JPH0829021A - レシーバドライヤ - Google Patents

レシーバドライヤ

Info

Publication number
JPH0829021A
JPH0829021A JP16513894A JP16513894A JPH0829021A JP H0829021 A JPH0829021 A JP H0829021A JP 16513894 A JP16513894 A JP 16513894A JP 16513894 A JP16513894 A JP 16513894A JP H0829021 A JPH0829021 A JP H0829021A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
head
tank
desiccant
support plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16513894A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Mizuuchi
正美 水内
Seiichi Watanabe
聖一 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJI KOKI SEISAKUSHO KK
Fujikoki Corp
Original Assignee
FUJI KOKI SEISAKUSHO KK
Fujikoki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FUJI KOKI SEISAKUSHO KK, Fujikoki Corp filed Critical FUJI KOKI SEISAKUSHO KK
Priority to JP16513894A priority Critical patent/JPH0829021A/ja
Publication of JPH0829021A publication Critical patent/JPH0829021A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】冷媒の急速充填が可能で、冷媒の急速充填時に
おける衝撃力を緩和させ乾燥剤充填部の変位移動を防止
できるレシーバドライヤを提供することにある。 【構成】上端が開口するタンク2と、冷媒流入口部5及
び流出口部6を有しタンク2の上端開口部3を閉塞する
ヘッド4と、冷媒流通可能な上下の支持板11,12を
有し該支持板間に乾燥剤14及びフィルタ15が収納さ
れタンク2内の高さ方向中間位置に配置された乾燥剤充
填部9と、この乾燥剤充填部を貫通しタンク2の下部に
貯留された液冷媒Wが冷媒流出口部6より外部に流出す
るように管端接続して設けられた冷媒取出管7とを具備
するレシーバドライヤにおいて、前記乾燥剤充填部9を
ヘッド方向へ可動できる摺動支持構造とし、この乾燥剤
充填部9の上支持板11と前記ヘッド4との間に乾燥剤
充填部9を下限ストッパ部18に圧接保持させるコイル
スプリング19aを介装したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用空気調和装置や自
動販売機等の冷凍サイクルに組込まれるレシーバドライ
ヤに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば実開平3―52566号公報に開
示されている従来のレシーバドライヤは、図5に示すよ
うに、上端が開口した有底筒状のタンク2と、このタン
ク2の上端開口部3を閉塞するヘッド4とを有し、この
ヘッド4はタンク2の上端開口部3にカシメ等の固定手
段で装着されている。
【0003】また、前記ヘッド4は冷媒流入口部5と冷
媒流出口部6とを有し、この冷媒流入口部5には図示し
ないコンデンサと連通する冷媒入口導管16が接続さ
れ、冷媒流出口部6には図示しない膨脹弁と連通する冷
媒出口導管17が接続されるようになっている。
【0004】冷媒取出管7は、タンク2の下部に貯留さ
れた液冷媒Wをタンク外に取出すために、前記ヘッド2
の冷媒流出口部6と連通するL字状通路のタンク内開口
部に上端部を嵌着して、タンク底部2aの近傍まで垂下
している。
