JPH0828178B2 - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JPH0828178B2
JPH0828178B2 JP60003155A JP315585A JPH0828178B2 JP H0828178 B2 JPH0828178 B2 JP H0828178B2 JP 60003155 A JP60003155 A JP 60003155A JP 315585 A JP315585 A JP 315585A JP H0828178 B2 JPH0828178 B2 JP H0828178B2
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JP
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plunger
tripping
trip
circuit breaker
reset
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ダンテ・バガリニ
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Eaton Corp
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Publication of JPH0828178B2 publication Critical patent/JPH0828178B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H83/00Protective switches, e.g. circuit-breaking switches, or protective relays operated by abnormal electrical conditions otherwise than solely by excess current
    • H01H83/12Protective switches, e.g. circuit-breaking switches, or protective relays operated by abnormal electrical conditions otherwise than solely by excess current operated by voltage falling below a predetermined value, e.g. for no-volt protection
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H71/00Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
    • H01H71/10Operating or release mechanisms
    • H01H71/12Automatic release mechanisms with or without manual release
    • H01H71/128Manual release or trip mechanisms, e.g. for test purposes

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は回路遮断器、特に回路遮断器用の不足電圧時
解除装置に係わる。
(従来の技術) より具体的には、本発明は絶縁材から成形されたハウ
ジングまたはケースを使用することから一般に成形ケー
ス型あるいは配線用遮断器と呼ばれている回路遮断器に
係わる。この種の回路遮断器は電気的過負荷、低レベル
故障電流、高レベル故障または短絡電流、さらに場合に
よっては不足電圧状態などのような異常回路状態から保
護するため工業用、商業的及び住宅用配電系に広く採用
されている。特にここ数年の傾向として、最近使用され
ている配線設備に発生し易い高レベル故障電流に対応で
きるように配線用回路遮断器の電流搬送及び遮断性能が
改善されつつある。しかしこの傾向を追求する設計者達
は益々チャレンジに直面する結果となる。なぜなら、配
線用回路遮断器の筐体内の比較的狭いスペースに組込め
る構造体の量にはおのづと限界があり、配線用型遮断器
にふさわしい環境に使用するのに不適当な大きさにする
ことなく遮断器筐体の全体的サイズを大きくできる程度
にも限界があるためである。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は信頼度が高くかつ比較的狭いスペース
しか必要としない改良された不足電圧時解除装置を提供
することにある。
この目的を達成するため、本発明は接点と、接点開閉
操作機構と、接点閉成時に作動して操作機構の接点開放
操作を起動させる引外し部材と、所定の不足電圧状態が
発生すると引外し部材を作動させる不足電圧時解除装置
とを含む回路遮断器において、不足電圧時解除装置が、
非強磁性材からなる管状部材;いずれも強磁性材から成
り、それぞれが軸方向に移動して互いに端部係合できる
ように管状部材内に支持された引外しプランジャとリセ
ット・プランジャ;引外しプランジャとリセット・プラ
ンジャの間にそれらと係合する状態に配設され、リセッ
ト・プランジャを初期位置に向かって一方の軸方向に偏
倚し、また引外しプランジャを引外し部材を引外す作動
位置にむかって逆の軸方向に偏倚する手段;及び所定値
の電圧が印加された状態で引外しプランジャをリセット
・プランジャと端部係合状態に保持するのに充分な磁性
保持力を発生させるが、電圧が所定値以下に降下すると
磁性保持力の低下により偏倚手段の作用下に引外しプラ
ンジャを解放して前記作動位置へ移動させるように、引
外しプランジャ及びリセット・プランジャと誘導結合さ
せた電気コイルから構成され、リセット・プランジャを
逆の軸方向に手動操作して、作動位置へ移動した状態の
引外しプランジャと端部係合関係にすると、引外しプラ
ンジャが再びリセット・プランジャと磁気的に結合さ
れ、電気コイルの磁性保持力により共に初期位置へ復帰
することが可能となり;また、リセット・プランジャを
逆の軸方向に手動操作して端部係合状態の引外しプラン
ジャを初期位置から作動位置へ移動させることにより引
外し部材の引外し動作が起動され、その後電気コイルの
磁性保持力により引外しプランジャとリセット・プラン
ジャが共に初期位置へ復帰することを特徴とする回路遮
断器を提供する。
本発明の不足電圧時解除装置はコンパクトに構成され
た少数の主要成分から成るにもかかわらず、いくつかの
機能を果たすことができる。即ち、不足電圧状態が発生
すると遮断器を確実に引外して開放する。当然のことな
がらこれは解除装置の主要機能である。また、単一の素
子、即ち、手動操作可能なリセット・プランジャを利用
して不足電圧時引外し操作後に不足電圧時解除装置をリ
