JPH08275993A - 酸性イオン水による洗浄装置 - Google Patents
酸性イオン水による洗浄装置Info
- Publication number
- JPH08275993A JPH08275993A JP7108310A JP10831095A JPH08275993A JP H08275993 A JPH08275993 A JP H08275993A JP 7108310 A JP7108310 A JP 7108310A JP 10831095 A JP10831095 A JP 10831095A JP H08275993 A JPH08275993 A JP H08275993A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waste liquid
- ionized water
- acidic ionized
- tank
- acidic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Electrotherapy Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽量小型で、可搬性があり、安価で、取り扱
いおよび操作が容易であって、かつ、一度に大量の酸性
イオン水を供給することのできる酸性イオン水による洗
浄装置を提供する。 【構成】 台車(1)と、台車に着脱可能に配設された
酸性イオン水収容タンク(2)および廃液回収タンク
(3)と、前記収容タンクから酸性イオン水を液付与手
段に給送するための液給送用配管と、酸性イオン水に所
定の圧力を付与する圧力付与手段と、前記液付与手段か
ら洗浄対象に付与された後の酸性イオン水を廃液として
受ける廃液受手段と、廃液受手段から廃液回収タンクに
廃液を回収するための廃液回収用配管と、廃液を回収す
るために廃液に所定の負圧を付与する負圧付与手段と、
からなることを特徴とする。
いおよび操作が容易であって、かつ、一度に大量の酸性
イオン水を供給することのできる酸性イオン水による洗
浄装置を提供する。 【構成】 台車(1)と、台車に着脱可能に配設された
酸性イオン水収容タンク(2)および廃液回収タンク
(3)と、前記収容タンクから酸性イオン水を液付与手
段に給送するための液給送用配管と、酸性イオン水に所
定の圧力を付与する圧力付与手段と、前記液付与手段か
ら洗浄対象に付与された後の酸性イオン水を廃液として
受ける廃液受手段と、廃液受手段から廃液回収タンクに
廃液を回収するための廃液回収用配管と、廃液を回収す
るために廃液に所定の負圧を付与する負圧付与手段と、
からなることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、酸性イオン水を用い
た洗浄装置に関するものである。さらに詳しくは、この
発明は、水を電気分解することにより生成された酸性イ
オン水を用いて皮膚、髪等の洗浄を行うのに特に適した
洗浄装置に関するものである。
た洗浄装置に関するものである。さらに詳しくは、この
発明は、水を電気分解することにより生成された酸性イ
オン水を用いて皮膚、髪等の洗浄を行うのに特に適した
洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】水を電気分解することにより、PH1
1.5程度までの範囲のアルカリイオン水とPH2.5
程度までの範囲の酸性イオン水とを得ることができる。
アルカリイオン水は、制酸性があり、飲用に適している
ことから厚生省により胃腸に関し慢性下痢、胃腸内
異常発酵、消化不良、制酸、胃酸過多に効果があ
るものと認定されている。酸性イオン水は、アルカリイ
オン水と異なり飲用には適さないが、使用後は水に還元
することから環境対策上の問題がなく、各種の用途が検
討されている。例えば、酸性イオン水が、最近、院内感
染で問題となっているMRSA(メチシリン・セフェム
耐性黄色ブドウ球菌)等の菌種に対し殺菌効果または抑
