JPH08298037A - 電池シール用粘着テープ - Google Patents

電池シール用粘着テープ

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Publication number
JPH08298037A
JPH08298037A JP10408095A JP10408095A JPH08298037A JP H08298037 A JPH08298037 A JP H08298037A JP 10408095 A JP10408095 A JP 10408095A JP 10408095 A JP10408095 A JP 10408095A JP H08298037 A JPH08298037 A JP H08298037A
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JP
Japan
Prior art keywords
battery
adhesive tape
double
tape
electrode surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP10408095A
Other languages
English (en)
Inventor
Okitoshi Kimura
興利 木村
Noriyuki Endou
乃之 遠藤
Shinji Nagai
伸二 永井
Naohisa Enosaka
直久 榎坂
Shiro Uchida
司郎 内田
Yasutaka Gotou
恭貴 後藤
Shinichiro Koshiishi
新一郎 輿石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP10408095A priority Critical patent/JPH08298037A/ja
Publication of JPH08298037A publication Critical patent/JPH08298037A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用済みの電池を廃棄して集積しても、その
電池が発熱して火災になったり、作業者が火傷等を負っ
たりする危険がないようにする。 【構成】 絶縁材からなる両面粘着テープ2の裏面2b
と保護テープ3との粘着力よりも、その両面粘着テープ
2の表面2aに電池4の電極面4aを貼着したときの粘
着力の方が大きくなるようにして、使用済みの電池4の
電極面4aを両面粘着テープ2の表面2aに押し付けた
後にそれを引き離したときに、両面粘着テープ2が保護
テープ3から剥れて電池4の電極面4aに貼り付いた状
態のままになるようにして、電極面4aを覆って絶縁す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電池の電極に絶縁の
ために貼る電池シール用粘着テープに関する。
【0002】
【従来の技術】家電品,OA機器,携帯用の各種機器に
は、各種の電池が使用されているが、これらの電池は通
常の場合において寿命に達すると廃棄処分される。しか
しながら、これらの電池の中にはニッケル・カドミウム
電池のように人体に対して有害となる物質が含まれてい
るものもあるので、近年は地球環境保護の面からも電池
の回収は活発化しつつある。また、各都道府県では、電
池のリサイクルを法令化することにより、これまで以上
に電池の回収及び再利用を促進する傾向がある。
【0003】このような各種電池は、容量が機器を駆動
可能な容量を下回ると使用できなくなるため、通常はそ
の段階で廃棄処分されるが、その段階でも電池単体は残
量電気エネルギを有している。そして、これまではこれ
らの使用済み電池の廃棄は、一般的に各地方自治体や電
池業界で準備したボール箱,金属製の缶,プラスチック
製の容器等からなる電池回収箱に集めて一時保管し、そ
れを所定期間保管した後に専用業者に引き渡すことによ
って廃棄処理が行なわれてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来行なわれてきた使用済み電池の廃棄方法では、
専用業者が廃棄処理する前に、その廃棄されてまだ電気
エネルギが残っている電池を電池回収箱等に一時保管し
ていたため、そこに多量の電池が集積されると、電池の
端子同志が互いに接触してショートすることにより発熱
し、それが原因で火災になったり、作業者が火傷をした
りする恐れがあるという問題点があった。
【0005】この発明は、上記の問題点に鑑みてなされ
たものであり、使用済みの電池を廃棄して集積しても、
その電池が発熱して火災になったり、作業者が火傷等を
負ったりする危険がないようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、表裏両面に粘着面を有する絶縁材からな
る両面粘着テープの裏面に剥離容易な保護テープを貼着
してなり、上記両面粘着テープの表面に電池の電極面を
貼着したときの粘着力がその両面粘着テープの裏面と保
護テープとの粘着力より大きくなるようにした電池シー
ル用粘着テープを提供するものである。また、上記両面
粘着テープに、電池の電極面を覆う大きさの部分ごと
