JPH0828405A - 直接噴射式ディーゼルエンジン - Google Patents
直接噴射式ディーゼルエンジンInfo
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- JPH0828405A JPH0828405A JP6159845A JP15984594A JPH0828405A JP H0828405 A JPH0828405 A JP H0828405A JP 6159845 A JP6159845 A JP 6159845A JP 15984594 A JP15984594 A JP 15984594A JP H0828405 A JPH0828405 A JP H0828405A
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- JP
- Japan
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- fuel injection
- nozzle
- included angle
- axis
- chamber
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B2275/00—Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
- F02B2275/14—Direct injection into combustion chamber
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Abstract
(57)【要約】
【構成】燃料噴射室６から先方側に延長されたノズル軸
線延長部分１２と、少なくとも一対の噴射軸線８ａ・９
ａとの各挟角８ｂ・９ｂを異なる大きさに設定した、直
接噴射式ディーゼルエンジンにおいて、大きい挟角８ｂ
側の燃料噴射口８の開口面積を、小さい挟角９ｂ側の燃
料噴射口９の開口面積よりも大きくした。 【効果】ノズル軸線延長部分１２との挟角８ｂ・９ｂの
大きさが異なる各燃料噴射口８・９からの燃料噴射量の
均一化が促進され、燃焼の均質化が促進されるので、燃
費・出力・排気特性等が大きく改善される。
線延長部分１２と、少なくとも一対の噴射軸線８ａ・９
ａとの各挟角８ｂ・９ｂを異なる大きさに設定した、直
接噴射式ディーゼルエンジンにおいて、大きい挟角８ｂ
側の燃料噴射口８の開口面積を、小さい挟角９ｂ側の燃
料噴射口９の開口面積よりも大きくした。 【効果】ノズル軸線延長部分１２との挟角８ｂ・９ｂの
大きさが異なる各燃料噴射口８・９からの燃料噴射量の
均一化が促進され、燃焼の均質化が促進されるので、燃
費・出力・排気特性等が大きく改善される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、直接噴射式ディーゼル
エンジンに関し、詳しくは、ノズル軸線延長部分との挟
角の大きさが異なる各燃料噴射口からの燃料噴射量の均
一化を促進できるものに関する。
エンジンに関し、詳しくは、ノズル軸線延長部分との挟
角の大きさが異なる各燃料噴射口からの燃料噴射量の均
一化を促進できるものに関する。
【０００２】
【従来技術】直接噴射式ディーゼルエンジンの従来技術
として図３に示すものがある。これは、本発明と同様、
次のような基本構造を備えている。
として図３に示すものがある。これは、本発明と同様、
次のような基本構造を備えている。
【０００３】すなわち、シリンダヘッド１０１に燃料噴
射ノズル１０２を取り付け、この燃料噴射ノズル１０２
をシリンダ軸線１０３に対して傾斜させ、燃料噴射ノズ
ル１０２の先端部を燃焼室１０４に侵入させ、この燃料
噴射ノズル１０２の先端部にノズル軸線１０５に沿う燃
料噴射室１０６を形成し、この燃料噴射室１０６の先端
側の室壁１０７に複数の燃料噴射口１０８・１０９・１
１０・１１１をあけ、ノズル軸線１０５と平行な向きに
見て、複数の燃料噴射口１０８・１０９・１１０・１１
１の各噴射軸線１０８ａ・１０９ａ・１１０ａ・１１１
