JPH08287159A - 個人ライフプランに基づく最適保険の自動設計装置 - Google Patents

個人ライフプランに基づく最適保険の自動設計装置

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JPH08287159A
JPH08287159A JP10829995A JP10829995A JPH08287159A JP H08287159 A JPH08287159 A JP H08287159A JP 10829995 A JP10829995 A JP 10829995A JP 10829995 A JP10829995 A JP 10829995A JP H08287159 A JPH08287159 A JP H08287159A
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insurance
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JP10829995A
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Masakazu Kitayama
雅一 北山
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Sony Life Insurance Co Ltd
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KIYAPITARU ASETSUTO PLANNING KK
Sony Life Insurance Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 個人の個別ライフスタイルに応じて策定した
個人特有のライフプランに基づいて、的確かつ迅速に終
身保険、平準定期保険及び家族収入保険特約の保険商品
の最適な組合せを自動設計する。 【構成】 個人のデータ、個人のデータが無いか不明の
場合は標準的なデータを入力し、時系列的に収支のバラ
ンスを求め、これから必要保障額を求める。次に、ここ
で求めた必要保障額を満たす上記保険の組合せを求め
る。最大家族収入保険年金額累計と言う概念を導入し、
保険の上限額3億円を勘案して、ケースに分けて、終身
保険を主契約として、平準定期保険と家族収入保険を特
約とする保険の最適組合せを求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、個人の個別ライフスタ
イルに応じ、それぞれ個々人特有のライフプランを策定
し、このライフプランに基づいて、的確かつ迅速に最適
保険商品の組合せを提示・提案するための保険自動設計
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生命保険は、保険期間と保険金額を定
め、将来に起こるかもしれない不測の事態に対処するた
め用意された金融商品である。従来は、枠組みの定めら
れた保険商品を保険加入者に提示し販売するのが一般的
であった。この方法に対して最近は、将来起こるかもし
れない事態に対応するという観点から、加入者のライフ
プランを想定しこれに基づいてより木目の細かいサービ
スを提供する保険設計が求められるようになってきた。
【0003】即ち、個人の家族構成、職業、収入更には
住宅の建設・土地の購入計画、子弟の教育・結婚予定等
を考慮した個人のライフプランを想定し、これに基づい
て個人に最適な保険を提案・提供する方向へと保険販売
方法が変化してきている。このための第一ステップは、
加入者の個別のデータをベースに、将来に必要な資金、
将来の収入及び個々人の年毎の収支バランスを求め、個
々人のライフプランを策定することにある。第二ステッ
プで、こうして作成した個々人のライフプランを基本
に、最適の保険を設計し、加入者に迅速に提示・提案し
ようとすることにある。
【0004】第一ステップに関しては、既に保険業界で
は現実に実施されるようになってきている。しかし、第
二ステップに関しては、コンセプトとしては知られてい
るものの、具体的な算出原理が無く、保険関係者が勘に
頼って保険を適当に選択し、加入者に提示提案している
のが現状である。また厳密な計算を行って精度良く、希
望の保険を提示・提案をしようとする事例も見られる
が、これを実施するには、長時間を要し、保険の仕組み
を熟知した者でも、短い場合で数時間、長い場合では数
日を要するほどである。実際に保険を販売する保険販売
員は、保険の仕組みに関しては熟知しておらず、従って
計算を行うことは出来ず、加入者の希望を聞いて、これ
を持ち帰り専門担当者に計算をしてもらうといった道筋
を経なければならないのが実状である。
【0005】また、被保険者が死亡した場合、その後必
要な資金の支出のタイミングを分析すると、残された家
族の生活費、教育費のように死亡後毎年発生する資金と
葬式費用や相続税の支払いのように、被保険者の死亡し
た年にのみ発生する二つの性格の資金があることがわか
り、二つの資金の性格に適合した複数の保険商品の組み
合わせが重要である。
【0006】しかし、一人の被保険者が一生命保険会社
で契約可能な複数保険の契約限度額という制限、加えて
主契約の生命保険と特約による生命保険の間の組合せの
制限等の制約が存在し、複数の保険の組み合わせを設計
することは、ほとんど不可能な状況にある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】保険加入者の個別のラ
イフスタイルに基づくデータを基本に、将来の必要経
費、将来の予定収入等から、個々人の年毎の収支バラン
スを計算し、個々人のライフプランを策定した上で、個
々人に最適の保険を、迅速かつ的確に提示し得る様にす
るのが、本発明が解決しようとする課題である。
【0008】つまり本発明は、計算の手法を熟知しない
保険販売員でも、加入者の目の前で、資金の性格に適合
し、しかもリアルタイムで個々人のライフプランを前提
に、複数の保険商品の最適組み合わせを提示・提案する
ための自動設計装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、個人ライフプ
ランに基いて最適保険を自動設計するための装置であ
る。即ち、各個人ライフプランに基づいて、複数の保険
