JPH08297930A - ロータリーアクチュエータの磁気回路構造 - Google Patents

ロータリーアクチュエータの磁気回路構造

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JPH08297930A
JPH08297930A JP7105350A JP10535095A JPH08297930A JP H08297930 A JPH08297930 A JP H08297930A JP 7105350 A JP7105350 A JP 7105350A JP 10535095 A JP10535095 A JP 10535095A JP H08297930 A JPH08297930 A JP H08297930A
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JP
Japan
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yoke
center
rotary actuator
magnetic circuit
segment
Prior art date
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JP7105350A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Ogawa
美憲 小川
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K41/00Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
    • H02K41/02Linear motors; Sectional motors
    • H02K41/035DC motors; Unipolar motors
    • H02K41/0352Unipolar motors
    • H02K41/0354Lorentz force motors, e.g. voice coil motors
    • H02K41/0358Lorentz force motors, e.g. voice coil motors moving along a curvilinear path
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/08Track changing or selecting during transducing operation
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ギャップ間の磁束密度をほとんど
減少させることなく、コイルのインダクタンスを低減す
ることが可能なロータリーアクチュエータの磁気回路構
造を提供することを目的とする。 【構成】 磁気回路構造はそれぞれ湾曲したインナーヨ
ークと、センターヨークと、アウターヨークを一体的に
連結したE形状メインヨークを含んでいる。E形状メイ
ンヨークは複数枚の圧延鋼板を積層して製造される。イ
ンナーヨークのセンターヨークに対向する外周面にはイ
ンナーマグネットが取り付けられており、アウターヨー
クのセンターヨークに対向する内周面にはアウターマグ
ネットが取り付けられている。サイドヨークはE形状メ
インヨークの開放端に吸着されている。センターヨーク
の円周方向の中央部分にはロータリーアクチュエータの
回転軸に平行な方向に伸長する貫通穴が形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスク装置用ロータリ
ーアクチュエータの磁気回路構造に関する。近年、コン
ピュータ用外部記憶装置の一種である磁気ディスク装置
の小型化及び大容量化が望まれている。磁気ディスク装
置の小型化に伴い、磁気ディスク装置に搭載されるアク
チュエータも小型で且つ高性能のものが必要となる。
【0002】
【従来の技術】アクチュエータは通常、磁気回路とコイ
ルから構成されるボイスコイルモータ(VCM)により
駆動される。磁気ディスク装置のアクチュエータの高速
アクセスを実現するためには、十分な加速度を有するア
クチュエータが必要となる。
【0003】即ち、ボイスコイルモータへの入力エネル
ギーに対する、アクチュエータに搭載されたヘッドの加
速度をいかに大きくするかが重要である。そのための1
つの手段として、アクチュエータの回転軸に平行な部分
を有効部とするコイルを採用し、磁気回路としてE形状
メインヨークを採用したボイスコイルモータが知られて
いる。
【0004】E形状メインヨークはそれぞれ湾曲したイ
ンナーヨーク、センターヨーク及びアウターヨークを片
側で一体連結して構成され、インナーヨーク及びアウタ
ーヨークにそれぞれ湾曲したインナーマグネット及びア
ウターマグネットが取り付けられる。
【0005】このボイスコイルモータ構造は、入力エネ
ルギーに対するアクチュエータに搭載されたヘッドに発
生する加速度を大きく取ることができると共に、比較的
コンパクトなボイスコイルモータを実現できるという利
点がある。またこのボイスコイルモータの構造はコイル
の剛性が高く、振動特性的にも有利である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このボイスコ
イルモータの構造は以下の様なディメリットを有してい
る。即ち、VCMコイルの中に磁気回路のヨークが配置
されていることにより、コイルのインダクタンスが大き
くなり、電流の立ち上がりが遅いため、加速性能が低下
