JPH08278929A - データ転送システム - Google Patents
データ転送システムInfo
- Publication number
- JPH08278929A JPH08278929A JP7103240A JP10324095A JPH08278929A JP H08278929 A JPH08278929 A JP H08278929A JP 7103240 A JP7103240 A JP 7103240A JP 10324095 A JP10324095 A JP 10324095A JP H08278929 A JPH08278929 A JP H08278929A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal device
- mobile terminal
- host computer
- portable terminal
- infrared
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 携帯端末装置を集配信装置の上あるいはその
近くに置いておくだけでホストコンピュータが任意のタ
イミングで携帯端末装置を起動し、携帯端末装置との間
でデータ通信を実行する。 【構成】 携帯端末装置1はリードスイッチ1−2、集
配信装置2は電磁石2−3を有し、ホストコンピュータ
3から端末起動コマンドが送信されて来た際に、電磁石
2−3がONされる。すると、リードスイッチ1−2が
ONとなり、携帯端末装置1を起動させる。そして、携
帯端末装置1とホストコンピュータ3との間で、データ
通信が行われる。
近くに置いておくだけでホストコンピュータが任意のタ
イミングで携帯端末装置を起動し、携帯端末装置との間
でデータ通信を実行する。 【構成】 携帯端末装置1はリードスイッチ1−2、集
配信装置2は電磁石2−3を有し、ホストコンピュータ
3から端末起動コマンドが送信されて来た際に、電磁石
2−3がONされる。すると、リードスイッチ1−2が
ONとなり、携帯端末装置1を起動させる。そして、携
帯端末装置1とホストコンピュータ3との間で、データ
通信が行われる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はデータ転送を中継する
集配信装置を介して携帯端末装置とホストコンピュータ
との間でデータ通信を行うデータ転送システムに関す
る。
集配信装置を介して携帯端末装置とホストコンピュータ
との間でデータ通信を行うデータ転送システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のデータ転送システムは例えば企
業の営業部において、外交員は携帯端末装置を持参して
営業活動を行い、その後、社内に戻ったとき、携帯端末
装置を機械的コネクタを介して集配信装置に装着し、キ
ー操作によって携帯端末装置を起動させる。すると、集
配信装置を介して携帯端末装置とホストコンピュータと
の間でデータ通信が行われ、一日の営業活動によって集
計処理されたデータが携帯端末装置からホストコンピュ
ータに送信され、データ収集される。
業の営業部において、外交員は携帯端末装置を持参して
営業活動を行い、その後、社内に戻ったとき、携帯端末
装置を機械的コネクタを介して集配信装置に装着し、キ
ー操作によって携帯端末装置を起動させる。すると、集
配信装置を介して携帯端末装置とホストコンピュータと
の間でデータ通信が行われ、一日の営業活動によって集
計処理されたデータが携帯端末装置からホストコンピュ
ータに送信され、データ収集される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯端
末装置と集配信装置とを機械的コネクタを介して接続す
ることは、破損、劣化等の危険性があり、また、データ
通信の起動や終了をキー操作によって指示することはデ
ータ破壊の危険性があり、しかもホストコンピュータが
携帯端末装置内のデータを全て収集し終るまで待される
等の問題もあった。この発明の課題は、携帯端末装置を
集配信装置の上あるいはその近くに置いておくだけでホ
ストコンピュータが任意のタイミングで携帯端末装置を
起動し、携帯端末装置との間でデータ通信を実行できる
ようにすることである。
末装置と集配信装置とを機械的コネクタを介して接続す
ることは、破損、劣化等の危険性があり、また、データ
通信の起動や終了をキー操作によって指示することはデ
ータ破壊の危険性があり、しかもホストコンピュータが
携帯端末装置内のデータを全て収集し終るまで待される
等の問題もあった。この発明の課題は、携帯端末装置を
集配信装置の上あるいはその近くに置いておくだけでホ
ストコンピュータが任意のタイミングで携帯端末装置を
起動し、携帯端末装置との間でデータ通信を実行できる
ようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段およびその作用】この発明