制効果があると報告されている。また、アトピー性皮膚
炎等への有効性が報告されている。そして、弱酸性で肌
を引き締める効果があることから化粧水に用いられてい
る。さらに、酸性イオン水の医療分野以外の用途、例え
ば、食品の持つ色や風味を損なうことなく腸炎ビブリオ
菌等の食中毒の原因となる細菌の殺菌、土壌中の有害菌
の洗浄殺菌、砂場の消毒、病院での手洗い、床、壁、食
器、配膳用具の洗浄殺菌等への利用が検討されている。
1.5程度までの範囲のアルカリイオン水とPH2.5
程度までの範囲の酸性イオン水とを得ることができる。
アルカリイオン水は、制酸性があり、飲用に適している
ことから厚生省により胃腸に関し慢性下痢、胃腸内
異常発酵、消化不良、制酸、胃酸過多に効果があ
るものと認定されている。酸性イオン水は、アルカリイ
オン水と異なり飲用には適さないが、使用後は水に還元
することから環境対策上の問題がなく、各種の用途が検
討されている。例えば、酸性イオン水が、最近、院内感
染で問題となっているMRSA(メチシリン・セフェム
耐性黄色ブドウ球菌)等の菌種に対し殺菌効果または抑
制効果があると報告されている。また、アトピー性皮膚
炎等への有効性が報告されている。そして、弱酸性で肌
を引き締める効果があることから化粧水に用いられてい
る。さらに、酸性イオン水の医療分野以外の用途、例え
ば、食品の持つ色や風味を損なうことなく腸炎ビブリオ
菌等の食中毒の原因となる細菌の殺菌、土壌中の有害菌
の洗浄殺菌、砂場の消毒、病院での手洗い、床、壁、食
器、配膳用具の洗浄殺菌等への利用が検討されている。
【0003】酸性イオン水を用いて肌、髪等を洗浄する
には一度に大量の酸性イオン水が必要となるが、大量の
酸性イオン水を生成するには大型で重量があり、しかも
高価な電解イオン水生成装置が必要となり、これらは、
大電流を消費することから、電源から離れた箇所で使用
することができない。大型の電解イオン水生成装置と貯
蔵タンクを備えた装置を移動可能とし、電源の近傍で酸
性イオン水を生成させて貯蔵タンクに貯蔵し、次いで、
所定の場所に移動させ使用することも可能であるが、高
価となるとともに、装置全体が大型化、大重量化し装置
の可搬性にも問題がある。
には一度に大量の酸性イオン水が必要となるが、大量の
酸性イオン水を生成するには大型で重量があり、しかも
高価な電解イオン水生成装置が必要となり、これらは、
大電流を消費することから、電源から離れた箇所で使用
することができない。大型の電解イオン水生成装置と貯
蔵タンクを備えた装置を移動可能とし、電源の近傍で酸
性イオン水を生成させて貯蔵タンクに貯蔵し、次いで、
所定の場所に移動させ使用することも可能であるが、高
価となるとともに、装置全体が大型化、大重量化し装置
の可搬性にも問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記のよ
うな実情に鑑み鋭意研究の結果創案されたものであり、
軽量小型で、可搬性があり、安価で、取り扱いおよび操
作が容易であって、かつ、一度に大量の酸性イオン水を
供給することのできる酸性イオン水による洗浄装置を提
供することを目的としている。
うな実情に鑑み鋭意研究の結果創案されたものであり、
軽量小型で、可搬性があり、安価で、取り扱いおよび操
作が容易であって、かつ、一度に大量の酸性イオン水を
供給することのできる酸性イオン水による洗浄装置を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明の酸性イオン水による洗浄装置は、(i)
台車と、台車に着脱可能に配設された酸性イオン水収容
タンクおよび廃液回収タンクと、前記収容タンクから酸
性イオン水を液付与手段に給送するための液給送用配管
と、酸性イオン水に所定の圧力を付与する圧力付与手段
と、前記液付与手段から洗浄対象に付与された後の酸性
イオン水を廃液として受ける廃液受手段と、廃液受手段
から廃液回収タンクに廃液を回収するための廃液回収用