してしまうという欠点がある。
【0007】故に本発明の目的は、VCMコイルのイン
ダクタンスを低減することが可能なロータリーアクチュ
エータの磁気回路構造を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの側面によ
ると、回転軸を有するロータリーアクチュエータの磁気
回路構造であって、湾曲したインナーヨークと、該イン
ナーヨークから所定距離離間した湾曲したセンターヨー
クと、該センターヨークから所定距離離間した湾曲した
アウターヨークと、前記インナーヨーク、センターヨー
ク及びアウターヨークを一体的に連結する連結部とを有
し、複数枚の圧延鋼板を積層して製造されたメインヨー
クと;前記インナーヨークの前記センターヨークに対向
する外周面に取り付けられたインナーマグネットと;前
記アウターヨークの前記センターヨークに対向する内周
面に取り付けられたアウターマグネットと;前記インナ
ーマグネット及びアウターマグネットの磁気力により、
前記連結部の反対側で前記メインヨークに吸着されたサ
イドヨークとを具備し;前記センターヨークは円周方向
の概略中央部に貫通穴を有していることを特徴とするロ
ータリーアクチュエータの磁気回路構造が提供される。
【0009】好ましくは、センターヨークに形成された
貫通穴はロータリーアクチュエータの回転軸に概略平行
に形成されている。インナーヨーク及びアウターヨーク
にも同様な貫通穴を設けるのが望ましい。
【0010】貫通穴に代えて、センターヨークを第1セ
ンターヨークセグメントと第2センターヨークセグメン
トに円周方向中央部分で2分割し、これらのセグメント
の間に所定幅のギャップを設けるようにしてもよい。
【0011】本発明の他の側面によると、回転軸を有す
るロータリーアクチュエータの磁気回路構造であって、
湾曲したインナーヨークと、該インナーヨークから所定
距離離間した湾曲した第1センターヨークセグメント
と、該第1センターヨークセグメントから所定距離離間
した湾曲したアウターヨークと、前記インナーヨーク、
第1センターヨークセグメント及びアウターヨークを一
体的に連結する連結部とを有するメインヨークと;湾曲
した第2センターヨークセグメントと;前記第1センタ
ーヨークセグメントと前記第2センターヨークセグメン
トが所定幅のギャップを持って円周方向に整列するよう
に、前記メインヨークの上面及び前記第2センターヨー
クセグメントの上面にかしめ固定されたアッパー磁性プ
レートと;前記メインヨークの下面及び前記第2センタ
ーヨークセグメントの下面にかしめ固定されたロワー磁
性プレートと;前記インナーヨークの前記第1及び第2
センターヨークセグメントに対向する外周面に取り付け
られたインナーマグネットと;前記アウターヨークの前
記第1及び第2センターヨークセグメントに対向する内
周面に取り付けられたアウターマグネットと;前記イン
ナーマグネット及びアウターマグネットの磁気力によ
り、前記連結部の反対側で前記メインヨークと前記第2
センターヨークセグメントに吸着されたサイドヨーク
と;を具備したことを特徴とするロータリーアクチュエ
ータの磁気回路構造が提供される。
【0012】
【作用】メインヨークの少なくともセンターヨークの中
央付近にアクチュエータ回転軸に概略平行な貫通穴を設
けることにより、インナーギャップ及びアウターギャッ
プ間の磁束密度を減少させることなく、VCMコイルの
インダクタンスを減少することが可能となる。これによ
り、VCMコイルに流れる電流の立ち上がり特性が改善
され、アクチュエータの加速性能を向上することができ
る。
【0013】
【実施例】図1を参照すると、本発明の磁気回路を搭載
した磁気ディスク装置の斜視図が示されている。符号1
2はベース14とカバー16とから構成されるハウジン
グ(ディスクエンクロージャ)である。
【0014】ベース14上にはインナーハブモータによ
って回転駆動される図示しないスピンドルハブが設けら
れている。スピンドルハブには磁気ディスク20と図示
しないスペーサが交互に挿入され、ディスククランプ1
8をスピンドルハブにネジ締結することにより、複数枚
の磁気ディスク20が所定間隔離間してスピンドルハブ
に取り付けられる。
【0015】符号22はアクチュエータアームアセンブ
リ26と磁気回路28とから構成されるロータリーアク
チュエータを示している。アクチュエータアームアセン
ブリ26は、図2に最もよく示されるように、ベース1
4に固定されたシャフト24回りに回転可能に取り付け
られている。
【0016】アクチュエータアームアセンブリ26は、
回転中心から一方向に伸長した複数のアクチュエータア
ーム30と、アクチュエータアーム30と反対方向に伸
長した一対のコイル支持部材34,36を含んでいる。
【0017】各アクチュエータアーム30の先端部には
磁気ヘッド32を支持したスプリングアーム33が固定
されている。一対のコイル支持部材34,36によりコ
イル38が支持されている。磁気回路28と、磁気回路
28のギャップ中に挿入されるコイル38とでボイスコ
イルモータ(VCM)40が構成される。コイル38は
アクチュエータアームアセンブリ26の回転軸に平行な
二つの有効部を有している。
【0018】符号42は磁気ヘッド32からの信号を取
り出すフレキシブルプリント配線シートを示しており、
固定部材44でその一端が固定され、更にコネクタ46
に電気的に接続されている。
【0019】図1を再び参照すると、ベース14上には
環状パッキンアセンブリ48が搭載されており、パッキ
ンアセンブリ48を間に挟んでカバー16をベース14
にネジ締結することにより、ハウジング12内が密封さ
れる。
【0020】図2を参照すると、磁気回路28は多数枚
