JPH08279299A - 半導体集積回路および半導体メモリ - Google Patents

半導体集積回路および半導体メモリ

Info

Publication number
JPH08279299A
JPH08279299A JP7078829A JP7882995A JPH08279299A JP H08279299 A JPH08279299 A JP H08279299A JP 7078829 A JP7078829 A JP 7078829A JP 7882995 A JP7882995 A JP 7882995A JP H08279299 A JPH08279299 A JP H08279299A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
defective address
sense amplifier
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7078829A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Shimizu
満 清水
Sumio Tanaka
寿実夫 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Device Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Microelectronics Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7078829A priority Critical patent/JPH08279299A/ja
Publication of JPH08279299A publication Critical patent/JPH08279299A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体メモリの冗長回路の不良アドレス記憶回
路における記憶素子として強誘電体メモリセルを用いた
適切な回路構成を実現する。 【構成】不良アドレス記憶用の複数の強誘電体メモリセ
ルMCと、同一行のメモリセルのトランジスタのゲート
に共通に接続されたワード線WLiと、同一行のメモリ
セルのキャパシタのプレートに共通に接続されたプレー
ト線PLiと、同一列のメモリセルのトランジスタの一
端に共通に接続されたビット線BLiと、アドレス信号
に基づいて一部のワード線を選択するワード線駆動回路
10と、アドレス信号に基づいて一部のプレート線を選
択し、その電圧を制御するプレートデコーダ11と、セ
ルアレイに不良アドレスデータを書き込む書込み制御回
路と、パワーオン時にセルアレイの記憶データを自動的
に読み出す読み出し制御回路とを具備することを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路および
半導体メモリに係り、例えば不良メモリセルの番地を記
憶するための不良アドレス記憶回路を有する集積回路に
使用される。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量化している半導体メモリに
おいて、製造の歩留りを向上させるために、冗長回路を
設けることが必須の技術になってきている。
【0003】この冗長回路は、メモリセルアレイの不良
ビットを救済するための予備(スペア)メモリセルと、
フューズ素子群の切断制御により不良メモリセルの番地
を記憶するための不良アドレス記憶回路と、上記予備メ
モリセルの選択が可能な予備(スペア)デコーダを有す
る。そして、不良アドレス記憶回路に記憶されている不
良アドレスの入力時に、不良メモリセルの代わりに前記
予備メモリセルを選択するような役割を果たす。
【0004】この場合、通常は、不良ビットが存在する
不良行(あるいは不良列)を予備行(あるいは予備列)
で置換して不良ビットを救済するように、かつ、複数箇
所の不良ビットを救済可能なように、予備行(あるいは
予備列)と不良行(あるいは不良列)記憶回路と予備行
(あるいは予備列)デコーダが複数組設けられている。
【0005】上記不良アドレス記憶回路のフューズ素子
群としては、通常、レーザービームの照射による切断が
可能なポリシリコンまたは金属配線などかるなるレーザ
ーフューズが用いられている。そして、不良ビットを救
済する場合には、不良アドレスを記憶するようにフュー
ズを切断しておくが、不良ビットを救済しない場合に
は、フューズを切断する必要がない。
【0006】しかし、上記したような従来の冗長回路
は、フューズを切断する場合にレーザービームの照射量
にばらつきがあると、フューズを切断できなかったり、
あるいは、隣りのフューズまで余計に切断してしまうこ
とがあり、フューズを必ずしも100%完全に切断でき
る保証がなく、製造の歩留りが必ず低下する要因にな
る。
【0007】また、上記したような従来の冗長回路は、
テストコストが上昇するという問題がある。つまり、最
初にウエハー状態におけるテストにより予備メモリセル
を選択するための置換アドレスのデータを取得してお
き、続いて上記取得データに基づいてフューズを切断し
た後、これによるアドレス置換が正しく行われるか否か
を確認する必要があり、かなり繁雑な手数がかかる。
【0008】一方、従来の冗長回路において、レーザー
フューズに代えて電気的再書込み可能な不揮発性メモリ
セルであるEEPROMセルを用いることにより、レー
ザービームの照射によるフューズ切断を不要とし、テス
トコストの上昇や、フューズ切断の不安定に起因する製
造の歩留りの低下を抑制したものがある。
【0009】さらに、不揮発性メモリセルとして最近着
目されている強誘電体メモリセル(情報記憶用のキャパ
シタの絶縁膜にプロブスカイト構造を有する強誘電体膜
を用いたもの)は、書込み可能回数、書込み速度、消費
電力の点で優れており、この強誘電体メモリセルを前記
レーザーフューズに代えて用いることによっても前記し
たような利点が得られるが、強誘電体メモリセルの特性
に対応した適切な回路構成は未だ提案されていない。
【0010】ここで、上記強誘電体メモリセルについて
簡単に説明しておく。
【0011】強誘電体膜は、電界が印加された時に一旦
発生した電気分極は上記電界が印加されなくなっても残
留し、上記電界とは反対方向の向きにある程度以上の強
さの電界が印加された時に分極の向きが反転する特性を
有している。この誘電体の分極の向きが反転する分極特
性に着目し、メモリセルの情報記憶用のキャパシタの絶
縁膜に強誘電体を用いて不揮発性の強誘電体メモリセル
を実現する技術が開発されている。この強誘電体メモリ
セルは、動作電源をオフ状態にしてもメモリセルに書か
れている記憶データは破壊しない特徴がある。
【0012】図17は、1トランジスタ・1キャパシタ
構成の強誘電体メモリセルの等価回路を示しており、D
RAMセルの等価回路と同じ回路接続を有する。
【0013】ここで、Cはプロブスカイト構造を有する
強誘電体を電極間絶縁膜に用いた情報記憶用のキャパシ
タ(強誘電体キャパシタ)、Qは上記キャパシタに直列
に接続されている電荷転送用のMOSトランジスタ、W
Lは上記MOSトランジスタのゲートに接続されている
ワード線、BLは上記MOSトランジスタの一端に接続
されているビット線、PLは上記キャパシタの一端(プ
レート)に接続されているプレート線、VPLはプレート
線電圧である。
【0014】図18(a)乃至(c)および図19
(a)乃至(c)は、図17のメモリセルを2個用いた
2トランジスタ・2キャパシタ構成の強誘電体メモリセ
ルの書き込み動作および読みだし動作の原理を説明する
ために、強誘電体キャパシタの印加電界、電気分極の状
態を示している。
【0015】この強誘電体メモリセルは、ゲートにそれ
ぞれワード線WLが接続された第1のトランジスタQ1
および第2のトランジスタQ2と、プレートにそれぞれ
プレート線PLが接続された第1のキャパシタC1およ
び第2のキャパシタC2とからなり、第1のトランジス
タQ1および第1のキャパシタC1が直列に接続され、
第2のトランジスタQ2および第2のキャパシタC2が
直列に接続されている。
【0016】そして、上記第1のトランジスタQ1およ
び第2のトランジスタQ2の各一端は第1のビット線B
L1および第2のビット線BL2に接続されている。
【0017】上記ワード線WLおよびプレート線PLは
