JPH0821302B2 - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JPH0821302B2
JPH0821302B2 JP61170732A JP17073286A JPH0821302B2 JP H0821302 B2 JPH0821302 B2 JP H0821302B2 JP 61170732 A JP61170732 A JP 61170732A JP 17073286 A JP17073286 A JP 17073286A JP H0821302 B2 JPH0821302 B2 JP H0821302B2
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cradle
circuit breaker
pin
handle
spring
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ロバート・ジョセフ・テデスコ
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Eaton Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/02Details
    • H01H33/42Driving mechanisms
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H71/00Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
    • H01H71/10Operating or release mechanisms
    • H01H71/50Manual reset mechanisms which may be also used for manual release
    • H01H71/52Manual reset mechanisms which may be also used for manual release actuated by lever
    • H01H71/522Manual reset mechanisms which may be also used for manual release actuated by lever comprising a cradle-mechanism
    • H01H71/525Manual reset mechanisms which may be also used for manual release actuated by lever comprising a cradle-mechanism comprising a toggle between cradle and contact arm and mechanism spring acting between handle and toggle knee

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、回路遮断器、特に操作機構中に可動クレー
ドルを備える成形ケース形回路遮断器に係る。
(従来の技術) 回路遮断器、特に成形ケース形回路遮断器は公知であ
る。この種の装置は例えば米国特許明細書第2,186,251
号;2.492,009,号;第3,239,638号;第3,525,959号; 第3,590,325号;第3,614,685号; 第3,775,713号;第3,783,423号; 第3,805,199号;第3,815,059号; 第3,863,042号;第3,959,695号; 第4,077,025号;第4,166,205号; 第4,258,403号;及び第4,295,025号に開示されている。
このような公知の成形ケース形回路遮断器は電気回路ま
たは電気システムを電気的故障、特に、電気的過負荷状
態、低レベル短絡または故障電流状態、及び、場合によ
っては高レベル短絡または故障電流状態から保護するよ
うに構成された可動接点機構及び操作機構を含む。これ
らの公知装置は過負荷状態または短絡または故障電流状
態の発生と同時に1対の電気接点を開離するようにオー
バセンタ・トグル機構の動作を制御する引はずし機構を
含む操作機構を利用している。少なくともいくつかの公
知装置は高レベル短絡または故障電流の流れを迅速に遮
断するため操作機構の引はずし動作よりも早く「ブロー
オーブンする」、即ち、開離する接点を利用している。
(発明が解決しようとする課題) これらの従来型装置は、回路中に発生する故障状態に
対して充分な保護効果を発揮するが、迅速、有効かつ確
実に作動するもっとコンパクトな成形ケース形回路遮断
器の実現が要望されている。このような回路遮断器の機
械的動作の制御に利用されている操作機構の多くは比較
的大きい動作スペースを必要とする。しかも、この種の
操作機構の多くは過負荷状態に続いて操作機構をリセッ
トするのに比較的大きい力を必要とする。比較的狭いス
ペースを利用しながら迅速、有効、確実に作動して電気
システムを過負荷及び故障電流状態から保護することの
できる成形ケース形回路遮断器用の操作機構が要望され
ている。
本発明の目的は比較的狭いスペースを占有しながら迅
速、有効、確実に、動作している電気的システムを過負
荷及び故障電流状態から保護する操作機構を有するよう
に改良した成形ケース型回路遮断器を提供することにあ
る。
(課題を解決するための手段) この目的に鑑み、本発明は第1電気接点、第2電気接
点、開位置、閉位置及び引はずし位置を有し第1及び第
2電気接点を係合及び開離させる操作手段より成り、操
作手段はオーバセンタ・トグル機構、及び引はずし後操
作手段を引はずし位置から開位置を経て該開位置を越え
た位置へ、次いで閉位置へ移動させるハンドル含民、オ
ーバセンタ・トグル機構は一部分に沿って細長い円弧状
カム面を形成した一体的で回動自在のクレードル、ハン
ドルにより移動可能でありリセット動作中にクレードル
の円弧状カム面と物理的に係合するクレードル・カム・
ピンを含み、クレードルのカム面の輪郭は操作手段のリ
セット中にハンドルによりほぼ一定のリセット力をクレ
ードル・カム・ピンを介してクレードルのカム面に印加
すればよいようにハンドルの機械能率を変化させるべく
設定されていることを特徴とする回路遮断器を提案す
る。
本発明の装置は、比較的狭いスペースを占有しなが
ら、迅速、有効、確実に作動して電気的回路またはシス
テムを電気的過負荷または故障電流状態から保護するこ
とができる。操作機構はその末端部分にクレードル・ラ
ッチ面を、上部に円弧状カム面を、下部に接点制止面を
それぞれ有する回動自在に、一体的なクレードルを含
む。操作機構はほかに手動ハンドル及び1対の操作用引
張ばねを含む。
オーバセンタ・トグル機構はトグルばねピンを介して
互いに連結された1対の上方トグルリンク及び1対の下
方トグルリンクを含む。各操作ばねの下方フック状部分
はトグルばねピンに形成した1対の対向ジャーナルの1
つに係留し、各操作ばねの上方フック状部分を、ハンド
ルを支持するヨークに係留する。上方トグルリンクはク
レードに形成した孔に挿入したピンと物理的に接触する
凹部を含み、クレードルの回転運動に伴って上方リンク
