JPH08292614A - 画像記録電子写真装置 - Google Patents

画像記録電子写真装置

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JPH08292614A
JPH08292614A JP7095177A JP9517795A JPH08292614A JP H08292614 A JPH08292614 A JP H08292614A JP 7095177 A JP7095177 A JP 7095177A JP 9517795 A JP9517795 A JP 9517795A JP H08292614 A JPH08292614 A JP H08292614A
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JP
Japan
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transfer
load
electrophotographic apparatus
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image recording
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Application number
JP7095177A
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English (en)
Inventor
Natsuki Kuribayashi
夏城 栗林
Masayasu Anzai
正保 安西
Tsuneaki Kawanishi
恒明 川西
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感光体の損傷が起きず、一定の転写効率が得
られ、用紙を安定走行させる画像記録電子写真装置を提
供する。 【構成】 中間転写体ベルト3、4が記録用紙20を転
写部において接触挟持し、中間転写体ベルト3、4と記
録用紙20間に働く接触力を中間転写体ベルト3、4を
駆動するベルト搬送ローラ7、8の回転軸にかかる荷重
として検出し、接触力を一定範囲に保つように制御する
ように構成したものである。これにより、一定範囲の転
写効率が得られ、安定して記録用紙20を走行させるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像記録電子写真装置に
係り、一定の転写効率と安定な走行性能を有する画像記
録電子写真装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】用紙を反転させることなく両面印刷を行
う従来技術の内、第一の画像記録電子写真装置として
は、二つの感光ドラムを記録用紙の進行方向に対して直
列に配置し、第一の感光ドラムで記録用紙の表面にトナ
ー像を転写し、第二の感光ドラムで前記記録用紙の裏側
に逆極性のトナー像を転写して、最後に記録用紙表裏面
の転写されたトナー像を同時定着させるものがある。こ
れに関するものとしては、特公昭51−13022号公
報記載の技術がある。
【0003】また、従来の技術の内、第二の画像記録電
子写真装置としては、二つのベルト式感光体を対向配置
し、その間に記録用紙を挟持し、それぞれの感光体上に
形成された互いに逆極性のトナー像を前記挟持された記
録用紙の表裏面に同時に転写し、前記転写された記録用
紙表裏面のトナー像を同時定着させるものがある。これ
に関するものとしては、特公昭55−30226号公報
記載の技術がある。
【0004】さらに、従来の技術の内、第三の画像記録
電子写真装置としては、感光体ドラムとベルト式中間転
写体とを用い、感光ドラムが一回転しその感光体上に形
成されたトナー像を一旦前記ベルト式中間転写体に転写
し保持させる。その間に、感光体ドラムがさらにもう一
回転して感光体上に新たなトナー像を形成させる。前記
第一のトナー像を保持しているベルト中間転写体と第二
のトナー像を保持している感光ドラムで記録用紙を挟持
し、前記ベルト式中間転写体上に保持されたトナー像を
記録用紙表面に、二回転目に感光体ドラム上に形成され
たトナー像を記録用紙裏面に同時に転写させ、その後に
前記記録用紙の表裏面の転写されたトナー像を同時定着