平行に設けられており、ワード線WLはワード線用のロ
ウデコーダ(図示せず)からワード線信号が供給され、
プレート線PLはプレート線用のロウデコーダ(図示せ
ず)からプレート線電圧VPLが供給される。この場合、
注意すべきは、全てのプレート線PLが共通に接続され
ているのではなく、DRAMのようにプレート線PLに
所定電位(例えばVcc/2)が印加されるのとは異なる
点である。
【0018】また、上記2本のビット線BL1、BL2
には、ビット線電位センス増幅用のセンスアンプ(図示
せず)、書き込み回路(図示せず)およびプリチャージ
回路(図示せず)が接続されている。
【0019】上記強誘電体メモリセルに対するデータの
書き込み、読み出しに際しては、選択されたメモリセル
のプレート線PLの電位を図20に示すように0V→例
えば5V→0Vと変化させることにより、誘電分極の向
きを制御する。
【0020】即ち、書き込み動作に際しては、初期状態
では、プレート線PLを接地電位Vss(0V)に設定
し、2本のビット線ビット線BL1、BL2をそれぞれ
0Vにプリチャージしておく。
【0021】まず、図18(a)に示すように2本のビ
ット線ビット線BL1、BL2うちの一方(例えば第2
のビット線BL2)を例えば5Vに設定し、ワード線W
Lに5Vを印加して2個のトランジスタQ1、Q2をオ
ン状態にすると、第2のキャパシタC2の両端間に電位
差が生じて例えば図中下向きの分極が発生するが、第1
のキャパシタC1の分極は発生しない。
【0022】次に、図18(b)に示すように、プレー
ト線PLを5Vに設定にすると、第1のキャパシタC1
の両端間に電位差が生じ、図中上向きの分極が発生する
が、第2のキャパシタC2の分極は反転しない。これに
より、2個のキャパシタC1、C2に図示したように互
いに逆向きの分極が発生した状態になり、この状態はデ
ータ“1”または“0”の書き込み状態に対応する。
【0023】次に、図18(c)に示すように、プレー
ト線PLを0Vに設定し、ワード線WLを0Vにして2
個のトランジスタQ1、Q2をオフ状態にする。
【0024】読み出し動作に際しては、初期状態では、
プレート線PLを0Vに設定し、2本のビット線BL
1、BL2をそれぞれ0Vにプリチャージしておく。こ
こで、2個のキャパシタC1、C2には例えば図19
(a)に示すように互いに逆向きの分極が発生した状態
のデータが書き込まれている場合を想定する。
【0025】まず、図19(b)に示すように、プレー
ト線PLを5Vに設定し、ワード線WLに例えば5Vを
印加して2個のトランジスタQ1、Q2をオン状態にす
ると、第2のキャパシタC2の両端間に電位差が生じて
その分極の向きが反転するが、第1のキャパシタC1の
分極の向きは反転しない。この2個のキャパシタC1、
C2からの読み出し電位はセンスアンプによりセンス増
幅され、このセンスアンプの出力により2本のビット線
BL1、BL2は対応して0V、5Vに設定され、上記
センスアンプの出力に基づいて読み出しデータの
“1”、“0”を判別する。
【0026】次に、図19(c)に示すように、プレー
ト線PLを0Vに設定すると、第2のキャパシタC2の
両端間に電位差が生じてその分極の向きが反転し、第1
のキャパシタC1の分極の向きは反転せず、初期状態に
戻る。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記したよう
に不良アドレスなどの記憶素子としてレーザーフューズ
を用いる場合の問題点を解決すべくなされたもので、不
良アドレス記憶回路などにおける記憶素子として強誘電
体メモリセルを用いた適切な回路構成を有し、レーザー
ビームの照射によるフューズ切断が不要になり、フュー
ズ切断の不安定に起因する製造の歩留りの低下やテスト
コストの上昇を抑制し得る半導体集積回路および半導体
メモリを提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための回路】本発明の半導体集積回路
は、それぞれ電極間絶縁膜に強誘電体を用いた情報記憶
用のキャパシタと電荷転送用のトランジスタとが直列に
接続されてなる第1の強誘電体メモリセルおよび第2の
強誘電体メモリセルと、上記第1の強誘電体メモリセル
のトランジスタの一端および第2の強誘電体メモリセル
のトランジスタの一端にそれぞれ対応して接続された第
1のビット線および第2のビット線と、上記一対のビッ
ト線に接続され、前記一対のメモリセルの記憶データを
検知するためのセンスアンプと、前記一対のビット線に
接続され、上記ビット線対を所定期間だけ所定電位にプ
リチャージするためのプリチャージ回路と、上記プリチ
ャージ回路による前記ビット線対のプリチャージ後に前
記一対のメモリセルの各トランジスタをオン状態に駆動
する駆動回路とを具備することを特徴とする。
【0029】また、本発明の半導体メモリは、それぞれ
電極間絶縁膜に強誘電体を用いた情報記憶用のキャパシ
タと電荷転送用のMOSトランジスタとが直列に接続さ
れてなる複数の強誘電体メモリセルを有する不良アドレ
ス記憶回路と、それぞれ同一行の強誘電体メモリセルの
MOSトランジスタのゲートに共通に接続された複数本
のワード線と、それぞれ同一行の強誘電体メモリセルの
キャパシタのプレートに共通に接続された複数本のプレ
ート線と、それぞれ同一列の強誘電体メモリセルのMO
Sトランジスタの一端に共通に接続された複数本のビッ
ト線と、アドレス信号に基づいて前記複数本のワード線
のうちの一部を選択するワード線駆動回路と、前記アド
レス信号に基づいて前記複数本のプレート線のうちの一
部を選択し、このプレート線の電圧を制御するプレート
デコーダ回路と、前記不良アドレス記憶回路に不良アド
レスデータを書き込むように制御する書込み制御回路
と、前記不良アドレス記憶回路の記憶データを自動的に
読み出すように制御する読み出し制御回路と、前記不良
アドレス記憶回路の記憶データの読み出し出力が入力
し、これをデコードし、デコード出力により予備メモリ
セルの選択を制御する予備カラムデコーダとを具備する
ことを特徴とする。
【0030】
【作用】本発明の半導体集積回路および半導体メモリに
おいては、例えば不良アドレスの記憶素子として強誘電
体メモリセルを用いた適切な回路構成を有する。
【0031】これにより、レーザービームの照射による
フューズ切断が不要になり、フューズ切断の不安定に起
因する製造の歩留りの低下を抑制できる利点がある。ま
た、不良セルを予備セルに置換するための書き込みを行
った場合に、その後に直ぐに正しく置換されているか否
かを容易に確認することが可能になるので、テストコス
トの上昇を抑制するできる利点がある。
【0032】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0033】図1は、本発明の一実施例に係る半導体メ
モリにおける冗長回路の不良アドレス記憶回路およびそ
れに関連する部分を取り出して示している。
【0034】図1において、不良アドレス記憶回路20
は、例えば図2に示すような構成を有し、強誘電体メモ
リセルのアレイと、上記メモリセルからの読み出しデー
タをセンス増幅するラッチ型センスアンプ201と、上
記センスアンプの読み出し出力をラッチするラッチ回路
202と、ビット線対に対するプリチャージおよびデー
タ書込みを行うプリチャージ・書込み回路203などを
備えている。
【0035】図2において、複数個のメモリセルMC
は、それぞれ電極間絶縁膜に強誘電体を用いた情報記憶
用の強誘電体キャパシタCと電荷転送用のMOSトラン
ジスタQとが直列に接続されてなる強誘電体メモリセル
であり、例えば行列状に配列されてメモリセルアレイを
構成している。
【0036】WLi、/WLiは、上記メモリセルアレ
イにおける同一行のメモリセルMCのトランジスタQの
ゲートに共通に接続されたワード線である。PLiは、
上記メモリセルアレイにおける同一行のメモリセルMC
のキャパシタCのプレートに共通に接続されたプレート
線である。(BLi、/BLi)、(BLj、/BL
j)は、上記メモリセルアレイにおける同一列のメモリ
セルのトランジスタの一端に共通に接続されたビット線
である。
【0037】前記センスアンプ201は、例えばそれぞ
れ一対の入出力ノードを有し、それぞれの入出力ノード
対が相補的なビット線対(BLi、/BLi)、(BL
j、/BLj)に接続されたラッチ型のNチャネルセン
スアンプ201NおよびPチャネルセンスアンプ201