を移動または変位させる。
ハンドル・ヨークに固定したクレードル・カム・ピン
はリセット動作中、即ち、クレードルがその引はずし位
置から介位置へ移動し、これを通過する過程でクレード
ルの円弧状カム面と物理的に係合する。円弧状カム面は
リセット動作中にハンドルを介してクレードルに比較的
低い、ほぼ一定のリセット力を加えることができるよう
な物理的形状を備えている。
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施例
を詳細に説明する。
(実施例) 第1〜17図は改良された成形ケース形回路遮断器30を
3相または3極回路遮断器として示してあるが、本発明
の原理は単相または3相以外の多相回路遮断器にも応用
でき、AC回路遮断器にもDC回路遮断器にも応用できる。
回路遮断器30は複数のファスナ36により、成形された
電気絶縁性底部カバーまたはベース34に機械的に固定し
た成形電気絶縁性トップカバー32を含む。複数の第2電
気端子または負荷端子40A、40B、40Cと同様に、各極ま
たは各相に1つづつ、複数の第1電気端子または線端子
38A、38B、38Cを設ける。これらの端子は3相電気シス
テムを保護するため、回路遮断機30を3相回路中に直列
に接続するのに利用される。
回路遮断器30はほかに、トップ・カバー32の孔44を貫
通する電気絶縁性の非可撓性手動ハンドル42をも含み、
このハンドルを操作することにより、回路遮断器30を閉
位置(第5図)または開位置(第14図)にセットする。
回路遮断器30は(第5図に破線で示す)ブロー開位置ま
たは引はずし位置(第15図)をも占めることができる。
引はずし位置へ移動したら、ハンドル42をその引はずし
位置(第15図)から開位置(第14図)へ移動させ、さら
にこれを通過させることにより、回路遮断器30を次の保
護動作に備えてリセットすることができる。次いでハン
ドル42を開位置(第14図)のままにするか、または閉位
置(第5図)へ移動させれば、回路遮断器30は引続き保
護動作を行うことができる。ハンドル42の移動は手動
で、または機械的アクチュエータにより自動的に達成で
きる。位置表示器46が回路遮断器30の状態または位置を
外部から視認できるように表示する。位置表示器46はハ
ンドル42の周りに配置され、孔44の底を覆って回路遮断
器30の内部及び外部間の機械的かつ電気的障壁とし機能
する。
重要な内部素子(第5図)として、回路遮断器30は下
方接点集合体50、1対の上方接点部材52、アークシュー
ト54、スロットモータ56、及び操作機構58を含む。アー
クシュート54及びスロットモータ56はそれ自体公知であ
るから詳しい説明を省く。要約すれば、アークシュート
54は故障状態の発生と同時に、分離する接点72、238間
に形成する単一アークを一連の小さいアークに分割して
総アーク電圧を増大させることにより、アークを消す。
絶縁材に封入したほぼU字形の鋼板、またはほぼU字形
の絶縁された一体的な鋼棒から成るスロットモータ56は
接点アーム66、240の周りに配置された、高レベルの短
絡または故障電流状態の発生と同時に発生する磁場を集
中させ、開離する接点アーム66、240の磁気反発力を増
大させることにより、接点72、238の開離を加速する。
接点72、238の迅速な開離が比較的高いアーク抵抗を生
み、故障電流の大きさを制限する。米国特許第3,815,05
9号明細書はアークシュート54及びスロットモータ56を
開示している。
下方接点集合体50(第5図、第14図及び第15図)はフ
ァスナ64によってベース34に固定された下方の成形固設
部材62、下方可動接点アーム66、可動接点アーム66に固
定され、これと一体に移動可能な制限または制止ピン6
8、下方接点偏倚手段または圧縮ばね70、上方接点238と
物理的かつ電気的に接触する接点72、及び上方接点部材
52と下方接点集合体50の一部との間にアークが発生する
可能性を軽減する絶縁片74を含む。ベース34から外部に
突出する線端子38Bは部材62(第2図)の一体的端部か
ら成る。ベース34は上方接点部材52が下方接点部材50か
ら迅速に分離する過程で可動接点アーム66に対する下方
制限または制止手段として作用する傾斜上面34Bを有す
る上向き突出部分34Aを含む。成形下方固設部材62はそ
の下部62Aがベース34と係合する。下部62Aには、上向き
突出ベース部分3Aを収容すると共に圧縮ばね70を着座さ
せるための孔62Bを形成する。下部62Aにも固設部材62
を、従って、下方接点集合体50をベース34に固定するた
めファスナ64を螺入するための螺条孔62Cを形成する。
固設部材62は下部62Aと一体に形成するかまたはこれに
固定した直立接触部62Dを含む。この直立接触部62Dと物
理的に係合した時の可動接点アーム66の上動を制限する
ため、制止ピン68(第5図)を設ける。
接点アーム66を回転可能なピン78に固定し、直立接触
部62Dで回転ピン78の長手線を中心に回転ピン78と一体
に回転できるようにする。回転ピン78により成形下方固
設部材62と下方可動接点アーム66の間に有効な導電接触
及び電流転送が達成される。下方可動接点アーム66は回
転ピン78から接点72に達する細長い非可撓性レバーアー
ム66A、及び下方可動アーム66と圧縮ばね70との間に有
効な物理的連結関係を維持するため圧縮ばね70の上端内
に進入する下向き突出部またはばねロケータ66Bを含
む。下方可動接点アーム66はまた、その下端に一体形成
された扁平面66Cを含み、この扁平面が制止手段34Bと物
理的に係合することにより、下方可動接点アーム66及び
これに固定された接点72の下動を制限する。
それぞれの上方接点部材52は上方可動接点アーム240
の端部に配置された下方接点集合体50の接点72と物理的
かつ電気的に接触する接点238を具備する。ほぼ平行な
接点アーム66、240を高レベルの短絡またはは故障電流
が流れると、接点アーム66、240間に極めて強い磁気反
発力が発生して接点72、238を極めて迅速に開離させ
る。上方接点アーム240を下方接点アーム66から電気的
に絶縁するのに絶縁片74を使用する。
上記下方接点集合体50は接点アーム66、240の細長い
平行部分を流れる高レベル短絡または故障電流によって
発生させられる強い磁気反発力を利用して圧縮ばね(第
5図)の偏倚作用に抗して接点アーム66を迅速に下動さ
せる。接点72、238が迅速に開離すると接点72、238間に
形成されるアーク中の抵抗が増大して、故障電流を比較
的小さい物理的寸法の領域内に効果的に制限する。下方
接点集合体50は回路遮断器の端子と下方接点の下方下動
接点アームとの間の動電路として多くの公知成形ケース
形回路遮断器に使用されているような可撓性的な銅製分
路の採用を不要にする。
操作機構58(第5図、第13図及び第16図)はオーバセ
ンタ・トグル機構80、(詳しくは図示しないが)電子的
または熱磁気的な引はずし機構82、一体成形クロスバー
84(第13図)、1対の非可撓性の対向する、または間隔
を保つ金属側板86、非可撓性の回動自在な金属ハンドル
ヨーク88、非可撓性の制止ピン90、及び1対の操作用引
張ばね2を含む。
オーバセンタ・トグル機構80はクレードル支持ピン98
の長手軸を中心に回転可能な、非可撓性の一体的金属ク
