体が安定性よく被取付け板に取付
けられる電磁機器を提供するものである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案の電磁機器は、電磁機器本体を収納保持しかつ
端部に取付け孔を形成した固定部を有するケース体と、
このケース体の固定部の取付け孔に装着されるブッシュ
とを備え、前記ケース体の取付け孔は、円形部と、この
円形部に連続して形成され一端部を端縁に開口した細幅
溝状部とからなり、前記ブッシュは、前記ケース体の取
付け孔の円形部に係合される円筒状部と、この円筒状部
に連続して一体に形成され前記ケース体の取付け孔の細
幅溝状部に係合する突条部と、この円筒状部と突条部と
の上下部にそれぞれ一体に形成され前記取付け孔の周囲
を挾着する上部挟持部と下部挟持部とからなるものであ
る。
(作用) 本考案の電磁機器は、ブッシュは、ケース体の取付け
孔の円形部に係合される円筒状部に連続して一体に形成
された突条部が取付け孔の細幅溝状部に係合されるた
め、円筒状部を中心とした回動による位置ずれが生じる
ことがなく、被取付け板にブッシュの挟持部を介して取
付けられた電磁機器のケース体が被取付け板に接触する
ことがなく、電磁機器は安定して取付けられ、電磁機器
の振動が被取付け板に直接伝導されることが防止され
る。
(実施例) 本考案の電磁機器の一実施例の構成を第1図ないし第
5図について説明する。
第1図において、20は電磁機器本体で、この電磁機器
本体20はコイル21とこのコイル21に装着した鉄心22とか
ら構成されている。また、この電磁機器本体20を収納保
持するケース体25は、両端部に固定部26が延出され、こ
の固定部26には端縁部に一端部を開口した細幅溝状部27
とこの細幅溝状部27の中間部に連続した円形部28とから
なる取付け孔29が形成されている。
また、この前記ケース体25の取付け孔29に装着される
ゴムブッシュ30は、第4図に示すように、前記取付け孔
29の円形部28に係合される円筒状部31と、この円筒状部
31の上部に一体に形成した円環状の上部挟持部32および
下部に一体に形成した矩形板状の下部挟持部33および前
記円筒状部31の両側に連続して上部挟持部32と下部挟持
部33との間に一体に形成され前記ケース体25の取付け孔
29の細幅溝状部27に係合する突条部34とからなってい
る。
次にこの実施例の作用を説明する。
第2図および第3図に示すように、ゴムブッシュ30を
ケース体25の取付け孔29に円筒状部31を弾性変形させな
がら突条部34を案内として細幅溝状部27の一端開口部か
ら挿入し、円筒状部31を円形部28に係合させる。この状
態で、このゴムブッシュ30の円環状の挟持部32から円筒
状部31に締め付けねじ35を挿通する。そして、このゴム
ブッシュ30の細幅板状の挟持部33の下面に当接した被取
付け板36の挿通孔37から突出した締め付けねじ35に座金
38を介してナット39を螺合締付け、ケース体25を被取付
け板36に取付ける。
そして、ブッシュ30は、ケース体25の取付け孔29の円
形部28に係合される円筒状部31に連続して一体に形成さ
れた突条部34が取付け孔29の細幅溝状部27に係合される
ため、第5図に示すように円筒状部31を中心とした回動
による位置ずれが生じることがなく、被取付け板36にブ
ッシュ30の挟持部33を介して取付けられた電磁機器本体
20のケース体25が被取付け板36に接触することがなく、
電磁機器本体20のケース体25は安定して取付けられ、電
磁機器本体20の振動が被取付け板36に直接伝導されるこ
とが防止される。
次に他の実施例の構成を第6図について説明する。
前記実施例では、ゴムブッシュ30の上部の挟持部32を
円環状に形成したが、この実施例では、コムブッシュ30
の上部の挟持部32を下部挟持部33と略同一の大きさの矩
形板状に形成したものである。
この実施例の構造では、上部の挟持部32と下部挟持部
33とによって挟まれる薄い突条部34が補強される。
さらに、前記実施例では、上部の挟持部32の径より下
部挟持部33の幅寸法を大きくしたが、第7図に示すよう
に、下部挟持部33の幅寸法を上部の挟持部32の径と略同
一の幅寸法とすることもできる。
この実施例の構造では、下部挟持部33の幅が狭くな
り、スペース的に有効である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、電磁機器本体を収納したケース体の
固定部の取付け孔に装着されるブッシュは、ケース体の
取付け孔の円形部に係合される円筒状部に連続して一体
に形成された突条部が取付け孔の細幅溝状部に係合され
るため、円筒状部を中心とした回動による位置ずれが生
じることがないので、ケース体が挟持部の位置ずれによ
る傾きが生じることがなく、被取付け板にブッシュの挟
持部を介して取付けられた電磁機器のケース体が被取付
け板に接触するおそれがなく、電磁機器は安定して取付
けられ、電磁機器の振動が被取付け板に直接伝導される
ことが防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す電磁機器の一部の斜視
図、第2図は同上ブッシュを装着した電磁機器の一部の
斜視図、第3図は同上電磁機器を取付けた状態の縦断面
図、第4図は同上ブッシュの斜視図、第5図は同上ブッ
シュを装着した電磁機器の一部の平面図、第6図は本考
案の他の実施例を示すブッシュの斜視図、第7図はさら
に本考案の他の実施例を示すブッシュの斜視図、第8図
は従来の電磁機器の一部の斜視図、第9図は同上ブッシ
ュを装着した電磁機器の縦断面図、第10図は同上ブッシ
ュを装着した電磁機器の一部の平面図である。 20……電磁機器本体、25……ケース体、26……固定部、
27……、細幅溝状部、28……円形部、29……取付け孔、
30……ブッシュ、31……円筒状部、32……上部挟持部、
33……下部挟持部、34……突条部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01F 37/00 501 M 9375−5E

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁機器本体を収納保持しかつ端部に取付
    け孔を形成した固定部を有するケース体と、このケース
    体の固定部の取付け孔に装着されるブッシュとを備え、 前記ケース体の取付け孔は、円形部と、この円形部に連
    続して形成され一端部を端縁に開口した細幅溝状部とか
    らなり、 前記ブッシュは、前記ケース体の取付け孔の円形部に係
    合される円筒状部と、この円筒状部に連続して一体に形
    成され前記ケース体の取付け孔の細幅溝状部に係合する
    突条部と、この円筒状部と突条部との上下部にそれぞれ
    一体に形成され前記取付け孔の周囲を挾着する上部挟持
    部と下部挟持部とからなる ことを特徴とする電磁機器。
JP11926590U 1990-11-14 1990-11-14 電磁機器 Expired - Lifetime JPH082993Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11926590U JPH082993Y2 (ja) 1990-11-14 1990-11-14 電磁機器

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JP11926590U JPH082993Y2 (ja) 1990-11-14 1990-11-14 電磁機器

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Publication Number Publication Date
JPH0476027U JPH0476027U (ja) 1992-07-02
JPH082993Y2 true JPH082993Y2 (ja) 1996-01-29

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ID=31867233

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JP11926590U Expired - Lifetime JPH082993Y2 (ja) 1990-11-14 1990-11-14 電磁機器

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