JPH08286662A - 歌唱用楽譜 - Google Patents
歌唱用楽譜Info
- Publication number
- JPH08286662A JPH08286662A JP11018495A JP11018495A JPH08286662A JP H08286662 A JPH08286662 A JP H08286662A JP 11018495 A JP11018495 A JP 11018495A JP 11018495 A JP11018495 A JP 11018495A JP H08286662 A JPH08286662 A JP H08286662A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- singing
- score
- melody
- lyrics
- note
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 専門的な音楽訓練を受けていない所謂初心者
でも簡単に使いこなすことができる歌唱用楽譜1Aを提
供する。 【構成】 歌の歌詞とメロディーを表示した歌唱用楽譜
1Aであって、メロディーを表すために譜表2中に描か
れる音符8の符頭部分を、その音符8に対応する歌詞の
文字4に置き換えてなることを特徴とする。この歌唱用
楽譜1Aは、譜表2の五線上にメロディーと歌詞が一体
表示されているため、楽譜に不慣れな初心者でも曲の流
れを直感的に把握することができるから非常に歌いやす
い。また、音の長短を文字4の大小で表示するようにす
れば、さらに直感的な曲の把握が容易になる。
でも簡単に使いこなすことができる歌唱用楽譜1Aを提
供する。 【構成】 歌の歌詞とメロディーを表示した歌唱用楽譜
1Aであって、メロディーを表すために譜表2中に描か
れる音符8の符頭部分を、その音符8に対応する歌詞の
文字4に置き換えてなることを特徴とする。この歌唱用
楽譜1Aは、譜表2の五線上にメロディーと歌詞が一体
表示されているため、楽譜に不慣れな初心者でも曲の流
れを直感的に把握することができるから非常に歌いやす
い。また、音の長短を文字4の大小で表示するようにす
れば、さらに直感的な曲の把握が容易になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歌謡曲などの歌詞とメ
ロディーを表示する歌唱用楽譜に関する。
ロディーを表示する歌唱用楽譜に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の歌唱用楽譜は、五線譜表にメロデ
ィーを表す音符をしるし、五線と五線の行間にメロディ
ーの進行に対応させて歌詞を記載してなる。
ィーを表す音符をしるし、五線と五線の行間にメロディ
ーの進行に対応させて歌詞を記載してなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の歌唱用楽譜
は、メロディーと歌詞が完全に分離して配置されていた
ため、音の高低とリズムを読み取りながらそこに歌詞を
当て嵌めて歌えるようになるまで相当量の練習と音楽的
センスが必要であった。
は、メロディーと歌詞が完全に分離して配置されていた
ため、音の高低とリズムを読み取りながらそこに歌詞を
当て嵌めて歌えるようになるまで相当量の練習と音楽的
センスが必要であった。
【0004】ところで近年、所謂カラオケの普及により
専門的な歌唱指導を受ける初心者が増大したが、上記の
ように従来の歌唱用楽譜は不慣れな初心者にとって使い
辛いため、それがレッスン上の最大の障害になってい
た。
専門的な歌唱指導を受ける初心者が増大したが、上記の
ように従来の歌唱用楽譜は不慣れな初心者にとって使い
辛いため、それがレッスン上の最大の障害になってい
た。
【0005】本発明は上記に鑑みなされたもので、その
目的は、専門的な訓練を受けていない所謂初心者でも簡
単に使いこなすことができる歌唱用楽譜を提供すること
にある。
目的は、専門的な訓練を受けていない所謂初心者でも簡
単に使いこなすことができる歌唱用楽譜を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、図1に示したように、歌詞とメロディーを
表示した歌唱用楽譜であって、メロディーを表すために
譜表2中に描かれる音符8の符頭部分を、その音符8に
対応する歌詞の文字4に置き換えてなる歌唱用楽譜1A
を提供する。
め本発明は、図1に示したように、歌詞とメロディーを
表示した歌唱用楽譜であって、メロディーを表すために
譜表2中に描かれる音符8の符頭部分を、その音符8に
