JPH08292085A - 麺計量機 - Google Patents

麺計量機

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JPH08292085A
JPH08292085A JP7094696A JP9469695A JPH08292085A JP H08292085 A JPH08292085 A JP H08292085A JP 7094696 A JP7094696 A JP 7094696A JP 9469695 A JP9469695 A JP 9469695A JP H08292085 A JPH08292085 A JP H08292085A
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Japan
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noodles
plate
weighing
noodle
shutter
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JP7094696A
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Akihiko Yagi
昭彦 八木
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IKEDA KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意量の乾麺の束を投入し、例えば1人分の
定量の麺を簡単,正確に取り出す。 【構成】 水平面に対して左下に傾斜する第1傾斜板4
から滑り落ちた麺の束30を、各々一定な間隔を隔て右
下に傾斜する第2傾斜板5,左下に傾斜する第3傾斜板
6と順次一定の姿勢となるように滑り落として、麺を基
板15上垂直な所定範囲に積み上げ、積み上げられた麺
の中から基板15上面から高さHで幅dの面積を一定量
の麺の束が収められる計量面積と定めて、麺取出し枠1
4を引き出したとき、基板15と連動するシャッタ22
により高さHより上部に積み上げられた麺と、計量され
た麺とを上下に別けるとともに、更に引き出したとき、
基板15が第2レール21から外れて引出し側が下方に
回動するので、計量分離された麺を引き出し側に滑り落
として計量された麺を取り出し易くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、麺計量機に関し、より
詳細には、スパゲティやそう麺等、真直ぐで、略等しい
断面形状と、長さと、一定の密度をもった乾燥麺束から
一定な体積の乾燥麺を取り出す麺計量機に関する。
【0002】
【従来の技術】スパゲッティやそう麺等の乾麺は、略等
しい断面、長さをもった直線状の麺が束状に包装されて
市販されている。一般に、市販されている麺は、通常、
数人分の量に相当した量とし、200グラム〜500グ
ラム程度の束に包装され、この中から家族の好みによる
量を選択して料理に供される。しかし、営業用として大
量に消費されるファーストフードの店や大衆食堂では、
一般家庭用とは違い、例えば、2kg,5kg等のまとまっ
た量で梱包された乾麺が仕入れられ、この中から所定量
を取り出して茹でられ、料理されている。
【0003】ファーストフードの店を利用する客は、個
人又は複数人等、利用客の人数ままちまちであり、これ
らの客の注文に対しては、注文した人数に比例した量の
乾麺を茹でなければならず、その都度人数分の乾麺の量
を計量していた。これらの量は、目分量や人数分の乾麺
量をはかりにより計量したり、一種のます(升)を用い
て定めていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、目分量は勘に
よるものであり、計量ではなく、定量性は保証されず、
はかりによる計量では計量値が安定するまでの時間が長
く、短時間で客数に応じた量を注文の数だけ計量処理す
るには非能率的であり、ますによる計量では、必ずしも
平行な乾麺の束となっていないので、常に一様に揃った
束にして升に投入することは手間がかかり、しかも、正
確に計量するためには、熟練を要した。
【0005】本発明は、上記課題を解決するために、直
線状の乾麺は、乾燥状態が一定に保たれており、長さ,
断面等の形状が一定であることに着目して、例えば、1
人分の乾麺の量を常に体積重量が一定となる条件で計量
された体積として、誰でも簡単に計量できる麺計量機を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、(1)投入された、断面、長さが略等し
く直線状の乾燥した麺の束から定体積の麺を取り出す麺
