JPH0743994B2 - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JPH0743994B2
JPH0743994B2 JP61170734A JP17073486A JPH0743994B2 JP H0743994 B2 JPH0743994 B2 JP H0743994B2 JP 61170734 A JP61170734 A JP 61170734A JP 17073486 A JP17073486 A JP 17073486A JP H0743994 B2 JPH0743994 B2 JP H0743994B2
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    • H01H71/10Operating or release mechanisms
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    • H01H71/52Manual reset mechanisms which may be also used for manual release actuated by lever
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回路遮断器、特に成形ケース形回路遮断器及び
成形ケース形回路遮断器用ハンドル位置表示手段に係
る。
成形ケース形回路遮断器は米国特許第2,186,251号;第
2,492,009号;第3,239,638号;第3,525,959号;第3,59
0,325号;第3,614,685号;第3,775,713号;第3,783,423
号;第3,805,199号;第3,815,059号;第3,863,042号;
第3,959,695号;第4,077,025号;第4,166,205号;第4,2
58,403号;及び第4,295,025号の明細書に開示されてい
る。このような公知の回路遮断器は電気回路または電気
系を電気的故障、特に、電気的過負荷状態、低レベル短
絡または故障電流状態、及び、場合によっては高レベル
短絡または故障電流状態から保護するように構成された
可動接点及び操作機構を含む。公知装置は短絡または故
障電流状態または過負荷状態の発生と同時に1対の接点
を開離させるようにオーバセンタ・トグル機構の動作を
制御する引はずし機構を含む操作機構を利用する。公知
の装置の多くは回路遮断器から外部へ突出する手動ハン
ドルを含み、オペレータがこれを操作することによって
回路遮断器を開閉、または引はずし動作後にリセットす
ることができ、また、このハンドル回路遮断器の動作状
態、即ち、回路遮断器操作機構が開位置にあるか、閉位
置にあるか、引はずし位置にあるかを視認できるように
表示する。公知回路遮断器の多くはそのケースに、ハン
ドル及び接点の位置を表示するための語「ON」及び「OF
F」が成形されている。
公知装置の多くは回路中の故障状態に対して充分な保護
効果を発揮しているが、迅速、有効かつ確実に動作で
き、内蔵されている操作機構及び接点の位置を明示す
る、外部から視認可能な標識を含む小型の成形ケース形
回路遮断器の実現が望まれている。
本発明の目的は、回路遮断器の内蔵されている操作機構
の位置を外部に明示する視認可能な標識を含む新規かつ
改良型の成形ケース式回路遮断器を提供することにあ
る。
この目的を本発明は第1接点と、第2接点と、開位置、
閉位置及び引はずし引はずし位置を占めることができ、
手動ハンドルを含み、第1及び第2接点を係合及び開離
させる操作手段と、ハンドルを回路遮断器の外部に突出
させるための開口部を含み、回路遮断器内部素子を収納
するケースと、操作手段の位置を外部から視認できるよ
うに表示する手段とから成り、表示手段がハンドルと一
体に移動し、ケースの開口部の少なくとも一部を覆うよ
うにケース内に、かつハンドルの周りに配置された第1
の細長い電気絶縁片及びハンドルに対して移動できるよ
うにハンドルとのから動き連結によってケース内に、か
つハンドルの周りに配置された第2の細長い電気絶縁片
を含み、第2絶縁片がケースの開口部の少なくとも細長
い部分を覆い、第1及び第2絶縁片が相対移動でき、第
1絶縁片が開口部と第2絶縁片の間に介在することを特
徴とする回路遮断器によって達成する。
本発明の利点として、操作機構位置表示手段は手動ハン
ドルの移動に応答して移動するようにハンドルの周りに
配置された複数の電気絶縁性のガードまたは細片を含
む。第1絶縁片はハンドルの周りに嵌合するように形成
したスロットを含む。第1絶縁片はまた、ケースに内蔵
されている回路遮断器操作機構がその閉位置に占めてい
ることを、回路遮断器のカバーに形成した1対の視認ス
ロットを通して外部から視認できるように表示する1対
の互いに間隔を保って左右に整列させた赤いマーキング
をも含む。第1絶縁片にはまた、視認スロットと整合し
た状態で、回路遮断器操作機構が引はずし位置を占めて
いることを外部ら視認できるように表示する1対の互い
に間隔を保って左右に整列させた白いマーキングをも配
置する。第1絶縁片の下方に、この第1絶縁片よりもは
るかに長い第2絶縁片を配置し、この第2絶縁片に第1
絶縁片に形成したスロットよりもはるかに大きいスロッ
トを形成することにより、第1及び第2絶縁片が、ま
た、第2絶縁片及びハンドルがそれぞれ相対移動できる
ようにする。視認スロットと整合した状態で、操作機構
がその開位置を占めていることを外部から視認できるよ
うに表示する1対の互いに間隔を保って左右に整列させ
た緑のマーキングを配置する。2枚のカードはハンドル
が貫通するカバー開口部の底を閉鎖する機械的、電気的
障壁としても作用する。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳
細に説明する。
第1〜17図は改良された成形ケース形回路遮断器30を3
相または3極回路遮断器として示してあるが、本発明の
原理は単相または3相以外の多相回路遮断器にも応用で
き、AC回路遮断器にもDC回路遮断器にも応用できる。
回路遮断器30は複数のファスナ36により、成形された電
気絶縁性底部カバーまたはベース34に機械的に固定した
成形電気絶縁性トップカバー32を含む。複数の第2電気
端子または負荷端子40A、40B、40Cと同様に、各電極ま
たは各相に1つづつ、複数の第1電気端子または線端子
38A、38B、38Cを設ける。これらの端子は3相電気シス
テムを保護するため、回路遮断器30を3相回路中へ直列
に接続するのに利用される。
回路遮断器30はほかに、トップ・カバー32の孔44を貫通
する電気絶縁性の非可撓手動ハンドル42をも含み、この
ハンドルを操作することにより、回路遮断器30を閉位置
(第5図)または開位置(第14図)にセットする。回路
遮断器30は(第5図に破線で示す)ブロー開位置または
引はずし位置(第15図)をも占めることができる。引は
ずし位置へ移動したら、ハンドル42をその引はずし位置
(第15図)から開位置(第14図)へ移動させ、さらにこ
