JPH08288591A - ピン嵌合型光モジュール - Google Patents

ピン嵌合型光モジュール

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JPH08288591A
JPH08288591A JP8541995A JP8541995A JPH08288591A JP H08288591 A JPH08288591 A JP H08288591A JP 8541995 A JP8541995 A JP 8541995A JP 8541995 A JP8541995 A JP 8541995A JP H08288591 A JPH08288591 A JP H08288591A
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JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor element
carrier
optical
optical semiconductor
base body
Prior art date
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Pending
Application number
JP8541995A
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English (en)
Inventor
Hajime Mori
肇 森
Akira Mugino
明 麦野
Takeo Shimizu
健男 清水
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 光導波路チップ11を搭載した支持体13と光半
導体素子17を搭載した基体19とを、ガイドピン33により
位置決めして結合するタイプのピン嵌合型光モジュール
において、光半導体素子17をキャリア35に搭載し、その
キャリア35を基体19に形成した溝37に嵌め込んで固定し
たもの。 【効果】 光半導体素子を搭載するキャリアと、キャリ
アを嵌め込み固定する基体とを別個に製作できるため、
工程を並列化することが可能であり、しかも光半導体素
子とキャリア、キャリアと基体の位置決めも容易であ
る。したがって量産性に優れ、コスト低減を図ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光導波路チップと光半
導体素子とを接続した光モジュールに関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】光導波路チップと光半導体素子(レーザー
ダイオード等)を接続するには、高度の精密実装技術が
必要となる。このため従来は、光導波路チップの一部に
光半導体素子搭載用の台座を形成し、その上に光半導体
素子を載置した後、光半導体素子を発振させて光導波路
からの出射光をモニターしながら光強度が最大になると
ころで光半導体素子を光導波路チップ上に固定する方法
がとられてきた。
【0003】しかしこの方法は、光導波路チップに光半
導体素子搭載用の台座を形成する加工が必要なため工程
が複雑化すること、調芯しながらの位置決めに時間がか
かること等から経済性、量産性が低い。
【0004】そこで光半導体素子を光導波路チップとは
別の基体に搭載し、その基体と光導波路チップとを適当
な位置決め手段により調芯作業なしで接続することが検
討されている。
【0005】その一例を図5および図6に示す。図5は
光モジュール全体の斜視図、図6はその一部の斜視図で
ある。図において、11は光導波路チップ、13は光導
波路チップ11の支持体、15は支持体13に形成され
た2本の平行なピン穴である。また17は光半導体素
子、19は光半導体素子17を搭載した基体、21は基
体19に被せられるカバー、23はカバー21の下面中
央部に形成された収納溝、25は基体19上面のV溝と
カバー21下面のV溝によって形成された2本の平行な
ピン穴である。さらに27はテープ状の光ファイバ心
線、29は光ファイバ心線27の端部に取り付けられた
光コネクタ、31は光コネクタ29に形成された2本の
平行なピン穴である。
【0006】この光モジュールは、それぞれのピン穴1
5、25、31あるいはピン穴15と25、ピン穴15
と31に跨がるようにガイドピン33を嵌合すると、光
導波路チップ11と光半導体素子17、光導波路チップ
11と光ファイバ心線27の光軸が一致し、その状態で
それぞれ部品を結合できるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来のピン嵌合
型光モジュールは、図6に示すように光半導体素子17
を基体19の表面に直接実装する構造であるため、光半
導体素子を基体に実装する時に高精度の位置決めが要求
され、実装作業が難しい。また実装後に基体の加工を行
うと光半導体素子を破損する可能性が高いので、端面研
磨などの基体の加工がすべて終了してから光半導体素子
を実装しなければならないことや、基体表面に光半導体
素子用の電極を形成しなければならないこと等から、工
程が多く、量産性がわるいという問題がある。
【0008】本発明の目的は、光半導体素子の基体への
搭載を容易に行える量産性に優れたピン嵌合型光モジュ
ールを提供することにある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この目的を達成するた
め本発明は、光導波路チップを搭載した支持体と光半導
体素子を搭載した基体とを、ガイドピンにより位置決め
して結合するタイプのピン嵌合型光モジュールにおい
て、前記光半導体素子をキャリアに搭載し、そのキャリ
アを前記基体に形成した溝に嵌め込んで固定したことを
特徴とするものである。
【0010】また前記キャリアは、その表面に、光半導
体素子の電極を接続する電極パターンを形成したもので
あることが望ましい。
【0011】
【作用】本発明に使用するキャリアは、光半導体素子を
搭載するだけの部材であるから、光半導体素子を搭載し
た後または搭載する前に精密加工をすればよく、光半導
体素子をキャリアに固定する際に精密な位置合わせは不
要である。またキャリアを嵌め込む基体側の溝はピン嵌
合用のV溝と同様に精密に形成することは容易である。
したがって半導体素子を搭載したキャリアを基体の溝に
嵌め込み固定するだけで、高精度の組立てを行うことが
でき、量産性に優れている。
【0012】またキャリアの表面に上記のような電極パ
ターンを形成しておけば、キャリア上に光半導体素子を
実装する時に、光半導体素子と電極パターンの電気的接
続を行うことができ、さらにキャリアを基体に固定した
後に、前記電極パターンと光半導体素子駆動回路との電
気的接続を行うことができるので、組立てがさらに容易
になる。
【0013】
【実施例】
〔実施例1〕図1および図2は本発明の第1の実施例を
示す。図1および図2において、先に説明した図5およ
び図6と同一部分には同一符号を付してある。このピン
嵌合型光モジュールは、光導波路チップ11を搭載した