の冷間圧延鋼板52を積層して、互いにかしめ結合した
メインヨーク50を含んでいる。メインヨーク50には
インナーマグネット54と、アウターマグネット56が
マグネットの磁気力により吸着されている。58はイン
ナーマグネット54及びアウターマグネット56の磁気
力によりメインヨーク50に吸着されるサイドヨークで
ある。
【0021】ここで図3乃至図5を参照して、本発明の
磁気回路構造を考え出すに至った技術的背景について説
明する。図3に示されるように、E形メインヨーク5
0′を有する磁気回路において、インナーマグネット5
4及びアウターマグネット56によって形成される磁力
線は、各マグネット54,56の端部周辺に集中する。
【0022】これに対して、ボイスコイルモータのコイ
ル(VCMコイル38)に通電することにより発生する
磁力線は、図4に示すようになる。この図からわかるよ
うに、VCMコイル38に通電することにより得られる
磁力線は、完全にクローズしたヨーク50′,58を通
過する。
【0023】この場合のインダクタンスは媒体(この場
合はヨーク)の透磁率に比例するため、磁気回路中に挿
入されたVCMコイル38は空気中の場合に比べて大幅
にインダクタンスが大きくなる。
【0024】ここで、ギャップ間の磁束密度(Bg)を
減少させることなく、インダクタンスを減らす方法を図
5を参照して説明する。図5において、斜線で示される
三箇所の部分は、マグネット54,56によって得られ
る磁力線の通り道となっていない部分、或いは磁束密度
の小さい部分である。
【0025】これらの部分では、高透磁率部材が存在し
なくてもギャップ間の磁束密度の低下に対してほとんど
影響がない。仮に磁束密度を低下させることがあって
も、アクチュエータのシーク範囲の中央シリンダ付近
の、もともと磁束密度が大きめの部分をわずかに低下さ
せるに過ぎない。
【0026】一方、VCMコイル38に通電することに
より得られる磁力線を考えると、図5の斜線部分はその
磁力線の通り道に存在する。故に、メインヨーク50′
の斜線部を削除すること(穴を開ける等)ができれば、
磁力線上の媒体の透磁率が一部低下し、インダクタンス
を低減できる。
【0027】即ち、ギャップ間の磁束密度を減少させる
ことなくVCMコイル38のインダクタンスを減らすこ
とが可能となる。特にセンターヨークの斜線部分はVC
Mコイル38に通電することにより得られる磁力線が集
中する場所であり、この部分だけを削除してもVCMコ
イルのインダクタンスを十分に減らすことができる。
【0028】次に図6を参照して、本発明第1実施例の
磁気回路28について説明する。E形状メインヨーク5
0は多数枚の冷間圧延鋼板を積層して、互いにかしめ結
合して製造したものである。
【0029】即ち、各圧延鋼板52の上面には複数の突
起が形成されており、その下面にはこれらの突起に対応
する形状の複数の溝が形成されている。各圧延鋼板52
はプレス加工で製造される。
【0030】メインヨーク50は、圧延鋼板52の上面
に形成されたこれらの突起をその上に積層された圧延鋼
板52の溝中に係合するように積層して、互いにかしめ
結合することにより製造される。符号55はかしめ部を
示している。
【0031】メインヨーク50はE形状をしており円弧
状又は湾曲したインナーヨーク50aと、円弧状のセン
ターヨーク50bと、円弧状のアウターヨーク50c
と、インナーヨーク50a、センターヨーク50b及び
アウターヨーク50cを一体的に連結する連結部50d
とを有している。
【0032】インナーヨーク50aの外周面にはインナ
ーマグネット54の両端が突き当たる一対の段差51が
形成されている。これにより、インナーマグネット54
が円周方向にスライドすることが防止される。
【0033】同様に、アウターヨーク50cの内周面に
はアウターマグネット56の両端が突き当たる一対の段
差53が形成されている。これにより、アウターマグネ
ット56は円周方向にスライドすることが防止される。
【0034】インナーマグネット54とセンターヨーク
50bの間にインナーギャップが画成され、アウターマ
グネット56とセンターヨーク50bとの間にアウター
ギャップが画成されている。これらのギャップ中にコイ
ル38が挿入されてボイスコイルモータ40を構成す
る。
【0035】センターヨーク50bの円周方向中央部分
には貫通穴60が形成されている。この貫通穴60はア
クチュエータアームアセンブリ26の回転軸に平行に伸
長している。
【0036】同様に、インナーヨーク50a及びアウタ
ーヨーク50cの円周方向中央部分にも、アクチュエー
タアームアセンブリ26の回転軸に平行に伸長する貫通
穴62,64がそれぞれ形成されている。これらの貫通
穴60,62,64は各圧延鋼板52をプレス加工で製
造する際に同時に形成される。
【0037】本実施例によれば、インナーヨーク50
a、センターヨーク50b及びアウターヨーク50cの
円周方向中央部分に貫通穴62,60,64がそれぞれ
形成されているので、VCMコイル38に通電すること
により得られる磁力線上の媒体の透磁率が一部低下し、
インダクタンスを低減できる。
【0038】即ち、ギャップ間の磁束密度をほとんど減
少させることなく、VCMコイルのインダクタンスを減
らすことが可能となる。その結果、図7(B)に示すよ
うに、VCMコイル38に流す電流の立ち上がりを早く
することができ、ロータリーアクチュエータの加速性能
を向上することができる。比較のために、図7(A)に
メインヨークが貫通穴を有しない従来の磁気回路を採用
した場合の、VCMコイルに流す電流の立ち上がり特性
を示す。
【0039】図8及び図9を参照すると、本発明第2実