れを通過させることにより、回路遮断器30を次の保護動
作に備えてリセットすることができる。次いでハンドル
42を開位置(第14図)のままにするか、または閉位置
(第5図)へ移動させれば、回路遮断器30は引続き保護
動作を行うことができる。ハンドル42の移動は手動で、
または機械的アクチュエータにより自動的に達成でき
る。位置表示器46が回路遮断器30の状態または位置を外
部から視認できるように表示する。位置表示器46はハン
ドル42の周りに配置され、孔44の底を覆って回路遮断器
30の内部及び外部間の機械的かつ電気的障壁とし機能す
る。
重要な内部素子(第5図)として、回路遮断器30は下方
接点集合体50、1対の上方接点部材52、アークシュート
54、スロットモータ56、及び操作機構58を含む。アーク
シュート54及びスロットモータ56はそれ自体公知である
から詳しい説明を省く。要約すれば、アークシュート54
は故障状態の発生と同時に、分離する接点72、238間に
形成する単一アークを一連の小さいアークに分割して総
アーク電圧を増大させることにより、アークを消す。絶
縁材に封入したほぼU字形の鋼板、またはほぼU字形の
絶縁された一体的な鋼棒から成るスロットモータ56は接
点アーム66、240の周りに配置され、高レベルの短絡ま
たは故障電流状態の発生と同時に発生する磁場を集中さ
せ、開離する接点アーム66、240の磁気反発力を増大さ
せることにより、接点72、238の開離を加速する。接点7
2、238の迅速な開離が比較的高いアーク抵抗を生み、故
障電流の大きさを制限する。米国特許第3,815,059号明
細書はアークシュート54及びスロットモータ56を開示し
ている。
下方接点集合体50(第5図、第14図及び第15図)はファ
スナ64によってベース34に固定された下方の成形固設部
材62、下方可動接点アーム66、可動接点アーム66に固定
され、これと一体に移動可能な制限または制止ピン68、
下方接点偏倚手段または圧縮ばね70、上方接点238と物
理的かつ電気的に接触する接点72、及び上方接点部材52
と下方接点集合体50の一部との間にアークが発生する可
能性を軽減する絶縁片74に含む。ベース34から外部に突
出する線端子38Bは部材62(第2図)の一体的端部から
成る。ベース34は上方接点部材52が下方接点部材50から
迅速に分離する過程で可動接点アーム66に対する下方制
限または制止手段として作用する傾斜上面34Bを有する
上向き突出部分34Aを含む。成形下方向設部材62はその
下部62Aがベース34と係合する。下部62Aには、上向き突
出ベース部分3Aを収容すると共に圧縮ばね70を着座させ
るための孔62Bを形成する。下部62Aにも固設部材62を、
従って、下方接点集合体50をベース34に固定するためフ
ァスナ64を螺入するための螺条孔62Cを形成する。固設
部材62は下部62Aと一体に形成するかまたはこれに固定
した直立接触部62Dを含む。この直立接触部62Dと物理的
に係合した時の可動接点アーム66の上動を制限するた
め、制止ピン68(第5図)を設ける。
接点アーム66を回転可能なピン78に固定し、直立接触部
62Dで回転ピン78の長手軸線を中心に回転ピン78と一体
に回転できるようにする。回転ピン78により、成形下方
固設部材62と下方可動接点アーム66の間に有効な導電接
触及び電流転送が達成される。下方可動接点アーム66は
回転ピン78から接点72に達する細長い非可撓レバーアー
ム66A、及び下方可動アーム66と圧縮ばね70との間に有
効な物理的連結関係を維持するため圧縮ばね70の上端内
に進入する下向き突出部またはばねロケータ66Bを含
む。下方可動接点アーム66はまた、その下端に一体形成
された扁平面66Cを含み、この扁平面が制止手段34Bと物
理的に係合することにより、下方可動接点アーム66及び
これに固定された接点72の下動を制限する。
それぞれの上方接点部材52は上方可動接点アーム240の
端部に配置された下方接点集合体50の接点72と物理的か
つ電気的に接触する接点238を具備する。ほぼ平行な接
点アーム66、240を高レベルの短絡または故障電流が流
れると、接点アーム66、240間に極めて強い磁気反発力
が発生して接点72、238を極めて迅速に開離させる。上
方接点アーム240を下方接点アーム66から電気的に絶縁
するのに絶縁片74を使用する。
上記下方接点集合体50は接点アーム66、240の細長い平
行部分を流れる高レベル短絡または故障電流によって発
生させられる強い磁気反発力を利用して圧縮ばね(第5
図)の偏倚作用に抗して接点アーム66を迅速に下動させ
る。接点72、238が迅速に開離すると接点72、238間に形
成されるアーク中の抵抗が増大して、故障電流を比較的
小さい物理的寸法の領域内に効果的に制限する。下方接
点集合体50は回路遮断器の端子と下方接点の下方下動接
点アームとの間の導電路として多くの公知成形ケース形
回路遮断器に使用されているような可撓的な銅製分路の
採用を不要にする。
操作機構58(第5図、第13図及び第16図)はオーバセン
タ・トグル機構80、(詳しくは図示しないが)電子的ま
たは熱磁気的な引はずし機構82、一体成形クロスバー84
(第13図)、1対の非可撓性の対向する、または間隔を
保つ金属側板86、非可撓性の回動自在な金属ハンドルヨ
ーク88、非可撓性の制止ピン90、及び1対の操作用引張
ばね2を含む。
オーバセンタ・トグル機構80はクレードル支持ピン98の
長手軸を中心に回転可能な、非可撓性の一体的金属クレ
ードル96を含む。組立て状態におけるクレードル支持ピ
ン98の長手方向両端は側板86に形成した1対の孔100に
保持される。
トグル機構80はほかに、1対の上方トグルまたはキッカ
ー・リンク102、1対の下方トグルリンク104、トグルば
ねピン106及び上方トグルリンク従動ピン108をも含む。
下方トグルリンク104をトグル接触ピン110によって上方
接点部材52に固定する。下方トグルリンク104のそれぞ
れはトグル接触ピン110が挿通される下方孔112を含む。
トグル接触ピン110は上方接点部材52がピン110の長手軸
心の周りを自由に回転できるようにするため、上方接点
部材52のそれぞれに形成した孔114にも挿通される。ピ
ン110の長手方向両端はクロスバー84(第6図)に挿通
され、保持される。高レベルの短絡または故障電流以外
の状態において、下方トグルリンク104が移動すると、
クロスバー84が移動し、これに対応して上方接点部材52
も移動する。従って、操作機構58によって回路遮断器30
の中央極または相の上方接点部材52が移動せられると、
これと同時に非可撓クロスバー84を介して、回路遮断器
30の他の極または相と連携する上方接点部材52も同様に
移動する。
下方トグリリンク104のそれぞれは上方孔116をも含み、
上方トグルリンク102のそれぞれ孔118を含む。トグルば
ねピン106を孔116、118に挿通することにより、上下ト
グルリンク102、104を連結し、両者間の回転運動を可能
にする。ピン106の長手方向両端はばね92の下方フック
