JPH08281186A - 吹き付け塗装機 - Google Patents

吹き付け塗装機

Info

Publication number
JPH08281186A
JPH08281186A JP8730795A JP8730795A JPH08281186A JP H08281186 A JPH08281186 A JP H08281186A JP 8730795 A JP8730795 A JP 8730795A JP 8730795 A JP8730795 A JP 8730795A JP H08281186 A JPH08281186 A JP H08281186A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
spray
coating machine
paint
reinforcing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8730795A
Other languages
English (en)
Inventor
Misao Kitamura
操 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP8730795A priority Critical patent/JPH08281186A/ja
Publication of JPH08281186A publication Critical patent/JPH08281186A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スプレーガンの操作性の向上ならびに塗装機
の信頼性の向上を実現できる吹き付け塗装機を提供する
ことを目的とする。 【構成】 吸い上げた第1,第2の塗料A,Bを加圧し
て格別のホース介してスプレー装置5に供給する吹き付
け塗装機において、塗料を加圧するポンプ2a,2bと
スプレー装置5の間に介装されポンプで加圧された塗料
A,Bをスプレー装置5に供給する第1,第2のホース
7a,7bには導電性材料の補強ブレード9a,9bを
設け、第1,第2のホースの一端部において補強ブレー
ドを銅メッキ線12で互いに導通させ、第1,第2のホ
ース7a,7bの他端部において補強ブレードの間に電
源装置13によって電圧を印加して第1,第2の塗料を
温める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吹き付け塗装機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビルの屋上やベランダ,バルコニー,開
放廊下床,階段室床,工場床などの施工には、無溶剤型
2液ウレタンエラストマーが塗料として使用されてい
る。
【0003】この場合の施工に使用される吹き付け塗装
機は、図5に示すように構成されている。缶ヒータ1
a,1bで予熱された主剤Aと硬化剤Bは、ポンプ2
a,2bで吸い上げられ加圧される。加圧された主剤A
と硬化剤Bはプライマリーヒータ3a,3bで再加熱さ
れ、加温ホース4を介してスプレーガン5に圧縮空気6
と共に供給されている。
【0004】加温ホース4を介してエアー駆動のスプレ
ーガン5に供給された主剤Aと硬化剤Bは、スプレーガ
ン5の中でミキシングされながら塗装面に向けて吐出さ
れて塗装される。
【0005】加温ホース4は、主剤用ホース4a,硬化
剤用ホース4b,圧縮空気用ホース4cに沿わせてヒー
タ4dを設け、これらを断熱材で覆って構成されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】通常の吹き付け塗装機
では加温ホース4の長さLが10m〜120m程度ある
ため、この区間で主剤Aと硬化剤Bの温度が低下しない
ように温めることによって、スプレーガン5の出口での
主剤Aと硬化剤Bの温度が目的温度よりも低下しないよ
うに補償しているが、ヒータ4dが内蔵されているため
に加温ホース4が太くなり、スプレーガン5の操作性が
悪いと云う問題がある。
【0007】また、ヒータ4dが破損した場合にはスプ
レーガン5の出口での主剤Aと硬化剤Bの温度が低下し
て塗装できない問題がある。本発明は加温ホース4を従
来よりも小径にしてスプレーガン5の操作性の向上なら
びに塗装機の信頼性の向上を実現できる吹き付け塗装機
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の吹き付け
塗装機は、塗料を加圧してスプレー装置に供給する吹き
付け塗装機において、塗料を加圧するポンプと前記スプ
レー装置の間に介装されポンプで加圧された塗料をスプ
レー装置に供給するホースには導電性材料の補強ブレー
ドを設け、前記補強ブレードに通電して前記ホースを介
して塗料を温める電源装置を設けたことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の吹き付け塗装機は、第1,
第2の塗料を加圧して格別のホースを介してスプレー装
置に供給する吹き付け塗装機において、塗料を加圧する
ポンプと前記スプレー装置の間に介装されポンプで加圧
された塗料をスプレー装置に供給する第1,第2のホー
スには導電性材料の補強ブレードを設け、第1,第2の
ホースの一端部において補強ブレードを互いに導通さ
せ、第1,第2のホースの他端部において補強ブレード
の間に電圧を印加して第1,第2の塗料を温める電源装
置を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1の構成によると、ホースを補強する補
強ブレードに電源装置が通電して、補強ブレードの抵抗
損で塗料を温める。
【0011】請求項2の構成によると、第1,第2のホ
ースをそれぞれ補強ブレードで補強し、第1のホースの
ブレードと第2のホースのブレードを介して電源装置が
通電して、補強ブレードの抵抗損で塗料を温める。
【0012】
【実施例】以下、本発明の各実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。図1〜図3は第1の実施例を示す。
【0013】図1に示すように、缶ヒータ1a,1bで
予熱された主剤Aと硬化剤Bは、ポンプ2a,2bで吸