商品の最適組合せを自動設計するための装置であって、
表示装置と入力装置とメモリー装置と出力装置と処理装
置とから構成され、表示装置は、保険設計に必要な被保
険者の収入とライフスタイルに係るデータを順次入力す
るためのフオーマットと、もしデータがない場合に標準
値、平均値を表示するとともに、必要な出力を指令する
ための表示をするものであり、メモリー装置は、内部メ
モリー装置と外部メモリー装置とから構成され、内部メ
モリー装置は入力フオーマットを用いて入力されたデー
タを一時的にストアするもので、外部メモリー装置は入
力フオーマットを用いて入力されたデータに基づき処理
された結果をストアする必要保障額フアイルと、必要保
障額を求めるために必要な標準値、平均値の統計データ
をストアするための統計データフアイルと、保険商品に
ついてのデータを保険種類コードに基づいてストアする
商品マスターフアイルと、生命保険の主契約と特約の契
約の可能性に関するデータをストアする新契約用商品フ
アイルと、設計された保険のデータをストアする契約情
報フアイルとを含み処理装置は、ライフスタイルに関す
る項目を入力させるフオーマットを表示装置に表示さ
せ、表示されたフオーマットに従って入力装置から入力
されたデータに基づき、現在から将来にわたる分割性資
金必要保障額、ローン必要保障額、一時性資金必要保障
額を時系列的に計算し、それらを内部メモリーに一時的
にストアする第一処理手段と上記現在から将来にわたる
分割性資金必要保障額を表す数値を必要保障額(分割)
フアイルに、現在から将来にわたるローン必要保障額を
表す数値を必要保障額(ローン)フアイルに、現在から
将来にわたる一時性資金必要保障額を表す数値を必要保
障額(一時)フアイルにストアする第二の処理手段と上
記入力装置により入力されたデータに基づき家族収入保
険換算計数、最大家族収入保険年金額累計額等を求めて
変数として定義し、これらを一時的に内部メモリーにス
トアする第三の処理手段と分割性資金必要保障額、ロー
ン必要保障額、一時性資金必要保障額のそれぞれの金額
及びその合計に基づき、保険商品の選択、それぞれ保険
商品の保険金額と保険期間を求める第四の処理手段と、
必要保障額(分割)、必要保障額(ローン)、必要保障
額(一時)及び保険契約情報即ち複数の時系列の保険金
額を同時に表示装置にグラフで表示させる第六の処理手
段と入力装置から入力された出力指令に応答して、必要
なデータを保険契約情報フアイル等必要なフアイルから
呼び出して、指定のフオーマットに従って出力装置から
出力させる第七処理手段とを含んでなる、複数保険商品
の最適組み合わせを自動設計するための装置である。
【00010】以下、例示的に図を用いて本発明を説明
する。しかしながら、これらは本発明の範囲をなんら制
限するものではない。
【00011】第一図は、個人ライフプランに基づく複
数保険の最適組み合わせを、自動設計するための装置の
概要を示すものである。自動設計装置は、処理装置1、
内部メモリー装置2、外部メモリー装置3、表示装置
4、入力装置5及び出力装置6とから構成される。処理
装置としては、パソコンが最適に使用される。特にノー
ト型携帯用パソコンを使用するのが好ましい。これは、
保険販売員がパソコンを携帯して加入者の元に出向い
て、その場でリアルタイムで具体的に数値を、即ち複数
の保険の最適な組み合わせを提示することができるから
である。入力装置5は、自動設計のための基礎データを
入力し、また所望のデータを出力させるための指令をす
る装置である。表示装置は、入力データ、出力データを
表示するための表示装置であり、具体的にはCRTモニ
ターが使用される。出力装置は、必要なデータを出力す
るための装置である。内部メモリ装置は、入力データ、
処理されたデータ或いはプログラム等を一時的にストア
するためのものである。外部メモリー装置は、既知のデ
ータ及び処理されたデータを記録するものである。
【0012】外部メモリーに保存されるフアイルには、
必要保障額を計算するために必要な標準値、平均値の統
計データをストアするための統計データフアイルと、保
険商品についてのデータを保険種類コードに基づいてス
トアする商品マスターフアイルと、生命保険の主契約と
特約の契約の可能性に関するデータをストアする新契約
用商品フアイルと、設計された保険のデータをストアす
る契約情報フアイルと、現在から将来にわたる分割性資
金必要保障額を表す数値をストアする必要保障額(分
割)フアイルと、現在から将来にわたるローン必要保障
額を表す数値をストアする必要保障額(ローン)フアイ
ルと、現在から将来にわたる一時的資金を表す数値をス
トアする必要保障額(一時)フアイルとが含まれる。
【0013】次に、自動設計に必要なデータを入力装置
5より入力する。入力すべき数値が不明の場合は、労働
省、厚生省等から公表されているデータを外部フアイル
即ち統計データフアイル等から読み込み入力する。入力
すべきデーターを第二図に示している。
【0014】即ち、加入者の氏名、性別、生年月日、同
じく配偶者の氏名、性別、生年月日、子弟の性別、数、
それぞれの生年月日、加入者の職種データ、世帯収入デ
ータ、収入の上昇率、公的年金加入状況、世帯支出デー
タ、子弟の教育結婚プラン、夢プラン、生命保険等の加
入状況、預金、証券等の資金準備状況、世帯主死亡時一
時的に必要とする資金(本発明では整理相続資金と称
す)、及び物価等の上昇率のデータを入力する。
【0015】職種データは、勤務先の業種、勤務先の事
業規模(従業員数)、入社年度及び初任給から構成され
る。初任給の具体的な数値が無い場合は、業種、事業規
模及び入社年度から平均的な値が外部フアイルから読み
込み入力される。
【0016】世帯収入データは、加入者の退職予定年齢
及び現在の年収、同じく配偶者の退職予定年齢及び現在
の年収、並びにその他の収入から構成される。このデー
タをベースにして年収の上昇率データを考慮して、保険
加入後の経年年収が計算される。
【0017】公的年金データは、国民年金と厚生年金の
加入者及び配偶者それぞれの年金の現在の加入年数と標
準報酬月額である。年収上昇率と上記データから現在の
標準報酬月額と退職時までの標準報酬月額が計算され
る。
【0018】世帯支出データは、毎月の生活費、退職後
の毎月の生活費、毎月の住宅費(家賃)、住宅を購入す
る場合は、購入頭金、ローン金額、金利、期間、他に毎