端または湾曲端122を挿通し、保持するためのジャーナ
ル120を含む。ばね92の上方フック端または湾曲端124は
ハンドルヨーク88の上方扁平面128に形成したスロット1
26に挿通し、位置ぎめされる。ばね92の湾曲端124をハ
ンドルヨーク88(第7図)と係合状態に保持されるた
め、スロット126を横断するように位置ぎめピン130を配
置する。
組立てた状態で、スロットル126内の湾曲端124及びジャ
ーナル120内の湾曲端122がリンク102、1040をピン106と
係合した状態に保持すると共に、ばね92をテンション状
態に維持することにより、外部からのハンドル42の操作
により、かつこの操作に応答したオーバセンタ・トグル
機構80の動作を制御できるようにする。
上方リンク102(第13図)はピン108の長さに沿って形成
された1対の互いに間隔を保つジャーナル134と係合す
る凹部または溝132をも含む。ピン108の中央部分はクレ
ードル96の回転軸からピン98の長手軸と一致する一定距
離だけ離れた位置にクレードル96に形成した孔136に固
定されるように形成されている。ばね92からのばねテン
ションが上方トグルリンク102をピン108と係合状態に保
持する。クレードル86の回転に伴って、後述するよう
に、リンク102の上部もこれに対応して移動する。
クレードル96は細長い面140を含み、これにほぼ扁平な
ラッチ面142が形成されている。面142は引はずし機構82
の回動自在なレバーまたは引はずしアーム144(第5
図、第16図及び第17図)と係合するように構成されてい
る。引はずし機構82によって引はずし動作が開始される
と、引はずしアーム144は引はずし機構82に固設ピン145
を中心に回動する。引はずし機構82は低レベルの短絡ま
たは過負荷電流状態も高レベルの短絡または故障電流状
態も検知できる電子的または熱磁気的引はずし機構であ
る。このような状態を検知すると、引はずし機構82はピ
ボットピン145を中心に引はずしアーム144を回転させる
ことにより、操作機構58(第16図及び第17図)の引はず
し動作を開始させる。
クレードル96はクレードル・カムまたは制限ピン150と
接触する湾曲した細長いカム面148をも含む。カムピン1
50の長手方向両端をハンドルヨーク88に形成した1対の
溝152に嵌入保持することにより、好ましい実施例の場
合、ピン150がハンドルヨーク88内で回転できるように
する。クレードル96は制止ピン90の中央部または非可撓
制止部156と接触するほぼ扁平な制止面154をも含む。面
154が非可撓制止部156と係合することにより、引はずし
動作に続くクレードル96の反時針方向運動を制限する
(第15図及び第17図)。
引はずし動作中、操作ばね92の作用線が変化して、ハン
ドル42が閉位置(第5図)と開位置(第14図)の中間位
置である引はずし位置(第15図)に来て、回路遮断器30
が引はずされたことを示す。制止面154と非可撓制止手
段156が係合することでクレードル96の移動を制限し、
ピン150とクレードル96のカム面148との係合によってハ
ンドル42を引はずし位置(第15図)に位置させる。さら
に、クレードル96が操作ばね92の偏倚作用に抗して引は
ずし位置(第15)から時針方向に開位置(第14図)に移
動し、これを通過するのに伴ってカム面148と回転ピン1
50がカム係合して引はずし動作に続いて操作機構58をリ
セットし、再びラッチ面142と引はずしアーム144とをラ
ッチする。カム面148はリセット動作中ばね92が伸びる
に従ってカム面148の固有の構成または輪郭に応じて所
定の態様でハンドル42の機械的能率を高める。従って、
引はずし動作後操作機構58をリセットし、ハンドル42を
引はずし位置と開位置の間で移動させるには比較的弱
い、ほぼ一定のリセット力をハンドル42に加えるだけで
よい。
第18図の力ガラフはリセット動作における引はずし
(0)位置から休止(1)位置へのハンドル移動と、ハ
ンドル42を移動させるのに必要なリセット力との関係を
示す。NORMAL RESET線はクレードル96が輪郭カム面148
を含まない公知の回路遮断器において、リセット動作
中、ハンドルの移動に伴って増大する単数または複数の
操作ばねの偏倚力を克服するのに必要な力を示す。CONS
TANT FORCE RESET線はリセット動作を行うためハンドル
42を介してピン150及びクレードル96のカム面148に加え
ねばならないほぼ一定のリセット力を示す。グラフから
明らかなように、クレードル96が輪郭カム面148を含む
操作機構58のリセット動作中に必要なピーク力は在来型
クレードルを有する回路遮断器において必要なピーク力
よりもはるかに低い。このリセット動作中に行われる仕
事はNORMAL RESET線及びCONSTANT FORCE RESET線の下に
ひろがる面積に相当する。リセット動作中に行われる総
仕事量はNORMAL RESET線に関してもCONSTANT FORCE RES
ET線に関しても同じである。ただし、上述のように、ま
た図示のように所定の輪郭を与えられたカム面148を有
するクレードル96を採用すればリセット動作に必要なピ
ーク力が軽減されるから、ハンドル42を移動させるのに
必要な第18図に示すような比較的低い一定の力に相当す
るピーク出力定格をモータ・オペレータまたはアクチュ
エータを使用することができる。
リセット動作中、クレードル96のカム面148とピン150の
係合は次のように行われる。引はずし動作に続くリセッ
ト動作において、ハンドル42を引ばずし位置(第15図)
から時針方向に開位置(第14図)に移動させ、さらにこ
れを通過させると、カムピン150を介してカム面148にハ
ンドル力が加わるため、クレードル支持ピン98の長手軸
線周りに操作ばね92の偏倚作用をほぼ打ち消すモーメン
トが発生する。ピン150が面148に沿って移動するのに従
って、ピン98の長手軸線周りのモーメントは、ピン98の
長手軸線と面148に対するピン150の係合位置との間の距
離、すなわち、モーメント・アームの増大に比例して増
大する。また、カム面148はリセット動作中にハンドル4
2が移動するのに伴い、ハンドル42の機械的能率をさら
に高めるように所定の態様で形成されている。ハンドル
42の初期動作段階では、比較的小さい力でばね92の偏倚
力を克服できるから、面148はカムピン150と回転クレー
ドルを支持ピン98の間の距離に対して比較的に急角度の
輪郭を呈する。リセット動作中にハンドル42がさらに移
動すると、カム面148の輪郭は比較的ゆるやかとなり、
伸びたばね92の増大する偏倚力を克服するため、ハンド
ルの機械的能率を高める。このように機械的能率が高く
なるから、リセット動作を通して終始ほぼ一定のリセッ
ト力をハンドル42を介して作用させることができる(第
18図)。
トルグ機構80は制止ピン90に固定された1対の非可撓性
の、互いに間隔を保つ非可動ピボット移行、リンク158
(第5図、第13図、第16図及び第17図)を含む。非可動
