JPH08290915A - アルミニウム浮滓およびアルミニウム浮滓残渣をアルミン酸カルシウムに処理する方法 - Google Patents

アルミニウム浮滓およびアルミニウム浮滓残渣をアルミン酸カルシウムに処理する方法

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JPH08290915A JP9298596A JP9298596A JPH08290915A JP H08290915 A JPH08290915 A JP H08290915A JP 9298596 A JP9298596 A JP 9298596A JP 9298596 A JP9298596 A JP 9298596A JP H08290915 A JPH08290915 A JP H08290915A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、アルミニウム浮滓から製
造されるアルミン酸カルシウムの製鋼におけるその使用
に関する適合性を改良することおよびアルミン酸カルシ
ウムの製造方法を改良することである。 【解決手段】 アルミニウム製造から生ずるAlおよび
Al23を含有するアルミニウム浮滓の処理法は、アル
ミニウムを浮滓から分離して浮滓残渣を製造しそしてこ
の浮滓残渣を1360℃より上の温度においてカルシウ
ム−酸素化合物と反応させてアルミン酸化合物を少なく
とも部分的に融解した物質として生成する段階を含んで
なる。製鋼における使用に特に適する生成物を得るため
に、アルミン酸カルシウムを急速に冷却してガラス状固
体生成物を生成する。これらの二段階は適当な耐火性ラ
イニングを有する同一容器中で実施することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明はアルミニウム浮滓およびアルミ
ニウム浮滓残渣をアルミン酸カルシウムに処理する方法
に関する。本発明はさらにこの方法により製造されるア
ルミン酸カルシウムの製鋼における使用にも関する。
【0002】
【先行技術の記述】アルミニウム浮滓は、例えば、アル
ミニウムの処理または製造において金属が融解状態にあ
るまま空気と接触する時に生ずる。浮滓は一般的には、
融解炉からのスクラップまたは不純物から生ずる酸化ア
ルミニウム、窒化アルミニウム、他の(金属)酸化物お
よび鉱物を含んでなる。浮滓はまた金属アルミニウムを
浮滓が生ずる方法に依存する濃度で含有する。最初にア
ルミニウムをそれから分離して非金属生成物(NMP)
としても知られるアルミニウム浮滓残渣を得ることによ
り浮滓を処理することが知られている。
【0003】以前には、回転塩浴炉の中での既知の浮滓
処理技術から生ずるNMPは廃棄物として埋め立て地に
投入された。塩がNMPから浸出しそしてその下の土に
なりうるため、そのような廃棄はますます環境問題に直
面し、または少なからず禁止されている。
【0004】WO 91/09978は比較的低い含有
量の金属アルミニウムを有する浮滓から金属アルミニウ
ムを価値ある成分として少なくとも部分的に回収する方
法を開示しており、そこではアンモニアおよび他の価値
ある生成物をNMP(または低い含有量の金属アルミニ
ウムを有する浮滓)から製造することができる。これら
の生成物はアンモニウム塩、アルミン酸塩溶液またはア
ルミニウム水和物でありうる。依然として残る残渣は耐
火性物質用のベース物質として使用することもできまた
は不活性な廃棄物として捨てることもできる。
【0005】WO 91/10629は耐火性生成物の
製造におけるNMPの使用を提案している。NMPを金
属酸化物と混合しそしてこの混合物を次にか焼して耐火
性生成物を生成する。示された例は、それぞれMgOお
よびシリカの添加によるスピネル(MgAl24)およ
びムライトである。CaOの添加もそれ以上に詳細では
ないが挙げられている。
【0006】さらに最近では、鋼産業において鋼の硫黄
含有量を減少させる添加剤として使用される物質である
アルミン酸カルシウムを製造するためにアルミニウム浮
滓を使用することも提案されている(McGannon, "The M
aking, Shaping and Treating of Steel", United Stee
l Corporation, 10th edition, 1985, 489-90 参
照)。"Light Metals", 1995, pages 823-7 にはラスベ
ガスでの1995年1月のTMS年次会合における開示
が報告されており、そこではプラズマ法によるアルミニ
ウム浮滓から非金属残渣への転化が記載されている。非
金属残渣に回転炉の中でアルミン酸カルシウムの共融点
