JPH0828725A - 多方弁構造 - Google Patents
多方弁構造Info
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- JPH0828725A JPH0828725A JP16848694A JP16848694A JPH0828725A JP H0828725 A JPH0828725 A JP H0828725A JP 16848694 A JP16848694 A JP 16848694A JP 16848694 A JP16848694 A JP 16848694A JP H0828725 A JPH0828725 A JP H0828725A
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- synthetic resin
- valve element
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、多方弁構造に関するものであ
る。 【構成】 この発明は、合成樹脂素材で成形した回転自
在の多方弁の弁体内部を流路形成のために隔壁で仕切る
と共に、隔壁と弁体との接合部に対応した弁体外周面に
溝部を形成してなる多方弁構造を提供せんとするもので
ある。
る。 【構成】 この発明は、合成樹脂素材で成形した回転自
在の多方弁の弁体内部を流路形成のために隔壁で仕切る
と共に、隔壁と弁体との接合部に対応した弁体外周面に
溝部を形成してなる多方弁構造を提供せんとするもので
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、多方弁構造に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来、流体制御のために使用される五方
弁等の多方弁は、ケーシング中に流路切換の弁を設け
て、多方向の流路へ弁の切換を行いながら流体を制御す
るようにしている。
弁等の多方弁は、ケーシング中に流路切換の弁を設け
て、多方向の流路へ弁の切換を行いながら流体を制御す
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、かかる多方
弁を鋳造で製造する場合は強度上問題がないが、製造コ
ストを低減するために合成樹脂にて多方弁を製造する場
合、弁体の摺動面となる外周に樹脂の収縮によるいびつ
な「ひけ」を生起し、回転方向の摺動が円滑に行われ
ず、弁のシール機能も低下する虞が生じていた。
弁を鋳造で製造する場合は強度上問題がないが、製造コ
ストを低減するために合成樹脂にて多方弁を製造する場
合、弁体の摺動面となる外周に樹脂の収縮によるいびつ
な「ひけ」を生起し、回転方向の摺動が円滑に行われ
ず、弁のシール機能も低下する虞が生じていた。
【0004】また、合成樹脂弁成形時に分割金型間接合
部のパーティングラインに生じるばりを切削する必要が
あった。
部のパーティングラインに生じるばりを切削する必要が
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、合成樹脂素
材で成形した回転自在の多方弁の弁体内部を流路形成の
ために隔壁で仕切ると共に、隔壁と弁体との接合部に対
応した弁体外周面に溝部を形成してなる多方弁構造を提
供せんとするものである。
材で成形した回転自在の多方弁の弁体内部を流路形成の
ために隔壁で仕切ると共に、隔壁と弁体との接合部に対
応した弁体外周面に溝部を形成してなる多方弁構造を提
供せんとするものである。
【0006】また、この発明は、上記溝部を多方弁の成
形時の分割金型と分割金型の接合部分に形成することを
特徴とした多方弁構造を提供せんとするものである。
形時の分割金型と分割金型の接合部分に形成することを
特徴とした多方弁構造を提供せんとするものである。
【0007】
【作用】この発明では、合成樹脂素材で回転自在の多方
弁を形成する場合、成形時の分割金型と分割金型との接
合部分に突片を形成してこの部分が成形品たる多方弁の
外周に溝部となって形成されるようにし、かつ、この溝
部は、多方弁の弁体内部に流路形成のために仕切った隔
壁と、弁壁との接合部に対応した弁壁外周面位置に形成
するようにしており、従って、各金型の接合部に生起す
るバリが弁体の摺動面に形成されずバリ取りの手間もな
くケーシング内で多方弁の回転を円滑に行うことができ
ると共に、弁壁とその内部の隔壁先端との接合部に対応
した弁壁外周面位置に溝部を設けたために、成形時に弁
壁外周面が先に収縮して次いで隔壁先端との接合部が収
縮しても、溝部が収縮の時の「ひけ」を吸収して弁壁の
外周面にいびつな凹凸を形成せず、組立て後のケーシン
グ間で円滑な回動による流路切換えが行えるものであ
る。
弁を形成する場合、成形時の分割金型と分割金型との接
合部分に突片を形成してこの部分が成形品たる多方弁の
