JPH08276780A - テールゲートリフタにおけるキャスタストッパの取付装置 - Google Patents

テールゲートリフタにおけるキャスタストッパの取付装置

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JPH08276780A
JPH08276780A JP7878395A JP7878395A JPH08276780A JP H08276780 A JPH08276780 A JP H08276780A JP 7878395 A JP7878395 A JP 7878395A JP 7878395 A JP7878395 A JP 7878395A JP H08276780 A JPH08276780 A JP H08276780A
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JP
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stopper
caster stopper
hinge
panel
caster
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JP7878395A
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Shinji Murakami
真二 村上
Tsugio Fukazawa
次男 深沢
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Showa Aluminum Can Corp
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラック等車両のテールゲートリフタに備え
られたテールゲートのキャスタストッパにより、荷物積
降し作業時の荷物積載台車の逆戻りを確実に防止する。
キャスタストッパの取付ヒンジ部の構成を簡素化し、従
来の鋼製丁番を不要とし、ストッパの取付工数を削減す
る。取付精度を確実に出すとともに、製造コストが低減
する。軽量化を果たし、錆の発生を防止して、美観を向
上する。 【構成】 テールゲート4 の押出形材製ゲート構成パネ
ル7aに凹部10が設けられ、該凹部10内に押出形材製キャ
スタストッパ20とストッパ押上げ用スプリング30が収め
られ、キャスタストッパ20は、パネル7a側の第1ヒンジ
構成部11およびストッパ20側の第2ヒンジ構成部21を介
して取り付けられている。荷物積載台車の後方からの通
過によって、ストッパ20はパネル7aの凹部10内に没し、
荷物積載台車の通過後、ストッパ20はパネル7aの上面に
復帰して、台車の逆戻りを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラック等車両の荷
台に備えられたテールゲートリフタ(荷台後側壁昇降
機)におけるキャスタストッパの取付装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、トラック等車両には、重量物の積
降しを行なうために荷台後部にテールゲートリフタが備
えられており、テールゲートには、テールゲート上に乗
せた重量物積載台車の逆戻りを防止するために、台車キ
ャスタのストッパが取り付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のキャス
タストッパは、テールゲートのゲート構成パネルに鋼製
の丁番を介して揺動自在に取り付けられており、このよ
うな鋼製丁番を用いたストッパの取付作業は非常に手間
がかゝるだけでなく、不慣れな作業者では、取付精度を
出すのが難しかった。また鋼製丁番はその重量が重く、
かつ錆が生じるという問題があった。
【0004】この発明の目的は、上記の従来技術の問題
を解決し、キャスタストッパの取付ヒンジ部の構成を簡
素化することができて、従来の鋼製丁番が不要となり、
ストッパの取付工数を大幅に削減することができて、キ
ャスタストッパの取付作業に手間がかゝらず、しかも取
付精度を確実に出すことができて、製造コストが安くつ
き、かつ軽量化を実現し得るうえに、錆の発生がなく、
美観にすぐれている、テールゲートリフタにおけるキャ
スタストッパの取付装置を提供しようとするにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、トラック等車両の荷台に備えられた
テールゲートリフタにおいて、テールゲートが所要数の
押出形材製パネルによって構成され、テールゲートの後
