JPH0829688B2 - 速度制御装置 - Google Patents

速度制御装置

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JPH0829688B2
JPH0829688B2 JP61193840A JP19384086A JPH0829688B2 JP H0829688 B2 JPH0829688 B2 JP H0829688B2 JP 61193840 A JP61193840 A JP 61193840A JP 19384086 A JP19384086 A JP 19384086A JP H0829688 B2 JPH0829688 B2 JP H0829688B2
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shift
speed
automatic
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constant speed
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道 三宅
延保 鈴村
庄二 河田
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Aisin Seiki Co Ltd
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  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子制御2ウェイオーバードライブ付4速
自動変速機等の自動変速制御手段の機能と、オートドラ
イブ等の定速走行制御手段の機能を有する自動車の速度
制御装置に関するもので、特に、単独に制御していた自
動変速制御装置の機能と定速走行制御装置の機能とを、
共通する制御回路で制御する速度制御装置に関するもの
である。
[従来の技術] 従来の自動変速制御装置を装備した自動車の変速制御
は、例えば、ドライブ(D)レンジでは、そのときの車
速とスロットル開度とから、所定の変速線を記憶した変
速マップ、例えば、第13図に示す変速線を記憶した変速
マップに従って最適の変速段が選択制御されるようにな
っている。
また、自動変速機のロックアップ機能は、ある特定の
変速段、例えば、第3速またはオーバードライブ(第4
速)で、ある車速以上になると、ロックアップクラッチ
を接続して、直結クラッチ状態でトルクコンバータの出
力軸をエンジン出力軸に直結(以下、この状態を『ロッ
クアップ』と記す)し、それ以外のときは、直結クラッ
チ状態を解除、即ち、ロックアップ解除して、トルクコ
ンバータの入力軸をエンジン出力軸に接続する。
このようにして、ロックアップを解除して、トルクコ
ンバータの機能を生かすことにより、自動車の発進時、
急加速時、変速時等においては、負荷に応じて変速を行
い、スムーズな発進、スムーズな加速、スムーズな変速
等を可能とし、エンジンのノッキング或いは停止等を生
じ難くしている。しかし、負荷の小さい状態及びエンジ
ン回転の高い状態においては、トルクコンバータをロッ
クアップすることにより、トルクコンバータのスリップ
でパワーロスが生じ、燃費が低下するのを防止してい
る。
そして、定速走行装置は希望の走行車速を設定車速と
して、これを維持するようにスロットルバルブの開度を
制御するものであり、道路の状況に応じた制御を行って
いる。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、上記従来の独立した自動変速制御装置及び定
速走行装置を装備した自動車では、定速走行中に車速が
一定に維持されていても、定速走行のために変化させら
れたスロットル開度の状態を、自動変速制御装置側が検
出し自動変速機の変速段が変化することがある。
例えば、起伏のある道路を80Km/hで定速走行する場
合、登坂路ではスロットル開度が80%になり、また、降
坂路ではスロットル開度が40%になる。このとき、自動
変速制御装置において選択制御される変速段は、第13図
の変速マップを使用したとすれば、登坂路ではOD(オー
バドライブ)から3速にダウンシフトされ、降坂路では
3速からODにアップシフトされる。
このように、自動変速制御装置の変速段がシフトアッ
プまたはダウンシフトすると、若干の変速ショックが車
体に伝わり、乗り心地が良くない場合も予測される。特
に、道路の起伏が多くて、ダウンシフト、アップシフト
が繰り返し行われるハンチング状態の発生を想定する
と、乗員の乗り心地を考慮する必要性が生ずる。
そこで、定速走行機能により定速走行中は自動変速機
能を持たせないことで、変速段の切替えを禁止し、定速
走行中の変速段の切替えに伴うショックを生じさせない
技術が、特開昭60-237258号公報で開示されている。
また、変速時にトルクコンバータのロックアップを解
除して変速を行う技術が、特開昭56-39354号公報で開示
されている。
しかし、定速走行中に変速段の切替えの必要性が生じ
ないとは判断できないこと、及び、トルクコンバータの
ロックアップを解除して変速を行っても、道路の起伏が
多くて、ダウンシフト、アップシフトが繰り返し行われ
る場合には対応できないこと等の問題点があり、前記公
報に記載の技術では必ずしも満足のいく制御を行うこと
はできなかった。
そこで、本発明は上記問題点を解決すべくなされたも
ので、定速走行中に生ずる変速によるハンチングの発生
を防止し、乗り心地を向上した速度制御装置の提供を目
的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明の速度制御装置は、自動変速機を車速または回
転数出力及びエンジン負荷またはスロットル開度に応じ
た変速段として変速制御する自動変速制御手段と、スロ
ットル開度の制御により所定の設定車速を維持すべく制
御する定速走行制御手段とを具備する速度制御装置にお
いて、前記自動変速制御手段のみを制御する場合の変速
線を記憶したメモリマップと、前記自動変速制御手段及
び定速走行制御手段を同時に制御する場合の変速線を、
自動変速制御手段のみを制御する変速線よりもアップシ
フトとダウンシフトのうちの1以上のシフトする速度を
高く設定し、それを記憶したメモリマップとを有するも
のである。
また、他の発明の速度制御装置は、自動変速機を車速
または回転数出力及びエンジン負荷またはスロットル開
度に応じた変速段として変速制御する自動変速制御手段
と、スロットル開度の制御により所定の設定車速を維持
すべく制御する定速走行制御手段とを具備する速度制御
装置において、前記自動変速制御手段のみを制御する変
速線及びロックアップ線を記憶したメモリマップと、前
記自動変速制御手段及び定速走行制御手段を同時に制御
する変速線及び自動変速制御手段のみを制御するロック
アップ線よりもヒステリシス幅を狭くしたロックアップ
線を記憶したメモリマップとを有するものである。
[作用] 本発明においては、自動変速機を車速または回転数出
力及びエンジン負荷またはスロットル開度に応じた変速
