JPH08285708A - 圧力センサ - Google Patents

圧力センサ

Info

Publication number
JPH08285708A
JPH08285708A JP8723995A JP8723995A JPH08285708A JP H08285708 A JPH08285708 A JP H08285708A JP 8723995 A JP8723995 A JP 8723995A JP 8723995 A JP8723995 A JP 8723995A JP H08285708 A JPH08285708 A JP H08285708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic
diaphragm
output
liquid
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8723995A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Takahashi
正人 高橋
Michihiko Tsuruoka
亨彦 鶴岡
Hiroyuki Yoshimura
弘幸 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP8723995A priority Critical patent/JPH08285708A/ja
Publication of JPH08285708A publication Critical patent/JPH08285708A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 微小な圧力でも精度良く検出できるよう、圧
力センサにおける検出感度の向上を図る。 【構成】 1対の櫛歯状電極を組み合わせた電極6,7
を圧電基板1上に離間して配置した超音波デバイス10
から、液体13中に漏洩する弾性表面波(SAW)をダ
イアフラム3に反射させて液体遅延共振回路を構成し、
ダイアフラム変位を周波数の変化として検出する形式の
圧力センサにおいて、超音波を多重反射させる構成とす
ることにより、検出感度を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に検出感度を向上
させることが可能な圧力センサ、特に弾性表面波(SA
W:Surface Accourstic Wav
e)共振型の圧力センサに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の圧力センサは、例えば、“Pr
ogress in the development
of saw resonator pressur
e transducers”(1980 Ultra
sonic Symposium、696−701)、
特公昭61−80024号公報、特開昭61−8213
0号公報等により公知である。
【0003】図4にその代表的な例(第1従来例)を示
す。これは、1対の櫛歯状電極をインターディジタル式
に組み合わせて構成した2つのインターディジタル電極
(Inter−digital transduce
r:以下IDTとも略記する)44を、圧電物質42で
構成したダイアフラム43の表面に設け、帰還増幅回路
45を組み合わせて共振回路を構成し、ダイアフラム4
3に加わる圧力にて生じる歪みに伴う圧電基板中の音速
変化を、共振周波数変化として検出するものである。
【0004】しかしながら、第1従来例ではダイアフラ
ムを薄く形成することができないため、微小な圧力を検
出することができない、という問題がある。これは、圧
電基板を機械的加工によって削りとって薄くするときに
高度な加工技術を必要とし、均一な品質の圧電基板を得
るためには或る程度の厚さを必要とすることと、基台4
1に取り付けるために一定以上の剛性を持たせる必要が
あるからである。
【0005】上述の如き問題を解決することができ製作
を容易にしたものとして、例えば特公平2−3129号
公報に示すものや、“A hydrophone wi
tha liqid delay line osci
llator”(Journal of Applie
d Physics,Vol.53,4072〜407
4,June.1982)等に示すものがある(第2従
来例ともいう)。
【0006】以下、上記第2の従来例について、図5,
図6を参照して説明する。なお、図6は図5をA方向か
ら見た平面図である。ここでは、圧電基板51の2組の
IDT電極52a,52bを設けた面に、圧力媒体とな
る液体53を接触させ、第1のIDT電極52aに交流
電気信号を流して弾性表面波(SAW)を励起し、液体
53中に超音波ビーム54を放射させる。この第1のI
DT電極52aから放射された超音波ビーム54は、圧
電基板51に対向して設けられたダイアフラム55で反
射して第2のIDT電極52bに到達し、これにより励
起された第2のIDT電極52bから得られた出力を、
帰還増幅器56で増幅して再度第1のIDT電極52a
に入力して、液体遅延共振回路を形成している。このよ
うな構成において、外部からの圧力でダイアフラム55
が変位すると、液体中の超音波ビーム54の伝搬距離が
変化し共振周波数の変化として現れるので、この変化か
ら圧力を検出するものである。
【0007】ここで、上記第2従来例の原理につき、図
7を参照して説明する。図7に示す如く、圧電基板51