に、保護テープからの剥離を容易にする切り込みを形成
するとよい。
【0007】
【作用】このように構成した電池シール用粘着テープに
よれば、使用済みの電池の電極面を両面粘着テープの表
面に押し付けた後にそれを引き離せば、その両面粘着テ
ープの裏面と保護テープとの粘着力よりもその両面粘着
テープの表面に電池の電極面を貼着したときの粘着力の
方が大きいので、両面粘着テープが保護テープから剥れ
て電池の電極面に貼り付いた状態のままになる。したが
って、使用済みの電池を、その電極面に両面粘着テープ
が貼り付いた状態のままで廃棄できるので、それが他の
電池と電極同士が直接接触するようなことがないため、
たとえ電池に電気エネルギが残っていたとしてもそれが
発熱したりするようなことがない。
【0008】また、上記両面粘着テープに、電池の電極
面を覆う大きさの部分ごとに、保護テープからの剥離を
容易にする切り込みを形成すれば、使用済みの電池の電
極面を順次両面粘着テープの表面の切り込み内に押し付
けてそれを引き離していけば、両面粘着テープは上記切
り込みに沿って保護テープから次々と剥がれていくの
で、その両面粘着テープにより各電池の電極面をシール
して絶縁することができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1はこの発明の一実施例である電池
シール用粘着テープに使用済みの電池の電極面を押し付
けた状態を示す側面図、図2はその電池を押し付け方向
と反対側に引き離した状態を示す側面図である。この電
池シール用粘着テープ1は、図1に示すように表裏両面
に粘着面を有する絶縁材からなる両面粘着テープ2の裏
面2bに剥離容易な保護テープ3を貼着してなり、両面
粘着テープ2の表面2aに例えばコイン形の電池4の一
方の電極面4aを貼着したときの粘着力F1 が、その両
面粘着テープ2の裏面2bと保護テープ3との粘着力F
2 より大きくなるようにしている。すなわち、粘着力F
1 >粘着力F2 としている。
【0010】したがって、電池の容量が機器を駆動可能
な容量を下回ることによって使用できなくなった使用済
みの電池4を、図1のようにその電極面4a(反対側の
電極面4bであってもよい)を両面粘着テープ2の表面
2aに押し付けた後にそれを図2に示すように引き離せ
ば、その両面粘着テープ2の裏面2bと保護テープ3と
の粘着力F2 よりも表面2aと電池4の電極面4aとの
粘着力F1 の方が大きいので、両面粘着テープ2が電極
面4aに貼り付いたままその裏面2bが保護テープ3か
ら剥れる。
【0011】そのため、使用済みになった電池4を、そ
の電極面4aに絶縁材からなる両面粘着テープ2が貼り
付いた状態のまま廃棄することができるので、それが廃
棄先で他の電池と電極同士が直接接触し合うようなこと
がないため、たとえ電池に電気エネルギが残っていたと
してもそれが発熱したりするようなことがないので安全
である。
【0012】図3は両面粘着テープに切り込みを入れた
電池シール用粘着テープの実施例を示す平面図、図4は
同じくその両面粘着テープにコイン形の電池を貼着した
状態を示す断面図、図5は同じくその電池を持ち上げた
ときに両面粘着テープの電極面に粘着された部分が切り
込みに沿って剥離される様子を示す断面図である。な
お、図3では電池4の位置を明瞭にするため、そこにハ
ッチングを施している。
【0013】この実施例による電池シール用粘着テープ
11は、図4に示すように絶縁材からなる両面粘着テー
プ12に、電池4の電極面4a(電極面4bであっても
よい)を覆う大きさの部分ごとに、保護テープ13から
の剥離を容易にする円形の切り込み14(図3に明示)
を形成している。このようにすれば、両面粘着テープ1
2に連続して所定の間隔で円形に形成されている切り込
み14の中央部分に、使用済みの電池4の電極面4a
(4b側でもよい)を順次表面12a側から押し付けた
後にそれを図5に示すように引き離していけば、その都
度両面粘着テープ12が電池4の電極面4aに貼り付い
た状態のまま円形の切り込み14に沿って裏面12bが
保護テープ13から剥離されていく。
【0014】したがって、この電池シール用粘着テープ
11をロール状に巻いておき、それを一端側から引き出
して、円形の切り込み14と次の隣合う切り込み14と
の間のピッチP分だけ図3で矢示A方向に搬送して所定
時間停止させる間欠的な搬送動作を繰り返すようにすれ
ば、作業者は同一の場所で繰り返し電池4を両面粘着テ
ープ12に押し付けてそれを引き離すという簡単な作業
を繰り返すだけで、電池4の電極面4aに連続的に両面
粘着テープ12を貼り付けていくことができる。
【0015】図6及び図7は円筒形の電池に電池シール
用粘着テープを貼着する場合の例を示すそれぞれ断面図
であり、図4に対応する部分には同一の符号を付してあ
る。図6に示すように円筒形の電池5の場合には、プラ
ス側の電極面5aは凸形状になっているため、そこには
両面粘着テープ12が貼り付きにくいので、図示のよう
にマイナス側の電極面5bを、両面粘着テープ12の表
面12a側から円形状に形成された切り込み14(図3
参照)の中央部分に押し付けた後、コイン形の電池の場
合と同様にそれを図7に示すように引き離せば、電極面
5bに絶縁材からなる両面粘着テープ12の円形切抜部
