JPH08284679A - ターニングギヤ嵌脱の遠隔操作システム - Google Patents
ターニングギヤ嵌脱の遠隔操作システムInfo
- Publication number
- JPH08284679A JPH08284679A JP10697495A JP10697495A JPH08284679A JP H08284679 A JPH08284679 A JP H08284679A JP 10697495 A JP10697495 A JP 10697495A JP 10697495 A JP10697495 A JP 10697495A JP H08284679 A JPH08284679 A JP H08284679A
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- JP
- Japan
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- gear
- turning
- pinion gear
- guide ring
- pinion
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明のターニングギヤ嵌脱の遠隔操作シス
テムの目的はターニングギヤを駆動するピニオンギヤを
遠隔操作で嵌脱できる装置を提供するにある。 【構成】 ターニングギヤを駆動するピニオンギヤを遠
隔操作で嵌脱を行うものにおいてピニオンギヤ5の両側
にそれぞれ設けられた前記ピニオンギヤを移動且その位
置を規制するガイドリング5a,5bと、一方のガイド
リングに設けられたスライド手段と、ピニオンギヤ5を
貫通して前記2つのガイドリングを接続する接続棒5c
と、他のガイドリングと前記ピニオンギヤとの間に設け
られた押ばね5eとを有することを特徴とする。
テムの目的はターニングギヤを駆動するピニオンギヤを
遠隔操作で嵌脱できる装置を提供するにある。 【構成】 ターニングギヤを駆動するピニオンギヤを遠
隔操作で嵌脱を行うものにおいてピニオンギヤ5の両側
にそれぞれ設けられた前記ピニオンギヤを移動且その位
置を規制するガイドリング5a,5bと、一方のガイド
リングに設けられたスライド手段と、ピニオンギヤ5を
貫通して前記2つのガイドリングを接続する接続棒5c
と、他のガイドリングと前記ピニオンギヤとの間に設け
られた押ばね5eとを有することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディーゼル機関のターニ
ング作業の遠隔操作に関する。
ング作業の遠隔操作に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例を図3によって説明する。図3は
従来例のターニングギヤ駆動装置の図である。従来ディ
ーゼル機関のターニング作業を実施するにターニングギ
ヤとピニオンギヤの噛合せ作業が必要であった。歯車の
噛合せ作業は操作盤により電動装置をインチングで操作
し歯車の位置合せを行った後に、ピニオンギヤを操作レ
バーで移動させる作業であった。台板8の上に取付けら
れた駆動装置4を操作盤でインチングで回しその軸4a
にキー4bを用いて軸方向に移動可能に取付けられたピ
ニオンギヤ5を微量ずつ回転させ図示しないターニング
ギヤの歯と噛合う位置にきたとき止め、軸4aに垂直な
ピン011により端末を支持板010に結合されたレバ
ー09をピン011を軸に揺動させレバー09にナット
013で取付けられ、前記ピニオンギヤのボスに設けら
れた周方向溝に嵌っているピン012で前記ピニオンギ
ヤを押して移動させ、ターニングギヤに噛み合せる。タ
ーニングをやめたときは前記レバーを逆方向に揺動させ
ピン012で前記ピニオンギヤを押して移動させるとタ
ーニングギヤから外れる。
従来例のターニングギヤ駆動装置の図である。従来ディ
ーゼル機関のターニング作業を実施するにターニングギ
ヤとピニオンギヤの噛合せ作業が必要であった。歯車の
噛合せ作業は操作盤により電動装置をインチングで操作
し歯車の位置合せを行った後に、ピニオンギヤを操作レ
バーで移動させる作業であった。台板8の上に取付けら
れた駆動装置4を操作盤でインチングで回しその軸4a
にキー4bを用いて軸方向に移動可能に取付けられたピ
