JPH08286158A - 簡易眼鏡の視力矯正用レンズの位置決め具および簡易眼鏡の視力矯正用レンズの位置決め方法 - Google Patents

簡易眼鏡の視力矯正用レンズの位置決め具および簡易眼鏡の視力矯正用レンズの位置決め方法

Info

Publication number
JPH08286158A
JPH08286158A JP8438895A JP8438895A JPH08286158A JP H08286158 A JPH08286158 A JP H08286158A JP 8438895 A JP8438895 A JP 8438895A JP 8438895 A JP8438895 A JP 8438895A JP H08286158 A JPH08286158 A JP H08286158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
attached
spectacle
sheet body
positioning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8438895A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3146126B2 (ja
Inventor
Shogo Hasegawa
庄吾 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
I MEDICAL SYST KK
Medical Syst Kk I
Original Assignee
I MEDICAL SYST KK
Medical Syst Kk I
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by I MEDICAL SYST KK, Medical Syst Kk I filed Critical I MEDICAL SYST KK
Priority to JP08438895A priority Critical patent/JP3146126B2/ja
Publication of JPH08286158A publication Critical patent/JPH08286158A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3146126B2 publication Critical patent/JP3146126B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Eyeglasses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】視力障害を持ったものでも、一般市販の眼鏡体
を利用して、簡単に視力矯正用レンズを添着し、簡便か
つ確実に視力矯正を行なうことができる簡易眼鏡の視力
矯正用レンズの位置決め具および簡易眼鏡の視力矯正用
レンズの位置決め方法を提供する。 【構成】眼鏡体1におけるレンズ部3の外側面へ、視力
矯正用レンズ2を添着すべき位置に位置決め具Bを対応
させ、該位置決め具Bの指示中心へ視力矯正用レンズ2
に設けた光学中心pを合わせてレンズ部3の内側面へ該
視力矯正用レンズ2を貼り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、視力補正のされていな
いサングラスやゴーグル,水中メガネのレンズ部に、視
力矯正用レンズを簡単に貼り付けることができる簡易眼
鏡の視力矯正用レンズの位置決め具および簡易眼鏡の視
力矯正用レンズの位置決め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、視力障害を持った者が、例えば、
サングラスやゴーグル,水中メガネ等の保護眼鏡を利用
するときは、これら保護眼鏡のレンズ部が所定の視力矯
正された、いわゆる、度付きレンズのものを使用しなけ
ればならない。
【0003】しかし、このような処置の施された保護眼
鏡は、極めて高価であって、その用途に合わせて多数を
常に用意しておくことは甚だ不経済であり、更には、急
の利用に手元にない場合は、視力低下することを承知で