【0005】冷媒取出管7の上方には、冷媒流出口部6
(L字状通路)内の冷媒流動状態を目視するためのサイ
トグラス8がヘッド中心凹部に嵌着して設けられ、また
冷媒取出管7の高さ方向中間部には冷媒流入口部5より
流入した冷媒が流通する乾燥剤充填部9が設けられてい
る。
【0006】この乾燥剤充填部9は、多数の小孔10が
穿設された上下支持板11,12を有し、この上支持板
11と下支持板12の間に乾燥剤14とグラスウール等
のフィルタ15を収納したものであって、前記タンク2
の中間絞り部を下支持板12係止用の下限ストッパ部1
8としてタンク2内に支持され、その中心部を貫通する
冷媒取出管7に対しては上支持板11のカシメ固定部1
1aにより固定されている。
【0007】前記構成のレシーバドライヤにおいて、ヘ
ッド4の冷媒流入口部5からタンク2内に流入した気液
混合状態にある冷媒は、乾燥剤充填部9を通過する間
に、乾燥剤14により冷媒中の水分が除去され、更に冷
凍サイクルの循環冷媒中に含まれる塵埃や異物がフィル
タ15により除去される。
【0008】また同時に、タンク2内に流入した気液混
合状態にある冷媒は、乾燥剤充填部9に流入する前ない
しはこれに流入した後等において気液分離され、液冷媒
がタンク2の下部に貯留される。そして、タンク2下部
に貯留された液冷媒Wは、冷媒取出管7内を通り、ヘッ
ド4の冷媒流出口部6より冷媒出口導管17を介して図
示しない膨脹弁に導かれる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記構成のレシーバド
ライヤを組込んだ冷凍サイクルに冷媒を充填する場合、
通常は冷媒が冷媒入口導管16から冷媒流入口部5を介
してタンク2内に流入するように充填されるが、このよ
うな冷媒流入口側からの充填では、充填冷媒が乾燥剤充
填部9の内部(乾燥剤14及びフィルタ15)を通過す
るので、冷媒の充填完了までに長い時間がかかる。
【0010】そこで、短時間に急速に充填を完了させる
必要がある場合には、冷媒流入口側ではなく、冷媒流出
口側より高圧の液充填を行う(この場合、高圧の液冷媒
が冷媒出口導管17から冷媒流出口部6及び冷媒取出管
7を経てタンク2内に急速に充填されることになり、前
記の必要性を満たすことが可能となる)が、このような
高圧液冷媒の冷媒流出口側からの逆充填を行うと、冷媒
取出管7を経てタンク2内に充填される高圧液冷媒の急
速な液面変化により、乾燥剤充填部9に強い衝撃力が作
用し、この衝撃力によって上支持板11のカシメ固定部
11aが変形または破壊されて、乾燥剤充填部9全体が
上方へ変位移動してしまうという問題があった。
【0011】本発明は前記従来の問題を解消するために
なされたもので、その目的は冷媒の急速充填が可能で、
しかも冷媒の急速充填時における衝撃力を緩和させ、燥
剤充填部の変位移動を防止できるレシーバドライヤを提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明のレシーバドライヤは、上端が開口するタ
ンク2と、冷媒の流入口部5及び流出口部6を有し前記
タンク2の上端開口部3を閉塞するヘッド4と、冷媒流
通可能な上下の支持板11,12を有し該支持板間に乾
燥剤14及びフィルタ15が収納され前記ヘッド4の冷
媒流入口部5より流入した冷媒が内部を通過できるよう
に前記タンク2内の高さ方向中間位置に配置された乾燥
剤充填部9と、この乾燥剤充填部を貫通し前記タンク2
の下部に貯留された液冷媒Wが前記ヘッド4の冷媒流出
口部6より外部に流出するように管端接続して設けられ
た冷媒取出管7とを具備するものにおいて、前記乾燥剤
充填部9をヘッド方向へ可動できる摺動支持構造とし、
この乾燥剤充填部9の上支持板11と前記ヘッド4との
間に乾燥剤充填部9を下限ストッパ部18(または2
8)に圧接保持させる弾性体19を介装したことを特徴
とする。
【0013】前記弾性体19は高圧の液冷媒を冷媒流出
口部6側から冷媒取出管7を経てタンク2内に逆充填す
る時の急速な液面変化による衝撃力を緩和し、乾燥剤充
填部9のヘッド方向への変位移動を防止できる弾力を有
したコイルスプリング19aを適用するのが望ましい
が、このコイルスプリング19aに代えて前記のような
弾力を有するゴム,合成樹脂等の弾性筒体19bを適用