とダイアフラム(反射板)55との間隔をb、ダイアフ
ラムの変位量をδ、第1,第2IDT電極間の間隔を
a、超音波ビームの最短伝搬距離をL、ダイアフラムが
δ変位した後の伝搬距離をL−ΔLとすると、幾何学的
な関係から、 ΔL=4b×δ/L …(1) と近似できる(ΔL2 ≒0、δ2 ≒0)。
【0008】一方、SAWの基本式から、 f=n×VL /L …(2) と表わされる。なお、VL は液体中の音速、nはオーバ
ートーン次数を示す。この(2)式から、次の(3)式
が導かれる。 Δf=−n×VL ×ΔL/L2 …(3) よって、(1),(3)式より、次の(4)式が得られ
る。 Δf=−4×n×b×VL ×δ/L2 …(4) この(4)式の関係より、ダイアフラムの変位を周波数
の変化として捉えることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような第
2従来例においても、まだ、改良すべき余地が残されて
いる。したがって、この発明の課題は検出感度をさらに
向上させ、微小な圧力でも精度良く検出し得るようにす
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、請求項1の発明では、1対の櫛歯状電極をイン
ターディジタル式に組み合わせた少なくとも2つの電極
を圧電体基板上に互いに離間して配置することにより構
成される入力用超音波素子および出力用超音波素子から
なる超音波デバイスと、被測定対象の圧力変化に応動し
超音波を反射するダイアフラムと、前記超音波デバイス
とダイアフラムとを互いに離間して保持し、これら超音
波デバイスおよびダイアフラムとともに液体を充満する
ための容器を構成するスペーサ部材と、前記出力用超音
波素子で受けた信号を増幅し、前記入力用超音波素子に
信号を入力する帰還増幅器とを有し、前記入力用超音波
素子から液体中に放射された超音波が超音波デバイスと
ダイアフラムとの間を少なくとも2回往復して反射され
た後、出力用超音波素子で受信されるように構成するこ
とを特徴としている。
【0011】請求項2の発明では、1対の櫛歯状電極を
インターディジタル式に組み合わせた少なくとも2つの
電極を圧電体基板上に互いに離間して配置することによ
り構成される入力用超音波素子および出力用超音波素子
からなる第1,第2の超音波デバイスを、被測定対象の
圧力変化に応動し超音波を反射するダイアフラムを挟ん
で対向配置する一方、前記第1,第2超音波デバイスと
ダイアフラムとをそれぞれ互いに離間して保持し、これ
ら第1,第2超音波デバイスおよびダイアフラムととも
に液体を充満するための容器をそれぞれ構成する第1,
第2のスペーサ部材を設け、さらに、第1,第2超音波
デバイスにはその出力用超音波素子で受けた信号を増幅
し、その入力用超音波素子に信号をそれぞれ入力する第
1,第2の帰還増幅器と、この第1,第2の帰還増幅器
の各出力側に接続され、2つの信号の周波数差を測定す
る周波数比較回路とを設けたことを特徴としている。上
記請求項2の発明では、前記第1,第2超音波デバイス
を、入力用超音波素子から放射された超音波が超音波デ
バイスとダイアフラムとの間を少なくとも2回往復して
反射された後、出力用超音波素子で受信されるように構
成することができる(請求項3の発明)。
【0012】
【作用】圧力差によって生じるダイアフラムの変位は同
じでも、請求項1の発明のように、超音波ビームを超音
波素子とダイアフラムの間で複数回往復させることで、
伝搬経路を大きくすることができ、これにより出力感度
(周波数変化)を往復させた回数分だけ倍増させる。ま
た、請求項2の発明の如く検出部を2組設けることで、
ダイアフラムの変位に応じ一方の検出部では共振周波数
を増加させ、他の検出部では共振周波数を減少させるこ
とができ、したがって、両者の周波数の差を求めること
により感度を2倍にする。さらに、請求項3の発明の如
く検出部を2組設けるとともに、各検出部で超音波ビー
ムを複数回往復させる、つまり、請求項1と請求項2と
の相乗効果により、感度を従来のものより少なくとも8
倍以上高められるようにする。
【0013】
【実施例】図1はこの発明の第1実施例を示す断面図、
図2は図1の圧電基板を示す平面図である。すなわち、
圧電基板1の表面に、第1,第2のIDT6,7を距離
aだけ離して配置し、超音波素子またはデバイス10を
形成している。超音波デバイス10のIDT6,7と同
じ面には、第1のスペーサ4を介してダイアフラム3が
結合されている。また、このダイアフラム3の反対面に
は、第2のスペーサ5を介して蓋2が接合されており、
この状態で各接合部分の気密が保たれている。
【0014】圧電基板1とダイアフラム3の間には、液
体13(例えば、シリコンオイル等の不活性な圧力媒
体)が充填されている。同様に、蓋2とダイアフラム3
の間にも液体14が充填されているが、この実施例の場
合こちら側は必ずしも液体である必要はなく、空気等の
気体でも構わない。また、圧電基板1および蓋2には、
それぞれ第1の導圧孔11と第2の導圧孔12が設けら
れており、測定対象となる外部の圧力を液体(または気
体)を介して、ダイアフラム3に導く構成となってい
る。
【0015】第1のIDT6および第2のIDT7のそ
れぞれ一方の櫛歯状電極はアースに接続され、もう一方
の櫛歯状電極は帰還増幅器8を介して接続されている。
第1のIDT(入力用トランスデューサともいう)6に
交流電気信号を印加すると超音波が励起され、液体13
中を伝搬してダイアフラム3と圧電基板1間で反射を繰