ニオンギヤ5を微量ずつ回転させ図示しないターニング
ギヤの歯と噛合う位置にきたとき止め、軸4aに垂直な
ピン011により端末を支持板010に結合されたレバ
ー09をピン011を軸に揺動させレバー09にナット
013で取付けられ、前記ピニオンギヤのボスに設けら
れた周方向溝に嵌っているピン012で前記ピニオンギ
ヤを押して移動させ、ターニングギヤに噛み合せる。タ
ーニングをやめたときは前記レバーを逆方向に揺動させ
ピン012で前記ピニオンギヤを押して移動させるとタ
ーニングギヤから外れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来ディーゼル機関の
ターニング作業は運転の前後に実施される。特にディー
ゼル機関の運転前には多くの確認作業を要するため、作
業者は準備作業が多くなり作業に追われる状態となる。
ターニングギヤとピニオンギヤはディーゼル機関の運転
時に噛合っていると駆動装置を損傷するため通常時離脱
した状態にしている。ターニング時作業者は操作盤にて
駆動装置をインチングすることによりピニオンギヤを微
量ずつ回転させてターニングギヤと噛合う位置にこさ
せ、前記ピニオンギヤを軸方向にスライドさせてターニ
ングギヤに噛合せていた。ディーゼル機関を運転するた
めの準備作業として実施するターニング作業は前記の様
な熟練を要する煩わしい内容の作業であった。
ターニング作業は運転の前後に実施される。特にディー
ゼル機関の運転前には多くの確認作業を要するため、作
業者は準備作業が多くなり作業に追われる状態となる。
ターニングギヤとピニオンギヤはディーゼル機関の運転
時に噛合っていると駆動装置を損傷するため通常時離脱
した状態にしている。ターニング時作業者は操作盤にて
駆動装置をインチングすることによりピニオンギヤを微
量ずつ回転させてターニングギヤと噛合う位置にこさ
せ、前記ピニオンギヤを軸方向にスライドさせてターニ
ングギヤに噛合せていた。ディーゼル機関を運転するた
めの準備作業として実施するターニング作業は前記の様
な熟練を要する煩わしい内容の作業であった。
【0004】本発明の目的はターニングギヤを駆動する
ピニオンギヤを遠隔操作でターニングギヤに嵌脱させる
ターニングギヤ嵌脱の遠隔操作システムを提供するにあ
る。
ピニオンギヤを遠隔操作でターニングギヤに嵌脱させる
ターニングギヤ嵌脱の遠隔操作システムを提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のターニングギヤ
嵌脱の遠隔操作システムはターニングギヤを駆動するピ
ニオンギヤを遠隔操作で軸方向に移動させてターニング
ギヤとの嵌脱を行うものにおいて、ピニオンギヤ5の両
側に設けられた前記ピニオンギヤを移動させ且ピニオン
ギヤの位置を規制するガイドリング5a,5bと、一方
のガイドリング5aに取付けられたガイドリングスライ
ド手段5f,5g,26,10,21,9,27と、前
記ピニオンギヤを貫通して両側の前記ガイドリングを接
続する接続棒5cと、他方のガイドリング5bと前記ピ
ニオンギヤとの間に設けられた押ばね5eとを有してな
ることを特徴としている。
嵌脱の遠隔操作システムはターニングギヤを駆動するピ
ニオンギヤを遠隔操作で軸方向に移動させてターニング
ギヤとの嵌脱を行うものにおいて、ピニオンギヤ5の両
側に設けられた前記ピニオンギヤを移動させ且ピニオン
ギヤの位置を規制するガイドリング5a,5bと、一方
のガイドリング5aに取付けられたガイドリングスライ
ド手段5f,5g,26,10,21,9,27と、前
記ピニオンギヤを貫通して両側の前記ガイドリングを接
続する接続棒5cと、他方のガイドリング5bと前記ピ
ニオンギヤとの間に設けられた押ばね5eとを有してな
ることを特徴としている。
【0006】
【作用】ディーゼル機関の停止時及び運転時にはターニ
ングギヤ3を駆動するピニオンギヤはターニングギヤか
ら離脱した状態になっている。ターニングを行うときは
スライド手段により一方のガイドリング5aを軸方向に
スライドさせ接続棒5cを介して他方のガイドリング5
aをスライドさせピニオンギヤ5をターニングギヤ3の
方へ押して移動させ前記ターニングギヤ3の側面に接触
させる。一般には歯は噛合わない。次に駆動装置を起動
しピニオンギヤを回転させると、前記ピニオンギヤの歯
