JPH08297220A - 光集積回路及び光ファイバジャイロ - Google Patents

光集積回路及び光ファイバジャイロ

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JPH08297220A
JPH08297220A JP10134495A JP10134495A JPH08297220A JP H08297220 A JPH08297220 A JP H08297220A JP 10134495 A JP10134495 A JP 10134495A JP 10134495 A JP10134495 A JP 10134495A JP H08297220 A JPH08297220 A JP H08297220A
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JP
Japan
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integrated circuit
light
optical
optical integrated
waveguide
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JP10134495A
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English (en)
Inventor
Shigeru Nakamura
茂 中村
Takeshi Hojo
武 北條
Kuniyoshi Watanabe
邦芳 渡邉
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Tokimec Inc
Original Assignee
Tokimec Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シングルモード光を得ることができる光集積
回路及びそれを含む光ファイバジャイロを提供すること
を目的とする。 【構成】 光集積回路は、基板の上面に形成された導波
路と該導波路を横断するように配置されたモードフィル
タとを有する。導波路を伝播した光のうちモードフィル
タを通過するのは、0次のシングルモード光だけであ
る。斯かる光集積回路を有する光ファイバジャイロで
は、光ファイバループを伝播する光は0次のシングルモ
ード光だけであるから、正確なジャイロ信号を得ること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光集積回路及び斯かる光
集積回路を使用した光ファイバジャイロに関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバジャイロは光のサグナック効
果(サニャック効果)を利用して角速度を計測するよう
に構成されており、高い信頼性を有し装置を小型化する
ことができる利点がある。光ファイバジャイロのうち、
干渉型光ファイバジャイロと称する形式のものがあり、
これは複数回巻かれた光ファイバループよりなる1本の
長い光路を互いに反対方向に光を伝播させ斯かる2つの
伝播光の位相差より角速度を求めるように構成されてい
る。
【0003】図5を参照して従来の位相変調方式の光フ
ァイバジャイロを説明する。光ファイバジャイロは、半
導体レーザ、発光ダイオード等の光源101と入射光を
電流に変換する受光器102と1本の光ファイバを複数
回巻いて形成された光ファイバループ103と偏光子1
04と光ファイバを伝播する光を合成し又は分岐するカ
プラ105、106とを有する。光ファイバジャイロ
は、更に、電流・電圧変換器107と位相変調器108
と信号発生器109と同期検波器110とを有する。
【0004】光源101より出力された光線は第1のカ
プラ105及び偏光子104を経由して第2のカプラ1
06に導かれる。第2のカプラ106で光線は分岐さ
れ、斯くして分岐された2つの光線は光ファイバループ
103を互いに反対方向に伝播する。即ち、一方は光フ
ァイバループ103を右周りに伝播し、他方は左周りに
伝播する。
【0005】光ファイバループ103に角速度Ωが加わ
ると、サグナック効果によって、光ファイバループ10
3内を互いに反対方向に伝播する光に位相差Δφが生ず
る。斯かる位相差Δφは角速度Ωに比例し、次の式で表
される。
【0006】
【数1】Δφ=(2πLD/λC)Ω
【0007】ここに、Ωは光ファイバループ103の中
心軸線周りの角速度、Dは光ファイバループ103のル
ープ径、Lは光ファイバループ103の長さ、λは光源
101から出力される光線の波長、Cは光速を表す。
【0008】信号発生器109は角周波数をωP の基準