施例の分解斜視図及び斜視図がそれぞれ示されている。
本実施例のメインヨーク50Aは焼結により製造され
る。上述した第1実施例と実質的に同一構成部分につい
ては同一符号を付し、重複を避けるためその説明を省略
する。
【0040】本実施例のメインヨーク50Aも、インナ
ーヨーク50a、センターヨーク50b及びアウターヨ
ーク50cの円周方向中央部分に、アクチュエータアー
ムアセンブリの回転軸に平行な方向に伸長する貫通穴6
2,60及び64がそれぞれ形成されているので、ギャ
ップ間の磁束密度をほとんど減少させることなく、VC
Mコイルのインダクタンスを減らすことが可能となる。
【0041】図10及び図11を参照すると、本発明第
3実施例の分解斜視図及び斜視図がそれぞれ示されてい
る。本実施例のメインヨーク50Bはセンターヨーク5
0bの円周方向中央部分に断面菱形の貫通穴60′を有
している。
【0042】貫通穴60′はアクチュエータアームアセ
ンブリ26の回転軸と平行方向に伸長している。更に、
断面菱形の1つの対角線は円周方向に伸長し、他の対角
線は円周方向と直角方向に伸長している。
【0043】貫通穴60′の断面形状を菱形にしたこと
により、図5に示すセンターヨークの磁力線が疎となる
部分の形状に貫通穴の断面形状を概略合致させることが
でき、断面円形の貫通穴に比較してギャップ間の磁束密
度の低下を抑えることができる。よって本実施例によれ
ば、ギャップ間の磁束密度をほとんど減少させることな
く、VCMコイルのインダクタンスを減らすことが可能
となる。
【0044】図12及び図13を参照すると、本発明第
4実施例の分解斜視図及び斜視図がそれぞれ示されてい
る。本実施例のメインヨーク50Cは、第1実施例と同
様に多数枚の冷間圧延鋼板52を積層し、互いにかしめ
固定することにより製造される。
【0045】センターヨーク50bの円周方向中央部分
の内周面側及び外周面側には、アクチュエータアームア
センブリの回転軸と平行に伸長する切り欠き66が形成
されている。インナーヨーク50a及びアウターヨーク
50cにも同様な切り欠き68,70がそれぞれ形成さ
れている。
【0046】各切り欠き66,68及び70は圧延鋼板
52をプレス加工で形成する際に同時に形成することが
できる。よって、本実施例は第1実施例と同様な効果を
挙げることができる。
【0047】図14及び図15を参照すると、本発明第
5実施例の分解斜視図及び斜視図がそれぞれ示されてい
る。本実施例のメインヨーク50Dは焼結により製造さ
れる。
【0048】上述した第4実施例と同様に、インナーヨ
ーク50a、センターヨーク50b及びアウターヨーク
50cの円周方向中央部分にはそれぞれ切り欠きが形成
されており、これらの切り欠き中に非磁性部材72を充
填することにより、切り欠き部分が補強されている。好
ましくは、非磁性部材72は樹脂のインサートモールド
により形成される。
【0049】図16及び図17を参照すると、本発明第
6実施例の分解斜視図及び斜視図がそれぞれ示されてい
る。本実施例のメインヨーク50Eは円周方向に短い第
1センターヨークセグメント74を有している。
【0050】一方、サイドヨーク78には第2センター
ヨークセグメント76が一体的に形成されている。更
に、E形状メインヨーク50Eの開放端にはサイドヨー
ク78を位置決めするための、位置決めガイド76が形
成されている。
【0051】位置決めガイド76で位置決めしながらサ
イドヨーク78をメインヨーク50Eに装着すると、図
17に示すように第1センターヨークセグメント74と
第2センターヨークセグメント76の間に所定幅のギャ
ップ80が形成される。このギャップ80は、円周方向
の概略中央部分でアクチュエータアームアセンブリの回
転軸に平行に伸長している。
【0052】本実施例では、センターヨークの分割部、
即ち第1センターヨークセグメント74と第2センター
ヨークセグメント76の間には反発力が生じるため、サ
イドヨーク78をメインヨーク50Eに対して位置決め
する位置決めガイド76が必要である。
【0053】本実施例では、センターヨークの円周方向
中央部分にギャップ80が形成されているため、インナ
ーギャップ及びアウターギャップ間の磁束密度をほとん
ど減少させることなく、VCMコイルのインダクタンス
を減らすことが可能となる。
【0054】図18を参照すると、本発明第7実施例の
分解斜視図が示されている。本実施例のメインヨーク5
0Fは円周方向に短い第1センターヨークセグメント7
4を有している。
【0055】82は第2センターヨークセグメントを示
しており、第1センターヨークセグメント74と第2セ
ンターヨークセグメント82を所定幅のギャップを空け
て整列させ、アッパー圧延鋼板84及びロワー圧延鋼板
86をそれぞれ上下方向から、メインヨーク50F及び
第2センターヨークセグメント82にかしめ固定する。
【0056】次いで、インナーマグネット54及びアウ
ターマグネット56をそれぞれ所定位置に取り付け、サ
イドヨーク58をメインヨーク50Fに磁気力により吸
着させることにより、磁気回路が完成する。
【0057】本実施例のメインヨーク50Fでは、セン
ターヨークが円周方向中央部分で分割されて、第1セン
ターヨークセグメント74と第2センターヨークセグメ
ント82の間に所定幅のギャップが形成されるので、イ
ンナーギャップ及びアウターギャップ間の磁束密度をほ
とんど減少させることなく、VCMコイルのインダクタ
ンスを減らすことが可能となる。
【0058】図19を参照すると、本発明第8実施例の
分解斜視図が示されている。本実施例は、メインヨーク
50G及び第2センターヨークセグメント82を多数枚
