JPH0829394A - 電磁誘導型検査装置 - Google Patents

電磁誘導型検査装置

Info

Publication number
JPH0829394A
JPH0829394A JP16667494A JP16667494A JPH0829394A JP H0829394 A JPH0829394 A JP H0829394A JP 16667494 A JP16667494 A JP 16667494A JP 16667494 A JP16667494 A JP 16667494A JP H0829394 A JPH0829394 A JP H0829394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
coil
inspection
detected
magnetic field
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16667494A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Kohama
博明 小濱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAISEI ENJINIA KK
MIYOUJIYOU SHOKUHIN KK
Original Assignee
KAISEI ENJINIA KK
MIYOUJIYOU SHOKUHIN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KAISEI ENJINIA KK, MIYOUJIYOU SHOKUHIN KK filed Critical KAISEI ENJINIA KK
Priority to JP16667494A priority Critical patent/JPH0829394A/ja
Publication of JPH0829394A publication Critical patent/JPH0829394A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】被検査物のサイズに左右されず、被検査物を確
実に磁界内に入れて、例え検出対象物と同種の電導体を
介してでも、十分な精度で検出対象物を認識することが
できる電磁誘導型検査装置を提供することを目的とす
る。 【構成】励磁コイルと誘導コイルとで第1センサ5、第
2センサ6をそれぞれ構成し、第1、第2センサ5、6
の内、一方のセンサで、交流磁界中にある被検査物によ
る誘導起電圧の変化を検出し、他方のセンサをダミーと
して同時に誘導起電圧を検出する、相互に逆相関係の構
成にして、検査時に、第1、第2センサ5、6間の各交
流磁界が相互に影響を及ぼすことはなく、各センサに検
出される誘導起電圧が相互に干渉せず、誘導起電圧間の
差分電圧も正確に得られ、検査は、被検査物1中の検出
対象物が同種の電導体を介して配置された状態で実施さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電磁誘導の変化によって
導電性の検査対象物を含む被検査物を検査する電磁誘導
型検査装置に関し、特に食品、薬品錠剤、合成樹脂製
品、工作物などの被検査物の異常、正常を検査する電磁
誘導型検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】交流磁界中に物体を置くと、磁気回路の
値が変化して磁束に変化が生じ、同じ交流磁界中に置か
れたコイルに誘導される起電圧の値が変化する。一般的
に、上記コイルは、受信コイル(誘導コイル)と称され
ている。この場合、磁気回路の値は交流磁界中に置かれ
た物体の誘電率、透磁率、大きさ、磁場中の位置などに
応じた値になるため、これらの各既知因子のうちのいく
つかを一定にして、物体(電導体)を交流磁界中に置く
と、他の未知因子を正確に認識することができる。
【0003】この原理を応用して被検査物の同定、特定
の物質の在否を認識するなどの非破壊検査機能を持つ電
磁誘導型検査装置が多く提案されている。図7は従来の
電磁誘導型検査装置の一例を示す構成図である。この図
7に示す電磁誘導型検査装置100は、被検査物101
の近傍に配置される検査コイル102およびこの検査コ
イル102およびインダクタンスバランス用のコイル
(インダクタ)103、2つのバランス用の抵抗10
4、105によって構成されるブリッジ回路106と、
このブリッジ回路106を駆動する交流電源107と、
前記ブリッジ回路106から出力される検知信号(前記
ブリッジ回路106のバランスずれに応じた値の信号)
を取り込むとともに、これを増幅して出力する増幅回路
108とを備えている。
【0004】次に動作について説明する。上記電磁誘導
型検査装置100は、検査コイル102によって生成さ
れる磁界109中に基準となる被検査物(基準物体)を
配置させた状態で、各抵抗104、105およびインダ
クタ103の各値を調整してブリッジ回路106をバラ
ンスさせ、このブリッジ回路106から出力される検知
信号の値をゼロにしておくことにより、前記検査コイル
102によって生成される磁界109中に被検査物10
1が入ってきたとき、この被検査物101が前記基準物