ａをノズル軸線１０５から放射する方向に向けるととも
に、燃料噴射室１０６から先方側に延長されたノズル軸
線延長部分１１２と、少なくとも一対の噴射軸線１０８
ａ・１０９ａとの各挟角１０８ｂ・１０９ｂを異なる大
きさに設定してある。
射ノズル１０２を取り付け、この燃料噴射ノズル１０２
をシリンダ軸線１０３に対して傾斜させ、燃料噴射ノズ
ル１０２の先端部を燃焼室１０４に侵入させ、この燃料
噴射ノズル１０２の先端部にノズル軸線１０５に沿う燃
料噴射室１０６を形成し、この燃料噴射室１０６の先端
側の室壁１０７に複数の燃料噴射口１０８・１０９・１
１０・１１１をあけ、ノズル軸線１０５と平行な向きに
見て、複数の燃料噴射口１０８・１０９・１１０・１１
１の各噴射軸線１０８ａ・１０９ａ・１１０ａ・１１１
ａをノズル軸線１０５から放射する方向に向けるととも
に、燃料噴射室１０６から先方側に延長されたノズル軸
線延長部分１１２と、少なくとも一対の噴射軸線１０８
ａ・１０９ａとの各挟角１０８ｂ・１０９ｂを異なる大
きさに設定してある。
【０００４】このような基本構造を備えたエンジンで
は、次の利点がある。すなわち、燃料噴射ノズル１０２
をシリンダ軸線１０３に対して傾斜させることにより、
燃料噴射ノズル１０２がヘッドカバー等と干渉するのを
避けながら、燃料噴射室１０６をシリンダ軸線１０３上
或いはその近傍に位置させることができるうえ、ノズル
軸線延長部分１１２と少なくとも一対の噴射軸線１０８
ａ・１０９ａとの各挟角１０８ｂ・１０９ｂを異なる大
きさにすることにより、シリンダ軸線１０３とこれら噴
射軸線１０８ａ・１０９ａとの挟角１０８ｃ・１０９ｃ
を一致或いは近似させて、これら燃料噴射口１０８・１
０９からの各燃料噴射の向きを揃え、燃焼の均質化を図
ることができる。
は、次の利点がある。すなわち、燃料噴射ノズル１０２
をシリンダ軸線１０３に対して傾斜させることにより、
燃料噴射ノズル１０２がヘッドカバー等と干渉するのを
避けながら、燃料噴射室１０６をシリンダ軸線１０３上
或いはその近傍に位置させることができるうえ、ノズル
軸線延長部分１１２と少なくとも一対の噴射軸線１０８
ａ・１０９ａとの各挟角１０８ｂ・１０９ｂを異なる大
きさにすることにより、シリンダ軸線１０３とこれら噴
射軸線１０８ａ・１０９ａとの挟角１０８ｃ・１０９ｃ
を一致或いは近似させて、これら燃料噴射口１０８・１
０９からの各燃料噴射の向きを揃え、燃焼の均質化を図
ることができる。
【０００５】また、上記基本構造を備えたエンジンの燃
料噴射ノズル１０２は一般に次のような燃料噴射特性を
有する。すなわち、燃料噴射室１０６を流れる燃料は、
慣性力によりノズル軸線１０５に沿うが、燃料噴射室１
０６から燃料噴射口１０８ａ・１０９ａに流れ込む燃料
は、ノズル軸線延長部分１１２との挟角１０８ｂ・１０
９ｂの大きさの分だけ、燃料噴射室１０６を流れる燃料
の向きから偏向するため、大きい挟角１０８ｂ側の燃料
噴射口１０８の方が、小さい挟角１０９ｂ側の燃料噴射
口１０９よりも燃料噴射室１０６からの燃料の流れ込み
が悪く、燃料噴射量が少なくなる傾向がある。
料噴射ノズル１０２は一般に次のような燃料噴射特性を
有する。すなわち、燃料噴射室１０６を流れる燃料は、
慣性力によりノズル軸線１０５に沿うが、燃料噴射室１
０６から燃料噴射口１０８ａ・１０９ａに流れ込む燃料
は、ノズル軸線延長部分１１２との挟角１０８ｂ・１０
９ｂの大きさの分だけ、燃料噴射室１０６を流れる燃料
の向きから偏向するため、大きい挟角１０８ｂ側の燃料
噴射口１０８の方が、小さい挟角１０９ｂ側の燃料噴射
口１０９よりも燃料噴射室１０６からの燃料の流れ込み
が悪く、燃料噴射量が少なくなる傾向がある。
【０００６】図３に示す従来技術では、ノズル軸線延長
部分１１２との挟角１０８ｂ・１０９ｂが異なる燃料噴
射口１０８・１０９の開口面積が同一であるため、次の
問題が生じている。
部分１１２との挟角１０８ｂ・１０９ｂが異なる燃料噴
射口１０８・１０９の開口面積が同一であるため、次の
問題が生じている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、ノ
