JPH0829155B2 - 衛生用品の製造方法及びその装置 - Google Patents

衛生用品の製造方法及びその装置

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JPH0829155B2
JPH0829155B2 JP61294300A JP29430086A JPH0829155B2 JP H0829155 B2 JPH0829155 B2 JP H0829155B2 JP 61294300 A JP61294300 A JP 61294300A JP 29430086 A JP29430086 A JP 29430086A JP H0829155 B2 JPH0829155 B2 JP H0829155B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、体液吸収用の衛生用品の製造方法及びその
装置に関し、特に、生産性を向上させた衛生用品の製造
方法及びその装置に関する。
[従来技術の説明] 体液を吸収するための衛生用品には一般に、生理用
品、お産用品、乳カット材、おむつ、尿吸収用品、人体
各部のサポータ、傷口に当てがう包帯、並びに耳や鼻や
その他の各部に当てがう包帯等がある。これらの衛生用
品に主として要求されることは、人体の各部の複雑な形
状に接触し、しかもその接触位置からずれないことは、
人体排泄物や血液や体液や分泌物等を吸収し易いこと
と、衝撃エネルギを吸収する衝撃性に富むことと、並び
に通気性を有すること等である。
これらの要求を満足する衛生用品の主な構成は一般
に、人体の所定の箇所に当てがうための当接部材と、体
液が下着等に浸み込むのを防止するための容器状のカバ
ーと、それら両者の内部に封入されて体液を吸収するた
めの吸収材とから成る三重構造とされている。
当接部材には、それを通して体液を下着等に浸み込ま
せることができるように、例えば熱接着性繊維を有する
紙や不織布のような熱溶着性の体液透過性材料を用い
る。吸収材には、例えば吸水紙または綿状パルプ等のよ
うな体液の吸収性の高い材料を用いる。カバーには、柔
軟性に富み、かつ体液を下着等に浸み込ませないよう
に、例えば独立気泡のポリエチレン発泡体またはポリプ
ロピレン発泡体等のような熱溶着性の体液非透過性材料
を用いる。
このカバーは一般に、衛生用品としての形を保ち、し
かも前記吸収材を内部に収容するために容器状をしてい
る。このカバーの外周には同一平面にフランジ部が一体
に形成され、カバーの容器状の内部に吸収材を収容した
状態で、このフランジ部と当接部材とを熱溶着により接
着する。
このような三重構造から成る衛生用品を製造する方法
として、特開昭61−76156号が知られている。この発明
においては、人体に接触するための熱溶着性の体液透過
性材料から成る当接部材用シートと、着衣への漏れを防
止する熱溶着性の体液非透過性材料から成るカバー用シ
ートとを平行に同速度で移動させ、その移動の際にそれ
らの当接部材用シートとカバー用シートとの間に一定間
隔を開けて吸収材を挟持する。それらの当接部材用シー
トとカバー用シートとは吸収材の周囲を越えて伸びる幅
の広いものとされている。その後、当接部材用シートと
カバー用シートの外側から一対の押圧兼加熱手段によっ
て、吸収材を囲んだ状態で、当接部材用シートとカバー
用シートと熱溶着する。その後、カッターによって熱溶
着した箇所の外周を切断し、衛生用品が完成する。
この製造方法においては、連続した工程で衛生用品を
作ることができ、生産効率を高めることができるという
利点がある。しかし、2枚のシートを吸収材を囲むよう
に熱溶着したので、完成した衛生用品は一定の形を保つ
ことができない。即ち、この製造方法による衛生用品
は、一定の形状を保てないために使用中に形が崩れ、当
てがっていた箇所からずれてしまうという欠点があっ
た。
この欠点を解消するために、衛生用品を所定の形状に
保つためのカバーの製造方法が、特開昭60−246856号に
提案されている。この発明においては、ドラムにカバー
の形状のキャビティを形成し、そのキャビティにカバー
となる素材であるファイバを高速噴入する。このドラム
の内部は真空にされ、ドラムの回転時にファイバがドラ
ムから落下しないようにされている。その後、そぎ落と
しロールや出張りシリンダによってファイバの不要な箇
