JPH08290014A - フィルタエレメント - Google Patents

フィルタエレメント

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JPH08290014A
JPH08290014A JP7124417A JP12441795A JPH08290014A JP H08290014 A JPH08290014 A JP H08290014A JP 7124417 A JP7124417 A JP 7124417A JP 12441795 A JP12441795 A JP 12441795A JP H08290014 A JPH08290014 A JP H08290014A
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    • B01D29/00Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor
    • B01D29/11Filters with filtering elements stationary during filtration, e.g. pressure or suction filters, not covered by groups B01D24/00 - B01D27/00; Filtering elements therefor with bag, cage, hose, tube, sleeve or like filtering elements
    • B01D29/13Supported filter elements
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    • B01D29/21Supported filter elements arranged for inward flow filtration with corrugated, folded or wound sheets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B01DSEPARATION
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B01D2201/127Pleated filters with means for keeping the spacing between the pleats
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    • B01D2201/291End caps

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 濾材のみを簡単に交換して廃棄することがで
きるとともに、製造が容易であり、製造過程における作
業環境が悪化することもなく、しかも、安価に製造する
ことができるフィルタエレメントを得る。 【構成】 円筒状に形成された濾材30と濾材保持部材
とからフィルタエレメント2を構成しており、この濾材
保持部材は、上部保持部材10および下部保持部材20
から構成され、各保持部材10,20には濾材30の内
周側に延びるチューブ部材12,22が形成されてい
る。そして、各チューブ部材12,22を係合・離脱さ
せることにより、濾材30を保持したり取り外したりす
ることができる。また、濾材30の外周に設けられた軟
質の溶融樹脂38,39によって、各チューブ部材1
2,22を係合させたときに濾材30の内側と外側とを
シールしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、気体、液体等の流体の
濾過用のフィルターに用いられるフィルタエレメントに
関し、さらに詳しくは、フィルタエレメント内の濾材の
製作を容易に行うことができるとともに、濾材の交換お
よび廃棄を容易に行うことができる組立式のフィルタエ
レメントに関する。
【0002】
【従来の技術】気体、液体等の流体の濾過を行うフィル
タエレメントにおいては、濾紙、不織布等の可燃性の材
料を円筒状に形成した濾材を用いることがある。このよ
うなフィルタエレメントにおいては、濾過される流体
は、濾材の内側から外側へ流通したり、外側から内側へ
流通したりする。
【0003】このため、濾材を流体が通過した場合に濾
材が形成された筒形状を保持することのできる剛性を有
するとともに流体が通過することのできる流通性を有し
た芯材を、濾材の外側あるいは内側の少なくとも一方側
(流通する流体の圧力による濾材の膨らみを抑えること
ができる側)に沿うように備えている。また、濾材の変
形を防止するために濾材の上下方向両端部には、それぞ
れ上部エンドプレートおよび下部エンドプレートを備え
ることもある。
【0004】ここで、芯材や上下のエンドプレートは、