させるものである。これに関するものとしては、特開平
1−209470号公報記載の技術がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式の中で、第
一の二つの感光ドラムを記録用紙進行方向に直列に並べ
る方式では、片面印刷の工程の内、帯電、露光、記録用
紙への転写をそれぞれ別の感光体を用いて行うため、装
置が複雑で大型となるという問題がある。また、第二の
二つのベルト式感光体を対向配置して用いる方式では、
ベルト式感光体の寿命が短く、そのためカット紙の間欠
時に正負の電荷が直接接触して放電を起こすため、感光
体の損傷を引き起こすという問題がある。さらに、第三
の感光体ドラムとベルト式中間転写体とを用い、記録用
紙表裏面に同時に転写する方式においては、感光ドラム
の真円度が高く、かつ記録用紙走行が安定していないと
同時転写位置で前記記録用紙にかかる接触力を一定にす
ることが困難であり、転写効率が安定しないという問題
がある。
【0006】本発明は、かかる従来技術の問題点を解決
するためになされたものであり、簡単かつ小型であり、
感光体の損傷が起きず、常に一定範囲の転写効率が得ら
れ、安定に記録用紙を走行させる性能を有する画像記録
電子写真装置を提供することをその目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る画像記録電子写真装置の構成は、二つ
の転写部上にそれぞれに形成された極性の異なる二つの
トナー像を、前記二つの転写部と、前記二つの転写部に
より挾持され、その間を走行する記録用紙の両面とに転
写電界をかけて同時に転写記録する画像記録電子写真装
置において、前記走行する記録用紙に加えられる前記転
写部の荷重を制御する制御手段を具備することを特徴と
するものである。
【0008】前項記載の画像記録電子写真装置におい
て、前記転写部の荷重の検出手段を設け、前記検出値に
基づき前記制御手段により前記転写部の荷重を制御する
ように構成したことを特徴とするものである。前項記載
のいずれかの画像記録電子写真装置において、前記二つ
の転写部間に走行する記録用紙有無の検出手段を設け、
前記検出の有無に基づき前記制御手段により前記転写部
の荷重を制御するように構成したことを特徴とするもの
である。前項記載のいずれかの画像記録電子写真装置に
おいて、前記走行する記録用紙の走行傾斜量を検出する
手段を設け、前記検出値に基づき前記制御手段により前
記転写部の荷重を制御するように構成したことを特徴と
するものである。
【0009】
【作用】上記各技術手段の働きは、次の通りである。請
求項1、2記載の発明の構成によれば、走行する記録用
紙に加えられる転写部の荷重を検出する荷重センサを設
けたので、前記荷重センサの信号により転写部の荷重を
制御し、転写位置での前記記録用紙と前記転写部間にか
かる接触力を調整することができるので、記録用紙の走
行が安定し転写効率を一定させることができる。
【0010】請求項3記載の発明の構成によれば、二つ
の転写部間に記録用紙の有無を検出し、前記転写部の荷
重を制御し、前記記録用紙と前記転写部間にかかる接触
力を調整するので、転写部表面の損傷を防ぐことができ
る。請求項4記載の発明の構成によれば、記録用紙走行
の位置ずれを位置センサにより検出し、記録用紙の位置
ずれを修正し、いわゆるスキューをなくすることができ
るので、記録用紙の走行が安定し転写効率を一定させる
ことができる。
【0011】
【実施例】本発明に係る各実施例を図1ないし図5を参
照して説明する。 (実施例1)本実施例は、正帯電感光体、負帯電感光体
及び二つのベルト式中間転写体とを用いる場合について
説明する。図1は、本発明の一実施例に係る画像記録電
子写真装置の模式図である。図1において、1は正帯電
感光体ドラム、2は負帯電感光体ドラム、3、4は中間
転写体ベルト、5、7は中間転写体ベルト3のベルト搬
送ローラ、6、8は中間転写体ベルト4のベルト搬送ロ
ーラ、9は荷重センサ、10は定着装置、11は中間転
写体ベルト3のコロナ帯電器、12は正トナー、13は
正帯電感光体ドラム1のコロナ帯電器、14は正帯電感
光体ドラム1の現像機、15は正帯電感光体ドラム1の
クリーナー、16は正帯電感光体ドラム1の除電ラン
プ、17は正帯電感光体ドラム1への露光レーザビー
ム、18は中間転写体ベルト3の除電ランプ、19a、