体と異なっていれば、前記検査コイル102の磁気回路
の値が変化して自己インダクタンスが変化する。
【0005】これによって、ブリッジ回路106のバラ
ンスがくずれて、このブリッジ回路106から出力され
る検知信号の値がゼロ以外の値になるとともに、増幅回
路108によって前記検知信号が増幅されて外部に出力
される。この場合、ブリッジ回路106から出力される
検知信号の値は基準物体の材質や透磁率、物理的な大き
さ、移動速度などと、被検査物101の材質や透磁率、
大きさ、移動速度などとの差に応じた値になることか
ら、基準物体と被検査物101とが材質や透磁率、大き
さ、移動速度などの点で異なっているとき、これを検出
して外部に知らせることができる。
【0006】また、上述した電磁誘導型検査装置100
以外にも、例えば、図8に示す電磁誘導型検査装置も知
られている。図8は従来の電磁誘導型検査装置の他の例
を示す構成図である。この図8に示す電磁誘導型検査装
置110は、交流電流を発生する交流電源115と、こ
の交流電源115によって得られた交流電流によって励
磁される発信コイル116と、この発信コイル116と
所定距離だけ離間して配置され、前記発信コイル116
によって生成された磁界117によって誘導起電圧を発
生する第1受信コイル118と、この第1受信コイル1
18と逆方向に巻回されるとともに、前記発信コイル1
16と所定距離だけ離間して配置され、前記発信コイル
116によって生成された磁界117によって誘導起電
圧を発生する第2受信コイル119と、この第2受信コ
イル119の誘導起電圧と前記第1受信コイル118の
誘導起電圧との差信号(検知信号)を増幅する増幅回路
120とを備えている。
【0007】次に動作について説明する。上記電磁誘導
型検査装置110は、発信コイル116と、第1、第2
受信コイル118、119との間(検査路)122に被
検査物121が無い状態で、第1受信コイル118や第
2受信コイル119の位置などを調整して、これら第1
受信コイル118によって得られる誘導起電圧と、第2
受信コイル119によって得られる誘導起電圧とが相殺
されるようにしておくことにより、前記検査路122中
に被検査物121が入ってきたとき、この被検査物12
1の位置に応じて第1受信コイル118に発生する誘導
起電圧と、第2受信コイル119に発生する誘導起電圧
とがバランスしなくなって、これら第1、第2受信コイ
ル118、119から出力される検知信号の値がゼロ以
外の値になり、これが増幅回路120によって増幅され
て外部に出力される。
【0008】この場合、第1、第2受信コイル118、
119から出力される検知信号の値は被検査物121の
材質や透磁率、物理的な大きさ、移動速度などによって
決まる固有の値になることから、基準となる被検査物の
値を予め測定しておくことにより、被検査物121の材
質や透磁率、物理的な大きさ、移動速度などが基準とな
る被検査物と異なっているとき、これを検知することが
できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の各電磁誘導型検査装置100,110において
は、次に述べるような問題があった。すなわち、図7に
示す電磁誘導型検査装置100では、検査コイル102
によって生成される磁界の到達距離を大きくすることが
難しく、被検査物101と検査コイル102との間隔を
あまり広くすることができないので、被検査物101の
大きさが制限されてしまい、食品に異物が混入されてい
るどうかやカップ容器等にアルミ袋(例えば、スープ
袋)などの検査対象物が添付されているかどうかなどの
検査を行なったとき、十分な検査精度を確保することが
できないという問題があった。
【0010】図8に示す電磁誘導型検査装置110で
も、上記電磁誘導型検査装置100と同様に、検査路1
22の幅を広くすることが難しいため、被検査物121
の大きさが制限されてしまい、食品に異物が混入されて
いるかどうかやカップ容器等にアルミ袋(例えば、スー
プ袋)などが添付されているかどうかなどの検査を行な
ったとき、十分な検査精度を確保することができないと
いう問題があった。
【0011】本発明は上記の事情に鑑み、その目的とす
るところは、被検査物のサイズに左右されず、被検査物
を確実に磁界内に入れて、食品に異物が混入されている
かどうかやカップ容器等の被検査物にアルミ袋などの検
出対象物が添付されているかどうかなど、例え検出対象
物と同種の電導体を介してでも、十分な精度で検出対象
物を認識することができる電磁誘導型検査装置を提供す
ることにある。
【0012】また、本発明の他の目的は、属性の異なる
電導体を検査する場合でも、検査範囲を変えるだけで、
即座に、簡単に、検査を実施することができる電磁誘導
型検査装置を提供することにある。さらに、本発明の目
的は、各センサにより、精度の良い、良好な誘導起電圧
を取得することができる電磁誘導型検査装置を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る電磁誘導型検査装置は、交流磁界内
で、被検査物中に配置された、同種の複数の電導体のう
ちのひとつを検出対象物として、該検出対象物を、電磁
誘導に従って、検査する電磁誘導型検査装置であって、
交流磁界を形成する第1励磁コイルと、該第1励磁コイ