計量機において、投入された麺の束を順次左(右)およ
び右(左)斜め下に向け交互に滑らせ、滑り落ち方向に
対し前記直線状の麺が直角となるように案内して落下さ
せる斜め案内手段と、該斜め案内手段から任意角度で散
らばって落下する麺を所定水平範囲内に落下するように
案内する垂直案内手段と、該垂直案内手段を介して落下
した麺を水平方向一定の間隙の範囲内に集めるための等
しい高さの計量板と、該計量板間の底面板となる平板
で、引き出しによる所定距離範囲は水平に移動し、該範
囲を越えたとき、引き出し側が下方に回動するように移
動可能に案内された基板と、該基板が水平方向に引き出
されたとき、該基板と連動して水平方向に移動し、前記
計量板と前記基板に囲まれた面積内に積み重ねられた麺
を前記計量板の上部位置から上下に分離させるシャッタ
とを有し、前記基板を引き出し、該基板が下方に回動し
たとき、前記計量板と基板およびシャッタに囲まれた量
の麺を取り出すこと、更には、(2)前記(1)におい
て、前記斜め案内手段を、上方から左(右)斜め下に傾
斜した傾斜板と、該左(右)傾斜板の下辺から下方側に
所定間隔を隔てた右(左)斜め下に傾斜した右(左)傾
斜板とからなる斜め案内板を少くさとも一対有し、前記
傾斜板の水平面からの傾斜角を上方から下方に向け順次
大きくしたこと、更には、(3)前記(1)において、
前記一対の計量板の少くとも一方の計量板を水平方向に
移動し、前記一対の計量板の水平方向の間隔を設定可能
としたこと、更には、(4)前記(1)において、前記
シャッタの形状は、幅が前記麺の長さの1/2以下1/
5以上の範囲で、長さが中央部で長く、麺を上下に分離
する端部断面が上方に傾斜したエッジとしたこと、更に
は、(5)前記(1)において、前記麺計量機の立方形
状外筐の少くとも一部の面を透明板とし、該透明板を面
と平行な方向に着脱可能にしたことを特徴としたもので
ある。
【0007】
【作用】乾麺は、断面,長さが略一定した形状で、一定
の密度に保たれていることを利用して、任意量の麺の束
を投下した中から一定断面積の計量室に積み重ねられた
麺の束を取り出すようにしたもので、投入された束の各
々の麺が水平で平行な状態で計量室内に均等に落下する
ように、投入された麺の束を左右交互に斜め下に傾斜し
た案内板を滑らせて、計量設定された断面積の計量室内
および上部に積み重ねて麺を取り出す動作と同時にシャ
ッタを駆動し、計量室上部に積み重ねられた麺を分離し
て計量室内の麺のみを取り出す。
【0008】
【実施例】図1は、本発明による麺計量機の一例を説明
するための断面図で、図1(A)は計量中、図1(B)
は計量後、図1(C)は本発明の麺計量機により計量さ
れる乾燥麺の斜視図であり、図中、1は麺計量機、2は
外筐、3は蓋、4は第1傾射板、5は第2傾射板、6は
第3傾射板、7は第1垂直板、8は第2垂直板、9は計
量設定板、10は第2計量板、11はねじ板、12は計
量設定つまみ、13はねじ、14は麺取出し枠、15は
基板、16は第1軸、18は第2軸、17,19はベア
リング、20は第1レール、21は第2レール、22は
シャッタ、23は案内板、30は乾麺である。
【0009】麺計量機1は、図1(C)に示した長さ
L、断面が略一定に加工され、一様に乾燥された直線状
の乾燥麺(以後、麺と記す)30aの束30、例えば、
マカロニの束を任意量投入したとき、一定量、例えば、
1人分の麺150グラムを取り出すための定体積計であ
る。
【0010】このための、図1に示した麺計量機は、投
入された麺の束30を斜めに受けて下方に滑らせて滑り
方向に対して麺の長手方向と直角な方向とが略一致する
ように案内する斜め案内手段と、案内手段から落下した
麺を左右に散らばらないように一定範囲に集めるための
垂直案内手段と、該重さ案内手段により一定範囲に集め
られた麺を一定の体積となるように一定幅内に積み重ね
て、積み重ねられた麺30aをシャッタにより一定の高
さで上下に分離し定量の麺を計量し、取り出す手段とか
らなっている。以下、これらの手段及び動作の詳細を順
次図1に基づいて説明する。
【0011】まず、斜め案内手段について説明する。斜
め案内手段は、図1(A)において、各々矩形平板の第
1傾斜板4,第2傾斜板5,第3傾斜板6とからなり、
各々の一辺は外筐2に片持状に、互い違いに傾斜するよ
うに固着されている。すなわち、第1傾斜板4は、辺4
aが水平面に対し傾斜角θ1で左下方に傾斜して右側板
2bに固着され、第2傾斜板5は、上面が第1傾斜板4
の下方辺4aと一定間隔で離間し、傾斜角θ2で右下方
に傾斜して左側板2aに固着され、第3傾斜板6は、上
面が第2傾斜板5の下方辺5aと一定間隔で離間し、辺
6bが傾斜角θ3で左下方に傾斜して右側板2bに固着
されている。傾斜角θ1,θ2,θ3は、麺が滑りながら