することも可能である。
【0014】また、前記タンク2が図4に示すようなス
トレートの有底筒状(図1の如き絞り部のない直筒形
状)をなす場合には、冷媒取出管7の高さ方向中間位置
に乾燥剤充填部9の下限ストッパ部28を図4のように
設け、前記乾燥剤充填部9を多数の小孔10を有し冷媒
取出管7の下限ストッパ部28上に嵌挿保持される下支
持板11と、この下支持板の上に載置される下部フィル
タ15と、この下部フィルタ上に充填される所定量の乾
燥剤14及びこの乾燥剤の上を覆う上部フィルタ15a
と、多数の小孔10を有し冷媒取出管7に摺嵌して上部
フィルタ15aの上に被着される上支持板11とから構
成することこが望ましい。
【0015】
【作用】前記のように構成した本発明のレシーバドライ
ヤによれば、高圧の液冷媒を冷媒流出口部6側から冷媒
取出管7を経てタンク2内に逆充填すると、冷媒液面の
急激な上昇に抗して弾性体19(コイルスプリング19
a又は弾性筒体19b)が作用し、急速な液面変化によ
る衝撃力を緩和させ、乾燥剤充填部9のヘッド方向への
変位移動を防止することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1及び図2
に従い具体的に説明する。図1において符号2は上端が
開口するタンク、4はこのタンク2の上端開口部3を閉
塞するヘッドで、冷媒流入口部5と冷媒流出口部6とを
有し、タンク2の上端開口部3にカシメ等の固定手段で
装着されている。
【0017】なお、前記ヘッド2の冷媒流入口部5には
図示しないコンデンサと連通する冷媒入口導管16が接
続され、また前記ヘッド2の冷媒流出口部6には図示し
ない膨脹弁と連通する冷媒出口導管17が接続されるよ
うになっている。
【0018】7はタンク2の下部に貯留された液冷媒W
をタンク外に取出すための冷媒取出管で、前記ヘッド2
の冷媒流出口部6と連通するL字状通路のタンク内開口
部に上端部を嵌着して、タンク底部2aの近傍まで垂下
している。この冷媒取出管7の上方には、冷媒流出口部
6(L字状通路)内の冷媒流動状態を目視するためのサ
イトグラス8がヘッド中心凹部に嵌着して設けられてい
る。
【0019】9は冷媒流入口部5より流入した冷媒が内
部を通過できるように冷媒取出管7の高さ方向中間位置
に配置された乾燥剤充填部で、この乾燥剤充填部9は多
数の小孔10が穿設された冷媒流通可能な上下支持板1
1,12を有し、この上支持板11と下支持板12の間
に乾燥剤14とグラスウール等のフィルタ15を収納し
た構成とされ、前記タンク2の中間絞り部を下支持板1
2係止用の下限ストッパ部18としてタンク2内に支持
され、その中心部を貫通する冷媒取出管7に対してはヘ
ッド4方向へ可動できるように上下支持板11,12の
中心穴部が摺動自在に嵌挿されている。
【0020】19は乾燥剤充填部9の上支持板11と前
記ヘッド4との間に介装されて、乾燥剤充填部9を下限
ストッパ部18に圧接保持させる弾性体で、高圧の液冷
媒を冷媒流出口部6側から冷媒取出管7を経てタンク2
内に逆充填する時の急速な液面変化による衝撃力を緩和
し、乾燥剤充填部9のヘッド方向への変位移動を防止で
きる弾力を有した図2に示すコイルスプリング19aま
たは図3に示すゴム,合成樹脂等の弾性筒体19bであ
り、その一端は前記ヘッド4に当接し、他端は前記上支
持板11に当接している。
【0021】かかる構成において、高圧の液冷媒Wを冷
媒流出口部6側から冷媒取出管7を経てタンク2内に逆
充填すると、冷媒液面の急激な上昇に抗して弾性体19
(コイルスプリング19a又は弾性筒体19b)が作用
し、急速な液面変化による衝撃力を緩和させ、乾燥剤充
填部9のヘッド方向への変位移動を防止することができ
る。
【0022】図4は本発明の第2の実施例を示す。この
第2の実施例において上端が開口するタンク2は、タン
ク外周がストレートの円筒形状をなし、その底面21が
平坦中央部22に向ったテーパ傾斜面22aを有する略
摺鉢状に形成されている。
【0023】7は前記タンク2の中心部に配置される冷
媒取出管で、高さ方向に対する中間位置には乾燥剤充填
部9を支持するための下限ストッパ部28が膨出形成さ
れ、下端部には受け部材20が取付けられている。
【0024】この受け部材20は、冷媒取出管7の下端
部に穴内端段部が当接するように嵌着される取付穴と、