(1360℃)より下の温度で炭酸カルシウムを焼結さ
せて無塵性の生成物を与える。
【0007】US−A−5 385 601は、破砕、分
類および混合並びに生じた生成物のその後の酸化カルシ
ウムおよび酸化ケイ素を含有する融剤を用いる融解によ
るアルミニウム浮滓からのアルミニウム金属の除去を記
載している。鋼産業用のアルミン酸カルシウムを製造す
るために、81.5%のCaOおよび10.8%のSiO
2を含有する融剤が使用される。SiO2は推測するとこ
ろ融解温度を下げるために使用される。融解温度は14
90−1520℃であった。アルミン酸カルシウムは約
16%のSiO2を含有する。SiO2の存在のため、融
解炉からの流出気体流は凝縮させなければならない化合
物を含有する。
【0008】
【発明の要旨】本発明の一つの目的はアルミニウム浮滓
から製造されるアルミン酸カルシウムの製鋼におけるそ
の使用に関する適合性を改良することである。
【0009】他の目的はアルミン酸カルシウムの製造方
法を改良することである。
【0010】本発明に従えば、アルミニウム浮滓残渣を
カルシウム−酸素化合物と共に1360℃より上に加熱
して少なくとも部分的に融解した物質を製造し、それを
次に急速に冷却してガラス状固体生成物を得る方法が提
供される。この生成物は製鋼において鋼浴上で高品質の
スラグ層を得るために特に有効であることが見いだされ
た。本発明の生成物の使用により、急速融解性であり且
つ良好流動性であるスラグが製造され、それは必然的な
スラグ浴反応動力学にとって有利であり、換言すると鋼
浴を出た物質のスラグ層への拡散およびその中での保有
のために有利である。
【0011】アルミン酸カルシウム融解物は好適にはそ
れを冷却された表面、例えば冷却された鋼板に注ぐこと
により急速に冷却される。それは冷却された造粒ドラム
中で冷却することもでき、それにより大規模な処理が可
能になる。
【0012】融解物を生成するためにアルミニウム浮滓
残渣に加えられる物質は好適にはシリカを含有しない。
好適には、使用されるカルシウム−酸素化合物は石灰で
ある。石灰は容易に得られそして比較的安価である。石
灰を含有する残渣も満足のいくものである。
【0013】好適には、生成物中のAl23−CaOの
重量比は約1:1である。これにより意図する温度範囲
で化合物に関して融解した相が確実に生成する。
【0014】好適には、加熱温度は1600℃より低
い。これにより、エネルギー利点の他に反応容器の耐火
性ライニングが過度に過負荷されない効果も得られる。
【0015】本発明はさらに、第一段階でアルミニウム
を浮滓から分離して浮滓残渣を製造しそして第二段階で
浮滓残渣を上記の通りに処理するアルミニウム浮滓の処
理方法も提供する。この方法では、Alを残渣から分離
するのと同じ容器中で浮滓残渣(NMP)が好適にカル
シウム−酸素化合物と接触する。この方法で高いエネル
ギー効率が得られる。例えば2%の金属Alおよび約2
5%のAlNを有するNMPは約200MJ/トンのエ
ネルギー量を有する。
【0016】この二段階方法を実施するための冶金金属
製容器は好適には高品質のMgO、Al23、スピネル
MgO.Al23もしくは耐火性Si化合物またはこれ
らの2種もしくはそれ以上の混合物をベースにした耐火
性物質の摩耗ライニングを有する。この種類の摩耗ライ
ニングが融解したアルミン酸カルシウムに対して化学的
に耐性であるため、容器にそのような物質の摩耗ライニ
ングを供することにより各々のタイプの操作に関して異
なる雰囲気下で交互操作を行う際に予期される不都合な
しに、金属アルミニウムを分離するための浮滓処理の操
作およびその後の同一容器中でのNMP処理の操作を交
互に実施可能であることが見いだされた。MgO、およ
び/またはAl23、および/またはSiをベースにし
た物質の混合物は適切な比ならいずれであってよい。結
合剤を使用してもよい。
【0017】一つのそして同一の冶金金属製容器の中で
それぞれ浮滓およびNMPを処理するための交互の非−
酸化性および酸化性雰囲気の他に、浮滓をNMPに処理
する時に容器の摩耗ライニングは摩耗によりそして特に
摩擦によってもおかされる。実験から、特にSiをベー
スにした耐火性物質が酸化性および非−酸化性条件の両
者に対して耐性があり、摩擦および衝撃耐性があり、且
つ高温および熱衝撃の両者に対して耐性があり、そして
融解したアルミニウムおよび/またはマグネシウムに対
する特に良好な耐性並びに融解したアルミン酸カルシウ
ムに対する良好な化学的耐性を有することがわかった。
【0018】Siをベースにした耐火性物質は、種々の
方法で、例えば成形された煉瓦状で、または突き混合物
または流し込み可能もしくは銃充填可能混合物として成