の手段は次の通りである。入力されたデータを集計処理
する携帯端末装置と、この携帯端末装置との間で非接触
通信方式にしたがってデータの送受信を行う集配信装置
と、この集配信装置との間でデータの送受信を行うホス
トコンピュータとを備えたデータ転送システムにおい
て、携帯端末装置は集配信装置から空間伝播によって供
給される外部エネルギーを感知して起動信号を出力する
起動信号発生手段を有し、集配信装置は携帯端末装置に
対して前記外部エネルギーを発生するエネルギー発生手
段を有し、ホストコンピュータから端末起動コマンドが
送信されて来た際に集配信装置は前記エネルギー発生手
段を起動させ、携帯端末装置は前記起動信号発生手段が
外部エネルギーを感知した際に出力される起動信号に応
答してデータ通信可能状態に設定され、ホストコンピュ
ータと携帯端末装置との間で集配信装置を介してデータ
通信を行う。したがって、携帯端末装置を集配信装置の
上あるいはその近くに置いておくだけでホストコンピュ
ータが任意のタイミングで携帯端末装置を起動し、携帯
端末装置との間でデータ通信を実行することができる。
の手段は次の通りである。入力されたデータを集計処理
する携帯端末装置と、この携帯端末装置との間で非接触
通信方式にしたがってデータの送受信を行う集配信装置
と、この集配信装置との間でデータの送受信を行うホス
トコンピュータとを備えたデータ転送システムにおい
て、携帯端末装置は集配信装置から空間伝播によって供
給される外部エネルギーを感知して起動信号を出力する
起動信号発生手段を有し、集配信装置は携帯端末装置に
対して前記外部エネルギーを発生するエネルギー発生手
段を有し、ホストコンピュータから端末起動コマンドが
送信されて来た際に集配信装置は前記エネルギー発生手
段を起動させ、携帯端末装置は前記起動信号発生手段が
外部エネルギーを感知した際に出力される起動信号に応
答してデータ通信可能状態に設定され、ホストコンピュ
ータと携帯端末装置との間で集配信装置を介してデータ
通信を行う。したがって、携帯端末装置を集配信装置の
上あるいはその近くに置いておくだけでホストコンピュ
ータが任意のタイミングで携帯端末装置を起動し、携帯
端末装置との間でデータ通信を実行することができる。
【0005】
【実施例】以下、図1〜図5を参照して一実施例を説明
する。図1はデータ転送システムのブロック構成図であ
る。携帯端末装置1は入力された伝票データ等を集計処
理し、その集計結果を記憶保持するもので、携帯端末装
置1を集配信装置2上に載置した際に、それらの送受信
部同士が対向し、それらの間で赤外線通信が行われる。
集配信装置2はデータ転送を中継するもので、集配信装
置2とホストコンピュータ3とは通信回線を介して接続
されており、ホストコンピュータ3から端末起動コマン
ドが送信されて来ると、集配信装置2は、磁界を発生し
て携帯端末装置1に伝え、携帯端末装置1を起動させ
る。
する。図1はデータ転送システムのブロック構成図であ
る。携帯端末装置1は入力された伝票データ等を集計処
理し、その集計結果を記憶保持するもので、携帯端末装
置1を集配信装置2上に載置した際に、それらの送受信
部同士が対向し、それらの間で赤外線通信が行われる。
集配信装置2はデータ転送を中継するもので、集配信装
置2とホストコンピュータ3とは通信回線を介して接続
されており、ホストコンピュータ3から端末起動コマン
ドが送信されて来ると、集配信装置2は、磁界を発生し
て携帯端末装置1に伝え、携帯端末装置1を起動させ
る。
【0006】図2は携帯端末装置1、集配信装置2の要
部構成を示したブロック図である。携帯端末装置1にお
いて、制御部1−1はこの携帯端末装置1の全体動作を
制御するもので、リードスイッチ1−2からの起動信号
にしたがって主電源をONさせると共に、赤外線受光素
子1−3、赤外線発光素子1−4を駆動させて赤外線通
信待機状態に設定する。集配信装置2において、制御部
2−1はこの集配信装置2の全体動作を制御するもの
で、ホストコンピュータ3から通信回線、通信コネクタ
2−2を介して端末起動コマンドが送信されて来ると、
電磁石2−3を駆動させて磁界を発生させる。ここで、
携帯端末装置1を集配信装置2上に載置した状態におい
て、リードスイッチ1−2と電磁石2−3とは一定間隔
をあけて対向し合い、電磁石2−3の駆動によってリー
ドスイッチ1−2をONさせて起動信号を出力させる。
また、集配信装置2には赤外線発光素子2−4、赤外線
受光素子2−5が設けられており、携帯端末装置1を集
配信装置2上に載置した状態において、赤外線発光素子
2−4は携帯端末装置1側の赤外線受光素子1−3に赤
外線受光素子2−5は携帯端末装置1側の赤外線発光素
子1−4に対向し合いそれらの間で光通信が行われる。
部構成を示したブロック図である。携帯端末装置1にお
いて、制御部1−1はこの携帯端末装置1の全体動作を