信号を生成し、それを位相変調器108及び同期検波器
110に供給する。位相変調器108は、信号発生器1
09から供給された角周波数をωP の基準信号によって
光ファイバループ103内を互いに反対方向に伝播する
光を位相変調する。
【0009】位相変調器108は光ファイバループ10
3の一端に配置されており、光ファイバループ103内
を右周りに伝播する光は光ファイバループ103の出口
で位相変調され、左周りに伝播する光は光ファイバルー
プ103の入口で位相変調される。
【0010】光ファイバループ103を互いに反対方向
に伝播した光は第2のカプラ106によって合成され、
干渉光が生成される。斯かる干渉光は偏光子104、第
1のカプラ105を経由して受光器102によって検出
される。受光器102によって出力される電流信号は電
流・電圧変換器107によって電圧信号Vに変換され
る。斯かる電圧信号Vは次のように表される。
【0011】
【数2】V=K[1+cosΔφ・{J0 (z)−2J
2 (z)cos2ωP t+・・}−sinΔφ・{2J
1 (z)cosωP t−・・・}]
【0012】ここで、zは位相変調度、J0 、J1 、J
2 、・・・はベッセル関数、Kは比例定数、tは時間で
ある。
【0013】同期検波器110は、信号発生器109か
ら供給された角周波数をωP の基準信号によって電圧信
号Vを同期検波する。それによって出力電圧Vに含まれ
る角周波数nωP 成分のうち角周波数成分ωP が同期検
波され、sinΔφに比例する出力2KJ1 (z)si
nΔφが出力される。こうして、サグナック位相差Δφ
を求めて、数1の式より角速度Ωが求められる。
【0014】位相変調方式の光ファイバジャイロを改良
したものとしてセロダイン方式の光ファイバジャイロが
知られている。斯かるセロダイン方式では、図5に示す
ように、位相変調器108の他に更にセロダイン位相変
調器108’が設けられている。尚、セロダイン方式の
光ファイバジャイロの詳細については本願出願人と同一
の出願人による特願平4−306975号を参照された
い。
【0015】光ファイバループ103内を右周りに伝播
する光は、光ファイバループ103の入口でセロダイン
位相変調器108’によってセロダイン変調され、光フ
ァイバループ103の出口で位相変調器108によって
位相変調される。光ファイバループ103内を左周りに
伝播する光は、光ファイバループ103の入口で位相変
調器108によって位相変調され、光ファイバループ1
03の出口でセロダイン位相変調器108’によってセ
ロダイン変調される。
【0016】図6に従来の光ファイバジャイロの他の例
を示す。この例では光集積回路120が使用されてい
る。光集積回路120は基板の上面に形成された導波路
を含み、斯かる導波路は2つのY分岐125、126を
含む。導波路及びY分岐125、126に沿って偏光子
104、位相変調器108及びセロダイン位相変調器1
08’が形成されている。
【0017】光集積回路120の両端には接続装置11
5、116が装着されており、斯かる接続装置115、
116はそれぞれ光ファイバ131A、131B及び1
32A、132Bを有する。第1の接続装置115の光
ファイバ131A、131Bによって、光集積回路12
0の第1のY分岐125の2つの分岐枝は光源101及
び受光器102にそれぞれ接続されている。第2の接続
装置116の光ファイバ132A、132Bによって、
光集積回路120の第2のY分岐126の2つの分岐枝
はそれぞれ光ファイバループ103の両端に接続されて
いる。
【0018】光集積回路120と接続装置115、11
6の間の接続面は光路に対して傾斜されている。即ち、
光集積回路120の導波路と光ファイバの接続面は光路
に対して傾斜されており、それによって接続面における
端面反射の影響が最小化されることができる。
【0019】図7を参照して光集積回路120を伝播す
る光のモードについて説明する。図7は基板121の上
面に形成された導波路を示したものである。導波路は2
つのY分岐125、126と斯かる2つのY分岐を接続
する連結部124とを有する。尚、説明の便宜のため、
偏光子104、位相変調器108及びセロダイン位相変
調器108’は省略されている。
【0020】光源101より出力された光は点117a
を経由して第1のY分岐125の第1の分岐枝125A
に導かれる。第1の分岐枝125Aを伝播した光は連結
部124を経由して第2のY分岐126にて分岐され
る。一方の伝播光は第1の分岐枝126Aを伝播し、点
117cを経由して光ファイバループ103を右周りに
伝播する。他方の伝播光は第2の分岐枝126Bを伝播
し、点117dを経由して光ファイバループ103を左
周りに伝播する。
【0021】光ファイバループ103を右周りに伝播す