19bは弾性バネ、20は記録用紙、21は中間転写体
ベルト4のコロナ帯電器、22は負トナー、23は負帯
電感光体ドラム2のコロナ帯電器、24は負帯電感光体
ドラム2の現像機、25は負帯電感光体ドラム2のクリ
ーナー、26は負帯電感光体ドラム2の除電ランプ、2
7は負帯電感光体ドラム2への露光レーザビーム、28
は中間転写体ベルト3、4の複数の搬送ローラ、30は
荷重装置、31は荷重制御コントローラ、32a、32
bはレバーである。
【0012】まず、正帯電感光体ドラム1に可視画像を
形成する過程について説明する。正帯電感光体ドラム1
は、Seをドラム表面に蒸着させて構成されている。コ
ロナ帯電器13に正の高電圧を印加し、コロナ放電を発
生させることにより正帯電感光体ドラム1の表面を一様
に数百V程度に正帯電させる。次に、正帯電感光体ドラ
ム1が図示矢印の如く時計方向に回転し、その感光体表
面が移動することにより、画像情報に基づいて制御され
たレーザビーム17により正帯電感光体ドラム1の表面
上に画像情報が書き込まれる。即ち、露光が行われる。
前記画像情報が書き込まれた部分は、図示矢印のレーザ
ビーム17により光導電電流が流れアース電位となる。
従って、正帯電感光体ドラム1の表面上は、アース電位
に保たれた画像部分、即ち静電潜像と数百V程度に保た
れたままの非潜像部分とに分離されることになる。
【0013】さらに、正帯電感光体ドラム1の表面が移
動すると現像機14にて電界がかけられ、その内部で正
に帯電された正トナー12が正帯電感光体ドラム1表面
上のアース電位である潜像部分にのみ付着する。即ち、
いわゆる反転現像が行われ、正トナー12により前記潜
像が可視化される。正帯電感光体ドラム1に反転現像さ
れた可視化像となった正トナー12は、この感光体ドラ
ム1の表面と接触しながら、図示矢印の反時計方向に回
転する中間転写体ベルト3上へ1次転写される。前記接
触部では、中間転写体ベルト3の裏側の負極性に印加し
たベルト搬送ローラ5により、正トナー12を感光体ド
ラム1の表面上から静電的に引きつけることで転写させ
る。
【0014】その後、転写されずに正帯電感光体ドラム
1の表面上に残った正トナー12をクリーナー15によ
り清掃された正帯電感光体ドラム1は、除電ランプ16
によりその表面電位をすべてアース電位に落とし初期の
状態に戻る。一方、中間転写体ベルト3上に転写された
正トナー12は、静電的にベルト3に吸着されたままベ
ルト3と共に移動し、別に図示矢印の方向から搬送され
てくる記録用紙20と接触する。
【0015】同様にして、負帯電感光体ドラム2上に潜
像が可視化され、反転現像された可視化画像となった負
トナー22も、同様にして中間転写体ベルト4上に転写
され、ベルト4に吸着されたままベルト4と共に移動
し、別に搬送されてくる記録用紙20と接触する。な
お、矢印はそれぞれの回転方向を図示している。この場
合、中間転写体ベルト4のベルト搬送ローラ6、8、コ
ロナ帯電器21、負帯電感光体ドラム2のコロナ帯電器
23、負帯電感光体ドラム2の現像機24、負帯電感光
体ドラム2のクリーナー25、負帯電感光体ドラム2の
除電ランプ26については、正帯電感光体ドラム1上に
潜像を可視化する場合に対応する部材と同一の働きを行
うので、再度の説明は省略する。上記において、転写さ
れずに負帯電感光体ドラム2の表面上に残った負トナー
22も上記正トナー12と同様にクリーナー25、除電
ランプ26により、その表面電位をすべてアース電位に
落とし初期の状態に戻る。
【0016】ここで、中間転写体ベルト3について図5
を参照して説明する。図5は図1の画像記録電子写真装
置の中間転写体ベルトの断面図である。図5に示すよう
にベルトは、3層構造とすることが電気的、機械的耐用
強度から好ましい。その表裏面41、43は、厚さ50
〜200ミクロンのPFAで構成されている。その中央
部のゴム42の厚さは0.1〜1mmとし、ゴム硬度を
30〜70度、体積抵抗率を106〜1011Ωcmとす
る。なお、ゴム42の厚さは機械的耐久性から0.7〜
1mmが好ましく、その体積抵抗率はリーク電流を防ぐ
ために大きいほうがよく、109〜1011Ωcmが好ま
しい。
【0017】前記二個の中間転写体ベルト3、4と記録
用紙20との接触部、即ち転写部においては、記録用紙
20の表側(図示左側)に正トナー12、裏側(図示右