Pとからなり、ビット線対に読み出されたメモリセルの
記憶データを検知した後にメモリセルに記憶データを書
き戻すための書戻し回路を備えている。
【0038】前記Nチャネルセンスアンプ201Nは、
ビット線対の電位差をセンス増幅するためのものであ
り、ビット線対に各一端が接続され、各他端が共通に接
続され、互いのゲート・ドレインが交差接続された2個
のNMOSトランジスタQ1、Q2を有し、さらに、上
記共通接続ノードとVssノードとの間には、Nチャネル
センスアンプ駆動信号FSANによりスイッチ駆動され
る駆動制御用のNMOSトランジスタQ3接続されてい
る。
【0039】前記Pチャネルセンスアンプ201Pは、
ビット線電位をリストアするためのものであり、ビット
線対に各一端が接続され、各他端が共通に接続され、互
いのゲート・ドレインが交差接続された2個のPMOS
トランジスタQ3、Q4を有し、さらに、Vccノードと
上記共通接続ノードとの間には、Pチャネルセンスアン
プ駆動信号FSAPによりスイッチ駆動される駆動制御
用のPMOSトランジスタQ6が接続されている。
【0040】前記プリチャージ・書込み回路203は、
電源電位(Vcc)ノードと前記各ビット線との間に接続
され、前記I/O信号スイッチ回路18から供給される
内部書込みデータFDn、/FDn(n=i、j)がイ
ンバータ回路204を介してゲートに与えられるPMO
Sトランジスタ205と、前記各ビット線と接地電位
(Vss)ノードとの間に接続され、データ書込み前にビ
ット線プリチャージ信号FPHがゲートに与えられるN
MOSトランジスタ206とを有する。
【0041】誤書込み防止回路用の複数のNMOSトラ
ンジスタ207は、前記ビット線(BLi、/BL
i)、(BLj、/BLj)の全てと例えばVssノード
との間にそれぞれ接続され、電源投入時にパワーオン信
号PWRONによりスイッチ制御されてそれぞれ一定時
間オン状態に設定される。
【0042】一方、図1において、/CE(RAS)入
力回路1は、外部端子である/CE(あるいは/RA
S)信号入力端子2からチップイネーブル信号/CEあ
るいはロウアドレスストローブ信号/RASが入力し、
内部制御信号を生成する。
【0043】アドレス回路3は、外部端子であるアドレ
ス入力端子4からアドレス信号Addが入力し、前記/
CE(RAS)入力回路1から内部制御信号を受けて上
記アドレス信号Addを取り込み、内部アドレス信号A
icを出力するように構成されている。
【0044】アドレス信号スイッチ回路5は、上記内部
アドレス信号Aicが入力し、通常はプリデコーダ回路
6へアドレス信号Aijdとして供給し、後述する内部
制御信号FINTを受けると内部アドレス信号Aicを
後述する不良アドレス記憶回路用ワード線駆動回路10
へアドレス信号FAijdとして供給するように構成さ
れている。
【0045】上記プリデコーダ回路6は、通常は上記ア
ドレス信号Aijdを受けてプリデコードするが、内部
制御信号FINTを受けるとプリデコード動作を停止す
るように構成されている。
【0046】パワーオンリセット回路7aおよびパワー
オン遅延回路7bは、電源投入時に一定時間“H”レベ
ルになるパワーオン信号PWRONおよびその反転信号
/PWRONならびにパワーオン信号PWRONより所
定時間遅延したパワーオン遅延信号PWRWLを発生す
るように構成されている。
【0047】不良アドレス書込み制御入力回路8は、外
部端子であるFWE信号入力端子9から不良アドレスラ
イトイネーブル信号FWEが入力し、内部制御信号FI
NTを生成するように構成されている。
【0048】不良アドレス記憶回路用ワード線駆動回路
10は、前記反転パワーオン信号/PWRONおよび内
部制御信号FINTを受けて前記アドレス信号FAij
dに基づいて前記不良アドレス記憶回路20のワード線
WLi、/WLiを選択的に駆動するためのワード線駆
動信号FWLを供給するように構成されている。
【0049】不良アドレス記憶回路用プレートデコーダ
11は、前記反転パワーオン信号/PWRONおよび内
部制御信号FINTを受けて前記ワード線駆動信号FW
Lに基づいて前記不良アドレス記憶回路20のプレート
線PLiの電位FVPLを制御するように構成されてい
る。
【0050】不良アドレス記憶回路用センスアンプ駆動
回路12は、前記反転パワーオン信号/PWRONおよ
び内部制御信号FINTを受けて前記不良アドレス記憶
回路20のセンスアンプ201に前記センスアンプ駆動
信号FSANおよびFSAPを供給するものであり、前
記ワード線駆動信号FWLによりタイミングが制御され
るように構成されている。
【0051】不良アドレス記憶回路用ビット線プリチャ
ージ回路13は、前記内部書込み制御信号WINTおよ
び内部制御信号FINTを受けて不良アドレス記憶回路
20へビット線プリチャージ信号FPHを供給するよう
に構成されている。
【0052】/WE入力回路14は、外部端子である/
WE信号入力端子15からライトイネーブル信号/WE
が入力し、内部書込み制御信号WINTを生成するよう
に構成されている。
【0053】データ入出力(I/O)バッファ回路16
は、外部端子であるデータI/O端子17からデータ入
力信号Dinが入力し、前記WE入力回路14から内部
書込み制御信号WINTを受けて上記データ入力信号D
inを取り込み、波形整形された内部データ信号Dnを
出力するように構成されている。
【0054】I/O信号スイッチ回路18は、上記内部
データ信号Dnが入力し、I/O駆動回路19へ内部デ
ータ信号Dnとして供給し、前記内部制御信号FINT
を受けると上記内部データ信号Dnを前記不良アドレス
記憶回路20に書込みデータ信号FDnとして供給する
ように構成されている。
【0055】上記I/O駆動回路19は、通常は上記内
部データ信号Dnを受けてメモリセルアレイとI/Oバ
ッファ回路との間でデータを転送させるが、内部制御信
号FINTを受けると上記データ転送動作を停止するよ
うに構成されている。
【0056】予備カラムデコーダ回路30は、前記不良
アドレス記憶回路20の相補的な読み出しデータ(SA
i、/SAi)…を受けてデコードし、予備選択信号S
Lを供給するように構成されている。この場合、前記不
良アドレス記憶回路20は通常は記憶データが読み出さ
れた状態であり、上記読み出しデータ(SAi、/SA
i)…を受ける予備カラムデコーダ回路30の動作が正
常に行われるように工夫する必要がある。
【0057】次に、前記パワーオンリセット回路7aお
よびパワーオン遅延回路7bの役割について説明する。
【0058】DRAMなどの半導体メモリにおいては、
電源投入前に/RASなどの外部ストローブ信号が活性
状態になっていると、電源投入時に半導体メモリが誤っ
て通常動作を行うおそれがある。また、外部電源を利用
して、例えばビット線電位VBL(一般には、Vcc/2)
や負電位の基板バイアスVBBなどの各種の電位を内部で
生成している半導体メモリの場合、特に基板バイアスV
BBを生成するための自己基板バイアス(SSB)回路
は、電源投入に伴って電位を生成するので、基板に誤っ
て順バイアスを印加するおそれがある。そこで、このよ
うな電源投入時の誤動作を防止するために、電源投入時
に一定時間“H”レベルになるパワーオン信号PWRO
Nを発生するように構成されたパワーオンリセット回路
を設けている。そして、このパワーオン信号PWRON
によりビット線電位発生回路やSSB回路などを制御し
てそれぞれの電位(VBL、VBBなど)の発生を制御した
り、/RAS制御回路の動作の停止、解除を制御するこ
とにより電源投入時の無意味なアクセスを防止してい
る。
【0059】さらに、本実施例では,パワーオン信号P
WRONにより不良アドレス記憶回路のビット線の全て
をそれぞれ例えばVss電位に設定することにより、強誘
電体の分極が反転するおそれをなくし、その記憶データ
が破壊されないように防止している。さらに、パワーオ
ン信号PWRONにより不良アドレス記憶回路20の記
憶データを自動的に読み出すように制御している。
【0060】図3は、図1中のパワーオンリセット回路
7aの一例を示している。
【0061】このパワーオンリセット回路7aは、DR
AMで従来使用されているものと同様であり、外部から
電源電位Vccが供給される電源ノードと接地ノードとの
間に直列に接続された第1の抵抗R1および第1のキャ
パシタC01からなる第1の基準電位生成回路21と、
同じく上記電源ノードと接地ノードとの間に直列に接続