支持体13とレーザーダイオード等の光半導体素子17
を搭載した基体19とを、ガイドピン33により位置決
めして結合するという点では、従来の光モジュールと同
様である。また光導波路チップ11を搭載した支持体1
3の構造も従来と同様である。
【0014】この光モジュールの特徴は、光半導体素子
17をキャリア35に搭載し、そのキャリア35を基体
19に形成した溝37に嵌め込んで固定したことであ
る。基体の溝37はキャリア35を精密嵌合できる寸法
に形成されている。またキャリア35の表面には、光半
導体素子17の電極を接続する電極パターン39が形成
されている。
【0015】この光モジュールの組立てに際しては、ま
ず光半導体素子17をキャリア35に実装する。この時
の位置決め精度はラフでよく、実装後にキャリア35を
ドライエッチング等により精密加工して精度を出す。光
半導体素子17の電極は実装時に電極パターン39に電
気的に接続される。
【0016】一方、基体19とカバー21はV溝25
A、25Bでガイドピン33を挟んだ状態で接着され
る。このあと基体19の溝37に、光半導体素子17を
搭載したキャリア35が嵌め込まれる。キャリア35は
光半導体素子17と基体19の端面が一致したところで
接着剤等により基体19に固定される。その後、ガイド
ピン33を、光導波路チップ11を搭載した支持体13
のピン穴15に挿入すれば、光導波路チップ11と光半
導体素子17が光軸を一致させた状態で接続される。
【0017】基体19およびキャリア35の材質は特に
制限されないが、光半導体素子17のヒートシンクとし
ての役割をも果たすためには熱伝導性の良好な材料を使
用することが望ましく、例えば銅、シリコン、ダイヤモ
ンド、窒化アルミ等を使用することができる。またキャ
リア35の断面は図面では長方形としたが、他の形状で
あってもよい。また光導波路チップ11の支持体13の
材質は例えばプラスチックであるが、金属またはセラミ
ック等とすることもできる。
【0018】〔実施例2〕図3は本発明の第2の実施例
を示す。この実施例は、外形精度を出したキャリア35
の前端に、光半導体素子を精密嵌合する寸法の凹部41
を形成し、その凹部41に光半導体素子17を嵌め込ん
で固定したものである。このようにすればキャリア35
と光半導体素子17の位置決めを正確かつ容易に行え
る。上記以外の構成は実施例1と同じであるので、図
示、説明を省略する。
【0019】〔実施例3〕図4は本発明の第3の実施例
を示す。この実施例は、外形精度を出したキャリア35
の光半導体素子搭載部に高精度位置決め用のマーカー4
3を設け、光半導体素子17にもそれに対応するマーカ
ー45を設けて、このマーカー43、45を基準にして
光半導体素子17の実装を行うようにしたものである。
【0020】マーカー43、45の形状は特に制限され
ないが、マーカー43、45はキャリア35側も光半導
体素子17側も表面の電極パターンの形成と同時に形成
するのが簡単である。またその際、光半導体素子および
キャリアを透過するモニター光を使用すると、光半導体
素子搭載時にその場で位置合わせが可能となる。上記以
外の構成は実施例1と同じであるので、図示、説明を省
略する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明のピン嵌合型
光モジュールは、光半導体素子を搭載するキャリアと、
キャリアを嵌め込み固定する基体とを別個に製作できる
ため、工程を並列化することが可能であり、しかも光半
導体素子とキャリア、キャリアと基体の位置決めも容易
である。したがって量産性に優れ、コスト低減を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のピン嵌合型光モジュールの第1実施
例を示す斜視図。
【図2】 図1の光モジュールの光半導体素子側の部品
の分解斜視図。
【図3】 本発明の第2実施例の要部を示す斜視図。
【図4】 本発明の第3実施例の要部を示す斜視図。
【図5】 従来のピン嵌合型光モジュールを示す斜視
図。
【図6】 図5の光モジュールの光半導体素子側の部品
の斜視図。
【符号の説明】
11:光導波路チップ 13:支持体 15:ピン穴 17:光半導体素子 19:基体 21:カバー 25A、25B:V溝 33:ガイドピン 35:キャリア 37:溝 39:電極パターン 41:凹部 43、45:マーカー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光導波路チップ(11)を搭載した支持体
    (13)と光半導体素子(17)を搭載した基体(1
    9)とを、ガイドピン(33)により位置決めして結合
    するタイプのピン嵌合型光モジュールにおいて、前記光
    半導体素子(17)をキャリア(35)に搭載し、その
    キャリア(35)を前記基体(19)に形成した溝(3
    7)に嵌め込んで固定したことを特徴とするピン嵌合型
    光モジュール。
  2. 【請求項2】キャリア(35)の表面に、光半導体素子
    (17)の電極を接続する電極パターン(39)が形成
    されていることを特徴とする請求項1に記載のピン嵌合
    型光モジュール。
JP8541995A 1995-04-11 1995-04-11 ピン嵌合型光モジュール Pending JPH08288591A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8541995A JPH08288591A (ja) 1995-04-11 1995-04-11 ピン嵌合型光モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8541995A JPH08288591A (ja) 1995-04-11 1995-04-11 ピン嵌合型光モジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08288591A true JPH08288591A (ja) 1996-11-01

Family

ID=13858303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8541995A Pending JPH08288591A (ja) 1995-04-11 1995-04-11 ピン嵌合型光モジュール

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JP (1) JPH08288591A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6130979A (en) * 1997-07-14 2000-10-10 Mitel Semiconductor Ab Opto-electronic module

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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