通常の、いわゆる、度無しレンズの前記した保護眼鏡を
用いることが現状であった。
【0004】したがって、視力障害を持ったものでも、
一般市販の保護眼鏡を利用して、視力矯正用レンズを簡
単に取り付けて、簡便にかつ確実に視力矯正を行なうこ
とができる簡易眼鏡およびその視力矯正用レンズの位置
決め具の出現が強く望まれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した要
望にかんがみなされたもので、眼鏡体におけるレンズ部
の外側面へ、視力矯正用レンズを添着すべき位置に位置
決め具を対応させ、この位置決め具の指示中心へ視力矯
正用レンズに設けた光学中心を合わせてレンズ部の内側
面へ該視力矯正用レンズを貼り付けることにより、視力
障害を持ったものでも、一般市販の保護眼鏡(眼鏡体)
を利用して、簡単に視力矯正用レンズを添着し、簡便か
つ確実に視力矯正を行なうことができる簡易眼鏡の視力
矯正用レンズの位置決め具および簡易眼鏡の視力矯正用
レンズの位置決め方法を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、眼鏡体におけるレンズ部の内側
面へ、視力矯正用レンズを添着する簡易眼鏡にあって、
眼鏡体におけるレンズ部の外側面へ、易剥離性の接着層
を内層に設けたシール状の位置決め具を瞳の中心位置へ
対応するように取り付けた簡易眼鏡の視力矯正用レンズ
の位置決め具の構成にある。
【0007】また、可透性を有して眼鏡体へ取り付ける
シート体と、このシート体における上下方向の略中央部
において略水平に設けた第一位置決め部材と、前記シー
ト体の上下側における左右方向の略中央部に設けた垂直
方向の第二位置決め部材と、シート体の水平方向に設け
て、左右の瞳孔間の距離を計測する第一目盛りを有する
スケールと、前記シート体において前記第一位置決め部
材の水平基線に施した前記スケールの第一目盛りに対応
する第二目盛りと、前記シート体の一側面に設けて眼鏡
体へ仮止めされる固定手段と、を備えさせた簡易眼鏡の
視力矯正用レンズの位置決め具の構成にある。
【0008】更に、眼鏡体へ取り付けるシート体と、こ
のシート体に設けて両瞳の高さ位置を合わせる略水平方
向の第一位置決め部材と、前記シート体の左右方向の略
中央部に設けた垂直方向の第二位置決め部材と、眼鏡体
かシート体かに横方向へ移動自在に取り付けた両瞳の左
右方向位置を合わせる第三位置決め部材と、前記シート
体の一側面に設けて眼鏡体へこのシート体を仮止めさせ
る固定手段と、を備えさせた簡易眼鏡の視力矯正用レン
ズの位置決め具の構成にある。
【0009】そして、眼鏡体におけるレンズ部の内側面
へ、視力矯正用レンズを添着する簡易眼鏡にあって、前
記レンズ部の外側面に視力矯正用レンズを添着すべき位
置に位置決め具を対応させ、この位置決め具の指示中心
へ視力矯正用レンズに設けた光学中心を合わせてレンズ
部の内側面へ該視力矯正用レンズを貼り付ける簡易眼鏡
の視力矯正用レンズの位置決め方法にある。
【0010】
【作用】前記のように構成される本発明は以下に述べる
作用を奏する。
【0011】第一の例は、眼鏡体を顔に掛け、瞳を眼鏡
体越しに見ながら、この眼鏡体におけるレンズ部の外側
面へこの瞳の中心位置へ向かってシールを対応させれ
ば、このシールの易剥離性の接着層がレンズ部面に添着
されるもので、位置決め具による視力矯正用レンズの添
着位置が決まる。
【0012】第二の例は、鏡の前において、シート体に
おけるスケールにより左右の瞳の間隔を計測し、次に、
眼鏡体を顔に掛けて、シート体の第一位置決め部材によ
り左右の瞳の高さ位置、すなわち、両中心位置を合わせ
ると共に、第二位置決め部材により眼鏡体の中心へシー
ト体の中心部を合わせて、固定手段によりこのシート体
を眼鏡体に仮止めすると、位置決め具による視力矯正用
レンズの添着位置が決まる。
【0013】また、第三の例は、眼鏡体を顔に掛け、鏡
内の瞳を眼鏡体越しに見ながら、位置決め具におけるシ
ート体を眼鏡体へ沿わせ、該シート体の第一位置決め部
材と第二位置決め部材により、左右の瞳の高さ位置、す
なわち、両中心位置と、眼鏡体の左右方向の中心位置を
合わせて固定手段により、このシート体を眼鏡体へ仮止
めする。
【0014】この状態で、眼鏡体かシート体かに横方向
へ移動自在に取り付けた第三位置決め部材を操作して、