濾材を流体が通過した場合に濾材が形成された筒形状を
保持することのできる剛性を必要とするため、樹脂や金
属製の材料によって形成され、接着剤によって濾紙と一
体になるように固着されて形成されることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように形成された
フィルタエレメントを設けた流体フィルタにおいては、
濾過効率が低下した場合、フィルタエレメントを交換す
る必要がある。ここで、交換したフィルタエレメント
は、焼却処理することが望ましいが、上記のように構成
されたフィルタエレメントにおいては、可燃性の材料で
ある濾材と、不燃性の材料である芯材あるいは上下のエ
ンドプレートが混在することとなるため、使用済みのフ
ィルタエレメント全体を焼却処理をすることができない
という問題があった。
【0006】また、芯材および上下エンドプレートと濾
材との接着を行うためには、接着剤を塗布する機械や、
塗布した接着剤を加熱して硬化させるための乾燥炉等の
機械設備が必要となるという問題がある。加えて、接着
剤を硬化させるために加熱するとガスが発生することが
あり、接着剤の使用によって作業環境が悪化するという
問題もある。さらに、各種材料を用いるとともにこれら
の材料を接着してフィルタエレメントを形成すると、交
換部品であるフィルタエレメントが高価になるという問
題もある。
【0007】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、濾材のみを簡単に交換して廃棄することが
できるとともに、製造が容易であり、製造過程における
作業環境が悪化することもなく、しかも、安価に製造す
ることができるフィルタエレメントを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】このような目
的達成のため、本発明のフィルタエレメントは、上下方
向に延びて円筒状に形成された濾材を濾材保持部材によ
って保持することにより形成している。このフィルタエ
レメントは、ケース内に配設され、外側から内側に流体
を流通させることにより流体の濾過を行う。
【0009】濾材保持部材は上部保持部材および下部保
持部材から構成されており、上部保持部材は、濾材の上
端面に位置する上部エンドプレートと、この上部エンド
プレートに繋がって濾材の上部の内側に沿って突入する
上部チューブ部材とから構成されている。また、下部保
持部材は、濾材の下端面に位置する下部エンドプレート
と、この下部エンドプレートに繋がって濾材の下部の内
側に沿って突入するとともに、濾材の内周側において上
部チューブ部材と係合・分離自在に構成された下部チュ
ーブ部材とから構成されている。
【0010】上部および下部チューブ部材には、流体を
通過させる流通性を有した流通孔が形成されている。ま
た、濾材の上下端部近傍においては濾材の内側と外側と
をシールするために、上部および下部エンドプレートあ
るいは、前記上部および下部チューブ部材と濾材との間
にシール部材を設けている。
【0011】このように構成されたフィルタエレメント
によれば、上部チューブ部材と下部チューブ部材とを係
合させることにより、接着剤を使用することなく濾材の
保持を行うことができ、濾材の外側から内側へ流体が通
過しても濾材の筒形状を維持することができるととも
に、シール部材によって濾材の内側と外側とがシールさ
れているため、外側から流入した流体が濾材を通過する
ことなくケース外部へ流出することが無い。
【0012】そして、上部チューブ部材と下部チューブ
部材とを離脱させれば、濾材を濾材保持部材から取り外
すことができるため、フィルタエレメントの濾過能力が
低下した場合には、濾材のみを簡単に取り外して交換す
ることができる。
【0013】また、上記フィルタエレメントにおける流
体の流れとは逆に、濾材の内周側から外周側に流体を流
通させる場合には、濾材の外周上を囲んで上部チューブ
部材と下部チューブ部材とを形成すればよい。このよう
に構成した場合には、濾材の内側から外側へ流体が通過
しても濾材の筒形状を維持して保持することができ、濾
材の着脱が容易であるとともに、濾材の内側と外側との
シールも確実に行うことができる。
【0014】そして、長尺帯状濾紙をほぼ一定の折曲幅
を有して蛇腹状に折曲させて筒状に成形することにより
濾材を形成してもよい。このような濾材においては、溶
融樹脂によって、濾紙の内側および外側の折曲稜線の少
なくとも一方側であって濾紙の上下両端部近傍部分の折
曲稜線を繋ぐとともに、濾紙の両端部近傍の濾紙の内側
面および外側面の少なくとも一方の面同士とが一体にな
るように固着させることが好ましい。このように濾材を
形成した場合には、接着剤を使用せずにいわゆる菊花状
の濾材を形成することができ、濾材の内側と外側とのシ
ールを簡単に行うことができるとともにシール部材の構
成も簡単にすることができる
【0015】また、シール部材を軟質の溶融樹脂によっ