端寄り部分のゲート構成パネルに、上方に開口したキャ
スタストッパ収容凹部が該パネルの長手方向に設けら
れ、収容凹部内に押出形材製のキャスタストッパが収め
られてパネル側の第1ヒンジ構成部およびキャスタスト
ッパ側の第2ヒンジ構成部を介して取り付けられるとと
もに、収容凹部内に、ストッパを常時上方に付勢せしめ
るスプリングが収められており、パネル側の第1ヒンジ
構成部が、収容凹部の後側縁部から前方に突出しかつ先
端に後方内向きに折り返えされた係合部を備えていて横
断面鉤形を有し、キャスタストッパ側の第2ヒンジ構成
部が、該ストッパの後側縁部に上向きに開口しかつ上記
第1ヒンジ構成部の係合部が嵌め入れられる凹溝を有す
るとともに、凹溝の後壁部の上端に前方に向かって伸び
る水平状係合部を有しており、上記第1ヒンジ構成部の
折返し状係合部が第2ヒンジ構成部の凹溝内に収められ
て、該係合部が、凹溝の後壁部および水平状係合部に係
り合わせられ、凹溝内に、これの前縁部より底部にかけ
て、キャスタストッパの揺動時に第1ヒンジ構成部の係
合部の先端が案内せしめられる横断面円弧状の案内面が
設けられるとともに、底部より後壁部の下端部にかけ
て、キャスタストッパの上方突出時に第1ヒンジ構成部
の係合部の下面と係り合う後方上向きに傾斜した傾斜壁
部が設けられている、テールゲートリフタにおけるキャ
スタストッパの取付装置を要旨としている。
【0006】
【作用】上記において、トラック等車両の荷台に、例え
ば重量物等荷物の積込み作業を行なうさい、まずテール
ゲートを後方に倒して、テールゲートを水平状態に保持
し、これを地面近くまで降ろす。このとき、テールゲー
トの後端寄り部分に備えられたキャスタストッパは、ゲ
ート構成パネルの凹部内に収められたスプリングの弾発
力により上方に付勢せしめられ、パネルの上面より上方
に突出して例えば略45°の角度で前方上向きに傾斜せ
しめられている。
【0007】つぎに、水平状態のテールゲートに対し
て、これの後端より重量物積載台車を乗せて、前進せし
めると、台車のキャスタが、前方上向きに傾斜したスト
ッパの後側縁部よりストッパ上に乗り上げる。
【0008】この重量物積載台車の後方からの通過によ
って、ストッパはスプリングの弾発力に抗して下方に揺
動して、パネルの凹部内に没し、該ストッパの上面がゲ
ート構成パネルの上面と略面一状となされるものであ
る。
【0009】ついで、この重量物積載台車の通過後に、
ストッパはスプリングの弾発力によって上向きに揺動
し、凹部内よりパネルの上面に突出するように復帰す
る。従って台車が逆戻りすると、台車のキャスタがスト
ッパと掛かり合い、台車の逆戻りを確実に防止し得るも
のである。
【0010】また、テールゲートのゲート構成パネルお
よびキャスタストッパは、いずれも押出形材製であり、
かつパネル側の第1ヒンジ構成部に対して、キャスタス
トッパ側の第2ヒンジ構成部を単に嵌め合わせるだけ
で、ストッパを取り付けることができるので、キャスタ
ストッパの取付ヒンジ部の構成を簡素化することができ
て、従来の鋼製丁番が不要となり、ストッパの取付工数
を大幅に削減することができて、キャスタストッパの取
付作業に手間がかゝらず、しかも取付精度を確実に出す
ことができるとともに、軽量化を果たし得る。
【0011】なお、テールゲートのゲート構成パネルお
よびキャスタストッパは、通常アルミニウム押出形材製
であるが、これに限らず、これらはその他の金属、ある
いは硬質の合成樹脂によりつくられていても良い。
【0012】
【実施例】つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて
説明する。
【0013】この明細書において、前後、左右および上
下は、図1を基準とし、前とは図1の左側、後とは同右
側をいゝ、左とは同図図面紙葉の表側、右とは同裏側を
いゝ、上とは同図上側、下とは同下側をいうものとす
る。
【0014】まず図4において、トラック(1) の荷台
(2) の後部に、重量物の積降しを行なうためにテールゲ
ートリフタ(荷台後側壁昇降機)(3) が備えられてい
る。
【0015】ここで、テールゲート(4) は、リフタ(3)
の左右両脚部(5)(5)のスライド部材(6)(6)の下端部に、
上下方向に揺動自在なように軸止めされ、かつスライド
部材(6)(6)の昇降に伴って昇降するようになされてい
る。
【0016】つぎに図1と図2に詳しく示すように、テ
ールゲート(4) は、4枚のアルミニウム中空押出形材製
パネル(7) によって構成されており、相互に隣り合うパ
ネル(7)(7)同志が、凹状嵌合部(8) および凸状嵌合部