形されずに適用することができる。
【0019】耐火性物質用のベース物質はSi−化合
物、例えばSiC、Si34、もしくは元素Si、A
l、OおよびNを含有する固体溶液(シアロン(sialon)
として知られる)、またはそれらの混合物を含んでな
る。
【0020】個々のSiまたはそれらの混合物をベース
にした化合物は化学的もしくは製陶方法でまたはセメン
ト結合もしくは樹脂結合もしくはピッチ−タール結合を
用いて結合させることができる。
【0021】添加剤が必要な時には、使用される結合の
タイプにより、炭素もしくはグラファイト並びに/また
は金属Alおよび/もしくはMgを加えることができ
る。化学的に結合される耐火性物質には、金属Alおよ
び/またはMgを該製品の製造中に0.05〜10重量
%の範囲で加え、そしてグラファイトを5−20重量%
の範囲で加えることができる。
【0022】耐火性物質が成形されない方法で適用され
る時には、Siをベースにした化合物の含有量は好適に
は40重量%以上であるべきである。この方法で、構成
の容易さ並びに十分な摩耗および熱耐性が組み合わされ
る。
【0023】耐火性物質が成形された製品として適用さ
れる時には、Siをベースにした化合物の含有量は好適
には70重量%以上であるべきである。
【0024】浮滓からのアルミニウムの除去の第一段階
は例えばEP−A−0690139に記載されている種
々の既知の方法で実施することができる。
【0025】本発明では、使用されるアルミニウム浮滓
およびアルミニウム浮滓残渣は好適には塩を含まず、特
に実質的にNaClおよびKClを含まない。これが、
処理問題を減少させそして製鋼における使用のための優
れた生成物を与える。
【0026】本発明は、製鋼における添加剤としての、
特に取鍋製鋼におけるスラグ添加剤としての、本発明の
方法に従い製造されるアルミン酸カルシウムの使用にお
いても具体化される。
【0027】具体例の記述 本発明を次にいくつかの実験結果を参照することにより
説明する。
【0028】一般的な粘土グラファイトるつぼの中で、 Al23 59.6% AlN 17.6% 金属Al 3.6% MgO 9.3% SiO3 1.9% の組成を有する約10kgの浮滓残渣(NMP、すなわ
ち例えばEP−A−0690139のような方法により
アルミニウム金属が大部分除去された塩を含まないアル
ミニウム浮滓)および約12kgのCa(OH)2の混合
物を、Ca(OH)2からCaOへのか焼およびAlNか
らAl23への酸化後に約1:1のAl23:CaOの
比が得られるような割合で混合した。混合物を電気抵抗
炉の中で1350℃(固体)、1400℃(塑性)、1
430℃(濃厚液体)、1450℃(流し込み困難)お
よび1500℃(注入可能)に加熱した。その後、融解
物を注入しそして3種の方法で、すなわち、水中で、静
止空気でそして水冷された鋼板上でそれぞれ急速に冷却
した。
【0029】この方法で得られたアルミン酸カルシウム
を製鋼における人工スラグとしての使用の適合性に関し
て評価して、下記の結果を得た。
【0030】 冷却↓ 製造→ 融解速度 流動性能 適合性 水 − − − 空気 □ + □水冷された鋼板 ++ + + これらの記号は、 − 不適切 □ 劣悪な適合性 + 適切 ++ 非常に適切 を意味する。
【0031】水への注入による冷却では、どうも熱の伝
達を損なう泡立ったアルミン酸カルシウムを製造しそし
て融解が十分急速に起きないらしい。
【0032】空気中で冷却される時には、生じたアルミ
ン酸カルシウムが適度に急速に融解しそして次に良好に
流出する。
【0033】水冷された鋼板上への流し込みにより冷却
される時には、優れた適合性を有するガラス状アルミン
酸カルシウムが得られた。
【0034】これらの実験結果は、正しく製造される時
にはNMPから製造されるアルミン酸カルシウムが製鋼
における人工スラグとしての使用に非常に適することを
示す。工業的規模では、処理を反応容器中で行ってもよ
くそして所望する冷却を冷却された板上または例えば造
粒ドラム中への流し込みにより行ってもよい。この選択
は該工程の規模に依存する。
【0035】菱苦土鉱−炭素耐火性摩耗ライニングが供
された浮滓を処理するための容器がその後に実施される
NMP処理工程に対して耐性であるかどうかを判定する
ために、融解したアルミン酸カルシウムを保有する菱苦
土鉱−炭素耐火性物質製の融解るつぼを1500℃にお
いて3時間にわたり微還元性条件下で融解状態に保っ
た。反応または劣化は何も起きなかった。
【0036】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0037】1.アルミニウム浮滓残渣を1360℃よ
