JPH08289270A - ビデオデータ転送方法 - Google Patents

ビデオデータ転送方法

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JPH08289270A
JPH08289270A JP8374795A JP8374795A JPH08289270A JP H08289270 A JPH08289270 A JP H08289270A JP 8374795 A JP8374795 A JP 8374795A JP 8374795 A JP8374795 A JP 8374795A JP H08289270 A JPH08289270 A JP H08289270A
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video
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智久 山口
Shunichiro Nakamura
俊一郎 中村
Harumi Minemura
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンピューターネットワークに負担をかけず
に安定したビデオ再生を行う。 【構成】 コンピューターネットワーク5を介してビデ
オサーバ3からクライアント4にビデオデータを転送し
て、前記クライアント4の有する記憶装置に記憶してビ
デオデータの再生を行う際、ビデオデータの再生開始前
に前記ビデオデータを所定量転送し、そのときに要した
転送時間からLAN5の混雑状態を予測し、再生開始の
タイミング決定する。再生開始後は、直前1回分の転送
時間あるいは数回分の転送時間に重み付けをした時間と
記憶量からデータ転送密度を決定する。LAN5に負担
をかけずに効率的に使用でき、ビデオ再生がとぎれるこ
とはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はイーサネット等のLAN
を使用してビデオサーバからクライアントにビデオデー
タを転送する方法にかかり、特に、混雑状況によりデー
タ転送速度が変化するコンピューターネットワークを使
用したビデオデータ転送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LAN等のコンピューターネットワーク
を使用した従来のビデオデータ転送システムは、例えば
図11に示すようなものがある。このようなビデオデー
タ転送システム122では、画像入力装置110により
入力されたディジタル画像信号を、送信画像記憶装置1
16と送信画像切替装置117とを有する送信処理装置
111に送り、該送信処理装置111でデータ圧縮し
て、送信装置112に送りLAN120に送信するよう
にされており、前記LAN120に送られた信号は、受
信装置113により受信され、受信画像記憶装置118
と受信画像切替装置119が設けられた受信処理装置1
14に送信され、該受信処理装置114で圧縮されたデ
ィジタル画像信号の伸張復元が行われるように構成され
ている。
【0003】このように構成されたビデオデータ転送シ
ステム122では、LAN等が高負荷状態にあり、一時
的にビデオデータの伝送ができないときには、前記送信
画像記憶装置116や前記受信画像記憶装置118に対
して前記ビデオデータの書き込みや読み出しを行って、
ビデオデータの再生映像がとぎれることがないようにさ
れている。
【0004】しかしながらビデオサーバからクライアン
トへのビデオデータの転送の際、LANのデータ転送能
力が充分でなく、しかもLANが混雑していた場合に
は、リアルタイムなデータ転送が行えなくなり、その結
果、ビデオ再生画面がしばしば乱れたり、中断するとい
う問題があった。
【0005】また、ビデオデータのデータ量は極めて大
きいため、ビデオデータの転送が開始されると、LAN
を使用した他のユーザーのデータ転送に悪影響を及ぼ
し、他のデータの転送速度が遅くなるという問題があっ
た。このため、本格的なビデオ配信システムでは、専用
のケーブルをスイッチドHUBを使用して張り巡らす
等、通常のLANを大幅に増強することが行われてい
た。
【0006】更に、クライアントにバッファを設け、そ
のバッファにビデオデータを蓄積するようにすれば、L
ANが高負荷で、一時的にデータ転送が行えないときで
もバッファに蓄積されたビデオデータにより、ビデオ画
面の再生を続けることは可能であるが、LANの混雑状
況を無視してバッファへビデオデータの転送を行うと、
LAN上の他のユーザに対して悪影響を与えることが避
けられないという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術のもつ不都合を解決するもので、LAN等のコンピュ
ーターネットワーク上のユーザに対して悪影響を与えな
いために、クライアントにビデオデータ蓄積用の記憶装
置を設け、コンピューターネットワークの混雑状況を推
測し、使用するコンピューターネットワークが比較的空