ルにより形成された交流磁界の大きさに応じた誘導起電
圧を生成する第1誘導コイルとを有する第1センサと、
前記第1励磁コイルに接続され、かつ、前記第1励磁コ
イルと同様の大きさの交流磁界を形成する第2励磁コイ
ルと、前記第1誘導コイルに接続され、かつ、前記第1
誘導コイルとは逆相に設定されるとともに、前記第2励
磁コイルにより形成された交流磁界の大きさに応じた誘
導起電圧を生成する第2誘導コイルとを有する第2セン
サと、前記第1誘導コイルと前記第2誘導コイルとのい
ずれか一方に接続され、前記第1、第2誘導コイル間に
生じた誘導起電圧の差分電圧を検出する検出手段と、前
記検出手段により検出された差分電圧に基づいて前記検
出対象物を認識する認識手段とを備えたものである。
【0014】また、前記認識手段は、前記電導体の属性
に応じて検査範囲を設定する設定手段と、前記設定手段
により設定された検査範囲と前記検出手段により検出さ
れた差分電圧が示す検知値とを比較する比較手段と、前
記比較手段の比較により前記検知値が前記検査範囲に入
っているか否かの情報を出力する出力手段とを含むもの
である。
【0015】さらに、前記第1、第2センサは、各セン
サの軸線方向が並行に配置され、前記被検査物は、前記
第1センサと前記第2センサとのいずれか一方に対向す
るように、前記電導体を介して前記検出対象物が配置さ
れるものである。
【0016】
【作用】上記の構成において、励磁コイルと誘導コイル
とで第1センサ、第2センサをそれぞれ構成し、第1、
第2センサの内、一方のセンサで、交流磁界中にある被
検査物による誘導起電圧の変化を検出し、他方のセンサ
をダミーとして同時に誘導起電圧を検出する、相互に逆
相関係の構成なので、検査時に、第1、第2センサ間の
各交流磁界が相互に影響を及ぼすことはなく、各センサ
に検出される誘導起電圧が相互に干渉せずに済む。また
誘導起電圧間の差分電圧も正確に得られることから、検
出対象物が電導体を介して配置されても、良好に検査を
実施することが可能である。
【0017】また、電導体の属性に応じて検査範囲を設
定して、この検査範囲内に差分電圧が示す検知値がある
かどうかの情報を出力とする構成なので、検査対象であ
る検出対象物の属性、すなわち、電導体の属性に応じて
自由に検査範囲を設定することが可能であるとともに、
交流磁界中の検出対象物の存在を情報として得ることが
可能である。
【0018】さらに、第1、第2センサを、各軸線が並
行となるように配置して、一方のセンサの交流磁界中、
被検査物を配置し、電導体を介しての検出対象物の検査
を行う構成なので、検査側のセンサも、被検査側、すな
わち、ダミー側のセンサも、相互に干渉しない磁場を形
成することができ、各センサにより、精度の良い、良好
な誘導起電圧を取得することができる。
【0019】
【実施例】以下に添付図面を参照して、本発明に係る一
実施例を詳細に説明する。図1は本発明による電磁誘導
型検査装置の一実施例を示す断面図であり、図2は図1
に示す第1センサおよび第2センサ、カップ麺、制御装
置の詳細な構成例を示す構成図である。
【0020】この図1に示す電磁誘導型検査装置60
は、被検査物であるカップ麺1を搬送するコンベア2
と、このコンベア2上に配置される箱状の匡体3と、ガ
ラス・エポキシ樹脂等によって構成され、前記匡体3内
を上下に2分する仕切り板4と、前記仕切り板4の前方
(図において左側)に配置される第1センサ5と、前記
仕切り板4の後方(図において右側)に配置される第2
センサ6と、前記匡体3の上部に取り付けられ、前記第
1センサ5およびせ第2センサ6の各検出結果に基づい
て前記カップ麺1内に、検出対象物のアルミ製スープ袋
(以下、スープ袋という)7(図2参照)が入っている
かどうかを検知する制御装置8とを備えている。
【0021】次に動作について説明する。上記電磁誘導
型検査装置60は、コンベア2によって検査対象となる
カップ麺1を搬送しながら、制御装置8によって仕切り
板4上に配置されている第1センサ5および第2センサ
6を駆動して、これら第1センサ5および第2センサ6
の検出結果に基づいて前記カップ麺1内にスープ袋7が
入っているかどうかを検知して報知する。
【0022】前記第1センサ5は、図2に示す如く円柱
状に形成されるガラス・エポキシ樹脂製の発信(励磁)
コイル芯10と、この発信コイル芯10に巻回される発
信コイル11と、前記発信コイル芯10の直径より大き
な直径に形成されるとともに、前記発信コイル芯10の
下側となるように配置されるガラス・エポキシ樹脂製の
受信(誘導)コイル芯12と、この受信コイル芯12に
巻回される受信コイル13とを備えている。
【0023】上記第1センサ5は、前記制御装置8から
交流電流が出力されているとき、発信コイル11によっ
て交流磁界を生成するとともに、受信コイル13によっ
てこの交流磁界の大きさに応じた誘導起電圧を生成して
これを前記第2センサ6に供給する。第2センサ6は、
前記第1センサ5と同様に、円柱状に形成されるガラス
・エポキシ樹脂製の発信コイル芯14と、この発信コイ
ル芯14に巻回される発信コイル15と、前記発信コイ
ル芯14の直径より大きな直径に形成されるとともに、
前記発信コイル芯14の下側となるように配置されるガ
ラス・エポキシ樹脂製の受信コイル芯16と、この受信