された第2の抵抗R2および第2のキャパシタC02な
らびにドレイン・ゲート相互が接続されると共に上記第
2のキャパシタC02に並列に接続されたNMOSトラ
ンジスタTNからなる第2の基準電位生成回路22と、
上記電源ノードと接地ノードとの間に接続されたCMO
Sフリップフロップ回路23と、上記電源ノードと上記
CMOSフリップフロップ回路23の第1の出力ノード
N1との間に接続され、ゲートに前記第1の基準電位生
成回路21の出力電位Vref1が与えられる第1のPMO
SトランジスタTP1と、上記第1の出力ノードN1と
前記電源ノードとの間に接続されたプルアップ抵抗Ru
と、上記第1の出力ノードN1に入力ノードが接続され
た第1のバッファ回路24と、前記電源ノードと前記C
MOSフリップフロップ回路23の第2の出力ノードN
2との間に接続され、ゲートに前記第2の基準電位生成
回路22の出力電位Vref2が与えられる第2のPMOS
トランジスタTP2と、上記第2の出力ノードN2と接
地ノードとの間に接続されたプルダウン抵抗Rdと、上
記第2の出力ノードN2に入力ノードが接続され、出力
ノードが開放状態にされた第2のバッファ回路25と、
前記第1のバッファ回路24の出力信号/PRSTをラ
ッチして前記パワーオン信号PWRONを出力するCM
OSフリップフロップ回路26とからなる。
【0062】図4は、図1中のパワーオン遅延回路7b
の一例を示している。
【0063】このパワーオン遅延回路7bは、パワーオ
ン信号PWRONがゲートに入力するPMOSトランジ
スタとNMOSトランジスタとの間に抵抗Rが挿入され
たCMOSインバータ回路41と、上記インバータ回路
の出力ノードとVssノードとの間に接続されたキャパシ
タC03と、上記インバータ回路の出力ノードに入力端
が接続された遅延回路42と、上記遅延回路の出力信号
と前記インバータ回路の出力信号とが入力するナンド回
路43と、上記ナンド回路の出力側に入力端が接続さ
れ、ワード線信号PWRWLを出力する二段のCMOS
インバータ回路44、45とを具備する。
【0064】図5は、図3のパワーオンリセット回路7
aおよび図4のパワーオン遅延回路7bの動作時におけ
る各部の電圧波形の一例を示している。
【0065】パワーオンリセット回路7aにおいては、
第2の基準電位生成回路22は第1の基準電位生成回路
21の構成にNMOSトランジスタTNが付加されてお
り、Vcc電源の投入時に第2の基準電位生成回路22の
出力電位Vref2は第1の基準電位生成回路21の出力電
位Vref1よりも常に小さく(Vref2<Vref1)なる。こ
れにより、第1のPMOSトランジスタTP1は第2の
PMOSトランジスタTP2よりも早くオフ状態にな
り、CMOSフリップフロップ回路23の第1の出力ノ
ードN1が“H”レベルに立ち上がり、第1のバッファ
回路24の出力信号/PRSTが“H”レベルに立ち上
がる。その前に、CMOSフリップフロップ回路26の
出力信号PWRONはVcc電源の立ち上がりにつれて立
ち上がり、上記信号/PRSTが“H”レベルに立ち上
がった時に“L”レベルに立ち下がる。
【0066】パワーオン遅延回路7bにおいては、パワ
ーオン信号PWRONを受けると、インバータ回路41
から反転パワーオン信号/PWRONが出力すると共
に、パワーオン信号PWRONよりある時間(CR時定
数分)遅延したパワーオン遅延信号PWRWLが最終段
のインバータ回路45から出力する。
【0067】図6は、図1中のFWE入力回路8の一例
を示している。
【0068】図6において、FWE信号入力端子9とV
ssノードとの間には、抵抗素子91およびゲートがVcc
ノードに接続されたNMOSトランジスタ92のドレイ
ン・ソース間が直列に接続されている。そして、上記抵
抗素子91とNMOSトランジスタ92との接続点に
は、偶数段(例えば2段)のインバータ回路93の入力
ノードが接続されており、さらに、その後段に奇数段
(例えば1段)のインバータ回路94の入力ノードが接
続されている。なお、上記偶数段のインバータ回路93
の出力端から前記内部制御信号FINTが取り出され、
前記奇数段のインバータ回路94の出力端から反転内部
制御信号/FINTが取り出される。
【0069】上記NMOSトランジスタ92は、そのチ
ャネル幅W(例えば2μm)に比べてチャネル長Lが非
常に大きく(例えば300μm)設定されることにによ
り、貫通電流が非常に小さくされている。これにより、
FWE信号入力端子9にVssレベルが印加された状態だ
けでなく、FWE信号入力端子9に電圧が印加されない
浮遊状態においても、前記2段のインバータ回路93の
入力端は“L”レベル(Vssレベル)入力として認識
し、信号FINTがVssレベル、信号/FINTがVcc
レベルになる。これに対して、FWE信号入力端子9に
Vccレベルが印加された状態においては、信号FINT
がVccレベル、信号/FINTがVssレベルになる。
【0070】図7は、図1中のアドレス信号スイッチ回
路5の一例を示している。
【0071】このアドレス信号スイッチ回路5は、一般
に複数存在する冗長回路のうちのどれを選択して動作さ
せるかを制御する役割を有する。この場合、行列状に配
列されたメモリセルがセルアレイ単位に分割されて配置
されており、セルアレイ単位あるいは複数のセルアレイ
が集まった単位で不良ビットが救済されるものであり、
上記アドレス信号スイッチ回路5はどの冗長回路を選択
して動作させるかを制御するための信号FAijα(α
=0〜3)を不良アドレス記憶回路用ワード線駆動回路
10へ出力し、どのセルアレイを救済するかを制御する
役割を有する。
【0072】このアドレス信号スイッチ回路5は、アド
レス信号入力端子4(4i、4j)からのアドレス信号
Ai、Ajが入力するアドレスバッファ回路3(3i、
3j)からの出力信号およびFINT信号が入力するナ
ンド回路71、72と、上記各ナンド回路の出力信号が
それぞれ入力するインバータ回路73、74と、上記各
インバータ回路の出力信号が入力するナンド回路75
と、上記ナンド回路の出力側に接続され、前記信号FA
ijα(α=0〜3)を出力するインバータ回路76と
を有する。
【0073】上記アドレス信号スイッチ回路5で本来の
デバイスの動作を行わせた場合、アドレスバッファ回路
3から出力された信号Aicは次段のプリデコーダ回路
6の入力信号となるので、このプリデコーダ回路6の動
作を停止させるために前記信号FINTを供給してい
る。
【0074】図8は、図1中のプリデコーダ回路6の一
例を示している。
【0075】このプリデコーダ回路6は、アドレスバッ
ファ回路3からの内部アドレス信号Aic、Ajcが入
力するナンド回路61と、上記ナンド回路の出力側に接
続されたインバータ回路62と、上記インバータ回路の
出力信号および前記反転信号/FINTが入力するナン
ド回路63と、上記ナンド回路の出力側に接続され、プ
リデコーダ信号Aijα(α=0、1、2、3)を出力
するインバータ回路64とを有する。
【0076】上記プリデコーダ回路6においては、内部
アドレス信号Aic、Ajcの組み合わせで4つの入力
状態があり、そのうち必ず1つの入力状態でプリデコー
ダ出力Aijα(α=0、1、2、3)のうちの1つが
“H”レベルになる。
【0077】図9は、図1中のI/O信号スイッチ回路
18の一例を示している。
【0078】このI/O信号スイッチ回路18は、デー
タI/Oバッファ回路16から出力された信号Dn、/
Dnが各一方の入力となり、前記信号FINTが各他方
の入力となるナンド回路181、182と、上記各ナン
ド回路の出力側に接続され、実際にどのデータを不良ア
ドレス記憶回路20に書き込むかを決定するための信号
FDn、/FDnを出力するインバータ回路183、1
84と、前記信号Dn、/Dnが各一方の入力となり、
前記反転信号/FINTが各他方の入力となるナンド回
路185、186と、上記各ナンド回路の出力側に接続
され、I/O駆動回路19へ信号Dn、/Dnを出力す
るインバータ回路187、188とを有する。
【0079】上記I/O信号スイッチ回路18は、信号
FINT、/FINTによりスイッチ制御され、データ
I/Oバッファ回路16からの信号Dn、/DnをI/
O駆動回路19へに供給する、または、I/O駆動回路
19の本来の動作を停止させ、データI/Oバッファ回
路16からの信号Dn、/Dnを不良アドレス記憶回路
20に供給する。
【0080】図10は、図1中の不良アドレス記憶回路