いているときに大量のビデオデータを前記記憶装置に送
信し、該記憶装置からビデオデータを定常的に取り出
し、また、転送量を調節することによってコンピュータ
ーネットワークの混雑状況が悪化することを避け、他の
ユーザーのデータ転送に与える悪影響を極力抑えながら
安定したビデオデータの再生を行うことができる技術を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1記載の発明は、コンピューターネットワーク
を介してビデオサーバからクライアントにビデオデータ
を転送し、前記クライアントの有する記憶装置に前記ビ
デオデータを蓄積しながら、該蓄積されたビデオデータ
の再生を行うビデオデータ転送方式であって、前記ビデ
オデータの再生開始前に前記ビデオデータを所定量転送
し、その際に要した転送時間に基いてコンピューターネ
ットワークの混雑状態を予測し、前記ビデオデータの再
生を開始する時刻を決定することを特徴とし、請求項2
記載の発明は、ビデオデータの再生開始後は、所定転送
量ずつ前記ビデオデータの転送を行い、ビデオデータの
再生をしてとぎれることなく映像を供給する請求項1記
載のビデオデータ転送方法であって、前記所定転送量ず
つのビデオデータの転送の際、直前の転送に要した転送
時間によりコンピューターネットワークの混雑状況を推
測し、その推測結果と、前記記憶装置に記憶されている
再生すべきビデオデータの蓄積量とから、前記所定転送
量のビデオデータの転送を行う間隔と、その所定転送量
の大きさのいずれか一方、又は両方を決定することを特
徴とし、請求項3記載の発明は、ビデオデータの再生開
始後は、所定転送量ずつ前記ビデオデータの転送を行
い、ビデオデータの再生をしてとぎれることなく映像を
供給する請求項1記載のビデオデータ転送方法であっ
て、前記所定転送量ずつのビデオデータの転送の際、直
前の所定回数の転送に要した転送時間に重み付けをして
コンピューターネットワークの混雑状況を推測し、その
推測結果と、前記記憶装置に記憶されている再生すべき
ビデオデータの蓄積量とから、前記所定転送量のビデオ
データの転送を行う間隔と、その所定転送量の大きさの
いずれか一方、又は両方を決定することを特徴とする。
【0009】
【作用】コンピューターネットワークを介してビデオサ
ーバからクライアントにビデオデータを転送し、前記ク
ライアントの有する記憶装置に前記ビデオデータを蓄積
しながら、該蓄積されたビデオデータの再生を行う場合
には、コンピューターネットワークが混雑していなけれ
ば、ビデオ映像をとぎれることなく再生することができ
るが、混雑していた場合にはビデオデータの再生映像が
とぎれてしまう。
【0010】そこで再生を開始する前に、前記ビデオデ
ータを所定量転送し、その際に要した転送時間に基いて
コンピューターネットワークの混雑状態を予測し、前記
ビデオデータの再生を開始する時刻を決定するようにす
れば、コンピューターネットワークが混雑していたとき
は再生開始時刻を遅らせることで前記記憶装置に多くの
ビデオデータを蓄積することができるので、コンピュー
ターネットワークが混雑してビデオデータの転送速度が
遅くなった場合でも、ビデオ映像がとぎれることがなく
なる。また、コンピューターネットワークがすいている
ときは、すぐにビデオ映像の再生を開始することができ
るので、ユーザーの待ち時間が少なくなる。
【0011】ビデオデータの再生開始後は、所定の転送
量ずつ前記ビデオデータの転送を行うと、記憶装置内に
再生すべきビデオデータがなくなって再生映像がとぎれ
たりすることはなくなるが、その所定の転送量ずつのビ
デオデータの転送の際、直前の転送に要した転送時間に
よりコンピューターネットワークの混雑状況を推測し、
その推測結果と、前記記憶装置に記憶されている再生す
べきビデオデータの蓄積量とから、前記所定の転送量の
ビデオデータの転送を行う間隔と、その転送量の大きさ
のいずれか一方、又は両方を決定するようにすれば、コ
ンピューターネットワークが混雑しているときはビデオ
データの転送を一時待ったり、少量のビデオデータの転
送を行うことでデータ転送を疎にしつつ記憶装置内に蓄
積されたビデオデータを消費することでコンピューター
ネットワークの負担を軽減し、一方、混雑していないと
きは連続してビデオデータの転送を行ったり、多量のビ
デオデータの転送を行ってデータ転送を密にして、効率
的にコンピューターネットワークを使用して、ビデオ映
像をとぎれることなく再生することができる。
【0012】また、ビデオデータの再生開始後は、所定
の転送量ずつビデオデータの転送を行って再生映像をと
ぎれることなく供給する際、前記所定の転送量ずつの転
送を行うときに、それ以前の所定回数の転送に要した転
送時間に重み付けをしてコンピューターネットワークの
混雑状況を推測すれば、現在の混雑状況に近い正確な推
測が可能になるので、その推測結果と、前記記憶装置に
記憶されている再生すべきビデオデータの蓄積量とか
ら、前記所定の転送量のビデオデータの転送を行う間隔
と、その転送量の大きさのいずれか一方、又は両方を決
