JPH08281131A - 旋動式破砕機 - Google Patents

旋動式破砕機

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JPH08281131A
JPH08281131A JP8701195A JP8701195A JPH08281131A JP H08281131 A JPH08281131 A JP H08281131A JP 8701195 A JP8701195 A JP 8701195A JP 8701195 A JP8701195 A JP 8701195A JP H08281131 A JPH08281131 A JP H08281131A
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cone cave
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治永 木内
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尚治 猪股
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二次破砕を要する粒度の破砕製品の生産割合
を少なくすることを可能ならしめる旋動式破砕機を提供
する。 【構成】 アーム9,9の基部下方におけるコーンケー
ブ4の破砕面4aに、被破砕物の噛込み位置4bからそ
の下端部4cに向かうにつれて次第に深くなると共に幅
が広くなり、最大深さhがコーンケーブ4の下端部4c
における偏摩耗量の0.5〜1.0倍で、かつ最大幅W
がアーム9,9の幅tの1.0〜2.0倍の、コーンケ
ーブ4の下端部における全周に対する幅の割合が26〜
32%を占める凹部19,19を設ける構成とすれば、
これら凹部19,19の領域よりもそれ以外の領域の方
が激しく摩耗し、新品のコーンケーブ4が交換されるま
での間に、偏摩耗量が0.5の範囲内に維持されるか、
あるいは偏摩耗量が次第に少なくなるので、68〜74
%の所定粒度以下の破砕製品が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、旋動式破砕機の改善に
係り、より詳しくは、コーンケーブが新品時から交換さ
れるまでの間を通じて、二次破砕を要する粒度の破砕製
品の割合を少なくするようにした旋動式破砕機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来例に係る典型的な旋動式破砕機は、
例えば、その側面断面図の図2に示すように構成されて
いる。即ち、同図中の符号1は上部フレームで、これ
は、図示しない架台に載置される下部フレーム2の上部
に連設されている。上部フレーム1の上部には、原石や
岩石等の図示しない被破砕物の入口となる入口ホッパが
設けられており、また上部フレーム1内には、截頭円錐
管体状のコーンケーブ4が装着されている。一方、下部
フレーム2のボス2aには、偏心軸孔5を有するスリー
ブ6が回転自在に嵌挿されており、スリーブ6の偏心軸
孔5には、主軸7が回転可能に挿通されている。
【0003】前記主軸7の下端は、スラスト軸受等の図
示しない下部軸受によって支持されている。この主軸7
の上端はラジアル球面軸受やスリーブ軸受等の上部軸受
8によって支持されており、上部軸受8は、上部フレー
ム1に設けた複数のアーム9に支持されている。さら
に、この主軸7には、マントルコア(ヘッドセンタとも
呼ばれている。)10を介して截頭円錐体状のマントル
11が取付けられており、このマントル11と前記コー
ンケーブ4との間には被破砕物を破砕する破砕室12が
形成されている。
【0004】他方、前記主軸7が挿通されたスリーブ6
の下端には、従動傘歯車13が取付けられており、この
従動傘歯車13には、水平回転軸14の内端に設けた原
動傘歯車15が噛合されている。水平回転軸14は、下
部フレーム2に取付けたケーシング16に軸受17を介
して支持されており、水平回転軸14の外端には、図示
しないベルトを介して図示しない電動機と連動連結され