リンク158は上方トグルリンク102に形成した細長い面16
2から間隔を保つ細長い下面160を含む。それぞれの非可
動リンク158はこのほかに、回転クレードル支持ピン98
を嵌入させるための凹部または溝164をも含む。金属側
板86は制止ピン90の長手方向両端を挿入し、保持するた
めの孔166を含む。
非可動リンク158及びリンク102、104は、たとえハンド
ル42が物理的に閉位置に拘束されたり、詰まったりして
も、操作機構58の「自由はずし」動作を可能にするか
ら、引はずし機構82による引はずし動作の開始と同時に
上方接点238が確実に下方接点72との係合を解かれる。
ハンドル42が閉位置(第16図)に来ると、上方リンク10
2の面162の端部に設けた1対の第1または初期ピボット
点163がリンク158の溝164に近いリンク158の面160と係
合する。引はずし動作中、引はずしアーム144の時針方
向回転運動によってクレードル96がラッチを解かれ、そ
の結果、クレードル96が反時針方向に回転する。上方リ
ンク102はばね92の作用下に第1ピボット点163を中心に
反時針方向に回転する。ばね92はまた、トグルばねピン
106をピン110を中心に時針方向に駆動し、これに対応し
てリンク104、上方接点部材52及びクロスバー34も運動
する。次いで、リンク102の面162がリンク158の面160と
物理的に係合し、次いで、ピボット点が初期ピボット点
163から1対の第2ピボット点168に移行し、その結果、
上方接点部材52の回転速度が増大する。
本発明のピボット移行システムは引はずし状態の発生に
よる上方リンク102の初期反時針方向回転の過程におい
て第1または初期ピボット点163を中心に上方リンク102
を駆動することにより、慣性を克服し、上下接点238、7
2を迅速に開離させる上で顕著な機械的効果を発揮す
る。ピボット点163からピボット点168へのピボット移行
が上方接点部材52の移動を加速し、接点72、238間のア
ークを急速に引伸すことによってアーク電圧を増大さ
せ、アークを迅速に消す。
ハンドルヨーク88は1対の垂下支持アーム176(第13
図)を含む。ハンドルヨーク88の垂下支持アーム176の
下端には側板に形成した軸受またはピボット面180と係
合する1対の軸受面または円形タブ178を形成してあ
る。従って、ハンドルヨーク88は軸受面178、180を中心
に制御自在に回動させることができる。側板86はまた、
クロスバー84の丸い軸受面186と接触し、クロスバー84
をベース34内の位置に固定するための軸受面182をも含
む。各側板86は1対の垂下支持アーム188を含み、該ア
ームの末端は側板86を回路遮断器30に固定するための細
長い、下向きに突出する突片またはタブ190として形成
されている。回路遮断器30に支持板86を組み込む際に、
ベース34(第6図)に形成した孔191にタブ190を挿通す
る。次いでタブ190を、例えばビーニングなどによって
機械的に変形させて、タブ190をベース34と係合状態に
ロックする。1対の成形した絶縁障壁192(第7図)を
利用して回路遮断器30の1つの極または相における導電
素子及び導電面を隣接の極または相における導電素子及
び導電面から電気的に絶縁する。
一体成形クロスバー84は丸い軸受面186によって分離さ
れた3つの拡径部194を含む。周縁から外方に突出する
1対のロケータ196がクロスバー84をベース34内に正し
く位置ぎめして保持する。ベース34は軸受面186と補完
的な形状の複数の軸受面198を含み、クロスバー84をベ
ース34内で回転できるように据え付ける。ロケータ196
は面198に沿って形成れた弧状の凹部または溝200に嵌入
する。各拡径部194はトグル接触ピン110が挿入される1
対の互いに間隔を保つ孔202(第13図)をも含む。ピン1
10は適当な手段、例えば、嵌合させることによって孔20
2に固定すればよい。それぞれの拡径部194は各上方接点
部材52の長手方向の一端または基部206を挿入するため
に形成された開口部204をも含む。
開口部204は1対の接点アーム圧縮ばね208(第11図及び
第13図)及びこれと連携する成形ばねクリップ210の挿
入、保持をも可能にする。圧縮ばね208は前記開校部に
形成されている1対の互いに間隔を保つ凹部212内に配
置することによって固定する。ばねクリップ210は圧縮
ばね208と上方接点部材52の基部206との間に配置されて
ばね208から基部206へ圧縮力を伝達することにより、上
方接点部材52及びクロスバー84を、正常な引はずし動作
における操作機構58の動作に応答して一体的に移動させ
る。ただし、高レベルの短絡または故障電流状態が発生
すると、上方接点部材52は平行な接点アーム66、240間
に発生する反発力に応答してピン110を中心に個別に回
転し、ばね208及びばねクリップ210の偏倚力を克服する
ことにより、接点72、238が操作機構58のシーケンス動
作を待つまでもなく迅速に開離してブロー開位置(第5
図及び第12図に破線で示す)に移動できるようにする。
高レベル故障状態下で各上方接点部材52のこのような個
別動作は回路遮断器30のどの極または相においても可能
である。
ばねクトリップ210(第12図)はクロスバー84の拡径部1
94の補完形状部分216と係合してばねクリップ210を正し
く位置ぎめし、拡径部194と係合状態に保持する上方タ
ブ部分215(第13図)及び直立端部217を有する下方成形
部分214を含む。ばねクリップ210は圧縮ばね208と係合
する1対の上向き突出脚218を含む。各上向き突出脚218
は外方に突出する面220を含む。各上方接点アーム240の
端部206は円弧状の面224に形成したほぼC字形のスロッ
トまたは戻り止め222を含む。戻り止め222及び面220は
両者の間に所定の、可変量の圧縮力が得られるように構
成されている。
正常な動作状態では、ばねクリップ210の面220が戻り止
めまたは急勾配カム面222において上方接点アーム240の
面と接触することによって、クロスバー84を上方接点部
材52(第5図及び第12図)と係合した状態に保持する。
高レベルの短絡または故障電流状態の発生と同時に各上
方接点アーム240がピン111の長手軸線を中心に時針方向
に回転すると、各面224が面220に沿って移動する。その
結果現われる係合面220、224を通るばね208の力線は、
上方接点部材52がブロー開位置(第5図及び第12図)ま
で回転するのに伴ってほぼピン110の長手軸線を通過す
ることにより、ピン110の長手軸線を中心とするばね208
の圧縮モーメントを著しく弱める。次いで、回路遮断器
30が閉位置にリセットされると、弧状カム面224が面220
にむかって戻り止め222におけるラッチ点まで移動す
る。戻り止め222の形状またはばねクリップ210のカム面
220の形状を変えることにより、ばね208の圧縮モーメン
ト・アームを任意に増減することができる。
第12A図及び第12B図には、上方接点部材52の基部206を
ブロー開動作中における閉位置(第12A図)及びこれに