段として変速制御する自動変速制御手段と、スロットル
開度の制御により所定の設定車速を維持すべく制御する
定速走行制御手段とを具備する速度制御装置において、
前記自動変速制御手段のみを制御する場合の変速線を記
憶したメモリマップと、前記自動変速制御手段及び定速
走行制御手段を同時に制御する場合の変速線を、自動変
速制御手段のみを制御する変速線よりもアップシフトと
ダウンシフトのうちの1以上のシフトする速度を高く設
定し、それを記憶したメモリマップとを用意し、自動変
速制御時の定速走行制御を行うときには、ダウンシフト
及びアップシフトの繰返し回数が少なくなるようにヒス
テリシス幅を広くする。
また、自動変速制御手段のみの制御する変速線及びロ
ックアップ線を記憶したメモリマップと、前記自動変速
制御手段及び定速走行制御手段を同時に制御する変速線
及び自動変速制御手段のみを制御するロックアップ線よ
りもヒステリシス幅を狭くしたロックアップ線を記憶し
たメモリマップとを有し、自動変速制御手段及び定速走
行制御手段を同時に制御するロックアップ線を記憶した
メモリマップは、自動変速制御手段のみを制御するロッ
クアップ線よりもヒステリシス幅を狭くすることがで
き、少しの負荷変動にも対応させることができる。
[実施例] 第1図は本発明の実施例の速度制御装置の電子制御手
段を構成する制御回路図である。
図において、マイクロコンピュータCPUはマイコン、
或いは1チップマイクロコンピュータ、或いはマイクロ
プロセッサ等と呼称されているもので、制御部及び演算
部及びレジスタから構成されるものである。バッテリBE
は車載用の直流電源、定電圧電源回路CONはマイクロコ
ンピュータCPUの電源及び入力インターフェース回路IP
及び出力インターフェース回路OPの電源を供給するもの
で、イグニッションスイッチIGのオンにより動作状態と
なる。スピードセンサSP1はスピードメータのケーブル
に接続したマグネットと対をなすことで構成する、スピ
ードに比例したパルス数を得るリードスイッチである。
スピードセンサSP2は自動変速機の出力軸に取付けた出
力軸と一体になって回転するマグネットと対をなすこと
で構成する、出力軸の回転数に比例したパルス数を得る
リードスイッチである。前記スピードセンサSP1のリー
ドスイッチはダイオードD1及び抵抗R1を介してトランジ
スタQ1のベースに接続されており、スピードセンサSP1
のリードスイッチのオンのとき、トランジスタQ1がオン
となり抵抗R3の端子に電圧が印加され、マイクロコンピ
ュータCPUの入力ポートP1は“H"となる。また、スピー
ドセンサSP1のリードスイッチがオフのとき、抵抗R2に
よってトランジスタQ1がオフとなり抵抗R3の端子はアー
ス電位となり、マイクロコンピュータCPUの入力ポートP
1は“L"となる。そして、前記スピードセンサSP2のリー
ドスイッチは抵抗R5を介してトランジスタQ2のベースに
接続されており、スピードセンサSP2のリードスイッチ
のオンのとき、トランジスタQ2がオンとなり抵抗R7の端
子に電圧が印加され、マイクロコンピュータCPUの入力
ポートP2は“H"となる。また、スピードセンサSP2のリ
ードスイッチがオフのとき、抵抗R4及び抵抗R6によって
トランジスタQ2がオフとなり抵抗R7の端子はアース電位
となり、マイクロコンピュータCPUの入力ポートP2は
“L"となる。
シフトポジションスイッチSPSはシフトレバーの位置
を検出するスイッチで、Nはニュートラルレンジにシフ
トレバーがあることを、Dはドライブレンジ、2は2速
レンジ、Lは1速レンジにそれぞれシフトレバーがある
ことを検出する検出スイッチで、前記ニュートラルレン
ジ検出スイッチSPS−N、2速レンジ検出スイッチSPS−
2、1速レンジ検出スイッチSPS−1は各々プルダウン
抵抗R8,R9,R10に接続されており、シフトレバーが夫々
の位置にないとき、バッファアンプDR1,DR2,DR3の出力
は“L"となり、マイクロコンピュータCPUの入力ポートP
3,P4,P5は“L"となる。また、シフトレバーが所定の位
置に止まり、ニュートラルレンジ検出スイッチSPS−N、
2速レンジ検出スイッチSPS−2、3速レンジ検出スイ
ッチSPS−3がオンとなると、バッテリ電源BEがバッフ
ァアンプDR1,DR2,DR3の入力となり、その出力は“H"と
なり、マイクロコンピュータCPUの入力ポートP3,P4,P5
は“H"となる。
モードスイッチMSは、E,P位置で自動変速制御モード
に、A位置で自動変速−定速走行制御モードに切替える
スイッチである。P位置でバッテリBEが抵抗R11を介し
てバッファアンプDR4の入力となり、その出力は“H"と
なり、マイクロコンピュータCPUの入力ポートP6は“H"
となる。P位置でバッテリBEが抵抗R12を介してバッフ
ァアンプDR5の入力となり、その出力は“H"となり、マ
イクロコンピュータCPUの入力ポートP7は“H"となる。
モードスイッチMSが停止状態にないP位置、A位置では
プルダウン抵抗R13またはプルダウン抵抗R14によって、
バッファアンプDR4またはDR5の入力となり、その出力は
“L"となり、マイクロコンピュータCPUの入力ポートP6
またはP7は“L"となる。
スロットル開度センサSSはアクセルペタルの踏込量ま
たはスロットル開度を検出するもので、本実施例では、
スロットル開度をコード盤の3ビットの接点L1,L2,L3の
“H(ハイレベル)”、“L(ローレベル)”信号とし
て、0〜7段階のスロットル開度を出力する。なお、接
点IDLはスロットルから足を離していることを検出する
信号を供給するものである。即ち、コード盤の3ビット
の接点L1,L2,L3がオン状態のとき、直列抵抗R15,R16,R1
7を介してバッファアンプDR6,DR7,DR8の入力となり、そ
の出力は“L"となり、マイクロコンピュータCPUの入力
ポートP8,P9,P10は“L"となる。また、コード盤の3ビ
ットの接点L1,L2,L3がオフ状態のとき、プルアップ抵抗
R18,R19,R20により直列抵抗R15,R16,R17を介してバッフ
ァアンプDR6,DR7,DR8の入力は“H"となり、マイクロコ
ンピュータCPUの入力ポートP8,P9,P10は“H"となる。共
通接点IDLがオンのとき、ダイオードD2 及び抵抗R21
を介してトランジスタQ3のベース電流が流れ、トランジ
スタQ3がオンとなり抵抗R23の端子に電圧が印加され、
マイクロコンピュータCPUの入力ポートP11は“H"とな
る。また、共通接点IDLがオフのとき、抵抗R22によっ
てトランジスタQ3がオフとなり抵抗R23の端子はアース
電位となり、マイクロコンピュータCPUの入力ポートP11
は“L"となる。
入力ポートP12にはバッテリBEの電圧がヒューズFUを
介して印加されており、抵抗R24及び抵抗R25により、ト
ランジスタQ4をオン状態とし、マイクロコンピュータCP
Uの入力ポートP12を“L"とする。そして、ヒューズFUが
ブレーキ系等の異常によって溶断した場合、トランジス
タQ4がオフ状態となり、マイクロコンピュータCPUの入
力ポートP12を“H"とする。
ブレーキスイッチBSはブレーキを踏込んだときに動作