コイル芯16に、前記受信コイル13と逆相となるよう
に、巻回される受信コイル17とを備えている。
【0024】上記受信コイル13と受信コイル17の結
線は、相互に逆相を形成するように、同一の巻回方向に
して、受信コイル13の巻き始め13aと受信コイル1
7の巻き始め17aとを制御装置8内の電圧検出部(後
述のアナログ処理部26)を介して接続し、受信コイル
13の巻き終わり13bと受信コイル17の巻き終わり
17bとを接続した構成である。なお、発信コイル1
1、15は、相互に同相で励磁可能に接続された構成で
ある。
【0025】このように、発信コイル11、15間は同
相に、受信コイル13、17間は逆相となる結線関係を
構成することで、各センサの磁界中に被検査物を入れな
い状態では、生成される誘導起電圧間のバランスが保持
され、差分電圧を“0”とする。また一方のセンサによ
る磁界中に被検査物を入れると、上記バランスは崩れ
て、差分電圧も有効な値を示すことになる。
【0026】上記第2センサ6は、前記制御装置8から
交流電流が出力されているとき、発信コイル15によっ
て交流磁界を生成し、受信コイル17によってこの交流
磁界の大きさに応じた誘導起電圧を生成するとともに、
この誘導起電圧と前記第1センサ5から出力される誘導
起電圧とを逆相で加算して差電圧を生成し、これを検知
信号として前記制御装置8に供給する。
【0027】これら第1センサ5や第2センサ6の被検
査物となるカップ麺1は、半球殻状に形成されるカップ
容器20と、このカップ容器20内に入れられる麺21
と、前記カップ容器20内に入れられるスープが入った
スープ袋7と、前記カップ容器20の上部を封止するア
ルミ蓋22とを備えている。例えば、上記カップ麺1
が、前記第2センサ6の下に、アルミ蓋22を介してス
ープ袋7が位置するように配置されたとき、第2センサ
6の発信コイル15によって生成された交流磁界がアル
ミ蓋22を通してカップ容器20内のスープ袋7に達し
て、前記第2センサ6の受信コイル17によって検知さ
れる。この検知は、受信コイル17に誘導起電力が生じ
ることで得られる。
【0028】図3は図2に示す制御装置の回路構成例を
示すブロック図である。制御装置8は、図3に示す如く
駆動部25と、アナログ処理部26と、上限値設定スイ
ッチ回路27と、下限値設定スイッチ回路28と、リセ
ット回路29と、デジタル処理部30と、2つの表示ラ
ンプ31、32と、LED(発光打板ダイオード)表示
器33とを備えている。
【0029】上記制御装置8は、交流電流を生成して前
記第1センサ5の発信コイル11および第2センサ6の
発信コイル15に励磁させるとともに、前記第1センサ
5の受信コイル13の誘導起電圧と前記第2センサ6の
受信コイル17の誘導起電圧との差分電圧(差信号)、
すなわち、検知信号を取り込んで、これをデジタル化し
て検知データを作成し、これをLED表示器33によっ
て表示するとともに、レベル弁別して前記カップ容器2
0内にスープ袋7が入っているかどうかを検査し、この
検査結果を各表示ランプ31、32によって表示する。
なお、被検査物がセットされていない状態では、検知信
号は“0”となる。
【0030】図4は図3に示す駆動部およびアナログ処
理部の詳細な回路構成例を示すブロック図である。駆動
部25は、図4に示す如く予め設定されている周波数で
発振して交流信号を生成する発振回路35と、この発振
回路35から出力される交流信号を取り込こんで増幅す
る増幅回路36と、ゼロ調整を行なうときに操作される
ゼロ調整用の可変抵抗37と、前記増幅回路36から出
力される交流信号を取り込むとともに、この交流信号の
大きさを前記可変抵抗37によって設定されている大き
さにする電圧制限回路38と、この電圧制限回路38か
ら出力される交流信号を取り込んで電力増幅する電力増
幅回路39とを備えている。
【0031】上記駆動部25は、交流電流を生成して前
記第1センサ5の発信コイル11および第2センサ6の
発信コイル17を各々、同相で励磁させるとともに、前
記交流電流に同期した同期信号(交流信号)を生成し
て、これを前記アナログ処理部26に供給する。図4に
示したアナログ処理部26は、以下の構成を備えてい
る。前置増幅回路40は、前記第1センサ5の受信コイ
ル13の誘導起電圧と前記第2センサ6の受信コイル1
7の誘導起電圧との差分電圧である差信号(検知信号)
を取り込んで前置増幅し、位相検出回路41は、上記前
置増幅回路40から出力される検知信号を取り込むとと
もに、前記駆動部25から出力される同期信号に基づい
て前記検知信号を同期整流する。可変抵抗42は、スパ
ン調整を行なうときに操作されるスパン調整用の抵抗で
ある。ローパスフィルタ回路43は、前記位相検出回路
41から出力される検知信号を取り込むとともに、前記
可変抵抗42によって設定されているスパンに基づいて
高周波成分をカットし、A/D変換回路44は、このロ
ーパスフィルタ回路43から出力される検知信号を取り
込むとともに、前記デジタル処理部30から出力される
サンプリング信号に同期して、取り込んだ検知信号をデ
ジタル化して検知データを生成する。
【0032】次にアナログ処理部26の動作について説
明する。上記アナログ処理部26は、前記第1センサ5
の受信コイル13の誘導起電圧と前記第2センサ6の受
信コイル17の誘導起電圧との差信号(検知信号)を取