が前記ターニングギヤの歯から外れた位置にきたときば
ね5eの力でピニオンギヤ5がわずかにターニングギヤ
3に挿入される。
ングギヤ3を駆動するピニオンギヤはターニングギヤか
ら離脱した状態になっている。ターニングを行うときは
スライド手段により一方のガイドリング5aを軸方向に
スライドさせ接続棒5cを介して他方のガイドリング5
aをスライドさせピニオンギヤ5をターニングギヤ3の
方へ押して移動させ前記ターニングギヤ3の側面に接触
させる。一般には歯は噛合わない。次に駆動装置を起動
しピニオンギヤを回転させると、前記ピニオンギヤの歯
が前記ターニングギヤの歯から外れた位置にきたときば
ね5eの力でピニオンギヤ5がわずかにターニングギヤ
3に挿入される。
【0007】このときの位置を検出しスライド手段を作
動させ一方のガイドリング5aをスライドさせると接続
棒を介して他側のガイドリングを引き寄せこれがピニオ
ンギヤ5を押すためピニオンギヤがスライドしてターニ
ングギヤ3の歯の間に入りこみ噛合が完了する。ターニ
ング作業が終了するとスライド手段を前記と逆向きに作
動させると、一方のガイドリング5aがピニオンギヤ5
を押しターニングギヤ3から離脱した位置までスライド
させて停止する。
動させ一方のガイドリング5aをスライドさせると接続
棒を介して他側のガイドリングを引き寄せこれがピニオ
ンギヤ5を押すためピニオンギヤがスライドしてターニ
ングギヤ3の歯の間に入りこみ噛合が完了する。ターニ
ング作業が終了するとスライド手段を前記と逆向きに作
動させると、一方のガイドリング5aがピニオンギヤ5
を押しターニングギヤ3から離脱した位置までスライド
させて停止する。
【0008】
【実施例】本発明に係る第1実施例を図1,2によって
説明する。図1は本発明に係る第1実施例のターニング
ギヤ嵌脱の遠隔操作システムを装備したディーゼル機関
の全体図、図2は本発明に係る第1実施例の構造図で図
2(a)は縦断面図、図2(b)は図2(a)のII−II
断面図である。図1において1は機関本体、2はクラン
ク軸、3はターニングギヤで前記クランク軸の端に取付
けられている。4は駆動装置で機関本体2の横に据えら
れている。5はピニオンギヤで駆動装置4の軸に軸方向
に移動可能にキーを用いて装着され、前記ターニングギ
ヤに嵌脱できる。
説明する。図1は本発明に係る第1実施例のターニング
ギヤ嵌脱の遠隔操作システムを装備したディーゼル機関
の全体図、図2は本発明に係る第1実施例の構造図で図
2(a)は縦断面図、図2(b)は図2(a)のII−II
断面図である。図1において1は機関本体、2はクラン
ク軸、3はターニングギヤで前記クランク軸の端に取付
けられている。4は駆動装置で機関本体2の横に据えら
れている。5はピニオンギヤで駆動装置4の軸に軸方向
に移動可能にキーを用いて装着され、前記ターニングギ
ヤに嵌脱できる。
【0009】図2において8は台板で駆動装置4等が取
付けられている。5はピニオンギヤで軸4aにキー4b
により軸方向へ移動可能に装着されている。5aはガイ
ドリングで軸4aのピニオンギヤ5の駆動装置4の反対
側に軸方向へ移動可能に装着されている。5bはガイド
リングで軸4a上のピニオンギヤ5に対しガイドリング
5aの反対側で軸方向へ移動可能に装着されている。5
cは接続棒でピニオンギヤにあけられた穴を貫通してガ
イドリング5aとガイドリング5bを接続している。5
dはナットで接続棒5cに嵌りガイドリング5a,5b
を接続している。5eは押ばねで接続棒5cの位置でピ
ニオンギヤ5とガイドリング5bとの間に設けられてい
る。
付けられている。5はピニオンギヤで軸4aにキー4b
により軸方向へ移動可能に装着されている。5aはガイ
ドリングで軸4aのピニオンギヤ5の駆動装置4の反対
側に軸方向へ移動可能に装着されている。5bはガイド
リングで軸4a上のピニオンギヤ5に対しガイドリング
5aの反対側で軸方向へ移動可能に装着されている。5
cは接続棒でピニオンギヤにあけられた穴を貫通してガ
イドリング5aとガイドリング5bを接続している。5
dはナットで接続棒5cに嵌りガイドリング5a,5b
を接続している。5eは押ばねで接続棒5cの位置でピ
ニオンギヤ5とガイドリング5bとの間に設けられてい
る。
【0010】18,19はともにストッパで軸4aの両