る光と左周りに伝播する光は第2のY分岐126にて合
成され、干渉光が生成される。斯かる干渉光は第1のY
分岐125の第2の分岐枝125Bを伝播し、点117
bを経由して受光器102によって受光される。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】第1のY分岐125の
第1の分岐枝125Aを伝播する光S0 はシングルモー
ドの光、即ち、0次モードの光である。0次モードの光
は図7Aに示す如き光強度分布を有し、その光強度は導
波路の中心に対して両側に対称的に分布する。
【0023】斯かる0次モードの光が第1のY分岐12
5を通過すると、1次(高次)モードの光が生成され
る。斯かる1次モードの光M1 は図7Cに示す如き光強
度分布を有する。従って、連結部124を伝播する光
は、図7Bに示す如き光強度分布を有する0次モードの
光S1 と図7Cに示す如き光強度分布を有する1次モー
ドの光M1 を含むマルチモードの光である。
【0024】連結部124を伝播する0次モードの光S
1 は第2のY分岐126にて分岐され第1の分岐枝12
6Aと第2の分岐枝126Bを伝播する。第1の分岐枝
126A及び第2の分岐枝126Bを伝播する光S2
3 はそれぞれ図7E、図7Fに示すような光強度分布
を有する0次モードの光である。
【0025】一般に導波路には、0次モードの光のみを
伝播させるように構成された所謂シングルモード導波路
と0次モードと高次モード(1次以上)の光を伝播させ
るように構成された所謂マルチモード導波路がある。光
集積回路120の導波路は、通常0次モードの光のみを
伝播させるように構成されている。
【0026】従って、連結部124を伝播する0次モー
ドの光S1 及び第2の分岐枝126の各分岐枝126
A、126Bを伝播する0次モードの光S2 、S3 は殆
ど減衰しない。連結部124を伝播する光S1 の強度を
E(S1 )、第1の分岐枝126A及び第2の分岐枝1
26Bを伝播する光の強度をそれぞれE(S2 )、E
(S3 )とすると、通常、E(S2 )=E(S3 )=1
/2E(S1 )である。
【0027】一方、連結部124を伝播する1次モード
の光M1 は導波路124を伝播する過程で拡散し減衰す
る。1次モードの光M1 は当初図7Cに示す如き光強度
分布を有するが、導波路124を伝播する過程で拡散し
図7Dに示す如き光強度分布となる。図示の矢印にて示
すように、1次モードの光M1 のうち導波路124の一
方側(図7にて上側)を伝播する光A1 、A2 と他方側
(図7にて下側)を伝播する光B1 、B2 は互いに18
0°位相が異なる。斯かる1次モードの光M1のうち幾
らかの部分A1 、B1 は導波路124の近傍を導波路1
24に沿って伝播する。
【0028】斯かる1次モードの光A1 、B1 は第2の
Y分岐126の各分岐枝126A、126Bに到達し、
そこを伝播する0次モードの光S2 、S3 と結合(カッ
プリング)する。従って、実際に第2のY分岐126の
各分岐枝126A、126Bより出力される光は斯かる
カップリング光CA 、CB である。
【0029】図7D、図7E及び図7Fに示すように、
1次モードの光M1 のうち導波路124の上側を伝播す
る光A1 は導波路124を伝播する0次モードの光S1
と同位相であり、導波路124の下側を伝播する光B1
は導波路124を伝播する0次モードの光S1 と逆位相
である。斯かる1次モードの光A1 、B1 が位相変化す
ることなく第2のY分岐126の各分岐枝126A、1
26Bに到達し、そこを伝播する0次モードの光S2
3 とカップリングしたと仮定すれば、2つのカップリ
ング光CA 、CB の間に位相差は生じない。従って、光
ファイバループ103を右周りに伝播する光と左周りに
伝播する光の間の位相差は外力と位相変調器に起因した
ものだけである。
【0030】しかしながら、導波路124と導波路12
4の近傍の基板部分では光の屈折率及び伝播速度等が僅
かに異なる。従って、導波路124を伝播してきた0次
モードの光S2 、S3 と導波路124の近傍を伝播して
きた1次モードの光A1 ’、B1 ’では、実際には位相
が僅かに異なる。
【0031】図8を参照して説明する。図8A及び図8
Bはそれぞれ第2のY分岐126の第1の分岐枝126
A及び第2の分岐枝126Bを伝播する光のベクトル線
図である。第1の分岐枝126A及び第2の分岐枝12
6Bを伝播する0次モードの光S2 、S3 のベクトルは
互いに同一である。即ち、2つの0次モードの光S2
3 の強さ及び位相角は同一である。
【0032】破線の矢印で示すように、当初は、導波路
124の外側を伝播する1次モードの光M1 のうち導波
路124の上側を伝播する光A1 は第1の分岐枝126