対応する歌詞の文字4に置き換えてなる歌唱用楽譜1A
を提供する。
【0007】また、音の長短を文字4の大小で表示する
ようにすれば、より効果的である。
ようにすれば、より効果的である。
【0008】さらにまた、図2に示したように、前記音
符8から符幹5又は符尾6を消去するようにしてもよ
い。
符8から符幹5又は符尾6を消去するようにしてもよ
い。
【0009】
【作用】譜表2の五線上にメロディーと歌詞が一体表示
されているため、楽譜に不慣れな初心者でも曲の流れを
直感的に把握することができるから、非常に歌いやす
い。また、音の長短を文字の大小で表示するようにすれ
ば、さらに直感的な曲の把握が容易になる。
されているため、楽譜に不慣れな初心者でも曲の流れを
直感的に把握することができるから、非常に歌いやす
い。また、音の長短を文字の大小で表示するようにすれ
ば、さらに直感的な曲の把握が容易になる。
【0010】
【実施例1】以下に本発明の実施例1を図1を参照しつ
つ説明する。なお、図1は歌唱用楽譜の正面図である。
つ説明する。なお、図1は歌唱用楽譜の正面図である。
【0011】歌唱用楽譜1Aは、五線譜表2を上段に配
置し、歌詞欄3を下段に配置してなる。上段の五線譜表
2には、歌詞を平仮名化した文字4に符頭部分を置き換
えると共に該文字4に符幹5や符尾6或いは符点7を付
した音符8が描かれており、文字4の五線上の位置で音
の高低を表し、また、符幹5や符尾6或いは符点7など
の記号で音の長短を表す。なお、全音符には元々符幹や
符尾がないため一小節の中に文字4だけが描かれている
が、該文字4を拡大して全音符であることを明示してい
る。また、全音符以外の音符8も音の長短によって文字
4の大きさを異ならせて分かり易く工夫してある。例え
ば、四分音符を基準に八分音符,十六分音符へと段階的
に文字4を小さくし、逆に、二分音符,全音符へと段階
的に文字4を大きくするのである。
置し、歌詞欄3を下段に配置してなる。上段の五線譜表
2には、歌詞を平仮名化した文字4に符頭部分を置き換
えると共に該文字4に符幹5や符尾6或いは符点7を付
した音符8が描かれており、文字4の五線上の位置で音
の高低を表し、また、符幹5や符尾6或いは符点7など
の記号で音の長短を表す。なお、全音符には元々符幹や
符尾がないため一小節の中に文字4だけが描かれている
が、該文字4を拡大して全音符であることを明示してい
る。また、全音符以外の音符8も音の長短によって文字
4の大きさを異ならせて分かり易く工夫してある。例え
ば、四分音符を基準に八分音符,十六分音符へと段階的
に文字4を小さくし、逆に、二分音符,全音符へと段階
的に文字4を大きくするのである。
【0012】その他、図1中符号9は歌詞欄3に設けた
題名欄であり、また、符号10は歌詞欄3に設けた作者
欄である。
題名欄であり、また、符号10は歌詞欄3に設けた作者
欄である。
【0013】実施例1の歌唱用楽譜1Aは以上のように
構成されているため、五線譜表2の音符8を見るだけで
歌詞とメロディーが同時に把握できるから、楽譜に不慣
れな初心者でも曲を簡単に理解し、歌うことができる。
従って、歌唱指導が行いやすく、初心者の上達も早い。
構成されているため、五線譜表2の音符8を見るだけで
歌詞とメロディーが同時に把握できるから、楽譜に不慣
れな初心者でも曲を簡単に理解し、歌うことができる。
従って、歌唱指導が行いやすく、初心者の上達も早い。
【0014】
【実施例2】図2は実施例2を示す歌唱用楽譜1Bの正
面図である。この歌唱用楽譜1Bは前記実施例1の歌唱
用楽譜1Aの音符8から符幹5と符尾6を消去したもの
であって、主として文字4の大小と符点7で音の長短を
把握する。ただ、連符などは文字4の大小だけでは分か
らないため、五線の上部に表示記号11を描いておく。
この実施例2の歌唱用楽譜1Bは、全体がすっきりして
歌詞が見易い効果がある。
面図である。この歌唱用楽譜1Bは前記実施例1の歌唱
用楽譜1Aの音符8から符幹5と符尾6を消去したもの
であって、主として文字4の大小と符点7で音の長短を
把握する。ただ、連符などは文字4の大小だけでは分か
らないため、五線の上部に表示記号11を描いておく。
この実施例2の歌唱用楽譜1Bは、全体がすっきりして
歌詞が見易い効果がある。
【0015】以上本発明を実施例1,2について説明し
たが、もちろん本発明は上記各実施例に限定されるもの
ではない。例えば、実施例1,2は音符8の文字4を平
仮名にしたが、歌詞の一部又は全部にカタカナや漢字、
或いは、ローマ字や英語などを使用してもよい。
たが、もちろん本発明は上記各実施例に限定されるもの