両瞳に対して左右方向位置、すなわち、瞳の中心位置を
合わせると、前記第一位置決め部材と第三位置決め部材
との交点が得られて、該位置決め具による視力矯正用レ
ンズの添着位置が決まる。
【0015】
【実施例】次に本発明に関する簡易眼鏡の視力矯正用レ
ンズの位置決め具および簡易眼鏡の視力矯正用レンズの
位置決め方法の実施の一例を図面に基づいて説明する。
【0016】図9〜図15においてBは、眼鏡体1へ視
力矯正用レンズ2を取り付けて簡易眼鏡Aを成形するに
当たって、視力矯正用レンズ2をレンズ部3において正
確かつ確実に位置決めする位置決め具である。
【0017】まず、前記した簡易眼鏡Aは、眼鏡体1
と、この眼鏡体1へ添着する視力矯正用レンズ2とによ
り基本的に構成される。
【0018】そして、前記した眼鏡体1は、サングラス
やゴーグル,水中メガネ等の保護眼鏡であって、図1に
示す場合は、着色等を施したレンズ部3と、このレンズ
部3に付設して該レンズ部3を、使用者の顔面において
保持させるつる部4や鼻掛け5等よりなる。
【0019】なお、眼鏡体1が、ゴーグル,水中メガネ
等にあっては、前記したつる部4や鼻掛け5の構成が異
なるものである。
【0020】前記した視力矯正用レンズ2は、眼鏡体1
におけるレンズ部3の内側面へ着脱自在に添着するもの
で、可透性を有する合成樹脂やガラス等により、円形や
角形,楕円形等に成形してあり、その一側面に所定の焦
点補正面6aを有する主体6と、該主体6の周部に設け
たレンズ部3の内側面への添着部7とよりなる。
【0021】そして、この主体6は、少なくとも、視線
の範囲内の面積を有することが必要で、この少なくとも
全体を可撓性を有するシート状に形成すれば、眼鏡体1
のレンズ部3への添着が良好となるものであるが、可撓
性を有しない硬質性のものであってもかまわない。
【0022】主体6の構成は、図4に示すように、凸レ
ンズおよび凹レンズが採用し得るもので、凸レンズの場
合は、同図において、(a)に示すように左右対称形の
ものや、(b)に示すように、一側面のみが凸状に形成
したものが用いられ、更に、(c)に示す場合は、一側
面のみが凸状に形成してあって、その曲率を異ならせて
ある。
【0023】また、凹レンズの場合は、(d)に示すよ
うに左右対称形のものや、(e)に示すように一側面の
みが凹状に形成したものが用いられ、更に、(f)に示
す場合は、一側面のみが凹状に形成してあって、その曲
率を異ならせてあり、それぞれ使用者の眼球側に位置す
る面には焦点補正面6aが形成される。
【0024】また、この焦点補正面6aは、図4
(g),(h)に示すように、凸レンズおよび凹レンズ
に形成した回折格子状のフレネルレンズや、あるいはプ
リズム状のレンズも用いることができる。
【0025】また、前記した視力矯正用レンズ2の主体
6は、その度(〔D〕ジオプトリー)を、+(凸レン
ズ)0.25〜+10.00,−(凹レンズ)0.25
〜−10.00程度の範囲内で、0.25〜1.00づ
つ所定の度のステップに設けられる。
【0026】前記した添着部7は、図5に示すように、
主体6の周部に設けてあって、これにより、レンズ部の
内側面へ、主体6を容易に離脱しないように添着させる
もので、例えば、図1および図3に示すように、主体6
と同効質材により少なくともその上下の二箇所(主体6
の全周であっても、あるいは三箇所とのように複数箇所
であってもよい。)延設させて、レンズ部3との接触す
る側に易剥離性を有する接着層7aを設けてある。
【0027】この添着部7の接着層7aには、その使用
前の該接着層7aの保護を計るために、合成樹脂製の剥
離シート8が貼着させているもので、この接着層7aの
みの貼着でよいが、図5に示すように、主体6とを一体
的に被覆する構成が製造上や使用者の取り扱い上好まし
い。
【0028】なお、該添着部7は、図1および図3に示
すように、主体6の外周部から延設させた部分へ両面テ
ープを取り付けてもよく、最外側となる接着面には前記
した剥離シート8と同様なシートが設けられる。
【0029】また、視力矯正用レンズ2は、レンズ部3
の取付面へ安定的に馴染んで取り付けられるためには、
図6に示すように、貼着部7において接着層7aの最内
側に柔軟性を有する緩衝材9を設ける。