端にそれぞれ止めビス20により止められている。5g
は軸受で2個あり支持棒26に取付けられガイドリング
5aのボスに嵌合し、ガイドリング5aのボスに固定さ
れた位置決めリング5fを支持している。10はラック
ギヤで軸4aの方向を向き支持棒26に取付けられ駆動
装置21の軸に取付けられた歯車9と噛合っている。1
1,12,13はそれぞれ検出片、14,15,16,
17はそれぞれ検出器である。27はガイドレールであ
る。
端にそれぞれ止めビス20により止められている。5g
は軸受で2個あり支持棒26に取付けられガイドリング
5aのボスに嵌合し、ガイドリング5aのボスに固定さ
れた位置決めリング5fを支持している。10はラック
ギヤで軸4aの方向を向き支持棒26に取付けられ駆動
装置21の軸に取付けられた歯車9と噛合っている。1
1,12,13はそれぞれ検出片、14,15,16,
17はそれぞれ検出器である。27はガイドレールであ
る。
【0011】前記第1実施例の作用を説明する。ターニ
ングを行わないときはターニングギヤ3とピニオンギヤ
5は離脱して居り、検出器16,17が発信、検出器1
4,15は無信である。ターニングを行うときは操作盤
6の遠隔操作で駆動装置21を駆動して歯車9を回し、
ラックギヤ10、支持棒26、軸受5g、位置決めリン
グ5f、ガイドリング5a、ナット5d、接続棒5c、
ガイドリング5bを介してピニオンギヤ5を軸方向に移
動させターニングギヤの側面に接触させる。このとき検
出器16が発信、検出器14,15,17は無発信であ
る。
ングを行わないときはターニングギヤ3とピニオンギヤ
5は離脱して居り、検出器16,17が発信、検出器1
4,15は無信である。ターニングを行うときは操作盤
6の遠隔操作で駆動装置21を駆動して歯車9を回し、
ラックギヤ10、支持棒26、軸受5g、位置決めリン
グ5f、ガイドリング5a、ナット5d、接続棒5c、
ガイドリング5bを介してピニオンギヤ5を軸方向に移
動させターニングギヤの側面に接触させる。このとき検
出器16が発信、検出器14,15,17は無発信であ
る。
【0012】次に操作盤6からピニオンギヤ5を回転さ
せるとピニオンギヤ5の歯がターニングギヤ3の歯間の
隙間位置にきたときばね5eの力でターニングギヤ3に
一部挿入される。この時検出器15が発信、検出器1
4,16,17は無発信である。前記の動作が完了後、
操作盤6の操作で前記と同様に駆動装置21によりガイ
ドリング5bを矢印M方向へ移動させると、ピニオンギ
ヤ5は押されて矢印M方向へ移動しターニングギヤ3に
噛合いターニングが行われる。このとき検出器14が発
信、検器15,16,17は無発信である。ストッパ1
8はガイドリング5aの位置を決める。
せるとピニオンギヤ5の歯がターニングギヤ3の歯間の
隙間位置にきたときばね5eの力でターニングギヤ3に
一部挿入される。この時検出器15が発信、検出器1
4,16,17は無発信である。前記の動作が完了後、
操作盤6の操作で前記と同様に駆動装置21によりガイ
ドリング5bを矢印M方向へ移動させると、ピニオンギ
ヤ5は押されて矢印M方向へ移動しターニングギヤ3に
噛合いターニングが行われる。このとき検出器14が発
信、検器15,16,17は無発信である。ストッパ1
8はガイドリング5aの位置を決める。
【0013】ターニング作業をやめるときは駆動装置4
を停止してピニオンギヤ5を止め駆動装置21を前記と
逆方向に駆動し歯車9、ラックギヤ10、支持棒26、
軸受5g、位置決めリング5fを介してガイドリング5
aを矢印N方向へ移動させるとピニオンギヤ5は之に押
されてターニングギヤ3から離脱し駆動装置21は止
る。ストッパ19はガイドリング5bの位置を規制す
る。このとき検出器16,17が発信、検出器14,1
5が無発信でターニング始め前の状態になっている。
を停止してピニオンギヤ5を止め駆動装置21を前記と
逆方向に駆動し歯車9、ラックギヤ10、支持棒26、
軸受5g、位置決めリング5fを介してガイドリング5
aを矢印N方向へ移動させるとピニオンギヤ5は之に押
されてターニングギヤ3から離脱し駆動装置21は止
る。ストッパ19はガイドリング5bの位置を規制す
る。このとき検出器16,17が発信、検出器14,1
5が無発信でターニング始め前の状態になっている。
【0014】