用ワード線駆動回路10の一例を示している。
【0081】このワード線駆動回路10は、前記アドレ
ス信号FAijαおよび内部制御信号FINTが入力す
るナンド回路101と、このナンド回路の出力信号およ
び前記パワーオン遅延信号PWRWLが入力するナンド
回路102と、このナンド回路の出力側に接続された二
段のインバータ回路103とからなる。
【0082】これにより、内部制御信号FINTを受け
た時にアドレス信号FAijαに基づいて、パワーオン
遅延信号PWRWLの遅延時間の期間だけ不良アドレス
記憶回路のワード線WLi、/WLiを選択的に駆動す
るためのワード線駆動信号FWLをインバータ回路10
3の最終段から出力する。
【0083】このワード線駆動回路10は、上記アドレ
ス信号FAijαの数だけ存在し、アドレス選択された
ワード線だけを駆動する。
【0084】図11は、図1中の不良アドレス記憶回路
用プレートデコーダ回路11の一例を示している。
【0085】このプレートデコーダ回路11は、反転パ
ワーオン信号/PWRONおよび内部制御信号FINT
が入力するノア回路111と、このノア回路の出力信号
および前記ワード線駆動信号FWLが入力するナンド回
路112と、このナンド回路の出力を所定時間遅延させ
る遅延回路113と、この遅延回路の出力および前記ナ
ンド回路112の出力が入力するナンド回路114と、
このナンド回路の出力側に接続されたインバータ回路1
15とからなる。
【0086】これにより、内部制御信号FINTを受け
た時にワード線駆動信号FWLに基づいて、前記不良ア
ドレス記憶回路20のプレート線PLiの電位FVPLを
パルス駆動するための信号をインバータ回路115から
出力する。
【0087】図12は、図1中の不良アドレス記憶回路
用センスアンプ駆動回路12の一例を示している。
【0088】このセンスアンプ駆動回路12は、パワー
オン遅延信号PWRWLが入力するインバータ回路12
1と、このインバータ回路の出力を所定時間遅延させる
遅延回路122と、この遅延回路の出力が入力するイン
バータ回路123と、このインバータ回路の出力側に接
続された三段のインバータ回路124とからなる。
【0089】これにより、パワーオン遅延信号PWRW
Lを受けた時に、前記不良アドレス記憶回路20のNチ
ャネルセンスアンプをパルス駆動するための駆動信号F
SANをインバータ回路123から出力し、これより少
し遅れてPチャネルセンスアンプをパルス駆動するため
の駆動信号FSAPをインバータ回路124の最終段か
ら出力する。
【0090】図13は、図1中の不良アドレス記憶回路
用ビット線プリチャージ制御回路13の一例を示してい
る。
【0091】このビット線プリチャージ制御回路13
は、内部書込み制御信号WINTおよび内部制御信号F
INTを受け、所定時間遅延させてビット線プリチャー
ジ信号FPHを生成し、不良アドレス記憶回路20のプ
リチャージ・ディスチャージ回路203へ供給する。
【0092】図14は、図1中の予備カラムデコーダ回
路30の一例を示している。
【0093】この予備カラムデコーダ回路30は、Vcc
ノードにソースが接続され、プリチャージ信号PRCH
がゲートに入力するPMOSトランジスタ33と、上記
PMOSトランジスタのドレインとVssノードとの間に
それぞれ接続され、前記アドレス入力バッファ回路3か
ら供給される相補的なアドレス信号(Ai、/Ai)、
(Aj、/Aj)、(Ak、/Ak)の各ビットが対応
してゲートに入力する複数個の第1のNMOSトランジ
スタ31と、上記複数個の第1のNMOSトランジスタ
に対応して直列に接続され、前記不良アドレス記憶回路
20から供給される相補的な読み出し出力信号(SA
i、/SAi)、(SAj、/SAj)、(SAk、/
SAk)の各ビットが対応してゲートに入力する複数個
の第2のNMOSトランジスタ32と、前記PMOSト
ランジスタ33のドレインに接続された二段のインバー
タ回路34とからなり、上記インバータ回路34の最終
段から予備選択信号SLを出力する。
【0094】上記プリチャージ信号PRCHが“L”レ
ベルになるプリチャージ期間には、PMOSトランジス
タ33がオン状態になり、PMOSトランジスタ33の
ドレインは“H”レベルにプリチャージされている。デ
バイスが読み出し/書込みのアクセスを開始すると、プ
リチャージ信号PRCHが“L”レベルから“H”レベ
ルに遷移し、PMOSトランジスタ33がオフ状態にな
る。
【0095】この時、相補的なアドレス信号(Ai、/
Ai)、(Aj、/Aj)、(Ak、/Ak)が予備セ
ルを選択しないアドレスである場合には、不良アドレス
記憶回路20の読み出し出力信号(SAi、/SA
i)、(SAj、/SAj)、(SAk、/SAk)の
各ビットがいずれも“H”レベル状態であり、複数個の
第2のNMOSトランジスタ32はいずれもオン状態で
ある。これにより、PMOSトランジスタ33のドレイ
ンの電荷は、オン状態の第2のNMOSトランジスタ3
2およびこれに直列に接続されているオン状態の第1の
NMOSトランジスタ31を通してディスチャージさ
れ、PMOSトランジスタ33のドレインは“H”レベ
ルから“L”レベルに遷移し、予備選択信号SLは
“L”レベルになり、予備セルをアクセスするための信
号を選択することが不可能になる。
【0096】これに対して、相補的なアドレス信号(A
i、/Ai)、(Aj、/Aj)、(Ak、/Ak)が
予備セルを選択するアドレスである場合には、不良アド
レス記憶回路20の読み出し出力信号(SAi、/SA
i)、(SAj、/SAj)、(SAk、/SAk)の
各ビットがいずれも“L”レベル状態になり、複数個の
第2のNMOSトランジスタ32はいずれもオフ状態に
なる。これにより、PMOSトランジスタ33のドレイ
ンの電荷はディスチャージされないので、PMOSトラ
ンジスタ33のドレインは“H”レベルのままであり、
予備選択信号SLは“H”レベルであり、予備セルをア
クセスするための信号を選択することが可能になる。
【0097】図15は、図1のメモリにおけるパワーオ
ン信号PWRONの発生後のワード線駆動回路10、プ
レートデコーダ回路11およびセンスアンプ駆動回路1
2の動作に伴う各部の電圧波形の一例を示している。
【0098】次に、上記メモリの冗長回路の動作につい
て図15を参照しながら概略的に説明する。
【0099】電源が投入されると、パワーオン信号PW
RONが“L”レベルから“H”レベルに遷移し、この
パワーオン信号PWRONがビット線電位発生回路や自
己基板バイアス発生回路などを制御してそれぞれの電位
(VBL、VBBなど)の発生を制御したり、アクセス制御
回路の動作の停止、解除を制御することにより電源投入
時の無意味なアクセスを防止している。また、パワーオ
ン信号PWRONにより不良アドレス記憶回路の電源投
入時プリチャージ回路である207をオンさせてビット
線の全てをそれぞれVss電位に設定することにより、強
誘電体の分極が反転するおそれをなくしている。
【0100】また、前記パワーオン信号PWRONの
“H”レベルから“L”レベルへの遷移を受けて全ての
不良アドレス記憶回路20のワード線、プレート線およ
びセンスアンプが駆動される。
【0101】この場合、不良アドレス記憶回路用ワード
線駆動回路10は、パワーオン信号PWRONよりある
時間(CR時定数分)遅延したパワーオン遅延信号PW
RWLの遅延時間だけワード線信号FWLを生成する。
これにより、前記ビット線のプリチャージ後にメモリセ
ルのトランジスタをオン状態に駆動することが可能にな
る。また、前記不良アドレス記憶回路用プレートデコー
ダ回路11は、ワード線信号FWLを受けてプレート線
電圧FVPLをパルス駆動する。また、前記センスアンプ
駆動回路12は、パワーオン遅延信号PWRWLを受け
てセンスアンプ駆動信号FSAN、FSAPをパルス駆
動する。
【0102】即ち、電源投入後にパワーオン信号PWR
ONを受けて冗長回路が一連の動作を行い、不良アドレ
ス記憶回路20に記憶されている不良アドレスのデータ
を読み出すことになる。この読み出しデータは、ラッチ
回路202によりラッチされ(電源がオフになるまで保
持される)、予備カラムデコーダ回路30のゲート入力
信号として使用される。そして、予備カラムデコーダ回
路30のデコード出力SLにより、不良セルを予備セル
で置換するように制御する。
【0103】図16は、図1中の不良アドレス記憶回路
20の書き込み動作のタイミングの一例を示している。