側)に負トナー22が同時に転写される。中間転写体ベ
ルト3、4をコロナ帯電器11で正、コロナ帯電器21
で負に帯電させ、予め正負トナーの電荷量を同一にして
おくことが望ましい。
【0018】前記転写部における転写を詳しく説明す
る。中間転写体ベルト3側のベルト搬送ローラ7は正電
位、中間転写体ベルト4側のベルト搬送ローラ8は負電
位が印加されており、搬送ローラ7から搬送ローラ8へ
向かう電界により、正トナー12は中間転写体ベルト3
から記録用紙20の表面へ、負トナー22は中間転写体
ベルト4から記録用紙20の裏面へ転写しやすくなる。
【0019】また、ベルト搬送ローラ7の回転軸には、
荷重センサ9を備えた弾性ばね19aを介して荷重装置
30により図示矢印の如く荷重を加えられている。この
荷重がベルト搬送ローラ8の方向に荷重を発生させる。
ベルト搬送ローラ8の回転軸には、弾性ばね19bによ
り図示矢印の如く、ベルト搬送ローラ7からの荷重に対
する反力を生じさせる。ベルト搬送ローラ7の回転軸の
荷重とベルト搬送ローラ8の回転軸の反力により、ベル
ト搬送ローラ7、8の回転軸間に対向荷重が負荷され、
記録用紙20と一次転写体である中間転写体ベルト3、
4の間には接触荷重が働くようになる。前記接触荷重
は、ベルト搬送ローラ7、8の回転軸間に働く対向荷重
と比例しており、荷重センサ9で対向荷重を検出し、弾
性ばね19aを調整し、前記対向荷重が一定に保つよう
に調整されている。このようにして、記録用紙20と中
間転写体ベルト3、4の接触荷重が一定範囲に保たれ
る。
【0020】より具体的に詳細説明する。ベルト搬送ロ
ーラ7、8の回転軸にはレバー32a、32bが係止さ
れ、このレバー32a、32bを介して荷重がかかるこ
とで、中間転写体ベルト3、4に接触荷重がかかるよう
になっている。荷重装置30は、弾性ばね19aと直列
に連結されているばね式荷重センサ9を介して荷重をか
けているため、前記荷重値を荷重センサ9で検出し、検
出された荷重値と最適設定荷重値との差をなくすよう
に、荷重制御コントローラ31により制御できる。
【0021】この荷重検出の方法は、中間転写体ベルト
3、4やベルト搬送ローラ7、8あるいは感光体ドラム
1、2に取り付けたひずみセンサや張力検出センサを用
いても差し支えない。この接触荷重は単位長さ当たりの
力として20〜500g重/cmが適当であって、好ま
しくは30〜200g重/cmである。従って、転写部
においては、記録用紙20の表裏面の正負のトナー1
2、22の有無にかかわらず、トナー12、22と記録
用紙20は一定の押圧力が保持され、安定な転写ができ
る。
【0022】前記のように荷重制御が行われないと、ト
ナー12、22の有無により中間転写体ベルト3、4と
記録用紙20間のギャップに僅差が生まれ、トナー1
2、22と記録用紙20間の押圧力が変わり、安定に転
写できない。また、記録用紙20の厚さが異なる場合、
記録用紙20に折り目がある場合等に対しても、一定範
囲の押圧力下で転写することで転写不良を防止できる。
また、中間転写体ベルト3、4は記録用紙20の搬送装
置でもあり、記録用紙20は両側から挾持され、荷重セ
ンサ9によるベルト搬送ローラ7、8の圧力制御により
いわゆる傾斜(スキュー)現象を起こすことなく、安定
に記録用紙走行を実現できる。
【0023】表裏に正負のトナー12、22を転写され
た記録用紙20は、ソフトロール式定着装置10により
同時定着される。転写後、中間転写体ベルト3、4上に
残った正負のトナー12、22は、ベルトクリーナー1
8により除去される。
【0024】以上は正帯電感光体ドラム1と負帯電感光
体ドラム2をそれぞれ一個を用いた場合を図示し説明し
たが、正帯電感光体ドラム1または負帯電感光体ドラム
2を二個を用いる場合は、同時転写位置において記録用
紙20の両面には同極性のトナーが接触するため、静電
反発力を受け転写が困難となる。この場合には、中間転
写体ベルト3のコロナ帯電器11または中間転写体ベル
ト4のコロナ帯電器21により、片方のトナーの極性を
反転させることで上記と同様な同時転写を容易に実現で
きる。
【0025】さらに、同時転写では、記録用紙の表裏の
電荷量がほぼ釣り合うことが望ましい。例えば、記録用
紙の表がベタ黒印刷でその裏面が白紙の場合、表の電荷
量は帯電したトナーの電荷量の総量であるが、裏面の電
荷量はベルトと記録用紙のギャップで起こる放電などに