12cが貼り付いた状態で、それが保護テープ13から
剥離される。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による電
池シール用粘着テープによれば、使用済み電池の電極面
に絶縁材からなる両面粘着テープを貼着することによっ
て電極部分を絶縁することができるため、その両面粘着
テープを貼着した状態で使用済みの電池を廃棄しても、
その電池が他の電池と直接電極同志が接触するようなこ
とがないので、発熱による火災や作業者が火傷等を負っ
たりするのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である電池シール用粘着テ
ープに使用済みの電池の電極面を押し付けた状態を示す
側面図である。
【図2】同じくその電池を押し付け方向と反対側に引き
離した状態を示す側面図である。
【図3】両面粘着テープに切り込みを入れた電池シール
用粘着テープの実施例を示す平面図である。
【図4】同じくその電池シール用粘着テープにコイン形
の電池を貼着した状態を示す断面図である。
【図5】同じくその電池を持ち上げたときに両面粘着テ
ープの電極面に粘着された部分が切り込みに沿って剥離
される様子を示す断面図である。
【図6】円筒形の電池に電池シール用粘着テープを貼着
する場合の例で電池を両面粘着テープに粘着した状態を
示す断面図である。
【図7】同じくその電池を持ち上げたときに両面粘着テ
ープの電極面に粘着された部分が切り込みに沿って剥離
される様子を示す断面図である。
【符号の説明】
1,11:電池シール用粘着テープ 2,12:両面粘着テープ 2a,12a:表面 2b,12b:裏面 3,13:保護テープ 4,5:電池 4a,4b,5a,5b:電極面 14:切り込み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榎坂 直久 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 内田 司郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 後藤 恭貴 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 輿石 新一郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表裏両面に粘着面を有する絶縁材からな
    る両面粘着テープの裏面に剥離容易な保護テープを貼着
    してなり、前記両面粘着テープの表面に電池の電極面を
    貼着したときの粘着力が該両面粘着テープの裏面と前記
    保護テープとの粘着力より大きくなるようにしたことを
    特徴とする電池シール用粘着テープ。
  2. 【請求項2】 前記両面粘着テープに、電池の電極面を
    覆う大きさの部分ごとに、前記保護テープからの剥離を
    容易にする切り込みを形成したことを特徴とする請求項
    1記載の電池シール用粘着テープ。
JP10408095A 1995-04-27 1995-04-27 電池シール用粘着テープ Pending JPH08298037A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10408095A JPH08298037A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 電池シール用粘着テープ

Applications Claiming Priority (1)

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JP10408095A JPH08298037A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 電池シール用粘着テープ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08298037A true JPH08298037A (ja) 1996-11-12

Family

ID=14371173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10408095A Pending JPH08298037A (ja) 1995-04-27 1995-04-27 電池シール用粘着テープ

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JP (1) JPH08298037A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003017082A (ja) * 2001-07-02 2003-01-17 Fdk Corp 使用済み電池の事故防止用絶縁テープを備えた電池
JP2009187761A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Fdk Energy Co Ltd 使用済み一次電池の処理方法、一次電池及びその外装フィルム

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