レードル96を含む。組立て状態におけるクレードル支持
ピン98の長手方向両端は側板86に形成した1対の孔100
に保持される。
トグル機構80はほかに、1対の上方トグルまたはキッ
カー・リンク102、1対の下方トグルリンク104、トグル
ばねピン106及び上方トグルリンク従動ピン108をも含
む。下方トグルリンク104をトグル接触ピン110によって
上方接点部材52に固定する。下方トグルリンク104のそ
れぞれはトグル接触ピン110が挿通される下方孔12を含
む。トグル接触ピン110は上方接点部材52がピン110の長
手軸心の周りを自由に回転できるようにするため、上方
接点部材52のそれぞれに形成した孔114にも挿通され
る。ピン110の長手方向両端はクロスバー84(第6図)
に挿通され、保持される。高レベルの短絡または故障電
流以外の状態において、下方トグルリンク104が移動す
ると、クロスバー84が移動し、これに対応して上方接点
部材52も移動する。従って、操作機構58によって回路遮
断器30の中央極または相の上方接点部材52が移動させら
れると、これと同時に非可撓性クロスバー84を介して、
回路遮断器30の他の極または相と連携する上方接点部材
52も同様に移動する。
下方トグリリンク104のそれぞれは上方孔116をも含
み、上方トグルリンク102のそれぞれは孔118を含む。ト
グルばねピン106を孔116、118に挿通することにより、
上下トグルリンク102、104を連結し、両者間の回転運動
を可能にする。ピン106の長手方向両端はばね92の下方
フック端または湾曲端122を挿通し、保持するためのジ
ャーナル120を含む。ばね92の上方フック端または湾曲
端124はハンドルヨーク88の上方扁平面128に形成したス
ロット126に挿通し、位置ぎめされる。ばね92の湾曲端1
24をハンドルヨーク88(第7図)と係合状態に保持され
るため、スロット126を横断するように位置ぎめピン130
を配置する。
組立てた状態で、スロット126内の湾曲端124及びジャ
ーナル120内の湾曲端122がリンク102、104をピン106と
係合した状態に保持すると共に、ばね92をテンション状
態に維持することにより、外部からのハンドル42の操作
により、かつこの操作に応答したオーバセンタ・トグル
機構80の動作を制御できるようにする。
上方リンク102(第13図)はピン108の長さに沿って形
成された1対の互いに間隔を保つジャーナル134と係合
する凹部または溝132をも含む。ピン108の中央部分はク
レードル96の回転軸からピン98の長手軸と一致する一定
距離だけ離れた位置にクレードル96に形成した孔136に
固定されるように形成されている。ばね92からのばねテ
ンションが上方トグルリンク102をピン108と係合状態に
保持する。クレードル96の回転に伴って、後述するよう
に、リンク102の上部もこれに対応して移動する。
クレードル96は細長い面140を含み、これにほぼ扁平
なラッチ面142が形成されている。面142は引はずし機構
82の回動自在なレバーまたは引はずしアーム144(第5
図、第16図及び第17図)と係合するように構成されてい
る。引はずし機構82によって引はずし動作が開始される
と、引はずしアーム144は引はずし機構82に固設ピン145
を中心に回動する。引はずし機構82は低レベルの短絡ま
たは過負荷電流状態も高レベルの短絡または故障電流状
態も検知できる電子的または熱磁気的引はずし機構であ
る。このような状態を検知すると、引はずし機構82はピ
ボットピン145を中心に引はずしアーム14を回転させる
ことにより、操作機構58(第16図及び第17図)の引はず
し動作を開始させる。
クレードル96はクレードル・カム・ピンまたは制限ピ
ン150と接触する湾曲した細長いカム面148を含む。クレ
ードル・カム・ピン150の長手方向両端をハンドルヨー
ク88に形成した1対の溝152に嵌入保持することによ
り、好ましい実施例の場合、クレードル・カム・ピン15
0がハンドルヨーク88内で回転できるようにする。クレ
ードル96は制止ピン90の中央部または非可撓制止部156
と接触するほぼ扁平な制止面154をも含む。面154が非可
撓性制止部156と係合することにより、引はずし動作に
続くクレードル96の反時針方向運動を制限する(第15図
及び第17図)。
引はずし動作中、操作ばね92の作用線が変化して、ハ
ンドル42が閉位置(第5図)と開位置(第14図)の中間
位置である引はずし位置(第15図)に来て、回路遮断器
30が引はずされたことを示す。制止面154と非可撓制止
手段156が係合することでクレードル96の移動を制限
し、クレードル・カム・ピン150とクレードル96のカム
面148との係合によってハンドル42を引はずし位置(第1
5図)に位置させる。さらに、クレードル96が操作ばね9
2の偏倚作用に抗して引はずし位置(第15)から時針方
向に開位置(第14図)に移動し、これを通過するのに伴
ってカム面148とクレードル・カム・ピン150がカム係合
して引はずし動作に続いて操作機構58をリセットし、再
びラッチ面142と引はずしアーム144とをラッチする。カ
ム面148はリセット動作中ばね92が伸びるに従ってカム
面148の固有の構成または輪郭に応じて所定の態様でハ
ンドル42の機械的能率を高める。従って、引はずし動作
後操作機構58をリセットし、ハンドル42を引はずし位置
と開位置の間で移動させるには比較的弱い、ほぼ一定の
リセット力をハンドル42に加えるだけでよい。
第18図の力グラフはリセット動作における引はずし
(0)位置から休止(1)位置へのハンドル移動と、ハ
ンドル42を移動させるのに必要なリセット力との関係を
示す。NORMAL RESET線はクレードル96がカム面148を含
まない公知の回路遮断器において、リセット動作中、ハ
ンドルの移動に伴って増大する単数または複数の操作ば
ねの偏倚力を克服するのに必要な力を示す。CONSTANT
FORCE RESET線はリセット動作を行うためハンドル42を
介してクレードル・カム・ピン150及びクレードル96の
カム面148に加えねばならないほぼ一定のリセット力を
示す。グラフから明らかなように、クレードル96がカム
面148を含む操作機構58のリセット動作中に必要なピー
ク力は在来型クレードルを有する回路遮断器において必
要なピーク力よりもはるかに低い。このリセット動作中
に行われる仕事はNORMAL RESET 線及びCONSTANT FOR
CE RESET線の下にひろがる面積に相当する。リセット
動作中に行われる総仕事量はNORMAL RESET線に関して
もCONSTANT FORCE RESET線に関しても同じである。た
だし、上述のように、また図示のように所定の輪郭を与
えられたカム面148を有するクレードル96を採用すれば
リセット動作に必要なピーク力が軽減されるから、ハン
ドル42を移動させるのに必要な第18図に示すような比較
的低い一定の力に相当するピーク出力定格のモータ・オ
ペレータまたはアクチュエータを使用することができ
る。
リセット動作中、クレードル96のカム面148とクレー
ドル・カム・ピン150の係合は次のように行われる。引
はずし動作に続くリセット動作において、ハンドル42を
引はずし位置(第15図)から時針方向に開位置(第14
