JPH08298998A - 遺伝子変異の検出方法及び装置 - Google Patents

遺伝子変異の検出方法及び装置

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JPH08298998A
JPH08298998A JP7108379A JP10837995A JPH08298998A JP H08298998 A JPH08298998 A JP H08298998A JP 7108379 A JP7108379 A JP 7108379A JP 10837995 A JP10837995 A JP 10837995A JP H08298998 A JPH08298998 A JP H08298998A
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JP
Japan
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mutation
dna
temperature
detecting
gene
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Application number
JP7108379A
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Inventor
Kazuyasu Suzuki
和保 鈴木
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易な操作から成り、コスト的に有利かつ自
動化も容易な遺伝子変異の検出方法及び該方法を実施す
るための装置を提供する。 【構成】 変異を検出しようとする対象となるDNAの
ホットスポットを挟んで、非対称PCRを行う工程と;
得られた非対称PCR産物と、上記DNAが無変異の場
合の塩基配列に対し相補的配列を備えるオリゴヌクレオ
チドとをアニールさせる工程と;得られた二本鎖DNA
の溶液を加熱し、温度による吸光度の変化を解析して上
記対象となるDNAの変異を検出する工程とを実施する
ことにより遺伝子変異を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遺伝子変異の検出方法
及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】遺伝子変異の検出方法としては、以下の
ようなものがある。 (1)サンガー法、マキサム・ギルバート法等のRI
(放射性同位元素)及び蛍光色素を用いたダイレクトシ
ーケンス法; (2)各種プローブを用いたハイブリダイゼーション
法; (3)PCR―SSCP法(Orita R.M.他, Genomics,
5, 874-879, 1989); (4)AS―PCR法(MASA法:中村祐輔他、
(財)癌研); (5)RNase プロテクション法(Myers R.M.他,
Science, 230:1242-1246,1989 ); (6)CCM法(Cotton 他, 1989年); (7)DGGE法(Yal C. Sheffield他, Proc.Natl.Ac
ad.Sci. USA, Vol.86, pp232-236, 1989)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、サンガー法、
PCR―SSCP法、AS―PCR法、CCM法、及び
DGGE法は、ポリアクリルアミドゲルもしくはアガロ
ースゲル等による電気泳動を行うことが必要であり、ゲ
ルの作成と泳動操作に多くの時間がかかるという欠点が
ある。また、サンガー法及びハイブリダイゼーション法
では、RIを用いて標識するために、特別の管理施設が
必要である。さらに、AS―PCR法では、複数のホッ
トスポットをスクリーニングすることができない。加え
て、上記いずれの方法も手順が複雑であり、自動化に不
向きである。したがって、本発明の目的は、簡易な操作
から成り、コスト的に有利かつ自動化も容易な遺伝子変
異の検出方法及び該方法を実施するための装置を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、遺伝子変異の検出方法であ
って、変異を検出しようとする対象となるDNAのホッ
トスポットを挟んで、非対称PCRを行う工程と;得ら
れた非対称PCR産物と、上記DNAが無変異の場合の
塩基配列に対し相補的配列を備えるオリゴヌクレオチド
とをアニールさせる工程と;得られた二本鎖DNAを加
熱し、温度による吸光度の変化を解析して上記対象とな
るDNAの変異を検出する工程とを含むことを特徴とす
る。
【0005】請求項2記載の発明は、請求項1のDNA
の変異を検出する工程に用いられる検出装置であって、
吸光度を計測するためのUVコントローラと、サンプル
用キュベットと、変異検出操作を制御するためのCPU
とを具備することを特徴とする。
【0006】遺伝子変異の検出方法の概要 本発明にかかる遺伝子変異の検出方法は、より詳細には
以下のような手順に従う。 (1)変異を検出しようとする対象となるDNAのホッ