り返し、第2のIDT(出力用トランスデューサともい
う)7に到達する。これによって、いわゆる液体遅延共
振回路が構成されている。また、帰還増幅器8の出力側
には周波数出力端子9が設けられ、この出力端子9を介
して圧力差、すなわちダイアフラム3の変位を周波数変
化として検出することができる。このとき、第1のID
T6からの超音波の出射角θは、次式で与えられる。 θ=sin-1(VL /VR )、VL :液体中の音速、V
R :基板中の音速
【0016】したがって、圧電基板1とダイアフラム3
との間を往復させる回数によって、第1,第2のIDT
6,7間の間隔aと、圧電基板1とダイアフラム3間の
間隔bの値を適切な寸法に選べば良い。このように構成
することにより、ダイアフラムの変位δが同じでも、超
音波の伝搬距離の変化は2往復すれば2倍、3往復すれ
ば3倍となり、先の(3)式の関係からΔfも比例して
大きく変化する。その結果、ダイアフラムの変位が微小
でも充分な周波数変化を得ることができ、感度を向上さ
せることができる。ただし、反射の回数や伝搬距離が増
加するほど超音波の減衰が大きくなり、帰還増幅器で増
幅する際のS/N比の低下を招くため、いたずらに反射
回数を増やすことはあまり得策ではない。
【0017】また、この方式では、液体中の音速の変化
が出力信号である周波数に比例関係で影響するため、温
度変化による音速変化を補正する必要がある。従って、
この実施例では圧電基板上に白金(Pt)薄膜の温度セ
ンサ15を形成し、温度検出回路16に接続して流体の
温度を測定し、温度出力端子17を介して図示されない
演算回路で、圧力検出値を補正する構成としている。こ
のとき、温度センサは他のタイプのものでも良く、ダイ
オード,サーミスタまたは熱電対を用いることも可能で
ある。
【0018】次に、製造方法について、簡単に説明す
る。近年のマイクロマシーニング技術の発達より、高精
度の三次元加工が可能となっていることから、上述の如
き構造のものを製作するには様々な方法が考えられる。
例えば、圧電基板としてLiNbO3 (ニオブ酸リチウ
ム),LiTaO3タンタル酸リチウム),水晶など多
くの圧電材料が考えられ、この圧電材料表面に、IDT
となる櫛歯状電極薄膜を真空蒸着,スパッタ,CVD
(気相法)等の方法で形成する。電極材料にはAu,A
l等が考えられるが、接液するためできるだけ腐食や経
時変化の少ない安定な材料を用いることが望ましい。
【0019】また、ダイアフラムとしては、半導体製造
技術で一般的なシリコン等が挙げられ、等方性エッチン
グによって、図1に示す如き厚肉部3aと薄肉部3bを
形成する。このとき、スペーサにガラスを用いれば、シ
リコンダイアフラムとは静電接合で接着することがで
き、また、スペーサをダイアフラムと一体的に製作すれ
ば、接合回数を少なくし得る利点がある。
【0020】圧電材料とスペーサとは、各接合面に金属
薄膜を真空蒸着,スパッタ,CVD等の方法により形成
し、両者の拡散接合によって接合することが可能であ
る。ただし、温度変化によって発生する線膨張差歪みの
影響を極力低減するためには、使用温度範囲内でできる
だけ線膨張係数の等しい材料を組み合わせることが好ま
しく、場合によっては全て圧電材料で製作することも考
えられる。
【0021】図3はこの発明の他の実施例を示す断面図
である。同図からも明らかなように、超音波デバイス1
0の構造は図1,2の場合と同様であるが、ここでは、
さらにダイアフラム3に対して対称な位置に超音波デバ
イス10’を配置する。超音波デバイス10’は超音波
デバイス10と同じ構造であり、第1,第2のIDT
6,7に対応する第3,第4のIDT6’,7’が設け
られ、第2の帰還増幅器8’および液体14’とともに
液体遅延共振回路が構成されている。また、第1の帰還
増幅器8と第2の帰還増幅器8’の各出力は、周波数比
較回路18に接続され、両者の周波数差を出力端子19
を介して出力する構成となっている。
【0022】このような構成において、例えば第2の導
圧孔12側に大きな圧力が加わると、ダイアフラム3は
超音波デバイス10側に変位し、第1の圧電基板側では
超音波の伝搬距離が短くなって、先のSAWの基本式
(2)から、共振周波数は大きくなる。一方、第2の圧
電基板側では超音波の伝搬距離が長くなって、共振周波
数は小さくなる。従って、両者の周波数差を求めること
によって、同じダイアフラム変位に対して2倍の周波数
変化を得ることができ、より高感度の測定が可能とな
る。
【0023】この場合、できれば各超音波デバイス1
0,10’と、ダイアフラム3との間隔は等しくしてお
くことが望ましい。しかし、等しくない場合でも、圧力
差が無い状態での周波数差(オフセット)の値を基準と
して、出力を求めることもできるので、必ずしも等しく
する必要もない。この実施例の利点は、装置全体を半導
体製造技術で製作するため、非常に小型化することがで
き、装置内部の温度分布を減らすことができるだけでな
く、差動検出方式とすることで、両側のセンサにおける
音速変化の影響をキャンセルすることが可能となる。
【0024】なお、図3の如き差動検出方式において、
各超音波素子とダイアフラム間の反射を、第1の実施例
のような多重反射方式とすることにより、より一層の検
出感度の向上を期待でき、従来技術と比較して少なくと
も8倍以上の感度を得られることが確かめられている。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、圧力差によっ