て形成するとともに濾材に固着し、上部保持部材および
下部保持部材における接触部を濾材の内周面あるいは外
周面と平行になるように構成してもよい。このように構
成した場合には、上部および下部保持部材に濾材を挿入
して保持させるときにシール部材がずれることがなく、
上部および下部保持部材における接触部の形状に沿って
変形するため、シール部材と上部および下部保持部材と
をしっかりと密着させることができる。
【0016】さらに、シール部材を軟質の溶融樹脂によ
って形成するとともに濾材に固着し、上部保持部材およ
び下部保持部材におけるシール部材との接触部を濾材の
上下端部が入り勝手となるテーパ状に形成してもよい。
このように構成した場合には、濾材の上部および下部保
持部材への挿入を容易に行うことができ、上部保持部材
と下部保持部材を係合させた状態においては、シール部
材がテーパの細くなった部分に入り込む(食い込む)た
め、シール部材と上部および下部保持部材とをよりしっ
かりと密着させることができる。
【0017】なお、シール部材を軟質の溶融樹脂によっ
て形成した場合には、濾紙の上下両端部近傍部分の折曲
稜線を繋ぐ溶融樹脂と一体となるように固着させること
が好ましい。このとき、濾紙の折曲稜線および内側面お
よび外側面の少なくとも一方の面同士を固着させる溶融
樹脂は、シール部材を形成する軟質の溶融樹脂よりも硬
い硬質の溶融樹脂とすることが、流体が流通する時の濾
材の変形を防止する上で好ましい。
【0018】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好ましい実施
例について説明する。まず、本発明に係るフィルタエレ
メント2を用いたエアフィルタ1を図2を参照しながら
説明する。このエアフィルタ1は、フィルタケース40
内にフィルタエレメント2を配設しており、フィルタケ
ース40内に流入したエアをフィルタエレメント2によ
って濾過した後に排出するものである。
【0019】フィルタケース40は、有底筒状に形成さ
れたケース本体41とこのケース本体41に嵌合する蓋
部材42とから構成されている。ケース本体41と蓋部
材42との嵌合部にはリング状のケースシール部材48
が配設され、蓋部材42の外周に複数配設(図2におい
ては1個のみ表されている)された係止金具47を係止
させることによって、ケース本体41と蓋部材42とを
漏れのないように密着させる。
【0020】ケース本体41の側面にはエアの流入孔4
3が外方に突出して形成されるとともに、ケース本体4
1の底面には、フィルタエレメント2を通過したエアが
排出される排気孔44が外方に突出して形成されてい
る。なお、この排気孔44は詳細を後述するフィルタエ
レメント2の内周空間と繋がるように、ケース本体41
の内側にも突出して形成されている。
【0021】つぎに、図1を加えてフィルタエレメント
2について説明する。このフィルタエレメント2は、上
部保持部材10、下部保持部材20および濾材30とか
ら構成されている。上部保持部材10および下部保持部
材20は、それぞれ樹脂材料によって一体成形されてお
り、エンドプレート11,21とチューブ部材12,2
2とから構成されている。
【0022】上部保持部材10における上部エンドプレ
ート11は、円板状に形成されるとともに中心部が凹状
に形成された上部エンドプレート本体11aを有してお
り、その凹状の中心部にはフィルタ側クッション14の
底面に突出して形成された嵌合突起14aとの嵌合が自
在な嵌合孔11cが形成されている。また、上部エンド
プレート本体11aの外周部には、下方に延びて上部シ
ール部材保持部11bが形成されている。この上部シー
ル部材保持部11bの内周面11dは、下端面側よりも
上部エンドプレート本体11a側(上側)の方が直径が
小さくなるように(下側に開いた)テーパが形成されて
いる。
【0023】上部エンドプレート本体11aの下面に
は、上部エンドプレート本体11aと同心円上に下方に
延びる円筒状の上部チューブ部材12が形成されてい
る。この上部チューブ部材12は、その外周が詳細を後
述する濾材30の内周面に沿うような外径で形成されて
いる。また、上部チューブ部材12は、濾材30の内周
側におけるほぼ中央部まで延びて形成されており、その
先端部(下端部)は、詳細を後述する下部チューブ部材
22の先端部(上端部)と係合・離脱が可能な係合溝1
2bが形成されている。
【0024】下部保持部材20も前記上部保持部材10
とほぼ同様に構成されている。下部保持部材20におけ
る下部エンドプレート本体21aの中央部には、排気孔
44の外周側が挿入可能な排気孔挿入孔21cが形成さ
れるとともに、この排気孔挿入孔21cの内周部には、
排気孔44の外周面と密着する排気孔側シール部材24
が設けられている。
【0025】そして、下部エンドプレート本体21aか
らは、上部チューブ部材12と同様に濾材30の中央部