所を削り、所望の形状のカバーに形を整える。最後に、
空気噴出ノズルによってドラムの真空に抗してカバーを
ドラムから取り出す。
この製造方法では、衛生用品を所定の形状に保つため
のカバーのみを製造するものであり、しかも、ドラムの
キャビティに高速噴入したファイバを削り工程を経てカ
バーを作っていた。カバーを作るための削り工程では、
カバーの均一度を保てないものである。また、カバーの
みを製造するものであるので、連続した工程によって衛
生用品を製造することができず、生産効率が必ずしも良
いとはいえない。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の衛生用品の製造方法では、完成品までの連続工
程による生産効率を良くしようとすれば、安定した形を
得ることができず、これとは反対に、形が崩れないよう
なカバーを作れば、均一性が保てずしかも生産効率が悪
くなって1個当たりの製造コストが高いものなるという
欠点があった。
[発明の目的] 本発明本発明は上記欠点を解決するもので、連続した
工程で自動的に多数の衛生用品を生産し、1個当たりの
製造コストを安価にできるようにした衛生用品の製造方
法及びその装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決する手段] 本発明は上記目的を達成する為に、人体の所定の箇所
に当てがうための体液透過性の材料から成る当接部材を
作るためのシートと、液体が下着等に浸み込むのを防止
するための熱可変かつ体液非透過性の材料から成るカバ
ーを作るためのシートと、体液を吸収保持するための吸
収材とから成り、吸収材を内臓した状態でそれら当接部
材用シートとカバー用シートとを接着し、吸収材とその
接着部を前記シートから分離して成る衛生用品におい
て、熱変形可能な状態にカバー用シートを加熱する工程
と、加熱されたカバー用シートをキャビティを有する複
数の金型が外周面に配設された回転ドラムに供給する工
程と、金型に負圧によってカバー用シートを吸引してキ
ャビティの形状に沿った形に成形する工程と、一定間隔
で吸収材を配置した前記当接部材用シートをカバー用シ
ートが金型に吸引されている回転ドラムに供給して、吸
収材を当接部材用シートとカバー用シートの間に介在さ
せ、かつ吸収材をキャビティ内に挿入する工程と、キャ
ビティ内に吸収材を入れた状態でキャビティの外周囲で
前記当接部材用シートと前記カバー用シートとを接着す
る工程と、その接着箇所と前記吸収材とを含んだものを
当接部材用シートとカバー用シートから分離する工程と
から成るこ製造方法を用いる。
また、前記衛生用品において、前記カバー用シートを
変形可能な温度に加熱する加熱手段と、カバーの形状と
なるキャビティを形成した金型と、その金型を多数個外
周に取付けた回転ドラムと、カバー用シートを回転ドラ
ムに巻きつけた状態で移動させるカバー用シートの移動
手段と、回転ドラムに巻きつけられたカバー用シートを
金型のキャビティ内に吸引するための吸気手段と、吸収
材を所定間隔を開けて配置した当接部材用シートを回転
ドラムの周囲でカバー用シートに接合させ、その際に吸
収材を前記キャビティ内に収容させるように当接部材用
シートを移動させる移動手段と、キャビティの外周囲で
それら当接部材用シートとカバー用シートとの接合箇所
を接着させる手段と、その接着した箇所と前記吸収材と
を含んだものを当接部材用シートとカバー用シートから
分離する手段とを有するものである。
[作 用] 加熱手段によって熱変形可能な状態にカバー用シート
を加熱し、それを回転ドラムに巻きつける。この回転ド
ラムに巻きつけられる間に、カバー用シートは負圧によ
って吸引されて容器状のカバーの形に成形され、それと
共に冷却もされる。
この回転ドラムに巻きつけたカバー用シートの回転速
度に合わせて、一定間隔で吸収材を載せた当接部材用シ
ートと接合させれば、このカバー用シートと当接部材用
シートとが接合する際に、吸収材は容器状のカバー内に
収納される。その接合箇所を接着することによって、吸
収材はカバー用シートと当接部材用シートとの間に封入
される。
[実施例] 次に、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係わる衛生用品の製造装置の正面
図、第2図は第1図のX矢印方向平面図、第3図は本発