【発明の効果】本発明は前記のとおり構成されているの
で次の効果がある。 (1)ディーゼル機関の点検確認及び保全処置のために
起動、停止の直前直後に実施するターニング作業は機関
フレームから突き出しているクランク先端に取付けられ
たターニングギヤを回転させることで各シリンダ内のピ
ストンが移動するのでその目的を達することができる。
で次の効果がある。 (1)ディーゼル機関の点検確認及び保全処置のために
起動、停止の直前直後に実施するターニング作業は機関
フレームから突き出しているクランク先端に取付けられ
たターニングギヤを回転させることで各シリンダ内のピ
ストンが移動するのでその目的を達することができる。
【0015】(2)ターニングギヤを回転させるには駆
動装置の軸に取付けられたピニオンギヤにより駆動装置
の動力源をターニングギヤに接続することによる。機関
運転時は前記ピニオンギヤとターニングギヤとを噛合せ
た状態にしておくと前記駆動装置を損傷する恐れがある
ためターニング作業を実施する時以外は両者の歯車を離
脱した状態にしている。
動装置の軸に取付けられたピニオンギヤにより駆動装置
の動力源をターニングギヤに接続することによる。機関
運転時は前記ピニオンギヤとターニングギヤとを噛合せ
た状態にしておくと前記駆動装置を損傷する恐れがある
ためターニング作業を実施する時以外は両者の歯車を離
脱した状態にしている。
【0016】前記理由によりターニング作業を実施する
場合に作業者は操作盤により駆動装置をインチングで微
量に回転させ、歯車の噛合位置を調製した後にレバー操
作でピニオンギヤを駆動装置の軸に沿ってスライドさせ
歯車の噛合せ作業を行っていた。
場合に作業者は操作盤により駆動装置をインチングで微
量に回転させ、歯車の噛合位置を調製した後にレバー操
作でピニオンギヤを駆動装置の軸に沿ってスライドさせ
歯車の噛合せ作業を行っていた。
【0017】又ターニング作業が終了後噛合った歯車を
離脱させるため、前記レバーによってピニオンギヤをス
ライドさせる作業を行っていた。従来は前記の如くター
ニング作業は作業者が機側にて手動操作を行っていたた
め (a)熟練者を要し長い時間を要す。 (b)機側でのターニング作業は安全上好ましくない。 (c)歯車の離脱処置をしていないとき遠隔操作又は状
況未確認でディーゼル機関を起動すると駆動装置を損傷
する恐れがある。 等の点がある。
離脱させるため、前記レバーによってピニオンギヤをス
ライドさせる作業を行っていた。従来は前記の如くター
ニング作業は作業者が機側にて手動操作を行っていたた
め (a)熟練者を要し長い時間を要す。 (b)機側でのターニング作業は安全上好ましくない。 (c)歯車の離脱処置をしていないとき遠隔操作又は状
況未確認でディーゼル機関を起動すると駆動装置を損傷
する恐れがある。 等の点がある。
【0018】本発明では歯車の噛合せを構造的に遠隔操
作が可能としたことにより (a)作業者の削減ができる。 (b)ターニング作業に熟練者を要しない。 (c)作業の危険性が解消される。 (d)遠隔操作でターニング作業と機関の起動を一人の
操作員が管理できるため歯車の離脱作業ミスにより駆動
装置が損傷されるようなことが解消される。
作が可能としたことにより (a)作業者の削減ができる。 (b)ターニング作業に熟練者を要しない。 (c)作業の危険性が解消される。 (d)遠隔操作でターニング作業と機関の起動を一人の
操作員が管理できるため歯車の離脱作業ミスにより駆動
装置が損傷されるようなことが解消される。
【図1】本発明に係る第1実施例のターニングギヤ嵌脱
の遠隔操作システムを装備したディーゼルエンジンの全
体図。
の遠隔操作システムを装備したディーゼルエンジンの全
体図。
【図2】本発明に係る第1発明のターニングギヤ駆動装
置の構造図。
置の構造図。
【図3】従来例のターニングギヤ駆動装置の図。
1…機関本体、2…クランク軸、3…ターニングギヤ、
4…駆動装置、5…ピニオンギヤ、5a…ガイドリン
グ、5b…ガイドリング、5c…接続棒、5d…ナッ
ト、5e…押ばね、5f…位置決めリング、5g…軸
受、4a…軸、4b…キー、6…操作盤、7…被駆動
体、8…台板、9…歯車、10…ラックギヤ、11,1
2,13…検出片、14,15,16,17…検出器、
18,19…ストッパ、20…止めビス、21…駆動装