セットすることも、回路遮断器を手動引外しすることも
できる。更に、引外された遮断器をリセットしようとす
るオペレータに、引外しの原因が過電流であったのか不
足電圧状態であったのかを明確に指示する。なぜなら不
足電圧に基く引外し操作の後の遮断器リセットには先ず
不足電圧時解除装置をリセットしなければならないが、
過電流に応答する引外しの後の遮断器リセットはこの操
作が不要だからである。
リセット(及び手動引外し)プランジャを手動操作す
るためのリセット釦はリセット・プランジャと偏倚手段
の作用に行なわれる該プランジャの移動を制限する制止
片との間を移動できるように管状部材内に支持され、手
動操作のため接近できるように管状部材から突出してい
る。不足電圧時解除装置の引外しプランジャと操作機構
の引外し部材との間には引外しプランジャの引外し動作
を引外し部材の引外し動作に変換するためレバーを連動
的に介在させてある。このレバーは非引外し位置にむか
って、即ち、引外しプランジャを介してレバーに作用す
る偏倚力とは反対の方向に偏倚される。レバーと連携す
る偏倚手段及びリセット・プランジャ及び引外しプラン
ジャと連携する偏倚手段は両者の力が結果的には引外し
方向にレバーに作用するように設定されており、コイル
と引外しプランジャ偏倚手段との間には、コイルが給電
され、その電圧が所定値であれば、コイルから発生する
磁性保持力が引外しプランジャに対する偏倚力を打消す
という関係が成立する。引外しレバーの偏倚手段として
は調節可能な引っ張りばねが好ましく、引外しプランジ
ャ及びリセット・プランジャの偏倚手段としては管状部
材内に配置され、両プランジャ間に連動的に介在する圧
縮ばねが好ましい。不足電圧時解除装置はコイル、管状
部材とこれに内蔵されている引外し及びリセット・プラ
ンジャ及びリセット釦、及び引外しレバーから成る該装
置の他の構成部分すべてを支持する取付け用ブラケット
を含む。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施例を
詳細に説明する。
(実施例) 第1〜15図には本発明の実施例である新規かつ改良型
の配線用回路遮断器30を示した。回路遮断器30は3相ま
たは3極回路遮断器として図示しかつ説明するが、本発
明は単相またはその他の多相回路遮断器にも、またAC回
路遮断器及びDC回路遮断器にも応用できる。
回路遮断器30は成形された電気絶縁性基部34に複数の
締付け手段36によって固定された同じく成形された電気
絶縁性の蓋32を含む。各極または各相に1個づつ複数の
第1電気端子または線端子38A、38B及び38C(第4図)
を設けると共に、複数の第2電気端子または負荷端子40
A、40B及び40Cを設ける。これらの端子を利用して回路
遮断器30を直列に接続することにより3相電気系を保護
するための3相回路を形成する。
回路遮断器30は該遮断器30をCLOSED位置(第3図)ま
たはOPEN位置(第14図)にセットするための上蓋34の開
口部44を貫通している絶縁性の操作ハンドル42をも含
む。回路遮断器30はBLOWN−OPEN位置(第3図の鎖線位
置)またはTRIPPED位置(第15図)を取ることもでき
る。TRIPPED位置となった後、ハンドル42をTRIPPED位置
(第15図)から移動させてOPEN位置(第14図)を通過さ
せることにより回路遮断器30をあらためて保護動作でき
るようにリセットすることができる。この場合、ハンド
ル42をOPEN位置(第14図)にとどめてもCLOSED位置(第
3図)まで移動させてもあらたな保護動作を行なわせる
ことができる。ハンドル42の移動は手動で、または機械
アクチュエータにより自動で達成される。好ましくはハ
ンドル42と共に移動自在な電気絶縁性の細片46で開口44
の底を覆い、回路遮断器30の内部と外部の間の電気的隔
壁として作用させる。
主な内部素子として、回路遮断器30は下方電気接点5
0、上方電気接点52、アーク・シュート54、スロット・
モータ56及び操作機構58を含む。アーク・シュート54と
スロット・モータ56はそれ自体従来型のものであるから
詳細な説明を省く。簡単に説明するなら、アーク・シュ
ート54は分離中の接点50、52間に発生する単一のアーク
を故障時に一連のもっと小さいアークに分割して総アー
ク電圧を増大させ、故障電流の大きさを制限するのに利
用される。電気絶縁体で囲んだ一連のほぼU字形の鋼薄
板またはほぼU字形の電気絶縁された一体的な鋼棒から
成るスロット・モータ56は高レベルの短絡または故障電
流状態で発生する磁場を集中させて分離中の接点50、52
間の磁気反発力を著しく増大させ、接点50、52の分離を
迅速にする目的で接点50及び52の周りに配置される。接
点50、52が迅速に分離すればアーク抵抗が比較的高くな
り、故障電流の大きさを制限することができる。アーク
・シュート54及びスロット・モータ56の詳細については
米国特許第3,815,059号を参照されたい。
下方電気接点50(第3、4及び11図)は、締付け手段
64によって基部34に固定された下方の特殊形状固設部材
62、下方の可動接点アーム66、1対の接点圧縮ばね68、
下方の接点偏倚手段または圧縮ばね70、物理的かつ電気
的に上方電気接点52と接触する接点72、及び上方電気接
点52と下方電気接点50の一部との間にアークが発生する
可能性を軽減する電気絶縁性細片74を含む。基部34から
外部に突出する線端子38Bは特殊形状の固設部材62のこ
れと一体の端部から成る。部材62はブロー・オープン動
作中に可動接点アーム66に対する下限または下方制止片
として作用する傾斜部分62A、圧縮ばね70を装着するた
基部34に形成したくぼみ76の上に重なる孔62B、及び前
記孔62Bが形成されている下方扁平部分62Cを含む。扁平
部分62Cには固設部材62を、従って下方電気接点50を基
部34に固定するための締付け手段64を螺入するねじ孔62
Dをも形成する。固設部材62は一体的に形成されて互い
に間隔を保って直立する1対のほぼU字形の接触部分62
E、62Fを含む。接触部分62E、62Fはそれぞれ下方扁平部
分62Cの平面に対して約45゜の角度で傾斜し、接触部分6
2E、62Fの内側面を横切って側方に広がる2つの互いに
間隔を保つ扁平な傾斜面62G、62Hを含む。接点アーム66
の上向き運動を制限する制止片62J(第4図)を設け
る。
接点アーム66は湾曲接触部分62E、62F内で回転ピン78
と共にその長手軸周りを回転できるようにこの回転ピン
78に固定する(第11図)。回転ピン78は圧縮ばね68の偏
倚下に部分62F、62Eの面62G、62Hと導電接触する、外方
に突出する丸い接触部分78A、78Bを含む。このように構
成すれば、下方の特殊形状固設部材62と下方の可動接点
アーム66の間に回転ピン78を介して有効な導電接触及び
電流導通が達成される。下方可動接点アーム66は回転ピ
ン78と接点72の間に延びる細長い剛性レバー・アーム66