配管と、廃液を回収するために廃液に所定の負圧を付与
する負圧付与手段と、からなることを特徴とする。そし
て、(ii)酸性イオン水収容タンクは、蓋部材と箱体
部とからなり、蓋部材の上面にはガイド用の凸条が配設
され、箱体部の背面には圧力付与手段への連結部材が配
設されており、廃液回収タンクは、蓋部材と箱体部から
なり、蓋部材の上面にはガイド用の凸条が配設され、箱
体部の背面には負圧付与手段への連結部材が配設されて
おり、台車のベース部には廃液回収タンク用の載置面が
設けられるとともにベース部の一側に本体部が立設され
ており、前記廃液回収タンク用の載置面の上方に、本体
部から側方に片持ち状態に棚部材と天板部材とが固設さ
れており、棚部材の下面には、廃液回収タンクの蓋部材
の上面に設けられたガイド用の凸条を案内するガイド溝
が本体部に向かって設けられ、棚部材内には酸性イオン
水の加熱手段が内蔵されており、天板部材の下面には、
酸性イオン水収容タンクの蓋部材の上面に設けられたガ
イド用の凸条を案内するガイド溝が本体部に向かって設
けられており、棚部材と天板部材との間の本体部の所定
位置には、酸性イオン水収容タンクの箱体部の背面に配
設された連結部材との着脱式コネクタが設けられ、棚部
材と廃液回収タンク用の載置面の間の本体部の所定位置
には、廃液回収タンクの箱体部の背面に配設された連結
部材との着脱式コネクタが設けられ、本体部内には、酸
性イオン水に所定の圧力を付与する圧力付与手段と廃液
を回収するために廃液に所定の負圧を付与する負圧付与
手段、および、バッテリーとが内蔵されていてもよい。
また、(iii)酸性イオン水に所定の圧力を付与する
圧力付与手段が、コンプレッサーであって、該コンプレ
ッサーからの加圧空気を酸性イオン水収容タンクの箱体
部の背面に配設された連結部材との着脱式コネクタを介
して供給することによって収容タンク内の空気を加圧
し、酸性イオン水に所定の水圧を付与するようになって
おり、廃液を回収するために廃液に所定の負圧を付与す
る負圧付与手段が、真空ポンプであって、廃液回収タン
クの箱体部の背面に配設された連結部材との着脱式コネ
クタを介して廃液タンク内の空気に負圧を付与すること
によって、廃液に所定の負圧を付与するようになってい
てもよい。また、(iv)一台の真空ポンプが、酸性イ
オン水に所定の圧力を付与する圧力付与手段と廃液を回
収するために廃液に所定の負圧を付与する負圧付与手段
とを兼ねており、真空ポンプからの加圧空気を酸性イオ
ン水収容タンクの箱体部の背面に配設された連結部材と
の着脱式コネクタを介して供給することによって収容タ
ンク内の空気を加圧し、酸性イオン水に所定の水圧を付
与するようになっており、前記真空ポンプによって、廃
液回収タンクの箱体部の背面に配設された連結部材との
着脱式コネクタを介して廃液タンク内の空気に負圧を付
与することによって、廃液に所定の負圧を付与するよう
になっていてもよい。また、(v)酸性イオン水に所定
の圧力を付与する圧力付与手段が、渦巻ポンプであっ
て、酸性イオン水収容タンクの箱体部の背面に配設され
た連結部材との着脱式コネクタを介して酸性イオン水を
前記渦巻ポンプに供給することによって、酸性イオン水
に所定の水圧を付与するようになっており、廃液を回収
するために廃液に所定の負圧を付与する負圧付与手段
が、真空ポンプであって、廃液回収タンクの箱体部の背
面に配設された連結部材との着脱式コネクタを介して廃
液タンク内の空気に負圧を付与することによって、廃液
に所定の負圧を付与するようになっていてもよい。そし
て、(vi)酸性イオン水の液付与手段が、スプレーで
あり、酸性イオン水を廃液として受ける廃液受手段が、
所定形状をした廃液受皿であってもよい。その際、スプ
レーには、エアブロアーからのエア吹出機構が併設され
ており、エア吹出機構によるエアカーテンを形成するこ
とによって酸性イオン水の噴霧時の飛散防止をするとと
もに、洗浄対象に酸性イオン水付与後、酸性イオン水の
吹き飛ばしまたは乾燥を行うようになっていることが好