て生じるダイアフラムの変位量は同じでも、超音波ビー
ムを超音波素子とダイアフラムとの間で複数回往復させ
ることで、伝搬経路の変化を大きくすることができ、こ
れによって出力感度(周波数変化)を往復させた回数分
だけ倍増することができる。その結果、センサを高感度
にでき、ダイアフラムの変位が小さくても微小な圧力
(圧力差)を検出することができる利点が得られる。ま
た、圧電基板を薄くする必要もなく、製作も容易とな
る。
【0026】請求項2の発明によれば、検出部を2組設
けたことにより、ダイアフラムの変位に伴い、一方の検
出部では共振周波数が増加し、他方の検出部では共振周
波数は減少するため、この両者の周波数の差を求めるこ
とで、感度をほぼ2倍にすることができる。これによっ
ても、請求項1の発明と同様の効果を得ることができ
る。また、差動方式で検出するため、温度変化による液
体中の音速変化等の誤差要因を、キャンセルし得る利点
もある。さらに、上記請求項2の如き差動検出方式にお
いて、各超音波素子とダイアフラム間の反射を請求項3
の発明の如く多重反射方式とすることにより、より一層
検出感度を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】図1の圧電基板を示す平面図である。
【図3】この発明の第2実施例を示す断面図である。
【図4】第1従来例を示す斜視図である。
【図5】第2従来例を示す断面図である。
【図6】図5をA方向から見た平面図である。
【図7】第2従来例の原理説明図である。
【符号の説明】
1…圧電基板、2…蓋、3…ダイアフラム、4…第1の
スペーサ、5…第2のスペーサ、6…第1のIDT、7
…第2のIDT、6’…第3のIDT、7’…第4のI
DT、8…第1の帰還増幅器、8’…第1の帰還増幅
器、9…周波数出力端子、10…超音波素子、10’…
超音波素子、11…第1の導圧孔、12…第2の導圧
孔、13…液体、14…液体(気体)、15…温度セン
サ、16…温度検出回路、17…温度出力端子、18…
周波数比較回路、19…周波数出力端子。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対の櫛歯状電極をインターディジタル
    式に組み合わせた少なくとも2つの電極を圧電体基板上
    に互いに離間して配置することにより構成される入力用
    超音波素子および出力用超音波素子からなる超音波デバ
    イスと、被測定対象の圧力変化に応動し超音波を反射す
    るダイアフラムと、前記超音波デバイスとダイアフラム
    とを互いに離間して保持し、これら超音波デバイスおよ
    びダイアフラムとともに液体を充満するための容器を構
    成するスペーサ部材と、前記出力用超音波素子で受けた
    信号を増幅し、前記入力用超音波素子に信号を入力する
    帰還増幅器とを有し、 前記入力用超音波素子から液体中に放射された超音波が
    超音波デバイスとダイアフラムとの間を少なくとも2回
    往復して反射された後、出力用超音波素子で受信される
    ように構成することを特徴とする圧力センサ。
  2. 【請求項2】 1対の櫛歯状電極をインターディジタル
    式に組み合わせた少なくとも2つの電極を圧電体基板上
    に互いに離間して配置することにより構成される入力用
    超音波素子および出力用超音波素子からなる第1,第2
    の超音波デバイスを、被測定対象の圧力変化に応動し超
    音波を反射するダイアフラムを挟んで対向配置する一
    方、前記第1,第2超音波デバイスとダイアフラムとを
    それぞれ互いに離間して保持し、これら第1,第2超音
    波デバイスおよびダイアフラムとともに液体を充満する
    ための容器をそれぞれ構成する第1,第2のスペーサ部
    材を設け、さらに、第1,第2超音波デバイスにはその
    出力用超音波素子で受けた信号を増幅し、その入力用超
    音波素子に信号をそれぞれ入力する第1,第2の帰還増
    幅器と、この第1,第2の帰還増幅器の各出力側に接続
    され、2つの信号の周波数差を測定する周波数比較回路
    とを設けたことを特徴とする圧力センサ。
  3. 【請求項3】 前記第1,第2超音波デバイスを、入力
    用超音波素子から放射された超音波が超音波デバイスと
    ダイアフラムとの間を少なくとも2回往復して反射され
    た後、出力用超音波素子で受信されるように構成するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の圧力センサ。
JP8723995A 1995-04-12 1995-04-12 圧力センサ Pending JPH08285708A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8723995A JPH08285708A (ja) 1995-04-12 1995-04-12 圧力センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8723995A JPH08285708A (ja) 1995-04-12 1995-04-12 圧力センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08285708A true JPH08285708A (ja) 1996-11-01

Family