Aを伝播する0次モードの光S2 と同一の位相角を有
し、導波路124の下側を伝播する光B1 は第2の分岐
枝126Bを伝播する0次モードの光S3 と互いに18
0°異なる位相角を有する。また2つの1次モードの光
1 、B1 は互いに同一の光強さを有し、互いに180
°異なる位相角を有する。
【0033】しかしながら、実際には、2つの1次モー
ドの光A1 、B1 は導波路124の近傍の基板121を
伝播する過程で位相角が+α(時計方向を+とする。)
だけ変化する。従って、実線の矢印で示すように、第1
の分岐枝126Aに到達した1次モードの光A1 ’は第
1の分岐枝126Aを伝播してきた0次モードの光S 2
と+αだけ異なる位相角を有し、第2の分岐枝126B
に到達した1次モードの光B1 ’は第2の分岐枝126
Bを伝播してきた0次モードの光S3 と180°+αだ
け異なる位相角を有する。
【0034】第2のY分岐126の第1の分岐枝126
Aにて導波路124を伝播した0次モードの光S2 と導
波路124の上側を伝播した1次モードの光A1 ’が結
合して第1のカップリング光CA が生成される。これを
ベクトル表示すれば、図8Aに示すように、ベクトルS
2 とベクトルA1 ’の和によってベクトルCA を生成す
ることとなる。
【0035】同様に、第2のY分岐126の第2の分岐
枝126Bにて導波路124を伝播した0次モードの光
3 と導波路124の下側を伝播した1次モードの光B
1 ’が結合して第2のカップリング光CB が生成され
る。これをベクトル表示すれば、図8Bに示すように、
ベクトルS3 とベクトルB1 ’の和によってベクトルC
B を生成することとなる。
【0036】第1の分岐枝126Aを伝播する第1のカ
ップリング光CA は第1の0次モードの光S2 に対して
位相差+ΔθA だけ偏倚しており、第2の分岐枝126
Bを伝播する第2のカップリング光CB は第2の0次モ
ードの光S3 に対して位相差−ΔθB だけ偏倚してい
る。
【0037】こうして、第1の分岐枝126Aを伝播す
る第1のカップリング光CA と第2の分岐枝126Bを
伝播する第2のカップリング光CB との間で位相差+Δ
θA−(−ΔθB )=ΔθA +ΔθB ≒2Δθが生ず
る。斯かる位相差によって光ファイバジャイロの出力信
号に誤差を与える。
【0038】本発明は、斯かる点に鑑み、基板内を伝播
する光に起因して導波路を伝播する光が搬送している信
号にノイズが生ずることがない光集積回路を提供するこ
とを目的とする。
【0039】本発明は、斯かる点に鑑み、光集積回路の
基板内を伝播する光に起因してジャイロ信号にノイズが
生ずることがない光ファイバジャイロを提供することを
目的とする。
【0040】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、例えば
図1に示すように、基板とその上面に沿って形成された
導波路とを有する光集積回路において、上記導波路を横
断するように延在するモードフィルタが設けられている
ことを特徴とする。
【0041】本発明によれば、光集積回路において、上
記導波路は第1及び第2のY分岐と該2つのY分岐を接
続する連結部とを有し、上記モードフィルタは上記連結
部を横断するように延在していることを特徴とする。
【0042】本発明によれば、光集積回路において、上
記モードフィルタは薄板にピンホール又はスリットを形
成することによって構成されていることを特徴とする。
【0043】本発明によれば、光集積回路において、上
記薄板は不透明な材料よりなる板であり上記ピンホール
は上記薄板に形成した孔であり上記スリットは上記薄板
に形成した切り欠きであることを特徴とする。
【0044】本発明によれば、光集積回路において、上
記薄板は表面に被膜を装着した透明な材料よりなる薄い
板であり、上記ピンホールは上記被膜に形成した窓であ
り上記スリットは上記被膜に形成した窓であることを特
徴とする。
【0045】本発明によれば、光集積回路において、上
記モードフィルタは、上記基板の切断面上に形成されピ
ンホール状又はスリット状窓を有する被膜であることを
特徴とする。
【0046】本発明によれば、光集積回路において、上
記モードフィルタは光路である上記導波路に対して傾斜
して配置されていることを特徴とする。
【0047】本発明によれば、光集積回路において、上
記モードフィルタには反射防止膜又は光吸収膜が装着さ
れていることを特徴とする。
【0048】本発明によれば、光集積回路において、上
記第1のY分岐の一方の分岐枝の先端に光源を接続し他
方の分岐枝の先端に受光器を接続し上記第2のY分岐の
各分岐枝の先端に光ファイバループの各端部を接続する
ことによって光ファイバジャイロが構成される光ファイ
バジャイロ用であることを特徴とする。