の圧延鋼板52を積層して形成したものである。
【0059】上述した第7実施例と同様に、メインヨー
ク50Gと第2センターヨークセグメント82は、第1
センターヨークセグメント74と第2センターヨークセ
グメント82の間に所定幅のギャップを空けて、アッパ
ー圧延鋼板84とロワー圧延鋼板86により一体化され
る。本実施例は上述した第7実施例と構造的に類似して
おり、ほぼ同様な効果を挙げることができる。
【0060】図20及び図21を参照すると、本発明第
9実施例の分解斜視図及び斜視図がそれぞれ示されてい
る。本実施例のメインヨーク50Hは上述した第6乃至
第8実施例と同様に、円周方向に短い第1センターヨー
クセグメント74を有している。
【0061】この第1センターヨークセグメント74の
端部に非磁性部材88が接着され、この非磁性部材88
に更に第2センターヨークセグメント82が接着され
る。図21に示すように、センターヨークの円周方向中
央部分に非磁性部材88が介装されているため、ギャッ
プ間の磁束密度をほとんど減少させることなく、VCM
コイルのインダクタンスを減らすことが可能となる。
【0062】図22及び図23を参照すると、本発明第
10実施例の分解斜視図及び斜視図がそれぞれ示されて
いる。本実施例のメインヨーク50Iは第6乃至第9実
施例と同様に円周方向に短い第1センターヨークセグメ
ント74を有しており、第1センターヨークセグメント
74の端部には突起90が形成されている。
【0063】第2センターヨークセグメント82の第1
センターヨークセグメント74に対向する端部にも同様
な突起が形成されている。第1センターヨークセグメン
ト74と第2センターヨークセグメント82とを所定ギ
ャップを空けて整列し、樹脂のインサートモールドによ
り第1センターヨークセグメント74と第2センターヨ
ークセグメント82を連結する。
【0064】図23に示すように、樹脂モールド92が
センターヨークの円周方向中央部分に介在されているた
め、ギャップ間の磁束密度をほとんど低下させることな
く、VCMコイルのインダクタンスを減らすことが可能
となる。
【0065】図24を参照すると、アクチュエータアセ
ンブリの他の実施態様分解斜視図が示されている。アク
チュエータアームアセンブリ26′は、図2に示した実
施態様と同様にベース14に固定されたシャフト24回
りに回転可能に取り付けられている。
【0066】アクチュエータアームアセンブリ26′
は、回転中心から一方向に伸長した複数のアクチュエー
タアーム30と、アクチュエータアーム30と反対方向
に伸長した一対のコイル支持部材34,36を含んでい
る。
【0067】一対のコイル支持部材34,36によりコ
イル38′が支持されている。コイル38′の有効部分
38a,38bはアクチュエータアームアセンブリ2
6′の回転軸に垂直である。磁気回路94と、磁気回路
94のギャップ中に挿入されるコイル38′とでボイス
コイルモータが構成される。
【0068】磁気回路94のメインヨーク96は、図2
5に示すようにアッパーヨーク98と、センターヨーク
100と、ロワーヨーク102を一端部で連結して形成
され、E形状をしている。
【0069】アッパーヨーク98のセンターヨーク10
0に対向する下面にはアッパーマグネット104が取り
付けられ、ロワーヨーク102のセンターヨーク100
に対向する上面にはロワーマグネット112が取り付け
られる。
【0070】センターヨーク100の円周方向(アクチ
ュエータのシーク方向)の中央部分には貫通穴114が
形成されている。メインヨーク96の開放端にサイドヨ
ーク108が磁気力により吸着されて磁気回路94が完
成する。
【0071】本実施例では、センターヨーク100の円
周方向中央部分に貫通穴114が形成されているため、
ギャップ間の磁束密度をほとんど減少させることなく、
VCMコイル38′のインダクタンスを減らすことが可
能となる。
【0072】図26を参照すると、本発明第12実施例
の正面図が示されている。本実施例の磁気回路94′は
同一形状の第1メインヨーク116と第2メインヨーク
122を含んでいる。
【0073】第1メインヨーク116はアッパーヨーク
118と、アッパーヨーク118と一体的に形成された
第1センターヨークセグメント120を有している。第
2メインヨーク122はロワーヨーク124と、ロワー
ヨーク124と一体的に形成された第2センターヨーク
セグメント126を有している。
【0074】第1センターヨークセグメント120と第
2センターヨークセグメント126の間には、所定幅の
ギャップ128が画成されている。アッパーヨーク11
8の下面にアッパーマグネット104を取り付け、ロワ
ーヨーク124の上面にロワーマグネット106を取り
付けて磁気回路94′が完成する。
【0075】本実施例の磁気回路94′では、センター
ヨークの円周方向中央部分に所定幅のギャップ128が
形成されているため、アッパーギャップ及びロワーギャ
ップ間の磁束密度をほとんど低減させることなく、VC
Mコイル38′のインダクタンスを減らすことが可能と
なる。
【0076】更に本実施例では、第1メインヨーク11
6と第2メインヨーク122は同一形状であるため、製
造コストを低減することが可能である。
【0077】
【発明の効果】本発明の磁気回路構造は以上詳述したよ
うに構成したので、ギャップ間の磁束密度をほとんど減
少させることなく、VCMコイルのインダクタンスを減
らすことが可能になるという効果を奏する。その結果、
VCMコイルに流す電流の立ち上がり特性を改善するこ
とができ、ロータリーアクチュエータの加速性能を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気回路を具備した磁気ディスク装置
