JPH08286925A - プログラムロード方法およびそのプログラムロード方法を使用したパーソナルコンピュータ - Google Patents
プログラムロード方法およびそのプログラムロード方法を使用したパーソナルコンピュータInfo
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- JPH08286925A JPH08286925A JP7085504A JP8550495A JPH08286925A JP H08286925 A JPH08286925 A JP H08286925A JP 7085504 A JP7085504 A JP 7085504A JP 8550495 A JP8550495 A JP 8550495A JP H08286925 A JPH08286925 A JP H08286925A
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- card
- driver
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Abstract
(57)【要約】
【目的】PCカードの装着に応じてカードドライバ、お
よびアプリケーションプログラムの組み込みを動的に行
なう。 【構成】PCカード16が装着されると、そのPCカー
ド16のカード属性情報によってそのPCカード16の
種類が認識され、そのPCカード16に対応するPCカ
ードドライバであるフラッシュメモリカードドライバ1
21がシステムメモリ12にロードされる。PCカード
16がメモリカードの場合には、そのカード16に保存
されているデータファイルの種類が検出され、そのデー
タファイルを扱うことができるアプリケーションプログ
ラム127もシステムメモリ123にロードされて実行
される。従って、PCカード16を実際に使用するため
の環境が即座に実現される。
よびアプリケーションプログラムの組み込みを動的に行
なう。 【構成】PCカード16が装着されると、そのPCカー
ド16のカード属性情報によってそのPCカード16の
種類が認識され、そのPCカード16に対応するPCカ
ードドライバであるフラッシュメモリカードドライバ1
21がシステムメモリ12にロードされる。PCカード
16がメモリカードの場合には、そのカード16に保存
されているデータファイルの種類が検出され、そのデー
タファイルを扱うことができるアプリケーションプログ
ラム127もシステムメモリ123にロードされて実行
される。従って、PCカード16を実際に使用するため
の環境が即座に実現される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、PCカードのための
プログラムロード方法およびそのプロクラムロード方法
を使用したパーソナルコンピュータに関する。
プログラムロード方法およびそのプロクラムロード方法
を使用したパーソナルコンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーソナルコンピュータやワーク
ステーション等のデータ処理装置の外部記憶装置として
は、通常、ハードディスク装置やフロッピーディスク装
置などのディスク装置が用いられていた。
ステーション等のデータ処理装置の外部記憶装置として
は、通常、ハードディスク装置やフロッピーディスク装
置などのディスク装置が用いられていた。
【0003】最近では、それらディスク装置に代わる外
部記憶装置として、PCカードが使用されるようにな
り、カード装着用のスロットが標準装備されたパーソナ
ルコンピュータや、パーソナルコンピュータに外付けさ
れて使用されるカードリーダ/ライタなどの周辺装置も
開発されている。
部記憶装置として、PCカードが使用されるようにな
り、カード装着用のスロットが標準装備されたパーソナ
ルコンピュータや、パーソナルコンピュータに外付けさ
れて使用されるカードリーダ/ライタなどの周辺装置も
開発されている。
【0004】PCカードは携帯性に富んでおり、またフ
ロッピーディスクよりも大きな容量のファイルを取り扱
う事ができる。このため、特にノートブック型のポータ
ブルパーソナルコンピュータ、PDA、電子スチルカメ
ラなどの外部記憶装置として有効である。また、PCカ
ードにはメモリカードだけでなく、各種I/Oカードも
あり、ポータブルパーソナルコンピュータの機能拡張の
ためのオプションカードとしても最適である。
ロッピーディスクよりも大きな容量のファイルを取り扱
う事ができる。このため、特にノートブック型のポータ
ブルパーソナルコンピュータ、PDA、電子スチルカメ
ラなどの外部記憶装置として有効である。また、PCカ
ードにはメモリカードだけでなく、各種I/Oカードも
あり、ポータブルパーソナルコンピュータの機能拡張の
ためのオプションカードとしても最適である。
【0005】また、最近では、PCカードのリソース管
理機能などを標準装備した次世代OSの開発も進められ
ている。このようなOS環境下では、PCカードをパー
ソナルコンピュータに装着するだけで、そのPCカード
を使用するために必要なリソースの割り当てなどが自動
的に行われる。このようなOSの改良に伴い、現在で
は、PCカードの挿抜に応じてPCカードドライバの組
み込みと解放を動的に行うための方法が要求されてい
る。
理機能などを標準装備した次世代OSの開発も進められ
ている。このようなOS環境下では、PCカードをパー
ソナルコンピュータに装着するだけで、そのPCカード
を使用するために必要なリソースの割り当てなどが自動
的に行われる。このようなOSの改良に伴い、現在で
は、PCカードの挿抜に応じてPCカードドライバの組
み込みと解放を動的に行うための方法が要求されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、PCカードを
制御する従来のクライアントドライバは、システムの起
動と共に主記憶内に組み込まれ、主記憶上に常駐され続
けるタイプのものがほとんどである。
制御する従来のクライアントドライバは、システムの起
動と共に主記憶内に組み込まれ、主記憶上に常駐され続
けるタイプのものがほとんどである。
【0007】このため、OSによってリソース管理が行
われても、PCカードの挿抜に応じてPCカードドライ
バの組み込みと解放を動的に行なったり、そのPCカー
ドを扱うアプリケーションプログラムを自動的に起動し
て、PCカードを装着するだけでカード内データを即座
に処理するなどの応用を行うことはできなかった。した
がって、OSに用意されたリソース管理機能を有効利用
することが困難であった。
われても、PCカードの挿抜に応じてPCカードドライ
バの組み込みと解放を動的に行なったり、そのPCカー
ドを扱うアプリケーションプログラムを自動的に起動し
て、PCカードを装着するだけでカード内データを即座
に処理するなどの応用を行うことはできなかった。した
がって、OSに用意されたリソース管理機能を有効利用
することが困難であった。
【0008】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、カードの挿抜に応じてカードドライバやアプリ