ズル軸線延長部分１１２との挟角１０８ｂ・１０９ｂの
大きさが異なる燃料噴射口１０８・１０９の開口面積が
同一であるため、挟角１０８ｂ・１０９ｂの大きさの相
違に基づく燃料噴射ノズル１０２の燃料噴射特性がその
まま維持され、大きい挟角１０８ｂ側の燃料噴射口１０
８からの燃料噴射量が、小さい挟角１０９ｂ側の燃料噴
射口１０９よりも少なくなり、これら燃料噴射口１０８
・１０９からの各燃料噴射量が不均一となる。
ズル軸線延長部分１１２との挟角１０８ｂ・１０９ｂの
大きさが異なる燃料噴射口１０８・１０９の開口面積が
同一であるため、挟角１０８ｂ・１０９ｂの大きさの相
違に基づく燃料噴射ノズル１０２の燃料噴射特性がその
まま維持され、大きい挟角１０８ｂ側の燃料噴射口１０
８からの燃料噴射量が、小さい挟角１０９ｂ側の燃料噴
射口１０９よりも少なくなり、これら燃料噴射口１０８
・１０９からの各燃料噴射量が不均一となる。
【０００８】このように、上記従来技術では、ノズル軸
線延長部分１１２との挟角が１０８ｂ・１０９ｂの大き
さが異なる燃料噴射口１０８・１０９からの各燃料噴射
量が不均一となるため、燃焼の均質化の程度が低く、燃
費・出力・排気特性等の改善に限度がある。
線延長部分１１２との挟角が１０８ｂ・１０９ｂの大き
さが異なる燃料噴射口１０８・１０９からの各燃料噴射
量が不均一となるため、燃焼の均質化の程度が低く、燃
費・出力・排気特性等の改善に限度がある。
【０００９】本発明の課題は、直接噴射式ディーゼルエ
ンジンにおいて、ノズル軸線延長部分との挟角の大きさ
が異なる燃料噴射口からの各燃料噴射量の均一化を促進
できるものを提供することにある。
ンジンにおいて、ノズル軸線延長部分との挟角の大きさ
が異なる燃料噴射口からの各燃料噴射量の均一化を促進
できるものを提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、図１に例示す
るように、シリンダヘッド１に燃料噴射ノズル２を取り
付け、この燃料噴射ノズル２をシリンダ軸線３に対して
傾斜させ、燃料噴射ノズル２の先端部を燃焼室４に侵入
させ、この燃料噴射ノズル２の先端部にノズル軸線５に
沿う燃料噴射室６を形成し、この燃料噴射室６の先端側
の室壁７に複数の燃料噴射口８・９・１０・１１をあ
け、ノズル軸線５と平行な向きに見て、複数の燃料噴射
口８・９・１０・１１の各噴射軸線８ａ・９ａ・１０ａ
・１１ａをノズル軸線５から放射する方向に向けるとと
もに、燃料噴射室６から先方側に延長されたノズル軸線
延長部分１２と、少なくとも一対の噴射軸線８ａ・９ａ
との各挟角８ｂ・９ｂを異なる大きさに設定した、直接
噴射式ディーゼルエンジンにおいて、次のようにしたこ
とを特徴とする。
るように、シリンダヘッド１に燃料噴射ノズル２を取り
付け、この燃料噴射ノズル２をシリンダ軸線３に対して
傾斜させ、燃料噴射ノズル２の先端部を燃焼室４に侵入
させ、この燃料噴射ノズル２の先端部にノズル軸線５に
沿う燃料噴射室６を形成し、この燃料噴射室６の先端側
の室壁７に複数の燃料噴射口８・９・１０・１１をあ
け、ノズル軸線５と平行な向きに見て、複数の燃料噴射
口８・９・１０・１１の各噴射軸線８ａ・９ａ・１０ａ
・１１ａをノズル軸線５から放射する方向に向けるとと
もに、燃料噴射室６から先方側に延長されたノズル軸線
延長部分１２と、少なくとも一対の噴射軸線８ａ・９ａ
との各挟角８ｂ・９ｂを異なる大きさに設定した、直接
噴射式ディーゼルエンジンにおいて、次のようにしたこ
とを特徴とする。
【００１１】すなわち、大きい挟角８ｂ側の燃料噴射口
８の開口面積を、小さい挟角９ｂ側の燃料噴射口９の開
口面積よりも大きくしたことを特徴とする。
８の開口面積を、小さい挟角９ｂ側の燃料噴射口９の開
口面積よりも大きくしたことを特徴とする。
【００１２】
【作用】ノズル軸線延長部分１２と噴射軸線８ａ・９ａ
との挟角８ｂ・９ｂの大きさ異なる場合、大きい挟角８
ｂ側の燃料噴射口８の方が小さい挟角９ｂ側の燃料噴射
口９よりも燃料噴射室６からの燃料の流れ込みが悪くな
る傾向があるが、大きい挟角８ｂ側の燃料噴射口８の開