落下したとき、滑り方向と麺の長手方向と直角な方向と
が一致するように落下させるため、順次傾斜角を大きく
し、θ1<θ2<θ3と定めている(請求項2に対応)。
【0012】次に、垂直案内手段について説明する。垂
直案内手段は、第1垂直板7と第2垂直板8とからな
り、第1垂直板7は、上辺が第2傾斜板5の下部辺5a
近傍の下面に固着され、第2垂直板8は、一辺が第3傾
斜板6の下部辺6aに固着され、第1垂直板7と第2垂
直板8との間は、一定の間隔となっている。なお、図に
おいては、第3傾斜板6と第2垂直板8とは一体に形成
されている。上述のように、第1垂直板7と第2垂直板
8とは、一定の間隔であることが好ましい。しかし、必
ずしも一定間隔でなく、多少傾斜していてもよい。要
は、斜め案内板から滑り下りた麺を一定の幅範囲内に集
めることである。
【0013】次に、一定の幅の範囲内に集められた麺の
中から設定された定量の麺を取り出すための手段につい
て述べる。計量室は、一定範囲に集められて落下した麺
を定体積となるように麺の束の断面積が一定となるよう
に定める部分である。一定な断面は、一定の水平方向の
間隔dを隔てて設けられた等しい高さの第1計量板7b
と、第2計量板10と、第1計量板7b第2計量板10
の上下面を形成するシャッタ22および基板15とで形
成される。
【0014】図において、第1計量板7bは、前記第1
垂直板7と共用されて、第1垂直板7と一体に形成さ
れ、前記第1垂直板7の下部に一定の高さHで定められ
た部分である。一方、第2計量板10は、高さがHで、
高さ位置から直角な水平方向に右側板2b近傍まで延び
る支持板10aと、右側板2bと平行な計量設定板9と
が一体に形成され、計量設定板9を水平方向に移動して
計量板間の隔dの大きさ、すなわち、計量される麺の束
の大きさを変更できるようになっている。
【0015】計量設定板9を移動する手段として、右側
板2bに固着されたねじ板11と、計量設定つまみ12
に固着されたねじ13とからなり、ねじ13を計量設定
板9のねじ穴に螺合し、計量設定つまみ12を回動する
ことにより、第2計量板10を移動する(請求項3に対
応)。
【0016】基板15は、第1計量板9と第2計量板1
0との間の計量部下面となる部分であり、また、計量さ
れた麺を取り出す部分であり、また、シャッタ22を基
板15の移動に連動させる作用をもたせる部分である。
上述した作用を具現するための基板15の構造を以下に
説明する。
【0017】基板15は、麺取出し枠14を引出したと
き、基準線X−Xより高さHだけ低い第1計量板7bと
第2計量板10の下部辺と接しながら基準線X−Xと平
行に移動するので、基板15の移動を案内するための第
1レール20と第2レール21が筐体2にレール面が段
違い、水平に取り付けられ、基板15には、これらレー
ル上を円滑に移動できるようにベアリング17,18が
各々第1軸16,第2軸18に回転可能に設けられ、第
1軸16は基板15の後端(引き出し方向に対し)側上
部の側板14aに、第2軸18は、前端(麺取出し枠1
4)側下部の側板14cに固着されている。
【0018】また、第1レール20の長さは、第1計量
板7近傍まで延びているが、第2レール21の長さは短
かく、麺取出し枠14を引き出し、例えば、移動距離d
を超えたとき、ベアリング19がレール端部21aから
外れるように選ばれている。
【0019】第1軸16には、案内手段(図示せず)に
より、基準X−X上を移動するように案内され、平板状
のシャッタ22を動かすためのシャッタ22下面に取り
付けられた案内板23が係止されている。
【0020】次に、以上の如く構成された麺計量機の動
作を説明する。麺取出し枠14が右側板2bと同一な面
にある計量準備段階を示す図1(A)に示す状態におい
ては、基板15が第1,第2計量板7b,10の下端に
接している。この状態で、蓋3を開け、任意量の麺の束
30を第1傾斜板4上に投入すると、麺の束30は、傾
斜面に沿って滑り落ち、第2傾斜板5上に落ち、更に、
第2傾斜板5に沿って滑り落ちながら第3傾斜板6上に
落ち、第3傾斜板6に沿って滑り落ちる。
【0021】第3傾斜板6から滑り落ちた麺30aは、
第1,第2垂直板7,8に転内されながら、この範囲内
に集められ、基板15を底面とし、第1,第2計量板7
b,10で囲まれた計量面積の上部に積み上げられる。
【0022】図1(B)は、図1(A)に示した基板1
5上に積み上げられた麺から定量取り出す状態を説明す
るための図で、麺取出し枠14を引き出すと、その第1
過程で、まず、シャッタ22も基準線X−Xに沿って右
側に移動し、積み上げられた麺を基準線X−Xの上下に
区分する。更に引き出す第2過程では、シャッタ22の
下面22bは基準線X−X上に保持され、上部に麺30