トスポットを挟んで、非対称PCR(Asymmetric Polym
erase Chain Reaction)を行い、一本鎖の非対称PCR
産物(DNA)を得る。ただし、本発明では、ポリアク
リルアミドゲル等によるゲル電気泳動は行わない。 (2)この一本鎖DNAを所定温度条件、例えば95℃
で5分間程度(通常、90〜96℃、4〜10分間)変
性させた後、氷冷する。 (3)得られたDNA溶液から吸光度に影響するプライ
マ、dNTP及び塩をフィルタを用いて除去する。 (4)上記変異を検出しようとするDNAに対し、相補
的塩基配列を持つように予め設計し合成したオリゴヌク
レオチドをDNA溶液に適量加え、このオリゴヌクレオ
チドと変異を検出しようとする対象となるDNAとをア
ニールさせる。得られる二本鎖DNAは、上記非対称P
CR産物に変異があればヘテロ二本鎖DNAとなり、正
常であればホモ二本鎖DNAとなる。 (5)得られた二本鎖DNAを加熱し、温度による吸光
度の変化を解析する。ヘテロ二本鎖DNAとホモ二本鎖
DNAとは、解離温度(二本鎖間の水素結合が切れて一
本鎖DNAとなる温度)が異なる。一塩基異なるだで
も、水素結合の状態が異なり、相互の鎖の結合力が異な
って来るためである。 本発明では、アニールさせたDNAを含む上記溶液を低
温から徐々に高温に加熱し、温度による吸光度[一般的
には、UV(ultraviolet )によるOD(optical dens
ity )値]の変化を計測する。基本的には、温度上昇に
伴ってOD値も上昇するが、ヘテロ二本鎖はホモ二本鎖
に比較して解離温度が低いために、低い温度で解離を始
める。それに伴ってOD値も上昇する。本発明では、正
常な二本鎖DNAと予め変異箇所の分かっている二本鎖
DNAの解離曲線(温度とOD値との相関曲線)との相
関データ等を予め得ておき、実測された波形曲線を最小
2乗法等によって解析し、変異の有無ばかりではなく、
いかなる部位の変異がどの程度含まれているかも判定で
きる。
【0007】本発明によれば、ガン遺伝子、ガン抑制遺
伝子を初め多くの遺伝子のホットスポットに変異がある
かどうかを調べることができる。また、正常DNAの各
種変異パターンを予め準備することにより、点突然変異
(point mutation)のみならず、欠失(deletion)、挿
入(insertion )といった変異様式についても適用可能
である。したがって、遺伝子の段階的変異を診断してガ
ンの早期発見等に応用することができる。本発明では、
ポリアクリルアミドゲル等を用いたゲル電気泳動の操作
は不要である。よって、ゲルの作成と固まるまでの待ち
時間、さらに電気泳動自体に要する時間が不要となり作
業効率が良い。また、ゲル、RI及び蛍光色素等も不要
となり、コスト削減に寄与できる。上述した各工程は、
特定の遺伝子に特異的に限定して適用可能なものではな
い。すなわち、本発明は、特定の遺伝子のみならず、ど
の遺伝子でも適用可能である。
【0008】図4に、GTP 加水分解因子をコードするK-
ras 遺伝子のエキソン部分401を示す。このエキソン
401のコドン12及びコドン13がホットスポットに
相当する。後述する試験例では、このコドンを変異させ
て試験を行った。この図に示すようにPCR操作を行う
際は、ホットスポットを挟んで正方向のプライマー40
2と逆方向のプライマー403を用意し、適当なサイク
ルで増幅を行う。404は、上記エキソン401のう
ち、ホットスポットを含む12の塩基で構成された合成
オリゴヌクレオチドである。これは無変異の野生型のも
のである。405は、上記エキソン401のうち、ホッ
トスポットを含む12の塩基で構成された合成オリゴヌ
クレオチドである。これはコドン12の第二塩基をアデ
ニン(A)で置き換えた、変異型のものである。406
は、合成オリゴヌクレオチド404と相補的配列の合成
オリゴヌクレオチドである。407は、合成オリゴヌク
レオチド405と相補的配列の合成オリゴヌクレオチド
である。シトシン(C)がチミン(T)に置き代わって
いる。図5から図8は、これら合成オリゴヌクレオチド
を使って解離曲線を得た結果を示している。図5は、合
成オリゴヌクレオチド404と406の場合、図6は、
合成オリゴヌクレオチド405と407の場合、図7
は、合成オリゴヌクレオチド404と407の場合、図
8は、合成オリゴヌクレオチド405と406の場合で
ある。図5と図6がホモ2本鎖DNAの結果を示し、図
7と図8とがヘテロ2本鎖DNAの結果である。
【0009】ホモ2本鎖は計測領域内でシグモイド曲線
を描いている。図5と図6を比べ、正常なホモ2本鎖と
変異のあるホモ2本鎖での差は殆どない。それに対し、
ヘテロ2本鎖は、図7ではリニアに近い曲線であり、図
9も弧を描いている。どちらにしても、ヘテロ2本鎖で
は低温領域での勾配が大きい。つまり、融解温度が低い
ためにまだ部分的解離が残っているためと考えられる。
また、この場合、配列が異なるとコンフォメーション
(2次構造)の差から、そのパターンも異なる。以上か
ら、パターン解析により変異の解析が可能となる。一般
の解析では、正常なアンチセンス側の合成オリゴヌクレ
オチド(Reverse1)を加えるために、変異のないDNA