【0030】更に、この視力矯正用レンズ2は、図7に
示すように、あらかじめ、度数(レンズパワー)の異な
るあるいは同一度数の複数のレンズ部材2a,2a…を
積層して、このレンズ部材2aの一個または複数個の組
合せにより構成することもあるもので、これにより、任
意の度数の簡易眼鏡Aの形成が可能になる。
【0031】そして、前記した簡易眼鏡Aを成形するに
あたっては、本発明実施例の位置決め具Bを用いること
により、視力矯正レンズ2の光学中心と使用者の瞳中心
とが正確に一致することが必要で、以下の幾つかの例に
より説明される。
【0032】視力矯正レンズ2には、あらかじめ、該レ
ンズ2の光学中心pが設けられているもので、図8に示
すように、貼着部7と主体6とに貼り付けた剥離シート
8の他側に貼着した基準シート10の外側面に設けられ
ていて、垂直な縦基線xと、これと直交した水平の横基
線yの交点において位置される。
【0033】この視力矯正レンズ2の位置決めに使用す
る位置決め具Bの第一の例は、貼着式のマーキングシー
ルを用いるもので、図9および図10(a)に示すよう
に、眼鏡体1を顔へ掛けて、この状態で、小径のもの、
例えば、5〜10mmの円形や角形の粘着層付きのシー
ル状の位置決め具Bを指先に付け、眼鏡体1越しにこの
位置決め具Bを見ながら、最も視界を妨げる位置、すな
わち、図9において一点鎖線w−w上において該眼鏡体
1に貼る。
【0034】そして、顔から眼鏡体1を取り外し、図1
0(b)に示すように、シールによる位置決め具Bの貼
られた反対側のレンズ部3、すなわち、レンズ部3の内
側から、すでに貼られた位置決め具Bの中心位置へ、視
力矯正レンズ2における基準シート10の光学中心pを
合わせて貼れば、瞳の中心と光学中心pとが一致した状
態で取り付けることができるもので、視力矯正レンズ2
の取り付け後は、シールの位置決め具Bはレンズ部3よ
り取り剥す。
【0035】また、第二の例の位置決め部材Bは、図1
1に示すように、可透性および可撓性を有するシート体
12と、このシート体12の両側部における上下方向の
略中央部に設けた水平方向の一対の第一位置決め部材1
3,13と、シート体12の上下側における左右方向の
略中央部に設けた垂直方向の一対の第二位置決め部材1
4,14と、シート体12の水平方向に設けて、図12
に示すように、左右の目の瞳の距離Lを計測する第一目
盛り15を有するスケール16と、シート体12におい
て前記一対の第一位置決め部材13,13を結んだ水平
基線17を設けて、この水平基線17に施した前記スケ
ール16の第一目盛り15に対応する第二目盛り18
と、前記シート体12の一側面に設けて眼鏡体1へ仮止
めされる接着層等の固定手段19とを備える。
【0036】なお、第一位置決め部材13,13は、シ
ート体12の左右方向へ一連に引いた水平基線17のみ
であっても同様の作用効果を奏する。
【0037】したがって、この例によれば、まず、鏡1
1を見ながら、図13(a)に示すように、目の前にこ
の位置決め具Bを近接させて左目を閉じ、右目へ、位置
決め具Bにおけるシート体12に設けたスケール16の
第一目盛り15における0目盛り位置に合わせる。
【0038】次に、この状態で、図13(b)に示すよ
うに、右目を閉じて左目を開け、この左目の瞳の位置を
スケール16の第一目盛り15で読む。
【0039】この位置が例えば58mmであれば、左右
の瞳孔間の距離Lは58mmであることになる。
【0040】そして、眼鏡体1を顔に掛けて、図14
(a)に示すように、シート体12の両側に設けた一対
の第一位置決め部材13,13を両眼の瞳の中心を結ん
だ線に一致するようにシート体12を移動して合わせる
と共に、両眼の瞳間の中心点にシート体12の上下に設
けた第二位置決め部材14,14を合わせた状態におい
て、シート体12に設けた固定手段19により眼鏡体1
のレンズ部3へ貼着すると、該位置決め具Bは、眼鏡体
1に仮止めされる。
【0041】次に、前記した位置決め具Bが取り付いた
眼鏡体1を外し、図14(b)に示すように、前工程に
おいてスケール16により計測した瞳間の距離に基づい
て、水平基線17に設けた左右の第二目盛り18,18
の58mm位置へ、添着部7の剥離シート8を剥して、
視力矯正レンズ2における基準シート10の光学中心p
を合わせて貼れば、それぞれの瞳の中心と光学中心pと