続く位置(第12B図)で示した。ばね208の圧縮力を、第
12図及び第12B図では、面220(第12図)及び224の係合
点において矢印Fで示した。閉位置では、成分力F1が面
220、224の係合点における面224の接線に垂直な線に沿
った方向を有し、力F1の作用線はピン110の長手軸線か
ら距離L1だけ離れている。正常な引はずし動作中、操作
機構58の動作に応答して上方接点部材52及びクロスバー
84が一体的に移動できるように、モーメント・アームL1
を有する成分ばね力F1の圧縮モーメントが得られる。ブ
ロー開動作中、上方接点部材52がピン110(第12B図)の
長手軸線を中心に回転するのに伴なって、ほぼ部材52の
ポボットまたはピン110の長手軸線を、またはその近く
を通ってモーメント・アームをほとんどゼロにまで軽減
するばね208の成分力F2を発生させるように面224を形成
してある。ピン110の長手軸線を中心とするばね208の圧
縮モーメントは著しく低下し、上方接点部材52はクロス
バー84とは独立に移動して、ブロー開動作中、接点72、
238を迅速に開離させる。成分力F2は本質的には摩擦力
であり、力F2の大きさは成分力F1よりもはるかに小さ
い。従って、圧縮ばね208は基部206をクロスバー84と駆
動係合するように解除自在に偏倚させることにより、上
方接点部材52がクロスバ84と一体的に回転することを可
能にすると共に、ブロー開動作中に故障電流状態の発生
と同時に上方接点部材52がクロスバー84とはほとんど独
立に回転することを可能にする。
回路遮断器30内の電流搬送路として、第13図に示すよう
に2対の可撓分路234を利用する。各対の可撓分路234は
適当な手段、たとえば、はんだ付けにより、各上方接点
部材52の長手方向端部206の両側及び引はずし機構82の
下方導電板236に接続される。可撓分路234は上方接点部
材52と引はずし機構82の間に電流搬送路を提供し、その
結果、下方接点集合体50、上方接点部材52、可撓分路23
4及び引はずし機構82を介して端子38B及び40Bを結んで
回路遮断器30を通る電流搬送路が形成される。
使用に際しては、線及び負荷を介して端子38A、38B及び
38C、及び40A、40B及び40Cと接続する3相回路の形で回
路遮断器30と接続すればよく、ハンドル42を引はずし位
置(第15図)から開位置(第14図)を通り過ぎるまで移
動させることにより操作機構58をセットすれば、クレー
ドル96のラッチ面142及び回動自在引はずしアーム144を
確実にリセットすることができる。
引はずし動作に続いて、ハンドル42に力を加えることに
より、ハンドル42を引はずし位置(第15図)から時針方
向に開位置(第14図)へ移動させ、さらにこれを通過さ
せてクレードル96のラッチ面142を再び引はずしアーム1
44とラッチさせる。ハンドル42のこの動作中に、カムピ
ン150がクレードル96のカム面148と係合してクレードル
96を回転クレードル支持ピン98を中心に時針方向に駆動
する。クレードル96が時針方向に回転するとクレードル
96内に固定されているトグルリンク従動ピン108もこれ
に対応して移動する。この動作中、操作ばね92がトグル
ばねピン106を中心に時針方向に回転してトグルばねピ
ン106に上向きの力を作用させる一方、キッカーリンク1
02は上方トグルリンク従動ピン108を中心に反時針方向
に回転し、下方トグルリンク104はクロスバー84内に固
設されているピン110を中心に時針方向に回転する。ト
グルばねピン106に作用する上向きのばね力はキッカー
リンク102を介してピン108にも作用し、クレードル支持
ピン98の長手軸線を中心としてクレードルに反時針方向
の偏倚力が加わる。ハンドル42はラッチ面142が再び引
はずしアーム144とラッチするまで時針方向に駆動され
て第14図に示す開位置を通り過ぎる。ハンドル42を開位
置(第14図)から閉位置(第15図)まで移動させると、
操作機構58が接点72、238を閉じ、回路遮断器30は3相
回路を保護するように作用できる状態となろう。
ハンドル42に力を加えてこれを反時針方向に開位置から
閉位置へ移動させる。開位置において、クレードル96が
ラッチされると、そのラッチ面142は回動自在な引はず
しアーム144と係合し、上方トグルリンク102の溝132は
クレードル96内に固定されている上方トグルリンク従動
ピン108と係合状態に保持される。ハンドル42の初期反
時針方向運動の過程で、操作ばね92の作用線は上方トグ
ルリンク従動ピン108に垂直となり、キッカーリンク10
2、下方トグルリンク104及びトグルばねピン106は静止
したままである。操作ばね92の作用線が移動して上方ト
グルリンク従動ピン108を通り過ぎると、キッカーリン
ク102はピボット163が固設リンク158の面160と係合する
まで時針方向に回転する。また、ピン108を通り過ぎる
操作ばね92に作用線の変化に従って、トグルばねピン10
6が上方トグルリンク従動ピン108を中心に時針方向に回
転し、左方へ移動し、その結果、下方トグルリンク104
がトグルばねピン106を中心に反時針方向に回転する。
その結果、クロスバー84が反時針方向に回転し、接点部
材52もこれに対応して移動することで接点72、238を閉
じ、操作機構58は閉位置となる。
持続的は過負荷状態が発生すると、回動自在引はずしア
ーム144が固設ピン145を中心に回動してクレードル96の
ラッチ面142のラッチを解く。クレードル96は操作ばね9
2によりキッカーリンク102を介して直ちに加速されて反
時針方向に回転し、これとほとんど同時に、第16図に破
線で示すように、上方トグルリンク102、トグルばねピ
ン106及び下方トグルリンク104が移動する。ピン106の
上動に伴ってトグル接触ピン110が下方トグルリンク104
の動作を介して上動し、ほとんど同時に回転クロルスバ
ー84も上動して上方接点部材52を引はずし位置(第15
図)まで上動させる。上方接点部材52の基部206はばね2
08の偏倚作用下にクロスバー84と係合するから、上方接
点部材52がクロスバ84と一体的に移動し、回路遮断器30
中の合計3つの接点対において上方接点72が下方接点23
8から同時的にまたは同期的に開離する。この引はずし
動作の過程で、接点72、238間に発生したアークが引き
伸され、分断され、正常な帰結として消弧される。
高レベルの短絡または故障電流状態が発生し、ほぼ平行
な接点アーム66、240を故障電流が流れることによって
大きい磁気反発力が発生すると、接点72、238が迅速に
開離し、ブロー開位置(第5図に破線で示す)に移動す
る。下方接点集合体50の接点アーム66の運動は静止面34
Bによって制限され、上方接点部材52の各接点アーム240
の運動は接点アーム部材52の末端部206の下方接触面242
(第12図)とベースに形成した制止面244とが係合する
ことによって制限される。各接点アーム240は面220、22
4の係合によりブロー開位置に保持される。従って、接
点72、238の分離は操作機構58の逐次的な引はずし動作