外周に溝部となって形成されるようにし、かつ、この溝
部は、多方弁の弁体内部に流路形成のために仕切った隔
壁と、弁壁との接合部に対応した弁壁外周面位置に形成
するようにしており、従って、各金型の接合部に生起す
るバリが弁体の摺動面に形成されずバリ取りの手間もな
くケーシング内で多方弁の回転を円滑に行うことができ
ると共に、弁壁とその内部の隔壁先端との接合部に対応
した弁壁外周面位置に溝部を設けたために、成形時に弁
壁外周面が先に収縮して次いで隔壁先端との接合部が収
縮しても、溝部が収縮の時の「ひけ」を吸収して弁壁の
外周面にいびつな凹凸を形成せず、組立て後のケーシン
グ間で円滑な回動による流路切換えが行えるものであ
る。
【0008】
【実施例】この発明の実施例を図面にもとづき詳説す
る。
る。
【0009】図4に示すように、多方弁としての五方弁
Mは、五方に外通流路を形成した合成樹脂素材のケーシ
ングAと、ケーシングA中に回動自在に収納し、内部を
隔壁16' にて仕切った合成樹脂素材弁体Bと、弁体Bの
支軸29に連設した電動モータCとにより主に構成されて
いる。
Mは、五方に外通流路を形成した合成樹脂素材のケーシ
ングAと、ケーシングA中に回動自在に収納し、内部を
隔壁16' にて仕切った合成樹脂素材弁体Bと、弁体Bの
支軸29に連設した電動モータCとにより主に構成されて
いる。
【0010】ケーシングAは、図4に示すように円筒状
の弁ケース1と、弁ケース1の下面に流体保留の保留空
間2を形成すべく連設した保留ケース3とよりなり、保
留ケース3の中央には、保留空間2と連通した入水口4
を設け、これに入水パイプ5を突設し、弁ケース1の外
周壁には、略直角方向に、第1連通口6、第2連通口
7、第3連通口8、第4連通口9を開口し、各口にそれ
ぞれ連通パイプ10,11,12,13 を連通連設している。
の弁ケース1と、弁ケース1の下面に流体保留の保留空
間2を形成すべく連設した保留ケース3とよりなり、保
留ケース3の中央には、保留空間2と連通した入水口4
を設け、これに入水パイプ5を突設し、弁ケース1の外
周壁には、略直角方向に、第1連通口6、第2連通口
7、第3連通口8、第4連通口9を開口し、各口にそれ
ぞれ連通パイプ10,11,12,13 を連通連設している。
【0011】各連通口6,7,8,9に設けた連通パイ
プ10,11,12,13 は略L字のエルボ形状としており、弁ケ
ース1に連設した基端部分を中心に反転取付が可能に構
成している。
プ10,11,12,13 は略L字のエルボ形状としており、弁ケ
ース1に連設した基端部分を中心に反転取付が可能に構
成している。
【0012】なお、他の実施例として図17に示すよう
に、弁ケース1の周壁の連通口には係合爪14を突設し、
連通パイプの基端周壁の係合溝15に係合爪14を係合させ
て連通パイプを回動自在に取付けうるようにしている。
に、弁ケース1の周壁の連通口には係合爪14を突設し、
連通パイプの基端周壁の係合溝15に係合爪14を係合させ
て連通パイプを回動自在に取付けうるようにしている。
【0013】この実施例のように、各連通パイプ10,11,
12,13 を基端部を中心に回動可能とすることにより、連
通パイプに連結する循環流路のパイプの方向を任意にと
ることができ、しかも、係合溝14と係合溝15とにより連
通パイプの組立てもワンタッチで行え、かつ回動も自在
となる効果を有する。
12,13 を基端部を中心に回動可能とすることにより、連
通パイプに連結する循環流路のパイプの方向を任意にと
ることができ、しかも、係合溝14と係合溝15とにより連
通パイプの組立てもワンタッチで行え、かつ回動も自在
となる効果を有する。
【0014】弁ケース1中には、弁体Bが回動自在に収
納されており、弁体Bの外周摺動面は弯曲状に形成さ
れ、弁ケース1の内周面もそれに合わせて凹状弯曲面に
形成されており、弁体Bは内周を凹状弯曲面とした円筒
状の弁ケース1中において回動しながら、入水口4から
の流体の流路を切換える機能を有するものであり、弁体
Bは上面を閉塞した円筒状の弁壁16とその内部の隔壁1
6' とで形成されている。
納されており、弁体Bの外周摺動面は弯曲状に形成さ
れ、弁ケース1の内周面もそれに合わせて凹状弯曲面に
形成されており、弁体Bは内周を凹状弯曲面とした円筒
状の弁ケース1中において回動しながら、入水口4から
の流体の流路を切換える機能を有するものであり、弁体
Bは上面を閉塞した円筒状の弁壁16とその内部の隔壁1
6' とで形成されている。
【0015】弁壁16の内部は、図12に示すように、隔
壁16' にて三室に仕切られており、隔壁16' は、中央か
ら三方に放射状に伸延して先端を弁体Bの弁壁16内側に
接合しており、隔壁16' にて形成された三室のうち第1
室17は約90度の角度の隔壁にて形成され、他の第2室
18、第3室19は、約135度の角度の隔壁にて形成され
ている。