月の貯蓄・金利、その他ローンの金額と金利、毎月の保
険料である。
【0019】子弟の教育結婚プランは、子弟それぞれの
学校の公立、私立の別、大学の公私の別、自宅通学か下
宿通学か、並びに結婚年齢と結婚費用である。生命保険
等の加入状況は、加入している保険の金額と加入期間で
ある。
【0020】以上のデータを入力した後、物価上昇率
(ここでは一般物価上昇率を年1.7%にまた教育・結
婚関連費用の上昇率を年2.5%に設定している)を勘
案して、暦年の収入と支出のバランスの計算を行う。こ
の計算結果が第三図に示されている。第二図から下記に
示す第五図に示されるものが、いわゆる個人ライフプラ
ンに相当するものである。これまでの作業は、該業界で
徐々に行われるようになってきている。
【0021】次に、加入者が万一死亡した場合の収入と
支出の収支を同様に時系列的に計算する。これを示した
のが第四図である。第四図のデータをベースに、加入者
死亡時から配偶者平均余命までの間の必要保障金額を計
算する。この結果は、第五図に示される。ここで必要保
障額(Aと称す)とは、現在年齢、性別に対する平均余
命時に於ける分割性資金(Lと称す)と一時性資金(S
と称す)を合算した金額である。分割性資金とは、被保
険者が死亡した場合予想される資金不足即ち年間生活
費、教育費、家賃の合計から公的年金受給額、配偶者の
年収、その他年収の合計額を差し引いた額を被保険者の
平均余命時まで毎年計算し、その資金不足額を被保険者
の死亡時から配偶者の平均余命時までを合計した額であ
る。また一時性資金とは、被保険者が死亡した場合、葬
式費用、相続税、通常の生活に戻るための生活建て直し
資金、その他緊急予備的に発生する資金及び住宅ローン
以外の借入残高の合計額である。
【0022】第五図には、必要保障額が分割性必要保障
額、住宅購入資金及び整理相続資金に分類して時系列的
に表示されている。ここで示されている必要保障額が、
被保険者が万一死亡した場合残された家族が必要とする
資金である。この必要な資金をいかに保険でカバーする
かが保険販売の最大のポイントである。
【0023】本発明は、上記必要な資金を賄うために、
終身保険を主契約に据えながら、これに平準定期保険と
家族収入保険とを組み合わせて、最適の複数の保険の組
み合わせを提示・提案することにある。ここで終身保険
とは、被保険者の死亡時に保険金を支払う保険である。
平準定期保険とは、一定期間に於ける死亡、高度障害を
保障する保険である。家族収入保険とは、被保険者の死
亡の際家族年金を毎月保険期間を満了するまで支払う保
険特約で、毎年年金月額が5%ずつ単利で増加するもで
ある。
【0024】従来は、第二図から第五図までのいわゆる
個人ライフプランの策定サービスは広く行われているも
のの、第五図で示した上記不足資金に基づいて保険を設
計することは、まして自動設計することは、作業が煩雑
で長時間を要するため事実上実施されていないのが現状
である。本発明者らは、これらの問題を解決し迅速且つ
的確に最適な保険組み合わせの設計を可能としたのであ
る。
【0025】本発明は、必要保障額を賄うための複数の
保険の最適組み合わせを自動的に設計するするものであ
る。これを行うに際し本発明者等は、最大家族収入保険
年金額累計(Kと称する)なる概念を導入した。Kは、
次式で定義されるものである。
【0026】
【数1】
【0027】数1に於いて、Xは家族収入保険営業保険
期間を、Zは家族収入保険期間に対応して毎月の年金月
額を一般の保険金に置き換える換算計数である。Zは、
具体的には保険期間によって定める値であって、保険期
間15年に対応するZは167、20年に対しZは21
4、25年に対しZは256、30年に対してはZは2
93と定める。家族収入保険営業保険期間Xは、家族収
入保険に実際に加入可能な保障期間で、保険契約年齢に
従って次のように定めている。契約年齢15〜75際に
対応するは、家族収入保険営業保険期間Xは15年、同
様に15〜70歳に対応するXは20年、以下同様に1
5〜65歳のXは25年、15〜60歳のXは30年
で、30年が最長である。
【0028】次に、具体的に最適保険を自動設計するの
であるが、先に導入した最大家族収入保険年金額累計
(K)の値によって、ケース分けを行う。第一のケース
は、分割性資金LがKよりも大きい場合である。第二の
ケースは、LがKよりも大きくなくて且つ分割性資金L
と一時性資金Sとの和が最大家族収入保険年金額累計K
に2000を加えた値より大きい場合である。第三のケ
ースは、LがKよりも大きくなくて且つ分割性資金Lと
一時性資金Sとの和が最大家族収入保険年金額累計Kに
2000を加えた値より大きくない場合である。第四の
ケースは、組み合わせ保険の合計額、厳密には終身保険
金額と家族収入保険保険金換算額と平準定期保険金額と
を加えた額が、3億円を超える場合である。なお、ここ
でいう家族収入保険保険金換算額は、月額の家族収入保
険年金月額Iに換算計数Zを掛けたものである。
【0029】本発明の骨子は既に説明したように、個々
人のライフスタイルに応じたライフプランを策定し、こ
れに基づいて終身保険を主契約に据えながら、これに平
準定期保険と家族収入保険とを組み合わせて、最適の複
数の保険の組み合わせを的確に且つ迅速に提示・提案す
ることにある。即ち、第五図で示した不足資金つまり必
要保障額を求め、この必要保障額をカバーすることので
きる保険の組み合わせを提案するのである。この必要保
障額を完全にカバーできれば理想的である。しかし、現
実には、保険金が賄える資金が必要保障額を超えること
もあるし、逆に保険金額が賄う資金が必要保障額を満た
さない場合もでてくる。従って、実際問題としては可能
な限り必要保障額を満たす保険の組み合わせを追求し、
設計することになる。
【0030】この課題を解くに当たっては、更に考慮す
べき事項がある。即ち、被保険者ひとりが加入できる保
険金額に上限があり、また保険には主契約と特約がある
が、主契約なしでは、特約を契約することはできない。
これらを勘案し、最適な保険の組み合わせを設計するた
め本発明では、 1)主契約保険である終身保険及び特約保険である家族
収入保険と平準定期保険の保険金額の合計が、3億円を
超えない 2)家族収入保険換算計数を関数に持つ最大家族収入保
険年金額累計Kという概念を導入する 3)主契約の終身保険の保険金と特約の家族収入保険の