を必要とせずに達成される。
回路遮断器30の位置表示器46(第1図、第3〜5図及び
第14〜17図)は回路遮断器操作機構58の状態または位置
を外部から視認することを可能にする。位置表示器46は
複数の絶縁性カード、細片、障壁を含み図示実施例の場
合なら、第1または上方の絶縁カード、細片または障壁
246及び第2または下方の絶縁カード、細片または障壁2
48を含み、これらが協働して操作機構58の位置または状
態を外部から視認できるように明瞭に表示する。障壁24
6、248はハンドル42の周りに配置されて開口部44の底を
覆い、回路遮断器30の内部と外部との間の機械的、電気
的障壁として作用する。好ましくは、トップカバー32に
1対の互いに間隔を保ち、左右に整列した孔または視認
スロット250を形成することにより、障壁246に固定した
1対の互いに間隔を保って左右に整列する位置標識また
は赤いマーキング252(第4図)、または障壁246に固定
した1対の互いに間隔を保って左右に整列する位置標識
または白いマーキング254、または障壁248の頂面に固定
した1対の間隔を保って左右に整列する位置標識または
緑のマーキング256を外部から視認できるようにする。
障壁246はハンドル42の周りに密着する比較的小さいス
ロットを有する。障壁248はこれよりもはるかに大きい
スロット260を有し、このスロット260は障壁246、248
の、また、障壁248とハンドル42の間の相対運動を可能
にする。障壁248はまた、開口部44の長手軸線沿いの寸
法を障壁246よりも長く設定してあるから、縁のマーキ
ング256は視認スロット250と整合すると外部から視認で
き、開口部44はハンドル42の位置に関係なくカバーされ
る。
ハンドル42が開口部44内でONまたは閉位置へ移動する
と、赤いマーキング252が視認スロット250に位置し、回
路遮断器30の操作機構58が閉位置(第5図)にあること
を外部から視認できるように表示する。回路遮断器30の
引はずし動作と同時に、ハンドル42は回路遮断器30の負
荷側へ移動する(第15図)。ハンドル42の周りに捕捉さ
れている障壁246がハンドル42と共に移動し、白いマー
キング254を視認スロット250に位置させ、回路遮断器30
の操作機構が引はずし位置(第15図)にあることを外部
から視認できるように表示する。ハンドル42のこの動作
中、ハンドル42がスロット260を移動する過程で下方障
壁248は移動しない。ハンドル42が開口部44内をOFFまた
は開位置へ移動すると、障壁246は視認スロット250を通
り過ぎ、障壁248に固定されている緑のマーキング256が
視認スロット250に位置している操作機構58が開位置に
あることを外部から視認できるように表示する。
複数の互いに間隔を保つ絶縁支持部材262(第3図及び
第5図)、好ましくはトップカバー32の一体的な部分を
利用して、ハンドル42が開位置にある時、障壁248の長
手方向端を側方から支持することにより、外力が加わっ
ても障壁248が内方へ著しく撓むのを防止する。着色マ
ーキング252、254、256を取り付けた2つの障壁246、24
8の採用は限られた広さの空間内で最大移動量が必要な
用途において特に有利である。なぜなら、ハンドル42と
障壁248の間のから動き連結がこのようなから動き連結
が存在しない場合に必要な長さよりも短い障壁248の使
用を可能にするからである。
回路遮断器30の(第19図に示す)他の実施例では、第1
〜第17図に示した実施例と共通の部分及び素子に同じ参
照番号を付してあり、この実施例では、1対の上方接点
部材264のそれぞれが長手方向端または基部266を含む。
端部266の弧状面272に沿って下方溝または戻り止め268
及び上方溝または戻り止め270を含む。1対の圧縮がね2
76と上方接点部材264の基部266の間にばねクリップ274
を介在させることにより、ばね276から基部266へ圧縮力
を伝達して、上方接点部材264とクロスバー84が正常な
引はずし動作中のハンドル42の動作または操作機構58の
動作に応答して一体的に移動できるようにする。ばねク
リップ274の直立脚218のそれぞれには、上方接点部材26
4の基部266の弧状面272と係合する外向き突出面278を形
成してある。第12A図及び第12B図に関連してすでに述べ
たように、下方戻り止め268及び面278はピン110の長手
軸線を中心に、ピン110の長手軸線から、係合面278、27
2を通るばね212の力線までの距離L1に比例する成分力F1
の圧縮モーメントを発生させる。前記モーメントは面27
2の輪郭を適当に選択することによって変化させること
ができる。ばね212は上方接点部材264の基部242を解除
自在に偏倚させてクロスバー84と駆動係合させて部材26
4がクロスバー84と一体に回転することを可能にすると
共に、ブロー開動作中、故障電流状態が発生すると部材
264がクロスバー84とはほぼ独立に回転することを可能
にする。摩擦力F2(第12B図)はほぼピン110の長手軸線
を通り、すでに述べたように、F1(第12A図)よりもは
るかに小さい。
正常な動作中、ばねクリップ274の面278は上方接点部材
264の下方戻り止め268と接触することにより、クロスバ
ー84を上方接点部材264と駆動係合状態に保持する。高
レベルの短絡または故障電流状態が発生すると、上方接
点部材264がピン110の長手軸線を中心に時針方向に回転
するのに伴い、基部266の弧状面272は面278にむかって
移動する。その結果、係合カム面278、272を通過するば
ね212の力線は、上方接点264がブロー開位置(第19図に
破線で示す)にむかって回転するのに伴ってほぼピン11
0の長手軸線を通過することにより、ピン110の長手軸線
を中心にばね276によって与えられるモーメントを著し
く軽減する。ブロー開位置において上方の戻り止め270
がばねクリップ274の外向き突出面278と係合して上方接
点部材264をブロー開位置に保持し、接点が再衝突する
可能性を完全にまたはほとんど完全に防止する。
回路遮断器30のさらに別の実施例(第20図)では、1対
の上方接点部材280のそれぞれが長手方向端または基部2
82を含む。この基部282はその弧状面288に沿って形成さ
れた下方溝または戻り止め284及び上方溝または戻り止
め286を含む。
それぞれの基部282の弧状面288と、クロスバー294内に
保持されている1対の圧縮ばね292の1つとの間にボー
ル290を配置する。調整用のねじまたはねじ付きプラグ2
96が圧縮ばね292と係合してボール290に対する必要なば
ね力を発生させる。ボール290はばね292から基部282に
圧縮力を伝達することにより、正常な引はずし動作中、
ハンドル42の移動または操作機構58の動作中に応答して
上方接点部材280とクロスバー294が一体に移動できるよ
うにする。正常な動作状態では、ボール290が上方接点
部材280の下方戻り止め284と係合してこれに圧縮力を伝
達する。
高レベルの短絡または故障電流状態が発生すると、上方