この取付穴に連通する側面開口の下端凹溝又は横貫通孔
からなる冷媒流通孔20aと、前記傾斜面22aに沿っ
て平坦中央部22に誘導停止される下端傾斜面とを有す
る管端取付部材として形成され、この管端取付部材であ
る受け部材20を前記タンク2の底面中央部22に当接
して、前記取出管7をタンク中心部に図4の如く支持し
ている。
【0025】乾燥剤充填部9は、多数の小孔10を有す
るパンチングメタルや網体等の円板で形成され中心孔を
前記取出管7に摺動自在に挿入して下限ストッパ部28
の上に支持される下支持板12と、この下支持板の上に
載置される冷媒中の塵埃を除去するためのフェルト等の
下部フィルタ15と、この下部フィルタ上に充填される
冷媒中の水分を除去するための所定量の乾燥剤14と、
この乾燥剤の上を覆う冷媒中の塵埃を除去するためのフ
ェルト等の上部フィルタ15aと、多数の小孔10を有
するパンチングメタルや網体等の円板で形成され中心孔
を冷媒取出管7に摺嵌して上部フィルタ15aの上に被
着される上支持板11とから構成されている。
【0026】なお、前記上支持板11と下支持板12の
外周部及び中心孔部は鍔付きとなっており、その外周鍔
面はタンク2の内周面部に略接するようになっている
が、前記支持板11,12の鍔はなくても良い。また、
前記下部フィルタ15及び上部フィルタ15aの外径は
タンク2の内面径よりやや大きく、その外径を弾性的に
縮めてタンク2内に挿入されるようになっているが、こ
の各フィルタの外径をタンク2の内面径と略同一にする
ことも可能である。
【0027】4は前記タンク1の上端開口部3に嵌合し
タンク接合部を溶接して固定されるヘッドで、このヘッ
ド4は冷媒入口導管(図示せず)を取付けるための冷媒
流入口部5と、冷媒出口導管(図示せず)を取付けるた
めの冷媒流出口部6と、この流出口部に連通し前記取出
管7の上端部に嵌挿される中心接合口23とを有し、こ
の接合口23の上方に位置するヘッド中心凹部には該接
合口と冷媒流出口部6を導通するL字状通路24内の冷
媒流動状態を目視するためのサイトグラス8が嵌着固定
されている。
【0028】19は乾燥剤充填部9の上支持板11と前
記ヘッド4との間に介装されて、乾燥剤充填部9を下限
ストッパ部18に圧接保持させる弾性体で、高圧の液冷
媒を冷媒流出口部6側から冷媒取出管7を経てタンク2
内に逆充填する時の急速な液面変化による衝撃力を緩和
し、乾燥剤充填部9のヘッド方向への変位移動を防止で
きる弾力を有した図2に示すコイルスプリング19aま
たは図3に示すゴム,合成樹脂等の弾性筒体19bが適
用され、その一端は前記ヘッド4に当接し、他端は前記
上支持板11に当接している。
【0029】かかる構成において、高圧の液冷媒Wを冷
媒流出口部6側から冷媒取出管7を経てタンク2内に逆
充填すると、冷媒液面の急激な上昇に抗して弾性体19
(コイルスプリング19a又は弾性筒体19b)が作用
し、急速な液面変化による衝撃力を緩和させ、乾燥剤充
填部9のヘッド方向への変位移動を防止することができ
る。
【0030】なお、前記構成(図4)のレシーバドライ
ヤを組立るには、下端に受け部材20を取付けた冷媒取
出管7に、その上端部より下支持板12と下部フィルタ
15を挿通して下限ストッパ部28上に支持させ、更に
この下支持板12及び下部フィルタ15を嵌挿保持した
冷媒取出管7をタンク2内に上端開口部3から挿入する
と、この取出管7の下端部すなわち受け部材20の部分
はタンク底面21の傾斜面22aに添って滑落し、タン
ク底面21の平坦中央部22で止まり、この取出管7の
上方部分がタンク2の中心部に位置決めされる。
【0031】次に、下部フィルタ15上に所定量の乾燥
剤14をタンク2の上端開口部3から充填して、その上
に上部フィルタ15aと上支持板11を冷媒取出管7に
嵌挿して被せ、この上支持板11の上方に突出する冷媒
取出管7の上方突出部分に弾性体19を嵌装した状態
で、前記ヘッド4をタンク2の上端開口部3に嵌合して
(この場合、冷媒取出管7の上端部がヘッド4の中心接
合口23に嵌入する)、タンク2とヘッド4の接合部を
溶接等によって固定することにより装着するという手順
で組み立てられる。
【0032】
【発明の効果】本発明のレシーバドライヤは、前述した
ように乾燥剤充填部9をヘッド方向へ可動できる摺動支