明に用いるドラム外面とそれに取付けられる金型の要部
断面図、第4図は第3図のY矢印方向平面図である。
この製造装置の中央にはドラム10が配置され、そのド
ラム10は図示しない固定手段によって地上に保持される
固定ドラム12と、その固定ドラム12に保持されモータ14
よって回転させられる回転ドラム16とから構成される。
この回転ドラム16の回転方向の外周全域に、多数個の金
型18がボルト20によって取付けられる。
この金型18の外側表面の中央部には、衛生用品のカバ
ー72の形状に合致するキャビティ22が形成されている。
また、この金型18にはキャビティ22の外側表面から裏面
に通じる多数の吸気孔24が形成されている。前記回転ド
ラム16の外周表面には、金型18によって密閉される吸気
空間部26が形成される。この吸気空間部26は前記吸気孔
24を経由してキャビティ22と連通している。この吸気空
間部26からは前記固定ドラム12に至る吸気通路28が形成
されている。
第1図、第3図及び第4図に示すように、固定ドラム
12には、上端付近の第一位置10aと、その上端付近の第
一位置10aから約70度回転した第二位置10bと、その上端
付近の第一位置10aから約120度回転した第三位置10cの
3箇所の位置において、前記回転ドラム16の吸気通路28
と連通する吸気溝30が形成されている。この第一位置10
aと第二位置10bと第三位置10cとの吸気溝30には、送風
機32の吸入側を連結してそこに負圧が導入されるように
設定する。
このドラム10の回転上流側には、衛生用品のカバーと
なるカバー用シート36をドラム10に向けて移送させる移
送手段38と、その移送の途中でカバー用シート36を加熱
するための遠赤外線加熱装置40とが備えられている。こ
のカバー用シート36は、加熱装置40によって変形可能な
温度に加熱され、移送手段38によってドラム10に移送さ
れる。この加熱装置40は、短時間にカバー用シート36を
適切な温度にするために、多段階に加熱してもよい。ま
た、移送手段38は回転ドラム16を回転させるモータ14に
よって、回転ドラム16と同速度で駆動させられる。
回転ドラム16の周囲に巻きつけられたカバー用シート
36は、前記回転ドラム16の周囲を上端の第一位置10aか
ら下端の第四位置10dまでの約半周にわたって巻きつけ
られ、その回転ドラム16の外周に取付けられた多数の金
型18の上面を覆うことになる。
カバー用シート36が回転ドラム18に巻きつけられる第
一位置10aにおいては、回転ドラム16の吸気空間部26に
は送風機32によって負圧が導入され、その負圧は金型18
の吸気孔24を通って金型18のキャビティ22に及ぶ。この
負圧によって変形可能に加熱されたカバー用シート36
が、金型18の上面に完全に密着される。この送風機32に
よる吸引によって、キャビティ22に対面する箇所のカバ
ー用シート36がキャビティ22内に吸引される。即ち、第
一位置10aにおいてはカバー用シート36は予備的に成形
され、第二位置10bにおいてはカバー用シート36はキャ
ビティ22に完全に一致するように吸収される。
その後、第三位置10cにおいては、カバー用シート36
に送風機32による負圧が働くが、その負圧はカバー用シ
ート36が下方に垂れないようにするためである。また、
前記カバー用シート36が回転ドラム16から外れないよう
に、回転ドラム16の第一位置10aから第三位置10cまでの
間、そのカバー用シート36を回転ドラム16に押圧させる
ためのベルト43が備えられる。
一方、第3図に示すように、回転ドラム16の外表面に
形成された全ての吸気空間部26内に、冷却液循環パイプ
44が備えられている。この冷却液循環パイプ44には熱交
換器45を経て冷却ポンプ46から冷却液が常に導入され、
この冷却液によって、回転ドラム16自体とその回転ドラ
ム16に巻きつけられるカバー用シート36とが冷却され
る。この結果、カバー用シート36は、ドラム10の下端の
第四位置10dに致る前に完全に冷却される。即ち、第四
位置10dに致った状態では、カバー用シート36はキャビ
ティ22に合致した形状を等間隔に形成し、もはや変形し
ないものとなっている。
前記ドラム10に近接して、当接部材70を形成するため
の当接部材用シート48を移動させるコンベア50が備えら
れる。この当接部材用シート48は、このコンベア50によ