以下、図16に示す動作タイミングを参照しながら不良
アドレス記憶回路20の書き込み動作について説明す
る。
【0104】FWE信号入力端子9は、通常は“L”レ
ベルあるいは電気的に浮遊状態であるが、不良アドレス
書込みシーケンスに入る際に“H”レベルになる。これ
により、内部制御信号FINTが活性化されると、ま
ず、ビット線プリチャージ信号FPHが生成され、この
FPH信号によってビット線対がVssレベルにプリチャ
ージされる(つまり、データの書込み前にビット線対が
プリチャージされる)。また、書込み系においては、/
WE信号が“L”になり、WE入力回路14が動作して
内部信号が生成される。また、データI/Oバッファ回
路16がデータI/O端子17のデータを取り込み、内
部データDn、/Dnが生成される。
【0105】さらに、I/O信号スイッチ回路18で本
来アクセスするパスがFINT信号により停止され、内
部データDn、/Dnは内部データFDn、/FDnと
して不良アドレス記憶回路20に入力される。
【0106】また、アドレス系においては、/CE(あ
るいは/RAS)信号によって、/CE(あるいは/R
AS)入力回路1が動作して制御信号を生成し、アドレ
スバッファ回路3がアドレス信号を受け取り、信号Ai
c、/Aicが生成される。さらに、アドレス信号スイ
ッチ回路5で本来アクセスするパスがFINT信号によ
り停止され、信号Aic、/Aicが不良アドレス記憶
回路用ワード線駆動回路10へ信号FAijαとして供
給される。
【0107】この信号FAijαは、不良アドレス記憶
回路20へどのワード線WLiを選択するかを決定する
ための信号FWLとして供給され、不良アドレス記憶回
路20で所望のワード線WLiが選択される。また、上
記信号FWLは不良アドレス記憶回路用プレートデコー
ダ回路11へ供給され、不良アドレス記憶回路20で選
択されているワード線WLiに対応するプレート線PL
iがパルス駆動される。不良アドレス記憶回路20にお
いて、書込みデータFDn、/FDnがインバータ回路
204を介してPMOSトランジスタ205から入力す
ると、各ビット線対のうちの一方のビット線が書込みデ
ータFDn、/FDnに応じてVcc電位にプリチャージ
され、各ビット線対には異なったデータが設定される。
【0108】不良アドレス記憶回路20に対する書込み
時には、Pチャネルセンスアンプ駆動信号FSAP信号
は“H”レベル、Nチャネルセンスアンプ駆動信号FS
AN信号は“L”レベルであり、センスアンプ201は
動作しない。この状態でプレート線PLiがパルス駆動
されることにより、前述した強誘電体メモリセルMCに
対する書込み動作の原理に基づいてデータが書き込まれ
る。
【0109】即ち、上記実施例の半導体メモリにおいて
は、冗長回路の不良アドレス記憶回路20における記憶
素子として強誘電体メモリセルMCを用いた適切な回路
構成を有する。これにより、レーザービームの照射によ
るフューズ切断が不要になり、フューズ切断の不安定に
起因する製造の歩留りの低下を抑制できる利点がある。
また、不良セルを予備セルに置換するための書き込みを
行った場合に、その後に直ぐに正しく置換されているか
否かを容易に確認することが可能になるので、テストコ
ストの上昇を抑制するできる利点がある。
【0110】なお、上記実施例は、本発明を半導体メモ
リの冗長回路の不良アドレス記憶回路に適用した場合を
示したが、本発明は上記実施例に限らず、例えば論理L
SIなどに組み込まれているスタンダードセルなどの不
良を救済するための冗長回路における不良記憶回路に適
用することが可能である。
【0111】さらに、FPGA(Fielg Programle Gate
Array)やスタティック型RAMを搭載した論理LSI
などにおいて、ロジックのプログラム記憶部に少量では
あるがメモリセルを使用する回路があり、この回路に本
発明を適用することも可能である。
【0112】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、例えば
不良アドレスの記憶素子として強誘電体メモリセルを用
いた適切な回路構成を有し、レーザービームの照射によ
るフューズ切断が不要になり、フューズ切断の不安定に
起因する製造の歩留りの低下やテストコストの上昇を抑
制し得る半導体集積回路および半導体メモリを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る半導体メモリの一部を
示す回路図。
【図2】図1中の不良アドレス記憶回路の一例を示す回
路図。
【図3】図1中のパワーオンリセット回路の一例を示す
回路図。
【図4】図1中のパワーオン遅延回路の一例を示す回路
図。
【図5】図3のパワーオンリセット回路の動作時におけ
るパワーオンリセット回路およびパワーオン遅延回路の
電圧波形の一例を示す波形図。
【図6】図1中のFWE入力バッファ回路の一例を示す
回路図。
【図7】図1中のアドレス信号スイッチ回路の一例を示
す回路図。
【図8】図1中のプリデコーダ回路の一例を示す回路
図。
【図9】図1中の入出力信号スイッチ回路の一例を示す
回路図。
【図10】図1中の不良アドレス記憶回路用ワード線駆
動回路の一例を示す回路図。
【図11】図1中の不良アドレス記憶回路用プレートデ
コーダ回路の一例を示す回路図。
【図12】図1中の不良アドレス記憶回路用センスアン
プ駆動回路の一例を示す回路図。
【図13】図1中の不良アドレス記憶回路用ビット線プ
リチャージ制御回路の一例を示す回路図。
【図14】図1中の予備カラムデコーダ回路の一例を示
す回路図。
【図15】図1の回路におけるパワーオン信号発生後の
ワード線駆動回路、プレートデコーダ回路、センスアン
プ駆動回路の動作例を示す電圧波形図。
【図16】図1中の不良アドレス記憶回路の書き込み動
作の一例を示すタイミング図。
【図17】1トランジスタ・1キャパシタ構成の強誘電
体メモリセルの等価回路を示す図。
【図18】図17のメモリセルを2個用いた2トランジ
スタ・2キャパシタ構成の強誘電体メモリセルの書き込
み動作の原理を説明するために強誘電体キャパシタの印
加電界および電気分極の状態を示す図。
【図19】図17のメモリセルを2個用いた2トランジ
スタ・2キャパシタ構成の強誘電体メモリセルの読み出
し動作の原理を説明するために強誘電体キャパシタの印
加電界および電気分極の状態を示す図。
【図20】図18に示した書き込み動作および図19に
示した読み出し動作に際してプレート線PLに印加され
る電圧波形の一例を示す波形図。
【符号の説明】
MC…強誘電体メモリセル、C…強誘電体キャパシタ、
Q…MOSトランジスタ、WLi、/WLi…ワード
線、PLi…プレート線、BLi、/BLi、BLj、
/BLj…ビット線、1…/CE(/RAS)入力回
路、2…/CE(RAS)信号入力端子、3…アドレス
バッファ回路、4…アドレス入力端子、5…アドレス信
号スイッチ回路、6…プリデコーダ回路、7a…パワー
オンリセット回路、7b…パワーオン遅延回路、8…不
良アドレス書込み制御入力バッファ回路、9…FWE信
号入力端子、10…不良アドレス記憶回路用ワード線駆
動回路、11…不良アドレス記憶回路用プレートデコー
ダ回路、12…不良アドレス記憶回路用センスアンプ駆
動回路、13…不良アドレス記憶回路用ビット線プリチ
ャージ制御回路、14…/WE入力バッファ回路、15
…/WE信号入力端子、16…データI/Oバッファ回
路、17…データI/O端子、18…I/O信号スイッ
チ回路、19…I/O駆動回路、20…不良アドレス記
憶回路、201…ラッチ型センスアンプ、201N…N
チャネルセンスアンプ、201P…Pチャネルセンスア
ンプ、Q1〜Q3…NMOSトランジスタ、Q4〜Q6
…PMOSトランジスタ、202…ラッチ回路、203
…プリチャージ・書込み回路、30…予備カラムデコー
ダ回路。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ電極間絶縁膜に強誘電体を用い
    た情報記憶用のキャパシタと電荷転送用のトランジスタ
    とが直列に接続されてなる第1の強誘電体メモリセルお
    よび第2の強誘電体メモリセルと、上記第1の強誘電体
    メモリセルのトランジスタの一端および第2の強誘電体
    メモリセルのトランジスタの一端にそれぞれ対応して接
    続された第1のビット線および第2のビット線と、上記
    一対のビット線に接続され、前記一対のメモリセルの記