持構造とし、この乾燥剤充填部9の上支持板11とヘッ
ド4との間に乾燥剤充填部9を下限ストッパ部18,2
8に圧接保持させる弾性体19(コイルスプリング19
a又は弾性筒体19b)を介装したものであるから、高
圧の液冷媒を冷媒流出口部6側から冷媒取出管7を経て
タンク2内に逆充填するという冷媒の急速充填が可能と
なり、しかもこの冷媒の急速充填時における急速な液面
変化による衝撃力を前記弾性体19(コイルスプリング
19a又は弾性筒体19b)で緩和させ、乾燥剤充填部
9の変位移動を防止することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるレシーバドライヤ
を示した中央縦断面図。
【図2】図1のレシーバドライヤにおけるコイルスプリ
ングの介装部分を示した要部の拡大断面図。
【図3】図2のコイルスプリングに代えて弾性筒体を適
用した場合の要部断面図。
【図4】本発明の第2の実施例によるレシーバドライヤ
を示した中央縦断面図。
【図5】従来のレシーバドライヤを示した中央縦断面
図。
【符号の説明】
2…タンク、3…タンクの上端開口部、4…ヘッド、5
…冷媒流入口部、6…冷媒流出口部、7…冷媒取出管、
9…乾燥剤充填部、10…小孔、11…上支持板、12
…下支持板、14…乾燥剤、15…下部フィルタ、15
a…上部フィルタ、W…液冷媒、18,28…下限スト
ッパ部、19…弾性体、19a…コイルスプリング、1
9b…弾性筒体。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端が開口するタンクと、冷媒の流入口
    部及び流出口部を有し前記タンクの上端開口部を閉塞す
    るヘッドと、冷媒流通可能な上下の支持板を有し該支持
    板間に乾燥剤及びフィルタが収納され前記ヘッドの冷媒
    流入口部より流入した冷媒が内部を通過できるように前
    記タンク内の高さ方向中間位置に配置された乾燥剤充填
    部と、この乾燥剤充填部を貫通し前記タンクの下部に貯
    留された液冷媒が前記ヘッドの冷媒流出口部より外部に
    流出するように管端接続して設けられた冷媒取出管とを
    具備するレシーバドライヤにおいて、前記乾燥剤充填部
    をヘッド方向へ可動できる摺動支持構造とし、この乾燥
    剤充填部の上支持板と前記ヘッドとの間に乾燥剤充填部
    を下限ストッパ部に圧接保持させる弾性体を介装したこ
    とを特徴とするレシーバドライヤ。
  2. 【請求項2】 前記弾性体は高圧の液冷媒を冷媒流出口
    部側から冷媒取出管を経てタンク内に逆充填する時の急
    速な液面変化による衝撃力を緩和し、乾燥剤充填部のヘ
    ッド方向への変位移動を防止できる弾力を有したコイル
    スプリング又はゴム,合成樹脂等の弾性筒体であり、そ
    の一端が前記ヘッドに当接し、他端が前記上支持板に当
    接していることを特徴とする請求項1に記載のレシーバ
    ドライヤ。
  3. 【請求項3】 前記タンクがストレートの有底筒状をな
    し、冷媒取出管の高さ方向中間位置に乾燥剤充填部の下
    限ストッパ部が設けられていること、前記乾燥剤充填部
    が多数の小孔を有し冷媒取出管の下限ストッパ部上に嵌
    挿保持される下支持板と、この下支持板の上に載置され
    る下部フィルタと、この下部フィルタ上に充填される所
    定量の乾燥剤及びこの乾燥剤の上を覆う上部フィルタ
    と、多数の小孔を有し冷媒取出管に摺嵌して上部フィル
    タの上に被着される上支持板とから構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載のレシーバドライヤ。
JP16513894A 1994-07-18 1994-07-18 レシーバドライヤ Pending JPH0829021A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16513894A JPH0829021A (ja) 1994-07-18 1994-07-18 レシーバドライヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16513894A JPH0829021A (ja) 1994-07-18 1994-07-18 レシーバドライヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0829021A true JPH0829021A (ja) 1996-02-02

