JPH08289420A - スイッチギヤ - Google Patents

スイッチギヤ

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Publication number
JPH08289420A
JPH08289420A JP7111338A JP11133895A JPH08289420A JP H08289420 A JPH08289420 A JP H08289420A JP 7111338 A JP7111338 A JP 7111338A JP 11133895 A JP11133895 A JP 11133895A JP H08289420 A JPH08289420 A JP H08289420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
bolt
hole
housing
partition plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7111338A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Sonoda
浩司 園田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
Priority to JP7111338A priority Critical patent/JPH08289420A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 奥行寸法が小さく、部品点数が少なく、作業
が容易で安価になるようにする。 【構成】 筐体1の背面の開口11の周囲の板体21,
22,23と、板体21,22,23に形成された複数
個のねじ孔26と、周縁部が板体21,22,23に当
接された絶縁隔離板27と、隔離板27の周縁部に透設
された複数個の挿通孔28と、挿通孔28に挿通され,
ねじ孔26にねじ合ったボルト29と、隔離板27に当
接された背面仕切板31と、仕切板31の周縁部に透設
された複数個のボルト29の頭部が挿通される大孔34
と,大孔34の上側に連続して形成され,ボルト29の
軸部が挿通された小孔35とからなるだるま形状のだる
ま孔33とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筐体の背面に絶縁隔離
板と背面仕切板とを設けたスイッチギヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスイッチギヤについて、図5及び
図6を参照して説明する。図5Aは切断側面図、図5B
は背面図、図6は図5Bの一部の拡大図である。
【0003】それらの図において、1はスイッチギヤの
金属性の筐体であり、内部に電気機器が収納されてい
る。2は筐体1の天板、3は筐体1の左,右の側板、4
は筐体1の底板、5は天板2の後縁部が下方に折曲して
形成された天板板体、6は左,右の側板3の後縁部がそ
れぞれ右方及び左方に折曲して形成された側板板体、7
は底板4の後縁部が上方に折曲して形成された底板板体
であり、天板板体5及び底板板体7の両端部が切除さ
れ、天板板体5及び底板板体7と両側板板体6とが重合
せず、各板体5,6,7が同一面を形成し、それらの板
体5,6,7が枠状になっている。
【0004】8は帯状の腰板体であり、筐体1の背面の
ほぼ中央部に両側板板体6間に水平方向に設けられてい
る。9は腰板体8の上縁部及び下縁部が内方へ折曲して
形成された折曲部であり、両折曲部9の両端部が欠如さ
れ、腰板体8の両端部が内方及び側方へ折曲され、両側
板板体6の内面に接合され、腰板体8が天板板体5,両
側板板体6及び底板板体7と同一面を形成している。1
0は各板体5,6,7,8に形成された複数個のねじ孔
である。
【0005】11は筐体1の背面に各板体5,6,7,
8に囲まれて形成された上,下2個の開口、12は周縁
部が各板体5,6,7,8に当接し,上,下の開口11
を閉塞した上,下2個の背面仕切板、13は両仕切板1
2の背面の左,右に設けられた2個の取手、14は仕切
板12の周縁部に透設された複数個のだるま孔であり、
大孔15と大孔15の上側に大孔15に連続して形成さ
れた小孔16とから構成されている。
【0006】17は各板体5,6,7,8のねじ孔10
とねじ合ったボルトであり、頭部の径がだるま孔14の
大孔15より若干小さく、軸部の径が小孔16より若干
小さい。
【0007】そして、仕切板12を筐体1に取り付ける
際は、緩められたボルト17の頭部に仕切板12の大孔
15を位置させ、仕切板12を各板体5,6,7,8に
当てがって下方にずらし、ボルト17の軸部に小孔16
を位置させ、ボルト17を締めつけて仕切板12を筐体
1に取り付ける。つぎに、仕切板12を取り外す際は、
ボルト17を緩め、仕切板12を上方にずらし、ボルト
17の頭部に大孔15を位置させ、仕切板12を後方に
移動して筐体1から仕切板12を取り外す。
【0008】18は筐体1の内部に仕切板12から例え
ば50〜60mm程度離して設けられた上,下2個の絶
縁隔離板であり、内部の電気機器と所定の絶縁距離を保
っている。19は複数個の断面L字状の取付金具であ
り、一片が筐体1の両側板3の内面の上,下に固着され