るプーリ18が取付けられている。
【0005】上記構成になる旋動式破砕機で被破砕物を
破砕するには、図示しない電動機を作動してスリーブ6
を回転すると共に、入口ホッパ3から被破砕物を投入す
る。スリーブ6の回転により主軸7の下端が偏心軸孔5
の作用によって偏心旋回運動するに従ってマントル11
も同様に偏心旋回運動し、破砕室12に落下した被破砕
物は、コーンケーブ4の内周面とマントル11の外周面
との間隙の変化により圧縮破砕されながら落下し、破砕
製品となって破砕室12の下部から下部フレーム2の図
示しない排出口を経て機外へ排出される。
【0006】ところで、上記構成になる旋動式破砕機に
よれば、被破砕物の破砕室12内における円周方向への
移動が僅かであると共に、上部軸受8を支持するアーム
9が破砕室12の上方にあるため、被破砕物が破砕室1
2おけるアーム9の下方に入ることが少なく、この領域
における破砕頻度が他の領域に比して少なくなってい
る。従って、コーンケーブ4の内周面には、その平面図
の図3と、その主要部側面断面図の図4に示すように、
アーム9の基部下方の部分の摩耗量aが他の部分の摩耗
量bに比して少なくなる偏摩耗を生じている。このた
め、偏摩耗の度合いによっては、偏摩耗が大きくなるに
つれて破砕製品の粒度分布が変化し、安定した破砕作業
ができなくなり、歩留りが極端に低下した状態でマント
ル、コーンケーブの交換が必要になるという問題点があ
った。この問題点を解決し得るようにしたものが、例え
ば特公昭62−61341号公報において提案されてい
る。
【0007】以下、この従来例の旋動式破砕機の構成
を、旋動式破砕機のコーンケーブの切欠き斜視図の図5
に基づいて説明すると、図示しない上部軸受を支持する
各アームの基部下方におけるコーンケーブ4の高さの
0.5〜0.7倍にすると共に、幅をアームの幅の1.
0〜2.0倍、深さを摩耗代とし、かつ下端側および円
周方向両側を漸次浅くした凹部19を設けている。つま
り、破砕室12におけるアーム9の下方の領域の上部間
隙を他の領域の上部間隙より大きくすることにより、図
示しない入口ホッパから投入された被破砕物をアームの
下方の領域へ容易に入り込み易くなるようにして、被破
砕物の破砕を破砕室の全周で行うことにより、コーンケ
ーブの破砕面の下部を円周方向の全般にわたってほぼ均
等に摩耗させるように構成したものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例に係る旋動
式破砕機は、コーンケーブ4の破砕面のアーム9の基部
下方の領域は他の領域に比較して被破砕物の破砕頻度が
少ないので、コーンケーブ4を上記構成にすることによ
り、このコーンケーブ4の破砕面の上端から所要の下部
位置の間は被破砕物の破砕の継続により偏摩耗量が少な
くなると考えられる。しかしながら、破砕製品を排出す
る出口隙間であるコーンケーブ4の下端側の偏摩耗を回
避することができず、被破砕物の破砕の継続による出口
隙間領域の偏摩耗の進行につれて二次破砕を要する粒度
の破砕製品の割合が多くなるという解決すべき課題があ
る。
【0009】つまり、コーンケーブ4の下端部の偏摩耗
量が予め定めた値を超えて大きくなると、コーンケーブ
4またはマントル11を上下方向に移動させて、下端部
におけるコーンケーブ4とマントル11との間の最小の
隙間が出口隙間として設定されるために、必然的に摩耗
量が少ない領域よりも摩耗量が大きい領域の割合が多く
なり、粒度の大きな破砕製品の生産割合が多くなるから
である。従って、上記のとおり、二次破砕を要する破砕
製品が多くなるので、破砕製品の生産能率の低下を余儀
なくされてしてしまう。
【0010】従って、本発明の目的とするところは、コ
ーンケーブが新品時から交換されるまでの間を通じて、
二次破砕を要する粒度の破砕製品の割合を少なくするこ
とを可能ならしめる旋動式破砕機を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る旋動式破砕機が採用した主
たる手段は、上部フレームの内側にコーンケーブが嵌合
され、前記上部フレームの上部に架設されたアームで支