ID=13909274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8723995A Pending JPH08285708A (ja) 1995-04-12 1995-04-12 圧力センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08285708A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040003616A (ko) * 2002-07-03 2004-01-13 엘지이노텍 주식회사 표면탄성파 필터를 이용한 압력 감지 장치
JP2006108766A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Fuji Xerox Co Ltd 無線応答装置および画像形成装置
US7459828B2 (en) 2002-06-08 2008-12-02 Lg Innotek Co., Ltd Saw sensor device using slit acoustic wave and method thereof
US7635191B2 (en) 2006-08-09 2009-12-22 Funai Electric Co., Ltd. Manufacturing method for variable shape mirror

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7459828B2 (en) 2002-06-08 2008-12-02 Lg Innotek Co., Ltd Saw sensor device using slit acoustic wave and method thereof
KR20040003616A (ko) * 2002-07-03 2004-01-13 엘지이노텍 주식회사 표면탄성파 필터를 이용한 압력 감지 장치
JP2006108766A (ja) * 2004-09-30 2006-04-20 Fuji Xerox Co Ltd 無線応答装置および画像形成装置
US8237545B2 (en) 2004-09-30 2012-08-07 Fuji Xerox Co., Ltd. Wireless transponder and image forming device
US7635191B2 (en) 2006-08-09 2009-12-22 Funai Electric Co., Ltd. Manufacturing method for variable shape mirror

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1800100B1 (en) Mems saw sensor
US5668303A (en) Sensor having a membrane as part of an electromechanical resonance circuit forming receiver and transmitter converter with interdigital structures spaced apart from one another
JPS626174B2 (ja)
KR20010099776A (ko) 액체의 밀도와 점도를 산출하기 위한 센서 어레이 및 방법
Choujaa et al. AlN/silicon Lamb-wave microsensors for pressure and gravimetric measurements
KR100706561B1 (ko) 마이크로 음향 센서 장치를 작동시키기 위한 방법 및 장치
US7638924B2 (en) Method of driving ultrasonic transducer
US4317372A (en) Surface acoustic wave pressure gauge
US6366675B1 (en) Sound pressure detecting system
JP2004093574A (ja) 原子間力顕微鏡用力方位センサ付カンチレバー
JPH08285708A (ja) 圧力センサ
US6142948A (en) Vibration displacement detecting system
JP5658061B2 (ja) 力学量センサ
JP2000214140A (ja) センサ
JP3095637B2 (ja) 超音波湿度センサ
US6393920B1 (en) Sound pressure sensing device
JPH09178714A (ja) 超音波においセンサ
JPH0611492A (ja) 弾性表面波デバイス
JP7351508B2 (ja) 認識信号生成素子及び素子認識システム
FR3100330A1 (fr) Capteurs de pression à ondes acoustiques différentiels
JP7310145B2 (ja) センサ装置
JPH09178713A (ja) 超音波濃度センサ
SU775637A1 (ru) Устройство дл измерени температуры
Rokhlin et al. Surface acoustic wave pressure transducers and accelerometers
JPH0436322B2 (ja)