(9) を嵌め合わせた状態で、ステンレス鋼製の連結ピン
(19)(19)により連結されている。
【0017】そして、このテールゲート(4) の後端寄り
部分、換言すれば、後端より2番目のゲート構成パネル
(7a)に、上方に開口したキャスタストッパ収容凹部(10)
が該パネル(7a)の長手方向に設けられ、収容凹部(10)内
にアルミニウム押出形材製のキャスタストッパ(20)が収
められている。
【0018】キャスタストッパ(20)は、パネル(7a)側の
第1ヒンジ構成部(11)およびストッパ(20)側の第2ヒン
ジ構成部(21)を介して取り付けられるとともに、収容凹
部(10)内に、ストッパ(20)を常時上方に付勢せしめるね
じりコイルばねなどよりなるスプリング(30)が収められ
ている。
【0019】ここで、パネル(7a)側の第1ヒンジ構成部
(11)は、収容凹部(10)の後側縁部から前方に突出しかつ
先端に後方内向きに折り返えされた係合部(12)を備えて
いて横断面鉤形を有している。
【0020】一方、キャスタストッパ(20)側の第2ヒン
ジ構成部(21)は、該ストッパ(20)の後側縁部に上向きに
開口しかつ上記第1ヒンジ構成部(11)の係合部(12)が嵌
め入れられる凹溝(22)を有するとともに、凹溝(22)の後
壁部(23)の上端に前方に向かって伸びる水平状係合部(2
4)を有している。
【0021】ゲート構成パネル(7a)側の第1ヒンジ構成
部(11)の折返し状係合部(12)は、キャスタストッパ(20)
側の第2ヒンジ構成部(21)の凹溝(22)内に収められて、
該係合部(12)が、凹溝(22)の後壁部(23)および水平状係
合部(24)に係り合わせられており、また凹溝(22)内に
は、これの前縁部より底部にかけて、キャスタストッパ
(20)の揺動時に第1ヒンジ構成部(11)の係合部(12)の先
端が案内せしめられる横断面円弧状の案内面(25)が設け
られるとともに、底部より後壁部(23)の下端部にかけ
て、キャスタストッパ(20)の上方突出時に第1ヒンジ構
成部(11)の係合部(12)の下面と係り合う後方上向きに略
45°の角度で傾斜した傾斜壁部(26)が設けられてい
る。
【0022】そして、この実施例では、ゲート構成パネ
ル(7a)の上面のキャスタストッパ収容凹部(10)の底壁(1
5)の前部に、前方上向きに傾斜して収容凹部(10)の前壁
(14)の上端寄り部分に連なる傾斜壁部(16)が設けられ、
これに対し、キャスタストッパ(20)の先端に垂下壁部(2
7)が設けられるとともに、垂下壁部(27)の下端に後方下
向きに傾斜した先端傾斜壁部(27a) が設けられていて、
ストッパ(20)がパネル(7a)の凹部(10)内に没したさい、
ストッパ(20)の先端傾斜壁部(27a) が凹部(10)の底壁(1
5)前端の傾斜壁部(16)にのせられるようになされてい
る。
【0023】また同時に、ストッパ(20)側の第2ヒンジ
構成部(21)の凹溝(22)の底壁の下端が、ゲート構成パネ
ル(7a)上面の収容凹部(10)の底壁(15)の後端寄り部分に
傾斜壁部(16)のせられて、荷物積載台車のキャスタ(28)
の重量が、ストッパ(20)を介してゲート構成パネル(7a)
の収容凹部(10)の底壁(15)によって支え得るようになさ
れており、荷物積載台車のキャスタ(28)の重量による負
担が、パネル(7a)側の第1ヒンジ構成部(11)およびスト
ッパ(20)側の第2ヒンジ構成部(21)にかからないように
配慮されている。
【0024】また、テールゲート(4) を構成するパネル
(7) は、アルミニウム中空押出形材製であるが、ゲート
構成パネル(7a)の収容凹部(10)の底壁(15)の下側にも中
空部(17)が設けられていて、該パネル(7a)の強度の向上
が計られている。
【0025】このゲート構成パネル(7a)の収容凹部(10)
内に収められたスプリング(30)は、これの下側腕部(31)
が収容凹部(10)の底壁(15)に固定され、かつコイル部(3
2)を介して上側腕部(33)がキャスタストッパ(20)の下面
に当接せしめられていて、ストッパ(20)を常時上方に付
勢せしめるものとなされている。
【0026】なお、テールゲート(4) の後端のパネル(7
b)の先端部には、水平状態で後方下向きの傾斜面が設け
られていて、重量物積載台車(図示略)の積降しのさ
い、段部をなくし、作業容易なように配慮されている。
【0027】上記において、トラック(1) の荷台(2)
に、例えば重量物等荷物の積込み作業を行なうさい、ま
ずテールゲート(4) を後方に倒して、テールゲート(4)