制御するもので、リードスイッチ1−2からの起動信号
にしたがって主電源をONさせると共に、赤外線受光素
子1−3、赤外線発光素子1−4を駆動させて赤外線通
信待機状態に設定する。集配信装置2において、制御部
2−1はこの集配信装置2の全体動作を制御するもの
で、ホストコンピュータ3から通信回線、通信コネクタ
2−2を介して端末起動コマンドが送信されて来ると、
電磁石2−3を駆動させて磁界を発生させる。ここで、
携帯端末装置1を集配信装置2上に載置した状態におい
て、リードスイッチ1−2と電磁石2−3とは一定間隔
をあけて対向し合い、電磁石2−3の駆動によってリー
ドスイッチ1−2をONさせて起動信号を出力させる。
また、集配信装置2には赤外線発光素子2−4、赤外線
受光素子2−5が設けられており、携帯端末装置1を集
配信装置2上に載置した状態において、赤外線発光素子
2−4は携帯端末装置1側の赤外線受光素子1−3に赤
外線受光素子2−5は携帯端末装置1側の赤外線発光素
子1−4に対向し合いそれらの間で光通信が行われる。
【0007】次に、本実施例の動作を図3〜図5に示す
フローチャートにしたがって説明する。ここで、図3は
ホストコンピュータ3の動作を示したフローチャート、
図4は集配信装置2の動作を示したフローチャート、図
5は携帯端末装置1の動作を示したフローチャートであ
る。いま、例えば企業の営業部において、外交員は携帯
端末装置を持参して営業活動を行ったのち社内に戻り、
携帯端末装置1を集配信装置2上に載置する。この場
合、携帯端末装置1の主電源をOFFさせた状態で集配
信装置2上に置き、そのまま退社したものとする。
フローチャートにしたがって説明する。ここで、図3は
ホストコンピュータ3の動作を示したフローチャート、
図4は集配信装置2の動作を示したフローチャート、図
5は携帯端末装置1の動作を示したフローチャートであ
る。いま、例えば企業の営業部において、外交員は携帯
端末装置を持参して営業活動を行ったのち社内に戻り、
携帯端末装置1を集配信装置2上に載置する。この場
合、携帯端末装置1の主電源をOFFさせた状態で集配
信装置2上に置き、そのまま退社したものとする。
【0008】ここで、ホストコンピュータ3は現在時刻
がスケジュールされている設定時刻に到達するまで待機
状態にあり(ステップA1)、例えば社員全員が退社し
た深夜、設定時刻に到達すると、ホストコンピュータ3
は集配信装置制御信号および端末起動コマンドを集配信
装置2に対して発信する(ステップA2)。そして、携
帯端末装置1に対して回線のオープンハンドシェイクを
行ない、ホストコンピュータ3と携帯端末装置1との間
を通信可能状態に設定する(ステップA3)。この状態
において、ホストコンピュータ3は携帯端末装置1に対
してアップ/ダウンロードコマンドを発行し、携帯端末
装置1とホストコンピュータ3との間でユーザデータや
システムプログラム等のアップ/ダウンロードを行なう
(ステップA4)。ここで、アップロードは携帯端末装
置1からユーザデータをホストコンピュータ3が収集す
る場合、ダウンロードはホストコンピュータ3から携帯
端末装置1にシステムプログラム等を転送する場合であ
る。
がスケジュールされている設定時刻に到達するまで待機
状態にあり(ステップA1)、例えば社員全員が退社し
た深夜、設定時刻に到達すると、ホストコンピュータ3
は集配信装置制御信号および端末起動コマンドを集配信
装置2に対して発信する(ステップA2)。そして、携
帯端末装置1に対して回線のオープンハンドシェイクを
行ない、ホストコンピュータ3と携帯端末装置1との間
を通信可能状態に設定する(ステップA3)。この状態
において、ホストコンピュータ3は携帯端末装置1に対
してアップ/ダウンロードコマンドを発行し、携帯端末
装置1とホストコンピュータ3との間でユーザデータや
システムプログラム等のアップ/ダウンロードを行なう
(ステップA4)。ここで、アップロードは携帯端末装
置1からユーザデータをホストコンピュータ3が収集す
る場合、ダウンロードはホストコンピュータ3から携帯
端末装置1にシステムプログラム等を転送する場合であ
る。
【0009】ここで、集配信装置2において、その制御
部2−1はホストコンピュータ3からの送信コマンドを
受信してその種類を判別する(図4のステップB1)。
先ず、ホストコンピュータ3から端末起動コマンドが送
信されて来るため、制御部2−1はこれを受け取ると、
電磁石2−3を通電し、この電磁石2−3に対向するリ
ードスイッチ1−2をONさせ、携帯端末装置1を起動
させる(ステップB2)。
部2−1はホストコンピュータ3からの送信コマンドを
受信してその種類を判別する(図4のステップB1)。
先ず、ホストコンピュータ3から端末起動コマンドが送
信されて来るため、制御部2−1はこれを受け取ると、
電磁石2−3を通電し、この電磁石2−3に対向するリ
ードスイッチ1−2をONさせ、携帯端末装置1を起動