    憶データを検知するためのセンスアンプと、前記一対の
    ビット線に接続され、上記ビット線対を所定期間だけ所
    定電位にプリチャージするためのプリチャージ回路と、
    上記プリチャージ回路による前記ビット線対のプリチャ
    ージ後に前記一対のメモリセルの各トランジスタをオン
    状態に駆動する駆動回路とを具備することを特徴とする
    半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体集積回路におい
    て、さらに、電源投入時に一定時間所定レベルになるパ
    ワーオン信号を発生するパワーオンリセット回路と、前
    記一対のビット線に接続され、前記パワーオン信号を受
    けて上記ビット線対を所定期間だけ所定電位にプリチャ
    ージするための電源投入時プリチャージ回路を具備する
    ことを特徴とする半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体集積回路
    において、さらに、前記一対のビット線にデータを書き
    込む前に上記ビット線対を所定期間だけ所定電位にプリ
    チャージするための書き込み前プリチャージ回路を具備
    することを特徴とする半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1に記載の半
    導体集積回路において、前記センスアンプは、それぞれ
    前記一対のビット線に一対の入出力ノードが接続された
    ラッチ型のNチャネルセンスアンプおよびPチャネルセ
    ンスアンプを具備することを特徴とする半導体集積回
    路。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれか1に記載の半
    導体集積回路において、前記センスアンプは、前記一対
    のメモリセルの記憶データを検知した後に上記一対のメ
    モリセルに記憶データを書き戻すための書戻し回路を具
    備することを特徴とする半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体集積回路におい
    て、前記センスアンプは、それぞれ前記一対のビット線
    に一対の入出力ノードが接続されたラッチ型のセンス増
    幅用のNチャネルセンスアンプおよびビット線電位リス
    トア用のPチャネルセンスアンプと、上記Nチャネルセ
    ンスアンプと接地電位との間に接続され、Nチャネルセ
    ンスアンプ駆動信号によりスイッチ駆動される第1のト
    ランジスタと、電源電位と前記Pチャネルセンスアンプ
    との間に接続され、Pチャネルセンスアンプ駆動信号に
    より駆動制御される第2のトランジスタとを具備するこ
    とを特徴とする半導体集積回路。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の半導体集積回路におい
    て、前記第1のトランジスタが第2のトランジスタより
    も先にオン状態に駆動されることを特徴とする半導体集
    積回路。
  8. 【請求項8】 それぞれ電極間絶縁膜に強誘電体を用い
    た情報記憶用のキャパシタと電荷転送用のMOSトラン
    ジスタとが直列に接続されてなる複数の強誘電体メモリ
    セルを有する不良アドレス記憶回路と、それぞれ同一行
    の強誘電体メモリセルのMOSトランジスタのゲートに
    共通に接続された複数本のワード線と、それぞれ同一行
    の強誘電体メモリセルのキャパシタのプレートに共通に
    接続された複数本のプレート線と、それぞれ同一列の強
    誘電体メモリセルのMOSトランジスタの一端に共通に
    接続された複数本のビット線と、アドレス信号に基づい
    て前記複数本のワード線のうちの一部を選択する不良ア
    ドレス記憶回路用ワード線駆動回路と、前記アドレス信
    号に基づいて前記複数本のプレート線のうちの一部を選
    択し、このプレート線の電圧を制御する不良アドレス記
    憶回路用プレートデコーダ回路と、前記ビット線を所定
    期間だけ所定電位にプリチャージするように制御される
    不良アドレス記憶回路用プリチャージ回路と、電源投入
    時に一定時間所定レベルになるパワーオン信号を発生す
    るパワーオンリセット回路と、前記不良アドレス記憶回
    路に不良アドレスデータを書き込むように制御する書込
    み制御回路と、前記パワーオン信号を受けて前記不良ア
    ドレス記憶回路の記憶データを自動的に読み出すように
    制御する読み出し制御回路と、前記不良アドレス記憶回
    路の記憶データの読み出し出力をデコードし、デコード
    出力により予備メモリセルの選択を制御する予備カラム
    デコーダとを具備することを特徴とする半導体メモリ。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の半導体メモリにおいて、
    前記不良アドレス記憶回路は、さらに、前記強誘電体メ
    モリセルからの読み出しデータをセンス増幅するラッチ
    型のセンスアンプと、上記センスアンプの読み出し出力
    をラッチするラッチ回路と、前記ビット線対に対するプ
    リチャージ・書き込みを行うプリチャージ・書き込み回
    路とを具備することを特徴とする半導体メモリ。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の半導体メモリにおい
    て、前記書込み制御回路は、外部から不良アドレス書込
    み制御信号が入力し、不良アドレス書込み内部制御信号
    を生成する不良アドレス書込み制御入力回路と、内部ア
    ドレス信号が入力し、前記不良アドレス書込み内部制御
    信号に応じて供給先を切り換えるアドレス信号スイッチ
    回路と、上記アドレス信号スイッチ回路から内部アドレ
    ス信号を受けた時にデコードし、上記アドレス信号スイ
    ッチ回路から内部アドレス信号を受けない時にはデコー
    ド動作を停止するように制御されるプリデコーダ回路
    と、データ入力端子からデータ入力信号が入力し、内部
    書込み制御信号を受けて上記データ入力信号を取り込
    み、波形整形された内部データ信号を出力するデータ入
    力回路と、上記データ入力回路から内部データ信号が入
    力し、通常は上記内部データ信号をデータ入出力駆動回
    路へ供給し、前記不良アドレス書込み内部制御信号を受
    けた時には上記内部データ信号を前記不良アドレス記憶
    回路に書込みデータ信号として供給するデータ入力信号
    スイッチ回路とを具備し、前記不良アドレス記憶回路用
    ワード線駆動回路は、前記パワーオン信号および不良ア
    ドレス書込み内部制御信号を受けて前記アドレス信号ス
    イッチ回路からのアドレス信号に基づいて前記不良アド
    レス記憶回路のワード線を選択的に駆動するためのワー
    ド線駆動信号を供給し、前記不良アドレス記憶回路用プ
    レートデコーダは、前記パワーオン信号および不良アド
    レス書込み内部制御信号を受けて前記ワード線駆動信号
    に基づいて前記不良アドレス記憶回路のプレート線の電
    位をパルス制御することを特徴とする半導体メモリ。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の半導体メモリにおい
    て、前記読み出し制御回路は、前記パワーオン信号およ
    び内部制御信号を受けて前記センスアンプにセンスアン
    プ駆動信号を供給するセンスアンプ駆動回路を具備する
    ことを特徴とする半導体メモリ。
  12. 【請求項12】 請求項8記載の半導体メモリにおい
    て、前記不良アドレス記憶回路は複数の冗長回路に対応
    して複数存在し、前記ワード線およびプレート線は、上
    記各不良アドレス記憶回路に共通に設けられ、前記ビッ
    ト線は、上記各不良アドレス記憶回路毎に独立に設けら
    れており、相補的な1対のビット線に対応して相補的な
    1対の冗長データが割り当てられていることを特徴とす
    る半導体メモリ。