壁16' にて三室に仕切られており、隔壁16' は、中央か
ら三方に放射状に伸延して先端を弁体Bの弁壁16内側に
接合しており、隔壁16' にて形成された三室のうち第1
室17は約90度の角度の隔壁にて形成され、他の第2室
18、第3室19は、約135度の角度の隔壁にて形成され
ている。
【0016】隔壁16' と弁壁16との接合部に対応した弁
体外周面には、図12に示すように溝部20を縦方向に設
けており、該溝部20は、金型で合成樹脂素材の弁体Bを
一体成形する際に、分割金型と分割金型との接合部分に
設けるものであり、分割金型の接合部分に溝部に対応し
た突片を形成することにより一体成形時に溝部20が形成
されるようにしている。
体外周面には、図12に示すように溝部20を縦方向に設
けており、該溝部20は、金型で合成樹脂素材の弁体Bを
一体成形する際に、分割金型と分割金型との接合部分に
設けるものであり、分割金型の接合部分に溝部に対応し
た突片を形成することにより一体成形時に溝部20が形成
されるようにしている。
【0017】更には、弁壁16の所要位置にも溝部20' を
縦方向に設けている。
縦方向に設けている。
【0018】これらの溝部20' は、隔壁16' との接合部
に設けた前記溝部20を形成する場合と同様に分割金型に
突片を形成して設ける。このように溝部20,20'を設ける
ことにより合成樹脂の収縮による「ひけ」を防止し、通
常の分割金型の接合部分に形成される「バリ」を取る手
間を省くものである。
に設けた前記溝部20を形成する場合と同様に分割金型に
突片を形成して設ける。このように溝部20,20'を設ける
ことにより合成樹脂の収縮による「ひけ」を防止し、通
常の分割金型の接合部分に形成される「バリ」を取る手
間を省くものである。
【0019】しかも、図5に示すように、弁体Bの下面
には一体に一部切欠の円板状の弁蓋体21が設けられ、弁
体Bの下面を第1室17を除いて閉塞している。
には一体に一部切欠の円板状の弁蓋体21が設けられ、弁
体Bの下面を第1室17を除いて閉塞している。
【0020】すなわち、円板状の弁蓋体21は弁ケース1
と、その下方の保留ケース3との境部分に配設されて、
弁体Bと同時に回転すべく構成されており、円板状の一
部を第1室17の形状と合致するような扇型に切欠して切
欠部22を形成している。
と、その下方の保留ケース3との境部分に配設されて、
弁体Bと同時に回転すべく構成されており、円板状の一
部を第1室17の形状と合致するような扇型に切欠して切
欠部22を形成している。
【0021】なお、弁蓋体21の上面には弁体Bの隔壁1
6' 下縁部が嵌入するだけの嵌入溝23を放射状に形成し
ており、隔壁16' の下縁部を嵌入溝21' と嵌着すること
により弁体Bと弁蓋体21とを一体に組立てる。
6' 下縁部が嵌入するだけの嵌入溝23を放射状に形成し
ており、隔壁16' の下縁部を嵌入溝21' と嵌着すること
により弁体Bと弁蓋体21とを一体に組立てる。
【0022】また、図5、図6に示すように弁体Bの弁
壁16には、各室毎に2個づつの弁口を形成しており、第
1室17には第1弁口23、第2弁口24を、第2室18には第
3弁口25、第4弁口26を、第3室19には、第5弁口27、
第6弁口28をそれぞれ設けている。
壁16には、各室毎に2個づつの弁口を形成しており、第
1室17には第1弁口23、第2弁口24を、第2室18には第
3弁口25、第4弁口26を、第3室19には、第5弁口27、
第6弁口28をそれぞれ設けている。
【0023】そして、これらの各弁口には弁体Bの回動
による変位によって弁ケース1の第1、第2、第3、第
4の各連通口と適宜連通して入水口4からの流体の流路
を切換えるものであり、従って、入水口4からの流路
は、保留空間2から弁蓋体21の切欠部22を通り、弁体B
の第1室17から第1弁口23又は第2弁口24を通り、弁ケ
ース1の所要の連通口へと通じる流路を形成すると共
に、弁体Bの第2室18、第3室19の各弁口25,26,27,28
は、弁ケース1の各連通口6,7,8,9と適宜連通し
て吸入吐出の流路を形成するものである。
による変位によって弁ケース1の第1、第2、第3、第
4の各連通口と適宜連通して入水口4からの流体の流路
を切換えるものであり、従って、入水口4からの流路
は、保留空間2から弁蓋体21の切欠部22を通り、弁体B
の第1室17から第1弁口23又は第2弁口24を通り、弁ケ
ース1の所要の連通口へと通じる流路を形成すると共
に、弁体Bの第2室18、第3室19の各弁口25,26,27,28
は、弁ケース1の各連通口6,7,8,9と適宜連通し
て吸入吐出の流路を形成するものである。
【0024】また、各隔壁16' の中心部には支軸29が立
設されて同支軸29は、電動モータCの出力軸に連設され
ており、図4、図5、図13に示すように同支軸29の周
壁には上下三段の位置に3個の凹部α,β,γを形成し