Aを含むと共に、下方可動アーム66及び圧縮ばね70間の
有効接触を維持するため圧縮ばね70の上端に嵌入した下
向き突出部分またはばね位置ぎめ手段66Bをも含む。ま
た、下方可動接点アーム66はこの下方可動接点アーム66
及びこれに固定された接点72の上動を制限するための制
止片62Jと接触するように前記アーム66の下端にこれと
一体的に形成した扁平面66Cを含む。
下方電気接点50は上述したように、電気接点50、52の
細長い平行部分を流れる高レベルの短絡または故障電流
によって発生する高い磁気反発力を利用して接点アーム
66を圧縮ばね70の偏倚力に抗して迅速に下動させる(第
3図)。従って電気接点50、52が極めて迅速に分離し、
接点50、52間に形成されるアークの抵抗を急激に増大さ
せて、故障電流を比較的小さい物理的大きさの範囲内に
効果的に制限する。下方電気接点50はまた、遮断器端子
と下方電気接点の下方可動接点アームとの間に電流を運
ぶ導電通路を形成するため多くの従来型配線用遮断器に
使用されるような可撓性の銅製分路の利用を不要にす
る。ピン78に向けて一定偏倚力を作用させるため圧縮ば
ね68を使用することで端子38Bと接点72の間に実質的電
流通路を提供し、しかも狭く、コンパクトの領域に下方
電気接点50を設けることが可能になる。
操作機構58はオーバセンタ・トグル機構80、引外し機
構82、一体または単一片成形クロスバー84(第12図)、
1対の剛性の互いに対向するかまたは間隔を保つ金属側
板86、剛性の枢動自在な金属ハンドル・ヨーク88、剛性
制止ピン90、及び1対の操作用引張りばね92を含む。
オーバセンタ・トグル機構80は揺動片支持ピン98の長
手中心軸の周りを回転自在な剛性金属揺動片96を含む。
組立てた状態において揺動片支持ピン98の長手方向両端
は側板86に形成した1対の通孔100内に固定されてい
る。
トグル機構80はほかに1対の上方トグル・リンク10
2、1対の下方トグル・リンク104、トグルばねピン106
及び上方トグル・リンク従動ピン108を含む。下方トグ
ル・リンク104はトグル接点ピン110により上方電気接点
52に固定する。下方トグル・リンク104のそれぞれはト
グル接点ピン110を挿着するための下方孔112を含む。ト
グル接点ピン110は上方電気接点52に形成した通孔114を
も貫通し、上方電気接点52がピン110の長手中心軸周り
を自由に回転することを可能にする。ピン110の長手方
向両端はクロスバー84に嵌着され、固定される。従っ
て、高レベルの短絡または障害電流状態以外の条件下に
おける上方電気接点52の運動及びこれに対応するクロス
バー84の運動は、下方トグル・リンク104の運動によっ
て引き起される。このように構成したから、遮断器30の
中心極または中心相において操作機構58によって上方電
気接点52を移動させると、剛性クロスバー84を介して遮
断器30のその他の極または相と連携する上方電気接点52
にも同時に同じ運動が起こる。
下方トグル・リンク104のそれぞれは上方通孔116を含
み、上方トグル・リンク102のそれぞれは通孔118を含
む。ピン106を通孔116、118に挿通することにより上下
トグル・リンク102、104を互いに連結し、両リンク間の
回転運動を可能にする。ピン106の長手方向両端はばね9
2の鈎形または湾曲下端122を固定するためのジャーナル
120を含む。ばね92の鈎形または湾曲上端124はハンドル
・ヨーク88の扁平頂面128に形成したスロット126に固定
される各ばね92と連携するスロット126の少なくとも1
つは、スロット126の長さに沿ってばね92が横方向に移
動するのを軽減または防止するためのばね92の湾曲端12
4を位置ぎめする位置ぎめ凹部130を含む。
組立た状態で湾曲124がスロット126内に、湾曲端122
がジャーナル120内に配置されるから、リンク102、104
がピン106と係合状態に保持され、ばね92が引張り状態
に保持され、外部からのハンドル42の操作により、これ
に応答してオーバセンタ・トグル機構80が制御される。
上方リンク102はピン108の長さに沿って形成した1対
の互いに間隔を保つジャーナル134を嵌着固定するため
の凹部または溝132を含む。ピン108の中心部は、揺動片
96の回転軸から一定の距離を隔てる位置において揺動片
96に形成した通孔136に嵌入されるように形成する。ば
ね92からの引っ張り力がピン108を上方トグル・リング1
02と係合状態に固定する。従って、揺動片の回転運動に
対応してリンク102の上部が運動または変位する。
揺動片96は傾斜扁平ラッチ面142を形成してあるスロ
ットまたは溝140を含む。ラッチ面142はほぼ扁平な中間
ラッチ板148に形成した長孔または通孔146の上端に形成
した傾斜した扁平な揺動片ラッチ面144と係合するよう
に形成する。揺動片96はまた、ハンドル・ヨーク88の頂
面128の一方の縁端に沿って形成した細長い垂下面152と
接触するように形成されたほぼ扁平なハンドル・ヨーク
接触面150をも含む。操作ばね92は引外し動作中にハン
ドル42を移動させ、面150、152はハンドル42をCLOSED位
置(第3図)とOPEN位置(第14図)の間のTRIPPED位置
(第15図)に位置させて、遮断器30が引外したことを指
示する。また、面150、152の係合は引外し動作の次に揺
動片96を操作ばね92の偏倚力に抗して時針方向にTRIPPE
D位置(第15図)から移動させてOPEN位置(第14図)を
通過させることにより操作機構58をリセットして面14
2、144の再ラッチを可能にする。
揺動片96は制止ピン90の中心周りに形成した、半径方
向に外方へ突出する部分または剛性制止手段156と接触
するほぼ扁平な、かつ細長い制止面154を含む。面154が
剛性制止手段156と係合することにより、引外し動作
(第15図)に続く揺動片96の反時針方向運動を制限す
る。揺動片96はまた、引外し動作(第15図)中にラッチ
面142、144が係合を解かれると同時に中間ラッチ板148
の傾斜ラッチ面144の最外縁との接触を維持するため
の、湾曲した中間ラッチ板従動面157をも含む。揺動片9
6にはこのほか揺動片96の開放と同時にピン106に形成し
た半径方向に外方へ突出する部分または接触面160と係
合して直ちにかつ迅速にピン106を反時針方向にOPEN位
置(第3図)からTRIPPED位置(第15図)へ推進するこ
とにより上方電気接点52を下方電気接点50から迅速に上
方へ分離させるキッカー158の推進面を設ける。
引外し動作中、上方トグル・リンク102の広い部分ま
たは突出部162が操作ばね92により回転揺動片96を介し
て加えられる強い力で制止手段156と接触して、上方ト
グル・リンク102、トグル・ピン106及び下方トグル・リ
ンク104の弧状運動を加速する。従って、操作機構58の
動作速度または応答時間が著しく改善される。
引外し機構82は中間ラッチ板148、可動または枢動ハ