り込むとともに、前記駆動部25から出力される同期信
号に基づいて前記検知信号を同期整流した後、ローパス
フィルタリングを行なって高周波成分をカットし、前記
デジタル処理部30からサンプリング信号が出力される
毎に、高周波成分をカットした検知信号をA/D変換し
て検知データを生成し、これをデジタル処理部30に供
給する。
【0033】また、上限値設定スイッチ回路27は予め
設定されているビット数の上限値データを設定するのに
必要なスイッチを備えている。この上限値設定スイッチ
回路27は、スイッチによって設定されているデータ、
すなわちカップ容器20内にスープ袋7が入っているか
どうかを判定するのに必要な上限値データをデジタル処
理部30に供給する。
【0034】また、下限値設定スイッチ回路28は予め
設定されているビット数の下限値データを設定するのに
必要なスイッチを備えている。この下限値設定スイッチ
回路28は、スイッチによって設定されているデータ、
すなわちカップ容器20内にスープ袋7が入っているか
どうかを判定するのに必要な下限値データをデジタル処
理部30に供給する。
【0035】また、リセット回路29は装置全体のリセ
ットを行なうときに操作されるスイッチを備えており、
このスイッチが操作されたとき、リセット信号を生成し
てこれを前記デジタル処理部30に供給する。図5は図
3に示すデジタル処理部の詳細な回路構成例を示すブロ
ック図である。
【0036】図5に示したデジタル処理部30は以下の
構成を備えている。起動用スイッチ50は、デジタル処
理部30を起動させるときに操作され、起動信号を後述
のマイクロプロセッサ52に送る。設定用スイッチ51
は、前記上限値設定スイッチ回路27および前記下限値
設定スイッチ回路28に設定されている各データを読み
込ませるときに操作され、設定信号を後述のマイクロプ
ロセッサ52に送る。
【0037】マイクロプロセッサ52は、不図示のRO
Mに格納されたプログラムに従って動作し、上記設定用
スイッチ51の出力および上記起動用スイッチ50の出
力および前記リセット回路29の出力に基づいて各種の
データ処理を行なう。デコード回路53は、このマイク
ロプロセッサ52から出力される選択データを取り込ん
でデコードし、選択信号を生成する。
【0038】選択回路54は、前記リセット回路29か
らリセット信号が出力されたときにリセットされ、前記
アナログ処理部26から出力される検知データおよび前
記上限値設定スイッチ回路27から出力される上限値デ
ータ、前記下限値設定スイッチ回路28から出力される
下限値データを取り込むとともに、これら検知データ、
上限値データ、下限値データのうち、前記デコード回路
53から出力される選択信号によって指定されたデータ
を選択してこれを前記マイクロプロセッサ52に供給す
る。
【0039】EP−ROM回路55は紫外線消去可能な
メモリであり、上記マイクロプロセッサ52から出力さ
れるアドレスデータによって指定された番地に格納され
ている定数データなどを読出し、これを前記マイクロプ
ロセッサ52に供給する。LEDデコードドライバ回路
56は、前記マイクロプロセッサ52から出力されるコ
ントロール信号に基づいて前記マイクロプロセッサ52
から出力される数値データを取り込むとともに、これを
デコードしてLED駆動データを生成する。
【0040】なお、マイクロプロセッサ52は、制御装
置8内の信号処理系を制御する制御回路を構成して、検
出された検知信号からスープ袋7の存在の有無を認識す
る処理を制御する。この制御処理では、選択回路54に
より選択的に入力される上下限値により、検査範囲が任
意に設定される。そこで、電磁誘導型検査を動作的に説
明する。図6は本実施例による電磁誘導型検査の動作を
説明するフローチャートである。なお、図6に示す動作
は、マイクロプロセッサ52による全体の制御に従うも
のであって、各処理は各部で実行される。
【0041】まず、図1に示すように、コンベア2を矢
印Sの方向に駆動させ、コンベア2上のカップ麺1を、
第1センサ5または第2センサ6の軸線の延長上で停止
させ、交流磁界内に配置させる。検査を始めるに当た
り、検出対象物の属性、すなわち、電導体の属性(種
類)に合致する検査範囲を、予め検査済みの基礎データ
を基にして設定する(ステップ101)。上記デジタル
処理部30は、前記設定用スイッチ51の出力および前
記起動用スイッチ50の出力、前記リセット回路29の
出力に基づいてマイクロプロセッサ52が動作して選択
回路54を制御して、前記アナログ処理部26から出力
される検知データおよび前記上限値設定スイッチ回路2
7から出力される上限値データ、前記下限値設定スイッ
チ回路28から出力される下限値データのうち、上限値
データと下限値データとを選択的に取り込み、これを検
査範囲として不図示のメモリに格納する(ステップ10
3)。この検査範囲は、スイッチにより即座に設定、変
更が可能である。
【0042】次に、駆動部25が駆動され、第1、第2
センサ5,6に交流電流が供給される(ステップ10
5)。これにより、第1センサ5、第2センサ6からそ
れぞれ交流磁界が形成され、検査側第2センサ6の磁界
内に、被検査物のカップ麺1が入る。このカップ麺1に
おいては、交流磁界が、アルミ蓋22を通過して、同種
のアルミ製のスープ袋7まで余裕で到達する。このと