ましい。
に、この発明の酸性イオン水による洗浄装置は、(i)
台車と、台車に着脱可能に配設された酸性イオン水収容
タンクおよび廃液回収タンクと、前記収容タンクから酸
性イオン水を液付与手段に給送するための液給送用配管
と、酸性イオン水に所定の圧力を付与する圧力付与手段
と、前記液付与手段から洗浄対象に付与された後の酸性
イオン水を廃液として受ける廃液受手段と、廃液受手段
から廃液回収タンクに廃液を回収するための廃液回収用
配管と、廃液を回収するために廃液に所定の負圧を付与
する負圧付与手段と、からなることを特徴とする。そし
て、(ii)酸性イオン水収容タンクは、蓋部材と箱体
部とからなり、蓋部材の上面にはガイド用の凸条が配設
され、箱体部の背面には圧力付与手段への連結部材が配
設されており、廃液回収タンクは、蓋部材と箱体部から
なり、蓋部材の上面にはガイド用の凸条が配設され、箱
体部の背面には負圧付与手段への連結部材が配設されて
おり、台車のベース部には廃液回収タンク用の載置面が
設けられるとともにベース部の一側に本体部が立設され
ており、前記廃液回収タンク用の載置面の上方に、本体
部から側方に片持ち状態に棚部材と天板部材とが固設さ
れており、棚部材の下面には、廃液回収タンクの蓋部材
の上面に設けられたガイド用の凸条を案内するガイド溝
が本体部に向かって設けられ、棚部材内には酸性イオン
水の加熱手段が内蔵されており、天板部材の下面には、
酸性イオン水収容タンクの蓋部材の上面に設けられたガ
イド用の凸条を案内するガイド溝が本体部に向かって設
けられており、棚部材と天板部材との間の本体部の所定
位置には、酸性イオン水収容タンクの箱体部の背面に配
設された連結部材との着脱式コネクタが設けられ、棚部
材と廃液回収タンク用の載置面の間の本体部の所定位置
には、廃液回収タンクの箱体部の背面に配設された連結
部材との着脱式コネクタが設けられ、本体部内には、酸
性イオン水に所定の圧力を付与する圧力付与手段と廃液
を回収するために廃液に所定の負圧を付与する負圧付与
手段、および、バッテリーとが内蔵されていてもよい。
また、(iii)酸性イオン水に所定の圧力を付与する
圧力付与手段が、コンプレッサーであって、該コンプレ
ッサーからの加圧空気を酸性イオン水収容タンクの箱体
部の背面に配設された連結部材との着脱式コネクタを介
して供給することによって収容タンク内の空気を加圧
し、酸性イオン水に所定の水圧を付与するようになって
おり、廃液を回収するために廃液に所定の負圧を付与す
る負圧付与手段が、真空ポンプであって、廃液回収タン
クの箱体部の背面に配設された連結部材との着脱式コネ
クタを介して廃液タンク内の空気に負圧を付与すること
によって、廃液に所定の負圧を付与するようになってい
てもよい。また、(iv)一台の真空ポンプが、酸性イ
オン水に所定の圧力を付与する圧力付与手段と廃液を回
収するために廃液に所定の負圧を付与する負圧付与手段
とを兼ねており、真空ポンプからの加圧空気を酸性イオ
ン水収容タンクの箱体部の背面に配設された連結部材と
の着脱式コネクタを介して供給することによって収容タ
ンク内の空気を加圧し、酸性イオン水に所定の水圧を付
与するようになっており、前記真空ポンプによって、廃
液回収タンクの箱体部の背面に配設された連結部材との
着脱式コネクタを介して廃液タンク内の空気に負圧を付
与することによって、廃液に所定の負圧を付与するよう
になっていてもよい。また、(v)酸性イオン水に所定
の圧力を付与する圧力付与手段が、渦巻ポンプであっ
て、酸性イオン水収容タンクの箱体部の背面に配設され
た連結部材との着脱式コネクタを介して酸性イオン水を
前記渦巻ポンプに供給することによって、酸性イオン水
に所定の水圧を付与するようになっており、廃液を回収
するために廃液に所定の負圧を付与する負圧付与手段
が、真空ポンプであって、廃液回収タンクの箱体部の背
面に配設された連結部材との着脱式コネクタを介して廃
液タンク内の空気に負圧を付与することによって、廃液