の斜視図である。
【図2】ロータリーアクチュエータの分解斜視図であ
る。
【図3】マグネットにより形成される磁力線を示す図で
ある。
【図4】VCMコイルへの通電により形成される磁力線
を示す図である。
【図5】マグネットにより形成される磁力線が疎となる
部分を示す図である。
【図6】本発明第1実施例分解斜視図である。
【図7】VCM電流の立ち上がり特性を示す図であり、
図7(A)は従来例のVCM電流の立ち上がり特性を、
図7(B)は第1実施例のVCM電流の立ち上がり特性
を示している。
【図8】本発明第2実施例分解斜視図である。
【図9】第2実施例斜視図である。
【図10】本発明第3実施例分解斜視図である。
【図11】第3実施例斜視図である。
【図12】本発明第4実施例分解斜視図である。
【図13】第4実施例斜視図である。
【図14】本発明第5実施例分解斜視図である。
【図15】第5実施例斜視図である。
【図16】本発明第6実施例分解斜視図である。
【図17】第6実施例斜視図である。
【図18】本発明第7実施例分解斜視図である。
【図19】本発明第8実施例分解斜視図である。
【図20】本発明第9実施例分解斜視図である。
【図21】第9実施例斜視図である。
【図22】本発明第10実施例分解斜視図である。
【図23】第10実施例斜視図である。
【図24】他の実施態様のロータリーアクチュエータ分
解斜視図である。
【図25】本発明第11実施例正面図である。
【図26】本発明第12実施例正面図である。
【符号の説明】
28 磁気回路 38 VCMコイル 50,50A〜50I メインヨーク 54 インナーマグネット 56 アウターマグネット 58 サイドヨーク 60,62,64 貫通穴 66,68,70 切り欠き

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸を有するロータリーアクチュエー
    タの磁気回路構造であって、 湾曲したインナーヨークと、該インナーヨークから所定
    距離離間した湾曲したセンターヨークと、該センターヨ
    ークから所定距離離間した湾曲したアウターヨークと、
    前記インナーヨーク、センターヨーク及びアウターヨー
    クを一体的に連結する連結部とを有し、複数枚の圧延鋼
    板を積層して製造されたメインヨークと;前記インナー
    ヨークの前記センターヨークに対向する外周面に取り付
    けられたインナーマグネットと;前記アウターヨークの
    前記センターヨークに対向する内周面に取り付けられた
    アウターマグネットと;前記インナーマグネット及びア
    ウターマグネットの磁気力により、前記連結部の反対側
    で前記メインヨークに吸着されたサイドヨークとを具備
    し;前記センターヨークは円周方向の概略中央部に貫通
    穴を有していることを特徴とするロータリーアクチュエ
    ータの磁気回路構造。
  2. 【請求項2】 前記センターヨークの貫通穴は前記ロー
    タリーアクチュエータの回転軸に概略平行に形成されて
    いる請求項1記載のロータリーアクチュエータの磁気回
    路構造。
  3. 【請求項3】 前記インナーヨーク及び前記アウターヨ
    ークは円周方向の概略中央部に、前記ロータリーアクチ
    ュエータの回転軸に概略平行な貫通穴をそれぞれ有して
    いる請求項2記載のロータリーアクチュエータの磁気回
    路構造。
  4. 【請求項4】 回転軸を有するロータリーアクチュエー
    タの磁気回路構造であって、 湾曲したインナーヨークと、該インナーヨークから所定
    距離離間した湾曲したセンターヨークと、該センターヨ
    ークから所定距離離間した湾曲したアウターヨークと、
    前記インナーヨーク、センターヨーク及びアウターヨー
    クを一体的に連結する連結部とを有するメインヨーク
    と;前記インナーヨークの前記センターヨークに対向す
    る外周面に取り付けられたインナーマグネットと;前記
    アウターヨークの前記センターヨークに対向する内周面
    に取り付けられたアウターマグネットと;前記インナー
    マグネット及びアウターマグネットの磁気力により、前
    記連結部の反対側で前記メインヨークに吸着されたサイ
    ドヨークとを具備し;前記インナーヨーク、前記センタ
    ーヨーク及び前記アウターヨークは円周方向の概略中央
    部に、貫通穴をそれぞれ有していることを特徴とするロ
    ータリーアクチュエータの磁気回路構造。
  5. 【請求項5】 前記各貫通穴は前記ロータリーアクチュ
    エータの回転軸に概略平行に形成されている請求項4記
    載のロータリーアクチュエータの磁気回路構造。
  6. 【請求項6】 回転軸を有するロータリーアクチュエー
    タの磁気回路構造であって、 湾曲したインナーヨークと、該インナーヨークから所定
    距離離間した湾曲したセンターヨークと、該センターヨ
    ークから所定距離離間した湾曲したアウターヨークと、
    前記インナーヨーク、センターヨーク及びアウターヨー
    クを一体的に連結する連結部とを有するメインヨーク
    と;前記インナーヨークの前記センターヨークに対向す
    る外周面に取り付けられたインナーマグネットと;前記
    アウターヨークの前記センターヨークに対向する内周面
    に取り付けられたアウターマグネットと;前記インナー
    マグネット及びアウターマグネットの磁気力により、前
    記連結部の反対側で前記メインヨークに吸着されたサイ