するもので、このとき、ブレーキランプBLを点灯する。
即ち、ブレーキを踏圧し、ブレーキスイッチBSがオン状
態となると、バッテリBEの電圧は抵抗R27及び抵抗R28に
より、トランジスタQ5をオン状態とし、マイクロコンピ
ュータCPUの入力ポートP13を“L"とする。そして、ブレ
ーキの踏圧を解除し、ブレーキスイッチBSがオフ状態と
なると、トランジスタQ5がオフ状態となり、マイクロコ
ンピュータCPUの入力ポートP13を“H"とする。
パーキングスイッチPKはシフトレバーがパーキング位
置にあることを検出する検出スイッチで、シフトレバー
がパーキング位置あるときにオンするスイッチである。
パーキングスイッチPKのオンにより、抵抗R30並びに抵
抗R31及び抵抗R32、ダイオードD3によりトランジスタQ6
がオンし、抵抗R33に電圧降下が生じマイクロコンピュ
ータCPUの入力ポートP14が“H"となる。また、パーキン
グスイッチPKのオフにより、トランジスタQ6がオフし、
抵抗R33によりマイクロコンピュータCPUの入力ポートP1
4が“L"となる。
セットスイッチSPは定速走行制御手段を所定の速度に
設定すべく設定速度をセットするもので、セットスイッ
チSPのオンにより、現在の走行速度を定速走行速度とし
て設定する。即ち、セットスイッチSPのオンのとき、ダ
イオードD4及び抵抗R34を介してトランジスタQ7のベー
ス電流が流れ、トランジスタQ7がオンとなり抵抗R36の
端子に電圧が印加され、マイクロコンピュータCPUの入
力ポートP15は“H"となる。また、セットスイッチSPの
オフのとき、抵抗R35によってトランジスタQ7がオフと
なり抵抗R36の端子はアース電位となり、マイクロコン
ピュータCPUの入力ポートP15は“L"となる。
リジュームスイッチRSは定速走行制御手段を所定の速
度に設定すべく設定速度をセットした後、一旦定速走行
を脱した後、再び、設定速度で定速走行制御するもの
で、リジュームスイッチRSのオンにより、再度、定速走
行制御に入る。即ち、リジュームスイッチRSのオンのと
き、ダイオードD5及び抵抗R37を介してトランジスタQ8
のベース電流が流れ、トランジスタQ8がオンとなり抵抗
R39の端子に電圧が印加され、マイクロコンピュータCPU
の入力ポートP16は“H"となる。また、リジュームスイ
ッチRSのオフのとき、抵抗R38によってトランジスタQ8
がオフとなり抵抗R39の端子はアース電位となり、マイ
クロコンピュータCPUの入力ポートP16は“L"となる。
バキュームスイッチVSは定速走行制御手段を制御する
負圧を蓄積するサージタンクの圧力状態を検出し、圧力
の低下で動作するものである。即ち、後述するリリース
バルブRV及びコントロールバルブCVによって制御される
サージタンクの負圧は、バキュームポンプ用モータMに
よって駆動されるバキュムポンプVPによって供給されて
おり、その供給圧力はバキュームスイッチVSによって検
出される。バキュームスイッチVSのオンのとき、ダイオ
ードD6及び抵抗R40を介してトランジスタQ9のベース電
流が流れ、トランジスタQ9がオンとなり抵抗R42の端子
に電圧が印加され、マイクロコンピュータCPUの入力ポ
ートP17は“H"となる。また、バキュームスイッチVSの
オフのとき、抵抗R41によってトランジスタQ9がオフと
なり抵抗R42の端子はアース電位となり、マイクロコン
ピュータCPUの入力ポートP17は“L"となる。
定速走行メインスイッチADSはその接点ON側で定速走
行機能を持たせ、接点OFF側で定速走行機能を解除する
ものである。定速走行メインスイッチADSが接点ON側に
あるとき、ダイオードD7及び抵抗R43を介してトランジ
スタQ10のベース電流が流れ、トランジスタQ10がオンと
なり抵抗R45の端子に電圧が印加され、マイクロコンピ
ュータCPUの入力ポートP18は“H"となる。また、定速走
行メインスイッチADSが接点OFF側にあるとき、抵抗R44
によってトランジスタQ10がOFFとなり抵抗R45の端子は
アース電位となり、マイクロコンピュータCPUの入力ポ
ートP18は“L"となる。
マイクロコンピュータCPUの出力側は、次のように接
続されている。
シフトソレノイドSL1及びシフトソレノイドSL2は、自
動変速機の変速段を決定するアクチュエータで、シフト
ソレノイドSL1、シフトソレノイドSL2の励磁・非励磁に
よって、1速からOD(オーバードライブ)までの4段変
速を可能にしている。次表はその例を示す。
また、ロックアップソレノイドSL3は、自動変速機の
変速段を決定するアクチュエータで、その励磁・非励磁
によってロックアップ制御を行うものである。ロックア
ップソレノイドSL3の励磁状態で、ロックアップし、非
励磁状態でロックアップ解除する。
マイクロコンピュータCPUの出力ポートP21及び出力ポ
ートP22が“L"及び“H"のとき、バッファアンプDR11及
びDR12の出力は“L"及び“H"となり、トランジスタQ21
はオンとなり、抵抗R51、トランジスタQ21、シフトソレ
ノイドSL1を励磁状態とする。また、出力ポートP21及び
出力ポートP22が“H"及び“L"のとき、バッファアンプD
R11及びDR12の出力は“H"及び“L"となり、トランジス
タQ21はオフでシフトソレノイドSL1を非励磁状態とす
る。同様に、マイクロコンピュータCPUの出力ポートP23
及び出力ポートP24が“L"及び“H"のとき、シフトソレ
ノイドSL2を励磁状態とし、出力ポートP23及び出力ポー
トP24が“H"及び“L"のとき、シフトソレノイドSL2を非
励磁状態とする。また、マイクロコンピュータCPUの出
力ポートP25及び出力ポートP26が“L"及び“H"のとき、
ロックアップソレノイドSL3を励磁状態とし、出力ポー
トP25及び出力ポートP26が“H"及び“L"のとき、ロック
アップソレノイドSL3を非励磁状態とする。なお、抵抗R
52及びトランジスタQ22、抵抗R53及びトランジスタQ23
はスイッチング回路を構成し、ダイオードD11,D12,D13
はフライホイールダイオードである。また、バッファア
ンプDR11〜DR20は、駆動回路として機能する。
リリースバルブRV及びコントロールバルブCVは負圧ア
クチュエータによりスロットルバルブを開閉する開度を
決定するもので、定速走行制御時に設定車速とその時の
車速とが比較され、その差が等しくなるように、前記コ
ントロールバルブCVはそのソレノイドが励磁状態のと
き、サージタンクの負圧を負圧アクチュエータ側に送出
する経路を形成し、非励磁状態のとき、その経路を遮断
するものである。また、リリースバルブRVはそのソレノ
イドが非励磁状態のとき、負圧アクチュエータの負圧を
大気側に排出し、励磁状態のとき、その経路を遮断する
ものである。
即ち、マイクロコンピュータCPUり出力ポートP27が
“H"及び出力ポートP29が“L"のとき、トランジスタQ24
及びトランジスタQ26がオンとなり、リリースバルブRV
のソレノイドが励磁状態となる。出力ポートP27が“L"
及び出力ポートP29が“H"のとき、トランジスタQ24及び