ってドラム10の下端の第四位置10d付近に接線方向に向
けて移動するように設定されている。
このコンベア50の横に、前記当接部材用シート48の上
に吸収材74を一定間隔で供給するための吸収材供給装置
52が備えられる。この吸収材74の一定間隔は、回転ドラ
ム16の外周におけるキャビティ22間の間隔と同じに設定
される。
吸収材74を一定間隔で載せた状態の当接部材用シート
48は、ドラム10の下端第四位置10d付近で、回転ドラム1
6に巻かれたカバー用シート36と接触する。これらが接
触する少し前に、その当接部材用シート48の上に置かれ
た吸収材74は、カバー用シート36のキャビティ22によっ
て形成された凹部に丁度嵌合する。
ドラム10の第四位置10dの下方には、ヒートシールロ
ーラ56が備えられる。このヒートシールローラ56によっ
て、カバー用シート36と当接部材用シート48とが熱溶着
により接着させられ、吸収材74はその溶着された内部に
封入される。
このヒートシールローラ56に隣接して回転ドラム16の
回転後方側に、押えローラ58が備えられる。この押えロ
ーラ58は、溶着させられたカバー用シート36と当接部材
用シート48とがヒートシールローラ56に接着して、それ
らが回転ドラム16から離れてしまうことを防止するため
のものである。
溶着したカバー用シート36と当接部材用シート48は、
下端の第四位置10dより約70度回転した位置12eで回転ド
ラム16から離れ、ローラ60を介してコンベア62に載せら
れて移動させられる。そのコンベア62の終点に、カバー
用シート36と当接部材用シート48との溶着部の外縁を切
断するカッタ64が備えられ、このカッタ64によって溶着
の外縁を切断して衛生用品が生産される。このカッタ64
によって切断された衛生用品の完成品は、その下位に設
置した図示しないコンベアで包装工程に送られる。
[発明の効果] 以上のように、本発明に係わる衛生用品の製造方法並
びに製造装置によれば、カバーの素材であるカバー用シ
ートを加熱してキャビティを有するドラムに巻きつけ、
そのカバー用シートを負圧によってキャビティの形に作
るようにしたものである。この加熱手段と負圧手段と
は、従来のような素材の噴入や素材の削りと比べて、構
造が簡単であり、しかも加熱と負圧とによるカバーの形
状は均一になる。従って、一定の品質の製品を効率良く
生産することができる。
また、カバーを所定の形にした衛生用品を一連の工程
で製造することができるので、各素材を供給しておけ
ば、連続して自動的に最終製品までを完成させることが
できる。この結果、生産性が高くなり、製品単価を大幅
に引き下げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる衛生用品の製造装置の正面図、
第2図は第1図のX矢印方向平面図、第3図は本発明に
用いるドラム外面とそれに取付けられる金型の要部断面
図、第4図は第3図のY矢印方向平面図である。 10……ドラム、16……回転ドラム、 18……金型、22……キャビティ、 24……吸気孔、26……吸気空間部、 28……吸気通路、30……吸気溝、 32……送風機、 36……カバー用シート、38……移送手段、 40……加熱手段、42……ピン、 44……冷却液循環パイプ、 48……当接部材用シート、 56……ヒートシールローラ、 64……カッタ、74……吸収材。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人体の所定の箇所に当てがうための体液透
    過性の材料から成る当接部材を作るためのシートと、体
    液が下着等に浸み込むのを防止するための熱可変かつ体
    液非透過性の材料から成るカバーを作るためのシート
    と、体液を吸収保持するための吸収材とから成り、吸収
    材を内臓した状態でそれら当接部材用シートとカバー用
    シートとを接着し、吸収材とその接着部を前記シートか
    ら分離して成る衛生用品の製造方法において、熱変形可
    能な状態にカバー用シートを加熱する工程と、加熱され
    たカバー用シートをキャビティを有する複数の金型が外
    周面に配設された回転ドラムに供給する工程と、金型に
    負圧によってカバー用シートを吸引してキャビティの形
    状に沿った形に成形する工程と、一定間隔で吸収材を配