を水平状態に保持し、これを地面近くまで降ろす(図4
参照)。
【0028】このとき、テールゲート(4) の後端寄り部
分に備えられたキャスタストッパ(20)は、ゲート構成パ
ネル(7a)の凹部(10)内に収められたスプリング(30)の弾
発力により上方に付勢せしめられ、パネル(7a)の上面よ
り上方に突出して、略45°の角度で前方上向きに傾斜
せしめられている(図3と図4参照)。
【0029】すなわち、キャスタストッパ(20)側の第2
ヒンジ構成部(21)の凹溝(22)内において、パネル(7a)側
の第1ヒンジ構成部(11)の折返し状係合部(12)が、凹溝
(22)の後壁部(23)および水平状係合部(24)に係り合わせ
られるとともに、係合部(12)の下面と凹溝(22)内の傾斜
壁部(26)とが係り合わせられている。
【0030】つぎに、水平状態のテールゲート(4) に対
して、これの後端より重量物積載台車を乗せて、前進せ
しめると、台車のキャスタ(28)が、前方上向きに傾斜し
たストッパ(20)の後側縁部よりストッパ(20)上に乗り上
げる。
【0031】重量物積載台車のキャスタ(28)の後方から
の通過によって、ストッパ(20)はスプリング(30)の弾発
力に抗して下方に揺動する。このとき、ストッパ(20)側
の第2ヒンジ構成部(21)が、あたかもパネル(7a)側第1
ヒンジ構成部(11)の折返し状係合部(12)の横断面円弧状
の先端部(12a) を中心として回動する。このキャスタス
トッパ(20)の回動により、第1ヒンジ構成部(11)の先端
は、凹溝(22)内の横断面円弧状の案内面(25)に沿うよう
に案内せしめられる。こうしてストッパ(20)はパネル(7
a)の凹部(10)内に没し、ストッパ(20)の上面がゲート構
成パネル(7a)の上面と略面一状となされるため、重量物
積載台車が通過可能となるものである(図1と図2参
照)。
【0032】ついで、この重量物積載台車の通過後に、
ストッパ(20)がスプリング(30)の弾発力によって上向き
に揺動し、凹部(10)内よりパネル(7a)の上面に突出する
ように復帰する。従って台車が逆戻りすると、台車のキ
ャスタ(28)がストッパ(20)と掛かり合い、台車の逆戻り
を防止するものである(図3参照)。
【0033】なお、図示は省略したが、テールゲート
(4) のゲート構成パネル(7a)の所要箇所に、キャスタス
トッパ(20)の揺動作用を規制する切替えレバーを取り付
けておき、該レバーの作動により、キャスタストッパ(2
0)を常時パネル(7a)の凹部(10)内に没するようにして、
キャスタストッパ(20)付きテールゲート(4) を、通常の
ストッパ無しテールゲートとして使用し得るようにして
も良い。
【0034】
【発明の効果】この発明は、上述のように、トラック等
車両の荷台に備えられたテールゲートの後端寄り部分の
ゲート構成パネルに、上方に開口したキャスタストッパ
収容凹部が該パネルの長手方向に設けられ、収容凹部内
に押出形材製のキャスタストッパが収められてパネル側
の第1ヒンジ構成部およびキャスタストッパ側の第2ヒ
ンジ構成部を介して取り付けられるとともに、収容凹部
内に、ストッパを常時上方に付勢せしめるスプリングが
収められており、パネル側の第1ヒンジ構成部が、収容
凹部の後側縁部から前方に突出しかつ先端に後方内向き
に折り返えされた係合部を備えていて横断面鉤形を有
し、キャスタストッパ側の第2ヒンジ構成部が、該スト
ッパの後側縁部に上向きに開口しかつ上記第1ヒンジ構
成部の係合部が嵌め入れられる凹溝を有するとともに、
凹溝の後壁部の上端に前方に向かって伸びる水平状係合
部を有しており、上記第1ヒンジ構成部の折返し状係合
部が第2ヒンジ構成部の凹溝内に収められて、該係合部
が、凹溝の後壁部および水平状係合部に係り合わせら
れ、凹溝内に、これの前縁部より底部にかけて、キャス
タストッパの揺動時に第1ヒンジ構成部の係合部の先端
が案内せしめられる横断面円弧状の案内面が設けられる
とともに、底部より後壁部の下端部にかけて、キャスタ
ストッパの上方突出時に第1ヒンジ構成部の係合部の下
面と係り合う後方上向きに傾斜した傾斜壁部が設けられ
ているから、テールゲートに備えられたキャスタストッ
パにより、重量物積載台車のキャスタをしっかり止める
ことができて、荷物の積降し作業を行なうさい、台車の
逆戻りを確実に防止することができ、非常に安全性が高
いものである。
【0035】また、テールゲートのゲート構成パネルお
よびキャスタストッパは、いずれも押出形材製であり、
かつパネル側の第1ヒンジ構成部に対して、キャスタス
トッパ側の第2ヒンジ構成部を単に嵌め合わせるだけ