トランジスタQ26がオフとなり、リリースバルブRVのソ
レノイドが非励磁状態となる。マイクロコンピュータCP
Uの出力ポートP28が“H"及び出力ポートP29が“L"のと
き、トランジスタQ25及びトランジスタQ26がオンとな
り、コントロールバルブCVのソレノイドが励磁状態とな
る。出力ポートP28が“L"及び出力ポートP29が“H"のと
き、トランジスタQ25及びトランジスタQ26がオフとな
り、コントロールバルブRVのソレノイドが非励磁状態と
なる。
なお、リリースバルブRV及びコントロールバルブCVに
よって制御されるサージタンクの負圧は、バキュームポ
ンプによって供給され、前記バキュームポンプVPはバキ
ュームポンプ用モータMによって駆動される。前記バキ
ュームポンプ用モータMは、マイクロコンピュータCPU
の出力ポートP30が“L"のとき、バッファアンプDR20の
出力は“L"となり、トランジスタQ27がオンとなり駆動
状態となる。また、出力ポートP30が“H"のとき、バッ
ファアンプDR20の出力は“H"となり、トランジスタQ27
がオフとなり停止状態となる。
このように構成された本実施例の速度制御装置の制御
回路は、次のように制御される。
第2図から第6図は本実施例の速度制御装置を制御す
るゼネラルフローチャートである。
まず、ステップG1で本制御を実行するに必要なメモリ
及び出力ポートを初期化する。ステップG2で各入力ポー
トの状態を読込む。そして、現在の制御状態が自動変速
制御時の定速走行制御時(自動変速−定速走行制御時)
か否かを判断して、自動変速−定速走行制御に入る条件
の判断に入るルーチンを実行する。
ステップG3で定速走行メインスイッチADSがオンか、
オフか判断し、ステップG3で定速走行メインスイッチAD
Sがオンのとき、更に、ステップG4で定速走行セットフ
ラグが立っている(“H")か判断する。定速走行セット
フラグが立っているとき、ステップG5で現在変速中か判
断する。ステップG5で変速中でないとき、ステップG6で
自動変速制御時に定速走行制御を行うためのECT-A/D
(自動変速−定速走行制御)フラグを立てる。ステップ
G7で定速走行制御をキャンセルする定速走行キャンセル
フラグが立っているか判断し、ステップG7で定速走行キ
ャンセルフラグが降りている(“L")とき、この判断ル
ーチンを脱する。また、ステップG3で定速走行メインス
イッチADSが、オフ状態であることが判断されると、ス
テップG8で更に現在変速中であることが判断されるか、
或いは、ステップG8で現在変速中でないと判断された場
合には、ステップG9でECT-A/Dフラグを降ろし、この判
断ルーチンを脱する。即ち、現在変速中である場合に
は、その状態を継続し、変速完了時にECT-A/Dフラグを
立てたり、降ろしたりする。
次に、ECT-A/Dフラグをみて、自動変速−定速走行制
御時と、自動変速制御時との変速マップの選択を行う。
なお、運転者のアクセル操作時の制御、即ち、スロット
ルを急速開動動作してキックダウン要求する場合には、
譬え、自動変速−定速走行制御に入る条件が揃っていて
も、自動変速制御に入る。
まず、ステップG10で現在走行中の車速を計算する。
ステップG11でECT-A/Dフラグが立っているか判断し、EC
T-A/Dフラグが立っていないとき、ステップG21で第9図
に示す自動変速制御時のみに使用する自動変速用変速マ
ップを選択し、ステップG22で自動変速制御時のみに使
用する第10図に示す自動変速用ロックアップマップを選
択する。そして、ステップG23で自動変速用変速マップ
及び自動変速用ロックアップマップから、現在の車速に
応じた変速段及びロックアップクラッチの状態をサーチ
し、ステップG24で前記サーチした自動変速用変速マッ
プ及び自動変速用ロックアップマップデータから、現在
の車速に応じた変速段及びロックアップクラッチ状態の
適否を判断する。
ステップG11でECT-A/Dフラグが立っているとき、ステ
ップG12でアクセル操作フラグが立っているか判断す
る。通常、この制御の開始初期には、アクセル操作フラ
グが立っていないから、ステップG13でアクセル操作の
検出、即ち、スロットル開度センサSSの変量の検出を行
う。ステップG14で所定のスロットル開度センサSSの変
量が検出された場合、ステップG14からステップG15に移
動し、アクセル操作フラグを立てる。更に、ステップG1
6で自動変速−定速走行制御時には、比較的に長時限の
タイマを使用するから、この時限設定されたアップシフ
ト禁止タイマTimIをクリアする。そして、ステップG2
1で第9図に示す自動変速制御時のみに使用する自動変
速用変速マップを選択し、ステップG22で自動変速制御
時のみに使用する第10図に示す自動変速用ロックアップ
マップを選択する。更に、ステップG23で自動変速用変
速マップ及び自動変速用ロックアップマップから、現在
の車速に応じた変速段及びロックアップクラッチの状態
をサーチし、ステップG24で前記サーチした自動変速用
変速マップ及び自動変速用ロックアップマップデータか
ら、現在の車速に応じた変速段及びロックアップクラッ
チ状態の適否を判断する。
また、ステップG12でアクセル操作フラグが立ってい
ることが判断され、ステップG17で車速偏差が所定の閾
値よりも小と判断された場合には、ステップG18でアク
セル操作フラグを降ろし、ステップG19で第11図に示す
自動変速−定速走行制御時に使用する自動変速−定速走
行用変速マップの選択を、ステップG20で第12図に示す
自動変速−定速走行制御時に使用する自動変速−定速走
行用ロックアップマップの選択を行い、そして、ステッ
プG23で自動変速−定速走行用変速マップ及び自動変速
−定速走行用ロックアップマップから、現在の車速に応
じた変速段及びロックアップクラッチの状態をサーチ
し、ステップG24で前記サーチした自動変速−定速走行
用変速マップ及び自動変速−定速走行用ロックアップマ
ップのデータから、現在の車速に応じた変速段及びロッ
クアップクラッチ状態の適否を判断する。なお、このル
ーチンは、ステップG13でアクセル操作の検出を行い、
その変量がステップG14で所定のスロットル開度センサS
Sの閾値以下と判断された場合にも、ステップG19からス
テップG24のルーチンの処理となる。
そして、ステップG12でアクセル操作フラグが立って
いることが判断され、更に、ステップG17で車速偏差が
所定の閾値よりも大と判断された場合には、ステップG2
1からステップG24のルーチンの処理に入る。
即ち、キックダウン等により運転者によって、アクセ
ル操作が行われた場合には、ステップG15でアクセル操
作フラグを立てた後、ステップG17で車速偏差が少なく
なるまで、ステップG21で自動変速制御時のみに使用す
る自動変速用変速マップの選択を、ステップG22で自動
変速制御時のみに使用する自動変速用ロックアップマッ
プの選択を行う。そして、ステップG17で車速偏差が少
なくなったとき、ステップG19で自動変速−定速走行制
御時に使用する自動変速−定速走行用変速マップの選択
を、ステップG20で自動変速−定速走行制御時に使用す
る自動変速−定速走行用ロックアップマップの選択を行