図)に移動させ、さらにこれを通過させると、クレード
ル・カム・ピン150を介してカム面148にハンドル力が加
わるため、クレードル支持ピン98の長手軸線周りにに操
作ばね92のの偏倚作用をほぼ打ち消すモーメントが発生
する。クレードル・カム・ピン150が面148に沿って移動
するのに従って、ピン98の長手軸線周りのモーメント
は、ピン98の長手軸線と面148に対するクレードル・カ
ム・ピン150の係合位置との間の距離、すなわち、モー
メント・アームの増大に比例して増大する。また、カム
面148はリセット動作中にハンドル42が移動するのに伴
い、ハンドル42の機械的能率をさらに高めるように所定
の態様で形勢されている。ハンドル42の初期動作段階で
は、比較的小さい力でばね92の偏倚力を克服できるか
ら、面148はクレードル・カム・ピン150と回転クレード
ルを支持ピン98の間の距離に対して比較的に急角度の輪
郭を呈する。リセット動作中にハンドル42がさらに移動
すると、カム面148の輪郭は比較的ゆるやかとなり、伸
びたばね92の増大する偏倚力を克服するため、ハンドル
の機械的能率を高める。このように機械的能率が高くな
るから、リセット動作を通して終始ほぼ一定のリセット
力をハンドル42を介して作用させることができる(第18
図)。
トグル機構80は制止ピン90に固定された1対の非可撓
性の、互いに間隔を保つ非可動ピボット移行、リンク15
8(第5図、第13図、第16図及び第17図)を含む。非可
動リンク158は上方トグルリンク102に形成した細長い面
162から間隔を保つ細長い下面160を含む。それぞれの非
可動リンク158はこのほかに、回転クレードル支持ピン9
8を嵌入させるための凹部または溝164をも含む。金属側
板86は制止ピン90の長手方向両端を挿入し、保持するた
めの孔166を含む。
非可動リンク158及びリンク102、104は、たとえハン
ドル42が物理的に閉位置に拘束されたり、詰まったりし
ても、操作機構58の「自由はずし」動作を可能にするか
ら、引はずし機構82による引はずし動作の開始と同時に
上方接点238が確実に下方接点72との係合を解かれる。
ハンドル42が閉位置(第16図)に来ると、上方リンク10
2の面162の端部に設けた1対の第1または初期ピボット
点163がリンク158の溝164に近いリンク158の面160と係
合する。引はずし動作中、引はずしアーム144の時針方
向回転運動によってクレードル96がラッチを解かれ、そ
の結果、クレードル96が反時針方向に回転する。上方リ
ンク102はばね92の作用下に第1ピボット点163を中心に
反時針方向に回転する。ばね92はまた、トグルばねピン
106をピン110を中心に時針方向に駆動し、これに対応し
てリンク104、上方接点部材52及びクロスバー34も運動
する。次いで、リンク102の面162がリンク158の面160と
物理的に係合し、次いで、ピボット点が初期ピボット点
163から1対の第2ピボット点168に移行し、その結果、
上方接点部材52の回転速度が増大する。
本発明のピボット移行システムは引はずし状態の発生
による上方リンク102の初期反時針方向回転の過程にお
いて第1または初期ピボット点163を中心に上方リンク1
02を駆動することにより、慣性を克服し、上下接点23
8、72を迅速に開離させる上で顕著な機械的効果を発揮
する。ピボット点163からピボット点168へのピボット移
行が上方接点部材52の移動を加速し、接点72、238間の
アークを急速に引伸すことによってアーク電圧を増大さ
せ、アークを迅速に消す。
ハンドルヨーク88は1対の垂下支持アーム176(第13
図)を含む。ハンドルヨーク88の垂下支持アーム176の
下端には側板に形成した軸受またはピボット面180と係
合する1対の軸受面または円形タブ178を形成してあ
る。従って、ハンドルヨーク88は軸受面178、180を中心
に制御自在に回動させることができる。側板86はまた、
クロスバー84の丸い軸受面186と接触し、クロスバー84
をベース34内の位置に固定すための軸受面182をも含
む。各側板86は1対の垂下支持アーム188を含み、該ア
ームの末端は側板86を回路遮断器30に固定するための細
長い、下向きに突出する突片またはタブ190として形成
されている。回路遮断器30に支持板86を組み込む際に、
ベース34(第6図)に形成した孔191にタブ190を挿通す
る。次いでタブ190を、例えばピーニングなどによって
機械的に変形させて、タブ190をヘース34と係合状態に
ロックする。1対の成形した絶縁障壁192(第7図)を
利用して回路遮断器30の1つの極または相における導電
素子及び導電面を隣接の極または相における導電素子及
び導電面から電気に絶縁する。
一体成形クロスバー84は丸い軸受面186によって分離
された3つの拡径部194含む。周縁から外方に突出する
1対のロケータ196がクロスバー84をベース34内に正し
く位置ぎめして保持する。ベース34は軸受面186と補完
的な形状の複数の軸受面198を含み、クロスバー84をベ
ース34内で回転できるように据え付ける。ロケータ196
は面198に沿って形成された弧状の凹部または溝200に嵌
入する。各拡径部194はトグル接触ピン110が挿入される
1対の互いに間隔を保つ孔202(第13図)をも含む。ピ
ン110は適当な手段、例えば、嵌合させることによって
孔202に固定すればよい。それぞれの拡径部194は各上方
接点部材52の長手方向の一端または基部206を挿入する
ために形成された開口部204をも含む。
開口204は1対の接点アーム圧縮ばね208(第11図及び
第13図)及びこれと連携する成形ばねクリップ210の挿
入、保持をも可能にする。圧縮ばね208は前記開校部に
形成されている1対の互いに間隔を保つ凹部212内に配
置することによって固定する。ばねクリップ210は圧縮
ばね208と上方接点部材52の基部206との間に配置されて
ばね208から基部206へ圧縮力を伝達することにより、上
方接点部材52及びクロスバー84を、正常な引はずし動作
における操作機構58の動作に応答して一体的に移動させ
る。ただし、高レベルの短絡または故障電流状態が発生
すると、上方接点部材52は平行な接点アーム66、240間
に発生する反発力に応答してピン110を中心に個別に回
転し、ばね208及びばねクリップ210の偏倚力を克服する
ことにより、接点72、238が操作機構58のシーケンス動
作を待つまでもなく迅速に開離してブロー開位置(第5
図及び第12図に破線で示す)に移動できるようにする。
高レベル故障状態下で各上方接点部材52のこのような個
別動作は回路遮断器30のどの極または相においても可能
である。
ばねクトリップ210(第12図)はクロスバー84の拡径
部194の補完形状部分216と係合してばねクリップ210を
正しく位置ぎめし、拡径部194と係合状態に保持する上
方タブ部分125(第13図)及び直立端部217を有する下方
成形部分214を含む。ばねクリップ210は圧縮ばね208と
係合する一対の上向き突出脚218を含む。各上向き突出
脚218は外方に突出する面220を含む。各上方接点アーム
240の端部206は円弧状の面224に形成したほぼC字形の
スロットまたは戻り止め222を含む。戻り止め222及び面