き、第1センサ5により形成された交流磁界には、検査
対象が配置されず、磁界の大きさに応じた誘導起電圧が
受信コイル13に生成される。
【0043】また第2センサ6により形成された交流磁
界には、アルミ蓋22を介してスープ袋7が存在するこ
とから、電磁誘導に変化が生じて、受信コイル17に生
成される誘導起電圧により、上記ダミー側の誘導起電圧
とのバランスが崩される。このバランスの崩れから、制
御装置8に出力される検知信号は、“0”以外の値を示
すことになる。尚、各第1、第2センサ5,6より形成
される交流磁界は、各センサの軸線方向に延長されるの
で、相互に干渉されず、また誘導起電圧も、相互に干渉
されずに、正確、かつ、確実に、生成される。
【0044】そこで、A/D変換された検知信号は、選
択回路54に選択的に取り込まれ(ステップ107)、
その検知信号の値はLEDデコーダドライバ回路56に
よってLED駆動データに変換される。そしてLED駆
動データがLED表示器33に供給され、表形式、グラ
フ形式などで、数字表示やレベル表示される(ステップ
109)。
【0045】さらに上記検査範囲と入力された検知デー
タとが比較され(ステップ111)、前記検知データの
値が正しい範囲に入っているかどうかの判定が行われる
(ステップ113)。その結果、前記検知データが検査
範囲に入っているときには、良好信号が生成され、この
良好信号が一方の表示ランプ31に供給され、また前記
検知データが検査範囲から外れているときには、不良信
号が生成され、この不良信号が他方の表示ランプ32に
供給される。
【0046】一方の表示ランプ31は前記デジタル処理
部30から良好信号が出力されたとき、点灯するランプ
と、光を透過する青色のランプカバーとを備えており、
前記デジタル処理部30から良好信号が出力されたと
き、点灯して青色の光を出し、操作員等に前記第1セン
サ5および第2センサ6により、検査されているカップ
容器20内にスープ袋7があることが認識され、報知さ
れる。
【0047】また、他の表示ランプ32は前記デジタル
処理部30から不良信号が出力されたとき、点灯するラ
ンプと、光を透過する赤色のランプカバーとを備えてお
り、前記デジタル処理部30から不良信号が出力された
とき、点灯して赤色の光を出し、操作員等に前記第1セ
ンサ5および第2センサ6によって検査されているカッ
プ容器20内にスープ袋7が無いことが認識され、報知
される。
【0048】また、LED表示器33は複数のセグメン
ト表示素子を備えており、前記デジタル処理部30から
出力されるLED駆動データを取り込んでこれを各セグ
メント表示素子によって数字情報で表示する(ステップ
115、ステップ117)。また、検査を続行させる場
合には、処理はステップ101に戻され、上述した動作
が繰り返される(ステップ119)。
【0049】以上の実施例において、磁力線の大きさ
は、第1、第2センサ5、6のサイズや交流電源(駆動
部25)からのレベルにより任意に設定可能である。こ
こで、第1、第2センサ5、6に対してアルミ蓋22を
介してスープ袋7を配置させての検査であったが、各セ
ンサに対向してスープ袋、アルミ蓋という位置関係であ
っても、検査対象であるスープ袋の存在を確実に検査す
ることができることは言うまでもない。すなわち、同種
の属性を有する複数の電導体の一方を検査対象とした場
合であっても、確実に検査対象を検査することができ
る。
【0050】このように、上述した実施例においては、
励磁コイルと誘導コイルとで第1センサ、第2センサ
5,6をそれぞれ構成し、第1、第2センサ5,6の
内、一方のセンサで、交流磁界中にあるカップ麺1によ
る誘導起電圧の変化を検出し、他方のセンサをダミーと
して同時に誘導起電圧を検出する、相互に逆相関係の構
成なので、検査側のセンサがより下まで到達した外側の
磁力線を検知することができる。従ってカップ容器20
の上部がアルミ蓋22によって封止されていても、カッ
プ容器20内に、アルミ蓋22と同種の属性をもつスー
プ袋7が入っているかどうかを、アルミ蓋22を介して
も、精度良く、確実に検査することが可能である。
【0051】また、属性の異なる電導体を検査する場合
でも、検査範囲を変えるだけで、即座に、簡単に、検査
を実施することができる。さらに、各センサにより、精
度の良い、良好な誘導起電圧を取得することができる。
また簡単な構成で、容易に磁力線の変化を検出すること
ができる効果がある。さて、上述した実施例では、検出
対象物としてアルミを例に挙げたが、本発明はこれに限
定されるものではなく、導電性を有するものであれば、
これに限定されるものではない。
【0052】また、上述した実施例では、検査範囲を、
ハード的なスイッチ構造により設定したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、外部コンピュータとの接
続から外部信号として受け付けるソフト的な入力構成で
も良い。このソフト的な入力構成から操作性の向上が得
られ、さらに細かい検査範囲の設定が可能となって、微
妙な判定までも十分に対応できる。
【0053】さらに、上述した実施例では、コンベア2
を被検査物の位置決め用に使用したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、検査精度と信頼性の向上のた