定するようにすれば、一層コンピューターネットワーク
を効率的に使用できるようになり、また、ビデオ映像の
再生がとぎれることがなくなる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0014】図1を参照し、2は本発明の第1の実施例
のビデオデータ転送方法に用いられるビデオデータ転送
システムのブロック図であり、ビデオサーバ3と、パー
ソナルコンピューターから成る複数のクライアント4と
がイーサネットのLAN5で結ばれており、各クライア
ント4に設けられたディスプレイによりビデオ映像の再
生ができるように構成されている。
【0015】このビデオデータ転送システム2を使用し
たビデオデータ転送方法は、図2に示すフローチャート
に従って処理される。
【0016】この処理を説明すると、ステップS1 から
開始され、ステップS2 で前記クライアント4に記憶さ
れたプログラムに基いて、前記クライアント4が前記L
AN5を通じて前記ビデオサーバ3に所定の転送量( こ
こでは64kバイト) のビデオデータの転送要求を行
う。前記クライアント4はバッファ用の記憶装置として
用いられるディスク装置7と、半導体メモリから構成さ
れる内部記憶装置6とを有しており、該内部記憶装置6
の記憶内容6’には、この実施例の処理手順の一部であ
るビデオデータ送受信プログラムとTCP/IPプロト
コルとイーサネット制御プログラムとが含まれており、
この転送要求がされた前記ビデオサーバ3は、前記LA
N5によって、ビデオデータの先頭から要求されたデー
タ量分だけを送信し、前記クライアント4はこの転送
(ステップS3 )を受けてステップS4 にて前記ディス
ク装置7に受信したビデオデータを記憶する。
【0017】この記憶作業を説明すると、図3に示すよ
うに、前記LAN5から送られてきたビデオデータを記
憶する前記ディスク装置7は、使用中の領域を示す使用
中ポインタと未使用領域の先頭を示す未使用ポインタと
により使用中の領域と未使用領域とが分かるように構成
されており、未使用領域がなくなった場合には、既に再
生済みの使用領域の先頭の領域に転送されてきたビデオ
データが格納され、順次ビデオデータの蓄積ができるよ
うに構成されている。
【0018】前記ステップS4 を経て、ステップS5 で
データ転送に要した転送時間T1 が予め定められた規定
値Dmax よりも大きいか否かが判断され、大きい場合に
は処理はステップS7 に移行され、小さい場合には処理
はステップS6 に移行される。
【0019】前記ステップS7 では、前記クライアント
4により、ビデオ再生の中止許可をユーザーに求め、許
可が得られた場合には処理をステップS20に移行させて
ビデオデータ再生処理を終了する。許可が得られなかっ
た場合には処理をステップS6 に移行させる。
【0020】前記ステップS6 では、前記転送時間T1
からビデオ再生開始前に前記ディスク装置7に蓄えるべ
きデータ量Vを次式、 V = α・T1 …… ( 1) によって算出し、処理をステップS8 に移行させる。こ
こで、上記( 1) 式中のαは係数である。
【0021】前記ステップS8 では、前記転送時間T1
が予め定められた規定値D1 以内か否かが判断され、該
規定値D1 以内であれば処理をステップS11に移行さ
せ、規定値D1 よりも大きかった場合には処理をステッ
プS9 に分岐させる。なお、 D1 <Dmax …… ( 2) である。
【0022】前記ステップS11以下では、次の処理が行
われる。
【0023】1.前記ディスク装置7に空き領域がある
か否か判断する( ステップS11) 。( ビデオデータ再生
開始以前では必ず空き領域がある。) 2.空き領域がない場合は一定時間のWAITをおい
て、空き領域が生じるまで待つ( ステップS12) 。
【0024】( 但し、再生開始以前では待つことはな
い.) 3.所定量のビデオデータの転送要求を送信し( ステッ
プS13) 、処理をステップS13に移行させる。
【0025】一方、前記規定値D1 よりも大きかった場
合は、処理はステップS9 に移行され、次の処理が行わ
れる。
【0026】1.ディスク充填度a1 とLANの混雑度
b1 、及び係数βを用いた次式により待ち時間T2 を算
出する( ステップS9)。
【0027】 T2 = T0 + β・b1 /a1 …… ( 3) 但し、前記ディスク充填度a1 がゼロの場合は、前記待
ち時間T2 は一定値とする。
【0028】2.前記算出された待ち時間T2 だけウエ
イトし( ステップS10) 、処理をステップS13に移行さ
せる。
【0029】次に、それぞれの処理を経た後、ステップ
S13にて、所定の転送量( ここでは64kバイト) のビ
デオデータの転送要求を送信し、ステップS14で前記ビ
デオサーバ3からビデオデータの転送がされると、ステ
ップS15で前記ディスク装置7に書き込まれ、ステップ
S16に処理が移行される。
【0030】該ステップS16は、この転送で蓄積すべき
データ量Vに達したか否かを判断し、達していない場合
には、処理を前記ステップS8 に戻し、ステップS8 〜