ケーションプログラムの組み込みと解放を動的に行なう
ことができるプログラムロード方法およびそのプログラ
ムロード方法を使用したパーソナルコンピュータを提供
することを目的とする。
もので、カードの挿抜に応じてカードドライバやアプリ
ケーションプログラムの組み込みと解放を動的に行なう
ことができるプログラムロード方法およびそのプログラ
ムロード方法を使用したパーソナルコンピュータを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】この発明は、
PCカードが着脱自在に装着可能なパーソナルコンピュ
ータの主記憶上にプログラムを動的にロードするプログ
ラムロード方法であって、PCカードの装着に応答して
そのPCカードからカード属性情報をリードして前記P
Cカードの種類を認識し、そのPCカードの種類に対応
するPCカードドライバを主記憶にロードするドライバ
ロードステップと、前記PCカードがメモリカードの
時、そのPCカードに保存されているデータファイルの
種類を前記PCカードドライバに検出させるステップ
と、この検出結果に従って、前記PCカードのデータフ
ァイルを扱うことができるアプリケーションプログラム
を前記主記憶にロードするプログラムロードステップと
を具備し、PCカードの装着に応答してそのPCカード
に対応したアプリケーションプログラムを自動的に起動
できるようにしたことを特徴とする。
PCカードが着脱自在に装着可能なパーソナルコンピュ
ータの主記憶上にプログラムを動的にロードするプログ
ラムロード方法であって、PCカードの装着に応答して
そのPCカードからカード属性情報をリードして前記P
Cカードの種類を認識し、そのPCカードの種類に対応
するPCカードドライバを主記憶にロードするドライバ
ロードステップと、前記PCカードがメモリカードの
時、そのPCカードに保存されているデータファイルの
種類を前記PCカードドライバに検出させるステップ
と、この検出結果に従って、前記PCカードのデータフ
ァイルを扱うことができるアプリケーションプログラム
を前記主記憶にロードするプログラムロードステップと
を具備し、PCカードの装着に応答してそのPCカード
に対応したアプリケーションプログラムを自動的に起動
できるようにしたことを特徴とする。
【0010】このプログラムロード方法においては、P
Cカードが装着されると、そのPCカードのカード属性
情報によってそのPCカードの種類が認識され、そのP
Cカードに対応するPCカードドライバが主記憶にロー
ドされる。PCカードがメモリカードの場合には、その
カードに保存されているデータファイルの種類が検出さ
れ、そのデータファイルを扱うことができるアプリケー
ションプログラムが主記憶にロードされる。
Cカードが装着されると、そのPCカードのカード属性
情報によってそのPCカードの種類が認識され、そのP
Cカードに対応するPCカードドライバが主記憶にロー
ドされる。PCカードがメモリカードの場合には、その
カードに保存されているデータファイルの種類が検出さ
れ、そのデータファイルを扱うことができるアプリケー
ションプログラムが主記憶にロードされる。
【0011】これにより、例えば、画像ファイルを格納
したPCカードをパーソナルコンピュータに装着される
と、そのPCカードの画像ファイルを扱うことができる
アプリケーションプログラムが自動的に実行され、その
画像ファイルの表示、編集などを行うための環境が即座
に実現される。
したPCカードをパーソナルコンピュータに装着される
と、そのPCカードの画像ファイルを扱うことができる
アプリケーションプログラムが自動的に実行され、その
画像ファイルの表示、編集などを行うための環境が即座
に実現される。
【0012】また、この発明は、PCカードが着脱自在
に装着可能な複数のPCカードスロットを有するパーソ
ナルコンピュータにおいて、前記PCカードスロットへ
のPCカードの装着に応答してそのPCカードからカー
ド属性情報をリードし、そのカード属性情報に定義され
たカード識別情報を検出する手段と、カード識別情報と
PCカードドライバとの対応関係を示すテーブルを参照
して、前記検出されたカード識別情報に対応するPCカ
ードドライバを決定し、そのPCカードドライバが主記
憶上に存在するか否かを検出する手段と、前記検出され
たカード識別情報に対応するPCカードドライバが主記
憶上に存在しない時、前記PCカードドライバを主記憶
にロードする手段と、前記リードしたカード属性情報に
従って、前記PCカードを使用するための環境設定を実
行する手段と、前記PCカードの抜去に応答してその抜
去されたPCカードと同一種のPCカードが他のPCカ
ードスロットに装着されているか否かを検出する手段
と、抜去されたPCカードと同一種のPCカードが装着
されていない時、前記抜去されたPCカードに対応する
PCカードドライバが常駐している主記憶上の領域を解
放する手段とを具備することを特徴とする。
に装着可能な複数のPCカードスロットを有するパーソ
ナルコンピュータにおいて、前記PCカードスロットへ
のPCカードの装着に応答してそのPCカードからカー
ド属性情報をリードし、そのカード属性情報に定義され
たカード識別情報を検出する手段と、カード識別情報と
PCカードドライバとの対応関係を示すテーブルを参照
して、前記検出されたカード識別情報に対応するPCカ
ードドライバを決定し、そのPCカードドライバが主記
憶上に存在するか否かを検出する手段と、前記検出され
たカード識別情報に対応するPCカードドライバが主記
憶上に存在しない時、前記PCカードドライバを主記憶
にロードする手段と、前記リードしたカード属性情報に
従って、前記PCカードを使用するための環境設定を実
行する手段と、前記PCカードの抜去に応答してその抜
去されたPCカードと同一種のPCカードが他のPCカ
ードスロットに装着されているか否かを検出する手段
と、抜去されたPCカードと同一種のPCカードが装着
されていない時、前記抜去されたPCカードに対応する
PCカードドライバが常駐している主記憶上の領域を解
放する手段とを具備することを特徴とする。
【0013】このパーソナルコンピュータにおいては、
PCカードドライバの組み込み、解放処理が動的に実行
され、また、その拡張機能としてメモリカード内に存在
するデータとOS上のアプリケーションとを連動させる
ことにより、挿入直後にPCカードの認識結果とメモリ
カード内データを即座に使用できる。したがって、メモ
リカードに既にデータが格納されている場合には、アプ
リケーションを改めて選択する必要が不要となる。
PCカードドライバの組み込み、解放処理が動的に実行
され、また、その拡張機能としてメモリカード内に存在
するデータとOS上のアプリケーションとを連動させる
ことにより、挿入直後にPCカードの認識結果とメモリ
カード内データを即座に使用できる。したがって、メモ
リカードに既にデータが格納されている場合には、アプ
リケーションを改めて選択する必要が不要となる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。図1には、この発明の一実施例に係るポータブ
ルパーソナルコンピュータのハードウェアおよびソフト