JP7078829A 1995-04-04 1995-04-04 半導体集積回路および半導体メモリ Pending JPH08279299A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7078829A JPH08279299A (ja) 1995-04-04 1995-04-04 半導体集積回路および半導体メモリ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7078829A JPH08279299A (ja) 1995-04-04 1995-04-04 半導体集積回路および半導体メモリ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08279299A true JPH08279299A (ja) 1996-10-22

Family

ID=13672726

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7078829A Pending JPH08279299A (ja) 1995-04-04 1995-04-04 半導体集積回路および半導体メモリ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08279299A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002015572A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Fujitsu Ltd 半導体集積回路および起動制御方法
US6671213B2 (en) 2002-01-15 2003-12-30 Renesas Technology Corp. Thin film magnetic memory device having redundancy repair function
JP2004288351A (ja) * 2003-03-19 2004-10-14 Hynix Semiconductor Inc 非揮発性強誘電体メモリ装置
JP2007179733A (ja) * 2001-06-11 2007-07-12 Hynix Semiconductor Inc 不揮発性強誘電体メモリ装置のコード化セル及びその駆動方法
JP2008084531A (ja) * 2002-08-30 2008-04-10 Hynix Semiconductor Inc 強誘電体メモリ装置のプログラム方法
KR100839550B1 (ko) * 2001-12-28 2008-06-20 후지쯔 가부시끼가이샤 반도체 집적 회로 및 반도체 메모리
JP2016131373A (ja) * 2011-05-06 2016-07-21 株式会社半導体エネルギー研究所 記憶装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002015572A (ja) * 2000-06-30 2002-01-18 Fujitsu Ltd 半導体集積回路および起動制御方法
JP2007179733A (ja) * 2001-06-11 2007-07-12 Hynix Semiconductor Inc 不揮発性強誘電体メモリ装置のコード化セル及びその駆動方法
KR100839550B1 (ko) * 2001-12-28 2008-06-20 후지쯔 가부시끼가이샤 반도체 집적 회로 및 반도체 메모리
US6671213B2 (en) 2002-01-15 2003-12-30 Renesas Technology Corp. Thin film magnetic memory device having redundancy repair function
JP2008084531A (ja) * 2002-08-30 2008-04-10 Hynix Semiconductor Inc 強誘電体メモリ装置のプログラム方法
JP2008103074A (ja) * 2002-08-30 2008-05-01 Hynix Semiconductor Inc 強誘電体メモリ装置のプログラム方法
JP2004288351A (ja) * 2003-03-19 2004-10-14 Hynix Semiconductor Inc 非揮発性強誘電体メモリ装置
JP2016131373A (ja) * 2011-05-06 2016-07-21 株式会社半導体エネルギー研究所 記憶装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4988588B2 (ja) 静的ランダムアクセスメモリ用のワード線ドライバ回路
US7274580B2 (en) Content addressable memory device
KR0164358B1 (ko) 반도체 메모리 장치의 서브워드라인 디코더
JPH0969300A (ja) 半導体記憶装置
US5963489A (en) Method and apparatus for redundancy word line replacement in a repairable semiconductor memory device
JPS6353794A (ja) 半導体メモリー装置
KR0164377B1 (ko) 반도체 메모리장치의 서브워드라인 드라이버
US6055205A (en) Decoder for a non-volatile memory array using gate breakdown structure in standard sub 0.35 micron CMOS process
US6177830B1 (en) High voltage charge pump using standard sub 0.35 micron CMOS process
US6144591A (en) Redundancy selection circuit for semiconductor memories
EP0881571B1 (en) Semiconductor memory device with redundancy
US6711076B2 (en) Active restore weak write test mode
JP2001195893A (ja) スタティック型半導体記憶装置
KR20100082046A (ko) 비동기식 멀티비트 otp 메모리 셀, 비동기식 멀티비트 otp 메모리 장치, 비동기식 멀티비트 otp 메모리 장치의 프로그램 방법 및 독출 방법
US6751137B2 (en) Column repair circuit in ferroelectric memory
US6178127B1 (en) Semiconductor memory device allowing reliable repairing of a defective column
US6388925B1 (en) Row redundancy scheme capable of replacing defective wordlines in one block with redundant wordlines in another block
US4987560A (en) Semiconductor memory device
US6480431B2 (en) Semiconductor having mechanism capable of operating at high speed
US7002822B2 (en) Content addressable memory device
US5995431A (en) Bit line precharge circuit with reduced standby current
JP2001176296A (ja) ストレス試験を行うダイナミックメモリデバイス
JPH08279299A (ja) 半導体集積回路および半導体メモリ
US6335897B1 (en) Semiconductor memory device including redundancy circuit adopting latch cell
US5877992A (en) Data-bit redundancy in semiconductor memories

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021126