ンドル・ヨーク・ラッチ166、ねじりばねスペーサ・ピ
ン168、複動ねじりばね170、成形一体または単一片引外
しレバー172(第13図)、アーマチュア180、アーマチュ
アねじりばね176、マグネット178、バイメタル180及び
導電部材またはヒータ182を含む。バイメタル180は導電
部材182を介して端子40Bと電気的に接続する。マグネッ
ト178はバイメタル180を物理的に囲むことにより短絡ま
たは故障電流状態に応答する磁気回路を形成する。アー
マチュア制止板184の垂下縁端部分186はアーマチュア17
4の上端と係合してその反時針方向運動を制限する。ね
じりばね176の一方の長手方向端を細長いばねアーム188
として形成し、アーマチュア174の上部を時針方向運動
に抗して偏倚する。ねじりばね176の他方の長手方向
端、即ち、上向き端190は制止板184の頂面に形成した
(図示しないが)互いに間隔を保つ複数の通孔のいずれ
か1つに配置する。制止板184のそれぞれ異なる通孔に
ねじりばね176の端部190を配置することによってばねア
ーム188のばね張力を調整できる。
バイメタル180は引外しバー172(第3図)の垂下接触
脚194の下端から一定距離を隔てた形成下端192を含む。
遮断器30がCLOSED位置(第3図)を占める時の端部192
と脚194の間隔を、上蓋32に形成した通孔198を介して接
近可能な締付けねじ196を適当に回動することによって
調整すれば、過負荷状態に対する遮断器30の応答時間を
変化させることができる。バイメタル180の下端190と上
方電気接点52の間の導電路は適当な手段、例えばろう付
けによりバイメタル180の下端192及びクロスバー84内の
上方電気接点52に接続した可撓性銅分路200によって形
成する。このように構成すれば、遮断器30により端子38
B、40B間に、下方電気接点50、上方電気接点52、可撓分
路200、バイメタル180及び導電部材182を通る導電路が
提供される。
中間ラッチ板148は長孔146の上端に形成した揺動ラッ
チ面144のほかに、ほぼ正方形の通孔210、この通孔210
の下部に形成した引外しバー・ラッチ面212、上方の傾
斜扁平部分214、及び両側方に突出する1対のピボット
・アーム216を含み、前記ピボット・アームは側板86の
倒立要石形通孔218に挿入されるように形成する。前記
通孔218はピボット・アーム216の、従って、中間ラッチ
板148の枢動を制限するように形成する。
ハンドル・ヨーク・ラッチ166はピン168の一方の長手
方向端222が挿入される通孔220を含む。従って、ハンド
ル・ヨーク・ラッチ166はピン168の長手軸を中心に運動
または枢動できる。ピン168の長手方向端224及び端部22
2は側板86に形成した互いに間隔を保つ1対の通孔226内
に保持される。端部224を通孔226に挿入する前にピン16
8をねじりばね170に挿通し、ねじりばね170をピン168の
中間拡径部分228の周りに取付ける。ねじりばね170の本
体の一方の長手方向端をピン168の拡径部分232の縁端に
圧接することによりねじばね170を正しい作用位置に保
持する。ねじりばね170はオーバセンタ・トグル機構80
による引外し動作に続いて中間ラッチ板148の扁平部分2
14を反時針方向に偏倚して中間ラッチ板148をリセット
するための上向きに突出する細長いばねアーム234と、
引外しバー172の上部または頂面237(5,9及び13図)を
時針方向(第3図)の回転運動に抗して偏倚するため
の、下向きに突出するばねアーム236を含む。
ハンドル・ヨーク・ラッチ166は下向きに突出する細
長いラッチ脚240及び湾曲した、または外方に突出する
ハンドル・ヨーク接触部分242(第9図及び12図)を含
み、前記接触部分242はリセット動作(第14図)中にハ
ンドル・ヨーク88の1対の垂下支持アーム246の1つに
その長さに沿って形成した溝部分に嵌着されるように物
理的に構成する。接点72、306が互いに溶着すると、上
記垂下支持アーム246がハンドル・ヨーク・ラッチ166と
係合してハンドル・ヨーク88がそのリセット位置に移動
するのを阻止する。接点72、306が互いに溶着しなけれ
ば、クロスバー84がそのTRIPPED位置(第15図)まで回
転し、ハンドル・ヨーク・ラッチ166が回転してハンド
ル・ヨーク88の垂下支持アーム246の移動通路から外
れ、溝部244に達して、ハンドル・ヨーク88がそのOPEN
位置(第14図)を通ってリセット位置へ移動することを
可能にする。クロスバー84と一体に成形された外方突出
面248はクロスバー84がそのOPEN位置(第14図)からCLO
SED位置(第3図)に移動する過程でハンドル・ヨーク
・ラッチ166のラッチ脚240と係合して移動させ、ハンド
ルヨーク88との係合を解く。
好ましくは、互いに間隔を保ち、それぞれが遮断器30
の各極または相と連携する3本の垂下接触脚194を具備
する一体または単一片成形引外しバー172として引外し
バー172を形成する。引外しバー172は外に3つの拡径ア
ーマチュア支持部250を含み、それぞれの支持部250は遮
断器30の各極または各相と連携する。支持部250のそれ
ぞれはアーマチュア174の垂下引外し脚254を挿入するた
めの細長い、ほぼ矩形のスロットまたはポケット252
(第6及び9図)を含む。アーマチュア174は引外しバ
ー172内に正しくアーマチュア174を嵌着するためポケッ
ト252の頂面と係合する外方突出縁または肩部256を含
む。各引出し脚254は短絡または故障電流状態の発生と
同時に引外しバー172の連携接触脚194と係合してこれを
時針方向(第15図)に回転させる。
引外しバー172は中間ラッチ板148の引外しバー・ラッ
チ面212と係合してこれを係止するラッチ面258(第3
図)をも含む。ラッチ面258はほぼ水平な面260と、これ
とは別の引外しバー172の傾斜面262との間に介在する。
ラッチ面258(第3図)は過負荷状態または短絡または
故障状態に対する操作機構58の所期応答特性によって決
定される長さの垂直面である。本発明の特定の実施例で
は面260が約1/2mm上動するだけで面258、212の係止が解
かれる。この係止解除の結果、揺動片96と中間ラッチ板
148との間で面142、144に沿った運動が起こり、直ちに
揺動片96が中間ラッチ板148による係止を解かれ、揺動
片96の反時針方向回転運動と遮断器30の引外し動作を可
能にする。リセット動作中、ねじりばね170のばねアー
ム236が引外しバー172の面237と係合してこれを反時針
方向に回転させることにより、引外しバー172のラッチ
面258が中間ラッチ板148のラッチ面212と係合してこれ
を再び係止して中間ラッチ板148、引外しバー172及び遮
断器をリセットすることを可能にする。揺動片96の湾曲
面157は揺動面96のラッチ面142が中間ラッチ板148のラ
ッチ面144の下方に来るまで中間ラッチ板148の上部214