が一致した状態で取り付けることができる。
【0042】更に、第三の例の位置決め具Bは、図15
に示すように、眼鏡体1へ取り付けるシート体20と、
このシート体20に設けて両瞳の高さ(上下方向)位置
を計測する略水平方向の第一位置決め部材13,13
と、シート体20の上下側における左右方向の略中央部
に設けた垂直方向の一対の第二位置決め部材14,14
と、眼鏡体1かシート体20かに横方向へ移動自在に取
り付けた両瞳の左右方向位置を計測する第三位置決め部
材23,23と、シート体20の一側面に設けて眼鏡体
1へ仮止めされる接着層等の固定手段19とを備える。
【0043】したがって、この例によれば、まず、顔に
眼鏡体1を掛けた状態で鏡11を見ながら、図15
(a),(b)に示すように、シート体20を眼鏡体1
の外側に当て、その第一位置決め部材13,13を両眼
の瞳の中心を結んだ線(鼻の位置)に一致するようにシ
ート体20を移動して合わせると共に、両眼の瞳間の中
心点(鼻の位置)にシート体20の上下に設けた第二位
置決め部材14,14を合わせる。
【0044】この状態で、固定手段19により眼鏡体1
のレンズ部3へ該シート20を仮止めしておく。
【0045】そして、第三位置決め部材23,23をそ
れぞれの瞳の中心へ合わせると、眼鏡体1におけるレン
ズ部3に各瞳の中心が得られるもので、眼鏡体1を外
し、添着部7の剥離シート8を剥して、視力矯正レンズ
2における基準シート10の光学中心pを、第一位置決
め部材13,13と第三位置決め部材23,23との交
点へ合わせて貼れば、それぞれの瞳の中心と光学中心p
とが一致した状態で取り付けることができる。
【0046】前記したように本発明実施例の位置決め具
Bを用いる簡易眼鏡Aは、その成形にあっては、使用者
の視力に応じた視力矯正用レンズ2を選定し、その添着
部7に設けた剥離シート8を剥して接着層7aを露出さ
せ、例えば、市販のサングラス等の眼鏡体1におけるレ
ンズ部3の内面に、使用者が、該眼鏡体1を掛けたと
き、目の瞳孔位置に対応する部分に、主体6における焦
点補正面6aを当てて添着部7を貼り付けると、図1に
示すように、簡易眼鏡Aが得られる。
【0047】この簡易眼鏡Aを掛ければ、サングラスで
あれば、遮光効果と、視力矯正用レンズ2の焦点補正面
6aにより、使用者は目に入る像が矯正された視力補正
効果の両面が得られる。
【0048】
【発明の効果】前述のように構成される本発明は、視力
補正用となる度が付いていない眼鏡体への視力矯正用レ
ンズを、簡単かつ迅速な作業により取り付けることがで
き、容易に視力矯正眼鏡を成形することができる格別な
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する簡易眼鏡の背面を示す斜視図で
ある。
【図2】図1における要部を拡大して示す縦断側面図で
ある。
【図3】図1における視力矯正用レンズを示す斜視図で
ある。
【図4】図3における他の種類を示す説明図である。
【図5】図1における視力矯正用レンズに剥離シートを
設けた例の作動状態を示す斜視図である。
【図6】図1における視力矯正用レンズの一側に緩衝部
材を設けた例を示す縦断側面図である。
【図7】図1における視力矯正用レンズの他の例を示す
側面図である。
【図8】図1における視力矯正用レンズに基準シートを
設けた例を示す一部を破断した正面図である。
【図9】本発明に関する簡易眼鏡を成形する第一の例を
示す説明図である。
【図10】図9における作動状態の説明図である。
【図11】本発明に関する簡易眼鏡を成形する第二の例
に用いる位置決め具の正面図である。
【図12】図11の位置決め具により計測する瞳間を示
す説明図である。
【図13】図11の例による簡易眼鏡の成形工程を示す
説明図である。
【図14】図13の成形工程より更に後工程を示す説明
図である。
【図15】本発明に関する簡易眼鏡を成形する第三の例
に用いる位置決め具の説明図である。
【符号の説明】
A 簡易眼鏡 B 位置決め具 1 眼鏡体 2 視力矯正用レンズ 3 レンズ部 12,20 シート体 13,17 第一位置決め部材 14 第二位置決め部材 15 第一目盛り 16 スケール 18 第二目盛り 19 固定手段 20 シート体 23 第三位置決め部材 p 光学中心