は図5となり、変異のあるDNAは図8となる。ここで
用いたDNAは12ベースの完全な2本鎖DNAである
が、1本鎖のPCR産物の長さは40ベースある。合成
DNAをアニールさせると、両末端に合わせて28ベー
スの1本鎖部位ができる。これがノイズ源になる。この
ノイズを除去する必要があるときには、1本鎖DNAだ
けを消化する酵素(例:Mung BeanNuclease)を使用する
ことも可能である。
【0010】DNAの変異検出装置 本発明にかかる上記検出方法において、変異を検出する
工程に用いられる装置は少なくとも以下の要素を含む。 (1)吸光度を計測するためのUVコントローラ; (2)サンプル用キュベット; (3)変異検出解析操作を制御するためのCPUボー
ド。上記装置では、壁面にヒータ、内面に熱電対(サー
ミスタ)を備えたサンプル用キュベット内のサンプルの
温度を、サンプルのTM (解離温度)を中央に挟む温度
域で加熱する。この際、単位時間当たりの温度変化が均
一となるようにする。吸光度は、通常、260nmにお
いてUVコントローラで計測を行う。この計測のための
サンプリングは温度変化と同期させる。得られた計測デ
ータからCPUボードで温度と吸光度の二次元グラフを
作成し、曲線のパターン解析を行う。CPUボードで
は、パターン解析によって得られた遺伝子変異の情報を
デスプレイ装置に表示し、メモリ内にストックする。
【0011】サンプル用キュベット 本発明で使用されるサンプル用キュベットは、通常の角
形キュベットを勿論使用することができる。しかし、本
発明では、少量のサンプルでも良く、さらに自動化を念
頭に置いて、改良したキュベットを用いることもでき
る。改良型のキュベットは、横置型のもので、横方向に
延長する細径の溶液収容部と、溶液収納部の両端から上
方向に延びる細径の溶液注入部及び排出部とを備える。
【0012】
【実施例】以下に添付図面を参照しながら、本発明を説
明する。図1は、本発明にかかるDNAの変異検出装置
の実施例を示す。図において、1はUVコントローラ、
2はサンプル用キュベット、3はCPUボードである。
UVコントローラ1は、260nmの光源(図示せず)
をコントロールしてデテクタ(図示せず)によって、透
過する光を検出する。計測されたデータは、CPUボー
ド3に転送される。CPUボードは3、ヒータ4をコン
トロールし、ヒータ4は加熱部5がサンプル用キュベッ
ト2の壁面に内蔵されている。サンプル用キュベット2
の溶液を内蔵する収容室6の内面にはサーミスタ(熱電
対)7の関知端が配設され、温度データをCPUボード
3に転送する。キュベット2内の温度は、サンプルのT
M を中央挟むように15℃から75℃まで上げていく。
単位時間当たりの温度変化が均一となり、かつ、サンプ
リングと温度変化とを同期させるようにする。8はレフ
ァレンス用キュベットである。これはオフセット補正用
のキュベットである。このキュベット8内には、通常、
サンプル希釈用の水を入れる。得られた計測データから
CPUボード3で温度と吸収度の二次元グラフを作成
し、曲線のパターン解析を行う。CPUボード3では、
パターン解析によって得られた遺伝子変異の情報をデス
プレイ装置(図示せず)に表示し、メモリ内にストック
する。正常な二本鎖DNAと予め変異箇所の分かってい
る二本鎖DNAの解離曲線(温度とOD値との相関曲
線)の相関データ等を予めCPUボード3内に得てお
き、実測された波形曲線を最小2乗法等によって解析
し、変異の有無を判定することができる。また、いかな
る部位の変異がどの程度含まれているかも判定できる。
なお、上記UVコントローラ1は、当業者にとって容易
に入手可能な公知のマイクロプロセッサを含むことがで
き、CPUボード3も同様である。
【0013】上記において、サンプル用キュベット2
は、石英製の通常使用されている角形セル、すなわち、
図2に21として示すものを採用することができる。し
かし、この他にも22のロート形断面の収容部(室)を
有するもの、23の細径のカラム状の収容部を有するも
の等も使用することができる。キュベット23は、少量
のサンプルに適している。なお、図中UVとして示した
矢印は、光源からの光の入射方向を示す。
【0014】さらに、本実施例では、図3に示すキュベ
ット24を用いることも可能である。このキュベット2
4は、横置型のもので、横方向に延長する細径の溶液収
容部241と、溶液収容部241の両端から上方向に延
びる細径の溶液注入部242及び排出部243とを備え
る。溶液収容部241の両端面は光軸に対し垂直な平面
を構成するようにする。このキュベット24は、サンプ
ル量が少なくてすむ。入射光の光軸の調製を容易とする
ため入射側に集光レンズを設けることもできる。なお、
光量を検出してチューニングする方法(オートチューニ
ング法)を採用することもできる。
【0015】試験例 GTP加水分解因子をコードするK-ras 遺伝子に関する
試験例: (1)上記遺伝子(エキソン部分が図4の401と同一
の塩基配列を持つ)の正常なもの、コドン12の第1塩
基がアデニン塩基、チミン塩基に変異したもの、コドン
12の第2塩基がアデニン塩基、チミン塩基に変異した
もの、コドン13の第2塩基がアデニン塩基に変異した