【0049】本発明によれば、光源と光集積回路と光フ
ァイバループと受光器とを有する光ファイバジャイロに
おいて、上記光集積回路は基板と該基板の上面に沿って
形成された導波路及び位相変調器と上記導波路を横断す
るように延在するモードフィルタとを有することを特徴
とする。
【0050】本発明によれば、光ファイバジャイロにお
いて、上記モードフィルタは0次のシングルモード光の
みを通過させるためのシングルモード用モードフィルタ
であることを特徴とする。
【0051】本発明によれば、光ファイバジャイロにお
いて、上記導波路は第1及び第2のY分岐と該2つのY
分岐を接続する連結部とを有し、上記モードフィルタは
上記連結部を横断するように延在していることを特徴と
する。
【0052】
【作用】本発明の光集積回路20によると、導波路を横
断するようにモードフィルタ50、60が設けられ、斯
かるモードフィルタ50、60は導波路を伝播する0次
のシングルモード光のみを通過させる。導波路及び導波
路の外側を拡散して伝播する1次モード光はモードフィ
ルタ50、60によって遮断される。
【0053】モードフィルタ50、60はピンホール型
又はスリット型の薄板状又は被膜状に構成される。
【0054】
【実施例】以下に図1〜図4を参照して本発明の実施例
について説明する。図1に本発明による光集積回路20
の例を示す。この光集積回路20は光ファイバジャイロ
に使用されるように構成されており、基板21とその上
面に形成された2つのY分岐25、26と斯かる2つの
Y分岐を接続する連結部24とを有し、これらは導波路
として形成されている。尚、図6にて示した如き、偏光
子104、位相変調器108及びセロダイン変調器10
8’等が必要に応じて形成されてよいが、ここでは説明
の便宜のため省略されている。
【0055】本例によると、基板21の上面には溝21
Aが形成されており、斯かる溝21Aにはモードフィル
タ50が挿入されている。本例によると、モードフィル
タ50を設けた点を除いて、光集積回路20は図6を参
照して説明した従来の光集積回路120と同様な構成で
あってよい。図1Aは光集積回路20の溝21Aにモー
ドフィルタ50を挿入する前の状態を示し、図1Bは光
集積回路20の溝21Aにモードフィルタ50が挿入さ
れた状態を示す。
【0056】溝21Aは連結部24を横切るように形成
され、従ってモードフィルタ50は連結部24を横切る
ように延在している。溝21Aの深さtG は少なくとも
導波路の深さより大きく、例えば10μm以上であって
よい。溝21Aの幅DG はモードフィルタ50の厚さt
F に対応しており、例えば10〜20μmであってよ
い。
【0057】本例の光集積回路20及びモードフィルタ
50の組立方法を説明する。先ず溝21Aにモードフィ
ルタ50を挿入する。次に、図1Bの矢印に示すよう
に、斯かるモードフィルタ50を溝21A内にて溝21
Aに沿って少しずつ移動させる。それによって、モード
フィルタ50の最適位置を検出する。モードフィルタ5
0が最適位置に配置されたら、それを適当な接着剤によ
って固定する。
【0058】図2を参照して基板21に形成された溝2
1A及びモードフィルタ50の方向及び傾斜角について
説明する。図2Aは本発明による光集積回路20の上面
を示し、図2Bは図2Aの線A−Aに沿った断面を示
す。基板21の上面には2つのY分岐25、26と斯か
る2つのY分岐を接続する連結部24が形成され、これ
らは導波路として形成されている。尚、図示のように、
第2のY分岐26の各分岐枝26A、26Bに沿って位
相変調器108、108’が形成されてよい。また、本
例では基板21は台形に形成されているが、図6に示し
たように長手方向両側の2つの接続面を光路に対して傾
斜させてもよい。
【0059】本例によると、モードフィルタ50は、好
ましくは光路に対して傾斜するように、配置される。
【0060】図2Aに示すように、溝21Aは基板21
の上面に沿って延在する連結部24、即ち、光路に対し
て傾斜して延在しており、従ってモードフィルタ50は
光路に対して基板21の上面に垂直な軸線周りに傾斜し
ている。
【0061】図2Bに示すように、モードフィルタ50
は基板21の上面に対して傾斜して配置されている。即
ち、モードフィルタ50は光路に対して基板21の上面
に沿った軸線周りに傾斜している。
【0062】こうして、本例によれば、モードフィルタ
50の主面は光路に対して傾斜しているから、導波路を
伝播して光がモードフィルタ50に反射しても、斯かる
反射光が再び導波路を反対方向に伝播することが防止さ
れる。従って、モードフィルタ50の反射光に起因する
誤差が最小化される。
【0063】図3を参照して本例によるモードフィルタ
50の例を説明する。図3Aに示す例では、基板51に