換算保険金額の比率は1対14を越えないの前提条件下
に、ケース分けを行い最適保険の組み合わせを求めるも
のである。
【0031】第一のケースに於いては、分割性資金の額
がきわめて大きいので、基本的には終身保険と家族収入
保険で対応する。即ち、終身保険の保険金額(Wと称す
る)は、一律に2000万円、月額の家族収入保険の年
金月額(Iと称する)は数2式で、保険期間(Hと称す
る)は(Q−M)を上回る家族保険営業保険期間Xのう
ち最小値である。例えば、Q−Mが23となった場合H
は25である。平準定期保険は無しとする。なお、ここ
で、Qは、配偶者の平均余命であり、Mは、被保険者の
現在年齢である。
【0032】
【数2】
【0033】第二のケースは、分割性資金は終身保険と
家族収入保険との組み合わせでカバーできるが、分割性
資金と一時性資金の合計に対しては、加入可能保険金額
の上限及び主契約と特約の制限を越える場合である。終
身保険の保険金額Wは、被保険者ひとりに対する保険金
限度額から、家族収入保険の換算保険金を差し引いたも
のである。月額の家族収入保険の年金月額Iは、現在の
分割性資金と保険期間に対する年金月額累計額が一致す
べき家族収入保険年金月額である。、保険期間Hは、家
族収入保険営業保険期間Xのうち(Q−M)を上回る最
小値である。平準定期保険は無しとする。
【0034】第三のケースは、必要保障額が保険により
原則的にはカバーできる場合である。終身保険の保険金
額Wは、配偶者の平均余命時に予想される必要保障額
(分割性資金と一時性資金の合計額)と200万円のど
ちらか大きい金額である。家族収入保険の年金月額I
は、必要保障額から終身保険金及び平準定期保険金を控
除した金額と保険期間に対する年金月額累計が一致すべ
き家族収入保険年金月額で、保険期間Hは、家族収入保
険営業保険期間(X)のうち(QーM)を上回る最小値
である。平準定期保険の保険金額保険金額(Tと称す
る)は、住宅取得前年の一時性資金から終身保険金を控
除した金額で、保険期間(Vと称する)は、住宅取得予
定時の被保険者の年齢から現在の年齢を差し引いた期間
である。
【0035】必要保障額が時系列的に表示された第五図
に基づいて、自動設計された最適保険の組み合わせが第
六図に示されている。必要保障額が、終身保険、家族収
入保険及び平準定期保険の組み合わせで、カバーされて
いることが認められる。
【0036】
【図6】
【0037】第六図を求めるに際し、入力したデーター
及び必要に応じ統計データフアイル、商品構成フアイル
等々の各種データフアイルから読み込み入力され、処理
装置に於いて処理される。このようにして求められたデ
ータは、契約情報フアイルに書き込まれる。
【0038】第六図は、CRT表示装置に表示されると
共に、必要に応じ出力装置からプリントアウトされる。
第六図に表現されたものは、最終的に設計された保険の
組み合わせである。つまり、被保険者に提示・提案すべ
き保険の組み合わせである。
【0039】第六図には、終身保険2480万円、平準
定期保険で保険金額1230万円、保険期間5年及び月
額の家族収入保険の年金月額が14万円、保険期間25
年の組合せが記載されている。この保険に加入した場合
の保障額が下のグラフに示されている。このグラフから
わかるように、必要保障額をこれらの保険でカバーでき
ている状況が認められる。
【0040】第四のケースは、保険組み合わせによる保
険金額の合計額が3億円を超える場合である。この場合
は、必要保障額が保険により原則的にはカバーできな
い。終身保険の保険金額Wは、被保険者ひとりに対する
保険金額限度額から家族収入保険の換算保険金を控除し
た金額で、一時性資金額を上限とする。家族収入保険の
年金月額Iは現在の分割性資金と保険期間に対する年金
月額累計額が一致すべき家族収入保険年金月額で、保険
期間Hは、家族収入保険営業保険期間(X)のうち(Q
−M)を上回る最小値である。平準定期保険の保険金額
と保険期間(Vと称する)は、ゼロである。
【0041】
【発明の効果】保険項目をフオーマットに従い入力し、
個人別のライフプランを策定する。この個人ライフプラ
ンに基づいて、個人別の終身保険、平準定期保険及び家
族収入保険特約とからなる保険の組合せを迅速且つ的確
に提示・提案する事ができる。ノート型携帯用パソコン
を使用することにより、被保険者の目の前で、リアルタ
イムで個人のライフプランが策定でき、資金の性格に応
じた上記保険の最適組合せも自動的に設計される。被保
険者は、目の前で自分に最適の保険を自分が主体となっ
て、納得のいく環境で自分の保険を選択することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動設計装置の構成を示すブロック図である
【図2】保険項目を示す入力フオマットである
【図3】年度別収支バランスを示す図である
【図4】被保険者が死亡した場合の年度別収支を示す図
である
【図5】必要保障額を示す図である
【図6】最適保険を示す図である
【符号の説明】
1 処理装置 2 内部メモリー装置 3 外部メモリー装置 4 表示装置 5 入力装置 6 出力装置
【参考】 明細書中で使用した符号の簡単な説明 A 配偶者の平均余命における保障不足額。即ち、配
偶者の平均余命時における、分割性資金と一時性資金の
合計額 B 現在保障不足額 今もし、被保険者が死亡した場合の分割性資金と一時性
資金の合計額 M 被保険者の現在の年齢 L 分割性資金(現在) 被保険者が死亡した場合予想される資金不足の一形態。
即ち、年間生活費、教育費、家賃の合計から公的年金受
給額、配偶者年収、その他収入の合計額を差し引いた額
を、被保険者の配偶者の平均余命時まで計算し、その毎
年の資金不足額の第一期から配偶者の平均余命全う期ま
での合計額。非保険者の死亡後毎年発生する資金不足で
ある S 一時性資金(現在) 被保険者が今もし死亡した場合、葬式費用、相続税、通
常の生活に戻るための生活立直資金、その他緊急予備的
に発生する資金の合計額及び住宅ローン以外の借入残
高。被保険者が死亡した年のみ発生するものである H 家族収入保険の保険期間 J 住宅取得年齢 K 最大家族収入保険年金額累計 W 終身保険の保険金 T 平準定期保険の保険金額 V 平準定期保険の保険期間 I 家族収入保険の年金月額 X 家族収入保険営業保険期間 Hを上回り、家族収入保険に実際に加入可能な保障期間