う。
次に、定速走行制御用のロックアップクラッチの制御
に入る。
ステップG30でECT-A/Dフラグの状態をみて、自動変速
−定速走行制御時であるか判断し、定速走行制御時のと
きステップG31で車速偏差が所定の閾値以上であるか判
断し、車速偏差が所定の閾値以上のとき、ステップG32
で自動変速機のトルクコンバータの機能によりトルクを
得るべくロックアップを解除する。即ち、定速走行制御
時には変速線に関係なく所定の車速偏差が大きくなった
場合にトルクコンバータのロックアップを解除する。ス
テップG33でロックアップを禁止するロックアップ禁止
タイマTimIIに5秒をセットし、それをスタートする。
また、ステップG30で定速走行制御時と判断し、ステ
ップG31で車速偏差が所定の閾値より小と判断したと
き、ステップG34で前記車速偏差がロックアップ状態を
維持できるほど小であるか判断し、車速偏差が小のと
き、ステップG35でロックアップ許可を行う。
次に、実際の変速動作に入り、変速を行うタイミング
を得る各種タイマの設定を行う。
ステップG36でステップG23及びステップG24の処理の
結果、変速の必要ありと判断された場合、ステップG38
で変速しようとする変速段をセットする。ステップG39
でECT-A/Dフラグが立っているか、即ち、自動変速−定
速走行制御中であるかECT-A/Dフラグの状態を判断し、E
CT-A/Dフラグが立っていないとき、ステップG40で自動
変速制御時の各種変速タイマの設定時限をサーチし、ス
テップG41でアップシフトディレータイマTimIIIのタイ
ムアップを判断する。アップシフトディレータイマTim
IIIがタイムアップしており、ステップG42で全変速タイ
マT1〜T5または変速タイマT1が初期値の状態で動作して
いないと判断されたとき、ステップG43で変速タイマT1
〜T5をスタートさせる。また、ステップG36でステップG
23及びステップG24の処理の結果、変速の必要なしと判
断された場合、ステップG37でアップシフト判断後、一
定時間アップシフトの変速動作を遅らせるアップシフト
ディレーフラグを降ろす。そして、ステップG44で変速
タイマT1〜T5の設定時限のタイムアップを判断し、変速
タイマT1〜T5の設定時限がタイムアップしたとき、ステ
ップG45でアップシフト禁止タイマTimIの設定時限の
タイムアップを判断し、アップシフト禁止タイマTimI
が設定時限をタイムアップしているとき、更に、ステッ
プG46でアップシフト中か判断し、ステップG46でアップ
シフト中のとき、ステップG47でアップシフト禁止中を
アップシフト禁止フラグで判断し、アップシフト禁止フ
ラグが立っていないとき、ステップG48で変速段及びロ
ックアップクラッチの状態を出力する。また、ステップ
G46でアップシフト中でないとき、ステップG48で変速段
及びロックアップクラッチの状態を出力する。
しかし、ステップG44で変速タイマT1〜T5の設定時限
の経過前のとき、ステップG45でアップシフト禁止タイ
マTimIの設定時限の経過前のとき、ステップG46でア
ップシフト中と判断され、ステップG47でアップシフト
禁止フラグが立っているとき、変速段及びロックアップ
クラッチの状態は出力されない。
なお、ステップG39でECT-A/Dフラグが立っていると判
断され、更に、ステップG49でアクセル操作フラグが立
っていると判断された場合には、急速スロットルを開動
動作する運転者のキックダウン要求等を前提としている
から、自動変速制御とし、ステップG40からステップG48
のルーチンの処理となる。
ステップG39でECT-A/Dフラグが立っていると判断さ
れ、ステップG49でアクセル操作フラグが降りていると
き、ステップG50で変速がアップシフトかダウンシフト
かの判断を行う。ダウンシフトの場合、ステップG60で
定速走行用ダウンシフトタイマをサーチし、ステップG6
1でアップシフト禁止タイマTimIをセット及びスター
トする。ステップG62でアップシフトディレーフラグを
降ろし、ステップG41からステップG48のルーチンの処理
を行う。
そして、ステップG50で変速がアップシフトと判断さ
れた場合、ステップG51で定速走行用アップシフトタイ
マをサーチし、ステップG52でアップシフト判断の後、
一定時間アップシフトを遅らせるアップシフトディレー
フラグが立っているか判断する。アップシフトディレー
フラグが立っていないとき、ステップG53でアップシフ
トディレータイマTimIIIに5秒をセットし、ステップG
54でアップシフトディレータイマTimIIIをスタートす
る。
更に、ステップG55で現在の駆動力TNを算出し、ステ
ップG56でアップシフト後の最大駆動力TN+1を算出し、
ステップG57で前記算出した現在の駆動力TNとアップシ
フト後の最大駆動力TN+1とを比較し、TN<TN+1でな
いとき、ステップG58でアップシフトを禁止すべくアッ
プシフト禁止フラグを立てる。
また、TN<TN+1のとき、ステップG59でアップシフ
ト禁止を解除すべくアップシフト禁止フラグを降ろす。
前記ステップG58またはステップG59の処理の後、ステッ
プG41からステップG48のルーチンの処理を行う。
なお、前記駆動力は、 駆動力=機関トルク×変速比×減速比 ×動力伝達効率 ×トルクコンバータトルク変換比 ×損失修正系数 で表現される。
次に、定速走行制御中に変速があった場合の変速ショ
ック低減のためのスロットル開度の制御に入る。なお、
この処理の終りには、自動変速制御手段のモード切替の
状態のチェックに入る。
ステップG70でアクセル操作フラグが立っているか判
断し、アクセル操作フラグが立っていないとき、ステッ
プG71でETC-A/Dフラグが立っているか判断し、ETC-A/D
フラグが立っているとき、更に、ステップG72で変速中
であるか判断する。即ち、自動変速−定速走行制御に入
った後に、アクセル操作フラグが立っている場合には、
キックダウン要求があったことを意味する。現在変速中
の場合には、ステップG73で変速中にスロットルの開度
を少なくするスロットルホールドフラグが立っているか
判断する。スロットルホールドフラグが立っていないと
き、ステップG74でスロットルホールドフラグを立て、
ステップG75で現在の駆動力TNを算出し、ステップG76
で変速後の駆動力が現在の駆動力TNに最も近い変速後
のスロットル開度θNを算出する。そして、ステップG77
で変速タイマの設定時限経過前、即ち、変速期間中であ
ることを確認し、ステップG78で前記スロットル開度θN
をセットし、ステップG79でスロットル開度θNの状態を
維持すべく定速走行制御手段の負圧アクチュエータをデ
ューティ比制御する。そして、ステップG96でリジュー
ムスイッチRSがオフ、ステップG97でブレーキスイッチB
S及びパーキングスイッチPKがオフ、ステップG98でDレ
ンジにあることが確認され、更に、ステップG99で定速
走行の最低設定走行速度の40Km/h以下になっていないこ
とが確認されると、ステップG2からのルーチンの処理に
戻る。
また、ステップG72で変速中と判断されないとき、ス