    ドヨークとを具備し;前記センターヨークは円周方向の
    概略中央部に、その対角線のうちの1つが円周方向に伸
    長した断面四角形の貫通穴を有することを特徴とするロ
    ータリーアクチュエータの磁気回路構造。
  7. 【請求項7】 前記貫通穴は前記ロータリーアクチュエ
    ータの回転軸に概略平行である請求項6記載のロータリ
    ーアクチュエータの磁気回路構造。
  8. 【請求項8】 回転軸を有するロータリーアクチュエー
    タの磁気回路構造であって、 湾曲したインナーヨークと、該インナーヨークから所定
    距離離間した湾曲したセンターヨークと、該センターヨ
    ークから所定距離離間した湾曲したアウターヨークと、
    前記インナーヨーク、センターヨーク及びアウターヨー
    クを一体的に連結する連結部とを有し、複数枚の圧延鋼
    板を積層して製造されたメインヨークと;前記インナー
    ヨークの前記センターヨークに対向する外周面に取り付
    けられたインナーマグネットと;前記アウターヨークの
    前記センターヨークに対向する内周面に取り付けられた
    アウターマグネットと;前記インナーマグネット及びア
    ウターマグネットの磁気力により、前記連結部の反対側
    で前記メインヨークに吸着されたサイドヨークとを具備
    し;前記センターヨークは円周方向の概略中央部の、内
    周面側及び外周面側の少なくともいずれか一方に切り欠
    きを有していることを特徴とするロータリーアクチュエ
    ータの磁気回路構造。
  9. 【請求項9】 前記切り欠きは前記ロータリーアクチュ
    エータの回転軸に概略平行に形成されている請求項8記
    載のロータリーアクチュエータの磁気回路構造。
  10. 【請求項10】 前記インナーヨーク及び前記アウター
    ヨークは、内周面側及び外周面側の円周方向概略中央部
    に前記ロータリーアクチュエータの回転軸に概略平行に
    伸長する切り欠きを有している請求項9記載のロータリ
    ーアクチュエータの磁気回路構造。
  11. 【請求項11】 回転軸を有するロータリーアクチュエ
    ータの磁気回路構造であって、 湾曲したインナーヨークと、該インナーヨークから所定
    距離離間した湾曲したセンターヨークと、該センターヨ
    ークから所定距離離間した湾曲したアウターヨークと、
    前記インナーヨーク、センターヨーク及びアウターヨー
    クを一体的に連結する連結部とを有するメインヨーク
    と;前記インナーヨークの前記センターヨークに対向す
    る外周面に取り付けられたインナーマグネットと;前記
    アウターヨークの前記センターヨークに対向する内周面
    に取り付けられたアウターマグネットと;前記インナー
    マグネット及びアウターマグネットの磁気力により、前
    記連結部の反対側で前記メインヨークに吸着されたサイ
    ドヨークとを具備し;前記センターヨークは内周面側及
    び外周面側の少なくとも一方の円周方向概略中央部に、
    前記ロータリーアクチュエータの回転軸に概略平行に伸
    長する切り欠きを有しており;前記切り欠きは非磁性材
    料で埋められていることを特徴とするロータリーアクチ
    ュエータの磁気回路構造。
  12. 【請求項12】 前記インナーヨーク及び前記アウター
    ヨークは、その内周面側及び外周面側の円周方向概略中
    央部に、前記ロータリーアクチュエータの回転軸に概略
    平行に伸長する切り欠きをそれぞれ有しており;前記切
    り欠きは非磁性材料でそれぞれ埋められている請求項1
    1記載のロータリーアクチュエータの磁気回路構造。
  13. 【請求項13】 前記切り欠きに埋め込まれた非磁性材
    料は樹脂のインサートモールドにより形成されている請
    求項12記載のロータリーアクチュエータの磁気回路構
    造。
  14. 【請求項14】 回転軸を有するロータリーアクチュエ
    ータの磁気回路構造であって、 湾曲したインナーヨークと、該インナーヨークから所定
    距離離間した湾曲した第1センターヨークセグメント
    と、該第1センターヨークセグメントから所定距離離間
    した湾曲したアウターヨークと、前記第1センターヨー
    クセグメント及び前記アウターヨークを一体的に連結す
    る連結部とを有するメインヨークと;前記インナーヨー
    クの前記第1センターヨークセグメントに対向する外周
    面に取り付けられたインナーマグネットと;前記アウタ
    ーヨークの前記第1センターヨークセグメントに対向す
    る内周面に取り付けられたアウターマグネットと;前記
    インナーマグネット及びアウターマグネットの磁気力に
    より、前記連結部の反対側で前記メインヨークに吸着さ
    れた、一体的に形成された湾曲した第2センターヨーク
    セグメントを有するサイドヨークとを具備し;前記メイ
    ンヨークは前記連結部の反対側に前記サイドヨークを位
    置決めする位置決めガイドを有しており;前記第1ヨー
    クセグメントと前記第2ヨークセグメントとの間には所
    定幅のギャップが形成されていることを特徴とするロー
    タリーアクチュエータの磁気回路構造。
  15. 【請求項15】 回転軸を有するロータリーアクチュエ
    ータの磁気回路構造であって、 湾曲したインナーヨークと、該インナーヨークから所定
    距離離間した湾曲した第1センターヨークセグメント
    と、該第1センターヨークセグメントから所定距離離間