より生成されたイオン電荷などもあるため、表裏の電荷
のバランスが釣り合わない。記録用紙20の表裏面の単
位面積当たりの電荷量は、印字密度から得られるので、
図示しないコントローラによりコロナ帯電器11、21
を制御することで、正負の中間転写体ベルト3、4上の
単位面積当たりの帯電量の絶対値を同程度にして、アン
バランスな同時転写を防ぐことができる。
【0026】(実施例2)本発明に係る他の実施例につ
いて説明する。本実施例は、図1に示した実施例1の画
像記録電子写真装置において、二つの中間転写体ベルト
3、4を除外し、正帯電感光体ドラム1と負帯電感光体
ドラム2のみとを用いる装置であり、ほぼ同様の構成で
あるので特徴部分について説明し、その他の共通部分の
説明は省略する。図2は、本発明の他の実施例に係る画
像記録電子写真装置の模式図である。図中、図1と同一
符号は同等部分であるので再度の説明は省略し、新たな
符号のみを説明する。33aは正帯電感光体ドラム1の
支持体、33bは負帯電感光体ドラム2の支持体であ
る。
【0027】図2に示すように、本実施例の画像記録電
子写真装置は、円筒体アルミ素管等の支持体33a、3
3b上にそれぞれ形成された正帯電感光体ドラム1と負
帯電感光体ドラム2とにそれぞれ現像された正負トナー
12、22による可視像を記録用紙20の表裏面に同時
に転写する装置である。
【0028】正帯電感光体ドラム1と負帯電感光体ドラ
ム2の回転軸には、実施例1と同様に対向荷重が負荷さ
れている。記録用紙20の間欠時には、中間転写体ベル
ト3、4がないので、対向荷重が負荷された状態で正帯
電感光体ドラム1と負帯電感光体ドラム2の表面が直接
接触する。このため、その表面が衝撃力を受け損傷する
おそれがある。従って、荷重制御コントローラ31によ
り前記荷重を取り去ることが望ましい。感光体ドラムの
形態は、支持体と感光体との間に厚さ0.1〜1mmの
弾性体を設け、緩衝帯を設けたものが好ましい。
【0029】(実施例3)本発明に係るさらに他の実施
例について説明する。本実施例は、図1に示した実施例
1の画像記録電子写真装置において、中間転写体ベルト
4を除外し、正帯電感光体ドラム1と負帯電感光体ドラ
ム2と一つの中間転写体ベルト3とを用いる装置であ
り、ほぼ同様の構成であるので特徴部分について説明
し、対向荷重の発生等、その他の共通部分の説明は省略
する。図3は、本発明のさらに他の実施例に係る画像記
録電子写真装置の模式図である。図中、図1と同一符号
は同等部分であるので、再度の説明は省略する。
【0030】図3に示すように、図示時計方向に回転す
る正帯電感光体ドラム1に反転現像された正トナー12
は、この感光体と接触しながら図示反時計方向に回転す
る中間転写体ベルト3へ1次転写される。一方、図示時
計方向に回転する負帯電感光体ドラム2には負トナーが
反転現像される。記録用紙20は、図示矢印の方向に中
間転写体ベルト3と負帯電感光体ドラム2とによって挟
持されながら走行し、同時転写される。ベルト搬送ロー
ラ7には正電圧が印加されており転写効率が向上する。
【0031】(実施例4)本発明に係るさらに他の実施
例について説明する。本実施例は、図1に示した(実施
例1)の画像記録電子写真装置において、いわゆるスキ
ューを防止するものである。図4は、本発明に係るさら
に他の実施例の画像記録電子写真装置の要部斜視図であ
る。図中、図1と同一符号は同等部分であるので、説明
を省略する。51は記録用紙位置センサ、52、53は
ローラ押圧ドライバ、54は用紙走行制御コントローラ
である。
【0032】図4において、記録用紙20の走行が図示
矢印の如く左右にずれてくると、記録用紙位置センサ5
1でそのずれ量を検出し、用紙走行制御コントローラ5
4によりローラ押圧ドライバ52、53を制御する。ロ
ーラ押圧ドライバ52、53は、ずれ量の程度に合わせ
てベルト搬送ローラ7の回転軸の一端に図示しない荷重
装置により荷重を加える。
【0033】図4においては、記録用紙20が左方向
(図示では紙面前方)に傾いたときは、ローラ押圧ドラ
イバ52が動作し、ベルト搬送ローラ7の回転軸を押し
つけることで記録用紙20が押しつけられ、その走行位
置を右方向へに修正する。右方向に傾いたときはローラ
押圧ドライバ53が同様に動作する。なお、ローラ押圧
ドライバ52、53の代わりに、荷重装置30を用いて
もよい。このようにして、前記用紙スキューは、図1の