たカム体30を設けており、カム体30と対面する位置には
ケーシングAに3個のリミットスイッチ31,32,33を三段
に重ねて設けており、各リミットスイッチ31,32,33のセ
ンサー爪34,35,36は、それぞれカム体30の各凹部に対応
して配設されており、凹部の位置にセンサー爪がくる
と、そのセンサー爪に一体のリミットスイッチが作動し
て電動モータCを停止する。30' は3個のリミットスイ
ッチ31,32,33を支持する挿貫ピンを示す。
設されて同支軸29は、電動モータCの出力軸に連設され
ており、図4、図5、図13に示すように同支軸29の周
壁には上下三段の位置に3個の凹部α,β,γを形成し
たカム体30を設けており、カム体30と対面する位置には
ケーシングAに3個のリミットスイッチ31,32,33を三段
に重ねて設けており、各リミットスイッチ31,32,33のセ
ンサー爪34,35,36は、それぞれカム体30の各凹部に対応
して配設されており、凹部の位置にセンサー爪がくる
と、そのセンサー爪に一体のリミットスイッチが作動し
て電動モータCを停止する。30' は3個のリミットスイ
ッチ31,32,33を支持する挿貫ピンを示す。
【0025】電動モータCは別途設けた操作スイッチに
よる通電により作動を開始し、弁体Bの回動を行うが、
一定角度回動してリミットスイッチのセンサー爪がカム
体30の凹部にくるとミリットスイッチがOFF作動して
電動モータCへの通電を切断し、弁体Bの回動を停止す
る。
よる通電により作動を開始し、弁体Bの回動を行うが、
一定角度回動してリミットスイッチのセンサー爪がカム
体30の凹部にくるとミリットスイッチがOFF作動して
電動モータCへの通電を切断し、弁体Bの回動を停止す
る。
【0026】このように、リミットスイッチとカム体の
組合せによって、弁体Bが一定の角度回転したら自動的
に停止するようにし、弁体Bの各弁口が弁ケース1の所
要の連通口に自動的に位置して流路の切換えが自動的に
行われるようにしている。
組合せによって、弁体Bが一定の角度回転したら自動的
に停止するようにし、弁体Bの各弁口が弁ケース1の所
要の連通口に自動的に位置して流路の切換えが自動的に
行われるようにしている。
【0027】従って、カム体30の三段の凹部の位置は、
どの弁口とどの連通口とを合致させるかによってその位
置が決定されるものである(これは後述する)。
どの弁口とどの連通口とを合致させるかによってその位
置が決定されるものである(これは後述する)。
【0028】以上のように構成された五方弁Mは、いわ
ゆる24時間保温風呂に使用されるものであり、24時
間保温風呂を図6に示す模式図で説明する。
ゆる24時間保温風呂に使用されるものであり、24時
間保温風呂を図6に示す模式図で説明する。
【0029】24時間保温風呂は、浴槽100 と、加温装
置101 と、殺菌装置102 と、濾過装置103 と循環ポンプ
Pとより主に構成されており、これらの間を循環パイプ
104で連通連結しているものであり、循環パイプ104 の
中途には五方弁Mが介在されて浴槽100 からの湯を循環
流路において切換えるものである。
置101 と、殺菌装置102 と、濾過装置103 と循環ポンプ
Pとより主に構成されており、これらの間を循環パイプ
104で連通連結しているものであり、循環パイプ104 の
中途には五方弁Mが介在されて浴槽100 からの湯を循環
流路において切換えるものである。
【0030】詳説すると、浴槽100 から浴湯を取出すた
めの吸水パイプ107 に設けた吸水口108 は、五方弁Mの
入水口4に連通しており、浴槽100 へ循環した浴湯を供
給するための吐出パイプ105 に設けた吐出口106 は、五
方弁Mの第3連通口8に連通しており、五方弁Mの第1
連通口6と第2連通口7との間には、加温装置101 と殺
菌装置102 と濾過装置103 との間を連通連結した循環流
路Rが介設されており、五方弁Mの第4連通口9には、
汚水排水パイプ109 が連通されている。
めの吸水パイプ107 に設けた吸水口108 は、五方弁Mの
入水口4に連通しており、浴槽100 へ循環した浴湯を供
給するための吐出パイプ105 に設けた吐出口106 は、五
方弁Mの第3連通口8に連通しており、五方弁Mの第1
連通口6と第2連通口7との間には、加温装置101 と殺
菌装置102 と濾過装置103 との間を連通連結した循環流
路Rが介設されており、五方弁Mの第4連通口9には、
汚水排水パイプ109 が連通されている。
【0031】このように、浴槽100 は、五方弁Mを介し
て、加温装置101 、殺菌装置102 、濾過装置103 等より
なる循環流路R及び汚水排出パイプ109 と連通されてい
るものであり、浴槽100 中の浴湯は、給水パイプ107 中
途に介設した循環ポンプPによって循環流路Rを循環し
ながら加温され、殺菌され、濾過されるものであり、2
4時間中いつでも適温に保持しつつ、殺菌、濾過によっ