220は両者の間に所定の、可変量の圧縮力が得られるよ
うに構成されている。
正常な動作状態では、ばねクリップ210の面220が戻り
止めまたは急勾配カム面222において上方接点アーム240
の面と接触することによって、クロスバー84を上方接点
部材52(第5図及び第12図)と係合した状態に保持す
る。高レベルの短絡または故障電流状態の発生と同時に
各上方接点アーム240がピン111の長手軸線を中心に時針
方向に回転すると、各面224が面220に沿って移動する。
その結果現われる係合面220、224を通るばね208の力線
は、上方接点部材52がブロー開位置(第5図及び第12
図)まで回転するのに伴ってほぼピン110の長手軸線を
通過することにより、ピン110の長手軸線を中心とする
ばね208の圧縮モーメントを著しく弱める。次いで、回
路遮断器30が閉位置にリセットされると、弧状カム面22
4が面220にむかって戻り止め222におけるラッチ点まで
移動する。戻り止め222の形状またはばねクリップ210の
カム面220の形状を変えることにより、ばね208の圧縮モ
ーメント・アームを任意に増減することができる。
第12A図及び第12B図には、上方接点部材52の基部206
をブロー開動作中における閉位置(第12A図)及びこれ
に続く位置(第12B図)で示した。ばね208の圧縮力を、
第12図及び第12B図では、面220(第12図)及び224の係
合点において矢印Fで示した。閉位置では、成分力F1が
面220、224の係合点における面224の接線に垂直な線に
沿った方向を有し、力F1の作用線はピン110の長手軸線
から距離L1だけ離れている。正常な引はずし動作中、操
作機構58の動作に応答して上方接点部材52及びクロスバ
ー84が一体的に移動できるように、モーメント・アーム
L1を有する成分ばね力F1の圧縮モーメント得られる。ブ
ロー開動作中、上方接点部材52がピン110(第12B図)の
長手軸線を中心に回転するのに伴なって、ほぼ部材52の
ポボットまたはピン110の長手軸線を、またはその近く
を通ってモーメント・アームをほとんどゼロにまで軽減
するばね208の成分力F2を発生させるように面224を形成
してある。ピン110の長手軸線を中心とするばね208の圧
縮モーメントは著しく低下し、上方接点部材52はクロス
バー84とは独立に移動して、ブロー開動作中、接点72、
238を迅速に開離させる。成分力F2は本質的には摩擦力
であり、力F2の大きさは成分力F1よりもはるかに小さ
い。従って、圧縮ばね208は基部206をクロスバー84と駆
動係合するように解除自在に偏倚させることにより、上
方接点部材52がクロスバ84と一体的に回転することを可
能にすると共に、ブロー開動作中に故障電流状態の発生
と同時に上方接点部材52がクロスバー84とはほとんど独
立に回転することを可能にする。
回転遮断器30内の電流搬送路として、第13図に示すよ
うに2対の可撓分路234を利用する。各対の可撓性分路2
34は適当な手段、たとえば、はんだ付けにより、各上方
接点部材52の長手方向端部206の両側及び引はずし機構8
2の下方導電板236に接続される。可撓分路234は上方接
点部材52と引はずし機構82の間に電流搬送路を提供し、
その結果、下方接点集合体50、上方接点部材52、可撓分
路234及び引はずし機構82を介して端子38b及び40Bを結
んで回路遮断機30を通る電流搬送路が形成される。
使用に際しては、線及び負荷を介して端子38A、38B及
び38C、及び40A,40B及び40Cと接続する3相回路の形で
回路遮断器30と接続すればよく、ハンドル42を引はずし
位置(第15図)から開位置(第14図)を通る過ぎるまで
移動させることにより操作機構58をセットすれば、クレ
ードル96のラッチ面142及び回動自在引はずしアーム144
を確実にリセットすることができる。
引はずし動作に続いて、ハンドル42に力を加えること
により、ハンドル42を引はずし位置(第15図あから時針
方向に開位置(第14図)へ移動させ、さらにこれを通過
させてクレードル96のラッチ面142を再び引きはずしア
ーム144とラッチさせる。ハドル42のこの動作中に、カ
ムピン150がクレードル96のカム面148と係合してクレー
ドル96を回転クレードル支持ピン98を中心に時針方向に
駆動する。クレードル96が時針方向に回転するとクレー
ドル96内に固定されているトグルリンク従動ピン108も
これに対応して移動する。この動作中、操作ばね92がト
グルばねピン106を中心に時針方向に回転してトグルば
ねピン106に上向きの力を作用させる一方、キッカーリ
ンク102は上方トグルリンク従動ピン108を中心に反時針
方向に回転し、下方トグルリンク104はクロスバー84内
に固定されているピン110を中心に時針方向に回転す
る。トグルばねピン106に作用する上向きのばね力はキ
ッカーリンク102を介してピン108にも作用し、クレード
ル支持ピン98の長手軸線を中心としてクレードルに反時
針方向の偏倚力が加わる。ハンドル42はラッチ面142が
再び引はずしアーム144とラッチするまで時針方向に駆
動されて第14図に示す開位置を通り過ぎる。ハンドル42
を開位置(第14図)から閉位置(第15図)まで移動させ
ると、操作機械58が接点72、238を閉じ、回路遮断器30
は3相回路を保護するように作用できる状態となろう。
ハンドル42に力を加えてこれを反時針方向に開位置か
ら閉位置へ移動させる。開位置において、クレードル96
がラッチされると、そのラッチ面142は回動自在な引は
ずしアーム144と係合し、上方トグルリンク102の溝132
はクレードル96内に固定されている上方トグルリンク従
動ピン108と係合状態に保持される。ハンドル42の初期
反時針方向運動の過程で、操作ばね92の作用線は上方ト
グルリンク従動ピン108に垂直となり、キッカーリンク1
02、下方トグルリンク104及びトルグばねピン106は静止
したままである。操作ばね92の作用線が移動して上方ト
グルリンク従動ピン108を通り過ぎると、キッカーリン
ク102はピボット163が固設リンク158の面160と係合する
まで時針方向に回転する。また、ピン108を通り過ぎる
操作ばね92に作用線の変化に従って、トグルばねピン10
6が上方トグルリンク従動ピン108を中心に時針方向に回
転し、左方へ移動し、その結果、下方トグルリンク104
がトグルばねピン106を中心に反時針方向に回転する。
その結果、クロスバー84が反時針方向に回転し、接点部
材52もこれに対応して移動することで接点72、238を閉
じ、操作機構58は閉位置となる。
持続的な過負荷状態が発生すると、街道自在引はずし
アーム144が固設ピン145を中心に回動してクレードル96
のラッチ面142のラッチを解く。クレードル96は操作ば
ね92によりキッカーリンク102を介して直ちに加速され
て反時針方向に回転し、これとほんど同時に、第16図に
破線で示すように、上方トグルリンク102、トグルばね
ピン106及び下方トグルリンク104が移動する。ピン106
の上動に伴ってトグル接触ピン110が下方トグルリンク1
04の動作を介して上動し、ほとんど同時に回転クロスバ
ー84も上動して上方接点部材52を引はずし位置(第15