と揺動片96を接触状態に維持して中間ラッチ板148及び
引外しバー172のリセットを阻止できる長さを備えねば
ならない。好ましくは、遮断器30の3つの極または相の
それぞれに、遮断器30が接続している相のいずれかに1
つの短絡または故障電流状態または過負荷状態が発生し
たら引外しバー172の連携接触脚194を変位させるための
バイメタル180、アーマチュア174及びマグネット178を
設ける。
クロスバー84は、一体的な突出面248の外に、丸い軸
受面272によって順次分離された3個の拡大部270(第12
図)を含む。クロスバー84を基部34内の正しい位置に固
定するため周縁に外方へ突出する1対の位置ぎめ手段27
4を設ける。基部34はクロスバー84を基部34内に回転自
在に配置するため、軸受面272と補完的な形状を有する
軸受面276(第7図)を含む。位置ぎめ手段274は面276
に沿って形成された円弧状の凹部または溝278に嵌入す
る。拡大部270はまたトグル接触ピン110を挿入するため
の互いに間隔を保つ1対の孔280(第10図)をも含む。
ピン110は適当な手段で、例えば互いに嵌合させること
によって孔280内に固定すればよい。
それぞれの拡大部270はほかに上方電気接点52(第3
図)の一方の長手方向端または根元部分284を挿入する
窓、ポケットまたは完全に囲まれた開口部282(第12
図)をも含む。開口部282は、接点アーム圧縮ばね286
(第12図)及びこれと連携するように形成されたばね従
動手段288の挿入及び固定をも可能にする。圧縮ばね286
は一体形成上向き突起290周りに配置することにより拡
大部270内の正しい位置に保持される。
ばね従動手段288は圧縮ばね286と上方電気接点52の根
元部分284との間に配置されてばね286から根元部分284
に圧縮力を伝達し、これにより上方電気接点52及びクロ
スバー84を確実に一体的に移動させる。ばね従動手段28
8は1対の補完形状の細長い突条または肩部294を嵌入し
てばね従動手段288を拡大部270に正しく位置ぎめし、保
持するための互いに間隔を保つほぼJ字形の溝292を含
む。第1のほぼ平坦な部分296はばね従動手段288の一体
に配置され、第2平坦部分298ははばね従動手段288の他
方の長手方向端に配置され、ほぼ扁平な傾斜部分300に
よって部分296から隔離される。
ばね従動手段288は上方電気接点52の根元部分284と充
分なばね力で係合することにより、正常な引外し動作中
にオペレータがハンドル42を動かしたり操作機構58を操
作するのに応答して上方電気接点52が確実にクロスバー
84の運動を追従するように作用する形状を備えている。
ただし、高レベルの短絡または故障電流状態が発生する
と、上方電気接点52はばね従動手段288を下方へ撓ませ
る(第3図)ことにピン110を中心に回転でき、操作機
構58の動作シーケンスを待たずに電気接点50、52が迅速
に分離してそれぞれのBLOWN−OPEN位置(第3図)に移
動できる。上記のような高レベル故障状態における上方
電気接点52の独立的な運動は遮断器30のいずれの極また
は相においても可能である。
正常な動作状態において、上方電気接点52の根元部分
284の傾斜面302がばね従動手段288の部分298、300間の
傾斜部分300または接合部分と接触してクロスバー84を
上方電気接点52と係合状態に保持する。ただし、高レベ
ルの短絡または故障電流状態が発生すると、傾斜面302
が移動して部分298、300を通過し、離脱する一方、根元
部分284の末端部分または面304がばね従動手段288の下
方へ撓んだ平坦部分298と係合して上方電気接点52をそ
のBLOWN−OPEN位置に保持することにより、接点の再衝
突を防止または極力軽減する。次いで、遮断器30の引外
し動作に伴い、上方電気接点52が操作機構58によって制
止片156に圧接され、上方電気接点52はクロスバー84と
一体動作できるようにリセットされる。このリセット動
作中、面304が移動して部分298との係合を解かれ、傾斜
部302も移動して再びばね従動手段288と係合する。ばね
従動手段288の形状または上方電気接点52の根元部分284
の面302、304の形状を変えることにより、面304をばね
従動手段288と接触させるのに必要なBLOWN−OPEN動作中
の上方電気接点52の上動量を必要に応じて変化させるこ
とができる。
クロスバー84の拡大部270に形成した開口部282によ
り、クロスバー84の強度を著しく低下させずに可撓分路
200をクロスバーに挿通することが可能になる。可撓分
路200はクロスバー84の回転軸付近で開口部282に挿通さ
れるから、可撓分路200に生じる撓みは極めて小さく、
従って遮断器30の耐用寿命及び信頼性が改善される。
上方電気接点52は下方電気接点50の接触部分72を細長
い上方可動接点アーム308と物理的電気的に接触させる
ための接触部分306をも含み、前記接点アーム308は接触
部分306と根元部分284の間に介在する。接点アーム66、
308間に極めて高い磁気反発力を発生させて、接触部分7
02、306を極めて迅速に分離させるのはほぼ平行な接点
アーム66、308を通過する高レベルの短絡または故障電
流である。上方接点アーム308を下方接点アーム66から
電気的に絶縁するには電気絶縁片309を利用すればよ
い。
側板86は通孔100、218、226の外に、制止ピン90の両
端を挿入し、固定するための通孔310を含む。また、側
板88の上部に沿って、ハンドル・ヨーク88の垂下支持ア
ーム246の下端に形成した1対の軸受面または丸いタブ3
14と係合する軸受面またはピボット面312を形成する。
従って、軸受面314、312を中心に制御自在にハンドル・
ヨーク88を枢動させることができる。側板86はまた、ク
ロスバー84の軸受面272の上部と接触してクロスバー84
を基部34内の位置に固定するための軸受面316(第7図
及び第12図)をも含む。側板86は、引外しバー172を成
形基部34の一部として一体形成された複数の保持面320
(第5図)と係合させて固定するため引はずしバー172
の支持部250間に配置した1対の丸い軸受面318の係合す
るように形成されたほぼC字形の軸受面317を含む。各
側板86は側板86を遮断器30内に固定するため末端を下方
に突出する細長い棒またはタブ324として形成した1対
の突出する細長い棒またはタブ324として形成した1対
の垂下支持アーム322を含む。凹部328(第5、7及び8
図)に嵌着されるように形成した孔あき金属板326をタ
ブ324と連携させる。側板86を遮断器30に組込む際には
基部34に形成した通孔にタブ324を挿通し、更に孔あき
金属板326に挿通してから凹部328に配置する。次いでタ
ブ324を、例えばピーニングによって機械的に変形させ
て孔あき金属板326と係合させることにより側板86を基
部34と係合状態に固定する。適当な形状を与えた1対の