に所定の負圧を付与するようになっていてもよい。そし
て、(vi)酸性イオン水の液付与手段が、スプレーで
あり、酸性イオン水を廃液として受ける廃液受手段が、
所定形状をした廃液受皿であってもよい。その際、スプ
レーには、エアブロアーからのエア吹出機構が併設され
ており、エア吹出機構によるエアカーテンを形成するこ
とによって酸性イオン水の噴霧時の飛散防止をするとと
もに、洗浄対象に酸性イオン水付与後、酸性イオン水の
吹き飛ばしまたは乾燥を行うようになっていることが好
ましい。
【0006】
【作用】(i)によれば、台車によって所定の箇所まで
洗浄装置を移動させ、そこで、圧力付与手段によって酸
性イオン水に所定の水圧を付与し、収容タンクから液給
送用配管を介し液付与手段に供給し、液付与手段から洗
浄対象に酸性イオン水を付与し、次いで、付与後の酸性
イオン水を廃液として廃液受手段に受け、廃液に負圧付
与手段からの負圧を付与して廃液回収用配管を介して廃
液回収タンクに回収することができる。そのため、廃液
回収用配管内に廃液が残留することがなく、廃液回収タ
ンクに廃液を確実に回収することができる。また、空に
なった収容タンクには電解イオン水生成装置によって生
成された新しい酸性イオン水を供給し、満杯の廃液回収
タンクから廃液を捨てる。なお、空になった収容タンク
および満杯になった廃液回収タンクを、台車から取り出
し、収容タンクには電解イオン水生成装置によって生成
された新しい酸性イオン水を供給し、満杯の廃液回収タ
ンクから廃液を捨て、再度台車に装着するようにしても
よい。収容タンク内が汚れていたり、酸性イオン水のP
Hが相違する場合等においては、収容タンクを、台車か
ら取り出し、収容タンク内を洗浄する。また、廃液回収
タンク内が汚れていれば、廃液回収タンクを台車から取
り出し、廃液回収タンク内を洗浄する。その後、収容タ
ンクおよび/または廃液回収タンクを台車に再度装着す
る。(ii)によれば、酸性イオン水を収容した収容タ
ンクを、該タンクの蓋の上面に設けられたガイド用の凸
条を天板部材の下面に設けられたガイド溝に沿って挿入
することで棚部材と天板部材の間に確実に装着すること
ができ、これによって、収容タンクの箱体部の背面に配
設された連結部材と台車の本体部の所定位置に設けられ
た着脱式コネクタとが連結できる。同様に、空の廃液回
収タンクを、該タンクの蓋の上面に設けられたガイド用
の凸条を棚部材の下面に設けられたガイド溝に沿って挿
入することで棚部材と天板部材の間に確実に装着するこ
とができ、これによって、収容タンクの箱体部の背面に
配設された連結部材と台車の本体部の所定位置に設けら
れた着脱式コネクタとが連結できる。本体部内に圧力付
与手段、負圧付与手段およびバッテリーが内蔵されてい
るので、台車によって所定の箇所まで洗浄装置を移動さ
せ、そこで、圧力付与手段によって酸性イオン水に所定
の水圧を付与し、収容タンクから液給送用配管を介し液
付与手段に供給し、液付与手段から洗浄対象に酸性イオ
ン水を付与し、次いで、付与した後の酸性イオン水を廃
液として廃液受手段に受け、廃液に負圧付与手段による
負圧を付与して廃液回収用配管を介して廃液回収タンク
に回収する。空になった収容タンクには新しい酸性イオ
ン水を供給し、満杯になった廃液回収タンクからは廃液
を排出する。収容タンク内が汚れていたり、酸性イオン
水のPHが相違する場合等においては、収容タンクの蓋
部材を取り外し箱体部内を容易に洗浄することができ
る。また、廃液回収タンク内が汚れていれば、廃液回収
タンクの蓋部材を取り除き箱体部内を容易に洗浄するこ
とができる。そして、棚部材に内蔵された加熱手段によ
って酸性イオン水を所定の温度の温水として洗浄対象に
付与することができる。(iii)によれば、コンプレ
ッサーによって収納タンク内の空気を加圧し酸性イオン
水に所定の圧力を付与することと、真空ポンプによって
廃液回収タンク内の空気を吸引し廃液に所定の負圧を付
与することを個別の運転条件下で行うことができるの