図)まで上動させる。上方接点部材52の基部206はばね2
08の偏倚作用下にクロスバー84と係合するから、上方接
点部材52がクロスバ84と一体的に移動し、回路遮断器30
中の合計3つの接点対において上方接点72が下方接点23
8から同時的にまたは同期的に開離する。この引はずし
動作の過程で、接点72、238間に発生したアークが引き
伸され、分断され、正常な帰結として消弧される。
高レベルの短絡または故障電流状態が発生し、ほぼ平
行な接点アーム66、240を故障電流が流れることによっ
て大きい磁気反発力が発生すると、接点72、238が迅速
に開離し、ブロー開位置(第5図に破線で示す)に移動
する。下方接点集合体50の接点アーム66の運動は静止面
34Bによって制限され、上方接点部材52の各接点アーム2
40の運動は接点アーム部材52の末端部206の下方接触面2
42(第12図)とベースに形成した制止面244とが係合す
ることによって制限される。各接点アーム240は面220、
224の係合によりブロー開位置に保持される。従って、
接点72、238の分離は操作機構58の逐次的な引はずし動
作を必要とせずに達成される。
回路遮断器30の位置表示器46(第1図、第3〜5図及
び第14〜17図)は回路遮断器操作機構58の状態または位
置を外部から視認することを可能にする。位置表示器46
は複数の絶縁性カード、細片、障壁を含み図示実施例の
場合なら、第1または上方の絶縁カード、細片または障
壁246及び第2または下方の絶縁カード、細片または障
壁248を含み、これらが協動して操作機構58の位置また
は状態を外部から視認できるように明瞭に表示する。障
壁246、248はハンドル42の周りに配置されて開口部44の
底を覆い、回路遮断器30の内部と外部との間の機械的、
電気的障壁として作用する。好ましくは、トップカバー
32に1対の互いに間隔を保ち、左右に整列した孔または
視認スロット250を形成することにより、障壁246に固定
した1対の互いに間隔を保って左右に整列する位置標識
または赤いマーキング252(第4図)、または障壁246に
固定した1対の互いに間隔を保って左右に整列する位置
標識または白いマーキング254、または障壁248の頂面に
固定した1対の間隔を保って左右に整列する位置標識ま
たは緑のマーキング256を外部から視認できるようにす
る。
障壁246はハンドル42の周りに密着する比較的小さい
スロットを有する。障壁24はこれよりもはるかに大きい
スロット260を有し、このスロット260は障壁246、248
の、また、障壁248とハンドル42の間の相対運動を可能
にする。障壁248はまた、開口部44の長手軸線沿いの寸
法を障壁24よりも長く設定してあるから、緑のマーキン
グ256は視認スロット250と整合すると外部から視認で
き、開口部44はハンドル42の位置に関係なくカバーされ
る。
ハンドル42が開口部44内でONまたは閉位置へ移動する
と、赤いマーキング252が視認スロット250に位置し、回
路遮断器30の操作機構58が閉位置(第5図)にあること
を外部から視認できるように表示する。回路遮断器30の
引はずし動作と同時に、ハンドル42は回路遮断器30負荷
側へ移動する(第15図)。ハンドル42の周りに捕捉され
ている障壁246がハンドル42と共に移動し、白いマーキ
ング254を視認スロット250に位置させ、回路遮断器30の
操作機構が引はずし位置(第15図)にあることを外部か
ら視認できるように表示する。ハンドル42のこの動作
中、ハンドル42がスロット260を移動する過程で下方障
壁248は移動しない。ハンドル42が開口部44内をOFFまた
は開位置へ移動すると、障壁246は視認スロット250を通
り過ぎ、障壁248に固定されている緑のマーキング256が
視認スロット250に位置している操作機構58が開位置に
あることを外部から視認できるように表示する。
複数の互いに間隔を保つ絶縁支持部材262(第3図及
び第5図)、好ましくはトップカバー32の一体的な部分
を利用して、ハンドル42が開位置にある時、障壁248の
長手方向端を側方から支持することにより、外力が加わ
っても障壁248が内方へ著しく撓むのを防止する。着色
マーキング252、254、256を取り付けた2つの障壁246、
248の採用は限られた広さの空間内で最大移動量が必要
な用途において特に有利である。なぜなら、ハンドル42
と障壁248の間のから動き連結がこのようなから動き連
結が存在しない場合に必要な長さよりも短い障壁248の
使用を可能にするからである。
回路遮断器30の(第19図に示す)他の実施例では、第
1〜17図に示した実施例と共通の部分及び素子に同じ参
照番号を付してあり、この実施例では、1対の上方接点
部材264のそれぞれが長手方向端または基部266を含む。
端部266の弧状面272に沿て下方溝または戻り止め268及
び上方溝または戻り止め270を含む。1対の圧縮がね276
と上方接点部材264の基部266の間にばねクリップ274介
在させることにより、ばね276から基部266へ圧縮力を伝
達して、上方接点部材264とクロスバー84が正常な引は
ずし動作中のハンドル42の動作または操作機構58の動作
に応答して一体的に移動できるようにする。ばねクリッ
プ274の直立脚218のそれぞれには、上方接点部材264の
基部266の弧状面272と係合する外向き突出面278を形成
してある。第12A図及び第12B図に関連してすでに述べた
ように、下方戻り止め268及び面278はピン110の長手軸
線を中心に、ピン110の長手軸線から、係合面278、272
を通るばね212の力線までの距離L1に比例する成分力F1
の圧縮モーメントを発生させる。前記モーメントは面27
2の輪郭を適当に選択することによって変化させること
ができる。ばね212は上方接点部材264の基部242を解除
自在に偏倚させてクロスバー84と駆動係合させて部材26
4がクロスバー84と一体に回転することを可能にすると
共に、ブロー開動作中、故障電流状態が発生すると部材
264がクロスバー84とはほぼ独立に回転することを可能
にする。摩擦力F2(第12B図)はほぼピン110の長手軸線
を通り、すでに述べたように、F1(第12A図)よりもは
るかに小さい。
正常な動作中、ばねクリップ274の面278は上方接点部
材264の下方戻り止め268と接触することにより、クロス
バー84を上方接点部材264と駆動係合状態に保持する。
高レベルの短絡または故障電流状態が発生すると、上方
接点部材264がピン110の長手軸線を中心に時針方向に回
転するのに伴い、基部266の弧状面272は面278に向かっ
て移動する。その結果、係合カム面278、272を通過する
ばね212の力線は、上方接点264がブロー開位置(第19図
に破線で示す。)にむかって回転するのに伴ってほぼピ
ン110の長手軸線を通過することにより、ピン110の長手
軸線を中心にばね276によって与えられるモーメントを
著しく軽減する。ブロー開位置において上方の上り止め
270がばねクリップ274の外向き突出面278と係合して上
方接点部材264をブロー開位置に保持し、接点が再衝突
する可能性を完全にまたはほとんど完全に防止する。
回路遮断器30のさらに別の実施例(第20図)では、1
対の上方接点部材280のそれぞれが長手方向端または基