S16の一連の処理が繰り返される。
【0031】一方、前記データ量Vに達していた場合に
は、処理はステップS17に移行され、ビデオデータの再
生が開始され、次いで、ステップU18に処理が移行され
る。
【0032】該ステップU18は、前記ステップS8 〜S
15で行われたのと同様の処理が行われるルーチンであ
り、先ず、前回行なわれたデータ転送の際の転送時間T
1 が、前記規定値D1 以内か否かが判断され、その結果
により前記ステップS11以下の処理、または前記ステッ
プS9 以下の処理と同様の処理が行われた後、ステップ
S19に処理が移行され、最後のデータに達していない場
合には、前記ステップU18に処理が戻され、ビデオデー
タの転送が繰り返し実行される。そして、最後のデータ
に達していた場合には、処理はステップS20に移行され
てビデオデータ再生処理を終了する。
【0033】次に、図1に示したビデオ伝送システム2
を使用した、本発明の第2の実施例を、図4に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0034】この実施例でもビデオデータ送受信の手順
として、TCP/IPプロトコルが使用されており、先
ず、ステップS30から処理が開始され、ステップS31で
所定の転送量の初期ビデオデータの転送要求がされ( こ
こでは64kバイト) 、処理はステップS32に移行され
る。
【0035】該ステップS32では、この要求を受けたビ
デオサーバ3により、ビデオデータの先頭から要求され
た量だけのデータ量の転送が行われる。転送されてきた
ビデオデータは、ステップS33で、前記ディスク装置7
へ書き込まれる。該ディスク装置7の使用方法は前記第
1の実施例と同様である。
【0036】次に、ステップS34で、このデータ転送に
要した時間T1 から、前記( 1) 式を用いて該ディスク
装置7に蓄えるべきデータ量Vが算出され、ステップS
35に処理が移行される。
【0037】該ステップS35では、前記転送時間T1 が
規定値D1 内か否かが判断され、該規定値D1 以内であ
れば処理はステップS36に移行され、次の一連の処理が
行われる。
【0038】1.前記ディスク装置7に空き領域がある
か否か判断する( ステップS36) 。( ビデオデータ再生
開始以前では必ず空き領域がある。) 2.空き領域がない場合は一定時間のWAITをおい
て、空き領域が生じるまで待つ( ステップS38) 。
【0039】( 但し、再生開始以前では待つことはな
い.) 3.所定量のビデオデータの転送要求を送信し( ステッ
プS37) 、処理をステップS41に移行させる。
【0040】一方、前記規定値D1 よりも大きかった場
合は、処理はステップS39に分岐され、次の一連の処理
が行われる。
【0041】1.ディスク充填度a2 とLANの混雑度
b2 、及び係数γを用いた次式によりデータサイズWを
算出する( ステップS39) 。
【0042】 W = γ/( a2 ・b2) …… ( 4) 但し、上式により算出した値が一定値以下の場合は、前
記データサイズWはゼロとし、また、前記ディスク充填
度a2 がゼロの場合は、前記データサイズWは一定値と
する。
【0043】2.前記算出されたデータサイズWの量の
ビデオデータの転送要求を行う( ステップS40) 。
【0044】3.このデータサイズWの量のビデオデー
タの転送要求を送信する( ステップS40) 。
【0045】次に、それぞれの処理を経てされた転送要
求に基いて送られてきたビデオデータは、ステップS42
で前記ディスク装置7に書き込まれ、ステップS43に処
理が移行され、該ステップS43で、蓄えるべき量Vに達
したか否かが判断される。
【0046】蓄えるべき量Vに達していない場合には、
処理はステップS35に戻され、達していた場合には処理
はステップS44に移行され、ビデオデータの再生が開始
され、処理はステップU45に移行される。
【0047】該ステップU45は、前記ステップS35〜S
42で行われたのと同様の処理が行われるルーチンであ
り、先ず、前回行なわれたデータ転送の際の転送時間T
1 が、前記規定値D1 以内か否かが判断され、その結果
により前記ステップS36以下の処理か、あるいは前記ス
テップS39以下の処理と同様の処理が行われた後、ステ
ップS46に処理が移行され、最後のデータに達していな
い場合には、前記ステップU45に処理が戻され、ビデオ
データの転送が繰り返し実行され、最後のデータに達し
ていた場合には、処理はステップS47に移行されて終了
する。
【0048】次に、図5に示したビデオ伝送システム1
2を使用した、本発明の第3の実施例を説明する。この
ビデオ伝送システム12はビデオサーバ13と、パーソ
ナルコンピューターから成る複数のクライアント14と
がイーサネットのLAN15で結ばれて構成されてお
り、前記各クライアント14は、バッファ用のディスク
装置17と、半導体メモリから成る内部記憶装置16と
イーサネットの混雑状況を検出するHWモニタ18とを
備えており、該クライアント14の有するディスプレイ