ウェア構成が示されている。このパーソナルコンピュー
タには、CPU11、システムメモリ12、ハードディ
スク装置13、PCカードコントローラ14、PCカー
ドホストアダプタ15が設けられており、CPU11、
システムメモリ12、ハードディスク装置13、および
PCカードコントローラ14はシステムバス10に接続
されている。
明する。図1には、この発明の一実施例に係るポータブ
ルパーソナルコンピュータのハードウェアおよびソフト
ウェア構成が示されている。このパーソナルコンピュー
タには、CPU11、システムメモリ12、ハードディ
スク装置13、PCカードコントローラ14、PCカー
ドホストアダプタ15が設けられており、CPU11、
システムメモリ12、ハードディスク装置13、および
PCカードコントローラ14はシステムバス10に接続
されている。
【0015】PCカードホストアダプタ15には2つの
PCカードスロットが設けられており、それらPCカー
ドスロットにはPCカード16,17が取り外し自在に
装着される。
PCカードスロットが設けられており、それらPCカー
ドスロットにはPCカード16,17が取り外し自在に
装着される。
【0016】PCカード16,17は、PCMCIAに
準拠した物理的および電気的仕様を持つメモリまたはI
/Oカードである。以下、PCカード16がフラッシュ
メモリカードであり、そのPCカード16がPCカード
スロットに装着された場合を例にとって説明する。
準拠した物理的および電気的仕様を持つメモリまたはI
/Oカードである。以下、PCカード16がフラッシュ
メモリカードであり、そのPCカード16がPCカード
スロットに装着された場合を例にとって説明する。
【0017】PCカード16がフラッシュメモリカード
である場合、そのPCカード16には、図示のように、
カード属性情報が格納されたアトリビュートメモリの
他、複数のフラッシュEEPROMから構成されるユー
ザデータ格納用のコモンメモリが設けられる。カード属
性情報には、PCカード16の種類を示すカード識別情
報や、PCカード16の環境設定に使用されるコンフィ
グレーション情報などが定義されている。
である場合、そのPCカード16には、図示のように、
カード属性情報が格納されたアトリビュートメモリの
他、複数のフラッシュEEPROMから構成されるユー
ザデータ格納用のコモンメモリが設けられる。カード属
性情報には、PCカード16の種類を示すカード識別情
報や、PCカード16の環境設定に使用されるコンフィ
グレーション情報などが定義されている。
【0018】PCカード16の認識およびアクセスは、
ハードディスク装置13からシステムメモリ12に動的
にロードされて実行されるフラッシュメモリカードドラ
イバ121と、オペレーティングシステム125の一部
として用意されているカードサービス122、ソケット
サービス123、およびメモリテクノロジトライバ12
4などによって制御される。
ハードディスク装置13からシステムメモリ12に動的
にロードされて実行されるフラッシュメモリカードドラ
イバ121と、オペレーティングシステム125の一部
として用意されているカードサービス122、ソケット
サービス123、およびメモリテクノロジトライバ12
4などによって制御される。
【0019】カードサービス122は、カード識別情報
とPCカードドライバとを結び付けるための参照テーブ
ルデータを検索することによってPCカード16に対応
するPCカードドライバがフラッシュメモリカードドラ
イバ121であることを検知し、そのフラッシュメモリ
カードドライバ121をハードディスク装置13からシ
ステムメモリ12に動的にロードして実行する機能を有
している。ソケットサービス123は、PCカードの挿
抜を検知する機能などを有している。
とPCカードドライバとを結び付けるための参照テーブ
ルデータを検索することによってPCカード16に対応
するPCカードドライバがフラッシュメモリカードドラ
イバ121であることを検知し、そのフラッシュメモリ
カードドライバ121をハードディスク装置13からシ
ステムメモリ12に動的にロードして実行する機能を有
している。ソケットサービス123は、PCカードの挿
抜を検知する機能などを有している。
【0020】フラッシュメモリカードドライバ121
は、フラッシュメモリカードに対応したPCカードドラ
イバプログラムであり、PCMCIAで規定されている
クライアントドライバとして使用される。
は、フラッシュメモリカードに対応したPCカードドラ
イバプログラムであり、PCMCIAで規定されている
クライアントドライバとして使用される。
【0021】このフラッシュメモリカードドライバ12
1は、オペレーティングシステム125やアプリケーシ
ョンプログラム127からのコマンドをフラッシュメモ
リカード用のコマンド(ページライトコマンド、ページ
リードコマンド、ブロックイレーズコマンドなど)に変
換して、PCカード16をアクセス制御する。
1は、オペレーティングシステム125やアプリケーシ
ョンプログラム127からのコマンドをフラッシュメモ
リカード用のコマンド(ページライトコマンド、ページ
リードコマンド、ブロックイレーズコマンドなど)に変
換して、PCカード16をアクセス制御する。
【0022】また、フラッシュメモリカードドライバ1
21は、PCカード16に保存されているデータファイ
ルの種類をアプリケーションオートローダ16に通知し
て、そのデータファイルを扱うことができるアプリケー
ションプログラム127をハードディスク装置13から
システムメモリ12に動的にロードさせる機能を有して
いる。
21は、PCカード16に保存されているデータファイ
ルの種類をアプリケーションオートローダ16に通知し
て、そのデータファイルを扱うことができるアプリケー
ションプログラム127をハードディスク装置13から
システムメモリ12に動的にロードさせる機能を有して
いる。
【0023】アプリケーションオートローダ16は、オ
ペレーティングシステム125またはフラッシュメモリ
カードドライバ121の一部として用意されたものであ
り、図2に示されているようなデータファイル拡張子と
アプリケーションプログラムの実行ファイル名との対応
関係が記述された参照テーブルデータを検索して、通知
されたデータファイル拡張子に対応するアプリケーショ
ンプログラムを検出し、それをロードする。
ペレーティングシステム125またはフラッシュメモリ
カードドライバ121の一部として用意されたものであ
り、図2に示されているようなデータファイル拡張子と
アプリケーションプログラムの実行ファイル名との対応
関係が記述された参照テーブルデータを検索して、通知
されたデータファイル拡張子に対応するアプリケーショ
ンプログラムを検出し、それをロードする。
【0024】次に、図3を参照して、この発明のプログ
ラムダイナミックロードの原理を説明する。PCカード
16がPCカードホストアダプタ15のカードスロット
に装着されると、ソケット/カードサービス122,1
23によってそのカード16の認識が行われ、PCカー
ド16の種類が決定される(ステップS11)。このカ
ード認識では、カード識別子とクライアントドライバと
の対応が記述された参照テーブルデータが利用され、P