持されてなる上部軸受により上部側が支持されたマント
ル主軸が、前記コーンケーブの内側に配設されてなる旋
動式破砕機において、前記アームの基部下方におけるコ
ーンケーブの破砕面に、前記コーンケーブの被破砕物の
噛込み位置から下端部に向かうにつれて深く、かつ前記
アームの幅の1.0〜2.0倍の幅になると共に、コー
ンケーブの内周面方向における縁部から中央に向かうに
つれて次第に深くなる凹部を設けたことを特徴とする。
【0012】また、本発明の請求項2に係る旋動式破砕
機が採用した主たる手段は、請求項1に記載の旋動式破
砕機において、前記凹部の最大深さを、前記コーンケー
ブの最大の偏摩耗量の0.5〜1.0倍にしたことを特
徴とする。
【0013】
【作用】本発明の請求項1に係る旋動式破砕機によれ
ば、アームの基部下方におけるコーンケーブの破砕面
に、該コーンケーブの最大の偏摩耗量を考慮して、前記
コーンケーブの被破砕物の噛込み位置から下端部に向か
うにつれて深く、かつ前記アームの幅の1.0〜2.0
倍の幅になると共に、コーンケーブの内周面方向におけ
る縁部から中央に向かうにつれて次第に深くなる凹部を
設けたので、被破砕物の破砕の継続により、コーンケー
ブに設けた凹部よりも凹部以外の領域が激しく摩耗し、
凹部が深いときには新品から交換に至るまでの間にコー
ンケーブの破砕面の被破砕物の噛込み位置から下端部の
間の偏摩耗量が次第に少なくなり、また凹部が浅いとき
には偏摩耗量が次第に少なくなり、新品から交換に至る
途中を境として偏摩耗量が次第に大きくなる。
【0014】また本発明の請求項2に係る旋動式破砕機
によれば、前記凹部の最大深さを、コーンケーブの最大
の偏摩耗量の0.5〜1.0倍にしたので、コーンケー
ブに設けた凹部の最大深さが最大の偏摩耗量の0.5倍
のときにはコーンケーブの偏摩耗量が次第に少なくな
り、新品から交換に至る途中を境として偏摩耗量が次第
に大きくなるが、凹部の最大深さが最大の偏摩耗量の
1.0倍のときには、新品から交換に至るまでの間にコ
ーンケーブの偏摩耗量が次第に少なくなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例に係る旋動式破砕機
を、そのコーンケーブの断面図の図1(a)と、そのコ
ーンケーブの平面図の図1(b)とを順次参照しながら
説明する。但し、本実施例に係る旋動式破砕機が従来例
と相違するところは、コーンケーブの構成の相違にあ
り、旋動式破砕機自体の構成は従来例と同等であるか
ら、以下の説明においては、同一の構成部材には同一符
号を付して旋動式破砕機自体の構成に係る説明は割愛す
る。なお、本実施例は、上部軸受を支持するアーム9が
2つの場合である。
【0016】これらアーム9,9の基部下方におけるコ
ーンケーブ4の破砕面4aの周方向の2箇所、つまり破
砕面4aの相対する側の2箇所にコーンケーブ4の最大
の偏摩耗量を考慮した後述する凹部19,19が設けら
れている。これら凹部19,19は、コーンケーブ4の
被破砕物の噛込み位置4bからその下端部4cに向かう
につれて次第に深くなると共に幅が広くなり、かつ最大
幅Wはアーム9,9の幅tの1.0〜2.0倍で、コー
ンケーブ4の内周面方向の縁部から中央に向かうにつれ
て次第に深くなっている。また、凹部19,19の最大
深hさは、コーンケーブ4の最下端部4cにおいて最大
の偏摩耗量の0.5〜1.0倍になるように設定されて
いる。
【0017】なお、凹部19,19の最大幅Wをアーム
9,9の幅tの1.0〜2.0倍としたのは、これらア
ーム9,9の幅tの1.0〜2.0倍の範囲の摩耗が極
度に少ないという調査結果が得られているためである。
【0018】また、凹部19,19の最大深さhを、コ
ーンケーブ4の下端部4cにおいて最大の偏摩耗量の
0.5〜1.0倍にしたのは、上記のとおり、出口隙間
はコーンケーブ4と図示しないマントルとの間の最小寸
法により設定されるため、凹部19,19の最大深hさ
を最大の偏摩耗量の0.5倍にすれば、初期段階と最終
段階とにおいて、それぞれ最大の偏摩耗量の0.5倍に
対応する粒度の破砕製品が得られ、そして凹部19,1
9の最大深さhを最大の偏摩耗量の1.0倍にすると共