ている。20は隔離板18を取付金具19の他片に取り
付けたボルトである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記スイッチギ
ヤの場合、仕切板12と隔離板18との間に50〜60
mm程度の空間があり、奥行寸法が大になるという問題
点がある。さらに、仕切板12と隔離板18とがそれぞ
れ別のボルト17,20により筐体1に取り付けられ、
かつ、隔離板18が取付金物19を介して筐体1に取り
付けられているため、部品点数が多く、作業が煩雑であ
り、装置が高価になるという問題点がある。
【0010】本発明は、前記の点に留意し、奥行寸法が
小さく、部品点数が少なく、作業が容易で安価なスイッ
チギヤを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のスイッチギヤは、筐体の背面の開口の周囲
の板体と、板体に形成された複数個のねじ孔と、周縁部
が板体に当接された絶縁隔離板と、周縁部に透設された
複数個の挿通孔と、挿通孔に挿通され,ねじ孔にねじ合
ったボルトと、隔離板に当接された背面仕切板と、仕切
板の周縁部に透設された複数個の,ボルトの頭部が挿通
される大孔と,大孔の上側に連続して形成され,ボルト
の軸部が挿通された小孔とからなるだるま形状のだるま
孔とを備えたものである。
【0012】
【作用】前記のように構成された本発明のスイッチギヤ
は、筐体の背面の開口の周囲の板体に、複数個のねじ孔
が形成され、絶縁隔離板の周縁部が板体に当接し、ボル
トが隔離板の周縁部の複数個の挿通孔に挿通されて板体
のねじ孔にねじ合い、隔離板に背面仕切板が当接され、
その仕切板にボルトの頭部が挿通される大孔と,大孔の
上側に連続して形成され,ボルトの軸部が挿通された小
孔とからなるだるま状のだるま孔が形成されているた
め、絶縁隔離板と背面仕切板との間に空間がなく、スイ
ッチギヤの奥行寸法を小さくすることができる。さら
に、取付金具等が不要であり、ボルト数も少なくて部品
点数が少なく、作業が容易であり、安価になる。
【0013】その上、ボルトを緩め仕切板を上方に動か
すことにより仕切板のみを取り外すことができ、ボルト
を完全に取り外さない限り隔離板によりスイッチギヤ内
部への進入が阻止され、保護がされている。
【0014】
【実施例】実施例について、図1ないし図4を参照して
説明する。それらの図において、図5及び図6と同一符
号は同一もしくは相等するものを示す。
【0015】まず、1実施例について、図1及び図2を
参照して説明する。図1Aは切断側面図、図1Bは背面
図、図2は図1Aの一部の拡大図である。
【0016】それらの図において、21は天板板体であ
り、天板2の後縁部を下方に折曲し、さらに中央部を筐
体1の内方及び下方に折曲して形成されている。22は
底板板体であり、底板4の後縁部を上方に折曲し,さら
に中央部を筐体1の内方及び上方に折曲して形成されて
いる。23は帯状の腰板体であり、筐体1の背面のほぼ
中央部に、図5と同様の両側板板体6間に水平方向に設
けられている。24は腰板体23の上縁部及び下縁部が
内方に折曲して形成された折曲部、25は両折曲部24
にそれぞれ連続して設けられた上方向及び下方向の取付
部であり、取付用の板体を形成し、両折曲部24及び両
取付部25の両端部が欠如され、腰板体23の両端部が
内方及び側方へ折曲され、両側板板体6の内面に接合
し、天板板体21及び底板板体22の先端部と、腰板体
23の取付部25とが同一面を形成している。
【0017】26は天板板体21及び底板板体22の先
端部と腰板体23の取付部25とに形成された左右2個
のねじ孔である。27は上,下の周縁部が腰板体23の
取付部25,天板板体21及び底板板体22の先端部に
当接した上,下2個の絶縁隔離板、28は隔離板27の
周縁部に透設された左右2個の挿通孔、29は隔離板2
7の挿通孔28に挿通され,軸部の中間部がねじ孔26
にねじ合ったボルト、30はボルト29のやや径細のね
じなし部であり、ボルト29の軸部の中間部と先端部と
の間に板体21,22,取付部25の厚みより長く形成
されている。
【0018】31は前面が両隔離板27の背面に当接し
た上,下2個の背面仕切板、32は両仕切板31の背面
の左,右に設けられた取手、33は両仕切板31の上,
下の周縁部に透設された左右2個のだるま孔であり、ボ
ルト29の頭部の径より若干大きな大孔34と、大孔3
4の上側に連続して形成され,ボルト29の軸部の径よ
り若干大きく,ボルト29の頭部の径より小さい径の小
孔35とから構成されている。
【0019】そして、仕切板31を筐体1に取付ける場
合は、緩められたボルト29の頭部に仕切板31の大孔
34を位置させ、仕切板31を隔離板27に当接し、仕
切板31を下方にずらしてボルト17の軸部に小孔35
を位置させ、ボルト29を締め付けて仕切板31を筐体
1に取り付ける。つぎに、仕切板31を取り外す場合
は、ボルト29を緩め、仕切板31を上方にずらし、ボ
ルト29の頭部にだるま孔33の大孔34を位置させ、
仕切板31を後方に移動し、筐体1から仕切板31のみ
を取り外す。
【0020】この際、ボルト29の軸部にねじなし部3
0が形成されているため、誤ってボルト29を緩め過ぎ
てもねじ孔26にねじなし部30が位置し、ボルト29
とねじ孔26とのねじ合いが無くなり、ボルト29がフ