めに、コンベア2により被検査物を第1、第2センサ
5,6間で往復させて、この間、繰り返して第1センサ
5、第2センサ6より検知信号を取り込み、複数の検査
結果を得るようにしても良い。
【0054】また、上述した実施例では、検査結果を良
好、不良とも有色の点灯により出力していたが、本発明
はこれに限定されるものではなく、異なる音声出力であ
っても良く、特に、検査結果が不良の場合には、ブザー
等の警告音を発するものであっても良い。この場合、操
作員が表示ランプを見ていなくても良否を容易に認識す
ることができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、励
磁コイルと誘導コイルとで第1センサ、第2センサをそ
れぞれ構成し、第1、第2センサの内、一方のセンサ
で、交流磁界中にある被検査物による誘導起電圧の変化
を検出し、他方のセンサをダミーとして同時に誘導起電
圧を検出する、相互に逆相関係の構成なので、検査時
に、第1、第2センサ間の各交流磁界が相互に影響を及
ぼすことはなく、各センサに検出される誘導起電圧が相
互に干渉せずに済む。また誘導起電圧間の差分電圧も正
確に得られることから、検出対象物が電導体を介して配
置されても、良好に検査を実施することが可能である。
従って、被検査物のサイズに左右されず、被検査物を確
実に磁界内に入れて、食品に異物が混入されているかど
うかやカップ容器等の被検査物にアルミ袋などの検出対
象物が添付されているかどうかなど、例え検出対象物と
同種の電導体を介してでも、十分な精度で検出対象物を
認識することができる効果がある。
【0056】また、電導体の属性に応じて検査範囲を設
定して、この検査範囲内に差分電圧が示す検知値がある
かどうかの情報を出力とする構成なので、検査対象であ
る検出対象物の属性、すなわち、電導体の属性に応じて
自由に検査範囲を設定することが可能であるとともに、
交流磁界中の検出対象物の存在を情報として得ることが
可能である。従って、属性の異なる電導体を検査する場
合でも、検査範囲を変えるだけで、即座に、簡単に、検
査を実施することができる効果がある。
【0057】さらに、第1、第2センサを、各軸線が並
行となるように配置して、一方のセンサの交流磁界中、
被検査物を配置し、電導体を介しての検出対象物の検査
を行う構成なので、検査側のセンサも、被検査側、すな
わち、ダミー側のセンサも、相互に干渉しない磁場を形
成することができる。従って、各センサにより、精度の
良い、良好な誘導起電圧を取得することができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電磁誘導型検査装置の一実施例を
示す断面図である。
【図2】図1に示す第1センサおよび第2センサ、カッ
プ麺、制御装置の詳細な構成例を示す構成図である。
【図3】図2に示す制御装置の回路構成例を示すブロッ
ク図である。
【図4】図3に示す駆動部およびアナログ処理部の詳細
な回路構成例を示すブロック図である。
【図5】図3に示すデジタル処理部の詳細な回路構成例
を示すブロック図である。
【図6】本実施例による電磁誘導型検査手順を説明する
フローチャートである。
【図7】従来から知られている電磁誘導型検査装置の一
例を示す構成図である。
【図8】従来から知られている電磁誘導型検査装置の他
の一例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 カップ麺(被検査物) 2 コンベア 3 匡体 4 仕切り板 5 第1センサ 6 第2センサ 7 スープ袋(検出対象物) 8 制御装置 11、15 発信コイル 13、17 受信コイル 13a、17a 巻き始め 13b、17b 巻き終わり 22 アルミ蓋(金属を含む材質) 60 電磁誘導型検査装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流磁界内で、被検査物中に配置され
    た、同種の複数の電導体のうちのひとつを検出対象物と
    して、該検出対象物を、電磁誘導に従って、検査する電
    磁誘導型検査装置であって、 交流磁界を形成する第1励磁コイルと、該第1励磁コイ
    ルにより形成された交流磁界の大きさに応じた誘導起電
    圧を生成する第1誘導コイルとを有する第1センサと、 前記第1励磁コイルに接続され、かつ、前記第1励磁コ
    イルと同様の大きさの交流磁界を形成する第2励磁コイ
    ルと、前記第1誘導コイルに接続され、かつ、前記第1
    誘導コイルとは逆相に設定されるとともに、前記第2励
    磁コイルにより形成された交流磁界の大きさに応じた誘
    導起電圧を生成する第2誘導コイルとを有する第2セン
    サと、 前記第1誘導コイルと前記第2誘導コイルとのいずれか
    一方に接続され、前記第1、第2誘導コイル間に生じた
    誘導起電圧の差分電圧を検出する検出手段と、 前記検出手段により検出された差分電圧に基づいて前記
    検出対象物を認識する認識手段とを備えたことを特徴と
    する電磁誘導型検査装置。
  2. 【請求項2】 前記認識手段は、前記電導体の属性に応
    じて検査範囲を設定する設定手段と、前記設定手段によ
    り設定された検査範囲と前記検出手段により検出された