て浴湯の取替えもせずに長期間使用できるように構成し
ている。
て、加温装置101 、殺菌装置102 、濾過装置103 等より
なる循環流路R及び汚水排出パイプ109 と連通されてい
るものであり、浴槽100 中の浴湯は、給水パイプ107 中
途に介設した循環ポンプPによって循環流路Rを循環し
ながら加温され、殺菌され、濾過されるものであり、2
4時間中いつでも適温に保持しつつ、殺菌、濾過によっ
て浴湯の取替えもせずに長期間使用できるように構成し
ている。
【0032】更には、五方弁Mの切換操作により、濾過
装置103 を逆洗して濾過材の洗浄を行うべく循環流路R
に通常と逆方向に浴湯を流して汚水排出パイプ109 から
洗浄汚水を排出するという逆洗流路Qを形成する場合が
あり(図7参照)、更には、五方弁Mの他の切換操作に
より逆流洗浄を行った後に、逆洗流路Q中に滞溜した塵
等を洗い流すための通常洗浄の場合もある(図8参
照)。
装置103 を逆洗して濾過材の洗浄を行うべく循環流路R
に通常と逆方向に浴湯を流して汚水排出パイプ109 から
洗浄汚水を排出するという逆洗流路Qを形成する場合が
あり(図7参照)、更には、五方弁Mの他の切換操作に
より逆流洗浄を行った後に、逆洗流路Q中に滞溜した塵
等を洗い流すための通常洗浄の場合もある(図8参
照)。
【0033】このように、浴槽100 と循環流路Rとの間
では、五方弁Mの操作を行うことにより図9に示すよう
な浴湯の加温、殺菌、濾過を行う流路を形成する場合
(以下濾過流路という)、図10に示すように濾過装置
の逆流洗浄を行う流路を形成する場合(以下逆洗流路と
いう)、及び図11に示すように逆洗後の洗浄を行う流
路を形成する場合(以下洗浄流路という)の三形態がつ
くられる。
では、五方弁Mの操作を行うことにより図9に示すよう
な浴湯の加温、殺菌、濾過を行う流路を形成する場合
(以下濾過流路という)、図10に示すように濾過装置
の逆流洗浄を行う流路を形成する場合(以下逆洗流路と
いう)、及び図11に示すように逆洗後の洗浄を行う流
路を形成する場合(以下洗浄流路という)の三形態がつ
くられる。
【0034】次に具体的に、各流路における五方弁Mの
作動を説明すると次の通りである。
作動を説明すると次の通りである。
【0035】(i) 濾過流路を形成する場合(図6参
照)。 弁体Bを回動させて第1室17における第1弁口23を弁ケ
ース1の第1連通口6に連通させると共に、第2室18の
第3弁口25を第3連通口8に、また第4弁口26を第2連
通口7にそれぞれ連通させる。
照)。 弁体Bを回動させて第1室17における第1弁口23を弁ケ
ース1の第1連通口6に連通させると共に、第2室18の
第3弁口25を第3連通口8に、また第4弁口26を第2連
通口7にそれぞれ連通させる。
【0036】この状態で、循環ポンプPを作動させる
と、浴槽100 の吸水口108 、吸水パイプ107 からケーシ
ングAの入水口4に浴湯が送られ入水口4から保留空間
2を経て弁蓋体21の切欠部22より弁体Bの第1室17へ入
水し、第1弁口23から第1連通口6を経て循環流路Rへ
送水されて、加温、殺菌、濾過が行われて第2連通口7
から第4弁口26を経て第2室18に入水し、第2室18の第
3弁口25から第3連通口8を経て浴槽100 への吐出口10
6 に至り浴槽100 へ給水される。
と、浴槽100 の吸水口108 、吸水パイプ107 からケーシ
ングAの入水口4に浴湯が送られ入水口4から保留空間
2を経て弁蓋体21の切欠部22より弁体Bの第1室17へ入
水し、第1弁口23から第1連通口6を経て循環流路Rへ
送水されて、加温、殺菌、濾過が行われて第2連通口7
から第4弁口26を経て第2室18に入水し、第2室18の第
3弁口25から第3連通口8を経て浴槽100 への吐出口10
6 に至り浴槽100 へ給水される。
【0037】この流水経路を示すと、吸水口108 →入水
口4→第1室17→第1弁口23→第1連通口6→循環流路
R→第2連通口7→第4弁口26→第2室18→第3弁口25
→第3連通口8→吐出口106 となる。
口4→第1室17→第1弁口23→第1連通口6→循環流路
R→第2連通口7→第4弁口26→第2室18→第3弁口25
→第3連通口8→吐出口106 となる。
【0038】(ii) 逆洗流路を形成する場合(図7参
照)。 弁体Bを回動させて、第1室17における第1弁口23を弁
ケース1の第2連通口7に連通させると共に、第2室18
の第4弁口26を第1連通口6に、また第3弁口25を第4
連通口9にそれぞれ連通させる。この流水経路を示す
と、吸水口108 →入水口4→第1室17→第1弁口23→第
2連通口7→逆方向の循環流路R→第1連通口6→第2
室18の第4弁口26→第2室18→第3弁口25→第4連通口
9→汚水排出パイプ109 (iii) 洗浄流路を形成する場合(図8参照)。 弁体Bを回動させて、第1室17における第2弁口24を弁