によりビデオデータの再生映像を写せるように構成され
ている。前記内部記憶装置16の記憶内容16’には、
この実施例の処理手順の一部であるビデオデータ送受信
プログラムとTCP/IPプロトコルとイーサネット制
御プログラムとが含まれており、この実施例の処理は、
図6のフローチャートに示すように、先ず、ステップS
50から開始され、ステップS51に処理が移行される。
【0049】前記ステップS51は前記HWモニタから得
られた前記LAN15の混雑度Cと、係数δにより、次
式に従って、前記ディスク装置17に蓄えておくデータ
量Vを算出し、処理をステップS52に移行させる。
【0050】 V = δ・C …… ( 5) 該ステップS52では、前記混雑度Cが規定値D2 以内か
否かが判別される。該規定値D2 以内であれば処理はス
テップS53に移行され、次の一連の処理が行われる。
【0051】1.前記ディスク装置17に空き領域があ
るか否か判断する( ステップS53)。
【0052】( ビデオデータ再生開始以前では必ず空き
領域がある。) 2.空き領域がない場合は一定時間のWAITをおい
て、空き領域が生じるまで待つ( ステップS54) 。
【0053】( 但し、再生開始以前では待つことはな
い.) 3.所定量のビデオデータの転送要求を送信し( ステッ
プS55) 、処理をステップS58に移行させる。
【0054】一方、前記規定値D2 よりも大きかった場
合は、処理はステップS56に分岐され、次の一連の処理
が行われる。
【0055】1.前記混雑度C、ディスク充填度a3 、
係数εを用い、次式により、待ち時間T2 を算出する(
ステップS56) 。
【0056】 T3 = ε・( C/a3) …… ( 6) 但し、前記ディスク充填度a3 がゼロの場合は、前記待
ち時間T3 は一定値とする。
【0057】2.前記算出された待ち時間T3 だけウェ
イトする( ステップS57) 。
【0058】3.所定量のビデオデータの転送要求を送
信し( ステップS55) 、処理をステップS58に移行させ
る。
【0059】次に、それぞれの処理を経てされた転送要
求に従って送られてきたビデオデータは、ステップS59
で前記ディスク装置17に書き込まれ、ステップS60に
処理が移行される。
【0060】該ステップS60で、前記蓄えるべき量Vに
達したか否かが判断され、蓄えるべき量Vに達していな
い場合には、処理はステップS52に戻され、達していた
場合には、処理はステップS61に移行され、ビデオデー
タの再生が開始され、次いで処理はステップU62に移行
される。
【0061】該ステップU62は、前記ステップS52〜S
59で行われたのと同様の処理が行われるルーチンであ
り、先ず、前記HWモニタ18から前記LAN15の混
雑度Cが取り出され、該混雑度Cが前記規定値D2 以内
か否かが判断される。そして、その結果により前記ステ
ップS53以下の処理が行われ、あるいは前記ステップS
56以下の処理と同様の処理が行われた後、ステップS63
に処理が移行される。該ステップS63では、最後のデー
タに達しているか否かが判断され、達していない場合に
は、前記ステップU62に処理が戻され、ビデオデータの
転送が繰り返し実行される。一方、最後のデータに達し
ていた場合には、処理はステップS64に移行されてビデ
オデータの再生処理を終了する。
【0062】次に、図7、図8に、本発明の第4の実施
例であるビデオデータ転送方法のうちの、大容量バッフ
ァ用ディスク装置を用いた場合のビデオデータの初期充
填の処理手順を示すフローチャートと、ビデオ再生中の
ビデオデータ転送の処理手順を示すフローチャートとを
それぞれ記載する。
【0063】先ず、処理はステップS71から開始され、
ステップS72でカウンター変数iがゼロにセットされ、
ステップS73に処理が移行される。
【0064】該ステップS73では、所定の転送料( ここ
では32kバイト) のデータ転送が行われ、処理がステ
ップS74に移行されて前記カウンター変数iが一つだけ
歩進される。
【0065】次のステップS75で前記カウンター変数i
の大きさが判断される。該ステップS75で、前記カウン
ター変数iの大きさが10以上であった場合には、処理
はステップS77に移行される。一方、該カウンター変数
iの値が10未満であった場合には、処理がステップS
76に移行される。
【0066】該ステップS76では、待ち時間D4 が次の
ように求められる。即ち、ビデオデータを所定の転送料
( 32kバイト) 転送する際に、実際に要した時間T5
と、LAN上に他の使用者がいない場合に転送に要する
時間T6 とから、 Tp = T5 /T6 ・100( %) …… ( 7) により、先ず割合Tp を求め、次いで、その値と次の表
1とから前記待ち時間D4 を求め、該待ち時間D4 だけ
ウェイトした後、処理を前記ステップS73に戻す。
【0067】
【表1】 このように、ビデオデータの転送は10回繰り返され、
計320kバイトのビデオデータが転送される。
【0068】該ステップS77では、その10回の転送の