させる(ステップB2)。
【0010】すると、携帯端末装置1において、リード
スイッチ1−2からの起動信号が制御部1−1に入力さ
れると、制御部1−1は主電源のON/OFF状態をチ
ェックし(図5のステップC1)、それが現在OFFさ
れていれば、主電源をONさせる(ステップC2)。そ
して、赤外線受光素子1−3、赤外線発光素子1−4を
駆動させて通信可能状態に設定する(ステップC3)。
スイッチ1−2からの起動信号が制御部1−1に入力さ
れると、制御部1−1は主電源のON/OFF状態をチ
ェックし(図5のステップC1)、それが現在OFFさ
れていれば、主電源をONさせる(ステップC2)。そ
して、赤外線受光素子1−3、赤外線発光素子1−4を
駆動させて通信可能状態に設定する(ステップC3)。
【0011】次にホストコンピュータ3からアップ/ダ
ウンロードコマンドが送信されて来ると、集配信装置2
側では受信したコマンドを赤外線レベルに変換して携帯
端末装置1側へ送信する(ステップB3)。すると、携
帯端末装置1側において集配信装置2から赤外線通信に
より送信されて来たコマンドを受信し、この受信コマン
ドに応じて携帯端末装置1とホストコンピュータ3との
間でユーザデータやシステムプログラム等のアップ/ダ
ウンロードを行う(ステップC4)。
ウンロードコマンドが送信されて来ると、集配信装置2
側では受信したコマンドを赤外線レベルに変換して携帯
端末装置1側へ送信する(ステップB3)。すると、携
帯端末装置1側において集配信装置2から赤外線通信に
より送信されて来たコマンドを受信し、この受信コマン
ドに応じて携帯端末装置1とホストコンピュータ3との
間でユーザデータやシステムプログラム等のアップ/ダ
ウンロードを行う(ステップC4)。
【0012】このようにしてホストコンピュータ3と携
帯端末装置1との間でアップ/ダウンロードを行ったの
ち、ホストコンピュータ3は携帯端末装置1に対して回
線のクローズハンドシェイクを行い、ホストコンピュー
タ3と携帯端末装置1との間をクローズする(ステップ
A5)。その際、ホストコンピュータ3はクローズ前に
携帯端末装置1に対して後述する待機コマンド、または
OFFコマンドを発行する。次に、ホストコンピュータ
3は集配信装置制御信号および端末切り離しコマンドを
集配信装置2に発信する(ステップA6)。
帯端末装置1との間でアップ/ダウンロードを行ったの
ち、ホストコンピュータ3は携帯端末装置1に対して回
線のクローズハンドシェイクを行い、ホストコンピュー
タ3と携帯端末装置1との間をクローズする(ステップ
A5)。その際、ホストコンピュータ3はクローズ前に
携帯端末装置1に対して後述する待機コマンド、または
OFFコマンドを発行する。次に、ホストコンピュータ
3は集配信装置制御信号および端末切り離しコマンドを
集配信装置2に発信する(ステップA6)。
【0013】すると、集配信装置2において、受信コマ
ンドは赤外線通信によって携帯端末装置1に送信される
(ステップB3)。ここで、ホストコンピュータ3から
待機コマンドが送られて来た場合、携帯端末装置1にお
いて、制御部1−1は赤外線受光素子1−3、赤外線発
光素子1−4の駆動を停止させて通信可能状態を解除す
るが、主電源はON状態のまま保持する(ステップC
7)。一方、ホストコンピュータ3から電源OFFコマ
ンドが送られて来た場合、制御部1−1は主電源をOF
Fさせる(ステップC8)。なお、この場合においても
二次電池等のバックアップ電源によってメモリ内容や制
御部1−1の動作は保障されている。次に、ホストコン
ピュータ3から端末切り離しコマンドが送信された来た
場合、集配信装置2において、制御部2−1は電磁石2
−3の通電を遮断し、OFFさせる(ステップB4)。
これによりリードスイッチ1−2もOFFされ、起動信
号の出力を停止し、ホストコンピュータ3に対して携帯
端末装置1は通信切り離し状態となる。
ンドは赤外線通信によって携帯端末装置1に送信される
(ステップB3)。ここで、ホストコンピュータ3から
待機コマンドが送られて来た場合、携帯端末装置1にお
いて、制御部1−1は赤外線受光素子1−3、赤外線発
光素子1−4の駆動を停止させて通信可能状態を解除す
るが、主電源はON状態のまま保持する(ステップC
7)。一方、ホストコンピュータ3から電源OFFコマ
ンドが送られて来た場合、制御部1−1は主電源をOF
Fさせる(ステップC8)。なお、この場合においても
二次電池等のバックアップ電源によってメモリ内容や制
御部1−1の動作は保障されている。次に、ホストコン
ピュータ3から端末切り離しコマンドが送信された来た
場合、集配信装置2において、制御部2−1は電磁石2
−3の通電を遮断し、OFFさせる(ステップB4)。
これによりリードスイッチ1−2もOFFされ、起動信
号の出力を停止し、ホストコンピュータ3に対して携帯
端末装置1は通信切り離し状態となる。