い上げられ加圧される。加圧された主剤Aと硬化剤Bは
プライマリーヒータ3a,3bで再加熱され、従来とは
構造の異なる加温ホース7を介してスプレーガン5に圧
縮空気と共に供給されている。
【0014】加温ホース7の長さLは従来と同じように
10〜120m程度である。本発明の加温ホース7は、
主剤用ホース7a,硬化剤用ホース7b,圧縮空気用ホ
ース7cとを断熱材で覆うとともに、図2に示すように
主剤用ホース7aはホース8の外側に網状のブレード9
aが被せられている。硬化剤用ホース7bも同様でホー
ス8の外側に網状のブレード9bが被せられている。ブ
レード9a,9bの材質は導電性材料であるステンレス
である。
【0015】なお、ホースにステンレスブレードを被せ
たホースは一般市販品に存在しており、本来は高圧ホー
スの補強を目的としてステンレスブレードが設けられて
いる。
【0016】加温ホース7には温度センサ10が仕込ま
れており、熱電対形の温度センサ10の起電力は2本の
信号線11介して断熱材の外側に引き出されている。ブ
レード9aの先端とブレード9bの先端とは銅メッキ線
12で電気接続されており、ブレード9aの基端とブレ
ード9bの基端の間には、電力制御部13を介して電源
14から電力が供給されている。
【0017】電力制御部13は信号線11を介して温度
センサ10の起電力を受け入れて、温度センサ10の起
電力が設定器15で設定された設定値に近づくように双
方向性制御整流素子(トライアック)で導通角を制御し
て電力制御している。
【0018】このように構成したため、主剤用ホース7
aと硬化剤用ホース7bにブレード9a,9bが被せら
れているため、補強効果を期待できる。さらに、ブレー
ド9aと銅メッキ線12とブレード9bとの直列回路に
電力制御部13が電力を供給して、流れる電流によって
ブレード9a,9bが抵抗損で発熱し、ホースを介して
主剤Aと硬化剤Bが温められる。
【0019】ブレード9a,9bと熱結合された温度セ
ンサ10の出力には、検出温度に応じた出力電圧が発生
し、検出温度が上がり過ぎると電力制御部13は導通角
を小さくしてブレード9a,9bの温度を一定に自動制
御できる。
【0020】したがって、従来のようにヒータを断熱材
の中に実装する必要が無く、加温ホース7を従来よりも
小径にできるため、スプレーガン5の操作性の向上を実
現できる。
【0021】また、網状のブレード9a,9bの抵抗損
で発熱させているため、電熱線ヒータを使用した従来の
装置に比べて信頼性が高く、長期間にわたって安定した
動作を期待できる。
【0022】図3は上記の第1の実施例のより具体的な
構成を示す。上記のようにブレード9a,9bに通電し
た場合に感電事故が発生しないよう、主剤用ホース7
a,硬化剤用ホース7bは、外装が電気絶縁性のホース
16a,16b,16c,16dを介してプライマリヒ
ータ3a,3bの側とスプレーガン5の側に接続されて
いる。また、主剤用ホース7a,硬化剤用ホース7bは
ブレード9a,9bの中間部の同士が接触して加熱の区
間が変動しないように、電気絶縁体17a,17bで被
覆されている。
【0023】図4は第2の実施例を示す。第1の実施例
では、主剤用ホース7a,硬化剤用ホース7bはほぼ同
一温度になると見做せるが、主剤用ホース7aと硬化剤
用ホース7bを別々の設定温度に自動制御することがで
きない。
【0024】この第2の実施例では、主剤用ホース7a
の温度を検出する温度センサ10aと、硬化剤用ホース
7bの温度を検出する温度センサ10bと、銅メッキ線
12の代わりに通電線18a,18bを追加し、温度セ
ンサ10aの起電力e1が目標値に近づくようにブレー
ド9aに電圧Eaを印加し、温度センサ10bの起電力
e2が目標値に近づくようにブレード9bに電圧Ebを
印加する。
【0025】上記の各実施例ではブレード9a,9bは
網状であったが、スパイラル状であっても同様である。
【0026】
【発明の効果】請求項1の構成によると、塗料を加圧し
てスプレー装置に供給する吹き付け塗装機において、塗
料を加圧するポンプと前記スプレー装置の間に介装され
ポンプで加圧された塗料をスプレー装置に供給するホー
スには導電性材料の補強ブレードを設け、前記補強ブレ
ードに通電して前記ホースを介して塗料を温める電源装
置を設けたため、ホースを補強する補強ブレードに電源
装置が通電して、補強ブレードの抵抗損で塗料を温める
ことができ、従来のようにヒータを加温ホースに組み込
む必要が無く、加温ホースを従来よりも小径にしてスプ
レー装置の操作性の向上ならびに塗装機の信頼性の向上
を実現できる。
【0027】請求項2の構成によると、第1,第2の塗
料を加圧して格別のホースを介してスプレー装置に供給
する吹き付け塗装機において、塗料を加圧するポンプと
前記スプレー装置の間に介装されポンプで加圧された塗
料をスプレー装置に供給する第1,第2のホースには導
電性材料の補強ブレードを設け、第1,第2のホースの
一端部において補強ブレードを互いに導通させ、第1,
第2のホースの他端部において補強ブレードの間に電圧
を印加して第1,第2の塗料を温める電源装置を設けた
ため、第1,第2のホースをそれぞれ補強ブレードで補
強し、第1のホースのブレードと第2のホースのブレー
ドを介して電源装置が通電して、2本のホースを補強ブ
レードの抵抗損で塗料を温めることができ、加温ホース
を従来よりも小径にしてスプレー装置の操作性の向上な
らびに塗装機の信頼性の向上を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吹き付け塗装機の要部の構成図であ
る。
【図2】同実施例の主剤用ホース断面図である。
【図3】同実施例の主剤用ホースと硬化剤用ホースの構
成図である。
【図4】別の実施例の主剤用ホースと硬化剤用ホースの
構成図である。
【図5】従来の吹き付け塗装機の構成図である。
【符号の説明】
A 主剤〔第1の塗料〕 B 硬化剤〔第2の塗料〕 1a,1b 缶ヒータ 2a,2b ポンプ 3a,3b プライマリーヒータ 7 加温ホース 5 スプレーガン〔スプレー装置〕 7a 主剤用ホース 7b 硬化剤用ホース 7c 圧縮空気用ホース 9a ブレード〔補強ブレード〕 9b ブレード〔補強ブレード〕 10 温度センサ 12 銅メッキ線 13 電力制御部〔電源装置〕