際、前記割合Tp が300%を越えたものの回数を求
め、8回以上あった場合にはステップS78で5秒のウェ
イトをおいて処理をステップU79に移行させる。そうで
ない場合には処理をそのまま前記ステップU79に移行さ
せる。
【0069】該ステップU79は、前記ステップS72〜S
76と同様の処理により、32kバイトのビデオデータの
転送を10回行うルーチンであり、該ステップU79で3
20kバイトのビデオデータの転送を行った後、処理を
ステップS80に移行させ、該ステップS80で変数xに1
10( %) をセットする。次いでステップS81で、前記
ステップS77と同様に、前記ステップU79での割合Tp
が300%を越えるものが8回以上あったか否か判断す
る。
【0070】8回以上あった場合は、処理をステップS
82に移行させ、5秒間のウェイトをおき、処理をステッ
プU84に移行させる。
【0071】一方、8回以上はなかった場合は、処理は
ステップS83に移行され、前記320kバイトずつ2回
( 計640kバイト) の転送における前記割合Tp の平
均を求め、その値が前記変数xの値( 110%) 以下で
あった場合は、処理を図8のフローチャートのステップ
S92に移行させ、ビデオの再生を開始する。前記変数x
の値( 110%) 以下でなかった場合は処理をステップ
U84に移行させる。
【0072】該ステップU84は、前記ステップU79と同
様に、前記ステップS72〜S76と同じ処理を行って、3
2kバイトのビデオデータの転送を10回行うルーチン
であり、該ステップU84で320kバイトのビデオデー
タの転送を行った後、処理をステップS85に移行させ
る。
【0073】該ステップS85は、前記変数xの値に20
%を加算し、処理をステップS86に移行させる。
【0074】該ステップS86では、前記ステップU84に
おける10回の転送の際、割合Tpが300%を越える
ものが8回以上あったか否か判断し、8回以上あった場
合は処理をステップS88に移行させ、8回以上なかった
場合は処理をステップS87に移行させる。
【0075】前記ステップS88では、直前の3回の転送
の際、2回( 計10秒) 以上ウェイトしていたか否かを
判断し、2回以上ウェイトしていた場合には、処理をス
テップS90に移行させ、ビデオデータ転送作業を中止終
了する。そうでなかった場合は、処理をステップS89に
移行させ、5秒間ウェイトした後、ステップS91に移行
させる。
【0076】このステップS91では、前記変数xの値が
270%未満であった場合は処理が前記ステップU84に
戻され、そうでなかった場合は、処理が前記ステップS
92に移行されてビデオ再生が開始される。
【0077】一方、前記ステップS86から前記ステップ
S87に移行されていた場合は、該ステップS87でこれま
で行われた30回( 計960kバイト) の転送における
前記割合Tp を平均した値が前記変数xの値( 130
%) 以下であった場合は処理を前記ステップS92に移行
させてビデオ再生を開始し、そうでなかった場合は、処
理を前記ステップS91に移行させる。
【0078】このように、前記ステップS85で前記変数
の値が20%ずつ加算され、前記ステップS91でその変
数xの値により処理が分岐されるから、ディスク装置に
蓄えられるビデオデータの量は最高3.2Mバイト( 1
00回の転送) になるまで上記の処理が繰り返される。
【0079】前記ステップS83、S87において許容され
る前記割合Tp の平均の値をそのときのビデオデータ転
送回数、及びディスク装置に蓄えられるビデオデータの
量の関係を、次の表2にまとめて示す。
【0080】
【表2】 次に、図8のフローチャートのステップS92で開始され
たビデオ再生は、前記大容量バッファ用ディスク装置に
蓄えられているビデオデータにより行われ、このビデオ
再生が開始されると処理はステップS93に移行される。
【0081】該ステップS93では、前記大容量バッファ
用ディスク装置に再生すべきビデオデータが残っている
か否かが判断され、まだ残っていた場合には処理をステ
ップS94に移行させ、もう残っていなければ処理をステ
ップS95に移行させる。
【0082】前記ステップS94では、32kバイトの転
送を行いステップS99でデータ終了か否かを判断し、デ
ータが終了していれば処理をステップS100 に移行さ
せ、ビデオ再生を終了させ、データが終了していなけれ
ば処理をステップS101 に移行させ、ディスクに空き領
域があった場合は処理をそのままステップS103 に移行
させ、空き領域がなかった場合には、ステップS102 で
1秒のウェイトを行ってから前記ステップS103 に移行
させる。
【0083】該ステップS103 では、前回の転送にかか
った時間に対応する待ち時間D8 だけウェイトを入れ、
処理を前記ステップS93に戻し、同様の作業を繰り返
す。ここで、前記待ち時間D8 は、前記割合Tp の大き
さに従って、次の表3から求める。
【0084】
【表3】 一方、前記ステップS93から前記ステップS95に処理が