Cカード16に対応するクライアントドライバとしてフ
ラッシュメモリカードドライバ121が決定される。
ラムダイナミックロードの原理を説明する。PCカード
16がPCカードホストアダプタ15のカードスロット
に装着されると、ソケット/カードサービス122,1
23によってそのカード16の認識が行われ、PCカー
ド16の種類が決定される(ステップS11)。このカ
ード認識では、カード識別子とクライアントドライバと
の対応が記述された参照テーブルデータが利用され、P
Cカード16に対応するクライアントドライバとしてフ
ラッシュメモリカードドライバ121が決定される。
【0025】次に、カードサービス122は、フラッシ
ュメモリカードドライバ121をシステムメモリ12に
ロードして実行する(ステップS12)。フラッシュメ
モリカードドライバ121は、PCカード16に保存さ
れているデータファイルを検索してファイル識別子を検
出し(ステップS13)、そのファイル識別子をアプリ
ケーションオートローダ126に通知する(ステップS
14)。
ュメモリカードドライバ121をシステムメモリ12に
ロードして実行する(ステップS12)。フラッシュメ
モリカードドライバ121は、PCカード16に保存さ
れているデータファイルを検索してファイル識別子を検
出し(ステップS13)、そのファイル識別子をアプリ
ケーションオートローダ126に通知する(ステップS
14)。
【0026】アプリケーションオートローダ126は、
ファイル識別子と実行ファイルとの対応関係を示す参照
テーブルデータを参照し、ファイル識別子に対応するア
プリケーションプログラムをシステムメモリ12にロー
ドして実行させる(ステップS15)。
ファイル識別子と実行ファイルとの対応関係を示す参照
テーブルデータを参照し、ファイル識別子に対応するア
プリケーションプログラムをシステムメモリ12にロー
ドして実行させる(ステップS15)。
【0027】このように、この実施例では、PCカード
16のカード属性情報には識別情報が定義されており、
またPCカードとクライアントドライバを結び付けるた
めの参照テーブルデータ、およびデータファイル識別子
とアプリケーションプログラムを結び付けるための参照
テーブルデータがそれぞれファイルとして用意されてい
る。従って、PCカード16が装着された時には、従来
のようなシステムメモリ12内に常駐されているクライ
アント登録済みのPCカードドライバに対してカードサ
ービス122からPCカード16の挿入が通知されるの
ではなく、この実施例では、PCカード16の挿入に応
答して、フラッシュメモリカードドライバ121をシス
テムメモリ12にダイナミックにロードして実行するこ
とができる。
16のカード属性情報には識別情報が定義されており、
またPCカードとクライアントドライバを結び付けるた
めの参照テーブルデータ、およびデータファイル識別子
とアプリケーションプログラムを結び付けるための参照
テーブルデータがそれぞれファイルとして用意されてい
る。従って、PCカード16が装着された時には、従来
のようなシステムメモリ12内に常駐されているクライ
アント登録済みのPCカードドライバに対してカードサ
ービス122からPCカード16の挿入が通知されるの
ではなく、この実施例では、PCカード16の挿入に応
答して、フラッシュメモリカードドライバ121をシス
テムメモリ12にダイナミックにロードして実行するこ
とができる。
【0028】また、PCカード16内に存在するデータ
とOS上のアプリケーションとを連動させることによ
り、挿入直後にPCカード16の認識結果とPCカード
16内データを即座に使用できる。したがって、既にユ
ーザデータが格納されているPCカード16を使用する
場合には、そのデータを扱うアプリケーションを改めて
選択する必要が不要となる。
とOS上のアプリケーションとを連動させることによ
り、挿入直後にPCカード16の認識結果とPCカード
16内データを即座に使用できる。したがって、既にユ
ーザデータが格納されているPCカード16を使用する
場合には、そのデータを扱うアプリケーションを改めて
選択する必要が不要となる。
【0029】次に、図4および図5のフローチャートを
参照して、プログラムをダイナミックロードする手順を
具体的に説明する。PCカード16がPCカードホスト
アダプタ15のカードスロットに物理的に接続される
と、PCカードサポートソフトウェアであるソケットサ
ービス123がそれを検知して、カードサービス122
にカード挿入を通知する(ステップS101)。カード
サービス122は、PCカード16のカード属性情報
(CIS)をリードする。カード属性情報が正常に読み
取れなかった場合には(ステップS102)、カード認
識処理失敗となり、異常終了される(ステップS10
4)。
参照して、プログラムをダイナミックロードする手順を
具体的に説明する。PCカード16がPCカードホスト
アダプタ15のカードスロットに物理的に接続される
と、PCカードサポートソフトウェアであるソケットサ
ービス123がそれを検知して、カードサービス122
にカード挿入を通知する(ステップS101)。カード
サービス122は、PCカード16のカード属性情報
(CIS)をリードする。カード属性情報が正常に読み
取れなかった場合には(ステップS102)、カード認
識処理失敗となり、異常終了される(ステップS10
4)。
【0030】一方、カード属性情報のリードに成功した
場合には、カードサービス122は、カード属性情報に
定義されているカード識別情報を利用して、カード識別
情報とPCカードドライバとの対応関係が定義された参
照テーブルデータを検索し、挿入されたPCカードの識
別情報が登録されているか否かを調べる(ステップS1
03)。挿入されたPCカードの識別情報が登録されて
無いならば、異常終了となる(ステップS104)。
場合には、カードサービス122は、カード属性情報に
定義されているカード識別情報を利用して、カード識別
情報とPCカードドライバとの対応関係が定義された参
照テーブルデータを検索し、挿入されたPCカードの識
別情報が登録されているか否かを調べる(ステップS1
03)。挿入されたPCカードの識別情報が登録されて
無いならば、異常終了となる(ステップS104)。
【0031】識別情報が登録されていれば、カードサー
ビス122は、その識別情報に対応するPCカードドラ
イバが既にメモリ12にロードされて組み込まれている
か否か(クライアント登録済か否か)を調べ、組み込ま
れていれば、そのPCカードドライバにPCカード16
の挿入を通知する。
ビス122は、その識別情報に対応するPCカードドラ
イバが既にメモリ12にロードされて組み込まれている
か否か(クライアント登録済か否か)を調べ、組み込ま
れていれば、そのPCカードドライバにPCカード16
の挿入を通知する。
【0032】組み込まれて無ければ、カードサービス1
22は、該当するPCカードドライバ、すなわちフラッ
シュメモリカードドライバ121の実行組み込みを即座
に行い、実行形式になっているフラッシュメモリカード
ドライバ121をメモリ12に常駐させる(ステップS
105)。
22は、該当するPCカードドライバ、すなわちフラッ