    した湾曲したアウターヨークと、前記インナーヨーク、
    第1センターヨークセグメント及びアウターヨークを一
    体的に連結する連結部とを有するメインヨークと;湾曲
    した第2センターヨークセグメントと;前記第1センタ
    ーヨークセグメントと前記第2センターヨークセグメン
    トが所定幅のギャップを持って円周方向に整列するよう
    に、前記メインヨークの上面及び前記第2センターヨー
    クセグメントの上面にかしめ固定されたアッパー磁性プ
    レートと;前記メインヨークの下面及び前記第2センタ
    ーヨークセグメントの下面にかしめ固定されたロワー磁
    性プレートと;前記インナーヨークの前記第1及び第2
    センターヨークセグメントに対向する外周面に取り付け
    られたインナーマグネットと;前記アウターヨークの前
    記第1及び第2センターヨークセグメントに対向する内
    周面に取り付けられたアウターマグネットと;前記イン
    ナーマグネット及びアウターマグネットの磁気力によ
    り、前記連結部の反対側で前記メインヨークと前記第2
    センターヨークセグメントに吸着されたサイドヨーク
    と;を具備したことを特徴とするロータリーアクチュエ
    ータの磁気回路構造。
  16. 【請求項16】 前記メインヨーク及び前記第2センタ
    ーヨークセグメントは複数枚の圧延鋼板をそれぞれ積層
    して形成される請求項15記載のロータリーアクチュエ
    ータの磁気回路構造。
  17. 【請求項17】 回転軸を有するロータリーアクチュエ
    ータの磁気回路構造であって、 湾曲したインナーヨークと、該インナーヨークから所定
    距離離間した湾曲した第1センターヨークセグメント
    と、該第1センターヨークセグメントから所定距離離間
    した湾曲したアウターヨークと、前記インナーヨーク、
    第1センターヨークセグメント及びアウターヨークを一
    体的に連結する連結部とを有するメインヨークと;湾曲
    した第2センターヨークセグメントと;前記第1センタ
    ーヨークセグメントと前記第2センターヨークセグメン
    トの間に介装されて、前記第1及び第2センターヨーク
    セグメントを連結する非磁性連結部材と;前記インナー
    ヨークの前記第1及び第2センターヨークセグメントに
    対向する外周面に取り付けられたインナーマグネット
    と;前記アウターヨークの前記第1及び第2センターヨ
    ークセグメントに対向する内周面に取り付けられたアウ
    ターマグネットと;前記インナーマグネット及びアウタ
    ーマグネットの磁気力により、前記連結部の反対側で前
    記メインヨークと前記第2センターヨークセグメントに
    吸着されたサイドヨークと;を具備したことを特徴とす
    るロータリーアクチュエータの磁気回路構造。
  18. 【請求項18】 前記非磁性連結部材は樹脂のインサー
    トモールドから形成される請求項17記載のロータリー
    アクチュエータの磁気回路構造。
  19. 【請求項19】 回転軸を有するロータリーアクチュエ
    ータの磁気回路構造であって、 アッパーヨークと、センターヨークと、ロワーヨークを
    それぞれ一端で連結して形成されるE形状メインヨーク
    と;前記アッパーヨークの前記センターヨークに対向す
    る下面に取り付けられたアッパーマグネットと;前記ロ
    ワーヨークの前記センターヨークに対向する上面に取り
    付けられたロワーマグネットと;前記アッパーマグネッ
    ト及び前記ロワーマグネットの磁気力により、前記E形
    状メインヨークの開放端に吸着されたサイドヨークとを
    具備し;前記センターヨークは円周方向の概略中央部に
    前記ロータリーアクチュエータの回転軸に概略平行な貫
    通穴を有していることを特徴とするロータリーアクチュ
    エータの磁気回路構造。
  20. 【請求項20】 前記アッパーヨーク及び前記ロワーヨ
    ークは円周方向の概略中央部に前記ロータリーアクチュ
    エータの回転軸に概略平行な貫通穴をそれぞれ有してい
    る請求項19記載のロータリーアクチュエータの磁気回
    路構造。
  21. 【請求項21】 回転軸を有するロータリーアクチュエ
    ータの磁気回路構造であって、 アッパーヨークと、該アッパーヨークから所定距離離間
    してアッパーヨークに一体的に連結された第1センター
    ヨークセグメントとを有する第1メインヨークと;ロワ
    ーヨークと、該ロワーヨークから所定距離離間してロワ
    ーヨークに一体的に連結された第2センターヨークセグ
    メントとを有し、前記第1及び第2センターヨークセグ
    メントの間にギャップを画成するように前記第1メイン
    ヨークに固定された第2メインヨークと;前記アッパー
    ヨークの前記第1及び第2センターヨークセグメントに
    対向する下面に取り付けられたアッパーマグネットと;
    前記ロワーヨークの前記第1及び第2センターヨークセ
    グメントに対向する上面に取り付けられたロワーマグネ
    ットと;を具備したことを特徴とするロータリーアクチ
    ュエータの磁気回路構造。
  22. 【請求項22】 前記第1メインヨークと前記第2メイ
    ンヨークは同一形状をしている請求項21記載のロータ
    リーアクチュエータの磁気回路構造。
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