部282を含む。この基部282はその弧状面288に沿って形
成された下方溝または戻り止め284及び上方溝または戻
り止め286を含む。
それぞれの基部282の弧状面288と、クロスバー294内
に保持されている1対の圧縮ばね292の1つとの間にボ
ール290を配置する。調整用のねじまたはねじ付きプラ
グ296が圧縮ばね292と係合してボール290に対する必要
なばね力を発生させる。ボール290はばね292から基部28
2に圧縮力を伝達することにより、正常な引はずし動作
中、ハンドル42の移動または操作機構58の動作中に応答
して上方接点部材280とクロスバー294が一体に移動でき
るようにする。正常な動作状態では、ボール290が上方
接点部材280の下方戻り止め284と係合してこれに圧縮力
を伝達する。
高レベルの短絡または故障電流状態が発生すると、上
方接点部材280がピン110の長手軸線を中心に時針方向に
回転するのに伴い、基部282の弧状面288がボール290に
接近する。第12A図及び第12B図に関連してすでに述べた
ように、ばね292の成分力は閉位置におけるモーメント
アームL1のF1から、ブロー開動作中に上方接点部材280
がピン110の長手軸線を中心に回転するのに伴い、次の
位置においてほぼ部材280のピボットまたはピン110の長
手軸線を通過する摩擦力F2へ急激に低下する。ブロー開
位置において上方戻り止め286はボール290と係合して接
点部材280をブロー開位置に保持することにより、接点
が再衝突する可能性を完全にまたはほとんど完全に防止
する。次いで、回路遮断器30を閉位置にリセットする
と、弧状面288はボール290が下方戻り止め284内に来る
までボール290に接近する。
回路遮断器30の他の実施例(第21図及び第22図)で
は、1対の上方接点部材298のそれぞれが弧状面306に沿
って下方溝また戻り止め302及び上方溝または戻り止め3
04を形成してある長手方向端または基部300を含む。金
属板ばね308をファスナ312によって成形クロスバー310
に固定し、上方接点部材298の基部300とクロスバー310
の間に介在させる。板ばね308はクロスバー310と係合
し、かつ板ばね308をクロスバ310に固定するためのファ
スナ312を挿入する(図示しない)孔を有するほぼ扁平
な上部314を含む。板ばね308はこのほかに、1対の垂下
アーム316を含み、このアームはこれと一体に形成され
た側方突出部318を可能に具備する。板ばね308はクロス
バー310の周りに配置された状態でカム面320が上方接点
部材298の基部300の弧状面306と接触係合するように形
成されている。板ばね308は、正常な引はずし動作にお
いてハンドル4の移動及び操作機構58の動作に応答して
上方接点部材298とクロスバー310が一体的に移動するよ
うに、基部300に所定のばね力を作用させるように形成
されている。
正常な動作状態中、板ばね308の面320は基部300の下
方戻り止め302と係合する。高レベルの短絡または故障
電流状態が発生すると、上方接点部材298がピン110を中
心に回転し、面306が板ばね308の面320に沿って移動
し、接点72、238が操作機構58の逐次動作を待つまでも
なく迅速に開離し、(第21図に破線で示す)ブロー開位
置に移動することを可能にする。第12A図及び第12B図に
関連してすでに述べたように、板ばね308の成分力は閉
位置におけるモーメントアームL1のF1から、3ブロー開
動作中に上方接点部材298がピン110の長手軸線を中心に
回転するのに伴いほぼ部材298のピボットまたはピン110
の長手軸線を通過する摩擦力F2へと著しく低下する。上
方戻り止め304は面320と係合して上方接点298をブロー
開位置に保持し、接点が再衝突する可能性を完全にまた
はほとんど完全に防止する。板ばね308は単数または複
数の圧縮ばねを必要とせずに上方接点部材298とクロス
バー310を正しく接触係合させるのに充分なばね力を提
供する。
回路遮断器30のさらに他の実施例(第23図及び第24
図)では、下方接点集合体322がベース34と係合する成
形された下方固設部材324、直立接触部326、下方可動接
点アーム328、下方接点偏倚手段またはねじりばね330、
上方接点238と物理的電気的に接触する接点332、及び上
方接点部材52と下方接点集合体322の一部との間にアー
クが発生する可能性を軽減する絶縁片334を含む。可動
接点アーム328を回転ピン78に固定し、直立接触部326に
おいて回転ピン78の長手軸線を中心に回転ピンと一体に
回転できるようにする。可動接点アーム32の細長い傾斜
面336を含み、傾斜面の一端には凹部または溝338を形成
してある。可動接点アーム328はこのほかに、一端に一
体形成されたほぼ扁平な制止面340を含み、これが制止
手段340と接触することにより、可動接点アーム328及び
これに固定された接点332の下動を制限する。
ねじりばね330は面336と係合する上方の細長いばねア
ーム342及び1対の互いに間隔を保つ細長い垂下支持ア
ーム337を含み、支持アームの端末はねじりばね330を回
路遮断器30に固定する1対のコイル延長部344を形成し
ている。下方接点集合体332を回路遮断器30に組み込む
際には、前記延長部344を下方の成形固設部材324に形成
した1対の孔346に挿通してから、延長部344を機械的に
変形させることにより、ばね330を固設接触部材324と係
合状態にロックする。ねじりばね330は図面からも明ら
かなように、下方接点322を正しく偏倚させて上方接点5
2と係合させ、長期間にわたって確実に動作させるのに
必要なばね力を提供する。
下方接点重合体50に関連してすでに述べたように、接
点集合体322は接点アーム240、328の細長い平行部分を
流れる高レベルの短絡または故障電流によって発生する
強い磁気反発力を利用して、ねじりばね330の偏倚力に
抗して接点アーム328を迅速に下動させる。
高レベルの短絡または故障電流状態が発生すると、可
動接点アーム328がピン78の長手軸線を中心に反時針方
向に回転し、下方へ撓み、ばね330のばねアーム342は可
動接点アーム328の面336に沿って移動する。可動接点ア
ーム328の下向き撓みは接点アーム328の扁平面340が制
止手段34Bと係合することで制限される。上下接点238、
332に開離後、傾斜面336の傾斜角度が下動接点アーム32
8に作用するばね力を効果的に軽減することにより、故
障電流状態における接点322の下動を阻止しようとする
ばね力を極力小さくする。また、ばねアーム342が面336
に沿ってピン78にむかって移動するに従って、ばねアー
ム342によってピン78の軸線周りに発生するばね力のモ
ーメントアームが低下すると同時に、上記高磁気反発力
のの機械的な利点が増大する。従って、故障電流状態に
おいて接点322の下動を阻止しようとする力は著しく軽
減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、成形ケース形回路遮断器の頂面図。 第2図は、内側の細部を示す、第1図の装置を一部切り
欠いて示す側面図。 第3図は、第1図3−3線に沿って第1図の装置を示す
拡径部断面図。 第4図は、第1図に示した装置の1対の電気絶縁障壁兼