シュメモリカードドライバ121の実行組み込みを即座
に行い、実行形式になっているフラッシュメモリカード
ドライバ121をメモリ12に常駐させる(ステップS
105)。
【0033】組み込み終了後、フラッシュメモリカード
ドライバ121は、カードサービス122にクライアン
ト登録を行い、カード属性情報のデータを用いてPCカ
ード16の環境設定をするようにカードサービス122
に要求する。
ドライバ121は、カードサービス122にクライアン
ト登録を行い、カード属性情報のデータを用いてPCカ
ード16の環境設定をするようにカードサービス122
に要求する。
【0034】カードサービス122がすべての環境設定
を正常に終了すると(ステップS106)、PCカード
16が使用可能状態になったことが、表示画面上へのメ
ッセージ表示や、アイコン表示などにより通知される
(ステップS107,S108)。
を正常に終了すると(ステップS106)、PCカード
16が使用可能状態になったことが、表示画面上へのメ
ッセージ表示や、アイコン表示などにより通知される
(ステップS107,S108)。
【0035】次に、PCカード16内データとOS上の
アプリケーションを連動させるための処理が、以下のよ
うに実行される。すなわち、フラッシュメモリカードド
ライバ121は、まず、PCカード16がフォーマット
されていて既に使用可能か、それともフォーマットする
必要があるかを確認する(ステップS109)。未フォ
ーマットであれば、フラッシュメモリカードドライバ1
21は、フォーマットユーティリティだけを起動し、P
Cカード16のフォーマッティングを実行させる(ステ
ップS110)。
アプリケーションを連動させるための処理が、以下のよ
うに実行される。すなわち、フラッシュメモリカードド
ライバ121は、まず、PCカード16がフォーマット
されていて既に使用可能か、それともフォーマットする
必要があるかを確認する(ステップS109)。未フォ
ーマットであれば、フラッシュメモリカードドライバ1
21は、フォーマットユーティリティだけを起動し、P
Cカード16のフォーマッティングを実行させる(ステ
ップS110)。
【0036】フォーマット済か否かの確認は、ユーザに
見えない形で一度だけPCカード16のコモンメモリに
アクセスを試みるだけで行うことができる。次に、フラ
ッシュメモリカードドライバ121は、PCカード16
内に保存されているデータファイルについてその拡張子
の検索を開始するかどうかを決定する(ステップS11
1)。検索をするか、しないかは、フラッシュメモリカ
ードドライバ121が参照可能な参照テーブルデータ、
すなわちファイル識別子とアプリケーションプログラム
とを結び付けるための前述した参照テーブルデータのフ
ァイルの先頭に記述しておくことが好ましい。
見えない形で一度だけPCカード16のコモンメモリに
アクセスを試みるだけで行うことができる。次に、フラ
ッシュメモリカードドライバ121は、PCカード16
内に保存されているデータファイルについてその拡張子
の検索を開始するかどうかを決定する(ステップS11
1)。検索をするか、しないかは、フラッシュメモリカ
ードドライバ121が参照可能な参照テーブルデータ、
すなわちファイル識別子とアプリケーションプログラム
とを結び付けるための前述した参照テーブルデータのフ
ァイルの先頭に記述しておくことが好ましい。
【0037】検索しない場合は、ユーザがPCカード1
6にアクセスするまで、フラッシュメモリカードドライ
バ121は、待ちの状態に入る(ステップS112)。
この待ち状態は、通常のPCカードクライアントドライ
バの状態である。
6にアクセスするまで、フラッシュメモリカードドライ
バ121は、待ちの状態に入る(ステップS112)。
この待ち状態は、通常のPCカードクライアントドライ
バの状態である。
【0038】検索をする場合は、フラッシュメモリカー
ドドライバ121は、PCカード16に保存されている
ユーザデータファイルの拡張子を検索し、拡張子を持つ
ファイルを見つけるたびに、ファイル識別子とアプリケ
ーションプログラムとを結び付けるための参照テーブル
データを確認する。テーブルデータ内に書かれた拡張子
を持つファイルを発見した場合は、フラッシュメモリカ
ードドライバ121は、そのファイル拡張子に対応する
アプリケーションプログラムの名前、すなわち起動可能
な実行ファイル名(または起動に必要なコマンド)を、
バッファに移す(ステップS113)。
ドドライバ121は、PCカード16に保存されている
ユーザデータファイルの拡張子を検索し、拡張子を持つ
ファイルを見つけるたびに、ファイル識別子とアプリケ
ーションプログラムとを結び付けるための参照テーブル
データを確認する。テーブルデータ内に書かれた拡張子
を持つファイルを発見した場合は、フラッシュメモリカ
ードドライバ121は、そのファイル拡張子に対応する
アプリケーションプログラムの名前、すなわち起動可能
な実行ファイル名(または起動に必要なコマンド)を、
バッファに移す(ステップS113)。
【0039】すべてのファイル検索終了後、参照テーブ
ルデータ内に書かれている拡張子を持つファイルが見つ
からなかったならば(ステップS114)、フラッシュ
メモリカードドライバ121は、PCカード16にデー
タファイルが存在していたか否か判断し(ステップS1
15)、データファイルが存在していたならば、ファイ
ルユーティリティと参照テーブルデータの更新用ユーテ
ィリティ(アプリケーションとの関連付け)を開く(ス
テップS117)。これより、その参照テーブルデータ
にPCカード16のデータファイルに対応するアプリケ
ーション名を登録することができる。
ルデータ内に書かれている拡張子を持つファイルが見つ
からなかったならば(ステップS114)、フラッシュ
メモリカードドライバ121は、PCカード16にデー
タファイルが存在していたか否か判断し(ステップS1
15)、データファイルが存在していたならば、ファイ
ルユーティリティと参照テーブルデータの更新用ユーテ
ィリティ(アプリケーションとの関連付け)を開く(ス
テップS117)。これより、その参照テーブルデータ
にPCカード16のデータファイルに対応するアプリケ
ーション名を登録することができる。
【0040】PCカード16にデータファイルが存在し
ていなかったならば、フラッシュメモリカードドライバ
121は、ファイルユーティリティのみを開く(ステッ
プS116)。
ていなかったならば、フラッシュメモリカードドライバ
121は、ファイルユーティリティのみを開く(ステッ
プS116)。
【0041】参照テーブルデータ内に書かれている拡張
子を持つファイルが見つかったならば(ステップS11
4)、フラッシュメモリカードドライバ121は、最後
にバッファに溜まったアプリケーションの最大数に制限
があるか否かを参照テーブルデータで確認する(ステッ
プS118)。
子を持つファイルが見つかったならば(ステップS11
4)、フラッシュメモリカードドライバ121は、最後
にバッファに溜まったアプリケーションの最大数に制限
があるか否かを参照テーブルデータで確認する(ステッ
プS118)。
【0042】最大数が規定されているならば、フラッシ
ュメモリカードドライバ121は、バッファの先頭から