ではない。例えば、実施例1,2は音符8の文字4を平
仮名にしたが、歌詞の一部又は全部にカタカナや漢字、
或いは、ローマ字や英語などを使用してもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明の歌唱用楽譜は、譜表の五線上に
メロディーと歌詞を一体表示するようにしたため、楽譜
に不慣れな初心者でも直感的に曲を理解することがで
き、スムーズに歌うことができる。また、音の長短を文
字の大小でも表示するようにすれば、さらに直感的に分
かり易くなるため、初心者の歌唱レッスンに最適であ
る。また、音符から符幹又は符尾を消去するようにすれ
ば、全体がすっきり見えるため、歌詞が見易くなる、な
どの優れた効果がある。
メロディーと歌詞を一体表示するようにしたため、楽譜
に不慣れな初心者でも直感的に曲を理解することがで
き、スムーズに歌うことができる。また、音の長短を文
字の大小でも表示するようにすれば、さらに直感的に分
かり易くなるため、初心者の歌唱レッスンに最適であ
る。また、音符から符幹又は符尾を消去するようにすれ
ば、全体がすっきり見えるため、歌詞が見易くなる、な
どの優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 歌唱用楽譜の正面図である。
【図2】 実施例2を示す歌唱用楽譜の正面図である。
1A,1B…歌唱用楽譜 2 …譜表 4 …文字 5 …符幹 6 …符尾 8 …音符
Claims (3)
- 【請求項1】 歌の歌詞とメロディーを表示した歌唱用
楽譜であって、メロディーを表すために譜表中に描かれ
る音符の符頭部分を、その音符に対応する歌詞の文字に
置き換えてなることを特徴とする歌唱用楽譜。 - 【請求項2】 音の長短を文字の大小で表示するように
したことを特徴とする請求項1記載の歌唱用楽譜。 - 【請求項3】 前記音符から符幹又は符尾を消去してな
ることを特徴とする請求項2記載の歌唱用楽譜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11018495A JPH08286662A (ja) | 1995-04-10 | 1995-04-10 | 歌唱用楽譜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11018495A JPH08286662A (ja) | 1995-04-10 | 1995-04-10 | 歌唱用楽譜 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08286662A true JPH08286662A (ja) | 1996-11-01 |
Family
ID=14529180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11018495A Pending JPH08286662A (ja) | 1995-04-10 | 1995-04-10 | 歌唱用楽譜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08286662A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009069788A (ja) * | 2007-09-12 | 2009-04-02 | Kazuomi Makiyama | カラオケ用の字幕および同字幕を記録した記憶媒体 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4098077B2 (ja) * | 2002-12-25 | 2008-06-11 | 東芝テック株式会社 | ファクシミリ装置 |
-
1995
- 1995-04-10 JP JP11018495A patent/JPH08286662A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4098077B2 (ja) * | 2002-12-25 | 2008-06-11 | 東芝テック株式会社 | ファクシミリ装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009069788A (ja) * | 2007-09-12 | 2009-04-02 | Kazuomi Makiyama | カラオケ用の字幕および同字幕を記録した記憶媒体 |
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