    差分電圧が示す検知値とを比較する比較手段と、前記比
    較手段の比較により前記検知値が前記検査範囲に入って
    いるか否かの情報を出力する出力手段とを含むことを特
    徴とする請求項1記載の電磁誘導型検査装置。
  3. 【請求項3】 前記第1、第2センサは、各センサの軸
    線方向が並行に配置され、前記被検査物は、前記第1セ
    ンサと前記第2センサとのいずれか一方に対向するよう
    に、前記電導体を介して前記検出対象物が配置されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の電磁誘導型検査装置。
JP16667494A 1994-07-19 1994-07-19 電磁誘導型検査装置 Pending JPH0829394A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16667494A JPH0829394A (ja) 1994-07-19 1994-07-19 電磁誘導型検査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16667494A JPH0829394A (ja) 1994-07-19 1994-07-19 電磁誘導型検査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0829394A true JPH0829394A (ja) 1996-02-02

Family

ID=15835626

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16667494A Pending JPH0829394A (ja) 1994-07-19 1994-07-19 電磁誘導型検査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0829394A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11118765A (ja) * 1997-10-09 1999-04-30 Ishida Co Ltd 金属検出機および金属検出システム
JP2006329963A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Tok Engineering Kk 異物検知方法及び異物検知装置
JP2008256664A (ja) * 2007-04-09 2008-10-23 Diesel United:Kk 導電体濃度計測装置及び導電体濃度計測方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11118765A (ja) * 1997-10-09 1999-04-30 Ishida Co Ltd 金属検出機および金属検出システム
JP2006329963A (ja) * 2005-05-30 2006-12-07 Tok Engineering Kk 異物検知方法及び異物検知装置
JP2008256664A (ja) * 2007-04-09 2008-10-23 Diesel United:Kk 導電体濃度計測装置及び導電体濃度計測方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5431659B2 (ja) 異物検出装置
JP4633830B2 (ja) 金属検出装置
JPH06509668A (ja) コイン識別装置
KR20060026028A (ko) 하이브리드형 이물검지장치 및 그 트레이서빌리티용 시스템
JPH0854375A (ja) 電磁誘導型検査装置
JP2010107357A (ja) テストピースおよび異物検出装置
JPH0829394A (ja) 電磁誘導型検査装置
KR20180064726A (ko) 금속이물 검출 및 중량 계량 장치
US20060010963A1 (en) Measurement of viscosity using magnetostrictive particle sensors
JPH0829392A (ja) 電磁誘導型センサ
JPH0829393A (ja) 電磁誘導型センサ
JP2005345433A (ja) 金属検出機
JPH06201653A (ja) 電磁誘導型センサ
JP3317366B2 (ja) 電磁誘導型センサ
JP2912063B2 (ja) 検出コイル
JPH09292471A (ja) 金属検出装置
JPH09304546A (ja) 金属検出方法及び金属検出装置
JPH10111363A (ja) 金属検出装置
KR102116120B1 (ko) 금속이물 검출장치
JPH10232222A (ja) 異品検出装置
JP2004085439A (ja) 金属探知機用センサーと金属探知機
JPH06201652A (ja) 電磁誘導型センサ
JP2002055140A (ja) 同調型センサーコイルによるic端子における半田付けの不良検出方法
JP2943033B2 (ja) 金属検出装置
SU1693527A1 (ru) Устройство дл вихретоковой дефектоскопии