まで内周面に沿うように下部チューブ部材22が上方に
延びて形成され、この下部チューブ部材22の先端部
は、前記係合溝12bと係合するように係合突起22b
が形成されている。また、下部エンドプレート本体21
aの外周部にも、上方に延びて下部シール部材保持部2
1bが形成され、下部シール部材保持部21bの内周面
21dも上側に開いたテーパに形成されている。
【0026】そして、この上部チューブ部材12および
下部チューブ部材22を係合させた状態においては、上
部エンドプレート本体11aの下面から下部エンドプレ
ート本体21aの上面までの距離は、濾材30の上下方
向の寸法とほぼ同一となる。また、係合状態における上
部チューブ部材12および下部チューブ部材22は、同
一の外径となる。なお、上部チューブ部材12および下
部チューブ部材22のチューブ本体部12aおよび22
aには濾材を流通したエアを排気孔44へ排出するため
の複数の流通孔12cおよび22cが形成されている。
【0027】つぎに、上記のように構成された上部およ
び下部保持部材10,20に保持される濾材30につい
て、図3,図4および図7を加えて説明する。濾材30
は、長尺帯状に形成された濾紙31をほぼ一定の折曲幅
を有して蛇腹状に折曲させて円筒状に成形された、いわ
ゆる菊花状の濾材である。濾紙31における表面側(外
周側)31aの上下両端部近傍部分の折曲稜線31c上
は、ホットメルトと称される溶融樹脂接着材(硬質ホッ
トメルト)33によって固着されている。
【0028】濾紙31の表面側31aにおける相対した
面の上端部近傍は、外周側のホットメルト33aに繋が
る濾紙間のホットメルト33bによって固着されてい
る。これにより、濾材30の菊花状形態を維持するとと
もに、濾紙31の表面側31aから流入したエアが濾紙
31を通過せずに上下端部を通過して濾紙31の裏面側
(内周側)31bに流入することがない。なお、外周側
および濾紙間に固着されるホットメルト33a,33b
は、外力が作用したときの変形が少ない、いわゆる硬質
のホットメルトである。
【0029】そして、外周側のホットメルト33aのさ
らに外周には、濾紙31の上端面31eの外周部まで延
びる溶融樹脂シール部材(軟質ホットメルト)38が溶
着されている。この溶融樹脂シール部材38はいわゆる
軟質のホットメルトであって、上記の硬質ホットメルト
に比して外力が作用したときの変形が大きいものであ
る。なお、濾紙31の下端部近傍も、上記と同様に外周
側および濾材間が硬質ホットメルト34によって固着さ
れているとともに、硬質ホットメルト34の外周には軟
質ホットメルト39が溶着されている。
【0030】濾紙31は、その断面を図4に示すよう
に、表面側31aおよび裏面側31bに交互に突出した
横長のエンボス部32a,32bが形成されている。表
面側31aに突出したエンボス部32aは相対する面
(表面側)に形成されたエンボス部32aと当接接触す
るように位置を合わせて形成され、裏面側31bに突出
して形成されたエンボス部32bも、エンボス部32b
同士が当接するように形成されている。
【0031】このように、濾紙31における外周側の稜
線部31cの幅W1を内周側の稜線部31dの幅W2よ
りも若干広くしてホットメルトで繋げることによって菊
花状に形成した場合には、隣合うひだ面にはエンボス3
2a,32bが形成されているため、それぞれ表面側空
間36aおよび裏面側空間36bが形成されることとな
り、濾過されるエアの圧力を受けても隣合うひだ間隔が
密着して、実効濾過面積が低下するのが防止される。
【0032】このため、この濾紙31を密に配設したと
しても、ひだ間隔が保たれてこれらが密着することがな
く、本例のフィルターエレメント2の場合には蛇腹折り
濾材30をかなり密に配設することができ、これをコン
パクトで且つ大きな濾過面積を有したフィルターエレメ
ントとすることができる。また、濾紙31を菊花状形態
に形成するに際しては、硬質ホットメルトによって行わ
れるため、濾紙31を接着するためのいわゆるボンド等
の一般的な接着剤は用いる必要がなく、作業環境が悪化
することがない。
【0033】上記のように構成された濾材30を上部お
よび下部保持部材10,20に保持させる場合には、ま
ず、上部チューブ部材12を濾材31の内周空間37内
に上方から突入させるとともに、下部チューブ部材22
を下方から突入させる。そして、各チューブ部材12,
22の先端部同士を当接させた状態から、それぞれ押し
込むことにより、係合溝12bと係合突起22bとを係
合させる。これにより、濾紙31の内周側の折曲稜線3
1dによって形成される内周面に沿って各チューブ部材
12,22が位置した状態で濾材30が保持されること
となる。
【0034】ここで、上部および下部シール部材保持部
11b,21bの内周面11d,21dは、前記のよう
にそれぞれ下方および上方に開いたテーパに形成されて
いるため、濾材30を各チューブ部材12,22によっ