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗料を加圧してスプレー装置に供給する
    吹き付け塗装機において、塗料を加圧するポンプと前記
    スプレー装置の間に介装されポンプで加圧された塗料を
    スプレー装置に供給するホースには導電性材料の補強ブ
    レードを設け、前記補強ブレードに通電して前記ホース
    を介して塗料を温める電源装置を設けた吹き付け塗装
    機。
  2. 【請求項2】 第1,第2の塗料を加圧して格別のホー
    スを介してスプレー装置に供給する吹き付け塗装機にお
    いて、塗料を加圧するポンプと前記スプレー装置の間に
    介装されポンプで加圧された塗料をスプレー装置に供給
    する第1,第2のホースには導電性材料の補強ブレード
    を設け、第1,第2のホースの一端部において補強ブレ
    ードを互いに導通させ、第1,第2のホースの他端部に
    おいて補強ブレードの間に電圧を印加して第1,第2の
    塗料を温める電源装置を設けた吹き付け塗装機。
JP8730795A 1995-04-13 1995-04-13 吹き付け塗装機 Pending JPH08281186A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8730795A JPH08281186A (ja) 1995-04-13 1995-04-13 吹き付け塗装機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8730795A JPH08281186A (ja) 1995-04-13 1995-04-13 吹き付け塗装機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08281186A true JPH08281186A (ja) 1996-10-29