ピンホール52が形成され、図3Bに示す例では基板5
1にスリット53が形成されている。基板51の厚さt
F は10〜20μmであってよい。波長λ=0.83μ
mの光の場合、ピンホール52の内径DP は、例えば、
P =4〜8μmであってよく、スリット53の幅DS
は、例えば、DS =4〜8μmであってよい。
【0064】斯かるモードフィルタ50の製造方法を説
明する。図3Aに示すピンホール型モードフィルタ50
は、不透明材料よりなる薄い基板、例えば金属板にピン
ホールを形成することによって、形成してよい。図3B
に示すスリット型モードフィルタ50は、不透明材料よ
りなる薄い基板、例えば金属板にスリットを形成するこ
とによって、形成してよい。
【0065】好ましくは、ピンホール又はスリットを形
成する前に又は後に、斯かる基板51の表面に適当な反
射防止膜又は光吸収膜が装着される。斯かる膜は例えば
真空蒸着法によって形成された被膜であってよい。
【0066】本例のモードフィルタ50は透明な材料よ
りなる薄い基板、例えば、ガラス板を使用して製造して
よい。先ず、透明基板の表面に適当な遮光膜、反射膜等
を装着する。斯かる膜は例えば真空蒸着法によって形成
された金属膜であってよい。次に、斯かる膜に、ピンホ
ールに相当する小さな窓又はスリットに相当する細い窓
を形成する。斯かる窓は、例えばリソグラフィ技術によ
って形成してよい。尚、透明基板の表面にフォトリソグ
ラフィ技術によって、ピンホール窓又はスリット窓を有
する被膜を形成してもよい。斯かる遮光膜、反射膜等の
代わりに又は斯かる遮光膜、反射膜等の上に反射防止膜
又は光吸収膜を装着してもよい。
【0067】図4を参照して本発明による光集積回路2
0及びモードフィルタの他の例を説明する。先ず光集積
回路20を用意する。斯かる光集積回路20は例えば図
6又は図7を参照して説明した如き、従来の光集積回路
であってよく、基板21の上面に2つのY分岐25、2
6と連結部24が形成されている。説明の便宜上、偏光
子、位相変調器等は省略されているが、実際には適宜設
けられてよい。
【0068】図4Aに示すように、斯かる光集積回路2
0を2つの部分20A、20Bに分割切断する。切断は
モードフィルタを設けるべき位置に沿ってなされる。図
示のように、連結部24を横断するように切断してよ
い。
【0069】次に図4Bに示すように、2つの切断面の
少なくとも一方にモードフィルタ60を形成する。本例
のモードフィルタ60はピンホール窓又はスリット窓6
1を有する被膜として構成されている。斯かる窓61の
寸法は、図3を参照して説明した第1の例のモードフィ
ルタ50の窓52、53と同様であってよい。斯かるモ
ードフィルタ60が形成されると、図4Cに示すよう
に、2つの切断面は接合され、2つの基板20A、20
Bは一体化される。
【0070】本例による光集積回路20においても、モ
ードフィルタ60は好ましくは光路に対して傾斜して配
置される。従って、光集積回路20の切断面に導波路に
対して傾斜している。それによって、モードフィルタ6
0による反射光が再び導波路を反対方向に伝播すること
が回避される。
【0071】次に本例の被膜型モードフィルタ60の形
成方法を説明する。先ず、切断面に、適当な遮光膜、反
射膜等を装着する。斯かる膜は例えば真空蒸着法によっ
て形成された金属膜であってよい。次に、斯かる被膜
に、ピンホールに相当する小さな窓又はスリットに相当
する細い窓を形成する。斯かる窓は、例えばリソグラフ
ィ技術によって形成してよい。尚、フォトリソグラフィ
技術によって、切断面に直接、ピンホール窓又はスリッ
ト窓を有する被膜を形成してもよい。
【0072】モードフィルタ60は、遮光膜、反射膜等
の代わりに反射防止膜又は光吸収膜として構成してよ
い。又は、遮光膜、反射膜等の上に反射防止膜又は光吸
収膜を装着してよい。斯かる場合には、被膜型モードフ
ィルタ60は光路に対して垂直に配置してもよい。
【0073】再び図7を参照して本例のモードフィルタ
の機能を説明する。本例のモードフィルタ50、60
は、例えば図7Bに示す如き0次モードのシングルモー
ドの光S1 のみを通過させるためのシングルモード用モ
ードフィルタとして構成されている。本例によると、モ
ードフィルタ50、60は光集積回路120の上面に形
成された2つのY分岐125、126の間に延在する連
結部24を横切るように設けられる。
【0074】従って、第1のY分岐125を経由して連
結部124を伝播する光のうち0次モードのシングルモ
ードの光S1 のみがモードフィルタを通過して第2のY
分岐126に到達する。連結部124を伝播する1次モ
ードの光M1 及び導波路124の両側に拡散した1次モ
ードの光A1 、B1 、A2 、B2 はモードフィルタによ
