JPH08299141A

JPH08299141A - 枕カバー

Info

Publication number: JPH08299141A
Application number: JP14385895A
Authority: JP
Inventors: Mihoko Nagata; 美穂子永田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1995-05-08
Filing date: 1995-05-08
Publication date: 1996-11-19

Abstract

(57)【要約】【目的】就寝中に毛髪保護成分により髪に栄養を与え
ると共に、髪（キューティクル）を傷めることが少な
く、かつ髪形を変形しにくい枕カバーを提供すること。【構成】枕カバー本体に、毛髪保護成分を添加してな
る枕カバ−。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、就寝中に起こる髪形の
崩れや枕カバーと髪との摩擦により壊れるキューティク
ル等を保護する枕カバーに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の枕カバーとしては適当な
ものがないのが現状であるが、一例を上げるならば、実
開昭６４−３５０７１号公報に記載のような、定置面部
の上方に一定大きさの空間を介在せしめて頭支持部が形
成してあり、該頭支持部は頸筋の上方個所を交叉状に支
持する細巾状の第一支持面部と該部から頸筋と同方向に
延設され且つ略平面配置となされた複数の支持杆からな
る第二支持面部とから成ることを特徴とする髪形保持用
枕具が開示されている。しかし、この髪形保持用枕具
は、髪形を保持するという一部効果を有するが、寝返り
等による髪の摩擦に対してキューティクルを保護する効
果はない。また、毛髪保護成分がないため就寝中に髪に
対して栄養補給することができない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の問題
点に鑑みなされたもので、その目的は就寝中に毛髪保護
成分により髪に栄養を与えると共に、髪（キューティク
ル）を傷めることが少なく、かつ髪形を変形しにくくし
た枕カバーを提供することにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として、枕カバー本体に、毛髪保護成分を添加してな
る。また、枕カバー本体に摩擦の少ない紙や不織布等、
柔かい素材を使用すると共に、静電気の起こりにくい素
材も使用する。

【０００５】

【作用】本発明の枕カバーを使用する場合、例えば枕の
表面に枕カバーを粘着テープ等により貼り付ける。つぎ
に、頭を枕に押し付けて就寝することにより、途中で寝
返りをしても髪を傷めることなく、かつ髪に栄養を補給
することができるものである。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の第１実施例を図Ｉに基づいて
詳細に説明する。１は、枕カバーである。２は、枕カバ
ー本体で、枕の表面に敷設すべく方形状に形成し、素材
は柔かく摩擦の少ない紙や不織布等を使用するものであ
る。また、静電気が起きにくく、音の出にくい素材を使
用する。３は、枕カバー本体２に含ませたアミノ酸・植
物性プロテイン・ラノリン・卵黄オイル等の毛髪保護成
分である。

【０００７】つぎに、使用例を図２に基づいて説明する
と、まず枕Ａの表面に枕カバー１を敷置する。その後、
頭を枕Ａに押し付けて就寝することにより、途中で寝返
りをしても枕カバー本体２は柔らかく摩擦の少ない素材
を使用しているため髪が擦れ合わず、髪の特にキューテ
ィクルを傷つけることが少なく、髪形の崩れも少ない。
また、就寝中に髪に栄養を与えることができるものであ
る。

【０００８】つぎに、第２実施例を図３に基づいて説明
する。枕カバー２１は、前記と同様な枕カバー本体２２
の表面２箇所に両面テープによる固定部４を設けると共
に、同様な固定部５を裏面２箇所に設けたものである。
この実施例の場合、一方の固定部４を枕に貼り付けて使
用した後、枕カバー本体２２を反転させ他方の固定部５
を再度枕に貼り付けて使用できるものである。

【０００９】つづいて、第３実施例を図４に基づいて詳
細に説明する。枕カバー３１は、枕カバー本体３２を円
筒状に形成したもので、枕に対して側方より装着し、枕
カバ−本体３２が汚れた時点で回転させ、新しい部位に
頭を押してある。また、表面全体を使用した後は裏返え
して同様に使用するものである。

【００１０】なお、上記実施例による枕カバー本体の形
状は枕Ａに着脱自在に取り付けられるもなら他のもので
もよい。さらに、毛髪保護成分及び枕カバー本体の素材
（材料）についても同様な効果を有するものなら他のも
のでよい。

【００１１】

【発明の効果】以上、本発明の枕カバーによれば、就寝
中における髪形の崩れを防止すると共に、髪同士の擦れ
合いによるキューティクルの傷を最小限にすることがで
きる。また、就寝中に髪に必要な栄養を与えることがで
きる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例を示す枕カバーの斜視図。

【図２】本発明の使用例を示す平面図。

【図３】本発明の第２実施例を示す枕カバーの斜視図。

【図４】本発明の第３実施例を示す枕カバーの斜視図。

【符合の説明】

１枕カバー２枕カバー本体３毛髪保護成分

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】枕カバー本体に、毛髪保護成分を添加し
てなることを特徴とする枕カバー。
【請求項２】摩擦の少ない紙や不織布等、柔かい素材
による枕カバー本体を使用したことを特徴とする請求項
１記載の枕カバー。
【請求項３】静電気を起こしにくい素材を枕カバー本
体に使用したことを特徴とする請求項１又は請求項２記
載の枕カバー。