電気絶縁壁329(第5〜8図)を利用して遮断器30の極
または相における導電部材及び導電面を遮断器30の隣接
する極または相における導電部材または導電面から電気
的に絶縁する。
使用に際しては電線路及び負荷結線を介して端子38
A、B及びC、及び40A、B及びCに至る3相回路中に遮
断器30を挿入すればよい。ラッチ面142、144の係合とラ
ッチ面212、258の係合で中間ラッチ板148、揺動片96及
び引外しバー172が確実にリセットされるようにハンド
ル42をそのTRIPPED位置(第14図)からそのOPEN位置
(第14図)を通過してできるだけ遠くまで移動させるこ
とにより操作機構58をセットする。次いでハンドル42を
OPEN位置(第14図)からCLOSED位置(第3図)へ移動さ
せることで操作機構58により接触部72、306を閉じれ
ば、遮断器30は3相回路保護動作を行なえる状態とな
る。先行の過負荷状態のためバイメタル180が高温のま
まであり、面212と面258との係合を妨げるほど引外しバ
ー172の接触脚194を撓ませると、ハンドル42はそのTRIP
PED位置(第15図)に戻り、電気接点50、52は分離した
ままとなる。バイメタル180が正常な動作温度に戻れ
ば、上述のように操作機構58をリセットすることができ
る。
持続的な過負荷状態が発生すると、バイメタル180の
特殊形状の下端192が時針方向に撓み、場合によっては
中間ラッチ板148を引外しバー172との係合から離脱させ
るまでに引外しバー172との係合から離脱させるまでに
引外しバー172の接触脚194を撓ませ、その結果、たちま
ち揺動片96と中間ラッチ板148との間に傾斜面142、144
に沿った相対運動が起こる。揺動片96は、ただちに操作
ばね92によって加速されて反時針方向(第3図)に回転
し、その結果、上方トグル・リンク102、トグルばねピ
ン106及び下方トグルリンク104がほとんど瞬間的に運動
する。上述のように、ピン106の接触面160に作用する推
進面またはキッカー158がピ106を反時針方向に上方へ急
激に加速すると、これに対応してトグル接触ピン110が
反時針方向に上動し、上方電気接点52がただちにそのTR
IPPED位置(第15図)まで上動する。全ての上方電気接
点52の根元部分284はばね286の偏倚下にクロスバー84の
各ばね282に形成された内側面330と接触するから、上方
電気接点52はクロスバー84と一体に移動し、遮断器30の
3個の上方電気接点52が全て同時に、または同期して下
方電気接点50から分離する。この引外し動作中、接触部
分72、306間にそれまで存在していたアークは全て消え
る。
引外し動作中、クロスバー84の、従って、上方接点52
の運動は基部34に成形によって一体的に形成された単数
または複数の物理的阻止または制止片331(第3、14、1
5、16、18、19、21、22及び25図)によって制限され
る。各制止片331はクロスバー84の3つの拡径部分270の
前縁または前面270Aと係合してクロスバー84の回転運動
を制限するように構成する。好ましくは、遮断器30の基
部34の極または位相ごとに各極または各位相と連携する
各拡径部分270の面270Aと係合してクロスバー84に対す
るその制限位置における機械的応力を遮断器30の極数ま
たは位相数のよって分割する少なくとも1つの制止片33
1を成形する。遮断器30の各極または各位相における制
止片331を、基部34の単一内面または内壁の互いに間隔
を保つ一体的部分として構成してもよい。
このように構成すれば、遮断器30の中央極または中央
位相における制止片156と、遮断器30の外側極または外
側位相において上蓋32に一体的に形成した(図示しな
い)制止片とだけでそれぞれの上方可動接点52の可動移
動を制限することができる。クロスバー84は基部34に回
転自在に設けられ、制止片331は基部34内に成形されて
いるから、クロスバー84の回転運動を正確に設定し、制
限することができる。
引外し動作中に起こる操作ばね92の作用線変化の結
果、ハンドル42がCLOSED位置(第3図)からTRIPPED位
置(第15図)に移動する。ハンドル52の運動が阻止され
るかまたはCLOSED位置(第3図)に保持されても、操作
機構58は過負荷状態または短絡または故障電流状態に応
答して上述のように電気接点50、52を分離させる。ま
た、接点72、306が溶着状態になると、ピン106は操作ば
92(第3図)の作用線を変化させるほどは移動せず、操
作ばね92を側板88のピボット面312よりも前方(左側)
に維持し、電気接点50、52の作用状態に関してオペレー
タを誤解を与えないようにハンドル42をCLOSED位置へ偏
倚する。
短絡または故障電流状態が発生すると、直ちにマグネ
ット178が付勢され、アーマチュア174を引いてマグネッ
ト178と係合させ、その結果、アーマチュア174の引外し
脚254が引外しバー172の接触脚194を押しながら時針方
向(第3図)に枢動または回転する。その結果生ずる接
触脚194の時針方向回転で中間ラッチ板148が解放され、
上述のような引外し動作が行なわれる。
高レベルの短絡または故障電流状態が発生すると、ほ
ぼ平行な接点アーム66、308を流れる故障電流から発生
する強い磁気反発力の作用下に電気接点50、52が迅速に
分離してそれぞれの(第3図に鎖線で示す)BLOWN−OPE
N位置に移動する。圧縮ばね70は下方電気接点の接点50
アーム66をそのOPEN位置(第14図)に復帰させるが、接
点アーム308は上述した面304、298の係合によりそのBLO
WN−OPEN位置に保持される。電気接点50、52の分離は操
作機構58による引外し操作を必要とせずに達成できる。
ただし、次いで操作機構58が引外し動作を行なうと、上
方接点アーム308が遮断器30の中央極または相における
電気絶縁隔壁332及び制止片156または遮断器30の外側極
または相の上蓋32と一体形成された制止片に圧接するこ
とにより、上方電気接点52及びクロスバー84を相対回転
させ、その結果、クロスバー84の内面側330が上方電気
接点52の根元部分284と再び係合し、遮断器30の他の極
または相における他の電気接点50、52が分離する。
本発明の回路遮断器30は電気コイル414及び互いに直
列に配置された1対の別々の強磁性プランジャ、または
リセット・プランジャ416、引外しプランジャ418から成
るソレノイド412を含む手動リセット可能な不足電圧時
解除装置410(第16〜18図)を具備する。プランジャ416
の上端と接触する手動押圧リセット釦420が遮断器30の
上蓋32の孔422を貫通する。好ましくは、操作機構58の
主要成分を含む中央極のスペース制約を考慮して不足電
圧時解除装置410を遮断器30の外側相または外側極の1
つの配置する。ただし、必要なら遮断器30の成形ケース
に適当な改造を加えることにより、遮断器30の全ての極