Family

ID=13911182

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8730795A Pending JPH08281186A (ja) 1995-04-13 1995-04-13 吹き付け塗装機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08281186A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150005934A (ko) * 2012-04-20 2015-01-15 그라코 미네소타 인크. 전기 가열식 호스
CN115279501A (zh) * 2020-03-18 2022-11-01 固瑞克明尼苏达有限公司 独立加热软管

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20150005934A (ko) * 2012-04-20 2015-01-15 그라코 미네소타 인크. 전기 가열식 호스
JP2015518553A (ja) * 2012-04-20 2015-07-02 グラコ ミネソタ インコーポレーテッド 電熱式ホース
CN115279501A (zh) * 2020-03-18 2022-11-01 固瑞克明尼苏达有限公司 独立加热软管
CN115279501B (zh) * 2020-03-18 2024-04-09 固瑞克明尼苏达有限公司 独立加热软管

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6262766B2 (ja) 噴霧装置用複式ヒータシステム
US5555595A (en) Carpet cleaner unit with adjustable power control
US20080056694A1 (en) Radiant heater
JP2005512881A (ja) ハンドルを加熱するための装置及び方法
US20040055699A1 (en) Method for accelerated bondline curing
WO2009146429A1 (en) Radiant heating using heater coatings
US4287552A (en) Electrostatic spray pistol
US4001539A (en) Control systems for welding machines
JPH08281186A (ja) 吹き付け塗装機
US6943319B2 (en) Triaxial heating cable system
US6911089B2 (en) System and method for coating a work piece
CN107778973A (zh) 一种电致加热膨胀高能胶及制备方法
US5814788A (en) Method and apparatus for electronic control of the output of an engine driven, chopped DC welding power supply, driven by an AC generator
EP1083037A3 (de) Extruderschweisseinrichtung
EP0122287A1 (en) TEMPERATURE CONTROL SYSTEM FOR ELECTRICALLY HEATED TUBE USING A TUBE SIMULATOR TEMPERATURE MEASUREMENT.
JPH0282485A (ja) 平らなセラミック複合エレメント
DE3782081D1 (de) Elektrische fussbodenheizung.
EP1014222A3 (en) Image heating apparatus having a plurality of heaters
US6057527A (en) Portable electric desoldering tool
JP2517811B2 (ja) 保温パイプ
KR20070004173A (ko) 전기 발열체의 가열을 이용한 열경화성 반응성 수지접착제의 경화속도 증진 방법
DE59903006D1 (de) Elekrische Versorgungseinrichtung für eine Widerstandsheizschicht einer Heizdecke und heizbares Rettungssystem
NL1043255B1 (en) Service vehicle with pressure control
JPH0647582Y2 (ja) 床コート液塗布機
JPH0392182A (ja) マイクロ波治療装置