ケース1の第1連通口6に連通させると共に、第3室19
の第5弁口27を第2連通口7に、また第6弁口28を第4
連通口9にそれぞれ連通させる。この流水経路を示す
と、吸水口108 →入水口4→第1室17→第2弁口24→第
1連通口6→循環流路R→第2連通口7→第3室19の第
5弁口27→第3室19→第6弁口28→第4連通口9→汚水
排出パイプ109 以上、(i),(ii),(iii)で述べたように五方弁Mは作動す
るものである。
照)。 弁体Bを回動させて、第1室17における第1弁口23を弁
ケース1の第2連通口7に連通させると共に、第2室18
の第4弁口26を第1連通口6に、また第3弁口25を第4
連通口9にそれぞれ連通させる。この流水経路を示す
と、吸水口108 →入水口4→第1室17→第1弁口23→第
2連通口7→逆方向の循環流路R→第1連通口6→第2
室18の第4弁口26→第2室18→第3弁口25→第4連通口
9→汚水排出パイプ109 (iii) 洗浄流路を形成する場合(図8参照)。 弁体Bを回動させて、第1室17における第2弁口24を弁
ケース1の第1連通口6に連通させると共に、第3室19
の第5弁口27を第2連通口7に、また第6弁口28を第4
連通口9にそれぞれ連通させる。この流水経路を示す
と、吸水口108 →入水口4→第1室17→第2弁口24→第
1連通口6→循環流路R→第2連通口7→第3室19の第
5弁口27→第3室19→第6弁口28→第4連通口9→汚水
排出パイプ109 以上、(i),(ii),(iii)で述べたように五方弁Mは作動す
るものである。
【0039】ここで、かかる24時間保温風呂における
五方弁Mのカム体30の作用を説明すると、カム体30の周
面に形成した凹部α,β,γは、循環浴槽の濾過流路、
逆洗流路、洗浄流路に対応して設けられているものであ
る。すなわち図14〜図16に示すように、凹部αは最
上段に凹設されており、これは濾過流路を形成すべく操
作盤(図示せず)を操作して弁体Bを回動した場合、一
定回動後に凹部αと最上段のリミットスイッチ31のセン
サー爪34とが係合し電動モータCへの通電を遮断して弁
体Bの回動を停止するものであり、この停止位置が濾過
流路の状態となる。
五方弁Mのカム体30の作用を説明すると、カム体30の周
面に形成した凹部α,β,γは、循環浴槽の濾過流路、
逆洗流路、洗浄流路に対応して設けられているものであ
る。すなわち図14〜図16に示すように、凹部αは最
上段に凹設されており、これは濾過流路を形成すべく操
作盤(図示せず)を操作して弁体Bを回動した場合、一
定回動後に凹部αと最上段のリミットスイッチ31のセン
サー爪34とが係合し電動モータCへの通電を遮断して弁
体Bの回動を停止するものであり、この停止位置が濾過
流路の状態となる。
【0040】また、凹部βは、中段に凹設されており、
これは逆洗流路を形成すべく操作盤(図示せず)を操作
して弁体Bを回動した場合、一定回動後に凹部βと中段
のリミットスイッチ32のセンサー爪35とが係合し電動モ
ータCへの通電を遮断して弁体Bの回動を停止するもの
であり、この停止位置が逆洗流路の状態となる。
これは逆洗流路を形成すべく操作盤(図示せず)を操作
して弁体Bを回動した場合、一定回動後に凹部βと中段
のリミットスイッチ32のセンサー爪35とが係合し電動モ
ータCへの通電を遮断して弁体Bの回動を停止するもの
であり、この停止位置が逆洗流路の状態となる。
【0041】また、凹部γは、最下段に凹設されてお
り、これは洗浄流路となるように操作盤(図示せず)を
操作し、又は逆洗後一定時間経過して自動的に弁体Bが
回動した場合、一定回動後に、凹部γと、最下段のリミ
ットスイッチ33のセンサー爪36とが係合し電動モータ
Cへの通電を遮断して弁体Bの回動を停止し、洗浄流路
の状態となる。
り、これは洗浄流路となるように操作盤(図示せず)を
操作し、又は逆洗後一定時間経過して自動的に弁体Bが
回動した場合、一定回動後に、凹部γと、最下段のリミ
ットスイッチ33のセンサー爪36とが係合し電動モータ
Cへの通電を遮断して弁体Bの回動を停止し、洗浄流路
の状態となる。
【0042】このように、操作盤(図示せず)により濾
過、逆洗、洗浄等の操作を行うものであり、まず当初に
濾過操作をすると、電動モータCにより弁体Bが回動し
てカム体30の凹部αとセンサー爪34との係合により濾
過流路の位置で弁体Bが停止する。通常の循環はかかる
濾過流路が使用されて24時間保温風呂としての機能を
果す。そして、時々、濾過装置103 の洗浄を行う場合
は、操作盤にて逆洗操作をすると、電動モータCが作動
して弁体Bが回動しカム体30の凹部32とセンサー爪35が
係合して弁体Bの逆洗位置で電動モータCが停止し、そ
の後、洗浄操作をし、或は予め定められた所要時間が経
過すると、洗浄操作により或は自動的に電動モータCが
作動して弁体Bが回動しカム体30の凹部33とセンサー爪