    置した前記当接部材用シートをカバー用シートが金型に
    吸引されている回転ドラムに供給して、吸収材を当接部
    材用シートとカバー用シートの間に介在させ、かつ吸収
    材をキャビティ内に挿入する工程と、キャビティ内に吸
    収材を入れた状態でキャビティの外周囲で前記当接部材
    用シートと前記カバー用シートとを接着する工程と、そ
    の接着箇所と前記吸収材とを含んだものを当接部材用シ
    ートとカバー用シートから分離する工程とから成ること
    を特徴とする衛生用品の製造方法。
  2. 【請求項2】前記カバー用シートを金型のキャビティ内
    に吸引する手段が複数の段階に分かれていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の衛生用品の製造方
    法。
  3. 【請求項3】キャビティの形に成形しながらカバー用シ
    ートを前記当接部材用シートに接合する前に冷却手段に
    よって冷却することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の衛生用品の製造方法。
  4. 【請求項4】当接部材用シート及びまたはカバー用シー
    トが熱溶融製材料から成ることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の衛生用品の製造方法。
  5. 【請求項5】人体の所定の箇所に当てがうための体液透
    過性の材料から成る当接部材を作るためのシートと、体
    液が下着等に浸み込むのを防止するための熱可変かつ体
    液非透過性の材料から成るカバーを作るためのシート
    と、体液を吸収保持するための吸収材とから成り、吸収
    材を内臓した状態でそれら当接部材用シートとカバー用
    シートとを接着し、吸収材とその接着部を前記シートか
    ら分離して成る衛生用品の製造装置において、前記カバ
    ー用シートを変形可能な温度に加熱する加熱手段と、カ
    バーの形状となるキャビティを形成した金型と、その金
    型を多数個外周に取付けた回転ドラムと、カバー用シー
    トを回転ドラムに巻きつけた状態で移動させるカバー用
    シートの移動手段と、回転ドラムに巻きつけられたカバ
    ー用シートを金型のキャビティ内に吸引するための吸気
    手段と、吸収材を所定間隔を開けて配置した当接部材用
    シートを回転ドラムの周囲でカバー用シートに接合さ
    せ、その際に吸収材を前記キャビティ内に収容させるよ
    うに当接部材用シートを移動させる移動手段と、キャビ
    ティの外周囲でそれら当接部材用シートとカバー用シー
    トとの接合箇所を接着させる手段と、その接着した箇所
    と前記吸収材とを含んだものを当接部材用シートとカバ
    ー用シートから分離する手段とを有することを特徴とす
    る衛生用品の製造装置。
  6. 【請求項6】カバー用シートを冷却するための冷却手段
    を前記各金型と前記回転ドラムとの間に備えたことを特
    徴とする特許請求の範囲第5項記載の衛生用品の製造装
    置。
  7. 【請求項7】前記カバー用シートを金型のキャビティ内
    に吸引するための吸気手段が、各金型に形成されキャビ
    ティ内に開口する複数個の吸気孔と、吸気発生手段と、
    その吸気発生手段と前記吸気孔とを連絡する吸気通路と
    から成ることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の
    衛生用品の製造装置。
  8. 【請求項8】前記吸気通路が複数の独立したものに分か
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の
    衛生用品の製造装置。
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JP2006124045A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Livedo Corporation パッド搬送装置

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