Family

ID=15806622

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16513894A Pending JPH0829021A (ja) 1994-07-18 1994-07-18 レシーバドライヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0829021A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102538323A (zh) * 2012-02-27 2012-07-04 浙江三花汽车零部件股份有限公司 空调制冷系统及其贮液器
JP2018119785A (ja) * 2018-05-15 2018-08-02 株式会社不二工機 アキュームレータ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102538323A (zh) * 2012-02-27 2012-07-04 浙江三花汽车零部件股份有限公司 空调制冷系统及其贮液器
US9759463B2 (en) 2012-02-27 2017-09-12 Zhejiang Sanhua Automotive Components Co., Ltd. Receiver dryer, method of manufacturing receiver dryer and air-conditioning system
JP2018119785A (ja) * 2018-05-15 2018-08-02 株式会社不二工機 アキュームレータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9783046B2 (en) Valve device for fuel tank
EP0974476B1 (en) Spring seat fixing structure for a hydraulic shock absorber
CN101113773B (zh) 阀装置
JPH0829021A (ja) レシーバドライヤ
US4653618A (en) Twin tube shock absorber gas seal
JP3064824B2 (ja) 燃料タンクの制御弁
US5558188A (en) Vibration damper for a motor vehicle suspension
US20070210496A1 (en) Suspension system for motor vehicles
US20030019701A1 (en) Bladder for use in a damping device
KR20200068974A (ko) 차량의 서스펜션용 인슐레이터 장치
US7240776B2 (en) Bottom valve apparatus of hydraulic shock absorber
CN113263891A (zh) 一种用于新能源汽车的空调系统
JPS6027827B2 (ja) オ−トバイ等の蒸発燃料回収装置
JP2000352473A (ja) 電磁弁
JP3024152U (ja) ディスペンサー
JPH0135217Y2 (ja)
KR101188247B1 (ko) 변형 방지용 밸브디스크를 포함하는 쇽업소버
CN212251173U (zh) 一种汽车膨胀阀减震阻尼结构
US20100247983A1 (en) Device for degassing the battery of an automobile
JPH05126439A (ja) リキツドタンク
KR200287280Y1 (ko) 쇽업소버의 피스톤 밸브구조_
JP2559003Y2 (ja) リキッドタンク
CN116465122B (zh) 新能源车用倒置高压储液罐
JPH0552664U (ja) リキッドタンク
JPS6245085Y2 (ja)