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡体におけるレンズ部の内側面へ、視
    力矯正用レンズを添着する簡易眼鏡にあって、眼鏡体に
    おけるレンズ部の外側面へ、易剥離性の接着層を内層に
    設けたシール状の位置決め具を瞳の中心位置へ対応する
    ように取り付けたことを特徴とする簡易眼鏡の視力矯正
    用レンズの位置決め具。
  2. 【請求項2】 眼鏡体におけるレンズ部の内側面へ、視
    力矯正用レンズを添着する簡易眼鏡にあって、可透性を
    有して眼鏡体へ取り付けるシート体と、このシート体に
    おける上下方向の略中央部において略水平に設けた第一
    位置決め部材と、前記シート体の上下側における左右方
    向の略中央部に設けた垂直方向の第二位置決め部材と、
    シート体の水平方向に設けて、左右の瞳孔間の距離を計
    測する第一目盛りを有するスケールと、前記シート体に
    おいて前記第一位置決め部材の水平基線に施した前記ス
    ケールの第一目盛りに対応する第二目盛りと、前記シー
    ト体の一側面に設けて眼鏡体へ仮止めされる固定手段と
    を備えさせたことを特徴とする簡易眼鏡の視力矯正用レ
    ンズの位置決め具。
  3. 【請求項3】 眼鏡体におけるレンズ部の内側面へ、視
    力矯正用レンズを添着する簡易眼鏡にあって、眼鏡体へ
    取り付けるシート体と、このシート体に設けて両瞳の高
    さ位置を合わせる略水平方向の第一位置決め部材と、前
    記シート体の左右方向の略中央部に設けた垂直方向の第
    二位置決め部材と、眼鏡体かシート体かに横方向へ移動
    自在に取り付けた両瞳の左右方向位置を合わせる第三位
    置決め部材と、前記シート体の一側面に設けて眼鏡体へ
    このシート体を仮止めさせる固定手段とを備えさせたこ
    とを特徴とする簡易眼鏡の視力矯正用レンズの位置決め
    具。
  4. 【請求項4】 眼鏡体におけるレンズ部の内側面へ、視
    力矯正用レンズを添着する簡易眼鏡にあって、前記レン
    ズ部の外側面に視力矯正用レンズを添着すべき位置に位
    置決め具を対応させ、この位置決め具の指示中心へ視力
    矯正用レンズに設けた光学中心を合わせてレンズ部の内
    側面へ該視力矯正用レンズを貼り付けることを特徴とす
    る簡易眼鏡の視力矯正用レンズの位置決め方法。
JP08438895A 1995-04-11 1995-04-11 簡易眼鏡の視力矯正用レンズの位置決め具および簡易眼鏡の製造方法 Expired - Fee Related JP3146126B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08438895A JP3146126B2 (ja) 1995-04-11 1995-04-11 簡易眼鏡の視力矯正用レンズの位置決め具および簡易眼鏡の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08438895A JP3146126B2 (ja) 1995-04-11 1995-04-11 簡易眼鏡の視力矯正用レンズの位置決め具および簡易眼鏡の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08286158A true JPH08286158A (ja) 1996-11-01
JP3146126B2 JP3146126B2 (ja) 2001-03-12