て保持させるときには、図7(A)に示すように、濾紙
31の上端面31eおよび外周側に突出して形成された
軟質ホットメルト38が、(B)に示すように内周面1
1dのテーパに沿って変形するとともに、軟質ホットメ
ルト39も内周面21dのテーパに沿って変形する。
【0035】これにより、濾材30が保持された状態に
おいて、軟質ホットメルト38,39はテーパの細くな
った部分に食い込むように圧入されて内周面11d,2
1dと密着する。このため、各エンドプレート11,2
1と濾材30の外周との間に隙間を生じることがなく、
各エンドプレート11,21と濾紙31の上下端面との
間でエアが流通してしまうことがない。従って、上記の
ように構成されたフィルタエレメント2においては、接
着剤を使用することなく、上部および下部保持部材1
0,20からなる濾材保持部材に濾材30を保持させる
ことができる。
【0036】フィルタエレメント2は、排気孔44が内
周空間25内に突出するようにして、ケース本体41の
底面上に載置される。そして、蓋部材42を係止金具4
7によってケース本体41と係止させると、蓋部材42
の下面によって、上部クッション14が押さえつけられ
るため、フィルタエレメント2がケース40内にしっか
りと保持される。
【0037】このようにフィルタエレメント2が保持さ
れた状態で、矢印INで示すように流入孔43から流入
したエアは、矢印Rで示すように外周空間49から濾紙
31を通過して濾過された後、流通孔12c,22cを
通って内周空間25内に流入し、排気孔44から矢印O
UTで示すようにエアフィルタ1の外に排出される。こ
のとき、外周空間49と内周空間25とは、ゴム等の弾
性材料によって形成された排気孔側シール部材24およ
び濾材側上下シール部材13,23によってシールされ
るとともに、濾紙31における上下端部もホットメルト
33,34によってシールされているため、流入したエ
アが濾紙31を通過せずにケース40外に排気されてし
まうことがない。
【0038】このように構成されたエアフィルタ1にお
いては、長時間の使用によって濾紙31にゴミ等が付着
するためフィルタエレメント2の濾過効率が低下する。
このため、濾過効率が低下した場合には、フィルタエレ
メント2における濾材30の交換を行う。
【0039】濾材30の交換を行うためには、まず、係
止金具47を外してケース本体41からフィルタエレメ
ント2を取り外す。次いで、係合溝12bと係合突起2
2bとの係合力に抗した力で、上部保持部材10および
下部保持部材20を上下方向に引っ張って係合を解除
し、各保持部材10,20を離脱させ、濾材保持部材か
ら濾材30を取り外す。
【0040】したがって、上記のように構成されたエア
フィルタ1によれば、濾材30のみを交換すればよいた
め、交換部品である新しい濾材30を安価に製作するこ
とができる。また、濾材30は可燃性の材質によって形
成されているため、交換した濾材30は焼却処理を行う
ことができ、使用済み濾材30の処理を容易に行うこと
ができる。
【0041】つぎに、本発明の異なる実施例であるフィ
ルタエレメント5について図5および図6を参照しなが
ら説明する。このフィルタエレメント5も、外周側から
内周側へエアを流通させることによりエアの濾過を行う
ものであり、上部保持部材60、下部保持部材70およ
び濾材80とから構成されている。
【0042】上部保持部材60および下部保持部材70
は、前記の上部保持部材10および下部保持部材20に
おける各チューブ部材12,22の先端部に形成された
係合溝12bおよび係合突起22bに代わって、螺合自
在な雌ネジ部62bおよび雄ネジ部72bが形成されて
いる。そして、各シール部材保持部11b,21bに相
当する部分であるツバ部61b,71bの内周面が真直
ぐである点および、各チューブ部材62,72における
各エンドプレート本体61a,71a側の外周面61
d,71dが、各エンドプレート本体61a,71a側
に向かって直径が大きくなるように、上方および下方に
広がったテーパに形成されている。
【0043】なお、ツバ部61b,71bの形状およ
び、各チューブ部材62,72の上下端部の外周面62
d,72dの形状を除き、その他の構成部分は同一構成
であるため、50を加えた符号を付して説明を省略す
る。
【0044】濾材80は、前記濾材30と同様に蛇腹状
に折曲した濾紙81を硬質ホットメルト83,84で繋
げることによって形成されている。しかしながら、濾材
80においては、前記濾材30における内周側と外周側
とが反転した形状に形成されている。すなわち、内周側
の稜線部81cの幅W1の方が外周側の稜線部81dの
幅W2よりも広く形成されるとともに、内周側の稜線部
81cを硬質ホットメルト83aで繋ぐことによって形
成されている。また、濾紙81の内側面81b同士が硬
質ホットメルト83bによって固着されている。
【0045】これにより、濾材80においては、内周側