で、ストッパを取り付けることができるので、キャスタ
ストッパの取付ヒンジ部の構成を簡素化することができ
て、従来の鋼製丁番が不要となり、ストッパの取付工数
を大幅に削減することができて、キャスタストッパの取
付作業に手間がかゝらず、従って製造コストが安くつ
き、しかも取付精度を確実に出すことができる。
【0036】さらに、ゲート構成パネルおよびキャスタ
ストッパのいずれもが押出形材製であるため、軽量化を
果たし得るうえに、錆の発生の心配がなく、耐久性にす
ぐれ、かつ美観にすぐれているという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すテールゲートの要部拡
大断面図で、キャスタストッパがゲート構成パネルの凹
部内に収められた状態を示している。
【図2】同テールゲートの部分断面図である。
【図3】同テールゲートの要部拡大断面図で、キャスタ
ストッパがゲート構成パネルの上面に突出した状態を示
している。
【図4】テールゲートリフタを備えたトラックの概略部
分斜視図である。
【符号の説明】
1 トラック等車両 2 荷台 3 テールゲートリフタ 4 テールゲート 7,7a ゲート構成パネル 10 キャスタストッパ収容凹部 11 横断面鉤形の第1ヒンジ構成部 12 折返し係合部 20 キャスタストッパ 21 第2ヒンジ構成部 22 凹溝 23 後壁部 24 水平状係合部 25 横断面円弧状の案内面 26 傾斜壁部 30 スプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラック等車両(1) の荷台(2) に備えら
    れたテールゲートリフタ(3) において、テールゲート
    (4) が所要数の押出形材製パネル(7) によって構成さ
    れ、テールゲート(4) の後端寄り部分のゲート構成パネ
    ル(7a)に、上方に開口したキャスタストッパ収容凹部(1
    0)が該パネル(7a)の長手方向に設けられ、収容凹部(10)
    内に押出形材製のキャスタストッパ(20)が収められてパ
    ネル(7a)側の第1ヒンジ構成部(11)およびキャスタスト
    ッパ(20)側の第2ヒンジ構成部(21)を介して取り付けら
    れるとともに、収容凹部(10)内に、ストッパ(20)を常時
    上方に付勢せしめるスプリング(30)が収められており、
    パネル(7a)側の第1ヒンジ構成部(11)が、収容凹部(10)
    の後側縁部から前方に突出しかつ先端に後方内向きに折
    り返えされた係合部(12)を備えていて横断面鉤形を有
    し、キャスタストッパ(20)側の第2ヒンジ構成部(21)
    が、該ストッパ(20)の後側縁部に上向きに開口しかつ上
    記第1ヒンジ構成部(11)の係合部(12)が嵌め入れられる
    凹溝(22)を有するとともに、凹溝(22)の後壁部(23)の上
    端に前方に向かって伸びる水平状係合部(24)を有してお
    り、上記第1ヒンジ構成部(11)の折返し状係合部(12)が
    第2ヒンジ構成部(21)の凹溝(22)内に収められて、該係
    合部(12)が、凹溝(22)の後壁部(23)および水平状係合部
    (24)に係り合わせられ、凹溝(22)内に、これの前縁部よ
    り底部にかけて、キャスタストッパ(20)の揺動時に第1
    ヒンジ構成部(11)の係合部(12)の先端が案内せしめられ
    る横断面円弧状の案内面(25)が設けられるとともに、底
    部より後壁部(23)の下端部にかけて、キャスタストッパ
    (20)の上方突出時に第1ヒンジ構成部(11)の係合部(12)
    の下面と係り合う後方上向きに傾斜した傾斜壁部(26)が
    設けられている、テールゲートリフタにおけるキャスタ
    ストッパの取付装置。
JP7878395A 1995-04-04 1995-04-04 テールゲートリフタにおけるキャスタストッパの取付装置 Withdrawn JPH08276780A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012183909A (ja) * 2011-03-04 2012-09-27 Shinmaywa Industries Ltd 荷受台昇降装置
JP2020199852A (ja) * 2019-06-07 2020-12-17 極東開発工業株式会社 荷受台昇降装置におけるストッパ装置

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