に、凹部19,19以外の領域の急激な摩耗により偏摩
耗がなくなった時点でコーンケーブ4を交換するように
すれば、初期段階においては最大の偏摩耗量の1.0倍
に対応する粒度の破砕製品も得られるが、被破砕物の破
砕の継続につれて次第に偏摩耗が少なくなるので、所定
粒度以下の破砕製品が得られると考えたからである。
【0019】ところで、コーンケーブ4の最大の偏摩耗
量(最大の偏摩耗量の値は経験的に得られている。)と
は、新品のコーンケーブ4が被破砕物の破砕の継続によ
り交換されるまでの間で生じるコーンケーブ4の出口隙
間領域における最大摩耗量と最小摩耗量との差である
が、実際には、コーンケーブ4の下端部における肉厚の
最大残厚と最小残厚との差を採用している。
【0020】また、コーンケーブ4における被破砕物の
噛込み位置4bについては、旋動式破砕機に投入される
被破砕物の大きさによって相違するために、数値的に噛
込み位置4bを特定することはできないが、ユーザによ
って被破砕物の大きさがほぼ決まっているので、ユーザ
により噛込み位置4bを特定することができる。
【0021】以下、上記コーンケーブ4を有する旋動式
破砕機の作用態様を説明すると、被破砕物の破砕の継続
により、凹部19,19よりもこれら凹部19,19以
外の領域の方が激しく摩耗するので、凹部19,19の
最大深さhが最大の偏摩耗量の0.5倍のときには、被
破砕物の破砕の継続につれて凹部19,19の摩耗量と
これら凹部19,19以外の領域の摩耗量との差が次第
に少なくなり、新品から交換に至る途中を境としてコー
ンケーブ4の摩耗量の差が次第に大きくなる。一方、こ
れら凹部19,19の最大深さhが最大の偏摩耗量の
1.0倍のときは、新品から交換に至るまでの間に、凹
部19,19の摩耗量とこれら凹部19,19以外の領
域の摩耗量との差が次第に少なくなる。
【0022】ところで、コーンケーブ4の出口隙間部に
おける全周に対する凹部19,19の割合は26〜32
%になる。従って、最大深さhが最大の偏摩耗量の1.
0倍の凹部19,19を有するコーンケーブ4の場合に
は、初期段階においては26〜32%の二次破砕を要す
る粒度の破砕製品も得られるが、被破砕物の破砕の継続
につれて凹部19,19以外の領域が激しく摩耗するの
で、最終段階においてはほとんどが所定粒度以下の破砕
製品となる。それに対して、従来例に係るコーンケーブ
を有する旋動式破砕機では、初期段階においてはほとん
どが所定粒度以下の破砕製品が得られるが、最終段階に
おいては破砕製品のうち68〜74%が二次破砕を要す
る粒度を超える破砕製品になってしまう。従って、コー
ンケーブ4が新品のときから交換されるまでの間におけ
る破砕製品の総生産量に占める所定粒度を超える破砕製
品の割合は、本実施例の方が従来例よりも少ないので、
本実施例の方が破砕製品の生産性が優れている。
【0023】一方、コーンケーブ4の下端部における凹
部19,19の最大深さhを、最大の偏摩耗量の0.5
倍にした場合には、中間段階においてはほとんどが所定
粒度以下の破砕製品である。そして、初期段階において
は、26〜32%の所定粒度を若干超える破砕製品が得
られるが、破砕製品のうち68〜74%が所定粒度以下
である。ところが、最終段階においては、68〜74%
の所定粒度を若干超える破砕製品が得られることにな
る。しかし、従来例に比較して破砕製品の粒度が小さい
(本実施例の初期段階および最終段階における破砕製品
の粒度分布の幅は従来例の最終段階における破砕製品の
粒度分布の幅よりも狭くなる。)ため、高効率で二次破
砕することができ、破砕製品の生産性低下に対する影響
は少ない。
【0024】さらに、コーンケーブ4のアーム9,9の
下方位置における破砕面4aに上記凹部19,19を設
けることによって、高価な素材からなる鋳造製品である
コーンケーブ4の軽量化が可能になるので、コーンケー
ブ4のコスト低減に対しても大いに寄与することができ
る。
【0025】なお、以上では、2つのアーム9,9によ
って上部軸受が支持されてなる旋動式破砕機の場合を例
として説明したが、例えば従来例のように、3つのアー