で30年を越えない。契約年齢によって下記の通り定め
る 契約年齢 営業保険期間 15〜75 15年 15〜70 20年 15〜65 25年 15〜60 30年 Z 家族収入保険に対応する換算係数 家族収入保険の年金月額を保険金額に換算する係数で保
険期間によって下記の通りに定める 保険期間 換算係数 15 167 20 214 25 256 30 293
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、個人の個別ライフスタ
イルに応じ、それぞれ個々人特有のライフプランを策定
し、このライフプランに基づいて、的確かつ迅速に最適
保険商品の組合せを提示・提案するための保険自動設計
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】生命保険は、保険期間と保険金額を定
め、将来に起こるかもしれない不測の事態に対処するた
め用意された金融商品である。従来は、枠組みの定めら
れた保険商品を保険加入者に提示し販売するのが一般的
であった。この方法に対して最近は、将来起こるかもし
れない事態に対応するという観点から、加入者のライフ
プランを想定しこれに基づいてより木目の細かいサービ
スを提供する保険設計が求められるようになってきた。
【0003】即ち、個人の家族構成、職業、収入更には
住宅の建設・土地の購入計画、子弟の教育・結婚予定等
を考慮した個人のライフプランを想定し、これに基づい
て個人に最適な保険を提案・提供する方向へと保険販売
方法が変化してきている。このための第一ステップは、
加入者の個別のデータをベースに、将来に必要な資金、
将来の収入及び個々人の年毎の収支バランスを求め、個
々人のライフプランを策定することにある。第二ステッ
プで、こうして作成した個々人のライフプランを基本
に、最適の保険を設計し、加入者に迅速に提示・提案し
ようとすることにある。
【0004】第一ステップに関しては、既に保険業界で
は現実に実施されるようになってきている。しかし、第
二ステップに関しては、コンセプトとしては知られてい
るものの、具体的な算出原理が無く、保険関係者が勘に
頼って保険を適当に選択し、加入者に提示提案している
のが現状である。また厳密な計算を行って精度良く、希
望の保険を提示・提案をしようとする事例も見られる
が、これを実施するには、長時間を要し、保険の仕組み
を熟知した者でも、短い場合で数時間、長い場合では数
日を要するほどである。実際に保険を販売する保険販売
員は、保険の仕組みに関しては熟知しておらず、従って
計算を行うことは出来ず、加入者の希望を聞いて、これ
を持ち帰り専門担当者に計算をしてもらうといった道筋
を経なければならないのが実状である。
【0005】また、被保険者が死亡した場合、その後必
要な資金の支出のタイミングを分析すると、残された家
族の生活費、教育費のように死亡後毎年発生する資金と
葬式費用や相続税の支払いのように、被保険者の死亡し
た年にのみ発生する二つの性格の資金があることがわか
り、二つの資金の性格に適合した複数の保険商品の組み
合わせが重要である。
【0006】しかし、一人の被保険者が一生命保険会社
で契約可能な複数保険の契約限度額という制限、加えて
主契約の生命保険と特約による生命保険の間の組合せの
制限等の制約が存在し、複数の保険の組み合わせを設計
することは、ほとんど不可能な状況にある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】保険加入者の個別のラ
イフスタイルに基づくデータを基本に、将来の必要経
費、将来の予定収入等から、個々人の年毎の収支バラン
スを計算し、個々人のライフプランを策定した上で、個
々人に最適の保険を、迅速かつ的確に提示し得る様にす
るのが、本発明が解決しようとする課題である。
【0008】つまり本発明は、計算の手法を熟知しない
保険販売員でも、加入者の目の前で、資金の性格に適合
し、しかもリアルタイムで個々人のライフプランを前提
に、複数の保険商品の最適組み合わせを提示・提案する
ための自動設計装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、個人ライフプ
ランに基いて最適保険を自動設計するための装置であ
る。即ち、各個人ライフプランに基づき、個人の死亡後
に発生する資金を残された家族の生活費等毎年発生する
分割性資金と、葬式費用、相続税等個人の死亡した年の
み発生する一時性資金の二つの資金形態に分類し、その
資金の性格に適合させながら主契約としての終身保険、
平準定期保険及び家族収入保険特約(被保険者の死亡の
際、家族年金を毎月、保険期間満了時まで支払う保険特
約で、毎年年金月額が5%ずつ単利で増加するもので、
以下家族収入保険と称す)の三種の保険商品の最適組合
せを自動設計するための装置であって、表示装置と入力
装置とメモリー装置と出力装置と処理装置とから構成さ
れ、表示装置は、保険設計に必要な被保険者の収入とラ
イフスタイルに係るデータを順次入力するためのフオー
マットと、もしデータがない場合に標準値、平均値を表
示するとともに、必要な出力を指令するための表示をす
るものであり、メモリー装置は、内部メモリー装置と外
部メモリー装置とから構成され、内部メモリー装置は入
力フオーマットを用いて入力されたデータを一時的にス
トアするもので、外部メモリー装置は入力フオーマット
を用いて入力されたデータに基づき処理された結果をス
トアする必要保障額フアイルと、必要保障額を求めるた
めに必要な標準値、平均値の統計データをストアするた
めの統計データフアイルと、保険商品についてのデータ
を保険種類コードに基づいてストアする商品マスターフ
アイルと、生命保険の主契約と特約の契約の可能性に関
するデータをストアする新契約用商品フアイルと、設計
された保険のデータをストアする契約情報フアイルとを
含み処理装置は、ライフスタイルに関する項目を入力さ
せるフオーマットを表示装置に表示させ、表示されたフ
オーマットに従って入力装置から入力されたデータに基
づき、現在から将来にわたる分割性資金必要保障額、ロ
ーン必要保障額、一時性資金必要保障額を時系列的に計
算し、それらを内部メモリーに一時的にストアする第一
処理手段と上記現在から将来にわたる分割性資金必要保
障額を表す数値を必要保障額(分割)フアイルに、現在
から将来にわたるローン必要保障額を表す数値を必要保