テップG90で定速走行メインスイッチADSがオンか、オフ
か判断し、定速走行メインスイッチADSがオンのとき、
ステップG91で現在定速走行速度がセットされているか
判断する。定速走行セットスイッチSPまたはリジューム
スイッチRSがオンとなって設定車速がセットされている
とき、ステップG92で定速走行キャンセルフラグを降ろ
し、また、定速走行セットフラグを立てる。ステップG9
3でECT-A/Dフラグが立ったのを判断されると、ステップ
G94で定速走行制御に入る。そして、ステップG95でスロ
ットルホールドフラグを降ろし、ステップG96からステ
ップG100のルーチンの処理を行う。
なお、ステップG92で定速走行セットフラグが立てら
れた初期には、ステップG93でECT-A/Dフラグが立ってい
ないから、ステップG96からステップG100のルーチンの
処理を行う。また、ステップG90で定速走行メインスイ
ッチADSがオフのとき、ステップG101で定速走行キャン
セルフラグを立て、定速走行セットフラグを降ろした場
合にも、ステップG99からステップG100のルーチンの処
理を行う。
なお、ステップG96でリジュームスイッチRSがオンと
なると、ステップG102で定速走行キャンセルフラグを降
ろし、また、ステップG97でブレーキスイッチBS及びパ
ーキングスイッチPKがオン、またはステップG98でDレ
ンジにないことが確認されると、ステップG103で定速走
行キャンセルフラグを立てる。そして、ステップG99で
定速走行の最低設定走行速度の40Km/h以下が判断される
と、ステップG100で定速走行キャンセルフラグを立て、
また、定速走行セットフラグを降ろした後、ステップG2
からのルーチンの処理に戻る。
また、ステップG77で変速タイマの設定時限経過前と
判断された場合にも、ステップG90からステップG100の
ルーチンの処理を行う。
即ち、自動変速制御から自動変速−定速走行制御に入
るには、ステップG90で定速走行メインスイッチADSがオ
ンとなり、ステップ91で定速走行セットスイッチSPまた
はリジュームスイッチRSがオンとなって設定車速がセッ
トされているとき、ステップG92で定速走行セットフラ
グを立てるから、それを、ステップG4で判断し、ステッ
プG5で変速タイマのタイムアップを判断したとき、ステ
ップG5でECT-A/Dフラグを立てることができる。そし
て、ステップG39でECT-A/Dフラグの状態を判断し、ECT-
A/Dフラグを立っているとき、定速走行用アップシフト
タイマまたは定速走行用ダウンシフトタイマの選択を行
い、更に、アップシフトの場合には、アップシフトした
場合の最大駆動力が現在の駆動力以上になるか判断す
る。そして、ステップ93でECT-A/Dフラグが立っている
ことが確認されると、自動変速−定速走行制御に入るこ
とができる。
逆に、自動変速−定速走行制御から自動変速制御に入
るには、ステップG96でリジュームスイッチRSがオフ、
ステップG97でブレーキスイッチBSまたはパーキングス
イッチPKがオン、ステップG98でDレンジにないとき、
定速走行キャンセルフラグが立てられ、また、ステップ
G99で定速走行の最低設定走行速度の40Km/h以下が判断
されると、定速走行キャンセルフラグが立てられ、それ
が、ステップG7で判断し、ステップG8で変速タイマのタ
イムアップを判断したとき、ステップG9でECT-A/Dフラ
グを降ろすことができる。そして、ステップG39でECT-A
/Dフラグの状態を判断し、ECT-A/Dフラグが降りている
とき、自動変速制御用の変速タイマの選択を行い、更
に、ステップG93でECT-A/Dフラグが降りていることが確
認されると、自動変速−定速走行制御から自動変速制御
に入ることができる。
更に、前記ゼネラルフローチャートのステップG11か
らステップG23のルーチンについて、第7図のゼネラル
フローチャートの部分詳細を示すゼネラルフローチャー
トを用いて詳述する。
ステップ1(G11)でECT-A/Dフラグが立っているか判
断する。即ち、ECT-A/Dフラグが立っているとき、ECT-A
/D制御時であることを意味するから、自動変速−定速走
行制御時であるか判断する。ECT-A/Dフラグが立ってい
ないとき、即ち、自動変速制御のみの場合、ステップ14
で自動変速制御のみに使用する自動変速用変速マップを
選択し、ステップ15で自動変速制御時のみに使用する自
動変速用ロックアップマップを選択する。このようにし
て通常の自動変速制御時のみの、直結クラッチ付のトル
クコンバータを回転出力及びスロットル開度に応じた変
速段として選択する変速線を記憶したメモリマップのア
ドレス指定を行う。第9図及び第10図はこの時選択する
自動変速用変速マップ及び自動変速用ロックアップマッ
プである。
第9図は回転数出力及びスロットル開度に応じた変速
段として選択する変速線を記憶した自動変速用変速マッ
プ、また、第10図は回転数出力及びスロットル開度に応
じたロックアップクラッチを制御するロックアップ線を
記憶した自動変速用ロックアップマップである。図にお
いて、1−2,2-3,3−4はアップシフトする場合の変速
段の変化を示し、4−3,3-2,2−1はダウンシフトする
場合の変速段の変化を示すものであり、2ロック(ロッ
クアップオン),3ロック,4ロック及び2オフ(ロックア
ップオフ),3オフ,4オフは各変速段のロックアップ状態
(ロックアップオン)及びロックアップ解除状態(ロッ
クアップオフ)を示すものである。
そして、前述したように、ゼネラルフローチャートの
ステップG23で自動変速用変速マップ及び自動変速用ロ
ックアップマップから、現在の車速に応じた変速段及び
ロックアップクラッチの状態をサーチし、ステップG24
で前記サーチした自動変速用変速マップ及び自動変速用
ロックアップマップから、現在の車速に応じた変速段及
びロックアップクラッチ状態を判断する。
ステップ1(G11)でECT-A/Dフラグが立っていると
き、自動変速−定速走行制御に入ろうとし、ステップ2
でアクセル操作されたかをアクセル操作フラグが立って
いるかで判断する。ステップ2でアクセル操作が検出さ
れなくとも、ステップ3でアクセル操作の状態をスロッ
トル開度として検出し、所定の開度以上(最大スロット
ル開度に設定してもよい)か判断する。スロットル開度
が所定の開度以上のとき、ステップ5でアクセル操作の
検出、即ち、スロットル開度センサSSの変量が所定の値
以上であるとしてアクセル操作フラグを立てる。更に、
ステップ6で自動変速−定速走行制御時には、比較的に
長時限のタイマを使用するから、この時限設定されたア
ップシフト禁止タイマTimIをクリアする。そして、ス
テップ14で自動変速制御時のみに使用する自動変速用変
速マップの選択を、ステップ15で自動変速制御時のみに
使用する自動変速用ロックアップマップの選択を行う。
即ち、ステップ2、ステップ3、ステップ5、ステップ
6のルーチンは、自動変速−定速走行制御時に加速要求
等のキックダウン等が行われたことを意味するから、こ
のときは定速走行制御動作に引き入れることなく、自動
変速制御のみの制御とするものである。なお、以下は、