制限数分アプリケーションを起動する(ステップS11
9)。一方、最大数の規定が無いならば、フラッシュメ
モリカードドライバ121は、OSが許す範囲でアプリ
ケーションの起動を試みる(ステップS120)。
ュメモリカードドライバ121は、バッファの先頭から
制限数分アプリケーションを起動する(ステップS11
9)。一方、最大数の規定が無いならば、フラッシュメ
モリカードドライバ121は、OSが許す範囲でアプリ
ケーションの起動を試みる(ステップS120)。
【0043】このようにして、フラッシュメモリカード
ドライバ121の動的な組み込みと、PCカード16の
データファイルに対応するアプリケーションプログラム
の自動実行が可能となる。
ドライバ121の動的な組み込みと、PCカード16の
データファイルに対応するアプリケーションプログラム
の自動実行が可能となる。
【0044】次に、図6のフローチャートを参照して、
PCカード16抜去時の動作について説明する。PCカ
ード16がPCカードホストアダプタ15のカードスロ
ットから物理的に抜き去られた場合には、ソケットサー
ビス123がそれを検知し、カードサービス122に通
知する。カードサービス122は、まず、PCカード1
6と同様の種類のPCカードが他のカードスロットに装
着されているか否かを調べる。同様のPCカードが認め
られた場合は、そのままの状態を保つ。最後の一枚のP
Cカードが抜き去られたか、同様のPCカードが他のカ
ードスロットに挿入されていない場合は、カードサービ
ス122は、次にそのPCカード16のクライアントド
ライバ(フラッシュメモリカードドライバ121)を特
定する(ステップS201)。
PCカード16抜去時の動作について説明する。PCカ
ード16がPCカードホストアダプタ15のカードスロ
ットから物理的に抜き去られた場合には、ソケットサー
ビス123がそれを検知し、カードサービス122に通
知する。カードサービス122は、まず、PCカード1
6と同様の種類のPCカードが他のカードスロットに装
着されているか否かを調べる。同様のPCカードが認め
られた場合は、そのままの状態を保つ。最後の一枚のP
Cカードが抜き去られたか、同様のPCカードが他のカ
ードスロットに挿入されていない場合は、カードサービ
ス122は、次にそのPCカード16のクライアントド
ライバ(フラッシュメモリカードドライバ121)を特
定する(ステップS201)。
【0045】そして、その特定されたクライアントドラ
イバが、常駐したメモリ領域の解放が可能なタイプかど
うかを確認する(ステップS202)。解放可能ではな
いクライアントドライバであれば、常駐したままで終了
する(ステップS203)。解放可能であればメモリを
解放し、終了する(ステップS204)。この時、アイ
コン表示するタイプのクライアントドライバであれば、
そのアイコンも閉じて(画面から消去して)終了される
(ステップS205)。
イバが、常駐したメモリ領域の解放が可能なタイプかど
うかを確認する(ステップS202)。解放可能ではな
いクライアントドライバであれば、常駐したままで終了
する(ステップS203)。解放可能であればメモリを
解放し、終了する(ステップS204)。この時、アイ
コン表示するタイプのクライアントドライバであれば、
そのアイコンも閉じて(画面から消去して)終了される
(ステップS205)。
【0046】フラッシュメモリカードドライバ121は
常駐したメモリ領域の解放が可能に構成されているの
で、PCカード16が抜去された時は、フラッシュメモ
リカードドライバ121のメモリ領域は解放されること
になる。
常駐したメモリ領域の解放が可能に構成されているの
で、PCカード16が抜去された時は、フラッシュメモ
リカードドライバ121のメモリ領域は解放されること
になる。
【0047】以上が、クライアントドライバおよびアプ
リケーションプログラムの動的組み込み/解除を行うた
めの基本的な手順である。このような手順を実現するた
めには、PCカード16はそのカードの種類を識別する
ための識別情報をカード属性情報内に持ち、その識別情
報がOSによって認識される。クライアントドライバは
動的組み込み/解除を行うのに必要な機能を持ち、OS
には対応するPCカードの登録をする機能を持つ。ここ
まではあらゆるPCカードに適応できる部分である。
リケーションプログラムの動的組み込み/解除を行うた
めの基本的な手順である。このような手順を実現するた
めには、PCカード16はそのカードの種類を識別する
ための識別情報をカード属性情報内に持ち、その識別情
報がOSによって認識される。クライアントドライバは
動的組み込み/解除を行うのに必要な機能を持ち、OS
には対応するPCカードの登録をする機能を持つ。ここ
まではあらゆるPCカードに適応できる部分である。
【0048】PCカードがメモリカードであれば、さら
にそのメモリカードに保存されたデータファイルに対応
するアプリケーションも自動実行される。起動すべきア
プリケーションの特定は、データファイル識別子と実行
ファイル名との対応関係が記述された参照テーブルデー
タを利用して行われる。
にそのメモリカードに保存されたデータファイルに対応
するアプリケーションも自動実行される。起動すべきア
プリケーションの特定は、データファイル識別子と実行
ファイル名との対応関係が記述された参照テーブルデー
タを利用して行われる。
【0049】以上のように、この実施例においては、P
Cカード16が装着されると、そのPCカード16のカ
ード属性情報によってそのPCカード16の種類が認識
され、そのPCカード16に対応するPCカードドライ
バであるフラッシュメモリカードドライバ121がシス
テムメモリ12にロードされる。PCカード16がメモ
リカードの場合には、そのカード16に保存されている
データファイルの種類が検出され、そのデータファイル
を扱うことができるアプリケーションプログラム127
も主記憶にロードされる。
Cカード16が装着されると、そのPCカード16のカ
ード属性情報によってそのPCカード16の種類が認識
され、そのPCカード16に対応するPCカードドライ
バであるフラッシュメモリカードドライバ121がシス
テムメモリ12にロードされる。PCカード16がメモ
リカードの場合には、そのカード16に保存されている
データファイルの種類が検出され、そのデータファイル
を扱うことができるアプリケーションプログラム127
も主記憶にロードされる。
【0050】これにより、例えば、画像ファイルを格納
したPCカード16をパーソナルコンピュータに装着さ
れると、そのPCカード16の画像ファイルを扱うこと
ができるアプリケーションプログラムが自動的に実行さ
れ、その画像ファイルの表示、編集などを行うための環
境が即座に実現される。
したPCカード16をパーソナルコンピュータに装着さ
れると、そのPCカード16の画像ファイルを扱うこと
ができるアプリケーションプログラムが自動的に実行さ
れ、その画像ファイルの表示、編集などを行うための環
境が即座に実現される。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、カードの挿抜に応じてカードドライバ、およびアプ