移された場合には、該ステップS95で一時休止モードか
否かが判断され、一時休止モードであった場合には、処
理はステップS97に移行されてビデオデータの再生が一
時停止され、次いでステップU98で図7のフローチャー
トで示した初期充填処理と同様の処理が行われ、処理が
ステップS92に戻される。一方、一時休止モードでなか
った場合には、前記ステップS95からステップS96に処
理が移行され、ビデオデータの再生処理が停止されて前
記ステップS100 で終了する。
【0085】次に、本発明の第5の実施例のを図9、図
10に示すフローチャートに従って説明する。
【0086】この第5の実施例も大容量バッファ用ディ
スク装置を用いたビデオデータ転送方法であり、処理は
ステップS121 から開始される。次いで、ステップS12
2 で、先ず、転送時間を格納する変数Y1 〜Y5 の初期
化が行われる。そして、ステップS123 で前記大容量バ
ッファ用ディスク装置にデータがあるか否かが判断さ
れ、残っていない場合には、処理をステップS128 に移
行させ、ユーザに中止を知らせ、ステップS131 で作業
を終了する。一方、ビデオデータが残っていた場合に
は、処理をステップS124 に移行させ、32kバイトの
転送を行い、処理をステップS125 に移行させる。
【0087】該ステップS125 では、前記変数Y5 の記
憶内容を検出し、何も記憶されておらず、該変数Y5 が
空いている場合には、処理をステップS126 に移行さ
せ、該変数Y5 に、前記ステップS124 での転送の際に
要した時間を格納する。
【0088】一方、前記ステップS125 において、前記
変数Y5 が空いておらず、既に転送時間が記憶されてい
た場合には、処理をステップS129 に分岐させ、前記変
数Y2 の記憶内容を前記変数Y1 に、前記変数Y3 の記
憶内容を前記変数Y2 に、前記変数Y4 の記憶内容を前
記変数Y3 に、前記変数Y5 の記憶内容を前記変数Y4
に、それぞれこの順で複写し、処理を前記ステップS12
6 に移行させ、前記ステップS124 での転送の際に要し
た時間を前記変数Y5 に格納する。
【0089】前記ステップS126 を経て、処理はステッ
プS127 に移行され、該ステップS127 で直前の転送が
ビデオデータの最終であるか否かが判断される。最終で
あった場合には、前記ステップS131 に処理が移行され
て転送作業は終了する。
【0090】一方、最終でなかった場合は処理はステッ
プS130 に移行され、前記大容量バッファ用ディスク装
置内に空き領域があるか否かが判断される。空き領域が
あった場合には処理はステップU133 にそのまま移行さ
れ、空き領域がなかった場合には、処理はステップS13
2 に分岐され、該ステップS132 で1秒間のウェイトが
おかれた後、処理は前記ステップU133 に移行される。
【0091】該ステップU133 はウェイト時間Tp を算
出するルーチンであり、図10に示すフローチャートに
従って処理が行われる。
【0092】このルーチンの処理はステップS141 から
開始される。このルーチンで使用されるm1 〜m5 は転
送時間に対する重み付けを行うための定数であり、ここ
では5回分の転送時間の重み付けのため5個用意されて
いるが、他の回数でも重み付けを行うことは可能であ
る。
【0093】前記ステップS141 からステップS142 に
処理が移行された後、該ステップS142 で、変数Tp5
に、前記変数Y5 と前記重みづけ量m5 とが掛け合わさ
れた値が格納される。即ち、 ステップS142 :Tp5 = m5 ・Y5 ……( 8) 次いで、処理はステップS143 に移行される。
【0094】同様に、該ステップS143 、ステップS14
5 、ステップS147 、ステップS149 で、前記変数Y4
、Y3 、Y2 、Y1 を使っているか否かが判断され、
使っている場合には、処理はそれぞれステップS144 、
ステップS146 、ステップS148 、ステップS150 に移
行され、変数Tp4、変数Tp3、変数Tp2、変数Tp1に、
各ステップで、次式、 ステップS144 :Tp4 = m4 ・Y4 ……( 9) ステップS146 :Tp3 = m3 ・Y3 ……( 10) ステップS148 :Tp2 = m2 ・Y2 ……( 11) ステップS150 :Tp1 = m1 ・Y1 ……( 12) により、それぞれに対応する重み付け量m4 〜m1 と、
前記変数Y4 〜Y1 とが掛け合わされた値が格納され、
ステップS151 で、次式、 Tp ’ = Tp5+Tp4+Tp3+Tp2+Tp1 ……( 13) により、変数Tp ’の値が算出され、処理はステップS
156 に移行される。
【0095】一方、前記変数Y4 〜Y1 のいずれかを使
用していない場合は、使用していない変数に応じて、そ
の順で、それぞれステップS152 〜S155 に処理が分岐