って遮断される。
【0075】光ファイバループ103を伝播した光が、
本例の光集積回路20を反対方向に伝播する場合も同様
である。即ち、第2のY分岐126、連結部124及び
第1のY分岐125の順に伝播する光も、0次モードの
シングルモードの光S1 のみとなる。本例によると、光
集積回路20の導波路を伝播する光はモードフィルタに
よって常に0次モードのシングルモード光に保持され
る。
【0076】本例のモードフィルタ付き光集積回路20
は、モードフィルタを具えた点を除いて従来の光集積回
路120と同様な方法によって製造してよい。例えば、
フォトリソグラフィ技術を使用して基板21の上面に、
2つのY分岐25、26及び連結部24に相当する導波
路と位相変調器27、28を形成することによって製造
される。基板21として例えばニオブ酸リチウム(Li
NbO3 )又はタンタル酸リチウム(LiTaO3 )が
使用される。導波路の形成方法にはチタン拡散法、プロ
トン拡散法等がある。
【0077】光源101より出力された光は互いに直交
する偏光面を有し強度が等しい2つの偏光TE及びTM
偏光を含む。光ファイバジャイロでは、高い測定精度を
得るために、単一の偏光面を有する偏光が使用される。
従って、通常、光ファイバジャイロには光源101から
の光より偏光を得るための偏光分離機能が備えられてい
る。例えば、光路に偏光子(図6にて参照符号104に
て示す。)が設けられている。
【0078】本例の光集積回路20も偏光分離機能を備
えてよい。プロトン交換型の光集積回路20では導波路
が偏光子の機能を果たすので偏光子を特に設ける必要は
ない。しかしながら、チタン拡散型の光集積回路20で
は導波路が偏光子の機能を有することはないから、光集
積回路20に偏光子を形成する必要がある。斯かる偏光
子は金属装荷型で形成されてよい。
【0079】以上本発明の実施例について詳細に説明し
てきたが、本発明は上述の実施例に限ることなく本発明
の要旨を逸脱することなく他の種々の構成が採り得るこ
とは当業者にとって容易に理解されよう。
【0080】例えば、上述の例では1つのモードフィル
タ50、60が光集積回路20の連結部24を横断する
ように設されている。しかしながら、複数のモードフィ
ルタが導波路を横断するように設けられてもよい。ま
た、連結部24以外の導波路に設けてもよい。
【0081】
【発明の効果】本発明の光集積回路によると、導波路を
伝播する光はシングルモードの光だけとなる利点を有す
る。
【0082】本発明の光集積回路によると、Y分岐によ
って生成される1次モードの光M1及び導波路より外方
に拡散し基板21を伝播する1次モードの光A1
2 、B 1 、B2 が遮断されるから、導波路を伝播する
光は0次モードの光だけとなる利点を有する。
【0083】本発明の光ファイバジャイロによると、光
集積回路はモードフィルタ機能を有するから、光ファイ
バループ103を互いに反対方向に伝播する光はシング
ルモードの光となる利点がある。
【0084】本発明の光ファイバジャイロによると、光
集積回路はモードフィルタ機能を有し、光ファイバルー
プ103を互いに反対方向に伝播する光はシングルモー
ドの光であるから、マルチモード光とのカップリングに
よって生ずるジャイロ信号の誤差を除去することができ
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光集積回路の第1の例の組立状態を示
す図である。
【図2】本発明のモードフィルタの配置方法を示す図で
ある。
【図3】本発明のモードフィルタの第1の例を示す図で
ある。
【図4】本発明のモードフィルタの第2の例を示す図で
ある。
【図5】従来の光ファイバジャイロの第1の例を示す図
である。
【図6】従来の光ファイバジャイロの第2の例を示す図
である。
【図7】従来の光集積回路の導波路を伝播する光を説明
するための説明図である。
【図8】従来の光集積回路のY分岐を伝播する光のベク
トル線図である。
【符号の説明】
20 光集積回路 21 基板 21A 溝 24 連結部 25、26 Y分岐 27、28 位相変調器 50 モードフィルタ 51 基板 52 ピンホール 53 スリット 60 モードフィルタ 61 窓 101 光源 102 受光器 103 光ファイバループ 104 偏光子 105、106 カプラ 107 電流電圧変換器 108、108’ 位相変調器 109 信号発生器 110 同期検波器 115、116 接続装置 117a、117b、117c、117d 接続部 120 光集積回路 121 基板 124 連結部(導波路) 125 Y分岐 125A、125B 分岐枝 126 Y分岐 126A、126B 分岐枝 131A、131B、132A、132B 光ファイバ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板とその上面に沿って形成された導波