障額(ローン)フアイルに、現在から将来にわたる一時
性資金必要保障額を表す数値を必要保障額(一時)フア
イルにストアする第二の処理手段と上記入力装置により
入力されたデータに基づき家族収入保険換算計数、最大
家族収入保険年金額累計額等を求めて変数として定義
し、これらを一時的に内部メモリーにストアする第三の
処理手段と分割性資金必要保障額、ローン必要保障額、
一時性資金必要保障額のそれぞれの金額及びその合計に
基づき、保険商品の選択、それぞれ保険商品の保険金額
と保険期間を求める第四の処理手段と、必要保障額(分
割)、必要保障額(ローン)、必要保障額(一時)及び
保険契約情報即ち複数の時系列の保険金額を同時に表示
装置にグラフで表示させる第五の処理手段と入力装置か
ら入力された出力指令に応答して、必要なデータを保険
契約情報フアイル等必要なフアイルから呼び出して、指
定のフオーマットに従って出力装置から出力させる第六
処理手段とを含んでなる、複数保険商品の最適組み合わ
せを自動設計するための装置である。
【0010】以下、例示的に図を用いて本発明を説明す
る。しかしながら、これらは本発明の範囲をなんら制限
するものではない。
【0011】第一図は、個人ライフプランに基づく複数
保険の最適組み合わせを、自動設計するための装置の概
要を示すものである。自動設計装置は、処理装置1、内
部メモリー装置2、外部メモリー装置3、表示装置4、
入力装置5及び出力装置6とから構成される。処理装置
としては、パソコンが最適に使用される。特にノート型
携帯用パソコンを使用するのが好ましい。これは、保険
販売員がパソコンを携帯して加入者の元に出向いて、そ
の場でリアルタイムで具体的に数値を、即ち複数の保険
の最適な組み合わせを提示することができるからであ
る。入力装置5は、自動設計のための基礎データを入力
し、また所望のデータを出力させるための指令をする装
置である。表示装置は、入力データ、出力データを表示
するための表示装置であり、具体的にはCRTモニター
が使用される。出力装置は、必要なデータを出力する
ための装置である。内部メモリ装置は、入力データ、処
理されたデータ或いはプログラム等を一時的にストアす
るためのものである。外部メモリー装置は、既知のデー
タ及び処理されたデータを記録するものである。
【0012】外部メモリーに保存されるフアイルには、
必要保障額を計算するために必要な標準値、平均値の統
計データをストアするための統計データフアイルと、保
険商品についてのデータを保険種類コードに基づいてス
トアする商品マスターフアイルと、生命保険の主契約と
特約の契約の可能性に関するデータをストアする新契約
用商品フアイルと、設計された保険のデータをストアす
る契約情報フアイルと、現在から将来にわたる分割性資
金必要保障額を表す数値をストアする必要保障額(分
割)フアイルと、現在から将来にわたるローン必要保障
額を表す数値をストアする必要保障額(ローン)フアイ
ルと、現在から将来にわたる一時的資金を表す数値をス
トアする必要保障額(一時)フアイルとが含まれる。
【0013】次に、自動設計に必要なデータを入力装置
5より入力する。入力すべき数値が不明の場合は、労働
省、厚生省等から公表されているデータを外部フアイル
即ち統計データフアイル等から読み込み入力する。入力
すべきデーターを第二図に示している。
【0014】即ち、加入者の氏名、性別、生年月日、同
じく配偶者の氏名、性別、生年月日、子弟の性別、数、
それぞれの生年月日、加入者の職種データ、世帯収入デ
ータ、収入の上昇率、公的年金加入状況、世帯支出デー
タ、子弟の教育結婚プラン、夢プラン、生命保険等の加
入状況、預金、証券等の資金準備状況、世帯主死亡時一
時的に必要とする資金(本発明では整理相続資金と称
す)、及び物価等の上昇率のデータを入力する。
【0015】職種データは、勤務先の業種、勤務先の事
業規模(従業員数)、入社年度及び初任給から構成され
る。初任給の具体的な数値が無い場合は、業種、事業規
模及び入社年度から平均的な値が外部フアイルから読み
込み入力される。
【0016】世帯収入データは、加入者の退職予定年齢
及び現在の年収、同じく配偶者の退職予定年齢及び現在
の年収、並びにその他の収入から構成される。このデー
タをベースにして年収の上昇率データを考慮して、保険
加入後の経年年収が計算される。
【0017】公的年金データは、国民年金と厚生年金の
加入者及び配偶者それぞれの年金の現在の加入年数と標
準報酬月額である。年収上昇率と上記データから現在の
標準報酬月額と退職時までの標準報酬月額が計算され
る。
【0018】世帯支出データは、毎月の生活費、退職後
の毎月の生活費、毎月の住宅費(家賃)、住宅を購入す
る場合は、購入頭金、ローン金額、金利、期間、他に毎
月の貯蓄・金利、その他ローンの金額と金利、毎月の保
険料である。
【0019】子弟の教育結婚プランは、子弟それぞれの
学校の公立、私立の別、大学の公私の別、自宅通学か下
宿通学か、並びに結婚年齢と結婚費用である。生命保険
等の加入状況は、加入している保険の金額と加入期間で
ある。
【0020】以上のデータを入力した後、物価上昇率
(ここでは一般物価上昇率を年1.7%にまた教育・
結婚関連費用の上昇率を年2.5%に設定している)を
勘案して、暦年の収入と支出のバランスの計算を行う。
この計算結果が第三図に示されている。第二図から下記
に示す第五図に示されるものが、いわゆる個人ライフプ
ランに相当するものである。これまでの作業は、該業界
で徐々に行われるようになってきている。
【0021】次に、加入者が万一死亡した場合の収入と
支出の収支を同様に時系列的に計算する。これを示した
のが第四図である。第四図のデータをベースに、加入者
死亡時から配偶者平均余命までの間の必要保障金額を計
算する。この結果は、第五図に示される。ここで必要保
障額(Aと称す)とは、現在年齢、性別に対する平均余
命時に於ける分割性資金(Lと称す)と一時性資金(S
と称す)を合算した金額である。分割性資金とは、被保
険者が死亡した場合予想される資金不足即ち年間生活
費、教育費、家賃の合計から公的年金受給額、配偶者の
年収、その他年収の合計額を差し引いた額を被保険者の
平均余命時まで毎年計算し、その資金不足額を被保険者
の死亡時から配偶者の平均余命時までを合計した額であ
る。また一時性資金とは、被保険者が死亡した場合、葬