り上の温度Tにおいてカルシウム−酸素化合物と反応さ
せてアルミン酸カルシウムを少なくとも部分的に融解し
た物質状で生成する段階を含んでなるアルミニウム浮滓
残渣を処理する方法において、該アルミン酸カルシウム
を急速に冷却してそれをガラス状固体生成物の形態で得
ることにより特徴づけられる方法。
【0038】2.該アルミン酸カルシウムを冷却された
表面に注ぐことによりそれを急速に冷却する、上記1に
従う方法。
【0039】3.該カルシウム−酸素化合物が石灰であ
る、上記1または2に従う方法。
【0040】4.該温度Tにおける物質中のAl23
CaOの重量比が約1:1である、上記1〜3のいずれ
かに従う方法。
【0041】5.該温度Tが1600℃より低い、上記
1〜4のいずれかに従う方法。
【0042】6.該アルミン酸カルシウムを冷却された
造粒ドラム中で急速に冷却する、上記1〜5のいずれか
に従う方法。
【0043】7.アルミニウムをアルミニウム浮滓から
分離して浮滓残渣を製造しそしてこの浮滓残渣を136
0℃より上の温度Tにおいてカルシウム−酸素化合物と
反応させてアルミン酸カルシウムを少なくとも部分的に
融解した物質状で生成する段階を含んでなるAlおよび
Al23を含有しそしてアルミニウム製造から生ずるア
ルミニウム浮滓を処理する方法において、該アルミン酸
カルシウムを急速に冷却してガラス状固体生成物を得る
ことにより特徴づけられ、そしてさらにアルミニウムを
浮滓から分離する該段階並びに浮滓残渣およびカルシウ
ム−酸素化合物を反応させる該段階を同一容器中で実施
することにより特徴づけられる方法。
【0044】8.該容器がMgO、Al23、スピネル
MgO.Al23もしくは耐火性Si化合物またはそれ
らの2種もしくはそれ以上の混合物をベースにした耐火
性物質を含んでなる摩耗ライニングを有する、上記7に
従う方法。
【0045】9.該耐火性物質がMgOをベースにす
る、上記8に従う方法。
【0046】10.該耐火性物質がSiC、Si34
よびシアロンの少なくとも1種をベースにする、上記8
に従う方法。
【0047】11.耐火性物質が少なくとも70重量%
のSiC、Si34、シアロンまたはそれらの2種もし
くはそれ以上の混合物を含有する予備−成形された製品
の形態である、上記10に従う方法。
【0048】12.耐火性物質が成形されない形態の該
摩耗ライニングに適用されたものでありそして少なくと
も40重量%のSiC、Si34、シアロンまたはそれ
らの2種もしくはそれ以上の混合物を含有する、上記1
0に従う方法。
【0049】13.該耐火性物質が結合剤も含有する、
上記8〜12のいずれかに従う方法。
【0050】14.該耐火性物質がグラファイトも5〜
20重量%の量で含有する、上記8〜13のいずれかに
従う方法。
【0051】15.該耐火性物質が金属Alおよび金属
Mgの少なくとも1種を0.05−10重量%の量で含
有する、上記8〜14のいずれかに従う方法。
【0052】16.前記項のいずれかに従う方法により
製造されるアルミン酸カルシウム生成物の製鋼工程にお
ける使用。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム浮滓残渣を1360℃より
    上の温度Tにおいてカルシウム−酸素化合物と反応させ
    てアルミン酸カルシウムを少なくとも部分的に融解した
    物質状で生成する段階を含んでなるアルミニウム浮滓残
    渣を処理する方法において、該アルミン酸カルシウムを
    急速に冷却してそれをガラス状固体生成物の形態で得る
    ことにより特徴づけられる方法。
  2. 【請求項2】 アルミニウムをアルミニウム浮滓から分
    離して浮滓残渣を製造しそしてこの浮滓残渣を1360
    ℃より上の温度Tにおいてカルシウム−酸素化合物と反
    応させてアルミン酸カルシウムを少なくとも部分的に融
    解した物質状で生成する段階を含んでなるAlおよびA
    23を含有しそしてアルミニウム製造から生ずるアル
    ミニウム浮滓を処理する方法において、該アルミン酸カ
    ルシウムを急速に冷却してガラス状固体生成物を得るこ
    とにより特徴づけられ、そしてさらにアルミニウムを浮
    滓から分離する該段階並びに浮滓残渣およびカルシウム
    −酸素化合物を反応させる該段階を同一容器中で実施す
    ることにより特徴づけられる方法。
  3. 【請求項3】 前記請求項のいずれかに従う方法により
    製造されるアルミン酸カルシウム生成物の製鋼工程にお
    ける使用。
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