接点部材280がピン110の長手軸線を中心に時針方向に回
転するのに伴い、基部282の弧状面288がボール290に接
近する。第12A図及び第12B図の関連してすでに述べたよ
うに、ばね292の成分力は閉位置におけるモーメントア
ームL1のF1から、ブロー開動作中に上方接点部材280が
ピン110の長手軸線を中心に回転するのに伴い、次の位
置においてほぼ部材280のピボットまたはピン110の長手
軸線を通過する摩擦力F2へ急激に低下する。ブロー開位
置において上方戻り止め286はボール290と係合して接点
部材280をブロー開位置に保持することにより、接点が
再衝突する可能性を完全にまたはほとんど完全に防止す
る。次いで、回路遮断器30を閉位置にリセットすると、
弧状面288はボール290が下方戻り止め284内に来るまで
ボール290に接近する。
回路遮断器30の他の実施例(第21図及び第22図)では、
1対の上方接点部材298のそれぞれが弧状面306に沿って
下方溝または戻り止め302及び上方溝または戻り止め304
を形成してある長手方向端または基部300を含む。金属
板ばね308をファスナ312によって成形クロスバー310に
固定し、上方接点部材298の基部300とクロスバー310の
間に介在させる。板ばね308はクロスバー310と係合し、
かつ板ばね308をクロスバ310に固定するためのファスナ
312を挿入する(図示しない)孔を有するほぼ扁平な上
部314を含む。板ばね308はこのほかに、1対の垂下アー
ム316を含み、このアームはこれと一体に形成された側
方突出部318を可能に具備する。板ばね308はクロスバー
310の周りに配置された状態でカム面320が上方接点部材
298の基部300の弧状面306と接触係合するように形成さ
れている。板ばね308は、正常な引はずし動作において
ハンドル42の移動及び操作機構58の動作に応答して上方
接点部材298とクロスバー310が一体的に移動するよう
に、基部300に所定のばね力を作用させるように形成さ
れている。
正常な動作状態中、板ばね308の面320は基部300の下方
戻り止め302と係合する。高レベルの短絡または故障電
流状態が発生すると、上方接点部材298がピン110を中心
に回転し、面306が板ばね308の面320に沿って移動し、
接点72、238が操作機構58の逐次動作を待つまでもなく
迅速に開離し、(第21図に破線で示す)ブロー開位置に
移動することを可能にする。第12A図及び第12B図に関連
してすでに述べたように、板ばね308の成分力は閉位置
におけるモーメントアームL1のF1から、ブロー開動作中
に上方接点部材298がピン110の長手軸線を中心に回転す
るのに伴いほぼ部材298のピボットまたはピン110の長手
軸線を通過する摩擦力F2へと著しく低下する。上方戻り
止め304は面320と係合して上方接点298をブロー開位置
に保持し、接点が再衝突する可能性を完全にまたはほと
んど完全に防止する。板ばね308は単数または複数の圧
縮ばねを必要とせずに上方接点部材298とクロスバー310
を正しく接触係合させるのに充分なばね力を提供する。
回路遮断器30のさらに他の実施例(第23図及び第24図)
では、下方接点集合体322がベース34と係合する成形さ
れた下方固設部材324、直立接触部326、下方可動接点ア
ーム328、下方接点偏倚手段またはねじりばね330、上方
接点238と物理電気的に接触する接点332、及び上方接点
部材52と下方接点集合体322の一部との間にアークが発
生する可能性を軽減する絶縁片334を含む。可動接点ア
ーム328を回転ピン78に固定し、直立接触部326において
回転ピン78の長手軸線を中心に回転ピンと一体に回転で
きるようにする。可動接点アーム328は細長い傾斜面336
を含み、傾斜面の一端には凹部または溝338を形成して
ある。可動接点アーム328はこのほかに、一端に一体形
成されたほぼ扁平な制止面340を含み、これが制止手段3
40と接触することにより、可動接点アーム328及びこれ
に固定された接点332の下動を制限する。
ねじりばね330は面336と係合する上方の細長いばねアー
ム342及び1対の互いに間隔を保つ細長い垂下支持アー
ム337を含み、支持アームの末端はねじりばね330を回路
遮断器30に固定する1対のコイル延長部344を形成して
いる。下方接点集合体332を回路遮断器30に組み込む際
には、前記延長部344を下方の成形固設部材324に形成し
た1対の孔346に挿通してから、延長部344を機械的に変
形させることにより、ばね330を固設接触部材324と係合
状態にロックする。ねじりばね330は図面からも明らか
なように、下方接点322を正しく偏倚させて上方接点52
と係合させ、長期間にわたって確実に動作させるのに必
要なばね力を提供する。
下方接点集合体50に関連してすでに述べたように、接点
集合体322は接点アーム240、328の細長い平行部分を流
れる高レベルの短絡または故障電流によって発生する強
い磁気反発力を利用して、ねじりばね330の偏倚力に抗
して接点アーム328を迅速に下動させる。
高レベルの短絡または故障電流状態が発生すると、可動
接点アーム328がピン78の長手軸線を中心に反時針方向
に回転し、下方へ撓み、ばね330のばねアーム342は可動
接点アーム328の面336に沿って移動する。可動接点アー
ム328の下向き撓みは接点アーム328の扁平面340が制止
手段34Bと係合することで制限される。上下接点238、33
2に開離後、傾斜面336の傾斜角度が下動接点アーム328
に作用するばね力を効果的に軽減することにより、故障
電流状態における接点322の下動を阻止しようとするば
ね力と極力小さくする。また、ばねアーム342が面336に
沿ってピン78にむかって移動するに従って、ばねアーム
342によってピン78の軸線周りに発生するばね力のモー
メントアームが低下すると同時に、上記高磁気反発力の
機械的に利点が増大する。従って、故障電流状態におい
て接点322の下動を阻止しようとする力は著しく軽減さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、成形ケース形回路遮断器の頂面図。 第2図は、内側の細部を示す、第1図の装置を一部切り
欠いて示す側面図。 第3図は、第1図3−3線の沿って第1図の装置を示す
拡径部断面図。 第4図は、第1図に示した装置の1対の電気絶縁障壁兼
表示ガードの拡大斜視図。 第5図は、第1図の装置を閉及びブロー開状態で第1図
5−5線に沿って示す拡大断面図。 第6図は、第1図の装置を第5図6−6線に沿って示す
拡大部分断面図。 第7図は、第1図の装置を第6図7−7に沿って示す拡
大部分断面図。 第8図は、第1図の装置を第5図8−8線に沿って示す
拡大部分断面図。 第9図は、第1図の装置のクロスバー集合体を第8図9
−9線に沿って示す拡大部分断面図。 第10図は、第1図の装置のクロスバー集合体を第8図10
−10線に沿って示す拡大部分断面図。 第11図は、第1図の装置のクロスバー/上方接点集合体