【0014】以上のように本実施例においては、データ
転送を中継する集配信装置2を介してホストコンピュー
タ3と携帯端末装置1との間でデータ通信を行う場合
に、携帯端末装置1を集配信装置2の上に置いておくだ
けでホストコンピュータ3が任意のタイミングで携帯端
末装置1を起動し、携帯端末装置1との間でデータ通信
を行うようにしたから、ユーザデータやシステムプログ
ラム等のダウンロード/アップロードを無人で行うこと
が可能となり、また携帯端末装置1を使用する外交員等
は、退社時に携帯端末装置1を集配信装置2の上に置い
ておけばよく、特別な操作は一切不要となる。この場
合、電磁石2−3を通電させ、その磁界によりリードス
イッチ1−2をONさせる非接触方式にしたがって携帯
端末装置1の起動/切り離しを制御することができる。
この場合、リードスイッチ1−2を使用したから起動要
求等を受信する受信回路の消費電流を微少に抑えること
が可能であり、メモリバックアップ電源に大きな影響を
及ぼすことはない。
転送を中継する集配信装置2を介してホストコンピュー
タ3と携帯端末装置1との間でデータ通信を行う場合
に、携帯端末装置1を集配信装置2の上に置いておくだ
けでホストコンピュータ3が任意のタイミングで携帯端
末装置1を起動し、携帯端末装置1との間でデータ通信
を行うようにしたから、ユーザデータやシステムプログ
ラム等のダウンロード/アップロードを無人で行うこと
が可能となり、また携帯端末装置1を使用する外交員等
は、退社時に携帯端末装置1を集配信装置2の上に置い
ておけばよく、特別な操作は一切不要となる。この場
合、電磁石2−3を通電させ、その磁界によりリードス
イッチ1−2をONさせる非接触方式にしたがって携帯
端末装置1の起動/切り離しを制御することができる。
この場合、リードスイッチ1−2を使用したから起動要
求等を受信する受信回路の消費電流を微少に抑えること
が可能であり、メモリバックアップ電源に大きな影響を
及ぼすことはない。
【0015】なお、上記実施例においては携帯端末装置
1と集配信装置2との間で赤外線通信を行うようにした
が、磁界、電波等の非接触通信方式であれば任意であ
る。また、ホストコンピュータ3と集配信装置2との間
も通信回線に限らず、無線通信であってもよい。また、
上記実施例ではホストコンピュータ3から携帯端末装置
1を起動させるのに電磁石2−3、リードスイッチ1−
2を用いたが、これを電磁誘導、赤外線(透過・反射
型)等で実現するようにしてもよい。更に、上記実施例
においては集配信装置2の上に携帯端末装置1を載置す
るようにしたが、集配信装置2の近傍に携帯端末装置1
を接近させてもよい。
1と集配信装置2との間で赤外線通信を行うようにした
が、磁界、電波等の非接触通信方式であれば任意であ
る。また、ホストコンピュータ3と集配信装置2との間
も通信回線に限らず、無線通信であってもよい。また、
上記実施例ではホストコンピュータ3から携帯端末装置
1を起動させるのに電磁石2−3、リードスイッチ1−
2を用いたが、これを電磁誘導、赤外線(透過・反射
型)等で実現するようにしてもよい。更に、上記実施例
においては集配信装置2の上に携帯端末装置1を載置す
るようにしたが、集配信装置2の近傍に携帯端末装置1
を接近させてもよい。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、携帯端末装置を集配
信装置の上あるいはその近くに置いておくだけでホスト
コンピュータが任意のタイミングで携帯端末装置を起動
し、携帯端末装置との間でデータ通信を実行することが
できるので、携帯端末装置と集配信装置とを機械的コネ
クタで接続したり、特別な操作が不要となり、確実なデ
ータ通信が可能となる。
信装置の上あるいはその近くに置いておくだけでホスト
コンピュータが任意のタイミングで携帯端末装置を起動
し、携帯端末装置との間でデータ通信を実行することが
できるので、携帯端末装置と集配信装置とを機械的コネ
クタで接続したり、特別な操作が不要となり、確実なデ
ータ通信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るデータ転送システムのブロック構
成図。
成図。
【図2】携帯端末装置1、集配信装置2の構成を示した
ブロック図。
ブロック図。
【図3】ホストコンピュータ3の動作を示したフローチ
ャート。
ャート。
【図4】集配信装置2の動作を示したフローチャート。
【図5】携帯端末装置1の動作を示したフローチャー
ト。
ト。
1 携帯端末装置 1−1、2−1 制御部 1−2 リードスイッチ 1−3、2−5 赤外線受光素子 1−4、2−4 赤外線発光素子 2 集配信装置 2−2 通信コネクタ 2−3 電磁石 3 ホストコンピュータ
Claims (1)
- 【請求項1】入力されたデータを集計処理する携帯端末
装置と、この携帯端末装置との間で非接触通信にしたが
ってデータの送受信を行う集配信装置と、この集配信装