表示カードの拡大斜視図。 第5図は、第1図の装置を閉及びブロー開状態で第1図
5−5線に沿って示す拡大断面図。 第6図は、第1図の装置を第5図6−6線に沿って示す
拡大部分断面図。 第7図は、第1図の装置を第6図7−7に沿って示す拡
大部分断面図。 第8図は、第1図の装置を第5図8−8線に沿って示す
拡大部分断面図。 第9図は、第1図の装置のクロスバー集合体を第8図9
−9線に沿って示す拡大部分断面図。 第10図は、第1図の装置のクロスバー集合体を第8図10
−10線に沿って示す拡大部分断面図。 第11図は、第1図の装置のクロスバー/上方接点集合体
を第5図11−11線に沿って示す拡大部分断面図。 第12図は、第1図の装置のクロスバー/上方接点集合体
を第11図12−12線に沿って示す拡大部分断面図。 第12A図及び第12B図は、第1図に示した装置の上方接点
集合体の一部をブロー開動作中に順次占める位置で示す
拡大部分断面図。 第13図は、第1図に示した装置の操作機構の各部を示す
拡大分解斜視図。 第14図は、第1図に示した装置の中央極または相を、装
置の開位置で示す拡大部分断面図。 第15図は、第1図に示した装置の中央極または相を、装
置の引はずし状態で示す拡大部分断面図。 第16図及び第17図は、第1図に示した装置の操作機構を
引はずし動作中に順次占める位置で示す拡大部分断面
図。 第18図は、第1図の装置をリセットするのに必要なハン
ドル操作力量とハンドル移動量の関係を表わす力グラ
フ。 第19図、第20図及び第21図は、第1図の装置におけるク
ロスバー/上方接点集合体の他の実施例をそれぞれ示す
第12図と同様の拡大部分断面図。 第22図は、第21図の集合体を第21図22−22線に沿って示
す拡大部分断面図。 第23図は、第1図の装置における下方接点の他の実施例
を示す拡大部分断面図。 第24図は、第23図の下方接点を第23図の24−24線に沿っ
て示す拡大部分断面図である。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1電気接点、第2電気接点、開位置、閉
    位置及び引はずし位置を有し第1及び第2電気接点を係
    合及び開離させる操作手段より成り、操作手段はオーバ
    センタ・トグル機構、及び引はずし後操作手段を引はず
    し位置から開位置を経て該開位置を越えた位置へ、次い
    で閉位置へ移動させるハンドルを含み、オーバセンタ・
    トグル機構は一部分に沿って細長い円弧状カム面を形成
    した一体的で回動自在のクレードル、ハンドルにより移
    動可能でありリセット動作中にクレードルの円弧状カム
    面と物理的に係合するクレードル・カム・ピンを含み、
    クレードルのカム面の輪郭は操作手段のリセット中にハ
    ンドルによりほぼ一定のリセット力をクレードル・カム
    ・ピンを介してクレードルのカム面に印加すればよいよ
    うにハンドルの機械的能率を変化させるべく設定されて
    いることを特徴とする回路遮断器。
  2. 【請求項2】引はずし機構が引はずしアームを有し、ク
    レードルがその末端部分に引はずしアームとラッチ係合
    するラッチ面を含むことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の回路遮断器。
  3. 【請求項3】クレードルがクレードル支持ピンを挿入す
    るための孔を含み、クレードルがクレードル支持ピンの
    長手軸線を中心に回転自在であることを特徴とする特許
    請求の範囲第2項に記載の回路遮断器。
  4. 【請求項4】引はずしアームが過電流状態に応答してク
    レードルのラッチ面を解放して操作手段を引はずし位置
    へ移動させ、それにより第1及び第2電気接点の係合を
    解くことを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の回
    路遮断器。
  5. 【請求項5】リセット動作中、操作手段がハンドルによ
    り引はずし位置から開位置を経て該開位置を越えた位置
    へ移動するとクレードルのラッチ面が引はずしアームと
    再びラッチ係合することを特徴とする特許請求の範囲第
    4項に記載の回路遮断器。
  6. 【請求項6】リセット動作中に操作手段の移動につれて
    ハンドルの機械的能率が高まるようにクレードルのカム
    面の輪郭が設定されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項から第5項までのいずれかに記載の回路遮断
    器。
  7. 【請求項7】操作手段がリセットされるに伴い、クレー
    ドル支持ピンの長手軸線からクレードル・カム・ピンと
    クレードルのカム面の間の係合点までの距離が増大する
    ようにクレードルのカム面の輪郭を設定したことを特徴
    とする特許請求の範囲第6項に記載の回路遮断器。
  8. 【請求項8】操作手段が制止ピンを有し、クレードルの
    カム面が制止面を有し、この制止面は回路遮断器が引は
    ずされると制止ピンと係合して引はずし動作中のクレー
    ドルの移動を制限することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項から第7項までのいずれかに記載の回路遮断器。
  9. 【請求項9】操作手段がハンドル支持手段とオーバセン
    タ・トルグ機構を互いに連結する1対の引張ばねを含
    み、引張ばねがリセット動作中に伸張されてクレードル
    に対する偏倚力を増大させることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項から第8項までのいずれかに記載の回路遮
    断器。
  10. 【請求項10】リセット動作中、ハンドルの機械的能率
    を高めることによって偏倚力とは逆方向のモーメントが
    増大するようにクレードルのカム面を所定の態様で湾曲
    させたことを特徴とする特許請求の範囲第9項に記載の
    回路遮断器。
  11. 【請求項11】電気絶縁材を材料とする成形ケースを含
    み、成形ケース内に第1及び第2電気接点と操作手段を
    配置したことを特徴とする特許請求の範囲第1項から第
    10項までのいずれかに記載の回路遮断器。
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US756484 1985-07-18

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KR (1) KR940001119B1 (ja)
CN (1) CN1007945B (ja)
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BR (1) BR8603667A (ja)
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ES (1) ES8800508A1 (ja)
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