リーになり、緩め過ぎを感知できる。そして、さらにボ
ルト29の先端部のねじ部がねじ孔26にねじ合った後
でなければボルト29がねじ孔26から離脱することが
なく、隔離板27を取り外してしまうことがない。
【0021】つぎに、他の実施例について、切断側面図
を示した図3を参照して説明する。
【0022】同図において、図1ないし図2と異なる点
は、天板板体36及び底板板体(図示せず)が中央部で
折曲しておらず、腰板体(図示せず)に取付部が設けら
れておらず、図5の場合と同様、絶縁隔離板27が天板
板体36,底板板体及び腰板体の背面に当接している点
である。
【0023】さらに、他の実施例について、切断側面図
を示した図4を参照して説明する。
【0024】同図において、図3と異なる点は、天板2
及び底板(図示せず)の後端部にL形鋼アングル37の
一辺を取り付け、アングル37の他辺にねじ孔26を形
成して取付用の板体とした点である。
【0025】そして、図3及び図4に示す実施例におい
ても、図1及び図2に示す実施例と同様の効果が得られ
るのは勿論である。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載する効果を奏する。本発明のス
イッチギヤは、筐体1の背面の開口11の周囲の板体2
1,22,23に、複数個のねじ孔26が形成され、絶
縁隔離板27の周縁部が板体21,22,23に当接
し、ボルト29が隔離板27の周縁部の複数個の挿通孔
28に挿通されて板体21,22,23のねじ孔26に
ねじ合い、隔離板27に背面仕切板31が当接され、そ
の仕切板31にボルト29の頭部が挿通される大孔34
と,大孔34の上側に連続して形成され,ボルト29の
軸部が挿通された小孔35とからなるだるま状のだるま
孔33が形成されているため、絶縁隔離板27と背面仕
切板31との間に空間がなく、スイッチギヤの奥行寸法
を小さくすることができる。さらに、取付金具19等が
不要であり、ボルト数も少なくて部品点数が少なく、作
業が容易であり、安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは本発明の1実施例の切断側面図,Bは背面
図である。
【図2】図1Aの一部の拡大図である。
【図3】本発明の他の実施例の切断側面図である。
【図4】本発明のさらに他の実施例の切断側面図であ
る。
【図5】Aは従来例の切断側面図,Bは背面図である。
【図6】図5Bの一部の拡大図である。
【符号の説明】
1 筐体 11 開口 21 天板板体 22 底板板体 23 腰板体 26 ねじ孔 27 絶縁隔離板 28 挿通孔 29 ボルト 31 背面仕切板 33 だるま孔 34 大孔 35 小孔
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の背面の開口の周囲の板体と、 該板体に形成された複数個のねじ孔と、 周縁部が前記板体に当接された絶縁隔離板と、 前記周縁部に透設された複数個の挿通孔と、 該各挿通孔に挿通され,前記ねじ孔にねじ合ったボルト
    と、 前記隔離板に当接された背面仕切板と、 該仕切板の周縁部に透設された複数個の,前記各ボルト
    の頭部が挿通される大孔と,該大孔の上側に連続して形
    成され,前記ボルトの軸部が挿通された小孔とからなる
    だるま形状のだるま孔とを備えたスイッチギヤ。
JP7111338A 1995-04-11 1995-04-11 スイッチギヤ Pending JPH08289420A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7111338A JPH08289420A (ja) 1995-04-11 1995-04-11 スイッチギヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7111338A JPH08289420A (ja) 1995-04-11 1995-04-11 スイッチギヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08289420A true JPH08289420A (ja) 1996-11-01

Family

ID=14558674

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7111338A Pending JPH08289420A (ja) 1995-04-11 1995-04-11 スイッチギヤ

Country Status (1)

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JP (1) JPH08289420A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107658725A (zh) * 2017-11-03 2018-02-02 黄在先 一种三相一体绝缘罩

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107658725A (zh) * 2017-11-03 2018-02-02 黄在先 一种三相一体绝缘罩

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