置との間でデータの送受信を行うホストコンピュータと
を備えたデータ転送システムにおいて、 携帯端末装置は集配信装置から空間伝播によって供給さ
れる外部エネルギーを感知して起動信号を出力する起動
信号発生手段を有し、集配信装置は携帯端末装置に対し
て前記外部エネルギーを発生するエネルギー発生手段を
有し、 ホストコンピュータから端末起動コマンドが送信されて
来た際に集配信装置は前記エネルギー発生手段を起動さ
せ、携帯端末装置は前記起動信号発生手段が外部エネル
ギーを感知した際に出力される起動信号に応答してデー
タ通信可能状態に設定され、ホストコンピュータと携帯
端末装置との間で集配信装置を介してデータ通信を行う
ようにしたことを特徴とするデータ転送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7103240A JPH08278929A (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | データ転送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7103240A JPH08278929A (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | データ転送システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08278929A true JPH08278929A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=14348925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7103240A Pending JPH08278929A (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | データ転送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08278929A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005094046A1 (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-06 | Pioneer Corporation | 無線通信システム、固定情報装置、携帯端末装置 |
US8024649B1 (en) | 1997-11-05 | 2011-09-20 | Sony Corporation | Information distributing system, information processing terminal device, information center, and information distributing method |
JP2012217046A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-08 | Fujitsu Ltd | プログラム、情報通信機器および連携方法 |
-
1995
- 1995-04-05 JP JP7103240A patent/JPH08278929A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8024649B1 (en) | 1997-11-05 | 2011-09-20 | Sony Corporation | Information distributing system, information processing terminal device, information center, and information distributing method |
US8589506B2 (en) | 1997-11-05 | 2013-11-19 | Sony Corporation | Information distributing system, information processing terminal device, information center, and information distributing method |
US9454949B2 (en) | 1997-11-05 | 2016-09-27 | Sony Corporation | Information distributing system, information processing terminal device, information center, and information distributing method |
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