同様に、ステップG23以降の処理を行う。
また、ステップ2でアクセル操作フラグが立っている
ことが判断されると、ステップ7で車速偏差が所定の閾
値よりも小になったか判断する。即ち、キックダウン等
による加速要求の結果として、車速が上昇し、車速偏差
が所定の閾値よりも小さくなったかを、ステップ7で現
車速から定速設定速度を減算して車速偏差を算出する。
ステップ8で前記現車速から定速設定速度を減算した結
果が負のとき、ステップ9で前記車速偏差を正の値とす
る。こうして、ステップ7からステップ9で車速偏差の
絶対値を得て、ステップ10で車速偏差が所定の閾値であ
る0.5Km/hよりも小さくなったか判断する。ステップ10
で車速偏差が所定の閾値である0.5Km/hよりも小さいと
判断されたとき、ステップ11でアクセル操作フラグを降
ろす。そして、ステップ12で自動変速制御時の定速走行
制御時に使用する自動変速−定速走行用変速マップの選
択を、ステップ13で自動変速制御時の定速走行制御時に
使用する自動変速−定速走行制御用ロックアップの選択
を行う。また、ステップ10で車速偏差が閾値である0.5K
m/hよりも小さくないと判断されたとき、ステップ14で
自動変速制御時のみに使用する自動変速用変速マップの
選択を、ステップ15で自動変速制御時のみに使用する自
動変速用ロックアップマップの選択を行う。即ち、ステ
ップ2、ステップ7、ステップ8、ステップ9、ステッ
プ10、ステップ11のルーチンは、自動変速−定速走行制
御の条件が満足することを意味するから、自動変速制御
時の定速走行制御動作、即ち、自動変速−定速走行制御
動作に引き入れるものである。
なお、第11図及び第12図はこの時選択する自動変速−
定速走行用変速マップ及び自動変速−定速走行用ロック
アップマップである。
第11図は回転数出力及びスロットル開度に応じた変速
段して選択する変速線を記憶した自動変速−定速走行用
変速マップ、また、第12図は回転数出力及びスロットル
開度に応じたロックアップクラッチを制御するロックア
ップ線を記憶した自動変速−定速走行用ロックアップマ
ップである。図において、1−2,2-3,3−4はアップシ
フトする場合の変速段の変化を示し、4−3,3-2,2−1
はダウンシフトする場合の変速段の変化を示すものであ
り、2ロック(ロックアップオン),3ロック,4ロック及
び2オフ(ロックアップオフ),3オフ,4オフは各変速段
のロックアップクラッチのロックアップ状態(ロックア
ップオン)及びロックアップ解除状態(ロックアップオ
フ)を示すものである。
また、ステップ2でアクセル操作が検出されず、ステ
ップ3でアクセル操作が所定の開度以上でないと判断さ
れたときでも、ステップ4で後述するアクセル操作検出
フラグが立っているときには、ステップ12及びステップ
13で自動変速−定速走行用変速マップの選択、自動変速
−変速走行用ロックアップの選択を行う。
なお、前記ステップ4でアクセル操作の状態をスロッ
トル開度として検出し、スロットル開度操作がアクセル
による操作か判断するアクセル操作検出フラグの状態を
決定するルーチンについて、更に詳述する。
第8図は『スロットル開度判断ルーチン』のフローチ
ャートである。
このスロットル開度の判断ルーチンは200ms毎のタイ
マインターラプトで割込み処理される『スロットル開度
判断ルーチン』で、アクセル操作検出フラグを立てる。
まず、ステップS1で現在のスロットル開度から前回の
スロットル開度を減算し、スロットル変化値を得る。そ
のスロットル変化値が負の時には、ステップS2でそれが
検出されると、ステップS3で正の値にする。即ち、ステ
ップS1からステップS3で、現在のスロットル開度から前
回のスロットル開度を減算した値のスロットル変化値の
絶対値を得る。そして、ステップS4でスロットル変化値
が定速走行制御時のスロットル変化速度より速い場合に
は、前記現在のスロットル開度から前回のスロットル開
度を減算したスロットル変化値が所定の閾値、即ち、本
実施例では2以上の場合、ステップS5でアクセル操作検
出フラグを立て、または、スロットル変化値が所定の閾
値以上でない場合、ステップS7でアクセル操作検出フラ
グを降ろし、更に、ステップS6で現在のスロットル開度
を次回の計算用にメモリに収納し、200ms毎のタイマイ
ンターラプトを終了する。
このように、本発明の実施例の速度制御装置は直結ク
ラッチ付のトルクコンバータを回転数出力及びスロット
ル開度に応じた変速段として選択する変速線を記憶した
自動変速用変速マップ等のメモリマップに従って制御す
る自動変速制御手段と、スロットル開度の制御により所
定の設定車速を維持すべく制御する定速走行制御手段と
を具備する速度制御装置において、前記自動変速制御手
段のみを制御する変速線を記憶した自動変速用変速マッ
プ等のメモリマップと、前記自動変速制御手段及び定速
走行制御手段を同時に制御する変速線を記憶した自動変
速−定速走行用変速マップ等のメモリマップとを有する
ものであり、制御対象が自動変速制御手段の場合と、自
動変速制御手段及び定速走行制御手段の場合とで変速線
を記憶したメモリマップの選択を変更して、特に、自動
変速制御手段及び定速走行制御手段を制御する場合に
は、変速線を記憶した自動変速−定速走行用変速マップ
等のメモリマップの変速段の設定ヒステリシス幅を広く
して自動変速する変速段の変更回数を少なくしたもので
ある。
なお、自動変速制御手段及び定速走行制御手段を制御
する場合の、変速線を記憶した自動変速−定速走行用変
速マップの変速段のヒステリシス幅は、自動変速制御手
段のみで制御する場合の、変速線を記憶した自動変速用
変速マップの変速段のヒステリシス幅より広くしたもの
である。具体的には、第9図及び第11図に示すように、
自動変速−定速走行制御時の変速線は、自動変速制御時
の変速線の変速段が1−2,2-3,3−4とアップシフトす
る場合と、4−3,3-2,2−1とダウンシフトする場合
の、変速段のヒステリシス幅は、スロットル開度の大き
いスロットル開度θNがTH3以上では、両者共に大きくな
っているが、スロットル開度θNがTH2以下では、そのヒ
ステリシス幅をできるだけ狭くして、通常走行する場合
の燃費の低下を招かないようにし、特に、大トルクを必
要とする場合の変速段のヒステリシス幅は大きく設定し
ている。
また、第10図及び第12図に示すように、回転数出力及
びスロットル開度に応じたロックアップクラッチを制御
する自動変速−定速走行用ロックアップマップの変速段
のロックアップ線のヒステリシス幅より、自動変速制御
時のロックアップ線のヒステリシス幅を狭くしたもので
ある。自動変速−定速走行時のロックアップ線は、自動
変速制御時のロックアップ線が2ロック,3ロック,4ロッ
クの場合と、2オフ,3オフ,4オフの場合の各変速段のロ
ックアップクラッチのロックアップ状態及びロックアッ
プ解除状態のヒステリシス幅は、第2速及び第3速でス
ロットル開度θNが小さいロックアップ解除を行う回転
数では、両者の差を同程度とし、高速走行時の増速の必
要性の高い場合には、トルクを必要とし、しかも滑らか
な変速を行うためにロックアップ解除を行う回転数を高