の稜線部81cが、上部および下部チューブ部材62,
72の外周に沿うようにして菊花状に形成した場合、外
周部の稜線部81dは所定の間隔を有して開いた状態と
なるため、濾紙81の表面81a同士が接触することは
ない。したがって、濾材80において用いられる濾紙8
1には、必ずしも表面81a側に突出するエンボスを形
成する必要はなく、図6においては表されていないが、
裏面81b側に突出するエンボスが形成されていればよ
い。
【0046】また、濾材80においては、図8(A)に
示すように、硬質ホットメルト83aのさらに内周に、
軟質ホットメルト38と同様の軟質ホットメルト88が
溶着されている。
【0047】このように形成された濾材80は、上下方
向から各チューブ部材62,72を突入させて上部およ
び下部保持部材60,70に保持される。ここで、各チ
ューブ部材62,72の係合は、雌ネジ部62bと雄ネ
ジ部62cとを螺合させることによって行う。
【0048】ここで、上部および下部チューブ本体部6
2a,72aの外周面62d,72dは、前記のように
それぞれ上方および下方に開いたテーパに形成されてい
るため、濾材80を各チューブ部材62,72によって
保持させるときには、図8(A)に示すように、濾紙8
1の上端面81eおよび内周側に突出して形成された軟
質ホットメルト88が、(B)に示すように外周面62
dのテーパに沿って変形するとともに、軟質ホットメル
ト89も外周面72dのテーパに沿って変形する。
【0049】これにより、濾材80が保持された状態に
おいて、軟質ホットメルト88,89と、外周面62
d,72dとが密着する。このため、各エンドプレート
61,71と濾紙81の上下端面との間でエアが流通し
てしまうことがない。
【0050】なお、フィルタエレメント5においては、
各チューブ部材62,72がフィルタエレメント2にお
けるシール部材保持部11b,21bを兼ねているた
め、各エンドプレート61a,71aの外周部において
下方もしくは上方に延びて形成されたツバ部61b,7
1bは必ずしも必要ではない。
【0051】このように構成されたフィルタエレメント
5も、フィルタエレメント2と同様にケース40内に装
着することにより、流入したエアが濾紙81を通過せず
にケース40外に排気されてしまうことがなく、エアの
濾過を確実に行うことができる。また、濾材80も焼却
処理が可能であるため、使用済み濾材80の処理も容易
に行うことができる。
【0052】上記の各実施例においては、ケース40内
に配設されたフィルタエレメント2もしくは5の外周側
から内周側にエアが流れることによってエアの濾過を行
うエアフィルタについて説明したが、本発明のフィルタ
エレメントはこのようなエアの流れのエアフィルタに限
られるものではなく、フィルタエレメントの内周側から
外周側にエアを流すことによってエアの濾過を行うエア
フィルタであってもよい。
【0053】このようなエアフィルタにおいては、濾材
を通過するエアの圧力によって円筒状の濾紙が外側に膨
らむ。このため、濾紙の内周面に沿って配設されるチュ
ーブ部材(インナーチューブ)は必ずしも必要ではな
く、濾紙の外周面に沿って配設されるチューブ部材(ア
ウターチューブ)が設けられていればよい。そして、こ
のアウターチューブを前記チューブ部材と同様に中間部
近傍において、係合自在な構成とするとともに、エアが
流通する流通孔を形成する。さらに、前記と同様に、濾
紙の上下端部近傍において、上部および下部エンドプレ
ートあるいは、上部および下部チューブ部材と濾材との
間にシール部材を設けて濾材の内周側と外周側とをシー
ルするように構成する。
【0054】このように構成されたフィルタエレメント
によっても、前記フィルタエレメント2もしくは5と同
様に、製造が容易であるとともに、廃棄も容易に行うこ
とができるフィルタエレメントを得ることができる。
【0055】なお、上記の実施例においては、各シール
部材保持部11b,21bの各内周面11d,21dを
テーパに形成し、異なる実施例においては、各エンドプ
レート本体61a,71a側の外周面61d,71dを
テーパに形成することとしているが、本発明はこれに限
られるものではなく、各内周面11d,21dおよび各
外周面61d,71dを真直ぐ(濾材30,80の外
周,内周と平行に)に形成してもよい。
【0056】上記の各実施例においては、濾過する流体
がエアであるエアフィルタに本発明に係るフィルタエレ
メントを用いた場合について説明したが、本発明はこれ
に限られるものではなく、水、油等他の流体の濾過を行
うフィルタエレメントにももちろん用いることができ
る。従って、使用する濾材も濾紙に限られるものではな
く、濾過を行う流体および除去する物の特性を考慮し、
不織布やグラスウール等他の材料であってももちろんよ
い。
【0057】また、濾紙を用いた場合であっても、必ず
しもエンボスを形成する必要もない。さらに、濾材の内
周側と外周側とをシールするために、必ずしもホットメ