ものについて、ホットスポットを挟んで、非対称PCR
(Asymmetric Polymerase Chain Reaction)を行い、一
本鎖の非対称PCR産物(DNA)を6種類得た。この
非対称PCRは、以下のPCR反応液を調製して行っ
た。 PCR反応液(100μl) テンプレートDNA 100ng プライマー(Forward PM) 5pmol/μlを4μl (Reverse PM) 1pmol/μlを1μl 10mMdNTP 4μl 10×buffer 10μl 25nM Mgcl2 6μl Taq 2.5units(0.5μl) DW(精製水) x ─────────────────────────────── (100μl) 反応サイクル (変性95℃ 30″、アニーリング52℃ 30″、
伸長72℃ 30″)上記サイクルを40回、サーマル
サイクラで行なった。 (2)上記一本鎖DNAを95℃で10分間程度変性さ
せた後、氷冷した。 (3)サンプルの塩濃度を一様にするため、得られたD
NA溶液をフィルター[分画分子量10000の遠心濾
過チューブ(ウルトラフリーG3GC: 日本ミリポア工
業(株))]で脱塩し、さらに吸光度に影響するプライ
マ、dNTPを除去した。 (4)上記変異DNAに対し、相補的塩基配列を持つ正
常な配列のDNAを前記DNA溶液に等量モル加え、相
互にアニールさせた。得られた二本鎖DNAは、ヘテロ
二本鎖DNAである。 (5)得られた二本鎖DNAを加熱し、図1の装置によ
って温度による吸光度の変化を解析した。正常な二本鎖
DNAについて、同様な解析を行った。 (6)正常なホモ二本鎖DNAのなす曲線は、5種類の
変異DNAを含むヘテロ二本鎖のなす曲線と明確に区別
された。
【0016】以上、実施例及び試験例につき説明した
が、本発明は上記形態にのみ限定されるものではなく、
各構成要素の形状等に種々の変更を加えることが可能で
ある。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明かなように、本発明に
よれば、簡易な操作から成り、コスト的に有利かつ自動
化も容易な遺伝子変異の検出方法及び該方法を実施する
ための装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる遺伝子の変異検出方法で使用す
ることのできる変異検出装置の実施例を説明する概念図
である。
【図2】図1の実施例で使用することのできるサンプル
用キュベットを説明する斜視図である。
【図3】図1の実施例で使用することのできるサンプル
用キュベットの他の例を説明する斜視図である。
【図4】GTP 加水分解因子をコードするK-ras 遺伝子の
エキソン部分401を示す概念図である。
【図5】合成オリゴヌクレオチド404と406につい
ての解離曲線を示すグラフである。
【図6】合成オリゴヌクレオチド405と407につい
ての解離曲線を示すグラフである。
【図7】合成オリゴヌクレオチド404と407につい
ての解離曲線を示すグラフである。
【図8】合成オリゴヌクレオチド405と406につい
ての解離曲線を示すグラフである。
【符号の説明】
1 UVコントローラ 2 サンプル用キュベット 3 CPUボード 4 ヒータ 7 熱電対

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変異を検出しようとする対象となるDN
    Aのホットスポットを挟んで、非対称PCRを行う工程
    と;得られた非対称PCR産物と、上記DNAが無変異
    の場合の塩基配列に対し相補的配列を備えるオリゴヌク
    レオチドとをアニールさせる工程と;得られた二本鎖D
    NAの溶液を加熱し、温度による吸光度の変化を解析し
    て上記対象となるDNAの変異を検出する工程とを含む
    ことを特徴とする遺伝子変異の検出方法。
  2. 【請求項2】 請求項1のDNAの変異を検出する工程
    に用いられる検出装置であって、吸光度を計測するため
    のUVコントローラと、サンプル用キュベットと、変異
    検出操作を制御するためのCPUとを具備することを特
    徴とする遺伝子変異の検出装置。
JP7108379A 1995-05-02 1995-05-02 遺伝子変異の検出方法及び装置 Pending JPH08298998A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011506926A (ja) * 2007-12-06 2011-03-03 エージェンシー フォー サイエンス, テクノロジー アンド リサーチ 化学反応を実施しモニターするための一体型装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011506926A (ja) * 2007-12-06 2011-03-03 エージェンシー フォー サイエンス, テクノロジー アンド リサーチ 化学反応を実施しモニターするための一体型装置

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