36が係合して弁体Bの洗浄位置で電動モータCが停止す
ることになるものである。
過、逆洗、洗浄等の操作を行うものであり、まず当初に
濾過操作をすると、電動モータCにより弁体Bが回動し
てカム体30の凹部αとセンサー爪34との係合により濾
過流路の位置で弁体Bが停止する。通常の循環はかかる
濾過流路が使用されて24時間保温風呂としての機能を
果す。そして、時々、濾過装置103 の洗浄を行う場合
は、操作盤にて逆洗操作をすると、電動モータCが作動
して弁体Bが回動しカム体30の凹部32とセンサー爪35が
係合して弁体Bの逆洗位置で電動モータCが停止し、そ
の後、洗浄操作をし、或は予め定められた所要時間が経
過すると、洗浄操作により或は自動的に電動モータCが
作動して弁体Bが回動しカム体30の凹部33とセンサー爪
36が係合して弁体Bの洗浄位置で電動モータCが停止す
ることになるものである。
【0043】
【効果】この発明によれば、多方弁の弁壁の外周面に、
隔壁先端との接合部に対応した位置で溝部が形成される
ので成形時に素材の合成樹脂の収縮によるいびつな「ひ
け」を防止でき、更には分割金型の接合部分に通常成形
される「バリ」取りの手間もなく、製造が簡易となる効
果を有する。
隔壁先端との接合部に対応した位置で溝部が形成される
ので成形時に素材の合成樹脂の収縮によるいびつな「ひ
け」を防止でき、更には分割金型の接合部分に通常成形
される「バリ」取りの手間もなく、製造が簡易となる効
果を有する。
【図1】本発明多方弁構造の全体正面図。
【図2】同平面図。
【図3】同底面図。
【図4】図1のA−A断面図。
【図5】本発明多方弁構造の分解斜視図。
【図6】濾過流路の場合の弁体位置を示す底面からみた
横断面図。
横断面図。
【図7】逆洗流路の場合の弁体位置を示す底面からみた
横断面図。
横断面図。
【図8】洗浄流路の場合の弁体位置を示す底面からみた
横断面図。
横断面図。
【図9】濾過流路の全体位置を示す模式図。
【図10】逆洗流路の全体位置を示す模式図。
【図11】洗浄流路の全体位置を示す模式図。
【図12】弁体の横断面図。
【図13】カム体の一部断面説明図。
【図14】図13のA−A線における断面図。
【図15】図13のB−B線における断面図。
【図16】図13のC−C線における断面図。
【図17】連通パイプの説明図。
A ケーシング B 弁体 C 電動モータ M 五方弁 1 弁ケース 3 保管ケース 4 入水口 16 弁壁 16' 隔壁 20 溝部 21 弁蓋体 23 嵌入溝
Claims (2)
- 【請求項1】 合成樹脂素材で成形した回転自在の多方
弁の弁体内部を流路形成のために隔壁で仕切ると共に、
隔壁と弁体との接合部に対応した弁体外周面に溝部を形
成してなる多方弁構造。 - 【請求項2】 溝部を多方弁の成形時の分割金型と分割
金型の接合部分に形成することを特徴とした請求項1記
載の多方弁構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16848694A JPH0828725A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 多方弁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16848694A JPH0828725A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 多方弁構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0828725A true JPH0828725A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15868989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16848694A Pending JPH0828725A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | 多方弁構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0828725A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1148521C (zh) * | 2000-04-03 | 2004-05-05 | 王斌 | 旋板式五通换向阀 |
WO2016140079A1 (ja) * | 2015-03-03 | 2016-09-09 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 流量制御弁 |
CN107883552A (zh) * | 2017-12-12 | 2018-04-06 | 珠海格力电器股份有限公司 | 五通阀、空调机组及控制方法 |