を第5図11−11線に沿って示す拡大部分断面図。 第12図は、第1図の装置のクロスバー/上方接点集合体
を第11図12−12線に沿って示す拡大部分断面図。 第12A図及び第12B図は、第1図に示した装置の上方接点
集合体の一部をブロー開動作中に順次占める位置で示す
拡大部分断面図。 第13図は、第1図に示した装置の操作機構の各部を示す
拡大分解斜視図。 第14図は、第1図に示した装置の中央極または相を、装
置の開位置で示す拡大部分断面図。 第15図は、第1図に示した装置の中央極または相を、装
置の引はずし状態で示す拡大部分断面図。 第16図及び第17図は、第1図に示した装置の操作機構を
引はずし動作中に順次占める位置で示す拡大部分断面
図。 第18図は、第1図の装置をリセットするのに必要なハン
ドル操作力量とハンドル移動量の関係を表わす力グラ
フ。 第19図、第20図及び第21図は、第1図の装置におけるク
ロスバー/上方接点集合体の他の実施例をそれぞれ示す
第12図と同様の拡大部分断面図。 第22図は、第21図の集合体を第21図22−22線に沿って示
す拡大部分断面図。 第23図は、第1図の装置における下方接点の他の実施例
を示す拡大部分断面図。 第24図は、第23図の下方接点を第23図の24−24線に沿っ
て示す拡大部分断面図である。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1接点と、第2接点と、開位置、閉位置
    及び引はずし引はずし位置を占めることができ、手動ハ
    ンドルを含み、第1及び第2接点を係合及び開離させる
    操作手段と、ハンドルを回路遮断器の外部に突出させる
    ための開口部を含み、回路遮断器内部素子を収納するケ
    ースと、操作手段の位置を外部から視認できるように表
    示する手段とから成り、表示手段がハンドルと一体に移
    動し、ケースの開口部の少なくとも一部を覆うようにケ
    ース内に、かつハンドルの周りに配置された第1の細長
    い電気絶縁片及びハンドルに対して移動できるようにハ
    ンドルとのから動き連結によってケース内に、かつハン
    ドルの周りに配置された第2の細長い電気絶縁片を含
    み、第2絶縁片がケースの開口部の少なくとも細長い部
    分を覆い、第1及び第2絶縁片が相対移動でき、第1絶
    縁片が開口部と第2絶縁片の間に介在することを特徴と
    する回路遮断器。
  2. 【請求項2】第1絶縁片が操作手段の位置のうちの第1
    位置を表示する第1視認標識を含むことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の回路遮断器。
  3. 【請求項3】第1絶縁片が操作手段の任意のうちの第2
    位置を表示する第2視認標識を含み、第2標識を第1標
    識から視覚的に弁別できることを特徴とする特許請求の
    範囲第2項に記載の回路遮断器。
  4. 【請求項4】第2絶縁片が操作手段の任意のうちの第3
    位置を表示する第3視認標識を含み、第3標識を第1標
    識及び第2標識から視覚的に弁別できることを特徴とす
    る特許請求の範囲第3項に記載の回路遮断器。
  5. 【請求項5】ケースが第1、第2または第3標識を交互
    に外部から視認できるようにする視認スロット手段を含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の回路
    遮断器。
  6. 【請求項6】第1標識が1対の互いに間隔を保って左右
    に整列する赤いマーキングであることと、第2標識が1
    対の互いに間隔を保って左右に整列する白いマーキング
    であることと、第3標識が1対の互いに間隔を保って左
    右に整列する緑のマーキングであることを特徴とする特
    許請求の範囲第5項に記載の回路遮断器。
  7. 【請求項7】第1絶縁片がハンドルを外周形状とほぼ同
    じ寸法の円周形状を有し、ハンドルの挿通を可能にする
    スロットを含むことを特徴とする特許請求の範囲第6項
    に記載の回路遮断器。
  8. 【請求項8】第2絶縁片が第1絶縁片の内周縁形状より
    もはるかに寸法の大きい内周縁形状を有し、ハンドルの
    挿通を可能にするスロットを含むことを特徴とする特許
    請求の範囲第7項に記載の回路遮断器。
  9. 【請求項9】第1位置が閉位置、第2位置が引はずし位
    置、第3位置が開位置であることを特徴とする特許請求
    の範囲第6項から第8項までのいずれかに記載の回路遮
    断器。
  10. 【請求項10】第1スロットを形成してある第1の細長
    い部材及び第2スロットを形成してある第2の細長い部
    材から成る表示手段を含み、第1スロット及び第2スロ
    ットにハンドルを挿通でき、第1スロットの寸法をハン
    ドルの外側寸法と一致させ、第2スロットの寸法を第1
    スロットよりもはるかに大きく設定することにより、第
    2部材とハンドルとをから動き連結させることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項から第9項までのいずれかに
    記載の回路遮断器。
  11. 【請求項11】第2部材が第1部材に対して移動可能で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第10項に記載の回
    路遮断器。
  12. 【請求項12】回路遮断器を収納する成形ケースを含
    み、ケースが第1、第2または第3標識を外部からケー
    スを通して交互に視認することを可能にする視認スロッ
    ト手段を含むことを特徴とする特許請求の範囲第11項ま
    での何れかに記載の回路遮断器。
  13. 【請求項13】第1標識が第1カラーのマーキング、第
    2標識が第1カラーとは異なる第2カラーのマーキン
    グ、第3標識が第1カラーとも第2カラーとも異なる第
    3カラーのマーキングであることを特徴とする特許請求
    の範囲第12項に記載の回路遮断器。
  14. 【請求項14】視認スロット手段が1対の互いに間隔を
    おいてケースに形成した孔であることを特徴とする特許
    請求の範囲第13項に記載の回路遮断器。
  15. 【請求項15】成形ケースが第2部材を支持するためケ
    ースと一体的に形成した支持部を含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第12項から第14項までの何れに記載の回
    路遮断器。
  16. 【請求項16】第1及び第2部材がケース内に配置さ
    れ、ケース内において第1部材がハンドルに対してほと
    んど移動不能であることを特徴とする特許請求の範囲第
    12項から第15項までの何れかに記載の回路遮断器。
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