リケーションプログラムの組み込みと解放などを動的に
行なうことが可能となり、カードを実際に使用するため
の環境が即座に実現される。
ば、カードの挿抜に応じてカードドライバ、およびアプ
リケーションプログラムの組み込みと解放などを動的に
行なうことが可能となり、カードを実際に使用するため
の環境が即座に実現される。
【図1】この発明の一実施例に係るPCカードのための
プログラムロード方法が適用されるパーソナルコンピュ
ータのハードウェアおよびソフトウェア構成を示すブロ
ック図。
プログラムロード方法が適用されるパーソナルコンピュ
ータのハードウェアおよびソフトウェア構成を示すブロ
ック図。
【図2】同実施例において使用されるファイル識別子と
アプリケーションプログラムとを関係づけるための参照
テーブルの構成を示す図。
アプリケーションプログラムとを関係づけるための参照
テーブルの構成を示す図。
【図3】同実施例において実行されるダイナミックプロ
グラムロード方法の実行手順の原理を説明するための
図。
グラムロード方法の実行手順の原理を説明するための
図。
【図4】同実施例においてPCカードに対応するクライ
アントドライバをダイナミックロードするための手順を
具体的に説明するためのフローチャート。
アントドライバをダイナミックロードするための手順を
具体的に説明するためのフローチャート。
【図5】同実施例においてPCカードに対応するアプリ
ケムーションプログラムをダイナミックロードするため
の手順を具体的に説明するためのフローチャート。
ケムーションプログラムをダイナミックロードするため
の手順を具体的に説明するためのフローチャート。
【図6】同実施例において抜去されたPCカードに対応
するクライアントドライバのメモリ領域を解放する手順
を具体的に説明するためのフローチャート。
するクライアントドライバのメモリ領域を解放する手順
を具体的に説明するためのフローチャート。
11…CPU、12…システムメモリ、13…ハードデ
ィスク装置、14…PCカードコントローラ、15…P
Cカードホストアダプタ、16,17…PCカード、1
21…フラッシュメモリカードドライバ、122…カー
ドサービス、123…ソケットサービス、124…メモ
リテクノロジドライバ、125…オペレーティングシス
テム、126…アプリケーションオートローダ、127
…アプリケーションプログラム。
ィスク装置、14…PCカードコントローラ、15…P
Cカードホストアダプタ、16,17…PCカード、1
21…フラッシュメモリカードドライバ、122…カー
ドサービス、123…ソケットサービス、124…メモ
リテクノロジドライバ、125…オペレーティングシス
テム、126…アプリケーションオートローダ、127
…アプリケーションプログラム。
Claims (8)
- 【請求項1】 PCカードが着脱自在に装着可能なパー
ソナルコンピュータの主記憶上にプログラムを動的にロ
ードするプログラムロード方法であって、 PCカードの装着に応答してそのPCカードからカード
属性情報をリードして前記PCカードの種類を認識し、
そのPCカードの種類に対応するPCカードドライバを
主記憶にロードするドライバロードステップと、 前記PCカードがメモリカードの時、そのPCカードに
保存されているデータファイルの種類を前記PCカード
ドライバに検出させるステップと、 この検出結果に従って、前記PCカードのデータファイ
ルを扱うことができるアプリケーションプログラムを前
記主記憶にロードするプログラムロードステップとを具
備し、 PCカードの装着に応答してそのPCカードに対応した
アプリケーションプログラムを自動的に起動できるよう
にしたことを特徴とするプログラムロード方法。 - 【請求項2】 前記PCカードドライバは前記PCカー
ドに保存されているデータファイルのファイル拡張子を
検出し、 前記プログラムロードステップは、 ファイル拡張子とアプリケーションプログラムとの対応
関係を示すテーブルを参照して、前記PCカードドライ
バによって検出されたファイル拡張子に対応するアプリ
ケーションプログラムを決定し、そのアプリケーション
プログラムを主記憶にロードすることを特徴とする請求
項1記載のプログラムロード方法。 - 【請求項3】 前記PCカードドライバに前記メモリカ
ードがフォーマッティング済みか否かを検出させるステ
ップと、 フォーマッティング済みでないことが検出された時、フ
ォーマーティングプログラムを主記憶にロードして前記
PCカードのフォーマッティング処理を実行させるステ
ップとをさらに具備することを特徴とする請求項1記載
のプログラムロード方法。 - 【請求項4】 前記プログラムロードステップは、 前記PCカードのデータファイルを扱うことができるア
プリケーションプログラムが複数個存在する時、必要以
上のアプリケーションプログラムが起動されないよう
に、主記憶にロードするアプリケーションプログラム数
を所定数までに制限することを特徴とする請求項1記載
のプログラムロード方法。 - 【請求項5】 PCカードが着脱自在に装着可能な複数
のPCカードスロットを有するパーソナルコンピュータ
の主記憶上にプログラムを動的にロードするプログラム
ロード方法であって、 PCカードスロットへのPCカードの装着に応答してそ
のPCカードからカード属性情報をリードし、そのカー
ド属性情報に定義されたカード識別情報を検出するステ
ップと、 カード識別情報とPCカードドライバとの対応関係を示
すテーブルを参照して、前記検出されたカード識別情報
に対応するPCカードドライバを決定し、そのPCカー
ドドライバが主記憶上に存在するか否かを検出するステ
ップと、 前記検出されたカード識別情報に対応するPCカードド
ライバが主記憶上に存在しない時、前記PCカードドラ
イバを主記憶にロードするステップと、 前記リードしたカード属性情報に従って、前記PCカー
ドを使用するための環境設定を実行するステップとを具
備することを特徴とするプログラムロード方法。 - 【請求項6】 前記PCカードの抜去に応答してその抜
去されたPCカードと同一種のPCカードが他のPCカ
ードスロットに装着されているか否かを検出するステッ
プと、 抜去されたPCカードと同一種のPCカードが装着され
ていない時、前記抜去されたPCカードに対応するPC
カードドライバが常駐している主記憶上の領域を解放す
るステップとをさらに具備することを特徴とする請求項
5記載のプログラムロード方法。 - 【請求項7】 メモリカードが着脱自在に装着可能なパ
ーソナルコンピュータにおいて、 メモリカードの装着に応答してそのメモリカードからカ
ード属性情報をリードして前記メモリカードの種類を認
識し、その認識したメモリカードに対応するカードドラ
イバを前記パーソナルコンピュータの主記憶にロードす
る手段と、 前記メモリカードに保存されたデータファイルの種類を
前記カードドライバに検出させる手段と、 この検出結果に従って、前記メモリカードのデータファ
イルを扱うことができるアプリケーションプログラムを
前記主記憶にロードする手段とを具備し、 メモリカードの装着に応答してそのメモリカードに対応
したアプリケーションプログラムを自動的に起動できる
ようにしたことを特徴とするパーソナルコンピュータ。 - 【請求項8】 PCカードが着脱自在に装着可能な複数