置、26…支持棒、27…ガイドレール、011…ピ
ン、010…支持板、09…レバー、012…ピン、0
13…ナット。
4…駆動装置、5…ピニオンギヤ、5a…ガイドリン
グ、5b…ガイドリング、5c…接続棒、5d…ナッ
ト、5e…押ばね、5f…位置決めリング、5g…軸
受、4a…軸、4b…キー、6…操作盤、7…被駆動
体、8…台板、9…歯車、10…ラックギヤ、11,1
2,13…検出片、14,15,16,17…検出器、
18,19…ストッパ、20…止めビス、21…駆動装
置、26…支持棒、27…ガイドレール、011…ピ
ン、010…支持板、09…レバー、012…ピン、0
13…ナット。
Claims (1)
- 【請求項1】 ターニングギヤを駆動するピニオンギヤ
を遠隔操作で軸方向に移動させてターニングギヤとの嵌
脱を行うものにおいて、ピニオンギヤ(5)の両側に設
けられた前記ピニオンギヤを移動させ且ピニオンギヤの
位置を規制するガイドリング(5a)(5b)と、一方
のガイドリング(5a)に取付けられたガイドリングス
ライド手段(5f)(5g)(26)(10)(21)
(9)(27)と、前記ピニオンギヤを貫通して両側の
前記ガイドリングを接続する接続棒(5c)と、他方の
ガイドリング(5b)と前記ピニオンギヤとの間に設け
られた押ばね(5e)とを有してなることを特徴とする
ターニングギヤ嵌脱の遠隔操作システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10697495A JPH08284679A (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | ターニングギヤ嵌脱の遠隔操作システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10697495A JPH08284679A (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | ターニングギヤ嵌脱の遠隔操作システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08284679A true JPH08284679A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=14447273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10697495A Withdrawn JPH08284679A (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | ターニングギヤ嵌脱の遠隔操作システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08284679A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105863840A (zh) * | 2016-04-27 | 2016-08-17 | 重庆双奥机械制造有限公司 | 发动机盘车工具 |
CN110067649A (zh) * | 2019-05-07 | 2019-07-30 | 北京现代汽车有限公司 | 发动机盘车装置 |
CN114635760A (zh) * | 2022-03-30 | 2022-06-17 | 岭澳核电有限公司 | 核电厂用汽轮机盘车控制系统和汽轮机盘车设备 |
-
1995
- 1995-04-06 JP JP10697495A patent/JPH08284679A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105863840A (zh) * | 2016-04-27 | 2016-08-17 | 重庆双奥机械制造有限公司 | 发动机盘车工具 |
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CN110067649A (zh) * | 2019-05-07 | 2019-07-30 | 北京现代汽车有限公司 | 发动机盘车装置 |
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