くし、そのヒステリシス幅も狭くしたものである。
特に、本実施例の速度制御装置のように、直結クラッ
チ付のトルクコンバータを回転数出力及びスロットル開
度に応じた変速段として選択する変速線を記憶したメモ
リマップ及び回転数出力及びスロットル開度に応じたロ
ックアップ制御するロックアップ線を記憶したメモリマ
ップに従って制御する自動変速制御手段と、スロットル
開度の制御により所定の設定車速を維持すべく制御する
定速走行制御手段とを具備する速度制御装置において、
前記自動変速制御手段のみを制御する変速線及びロック
アップ線を記憶したメモリマップと、前記自動変速制御
手段及び定速走行制御手段を同時に制御する変速線及び
ロックアップ線を記憶したメモリマップとを有するもの
で、更に、自動変速制御手段及び定速走行制御手段を同
時に制御するロックアップ線を記憶したメモリマップ
は、自動変速制御手段のみを制御するロックアップ線よ
りもヒステリシス幅を狭くしたものでは、ロックアップ
解除を行う機会を多くして、変速時のトルクの変動をロ
ックアップ解除により、ロックアップクラッチの接続を
解除して、トルクコンバータによって対応させることが
できる。
なお、前記実施例の直結クラッチ付のトルクコンバー
タを回転数出力及びスロットル開度に応じた変速段とし
て選択する変速線を記憶したメモリマップに従って制御
する自動変速制御手段とは、公知の自動変速機及びそれ
を制御する制御回路等を含む独立した自動変速制御装置
に相当する構成を有するものである。また、スロットル
開度の制御により所定の設定車速を維持すべく制御する
定速走行制御手段とは、結果的にスロットル開度の開閉
制御により、独立して定速走行制御を行うことの可能な
公知の定速走行制御装置に相当する構成を有するもので
ある。
また、前記実施例では、自動変速制御手段を主体とす
る制御により、定速走行制御を行っているが、本発明を
実施する場合には、定速走行制御手段を主体とする制御
により、自動変速制御を行ってもよい。
[発明の効果] 以上のように、本発明の速度制御装置は、自動変速機
を車速または回転数出力及びエンジン負荷またはスロッ
トル開度に応じた変速段として変速制御する自動変速制
御手段と、スロットル開度の制御により所定の設定車速
を維持すべく制御する定速走行制御手段とを具備する速
度制御装置において、前記自動変速制御手段のみを制御
する変速線を記憶したメモリマップと、前記自動変速制
御手段及び定速走行制御手段を同時に制御する場合の変
速線を、自動変速制御手段のみを制御する変速線よりも
アップシフトとダウンシフトのうちの1以上のシフトす
る速度を高く設定し、それを記憶したメモリマップとを
有するものであり、制御対象が自動変速制御手段の場合
と、自動変速制御手段及び定速走行制御手段の場合とで
変速線を記憶したメモリマップの選択を変更して、自動
変速制御手段及び定速走行制御手段を制御するときに
は、自動変速制御手段のみを制御する変速線よりもアッ
プシフトとダウンシフトのうちの1以上のシフトする速
度を高くし、変速段の設定ヒステリシス幅を広くして自
動変速する変速段の変更回数を少なくしたものである。
したがって、自動変速制御及び定速走行制御中に生ずる
変速の回数を低減させ、変速によるハンチングの発生を
防止することができ、乗車フイーリングを良好とするこ
とができる。
また、自動変速制御手段のみを制御する変速線及びロ
ックアップ線を記憶したメモリマップと、前記自動変速
制御手段及び定速走行制御手段を同時に制御する変速線
及び自動変速制御手段のみを制御するロックアップ線よ
りもヒステリシス幅を狭くしたロックアップ線を記憶し
たメモリマップとを有する速度制御装置においては、自
動変速制御手段及び定速走行制御手段を同時に制御する
ロックアップ線を記憶したメモリマップは、自動変速制
御手段のみを制御するロックアップ線よりもヒステリシ
ス幅を狭くすることができ、負荷が少し大きくなると、
ロックアップ解除を行う機会を多くして、トルクコンバ
ータによって対応させることができるから、変速線の異
なる2つのメモリマップを有するものよりも、更に、変
速時のハンチングの発生を防止することができ、乗車フ
イーリングを良好とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の速度制御装置の電子制御手段
を構成する制御回路図、第2図から第6図は本発明の実
施例の速度制御装置を制御するゼネラルフローチャー
ト、第7図は同じく部分詳細を示すゼネラルフローチャ
ート、第8図は『スロットル開度判断ルーチン』のフロ
ーチャート、第9図は本発明の実施例の自動変速用変速
マップ、第10図は本発明の実施例の自動変速用ロックア
ップマップ、第11図は同じく自動変速−定速走行用変速
マップ、第12図は同じく自動変速−定速走行用ロックア
ップマップ、第13図は従来の自動変速制御装置の変速マ
ップである。 図において、 CPU:マイクロコンピュータ、SPS:シフトポジションスイ
ッチ、SS:スロットル開度センサ、BS:ブレーキスイッ
チ、PK:パーキングブレーキスイッチ、SP:セットスイッ
チ、RS:リジュームスイッチ、ADS:定速走行メインスイ
ッチ、SL1,SL2:シフトソレノイド、SL3:ロックアップソ
レノイド、RV:リリースバルブ、CV:コントロールバル
ブ、VP:バキュームポンプ、である。 なお、図中、同一符号及び同一記号は、同一または相当
部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動変速機を車速または回転数出力及びエ
    ンジン負荷またはスロットル開度に応じた変速段として
    変速制御する自動変速制御手段と、 スロットル開度の制御により所定の設定車速を維持すべ
    く制御する定速走行制御手段とを具備する速度制御装置
    において、 前記自動変速制御手段のみを制御する場合の変速線を記
    憶したメモリマップと、前記自動変速制御手段及び定速
    走行制御手段を同時に制御する場合の変速線を、自動変
    速制御手段のみを制御する変速線よりもアップシフトと
    ダウンシフトのうちの1以上のシフトする速度を高く設
    定し、それを記憶したメモリマップとを有することを特
    徴とする速度制御装置。
  2. 【請求項2】自動変速機を車速または回転数出力及びエ
    ンジン負荷またはスロットル開度に応じた変速段として
    変速制御する自動変速制御手段と、 スロットル開度の制御により所定の設定車速を維持すべ
    く制御する定速走行制御手段とを具備する速度制御装置
    において、 前記自動変速制御手段のみを制御する変速線及びロック
    アップ線を記憶したメモリマップと、前記自動変速制御
    手段及び定速走行制御手段を同時に制御する変速線及び
    自動変速制御手段のみを制御するロックアップ線よりも
    ヒステリシス幅を狭くしたロックアップ線を記憶したメ
    モリマップとを有することを特徴とする速度制御装置。
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