ムにより上部軸受が支持されてなる旋動式破砕機に対し
ても、本発明に係る技術的思想を適用することができる
ので、上記実施例によって本発明に係る技術的思想の範
囲が限定されるものではない。
【0026】
【発明の効果】旋動式破砕機においては、被破砕物の破
砕の継続により出口隙間領域における摩耗が進行して予
め定めた値を超えると、コーンケーブ又はマントルを上
下動させて、下端部におけるコーンケーブとマントルと
の間の最小寸法を出口隙間として設定して、被破砕物の
破砕が継続される。
【0027】従って、本発明の請求項1又は2に係る旋
動式破砕機によれば、コーンケーブのアームの基部下方
の破砕面における被破砕物の噛込み位置から下端までの
間に設けたコーンケーブの最大偏摩耗量を考慮した凹部
の存在により、新品のコーンケーブが交換されるまでの
間において、被破砕物の破砕の継続につれて、コーンケ
ーブの下端部の偏摩耗量が所定の範囲内に保持される
か、あるいはコーンケーブの下端部の偏摩耗量が次第に
少なくなるので、所定粒度を超える破砕製品の割合が少
なくなり、従来例よりも所定粒度以下の破砕製品を多く
得ることができるので、破砕製品の生産性の向上に対し
て極めて多大な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の実施例に係る旋動式破砕
機のコーンケーブの側面断面図であり、また図1(b)
は本発明の実施例に係る旋動式破砕機のコーンケーブの
平面図である。
【図2】従来の典型例に係る旋動式破砕機の側面断面図
である。
【図3】従来の典型例に係る旋動式破砕機の平面図であ
る。
【図4】従来の典型例に係る旋動式破砕機の主要部側面
断面図である。
【図5】従来例に係る旋動式破砕機のコーンケーブの切
欠き斜視図である。
【符号の説明】 4…コーンケーブ,4a…破砕面,4b…噛込み位置,
4c…下端部 9…アーム 19…凹部 h…凹部の最大深さ W…凹部の最大幅 t…アームの幅

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部フレームの内側にコーンケーブが嵌
    合され、前記上部フレームの上部に架設されたアームで
    支持されてなる上部軸受により上部側が支持されたマン
    トル主軸が、前記コーンケーブの内側に配設されてなる
    旋動式破砕機において、前記アームの基部下方における
    コーンケーブの破砕面に、前記コーンケーブの被破砕物
    の噛込み位置から下端部に向かうにつれて深く、かつ前
    記アームの幅の1.0〜2.0倍の幅になると共に、コ
    ーンケーブの内周面方向における縁部から中央に向かう
    につれて次第に深くなる凹部を設けたことを特徴とする
    旋動式破砕機。
  2. 【請求項2】 前記凹部の最大深さを、前記コーンケー
    ブの最大の偏摩耗量の0.5〜1.0倍にしたことを特
    徴とする請求項1に記載の旋動式破砕機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3184173A1 (en) 2015-12-27 2017-06-28 Kabushiki Kaisha Earthtechnica Gyration-type crusher
EP3184174A1 (en) 2015-12-27 2017-06-28 Kabushiki Kaisha Earthtechnica Gyration-type crusher

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EP3184173A1 (en) 2015-12-27 2017-06-28 Kabushiki Kaisha Earthtechnica Gyration-type crusher
EP3184174A1 (en) 2015-12-27 2017-06-28 Kabushiki Kaisha Earthtechnica Gyration-type crusher

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