実施例1で説明した荷重センサ9による圧力制御だけで
なく、記録用紙位置センサ51によるベルト搬送ローラ
7、8の一端の圧力を微調整することにより、きめ細か
く制御し防止できる。
【0034】以上、説明した実施例では、正帯電感光体
ドラム1と負帯電感光体ドラム2を用いたが、同極性の
感光体を用いる場合でも、コロナ帯電器11、21によ
り片方のトナーの極性を変換することで同時転写を容易
に行うことができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明の構成によれ
ば、簡単かつ小型であり、感光体の損傷が起きず、常に
一定範囲の転写効率が得られ、安定に記録用紙を走行さ
せる性能を有する画像記録電子写真装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る画像記録電子写真装
置の模式図である。
【図2】 本発明の他の実施例に係る画像記録電子写真
装置の模式図である。
【図3】 本発明のさらに他の実施例に係る画像記録電
子写真装置の模式図である。
【図4】 本発明のさらに他の実施例に係る画像記録電
子写真装置の模式図である。
【図5】 図1の画像記録電子写真装置の中間転写体ベ
ルトの断面図である。
【符号の説明】
1…正帯電感光体ドラム、2…負帯電感光体ドラム、
3、4…中間転写体ベルト、5、6、7、8、28…ベ
ルト搬送ローラ、9…荷重センサ、10…定着装置、1
1、21…コロナ帯電器、12…正トナー、22…負ト
ナー、13、23…コロナ帯電器、14、24…現像
機、15、25…感光体クリーナー、16、26…除電
ランプ、17、27…レーザビーム、18…ベルトクリ
ーナー、19a、19b…弾性ばね、20…記録用紙、
30…荷重装置、31…荷重制御コントローラ、32
a、32b…レバー、33a、33b…感光体ドラムの
支持体、51…記録用紙位置センサ、52、53…ロー
ラ押圧ドライバ、54…用紙走行制御コントローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つの転写部上にそれぞれに形成された
    極性の異なる二つのトナー像を、前記二つの転写部と、
    前記二つの転写部により挾持され、その間を走行する記
    録用紙の両面とに転写電界をかけて同時に転写記録する
    画像記録電子写真装置において、 前記走行する記録用紙に加えられる前記転写部の荷重を
    制御する制御手段を具備することを特徴とする画像記録
    電子写真装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像記録電子写真装置に
    おいて、 前記転写部の荷重の検出手段を設け、前記検出値に基づ
    き前記制御手段により前記転写部の荷重を制御するよう
    に構成したことを特徴とする画像記録電子写真装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、2記載のいずれかの画像記録
    電子写真装置において、 前記二つの転写部間に走行する記録用紙有無の検出手段
    を設け、前記検出の有無に基づき前記制御手段により前
    記転写部の荷重を制御するように構成したことを特徴と
    する画像記録電子写真装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2、3記載のいずれかの画像
    記録電子写真装置において、 前記走行する記録用紙の走行傾斜量を検出する手段を設
    け、前記検出値に基づき前記制御手段により前記転写部
    の荷重を制御するように構成したことを特徴とする画像
    記録電子写真装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006122847A1 (de) * 2005-05-20 2006-11-23 OCé PRINTING SYSTEMS GMBH Vorrichtung und verfahren zum beidseitigen bedrucken eines aufzeichnungsträgers mit umlade- und nachladevorrichtung
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