口面積を小さい挟角９ｂ側の燃料噴射口９の開口面積よ
りも大きくすることにより、前者の絞り抵抗が後者の絞
り抵抗よりも小さくなり、上記傾向が修正或いは緩和さ
れるので、これら燃料噴射口８・９からの燃料噴射量を
一致或いは近似させることができ、これら燃料噴射口８
・９からの各燃料噴射量の均一化が促進される。
との挟角８ｂ・９ｂの大きさ異なる場合、大きい挟角８
ｂ側の燃料噴射口８の方が小さい挟角９ｂ側の燃料噴射
口９よりも燃料噴射室６からの燃料の流れ込みが悪くな
る傾向があるが、大きい挟角８ｂ側の燃料噴射口８の開
口面積を小さい挟角９ｂ側の燃料噴射口９の開口面積よ
りも大きくすることにより、前者の絞り抵抗が後者の絞
り抵抗よりも小さくなり、上記傾向が修正或いは緩和さ
れるので、これら燃料噴射口８・９からの燃料噴射量を
一致或いは近似させることができ、これら燃料噴射口８
・９からの各燃料噴射量の均一化が促進される。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば、ノズル軸線延長部分と
の挟角の大きさが異なる各燃料噴射口からの燃料噴射量
の均一化が促進され、燃焼の均質化が促進されるので、
燃費・出力・排気特性等が大きく改善される。
の挟角の大きさが異なる各燃料噴射口からの燃料噴射量
の均一化が促進され、燃焼の均質化が促進されるので、
燃費・出力・排気特性等が大きく改善される。
【００１４】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図１及び図２は本発明の実施例を説明する図である。こ
の実施例では、横形の直接噴射式ディーゼルエンジンが
用いられている。このエンジンの構成は次の通りであ
る。すなわち、このエンジンは、図２に示すように、シ
リンダブロック１４にシリンダ１５が横向きに設けら
れ、シリンダ１５にピストン１６が内嵌されている。ピ
ストン１５の頂面にはキャビティ１７が凹設され、この
キャビティ１７内で燃焼室４が形成される。シリンダブ
ロック１４の横側にはシリンダヘッド１が組み付けら
れ、シリンダヘッド１の横側にはヘッドカバー１３が組
み付けられている。ヘッドカバー１３内には動弁装置１
８が収容されている。
図１及び図２は本発明の実施例を説明する図である。こ
の実施例では、横形の直接噴射式ディーゼルエンジンが
用いられている。このエンジンの構成は次の通りであ
る。すなわち、このエンジンは、図２に示すように、シ
リンダブロック１４にシリンダ１５が横向きに設けら
れ、シリンダ１５にピストン１６が内嵌されている。ピ
ストン１５の頂面にはキャビティ１７が凹設され、この
キャビティ１７内で燃焼室４が形成される。シリンダブ
ロック１４の横側にはシリンダヘッド１が組み付けら
れ、シリンダヘッド１の横側にはヘッドカバー１３が組
み付けられている。ヘッドカバー１３内には動弁装置１
８が収容されている。
【００１５】また、図１（Ａ）に示すように、シリンダ
ヘッド１に燃料噴射ノズル２が取り付けられ、この燃料
噴射ノズル２はシリンダ軸線３に対して傾斜し、燃料噴
射ノズル２の先端部が燃焼室４に侵入している。そし
て、この燃料噴射ノズル２の先端部にノズル軸線５に沿
う燃料噴射室６が形成されている。燃料噴射室６は弁口
１９を介して燃料圧入室２０に連通され、弁口１９にニ
ードル弁２１が設けられ、燃料圧入室２０に圧入された
燃料の圧力でニードル弁２１が開弁されるようになって
いる。燃料噴射室６の先端側の室壁７には４個の燃料噴
射口８・９・１０・１１があけられている。
ヘッド１に燃料噴射ノズル２が取り付けられ、この燃料
噴射ノズル２はシリンダ軸線３に対して傾斜し、燃料噴
射ノズル２の先端部が燃焼室４に侵入している。そし
て、この燃料噴射ノズル２の先端部にノズル軸線５に沿
う燃料噴射室６が形成されている。燃料噴射室６は弁口
１９を介して燃料圧入室２０に連通され、弁口１９にニ
ードル弁２１が設けられ、燃料圧入室２０に圧入された
燃料の圧力でニードル弁２１が開弁されるようになって
いる。燃料噴射室６の先端側の室壁７には４個の燃料噴
射口８・９・１０・１１があけられている。