式費用、相続税、通常の生活に戻るための生活建て直し
資金、その他緊急予備的に発生する資金及び住宅ローン
以外の借入残高の合計額である。
【0022】第五図には、必要保障額が分割性必要保障
額、住宅購入資金及び整理相続資金に分類して時系列的
に表示されている。ここで示されている必要保障額が、
被保険者が万一死亡した場合残された家族が必要とする
資金である。この必要な資金をいかに保険でカバーする
かが保険販売の最大のポイントである。
【0023】本発明は、上記必要な資金を賄うために、
終身保険を主契約に据えながら、これに平準定期保険と
家族収入保険とを組み合わせて、最適の複数の保険の組
み合わせを提示・提案することにある。ここで終身保険
とは、被保険者の死亡時に保険金を支払う保険である。
平準定期保険とは、一定期間に於ける死亡、高度障害を
保障する保険である。家族収入保険とは、被保険者の死
亡の際家族年金を毎月保険期間を満了するまで支払う保
険特約で、毎年年金月額が5%ずつ単利で増加するもで
ある。
【0024】従来は、第二図から第五図までのいわゆる
個人ライフプランの策定サービスは広く行われているも
のの、第五図で示した上記不足資金に基づいて保険を設
計することは、まして自動設計することは、作業が煩雑
で長時間を要するため事実上実施されていないのが現状
である。本発明者らは、これらの問題を解決し迅速且つ
的確に最適な保険組み合わせの設計を可能としたのであ
る。
【0025】本発明は、必要保障額を賄うための複数の
保険の最適組み合わせを自動的に設計するするものであ
る。これを行うに際し本発明者等は、最大家族収入保険
年金額累計(Kと称する)なる概念を導入した。Kは、
次式で定義されるものである。
【0026】
【数1】
【0027】数1に於いて、Xは家族収入保険営業保険
期間を、Zは家族収入保険期間に対応して毎月の年金月
額を一般の保険金に置き換える換算係数である。Zは、
具体的には保険期間によって定める値であって、保険期
間15年に対応するZは167、20年に対しZは21
4、25年に対しZは256、30年に対してはZは2
93と定める。家族収入保険営業保険期間Xは、家族収
入保険に実際に加入可能な保障期間で、保険契約年齢に
従って次のように定めている。契約年齢15〜75際に
対応する家族収入保険営業保険期間X、は15年、同様
に15〜70歳に対応するXは20年、以下同様に15
〜65歳のXは25年、15〜60歳のXは30年で、
30年が最長である。
【0028】次に、具体的に最適保険を自動設計するの
であるが、先に導入した最大家族収入保険年金額累計
(K)の値によって、ケース分けを行う。第一のケース
は、分割性資金LがKよりも大きい場合である。第二の
ケニスは、LがKよりも大きくなくて且つ分割性資金L
と一時性資金Sとの和が最大家族収入保険年金額累計K
に2000を加えた値より大きい場合である。第三のケ
ースは、LがKよりも大きくなくて且つ分割性資金Lと
一時性資金Sとの和が最大家族収入保険年金額累計Kに
2000を加えた値より大きくない場合である。第四の
ケースは、組み合わせ保険の合計額、厳密には終身保険
金額と家族収入保険保険金換算額と平準定期保険金額と
を加えた額が、3億円を超える場合である。なお、ここ
でいう家族収入保険保険金換算額は、月額の家族収入保
険年金月額1に換算係数Zを掛けたものである。
【0029】本発明の骨子は既に説明したように、個々
人のライフスタイルに応じたライフプランを策定し、こ
れに基づいて終身保険を主契約に据えながら、これに平
準定期保険と家族収入保険とを組み合わせて、最適の複
数の保険の組み合わせを的確に且つ迅速に提示・提案す
ることにある。即ち、第五図で示した不足資金つまり必
要保障額を求め、この必要保障額をカバーすることので
きる保険の組み合わせを提案するのである。この必要保
障額を完全にカバーできれば理想的である。しかし、現
実には、保険金が賄える資金が必要保障額を超えること
もあるし、逆に保険金額が賄う資金が必要保障額を満た
さない場合もでてくる。従って、実際問題としては可能
な限り必要保障額を満たす保険の組み合わせを追求し、
設計することになる。
【0030】この課題を解くに当たっては、更に考慮す
べき事項がある。即ち、被保険者ひとりが加入できる保
険金額に上限があり、また保険には主契約と特約がある
が、主契約なしでは、特約を契約することはできない。
これらを勘案し、最適な保険の組み合わせを設計するた
め本発明では、 1)主契約保険である終身保険及び特約保険である家族
収入保険と平準定期保険の保険金額の合計が、3億円を
超えない 2)家族収入保険換算係数を関数に持つ最大家族収入保
険年金額累計Kという概念を導入する 3)主契約の終身保険の保険金と特約の家族収入保険の
換算保険金額の比率は1対14を越えないの前提条件下
に、ケース分けを行い最適保険の組み合わせを求めるも
のである。
【0031】第一のケースに於いては、分割性資金の額
がきわめて大きいので、基本的には終身保険と家族収入
保険で対応する。即ち、終身保険の保険金額(Wと称す
る)は、一律に2000万円、月額の家族収入保険の年
金月額(Iと称する)は数2式で、保険期間(Hと称す
る)は(Q−M)を上回る家族保険営業保険期間Xのう
ち最小値である。例えば、Q−Mが23となった場合H
は25である。平準定期保険は無しとする。なお、ここ
で、Qは、配偶者の平均余命であり、Mは、被保険者の
現在年齢である。
【0032】
【数2】
【0033】第二のケースは、分割性資金は終身保険と
家族収入保険との組み合わせでカバーできるが、分割性
資金と一時性資金の合計に対しては、加入可能保険金額
の上限及び主契約と特約の制限を越える場合である。終
身保険の保険金額Wは、被保険者ひとりに対する保険金
限度額から、家族収入保険の換算保険金を差し引いたも
のである。月額の家族収入保険の年金月額Iは、現在の
分割性資金と保険期間に対する年金月額累計額が一致す
べき家族収入保険年金月額である。保険期間Hは、家族
収入保険営業保険期間Xのうち(Q−M)を上回る最小
値である。平準定期保険は無しとする。
【0034】第三のケースは、必要保障額が保険により
原則的にはカバーできる場合である。終身保険の保険金
額Wは、配偶者の平均余命時に予想される必要保障額
(分割性資金と一時性資金の合計額)と200万円のど
ちらか大きい金額である。家族収入保険の年金月額I