を積み上げた状態で、ベアリング19は第2レール21
から外れ、基板15は第1軸16を軸とした右辺りに回
転する。この回転に伴って基板15上の麺30は、シャ
ッタ22,第1,第2計量板7b,10および基板15
に囲まれた断面積に相当する量だけ麺取出し枠14側に
滑り落ち、定量(例えば、1人分)の麺が簡単に取り出
せる。
【0023】しかし、直線状の束をなす麺は、すべて正
確な直線ではなく、湾曲したものが含まれている場合が
あり、この時、シャッタ22が麺の長と略等しい矩形板
であると計量板7b,10上をシャッタ22が通過する
とき、麺を折ったり、折れた麺がシャッタ22の移動を
妨げたりする原因となり、上下分離される境界にある麺
が上方又は下方の何れかに不定に分離され、計量誤差の
原因になる。
【0024】図2は、本発明に係るシャッタの構造を説
明するための図で、図2(A)は側面図、図2(B)は
平面図であり、図1と同様の動作をする部分には、図1
の場合と同じ参照番号が付されてある。
【0025】シャッタ22は、図2(B)に示すよう
に、幅Aで強度を必要とするため所定厚さtの板である
が、先端側は上側が傾斜するテーパ面22aで、中央部
が両端部より前方(引出し側)に突出しており、幅Wが
麺30の長さLの1/2以下1/5以上に選んでいる。
なお、シャッタ下部面22bは、平滑な面で、下部面後
方位置に第1軸16に係合する凹状の係合部23aを有
する案内板23が面と直角に片持固着されている。
【0026】シャッタ22の形状は、幅Wが(1/2)
L>A(1/3)Lで、前方が突出し上側に傾斜したテ
ーパ面(又はテーパ状の湾曲面)としたので、多小湾曲
した麺があっても先端部が湾曲部に無理なく突入できる
ので、麺を折ることがなく、しかも、基板15上部に積
み上げられた麺は基準線X−X上方に押し上げられ、計
量板7b,10に囲まれた断面内に収納された麺30a
にシャッタ22の移動による基板15側への圧力が作用
せず、常に、安定した量の麺30aが計量できる(請求
項4に対応)。
【0027】しかし、投入された麺の束30中に、万
一、折れた麺30aが含まれており、これがシャッタ2
2の移動や麺引出し枠14の引出しの部分に嵌まり込
み、引き出し操作が円滑でない場合には、嵌まり込んだ
麺30aを取り出す必要がある。しかし、外筐2がすべ
て不透明な金属板で構成されているときは、内部を目視
できず、更には、動作不良の原因となった嵌まり込み麺
30aを取り出すことができない。
【0028】図3は、本発明による麺計量機の外筐を説
明するための外観図で、図3(A)は側面図、図3
(B)は平面図であり、図中、24はビス(又はボル
ト,ナット)、25,26透明板、27は窓で、図1と
同様の作用をする部分には、図1の場合と同じ参照番号
が付してある。
【0029】図において、外筐2は、立方体形状をして
おり、金属板を折り曲げ加工してビス24等で固着した
ものであるが、溶接加工によりビス24のない加工が施
されているものでもよく、少くとも一部の外筐2の側
板、好ましくは、斜め案内板,計量機が目視できる側板
2bに窓27を設け、窓27を含む外筐2の側板内側
に、例えば、アクリル板等の透明板25,26が側板面
に沿って上下方向に出し入れ可能に挿入されている。
【0030】透明板25とし、透明板26の部分を不透
明板としてもよいが、例えば、透明板25から引出し、
動作不良を起こした麺30aが目視されれば、直ちに透
明板25を上部に引き出し、不良原因の麺30aを取り
除き、正常な計量ができるようになる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、以下に示す効果がある。請求項1に対応する
効果:麺の形状が略一定した形状で、一定断面積の中に
積み上げられた麺の束は一定重量であることに着目し
て、目的の計量断面の中に投入された麺の束を均一に積
み上げる作用をもつ斜め案内板と、垂直案内板を設け、
計量と麺引き出しとを同時に行うようにしたので、誰で
も簡単で、正確な麺の量、例えば1人分の麺を計量でき
る。 請求項2に対応する効果:斜め転内手段を順次、左
(右)斜め下に傾斜する傾斜板と、右(左)斜め下に傾
斜する傾斜板とを交互に設け、しかも下方の傾斜板程傾
斜角を大きくしたので、徐々に麺の滑り落ち姿勢が整え
られ、すべて水平,平行に落下して均一な麺の空間密度
が得られ、計量精度が向上する。 請求項3に対応する効果:麺の束の断面積を設定する計
量板を水平方向に移動可能に設定できるようにしたの
で、目的に応じた計量範囲の任意設定が可能となる。 請求項4に対応する効果:シャッタの幅を麺の長さに対
して1/2〜1/5の範囲とし、先端を上に傾斜したテ
ーパ面としたので、湾曲した麺が含まれていても折るこ
とがなく、更には、計量部分の麺を上下に区分すると