【００１６】また、図１（Ｂ）に示すように、ノズル軸
線５と平行な向きに見て、４個の燃料噴射口８・９・１
０・１１の各噴射軸線８ａ・９ａ・１０ａ・１１ａがノ
ズル軸線５から放射する方向に向けられるとともに、燃
料噴射室６から先方側に延長されたノズル軸線延長部分
１２と、一対の噴射軸線８ａ・９ａとの各挟角８ｂ・９
ｂが異なる大きさに設定されている。
線５と平行な向きに見て、４個の燃料噴射口８・９・１
０・１１の各噴射軸線８ａ・９ａ・１０ａ・１１ａがノ
ズル軸線５から放射する方向に向けられるとともに、燃
料噴射室６から先方側に延長されたノズル軸線延長部分
１２と、一対の噴射軸線８ａ・９ａとの各挟角８ｂ・９
ｂが異なる大きさに設定されている。
【００１７】このような構成によれば、燃料噴射ノズル
２がヘッドカバー１３等と干渉するのを避けながら、燃
料噴射室６をシリンダ軸線３上或いはその近傍に位置さ
せることができるうえ、シリンダ軸線３とこれら噴射軸
線８ａ・９ａとの挟角８ｃ・９ｃを一致或いは近似させ
て、これら燃料噴射口８・９からの各燃料噴射の向きを
揃え、燃焼の均質化を図ることができる。また、燃料噴
射ノズル２の燃料噴射特性として、大きい挟角８ｂ側の
燃料噴射口８の方が、小さい挟角９ｂ側の燃料噴射口９
よりも燃料噴射量が少なくなる傾向になりやすい。
２がヘッドカバー１３等と干渉するのを避けながら、燃
料噴射室６をシリンダ軸線３上或いはその近傍に位置さ
せることができるうえ、シリンダ軸線３とこれら噴射軸
線８ａ・９ａとの挟角８ｃ・９ｃを一致或いは近似させ
て、これら燃料噴射口８・９からの各燃料噴射の向きを
揃え、燃焼の均質化を図ることができる。また、燃料噴
射ノズル２の燃料噴射特性として、大きい挟角８ｂ側の
燃料噴射口８の方が、小さい挟角９ｂ側の燃料噴射口９
よりも燃料噴射量が少なくなる傾向になりやすい。
【００１８】この実施例では、ノズル軸線延長部分１２
との挟角８ａ・９ａの大きさが異なる各燃料噴射口８・
９からの燃料噴射量の均一化を促進するため、大きい挟
角８ｂ側の燃料噴射口８の開口面積を、小さい挟角９ｂ
側の燃料噴射口９の開口面積よりも大きくしてある。こ
のため、前者の絞り抵抗が後者の絞り抵抗よりも小さく
なり、上記傾向が修正或いは緩和されるので、これら燃
料噴射口８・９からの燃料噴射量を一致或いは近似させ
ることができ、これら燃料噴射口８・９からの各燃料噴
射量の均一化が促進される。
との挟角８ａ・９ａの大きさが異なる各燃料噴射口８・
９からの燃料噴射量の均一化を促進するため、大きい挟
角８ｂ側の燃料噴射口８の開口面積を、小さい挟角９ｂ
側の燃料噴射口９の開口面積よりも大きくしてある。こ
のため、前者の絞り抵抗が後者の絞り抵抗よりも小さく
なり、上記傾向が修正或いは緩和されるので、これら燃
料噴射口８・９からの燃料噴射量を一致或いは近似させ
ることができ、これら燃料噴射口８・９からの各燃料噴
射量の均一化が促進される。
【００１９】また、ノズル軸線延長部分１２と他の噴射
軸線１０ａ・１１ａとの各挟角は相互に同一の大きさで
あり、燃料噴射口１０・１１の開口面積は相互に同一の
大きさである。その挟角は大きい挟角８ｂと小さい挟角
９ｂの中間の大きさであり、その開口面積は大きい開口
面積の燃料噴射口８と小さい開口面積の燃料噴射口９の
中間の大きさである。これにより、全ての燃料噴射口８
・９・１０・１１からの各燃料噴射量の均一化が促進さ
れる。
軸線１０ａ・１１ａとの各挟角は相互に同一の大きさで
あり、燃料噴射口１０・１１の開口面積は相互に同一の
大きさである。その挟角は大きい挟角８ｂと小さい挟角
９ｂの中間の大きさであり、その開口面積は大きい開口
面積の燃料噴射口８と小さい開口面積の燃料噴射口９の
中間の大きさである。これにより、全ての燃料噴射口８
・９・１０・１１からの各燃料噴射量の均一化が促進さ
れる。
【図１】本発明の実施例の要部を説明する図で、図１
（Ａ）は縦断面図、図１（Ｂ）は図１（Ａ）のＢ−Ｂ線
断面図である。
（Ａ）は縦断面図、図１（Ｂ）は図１（Ａ）のＢ−Ｂ線
断面図である。
【図２】本発明の実施例の要部周辺の縦断面図である。
【図３】従来技術の要部を説明する図で、図３（Ａ）は
縦断面図、図３（Ｂ）は図３（Ａ）のＢ−Ｂ線断面図で
ある。
縦断面図、図３（Ｂ）は図３（Ａ）のＢ−Ｂ線断面図で
ある。
１…シリンダヘッド、２…燃料噴射ノズル、３…シリン
ダ軸線、４…燃焼室、５…ノズル軸線、６…燃料噴射
室、７…室壁、８・９・１０・１１…燃料噴射口、８ａ
・９ａ・１０ａ・１１ａ…噴射軸線、８ｂ・９ｂ…挟
角、１２…ノズル軸線延長部分。
ダ軸線、４…燃焼室、５…ノズル軸線、６…燃料噴射
室、７…室壁、８・９・１０・１１…燃料噴射口、８ａ
・９ａ・１０ａ・１１ａ…噴射軸線、８ｂ・９ｂ…挟
角、１２…ノズル軸線延長部分。
Claims (1)
- 【請求項１】 シリンダヘッド(１)に燃料噴射ノズル
(２)を取り付け、この燃料噴射ノズル(２)をシリンダ軸
線(３)に対して傾斜させ、燃料噴射ノズル(２)の先端部
を燃焼室(４)に侵入させ、この燃料噴射ノズル(２)の先
端部にノズル軸線(５)に沿う燃料噴射室(６)を形成し、
この燃料噴射室(６)の先端側の室壁(７)に複数の燃料噴
射口(８)・(９)・(１０)・(１１)をあけ、ノズル軸線
(５)と平行な向きに見て、複数の燃料噴射口(８)・(９)
・(１０)・(１１)の各噴射軸線(８ａ)・(９ａ)・(１０
ａ)・(１１ａ)をノズル軸線(５)から放射する方向に向
けるとともに、燃料噴射室(６)から先方側に延長された
ノズル軸線延長部分(１２)と、少なくとも一対の噴射軸
線(８ａ)・(９ａ)との各挟角(８ｂ)・(９ｂ)を異なる大
きさに設定した、直接噴射式ディーゼルエンジンにおい
て、 大きい挟角(８ｂ)側の燃料噴射口(８)の開口面積を、小
さい挟角(９ｂ)側の燃料噴射口(９)の開口面積よりも大
きくした、ことを特徴とする直接噴射式ディーゼルエン
ジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6159845A JPH0828405A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 直接噴射式ディーゼルエンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6159845A JPH0828405A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 直接噴射式ディーゼルエンジン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0828405A true JPH0828405A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=15702499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6159845A Pending JPH0828405A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 直接噴射式ディーゼルエンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0828405A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1320368C (zh) * | 2003-02-13 | 2007-06-06 | 松下电器产业株式会社 | 大规模集成电路检查装置及其方法 |
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1994
- 1994-07-12 JP JP6159845A patent/JPH0828405A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1320368C (zh) * | 2003-02-13 | 2007-06-06 | 松下电器产业株式会社 | 大规模集成电路检查装置及其方法 |
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