ルトを用いる必要はなく、接着剤を用いてシールするよ
うに構成してもよい。なお、上部および下部エンドプレ
ートあるいは、上部および下部チューブ部材と、濾材の
上下端部および内外周面との間にシール部材を設ける等
して、濾材の内周側と外周側とをシールするようにすれ
ば、ホットメルト等によってシールさせる必要もない。
【0058】また、上記の実施例においては、濾材3
0,80の内側と外側とのシールを、硬質ホットメルト
33,34等に重ねて軟質ホットメルト38,39等を
溶着し、この軟質ホットメルト38,39等を各チュー
ブ部材12,22等の接触部の形状に合わせて変形させ
ることにより行うこととしているが、本発明はこれに限
られるものではない。例えば、弾性を有するゴム等の材
料を用いてシール部材を別途形成し、このシール部材を
濾材30,80の外周側もしくは内周側の稜線に接着し
たり、各チューブ部材12,22,62,72に接着し
たりしてシールを行うように構成してもよい。
【0059】また、上記の実施例においては、上部保持
部材10,60および下部保持部材20,70を樹脂材
料によって一体成形した場合について説明したが、本発
明はこれに限られるものではなく、アルミダイキャスト
によって形成するように構成してもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
円筒状に形成された濾材と濾材保持部材とからフィルタ
エレメントを構成している。この濾材保持部材は、上部
保持部材および下部保持部材から構成されており、各保
持部材には濾材の内周側もしくは外周側に延びるチュー
ブ部材が形成されている。そして、各チューブ部材を係
合・離脱させることにより、濾材を保持したり取り外し
たりすることができる。また、各チューブ部材あるいは
各チューブ部材が形成された上下エンドプレートと濾材
との間に濾材の内周側と外周側とをシールするシール部
材を設けている。
【0061】これにより、フィルタエレメントの濾過能
力が低下した場合には、濾材のみを取り外して交換する
ことができるため、交換費用を安価に抑えることができ
る。そして、フィルタエレメントの組立時においては接
着剤を使用しないため、接着剤の塗布機や乾燥のための
乾燥炉が不要となるとともに組立工数の低減を図ること
ができ、さらには、接着剤の使用による作業環境の悪化
もない。また、交換する濾材には、濾材の形状を保持す
るためのチューブ部材やエンドプレート等は不要である
ため、濾材全体を炉紙等の可燃性の材料によって製作す
ることができる。したがって、濾材を焼却処理すること
ができるため、使用済み濾材の廃棄処理を容易に行うこ
とができる。
【0062】さらに、円筒状の濾材の製作に際し、濾紙
を蛇腹状に折曲させて菊花状に形成し、濾紙の上下両端
部近傍部分の折曲稜線と、濾紙の両端部近傍の内側面お
よび外側面の少なくとも一方の面同士とを溶融樹脂によ
って固着させるように構成してもよく、このように構成
した場合には、濾材を保持させた状態において濾材の内
周側と外周側とのシールを容易に行うことができる。ま
た、このように形成された濾材によれば、濾材の製作時
にも接着剤が不要となるため、作業環境の悪化をまねく
こともなく、安価に製作することができる。さらに、濾
材を構成する材料が濾紙であるため、使用済み濾材を焼
却処理することができる。
【0063】また、シール部材を軟質の溶融樹脂によっ
て形成するとともに濾材に固着し、上部保持部材および
下部保持部材における接触部を濾材の内周面あるいは外
周面と平行になるように構成してもよく、このように構
成した場合には、上部および下部保持部材に濾材を挿入
して保持させるときにシール部材がずれることがなく、
シール部材を上部および下部保持部材における接触部の
形状に沿って変形させることができ、シール部材と上部
および下部保持部材とをしっかりと密着させることがで
きる。
【0064】さらに、シール部材を軟質の溶融樹脂によ
って形成するとともに濾材に固着し、上部保持部材およ
び下部保持部材におけるシール部材との接触部を濾材の
上下端部が入り勝手となるテーパ状に形成してもよく、
このように構成した場合には、濾材を挿入して保持させ
るときにシール部材がずれることがなく、シール部材と
上部および下部保持部材とをよりしっかりと密着させる
ことができるとともに、濾材の上部および下部保持部材
への挿入を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフィルターエレメントの斜視図で
ある。
【図2】このフィルターエレメントを設けたエアフィル
タの断面図である。
【図3】上記フィルタエレメントの図1におけるIII
−III断面図である。
【図4】上記フィルタエレメントの図3におけるIV−
IV断面図である。
【図5】本発明に係るフィルタエレメントの異なる例を
示す断面図である。
【図6】上記フィルタエレメントの図5におけるVI−