または相に不足電圧時引外し機構、例えば不足電圧時解
除装置410を設置して各相における電圧をモニターする
ことができる。
不足電圧時解除装置410はプランジャ416、418の縮径
端部426、428の周りに装着した偏倚手段または圧縮ばね
424と、コイル414、プランジャ418、及び圧縮ばね424を
支持する取付け用ブラケット434に固定したピン432に枢
着された引外しレバー430とを含む。ブラケット434に非
強磁性管436を固定し、この管内にプランジャ416、41
8、リセット釦420及び圧縮ばね424を運動自在に組込
む。引外しレバー430の一方の端部438を、不足電圧時解
除装置410が作動すると同時に引外しバー172を引外し方
向(第16〜18図時針方向)に回転させるように前記引外
しバー172の一部と協働させる。引外しレバー430の他端
部440を引っ張りばね442の一端と接続し、この引っ張り
ばね442の他端を、取付け用ブラケット434に固定されて
リセット釦420に対する制止片を兼ねる形板444に接続す
る。
特に第16図において、コイル414が給電され、その電
圧が所定レベル、即ち、引外し電圧を超えると、互いに
突合わせ状態にあるプランジャ416、418が、正常電圧で
コイル414が作動した結果発生し、引外しレバー430を介
してプランジャ418に作用する引っ張りばね442の偏倚力
と相挨って、プランジャ418を作動位置へ駆動しようと
する圧縮ばね424の偏倚力を圧倒する磁性保持力によっ
て端部係合状態に保持される。不足電圧時解除装置410
がこのような正常、即ち、非作動状態にあれば、引外し
レバー430の端部438が引外しバー172との係合から離脱
しており、リセット釦420はプランジャ416により、その
拡径部分が板444によって画定される制止片と当接する
突出状態に保持されている。
コイル414の電圧が前記引外し電圧レベルまたはそれ
以下に降下すると、プランジャ416、418の係合面に対す
る電磁保持力がプランジャ418、即ち、引外しプランジ
ャを開放して圧縮ばね424の作用下に作動位置へ移動さ
せるまでに低下する。この動作中、引外しプランジャ41
8が引っ張りばね442の作用に抗して引外しレバー430を
反時針方向に回転させ、その端部438を引外しバー172と
係合させ、この引外しバー172を、遮断器30を解放する
ように回転させる。
引外し電圧、即ち、不足電圧時解除装置410が作動状
態となる電圧は引外しレバー430を介して引外しプラン
ジャ418に作用する引っ張りばね442の力を変化させるこ
とにより容易に調節できる。引外しレバー430に対する
偏倚力は引っ張りばね442を強さの異なるものと交換す
るか、引っ張りばね442の長さを変えることで調節で
き、長さを変化させるには、図示の好まし実施例の場
合、ばね442を固定してある板444のアンカー部分を曲げ
るだけでよい。
不足電圧時解除装置410が感知した不足電圧状態に基
づく引外し動作の後、たとえコイル414への電圧が正常
に戻っても、遮断器30を上述の態様で直ちにリセットす
ることはできない。圧縮ばね424がそのままプランジャ4
18を作動位置(第17図)に保持し続け、プランジャ41
6、418が分離状態にあって磁気回路が開路状態を維持す
る限りは引外しレバー430を介して引外しバー172を引外
し位置に保持するからである。従って、遮断器をリセッ
トするには先ず不足電圧時解除装置410をリセットする
必要であり、このリセットは第18図に示すようにリセッ
ト釦420を、従ってプランジャ416(即ち、リセット・プ
ランジャ)を手動押圧してプランジャ416を移動する引
外しプランジャ418と再係合させ、次いでリセット釦420
を解放することによって達成される。押圧と同時にリセ
ット・プランジャ416が引外しプランジャ418と接触する
と、引外しプランジャが再び磁気作用下にリセット・プ
ランジャと結合し、再び一体化する。従って、コイル41
4の電圧が再び正常になり、プランジャにおける磁性保
持力が全力にまで増大すると、続くリセット釦420の解
放で両プランジャ416、418がコイル414の作動によって
発生する電磁力の作用下に、かつ引っ張りばね442に偏
倚されてそれぞれの初期位置(第16図)に一緒に復帰す
る。このプランジャ動作中、リセット・プランジャ416
がリセット釦420を制止片にむかって押上げ、引っ張り
ばね442が引外しレバー430を、その端部438が引外しバ
ー172から離脱する非作用または非引外し位置に戻す。
この時点で上述のような態様で遮断器30をリセットする
ことができる。
リセット釦420は不足電圧時解除装置のリセットでけ
でなく、遮断器の手動引外しにも利用できる。不足電圧
時解除装置410が第16図に示す常態位置にあれば、リセ
ット釦420を手動押圧することでプランジャ416、418が
引外しレバー430にむかって駆動されて該レバー430を回
転させ、引外しバー172の引外し動作を起動し上述のよ
うに遮断器30を開放する。次いで押圧されたリセット釦
420が解放され、コイル414がいぜんとして正常電圧を給
電されているならば、プランジャ416、418に作用する電
磁力がプランジャをリセット釦420と共にそれぞれの初
期位置(第16図)に復帰させ、引っ張りばね442が引外
しレバー430を引外し位置に復帰させることを可能にす
る。
回路遮断器30が引外し状態となったとして、もし引外
しが過電流に起因し、不足電圧時解除装置410がそのま
ま第16図に示す状態なら企ては成功である。もし引外し
が、不足電圧時解除装置が第17図に示す作動位置にある
べき不足電圧状態に起因したのであれば企ては失敗であ
り、この解除装置をリセットしなければ遮断器のリセッ
トは不可能である。これによってオペレータは引外しの
原因が過電流ではなく不足電圧状態であったことを教え
られる。不足電圧時解除装置410をリセットする時に未
だ不足電圧状態が存続する場合、コイル414から発生す
る電磁保持力は引外しレバー430を、従って引外しバー1
72を作動または引外し位置に保持する圧縮ばね424の力
を克服できるほど大きくない。従って手動押圧後、リセ
ット釦420を解放すると圧縮ばね424がリセット・プラン
ジャ416と共に初期位置に復帰させる一方、引外しプラ
ンジャ418を作動位置に保持する。即ち、不足電圧時解
除装置及び遮断器は完全電圧が回復されるまではリセッ
トできない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、配線用遮断器の頂面図。 第2図は、第1図に示した装置の側面図。 第3図は、第1図に示した装置をCONTACT−CLOSED及びB
LOWN−OPEN位置で示す第1図の3−3線における拡大断
面図。 第4図は、第1図に示した装置の第3図の4−4線にお
ける拡大水平断面図。 第5図は、第1図に示した装置の第3図の5−5線にお
ける拡大断面図。 第6図は、第1図に示した装置の中央極または相の、第