き、基準線に対して中間位置にある麺が計量側に押し下
げられ、計量面積内に積み上げられた麺に圧力が作用す
ることがないので、常に正確な麺の計量ができる。 請求項5に対応する効果:外筐の部の面を出し入れ可能
な透明板としたので、折られた麺等が可動部分に挟ま
り、麺取り出し操作が不安定となっても不良部を簡単に
目視でき、取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による麺計量機の一例を説明するため
の断面図である。
【図2】 本発明に係るシャッタの構造を説明するため
の図である。
【図3】 本発明による麺計量機の外筐を説明するため
の外観図である。
【符号の説明】
1…麺計量機、2…外筐、3…蓋、4…第1傾射板、5
…第2傾射板、6…第3傾射板、7…第1垂直板、8…
第2垂直板、9…計量設定板、10…第2計量板、11
…ねじ板、12…計量設定つまみ、13…ねじ、14…
麺取出し枠、15…蓋板、16…第1軸、18…第2
軸、17,19…ベアリング、20…第1レール、21
…第2レール、22…シャッタ、23…案内板、24…
ビス(又はボルト,ナット)、25,26透明板、27
…窓、30…乾麺。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入された、断面、長さが略等しく直線
    状の乾燥した麺の束から定体積の麺を取り出す麺計量機
    において、投入された麺の束を順次左(右)および右
    (左)斜め下に向け交互に滑らせ、滑り落ち方向に対し
    前記直線状の麺が直角となるように案内して落下させる
    斜め案内手段と、該斜め案内手段から任意角度で散らば
    って落下する麺を所定水平範囲内に落下するように案内
    する垂直案内手段と、該垂直案内手段を介して落下した
    麺を水平方向一定の間隙の範囲内に集めるための等しい
    高さの計量板と、該計量板間の底面板となる平板で、引
    き出しによる所定距離範囲は水平に移動し、該範囲を越
    えたとき、引き出し側が下方に回動するように移動可能
    に案内された基板と、該基板が水平方向に引き出された
    とき、該基板と連動して水平方向に移動し、前記計量板
    と前記基板に囲まれた面積内に積み重ねられた麺を前記
    計量板の上部位置から上下に分離させるシャッタとを有
    し、前記基板を引き出し、該基板が下方に回動したと
    き、前記計量板と基板およびシャッタに囲まれた量の麺
    を取り出すことを特徴とする麺計量機。
  2. 【請求項2】 前記斜め案内手段を、上方から左(右)
    斜め下に傾斜した傾斜板と、該左(右)傾斜板の下辺か
    ら下方側に所定間隔を隔てた右(左)斜め下に傾斜した
    右(左)傾斜板とからなる斜め案内板を少くさとも一対
    有し、前記傾斜板の水平面からの傾斜角を上方から下方
    に向け順次大きくしたことを特徴とする請求項1に記載
    の麺計量機。
  3. 【請求項3】 前記一対の計量板の少くとも一方の計量
    板を水平方向に移動し、前記一対の計量板の水平方向の
    間隔を設定可能としたことを特徴とする請求項1に記載
    の麺計量機。
  4. 【請求項4】 前記シャッタの形状は、幅が前記麺の長
    さの1/2以下1/5以上の範囲で、長さが中央部で長
    く、麺を上下に分離する端部断面が上方に傾斜したエッ
    ジとしたことを特徴とする請求項1に記載の麺計量機。
  5. 【請求項5】 前記麺計量機の立方形状外筐の少くとも
    一部の面を透明板とし、該透明板を面と平行な方向に着
    脱可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の麺計量
    機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009019883A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Ishida Co Ltd 計量装置
JP2009053106A (ja) * 2007-08-28 2009-03-12 Ishida Co Ltd 計量装置
WO2018021147A1 (ja) * 2016-07-27 2018-02-01 株式会社ヒノタマデザイン 計量機能付き棒状乾麺保存容器
CN114455230A (zh) * 2022-03-15 2022-05-10 温州市易智智能科技有限公司 一种基于ai人脸识别的垃圾分类系统及其装置

Cited By (4)

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