VI断面図である。
【図7】図2に示すフィルタエレメントの部分断面図で
あり、濾材が取り付けられる前の状態を(A)に示し、
濾材が取り付けられた後の状態を(B)に示す。
【図8】図5に示すフィルタエレメントの部分断面図で
あり、濾材が取り付けられる前の状態を(A)に示し、
濾材が取り付けられた後の状態を(B)に示す。
【符号の説明】
1 エアフィルタ 2,5 フィルタエレメント 10,60 上部保持部材 11,61 上部エンドプレート 12,62 上部チューブ部材 20,70 下部保持部材 21,71 下部エンドプレート 22,72 下部チューブ部材 30,80 濾材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に延びて円筒状に成形された濾
    材およびこの濾材を保持する濾材保持部材からなり、ケ
    ース内に配設され、前記濾材の外側から内側に流体を流
    通させて流体の濾過を行うフィルタエレメントであっ
    て、 前記濾材保持部材が、 前記濾材の上端面に位置する上部エンドプレートおよび
    この上部エンドプレートに繋がって前記濾材の上部の内
    側に突入して前記濾材の内周面に沿う形状に形成された
    上部チューブ部材からなる上部保持部材と、 前記濾材の下端面に位置する下部エンドプレートおよび
    この下部エンドプレートに繋がって前記濾材の下部の内
    側に突出して前記濾材の内周面に沿う形状に形成される
    とともに前記濾材の内側において前記上部チューブ部材
    と係合・離脱自在に構成された下部チューブ部材からな
    る下部保持部材とからなり、 前記上部チューブ部材および前記下部チューブ部材には
    前記流体を通過させる流通性を有した流通孔が形成さ
    れ、 前記上部および下部エンドプレートあるいは、前記上部
    および下部チューブ部材と前記濾材との間に設けられた
    シール部材により前記濾材の上下端部近傍において前記
    濾材の内側と外側とをシールすることを特徴とするフィ
    ルタエレメント。
  2. 【請求項2】 上下方向に延びて円筒状に成形された濾
    材およびこの濾材を保持する濾材保持部材からなり、ケ
    ース内に配設され、前記濾材の内側から外側に流体を流
    通させて流体の濾過を行うフィルタエレメントであっ
    て、 前記濾材保持部材が、 前記濾材の上端面に位置する上部エンドプレートおよび
    この上部エンドプレートに繋がって前記濾材の上部の外
    周上を囲む形状に形成された上部チューブ部材からなる
    上部保持部材と、 前記濾材の下端面に位置する下部エンドプレートおよび
    この下部エンドプレートに繋がって前記濾材の下部の外
    周上を囲む形状に形成されるとともに前記濾材の前記外
    周側において前記上部チューブ部材と係合・離脱自在に
    構成された下部チューブ部材からなる下部保持部材とか
    らなり、 前記上部チューブ部材および前記下部チューブ部材には
    前記流体を通過させる流通性を有した流通孔が形成さ
    れ、 前記上部および下部エンドプレートあるいは、前記上部
    および下部チューブ部材と前記濾材との間に設けられた
    シール部材により前記濾材の上下端部近傍において前記
    濾材の内側と外側とをシールすることを特徴とするフィ
    ルタエレメント。
  3. 【請求項3】 前記濾材が、 長尺帯状濾紙をほぼ一定の折曲幅を有して蛇腹状に折曲
    させて筒状に成形し、 溶融樹脂によって、前記濾紙の前記内周側および前記外
    周側の折曲稜線の少なくとも一方側であって前記濾紙の
    上下両端部近傍部分の前記折曲稜線を繋ぐとともに、前
    記濾紙の両端部近傍の前記濾紙の内側面および外側面の
    少なくとも一方の面同士を固着させていることを特徴と
    する請求項1もしくは請求項2に記載のフィルタエレメ
    ント。
  4. 【請求項4】 前記シール部材が軟質の溶融樹脂によっ
    て形成されるとともに前記濾材に固着され、 前記上部保持部材および前記下部保持部材における前記
    シール部材との接触部が、前記濾材の内周面あるいは前
    記濾材の外周面と平行に形成されていることを特徴とす
    る請求項1から請求項3のいずれかに記載のフィルタエ
    レメント。
  5. 【請求項5】 前記シール部材が軟質の溶融樹脂によっ
    て形成されるとともに前記濾材に固着され、 前記上部保持部材および前記下部保持部材における前記
    シール部材との接触部が、前記濾材の上下端部が入り勝
    手となるテーパ状に形成されていることを特徴とする請
    求項1から請求項3のいずれかに記載のフィルタエレメ
    ント。
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