は、必要保障額から終身保険金及び平準定期保険金を控
除した金額と保険期間に対する年金月額累計が一致すべ
き家族収入保険年金月額で、保険期間Hは、家族収入保
険営業保険期間(X)のうち(Q−M)を上回る最小値
である。平準定期保険の保険金額保険金額(Tと称す
る)は、住宅取得前年の一時性資金から終身保険金を控
除した金額で、保険期間(Vと称する)は、住宅取得予
定時の被保険者の年齢から現在の年齢を差し引いた期間
である。
【0035】必要保障額が時系列的に表示された第五図
に基づいて、自動設計された最適保険の組み合わせが第
六図に示されている。必要保障額が、終身保険、家族収
入保険及び平準定期保険の組み合わせで、カバーされて
いることが認められる。
【0036】
【図6】
【0037】第六図を求めるに際し、入力したデーター
及び必要に応じ統計データフアイル、商品構成フアイル
等々の各種データフアイルから読み込み入力され、処理
装置に於いて処理される。このようにして求められたデ
ータは、契約情報フアイルに書き込まれる。
【0038】第六図は、CRT等の表示装置に表示され
ると共に、必要に応じ出力装置からプリントアウトされ
る。第六図に表現されたものは、最終的に設計された保
険の組み合わせである。つまり、被保険者に提示・提案
すべき保険の組み合わせである。
【0039】第六図には、終身保険2480万円、平準
定期保険で保険金額1230万円、保険期間5年及び月
額の家族収入保険の年金月額が14万円、保険期間25
年の組合せが記載されている。この保険に加入した場合
の保障額が下のグラフに示されている。このグラフから
わかるように、必要保障額をこれらの保険でカバーでき
ている状況が認められる。
【0040】第四のケースは、保険組み合わせによる保
険金額の合計額が3億円を超える場合である。この場合
は、必要保障額が保険により原則的にはカバーできな
い。終身保険の保険金額Wは、被保険者ひとりに対する
保険金額限度額から家族収入保険の換算保険金を控除し
た金額で、一時性資金額を上限とする。家族収入保険の
年金月額Iは現在の分割性資金と保険期間に対する年金
月額累計額が一致すべき家族収入保険年金月額で、保険
期間Hは、家族収入保険営業保険期間(X)のうち(Q
−M)を上回る最小値である。平準定期保険の保険金額
と保険期間(Vと称する)は、ゼロである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】保険項目を示す入力フオーマットであ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各個人ライフプランに基づき、個人の死亡
    後に発生する資金を残された家族の生活費等毎年発生す
    る分割性資金と、葬式費用、相続税等個人の死亡した年
    のみ発生する一時性資金の二つの資金形態に分類し、そ
    の資金の性格に適合させながら主契約としての終身保
    険、平準定期保険及び家族収入保険特約(被保険者の死
    亡の際、家族年金を毎月、保険期間満了時まで支払う保
    険特約で、毎年年金月額が5%ずつ単利で増加するもの
    で、以下家族収入保険と称す)の三種の保険商品の最適
    組合せを自動設計するための装置であって、 表示装置と入力装置とメモリー装置と出力装置と処理装
    置とから構成され、 表示装置は、保険設計に必要な被保険者の収入とライフ
    スタイルに係るデータを順次入力するためのフオーマッ
    トと、もしデータがない場合に標準値、平均値を表示す
    るとともに、必要な出力を指令するための表示をするも
    のであり、 メモリー装置は、内部メモリー装置と外部メモリー装置
    とから構成され、内部メモリー装置は入力フオーマット
    を用いて入力されたデータを一時的にストアするもの
    で、外部メモリー装置は入力フオーマットを用いて入力
    されたデータに基づき処理された結果をストアする必要
    保障額フアイルと、必要保障額を求めるために必要な標
    準値、平均値の統計データをストアするための統計デー
    タフアイルと、保険商品についてのデータを保険種類コ
    ードに基づいてストアする商品マスターフアイルと、生
    命保険の主契約と特約の契約の可能性に関するデータを
    ストアする新契約用商品フアイルと、設計された保険の
    データをストアする契約情報フアイルとを含み処理装置
    は、ライフスタイルに関する項目を入力させるフオーマ
    ットを表示装置に表示させ、表示されたフオーマットに
    従って入力装置から入力されたデータに基づき、現在か
    ら将来にわたる分割性資金必要保障額、ローン必要保障
    額、一時性資金必要保障額を時系列的に計算し、それら
    を内部メモリーに一時的にストアする第一処理手段と上
    記現在から将来にわたる分割性資金必要保障額を表す数
    値を必要保障額(分割)フアイルに、現在から将来にわ
    たるローン必要保障額を表す数値を必要保障額(ロー
    ン)フアイルに、現在から将来にわたる一時性資金必要
    保障額を表す数値を必要保障額(一時)フアイルにスト
    アする第二の処理手段と上記入力装置により入力された
    データに基づき家族収入保険換算計数、最大家族収入保
    険年金額累計額等を求めて変数として定義し、これらを
    一時的に内部メモリーにストアする第三の処理手段と分
    割性資金必要保障額、ローン必要保障額、一時性資金必
    要保障額のそれぞれの金額及びその合計に基づき、保険
    商品の選択、それぞれ保険商品の保険金額と保険期間を
    求める第四の処理手段と、 必要保障額(分割)、必要保障額(ローン)、必要保障
    額(一時)及び保険契約情報即ち複数の時系列の保険金
    額を同時に表示装置にグラフで表示させる第六の処理手
    段と入力装置から入力された出力指令に応答して、必要
    なデータを保険契約情報フアイル等必要なフアイルから
    呼び出して、指定のフオーマットに従って出力装置から
    出力させる第七処理手段とを含んでなる、 複数保険商品の最適組み合わせを自動設計するための装
    置。
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