Family

ID=13829192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08438895A Expired - Fee Related JP3146126B2 (ja) 1995-04-11 1995-04-11 簡易眼鏡の視力矯正用レンズの位置決め具および簡易眼鏡の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3146126B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6808264B1 (en) * 2000-02-14 2004-10-26 Ryuichi Hoshino Pupil center determination recorder
CN107367848A (zh) * 2017-08-29 2017-11-21 爱眼密码(深圳)健康服务有限责任公司 一种视力矫正眼镜及其应用

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102441679B1 (ko) * 2020-10-26 2022-09-07 삼육대학교산학협력단 스윙 연습용 테니스 라켓

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6808264B1 (en) * 2000-02-14 2004-10-26 Ryuichi Hoshino Pupil center determination recorder
CN107367848A (zh) * 2017-08-29 2017-11-21 爱眼密码(深圳)健康服务有限责任公司 一种视力矫正眼镜及其应用

Also Published As

Publication number Publication date
JP3146126B2 (ja) 2001-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2020201126B2 (en) Adhesive optical film to convert an eyeglass lens to a progressive lens
US7036929B1 (en) Method and device for the application and removal of disposable corrective optical film to an eyeglass lens
US4711539A (en) Support structure for protective mask optical insert
JPH09511841A (ja) 接着型補正レンズ
US5349393A (en) Light-transmitting elastomeric suction lens
US9851587B2 (en) Eyeglass accessory
US5900922A (en) Eyewear having a unitary flexible frame and an interchangeable lens
JP3188129B2 (ja) 眼鏡体におけるレンズ部への視力矯正用レンズ取付方法
US5748279A (en) Kit for momentary correction of vision to aid in the selection of eyeglass frames
US4898459A (en) Reading spectacles
US20200259940A1 (en) Optic cell phone screen cover
US7357505B2 (en) Device for self-measurement of interpupillary distance
JPH08286158A (ja) 簡易眼鏡の視力矯正用レンズの位置決め具および簡易眼鏡の視力矯正用レンズの位置決め方法
US20210271111A1 (en) Attachable reading glasses
JP2502834B2 (ja) 眼鏡用レンズ及び眼鏡
CN214846107U (zh) 便捷眼镜
JPH06175085A (ja) 眼 鏡
JPH05273502A (ja) 脱着自在眼鏡レンズ
EP0206109A2 (en) Apparatus for supporting a protective mask optical insert
US4292030A (en) Teaching device for progressive power lenses
US4101208A (en) Ophthalmic device for tensionally securing lenses thereto
US20210116721A1 (en) Parallax error correcting system
KR20170069371A (ko) 시력 보정용 고글
BR112016026162B1 (pt) Película óptica adesiva para converter uma lente dos óculos em uma lente progressiva
JPH0734431U (ja) 視力補正用眼鏡レンズ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001212

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080105

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090105

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100105

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees