JPH08282467A - マスタシリンダ用リザーバ - Google Patents

マスタシリンダ用リザーバ

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Publication number
JPH08282467A
JPH08282467A JP9502795A JP9502795A JPH08282467A JP H08282467 A JPH08282467 A JP H08282467A JP 9502795 A JP9502795 A JP 9502795A JP 9502795 A JP9502795 A JP 9502795A JP H08282467 A JPH08282467 A JP H08282467A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reservoir
reserver
float
master cylinder
magnet
Prior art date
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Pending
Application number
JP9502795A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Nakano
野 利 博 中
Hideaki Iijima
島 英 明 飯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP9502795A priority Critical patent/JPH08282467A/ja
Publication of JPH08282467A publication Critical patent/JPH08282467A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立作業性が良く、簡素な構成で、低コスト
のマスタシリンダ用リザーバを提供することである。 【構成】 リザーバ本体(3)と、前記リザーバ本体の
上端部に装着されたキャップ(8)と、マグネット
(5)を含んだフロート部材(4)で、前記マグネット
の重心が偏心して固着されるとともに転動可能なフロー
ト部材と、前記リザーバ本体の内部に上下方向に伸びて
前記フロート部材の上下移動用の通路(3d)を形成す
るガイド部材(3c)及び、前記リザーバ本体の下部に
設置されたリードスイッチ(6)を収納するスイッチケ
ース(3e)を備えたことを特徴とするマスタシリンダ
用リザーバ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車、航空機等の主
にブレーキに適用されるマスタシリンダ用リザーバに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】マスタシリンダ用リザーバとしては、実
開平2−81270号に記載されたものが従来技術とし
てあった。これは、フロートの移動空間を形成するよう
にリザーバ本体の底壁から複数のガイド部材を突出さ
せ、前記ガイド部材の上端部には、フロートの脱落防止
用の突起が設けられている。従って、該リザーバを組立
てる際にフロートを前記ガイド部材内に収容させるため
に、前記突起を押し倒してフロートを挿入する必要があ
り、作業性が悪かった。又、前記ガイド部材のためリザ
ーバ本体の成形型が複雑となり、リザーバのコストの増
大をもたらしていた。
【0003】もう1つの従来技術として、実開平2−9
6249号に記載されたものがあった。これはフロート
に脱落防止用の突起を設け、該突起をリザーバ本体のガ
イド部材に係止させるものであり、フロートをガイド部
材内に配置する際に方向性が発生し、やはり組立作業性
が悪い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題とすると
ころは、組立作業性が良く、簡素な構成で、低コストの
マスタシリンダ用リザーバを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明においては、リザーバ本体と、前記リザーバ本
体の上端部に装着されたキャップと、マグネットを含ん
だフロート部材で、前記マグネットの重心が偏心して固
着されるとともに転動可能なフロート部材と、前記リザ
ーバ本体の内部に上下方向に伸びて前記フロート部材の
上下移動用の通路を形成するガイド部材及び、前記リザ
ーバ本体の下部に設置されたリードスイッチを収納する
スイッチケースを備えたことを特徴とするマスタシリン
ダ用リザーバとした。
【0006】
【作用】上記手段によるマスタシリンダ用リザーバによ
れば、フロート部材をリザーバ本体内に投入するのみで
良く、特定の位置に配置する必要がない。
【0007】リザーバ内の作動液が減少し、液面が低下
すると、フロート部材は転動しながらガイド部材によっ
て形成された通路内に自ずから移動する。フロート部材
は偏心して固着されたマグネットを備えており、マグネ
ットの自重によってマグネットが下に位置するように向
くため、リザーバ本体の下部に設置されたリードスイッ
チを作動させることができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の特徴を示す部分
のみについて説明する。図1は本発明によるリザーバ
と、該リザーバを装着したマスタシリンダを表し、図2
は図1のA−A断面を表す。
【0009】図1において、1はマスタシリンダ2に連
結したリザーバである。リザーバ1はリザーバ本体3を
備え、前記リザーバ本体3はその下端部のアウトレット
3a,3bにおいて、前記マスタシリンダ2に固着され
ている。前記リザーバ本体3には、その内壁から4個の
ガイド部材3c(図2)が設置されている。該ガイド部
材3cは、各々その上端に配置された短い平坦部3ca
と、上下方向に伸びた鉛直部3cbと、前記平坦部3c
aと鉛直部3cbとを連結する傾斜部3ccとを備えて
いる。該4個のガイド部材3cによって、リザーバ本体
3内に後述するフロート4の移動通路3dが形成されて
いる。
【0010】フロート4は本実施例では転動し易いよう
に球状をしており、リザーバ1に貯蔵される作動液によ
って液面に浮くように、発泡等の軽い材料にて形成され
ている。マグネット5は、前記フロート4に偏心した位
置に一体成形されており、該フロート4の移動によっ
て、後述するリードスイッチ6を作動させる。
【0011】スイッチケース3eは前記リザーバ本体3
の下部に横方向に延在し、前記リードスイッチ6を収納
している。前記リードスイッチ6は、電線7を介して図
示しない車両のバッテリー、及び警告灯へと連結してい
る。前記リザーバ本体3の上端には、キャップ8が装着
されている。
【0012】次に、本実施例によるマスタシリンダ用リ
ザーバの作動について説明する。リザーバ1内に十分な
作動液が貯蔵されている時、前記フロート4は作動液面
上に浮かんでいる。ここで、前記ガイド部材3cの平坦
部3caは短いため、前記フロート4が該平坦部3ca
上に乗ることはない。
【0013】作動液が減少して、液面が所定の高さ以下
に下がると、前述のようにフロート4は前記傾斜部3c
cの働きによってセンタリングされて、前記移動通路3
dを下降し、前記スイッチケース3eに近づく。前記マ
グネット5は、その自重によって下方に位置するため、
前記フロート4が前記スイッチケース3eを介してリー
ドスイッチ6に対して、所定の距離まで近づくとリード
スイッチ6を作動させて、図示しない警告灯を点灯させ
て、運転者に警告する。
【0014】本発明によれば、リザーバ組立の際にフロ
ート4をリザーバ本体3内に投入するのみで良いため作
業性がよく、リザーバ本体3に突起等がないため成形型
が単純で、低コストのリザーバとすることができる。
【0015】尚、上記実施例においてはフロート4は球
状をしているが、この形状に限ったものではなく、多面
体等の転動可能な形状であれば構わない。又、前記ガイ
ド部材3cは必ずしも4個でなくてはならないわけでは
なく、その数は適宜変化させることができる。
【0016】
【発明の効果】上記したように、本発明のマスタシリン
ダ用リザーバによれば、その組立作業性が良いため、更
に低コストのリザーバとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマスタシリンダ用リザーバをマスタシ
リンダに装着した際の断面図
【図2】図1のA−A断面図
【符号の説明】
1 リザーバ 3 リザーバ本体 3c ガイド部
材 3d 移動通路 3e スイッチケース 4 フロート 5 マグネ
ット 6 リードスイッチ 8 キャップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リザーバ本体と、前記リザーバ本体の上
    端部に装着されたキャップと、マグネットを含んだフロ
    ート部材で、前記マグネットの重心が偏心して固着され
    るとともに転動可能なフロート部材と、前記リザーバ本
    体の内部に上下方向に伸びて前記フロート部材の上下移
    動用の通路を形成するガイド部材及び、前記リザーバ本
    体の下部に設置されたリードスイッチを収納するスイッ
    チケースを備えたことを特徴とするマスタシリンダ用リ
    ザーバ。
JP9502795A 1995-04-20 1995-04-20 マスタシリンダ用リザーバ Pending JPH08282467A (ja)

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JP9502795A JPH08282467A (ja) 1995-04-20 1995-04-20 マスタシリンダ用リザーバ

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JP9502795A JPH08282467A (ja) 1995-04-20 1995-04-20 マスタシリンダ用リザーバ

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JPH08282467A true JPH08282467A (ja) 1996-10-29

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ID=14126623

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JP9502795A Pending JPH08282467A (ja) 1995-04-20 1995-04-20 マスタシリンダ用リザーバ

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JP (1) JPH08282467A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1040977A2 (en) * 1999-03-31 2000-10-04 Nissin Kogyo Co., Ltd. Switch unit

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1040977A2 (en) * 1999-03-31 2000-10-04 Nissin Kogyo Co., Ltd. Switch unit
EP1040977A3 (en) * 1999-03-31 2002-08-28 Nissin Kogyo Co., Ltd. Switch unit

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