され、各ステップで、 ステップS152 :Tp ’ = Tp5/m5 ……( 14) ステップS153 :Tp ’ = (Tp5+Tp4) /(m5 +m4)……( 15) ステップS154 :Tp ’ = (Tp5+Tp4+Tp3) /(m5 +m4 +m3) ……( 16) ステップS155 :Tp ’ = (Tp5+Tp4+Tp3+Tp2) /(m5 +m4 + m3 +m2) ……( 17) と、前記変数Tp ’の値が算出され、処理は各ステップ
S152 〜S155 から直接ステップS156 に移行される。
【0096】該ステップS156 では、次式、 Tp = (Tp ’/T0)・100 ……( 18) により、ウェイト時間Tp の値が算出される。ここで、
前記変数T0 には、LAN( ここではイーサネット) 上
に他の使用者がいないときにビデオデータを32kバイ
ト転送するのに要する時間が格納されている。
【0097】該ウェイト時間Tp の算出後、処理はステ
ップS157 に移行され、このフローチャートで示すルー
チンの処理は終了し、前記図9のフローチャートのステ
ップS134 に処理が移行され、前記ウェイト時間Tp だ
けウェイトした後処理は前記ステップS123 に戻され
て、該ステップS123 で再び大容量バッファ用ディスク
装置内にビデオデータがあるか否かが判断され、上記と
同様の転送作業が続行される。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
継続した高画質の映像を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に用いることができるビデオデータ転
送システムの一例。
【図2】 そのビデオデータ転送システムを使用した本
発明の第1の実施例を説明するためのフローチャート。
【図3】 本発明に用いることができる記憶装置の一例
であるディスク装置の概念図。
【図4】 本発明の第2の実施例を説明するためのフロ
ーチャート。
【図5】 本発明に用いることができるビデオデータ転
送システムの他の例。
【図6】 本発明の第3の実施例を説明するためのフロ
ーチャート。
【図7】 本発明の第4の実施例のうちのビデオデータ
の初期充填の処理手順を説明するためのフローチャー
ト。
【図8】 その第4の実施例のうちのビデオ再生中のビ
デオデータ転送の処理手順を示すフローチャート。
【図9】 本発明の第5の実施例を説明するためのフロ
ーチャート。
【図10】 本発明の第5の実施例のうちのウェイト時
間を算出するルーチンを説明するためのフローチャー
ト。
【図11】 従来のビデオデータ転送システムの一例。
【符号の説明】
3・13 ビデオサーバ、4・14 クライアント、5
・15 LAN、7・17 ディスク装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/93

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピューターネットワークを介してビ
    デオサーバからクライアントにビデオデータを転送し、
    前記クライアントの有する記憶装置に前記ビデオデータ
    を蓄積しながら、該蓄積されたビデオデータの再生を行
    うビデオデータ転送方式であって、 前記ビデオデータの再生開始前に前記ビデオデータを所
    定量転送し、その際に要した転送時間に基いてコンピュ
    ーターネットワークの混雑状態を予測し、前記ビデオデ
    ータの再生を開始する時刻を決定することを特徴とする
    ビデオデータ転送方法。
  2. 【請求項2】 ビデオデータの再生開始後は、所定転送
    量づつ前記ビデオデータの転送を行い、ビデオデータの
    再生をしてとぎれることなく映像を供給する請求項1記
    載のビデオデータ転送方法であって、 前記所定転送量ずつのビデオデータの転送の際、直前の
    転送に要した転送時間によりコンピューターネットワー
    クの混雑状況を推測し、その推測結果と、前記記憶装置
    に記憶されている再生すべきビデオデータの蓄積量とか
    ら、前記所定転送量のビデオデータの転送を行う間隔
    と、その所定転送量の大きさのいずれか一方、又は両方
    を決定することを特徴とする請求項1記載のビデオデー
    タ転送方法。
  3. 【請求項3】 ビデオデータの再生開始後は、所定転送
    量ずつ前記ビデオデータの転送を行い、ビデオデータの
    再生をしてとぎれることなく映像を供給する請求項1記
    載のビデオデータ転送方法であって、 前記所定転送量ずつのビデオデータの転送の際、直前の
    所定回数の転送に要した転送時間に重み付けをしてコン
    ピューターネットワークの混雑状況を推測し、その推測
    結果と、前記記憶装置に記憶されている再生すべきビデ
    オデータの蓄積量とから、前記所定転送量のビデオデー
    タの転送を行う間隔と、その所定転送量の大きさのいず
    れか一方、又は両方を決定することを特徴とする請求項
    1記載のビデオデータ転送方法。
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