のPCカードスロットを有するパーソナルコンピュータ
において、 前記PCカードスロットへのPCカードの装着に応答し
てそのPCカードからカード属性情報をリードし、その
カード属性情報に定義されたカード識別情報を検出する
手段と、 カード識別情報とPCカードドライバとの対応関係を示
すテーブルを参照して、前記検出されたカード識別情報
に対応するPCカードドライバを決定し、そのPCカー
ドドライバが主記憶上に存在するか否かを検出する手段
と、 前記検出されたカード識別情報に対応するPCカードド
ライバが主記憶上に存在しない時、前記PCカードドラ
イバを主記憶にロードする手段と、 前記リードしたカード属性情報に従って、前記PCカー
ドを使用するための環境設定を実行する手段と、 前記PCカードの抜去に応答してその抜去されたPCカ
ードと同一種のPCカードが他のPCカードスロットに
装着されているか否かを検出する手段と、 抜去されたPCカードと同一種のPCカードが装着され
ていない時、前記抜去されたPCカードに対応するPC
カードドライバが常駐している主記憶上の領域を解放す
る手段とを具備することを特徴とするパーソナルコンピ
ュータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7085504A JPH08286925A (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | プログラムロード方法およびそのプログラムロード方法を使用したパーソナルコンピュータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7085504A JPH08286925A (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | プログラムロード方法およびそのプログラムロード方法を使用したパーソナルコンピュータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08286925A true JPH08286925A (ja) | 1996-11-01 |
Family
ID=13860770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7085504A Pending JPH08286925A (ja) | 1995-04-11 | 1995-04-11 | プログラムロード方法およびそのプログラムロード方法を使用したパーソナルコンピュータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08286925A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000259275A (ja) * | 1999-03-09 | 2000-09-22 | Smart Card Technologies:Kk | コンピュータシステムの利用補助装置 |
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JP2006526213A (ja) * | 2003-05-22 | 2006-11-16 | ノキア コーポレイション | 接続バス、電子装置及びシステム |
CN100426597C (zh) * | 2003-03-31 | 2008-10-15 | 松下电器产业株式会社 | 可移动设备和数字产品的连接装置及其方法 |
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JP2009059385A (ja) * | 2008-12-01 | 2009-03-19 | Fec Inc | コンピュータシステムの利用補助装置 |
-
1995
- 1995-04-11 JP JP7085504A patent/JPH08286925A/ja active Pending
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2000259275A (ja) * | 1999-03-09 | 2000-09-22 | Smart Card Technologies:Kk | コンピュータシステムの利用補助装置 |
EP1076289A3 (en) * | 1999-08-10 | 2007-01-24 | Seiko Epson Corporation | Program starter system, and method of controlling program startup |
EP1076289A2 (en) * | 1999-08-10 | 2001-02-14 | Seiko Epson Corporation | Program starter system, and method of controlling program startup |
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US7047445B2 (en) | 1999-08-10 | 2006-05-16 | Seiko Epson Corporation | Program starter system, and method of controlling program startup |
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WO2004038584A1 (ja) * | 2002-10-28 | 2004-05-06 | Shinya Kobayashi | 着脱式デバイス及びプログラムの起動方法 |
US7606946B2 (en) | 2002-10-28 | 2009-10-20 | Saslite, Corp. | Removable device and program startup method |
CN100426597C (zh) * | 2003-03-31 | 2008-10-15 | 松下电器产业株式会社 | 可移动设备和数字产品的连接装置及其方法 |
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US8055824B2 (en) | 2005-01-31 | 2011-11-08 | Ricoh Company, Ltd. | Interface unit for interfacing host unit and peripheral unit |
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JP2009059385A (ja) * | 2008-12-01 | 2009-03-19 | Fec Inc | コンピュータシステムの利用補助装置 |
JP4672056B2 (ja) * | 2008-12-01 | 2011-04-20 | 株式会社エフ・イー・シー | コンピュータシステムの利用補助装置 |
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