    路とを有する光集積回路において、 上記導波路を横断するように延在するモードフィルタが
    設けられていることを特徴とする光集積回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光集積回路において、 上記導波路は第1及び第2のY分岐と該2つのY分岐を
    接続する連結部とを有し、上記モードフィルタは上記連
    結部を横断するように延在していることを特徴とする光
    集積回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の光集積回路におい
    て、 上記モードフィルタは薄板にピンホール又はスリットを
    形成することによって構成されていることを特徴とする
    光集積回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の光集積回路において、 上記薄板は不透明な材料よりなる板であり上記ピンホー
    ルは上記薄板に形成した孔であり上記スリットは上記薄
    板に形成した切り欠きであることを特徴とする光集積回
    路。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の光集積回路において、 上記薄板は表面に被膜を装着した透明な材料よりなる薄
    い板であり、上記ピンホールは上記被膜に形成した窓で
    あり上記スリットは上記被膜に形成した窓であることを
    特徴とする光集積回路。
  6. 【請求項6】 請求項1又は2記載の光集積回路におい
    て、 上記モードフィルタは、上記基板の切断面上に形成され
    ピンホール状又はスリット状窓を有する被膜であること
    を特徴とする光集積回路。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5又は6記載の
    光集積回路において、 上記モードフィルタは光路である上記導波路に対して傾
    斜して配置されていることを特徴とする光集積回路。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6又は7記
    載の光集積回路において、 上記モードフィルタには反射防止膜又は光吸収膜が装着
    されていることを特徴とする光集積回路。
  9. 【請求項9】 請求項1、2、3、4、5、6、7又は
    8記載の光集積回路において、 上記第1のY分岐の一方の分岐枝の先端に光源を接続し
    他方の分岐枝の先端に受光器を接続し上記第2のY分岐
    の各分岐枝の先端に光ファイバループの各端部を接続す
    ることによって光ファイバジャイロが構成される光ファ
    イバジャイロ用であることを特徴とする光集積回路。
  10. 【請求項10】 光源と光集積回路と光ファイバループ
    と受光器とを有する光ファイバジャイロにおいて、 上記光集積回路は基板と該基板の上面に沿って形成され
    た導波路及び位相変調器と上記導波路を横断するように
    延在するモードフィルタとを有することを特徴とする光
    ファイバジャイロ。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の光ファイバジャイロ
    において、 上記モードフィルタは0次のシングルモード光のみを通
    過させるためのシングルモード用モードフィルタである
    ことを特徴とする光ファイバジャイロ。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11記載の光ファイバ
    ジャイロにおいて、 上記導波路は第1及び第2のY分岐と該2つのY分岐を
    接続する連結部とを有し、上記モードフィルタは上記連
    結部を横断するように延在していることを特徴とする光
    ファイバジャイロ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112965271A (zh) * 2021-02-05 2021-06-15 中国电子科技集团公司第四十四研究所 铌酸锂薄膜双y分支光波导相位调制器

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CN112965271A (zh) * 2021-02-05 2021-06-15 中国电子科技集团公司第四十四研究所 铌酸锂薄膜双y分支光波导相位调制器

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