CN109424767A (zh) * | 2017-08-24 | 2019-03-05 | 大陆汽车系统公司 | 组合多端口阀 |
US11168797B2 (en) | 2017-08-24 | 2021-11-09 | Vitesco Technologies USA, LLC | Combination multi-port valve |
DE102021100589A1 (de) | 2021-01-13 | 2022-07-14 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Drehschieberventil |
US11703135B2 (en) | 2021-12-03 | 2023-07-18 | Vitesco Technologies USA, LLC | Multi-port coolant flow control valve assembly |
US11719350B2 (en) | 2019-06-12 | 2023-08-08 | Vitesco Technologies USA, LLC | Coolant flow control module |
US11988290B2 (en) | 2021-11-02 | 2024-05-21 | Vitesco Technologies USA, LLC | Coolant flow control valve |
-
1994
- 1994-07-20 JP JP16848694A patent/JPH0828725A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1148521C (zh) * | 2000-04-03 | 2004-05-05 | 王斌 | 旋板式五通换向阀 |
US10927972B2 (en) | 2015-03-03 | 2021-02-23 | Hitachi Automotive Systems, Ltd. | Flow rate control valve |
JPWO2016140079A1 (ja) * | 2015-03-03 | 2017-10-05 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 流量制御弁 |
CN107407432A (zh) * | 2015-03-03 | 2017-11-28 | 日立汽车系统株式会社 | 流量控制阀 |
WO2016140079A1 (ja) * | 2015-03-03 | 2016-09-09 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 流量制御弁 |
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US11168797B2 (en) | 2017-08-24 | 2021-11-09 | Vitesco Technologies USA, LLC | Combination multi-port valve |
CN109424767B (zh) * | 2017-08-24 | 2021-12-21 | 大陆汽车系统公司 | 组合多端口阀 |
US11629791B2 (en) | 2017-08-24 | 2023-04-18 | Vitesco Technologies USA, LLC | Combination multi-port valve |
CN107883552A (zh) * | 2017-12-12 | 2018-04-06 | 珠海格力电器股份有限公司 | 五通阀、空调机组及控制方法 |
US11719350B2 (en) | 2019-06-12 | 2023-08-08 | Vitesco Technologies USA, LLC | Coolant flow control module |
DE102021100589A1 (de) | 2021-01-13 | 2022-07-14 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Drehschieberventil |
US11988290B2 (en) | 2021-11-02 | 2024-05-21 | Vitesco Technologies USA, LLC | Coolant flow control valve |
US11703135B2 (en) | 2021-12-03 | 2023-07-18 | Vitesco Technologies USA, LLC | Multi-port coolant flow control valve assembly |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020625 |