3図の6−6線における拡大部分断面図。 第7図は、第1図に示した装置の第3図の7−7線にお
ける拡大断面図。 第8図は、第1図に示した装置の中央極または相の第3
図の8−8線における拡大部分断面図。 第9図は、第1図に示した装置の中央極または相の第3
図の9−9線における拡大部分平面図。 第10図は、第1図に示した装置の中央極または相の第3
図の10−10線における拡大部分平面図。 第11図は、第1図に示した装置の一部を第3図の11−11
線において示す拡大部分断面図。 第12図は、第1図に示した装置の操作機構の各部を示す
拡大分解斜面図。 第13図は、第1図に示した装置の引外しバーの拡大斜面
図。 第14図は、第1図に示した装置の中央極または相の、接
点OPEN位置で示す拡大部分断面図。 第15図は、第1図に示した装置の中央極または相の、前
記装置をそのTRIPPED位置で示す拡大部分断面図。 第16図は本発明の不足電圧時解除装置を常態位置、即
ち、非作動位置で示す拡大断面図。 第17図は、作動位置または引外し位置で不足電圧時解除
装置を示す第16図と同様の拡大断面図。 第18図は、リセットまたは手動引外し操作中の不足電圧
時解除装置を示す第16図と同様の拡大断面図である。 410……不足電圧時解除装置 414……電気コイル 416……リセット・プランジャ 418……引外しプランジャ 420……リセット釦 424……圧縮ばね 436……非強磁性管

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接点と、接点開閉操作機構と、接点閉成時
    に作動して操作機構の接点開放操作を起動させる引外し
    部材と、所定の不足電圧状態が発生すると引外し部材を
    作動させる不足電圧時解除装置とを含む回路遮断器にお
    いて、 不足電圧時解除装置が、 非強磁性材からなる管状部材; いずれも強磁性材から成り、それぞれが軸方向に移動し
    て互いに端部係合できるように管状部材内に支持された
    引外しプランジャとリセット・プランジャ; 引外しプランジャとリセット・プランジャの間にそれら
    と係合する状態に配設され、リセット・プランジャを初
    期位置に向かって一方の軸方向に偏倚し、また引外しプ
    ランジャを引外し部材を引外す作動位置にむかって逆の
    軸方向に偏倚する手段;及び 所定値の電圧が印加された状態で引外しプランジャをリ
    セット・プランジャと端部係合状態に保持するのに充分
    な磁性保持力を発生させるが、電圧が所定値以下に降下
    すると磁性保持力の低下により偏倚手段の作用下に引外
    しプランジャを解放して前記作動位置へ移動させるよう
    に、引外しプランジャ及びリセット・プランジャと誘導
    結合させた電気コイルから構成され、 リセット・プランジャを逆の軸方向に手動操作して、作
    動位置へ移動した状態の引外しプランジャと端部係合関
    係にすると、引外しプランジャが再びリセット・プラン
    ジャと磁気的に結合され、電気コイルの磁性保持力によ
    り共に初期位置へ復帰することが可能となり; また、リセット・プランジャを逆の軸方向に手動操作し
    て端部係合状態の引外しプランジャを初期位置から作動
    位置へ移動させることにより引外し部材の引外し動作が
    起動され、その後電気コイルの磁性保持力により引外し
    プランジャとリセット・プランジャが共に初期位置へ復
    帰することを特徴とする回路遮断器。
  2. 【請求項2】不足電圧時解除装置がリセット釦を含み、
    リセット釦の一部がリセット・プランジャと、偏倚手段
    の作用下に行なわれるリセット・プランジャ及びリセッ
    ト釦の移動を制限する制止片との間を移動自在に管状部
    材内に支持され、リセット釦がこれを手動操作するため
    接近できるように管状部材から突出していることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の回路遮断器。
  3. 【請求項3】絶縁筺体を含む特許請求の範囲第2項に記
    載の回路遮断器において、リセット釦が絶縁筺体の壁部
    に形成した孔を通って絶縁筺体から外方へ突出している
    ことを特徴とする回路遮断器。
  4. 【請求項4】不足電圧時解除装置が作動位置への引外し
    プランジャの移動を引外し部材の引外し動作に変換する
    ため引外しプランジャと引外し部材の間に連動的に介在
    させた引外しレバーと、引外しレバーをその非引外し位
    置へ偏倚する手段とを含み、リセット・プランジャと引
    外しプランジャとを互いに逆方向に偏倚する前記偏倚手
    段及び引外しレバー偏倚手段が結果として引外し方向に
    引外しレバーに作用し、給電されて所定値電圧に達した
    電気コイルが発生させる磁性保持力がリセット・プラン
    ジャと引外しプランジャとを互いに逆方向に偏倚する前
    記偏倚手段により引外しプランジャに作用する偏倚力を
    打消すように設定したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項、第2項または第3項に記載の回路遮断器。
  5. 【請求項5】前記引外しレバー偏倚手段が引っ張りばね
    であることを特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の
    回路遮断器。
  6. 【請求項6】不足電圧時解除装置が、電気コイル、管状
    部材及びこれに内蔵されている引外しプランジャとリセ
    ット・プランジャ、さらに引外しレバーを支持する取付
    け用ブラケットを含むことを特徴とする特許請求の範囲
    第5項に記載の回路遮断器。
  7. 【請求項7】引っ張りばねを引外しレバーと取付け用ブ
    ラケットに固定した構造部材との間に係架したことを特
    徴とする特許請求の範囲第6項に記載の回路遮断器。
  8. 【請求項8】引っ張りばねをその引っ張り力を調節でき
    るように構造部材に接続したことを特徴とする特許請求
    の範囲第7項に記載の回路遮断器。
  9. 【請求項9】リセット・プランジャと引外しプランジャ
    とを互いに逆方向に偏倚する前記偏倚手段が管状部材内
    に配設されてリセット・プランジャと引外しプランジャ
    の間に連動関係に介在する圧縮ばねであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項から第8項までのいずれかに
    記載の回路遮断器。
JP60003155A 1984-01-09 1985-01-09 回路遮断器 Expired - Lifetime JPH0828178B2 (ja)

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