で、最適な運転条件を選択でき、消費電力を低く押さえ
ることができる。(iv)によれば、一台の真空ポンプ
によって、収納タンク内の空気を加圧し酸性イオン水に
所定の水圧を付与することと、廃液回収タンク内の空気
を吸引し廃液に所定の負圧を付与することができるの
で、製造コストを押さえることができる。(v)によれ
ば、渦巻ポンプにより、空気を介さず直接酸性イオン水
に所定の水圧を付与することができるので、空気中の微
生物、細菌、ダスト等が酸性のイオン水に混入する恐れ
が少なくなる。(vi)によれば、酸性イオン水の液付
与手段がスプレーであることにより、ノズル部を調整す
ることで流量、およびシャワー、吐水等の種類を適宜選
択してスプレーを手で持って自由に洗浄対象に付与する
ことができる。また、酸性イオン水を廃液として受ける
廃液受手段が、所定形状をした廃液受皿であれば、手で
持って自由に洗浄対象から流下する廃液をこぼすことな
く確実に受けることができる。スプレーに、エアブロア
ーからのエア吹出機構が併設されていると、エア吹出機
構によるエアカーテンを形成することによって酸性イオ
ン水の噴霧時の飛散防止をすることができるとともに、
洗浄対象に酸性イオン水付与後、エアの風量、温度を調
節することで洗浄対象に付着した酸性イオン水の吹き飛
ばしまたは洗浄対象表面の乾燥を行うことができる。
洗浄装置を移動させ、そこで、圧力付与手段によって酸
性イオン水に所定の水圧を付与し、収容タンクから液給
送用配管を介し液付与手段に供給し、液付与手段から洗
浄対象に酸性イオン水を付与し、次いで、付与後の酸性
イオン水を廃液として廃液受手段に受け、廃液に負圧付
与手段からの負圧を付与して廃液回収用配管を介して廃
液回収タンクに回収することができる。そのため、廃液
回収用配管内に廃液が残留することがなく、廃液回収タ
ンクに廃液を確実に回収することができる。また、空に
なった収容タンクには電解イオン水生成装置によって生
成された新しい酸性イオン水を供給し、満杯の廃液回収
タンクから廃液を捨てる。なお、空になった収容タンク
および満杯になった廃液回収タンクを、台車から取り出
し、収容タンクには電解イオン水生成装置によって生成
された新しい酸性イオン水を供給し、満杯の廃液回収タ
ンクから廃液を捨て、再度台車に装着するようにしても
よい。収容タンク内が汚れていたり、酸性イオン水のP
Hが相違する場合等においては、収容タンクを、台車か
ら取り出し、収容タンク内を洗浄する。また、廃液回収
タンク内が汚れていれば、廃液回収タンクを台車から取
り出し、廃液回収タンク内を洗浄する。その後、収容タ
ンクおよび/または廃液回収タンクを台車に再度装着す
る。(ii)によれば、酸性イオン水を収容した収容タ
ンクを、該タンクの蓋の上面に設けられたガイド用の凸
条を天板部材の下面に設けられたガイド溝に沿って挿入
することで棚部材と天板部材の間に確実に装着すること
ができ、これによって、収容タンクの箱体部の背面に配
設された連結部材と台車の本体部の所定位置に設けられ
た着脱式コネクタとが連結できる。同様に、空の廃液回
収タンクを、該タンクの蓋の上面に設けられたガイド用
の凸条を棚部材の下面に設けられたガイド溝に沿って挿
入することで棚部材と天板部材の間に確実に装着するこ
とができ、これによって、収容タンクの箱体部の背面に
配設された連結部材と台車の本体部の所定位置に設けら
れた着脱式コネクタとが連結できる。本体部内に圧力付
与手段、負圧付与手段およびバッテリーが内蔵されてい
るので、台車によって所定の箇所まで洗浄装置を移動さ
せ、そこで、圧力付与手段によって酸性イオン水に所定
の水圧を付与し、収容タンクから液給送用配管を介し液
付与手段に供給し、液付与手段から洗浄対象に酸性イオ
ン水を付与し、次いで、付与した後の酸性イオン水を廃
液として廃液受手段に受け、廃液に負圧付与手段による
負圧を付与して廃液回収用配管を介して廃液回収タンク
に回収する。空になった収容タンクには新しい酸性イオ
ン水を供給し、満杯になった廃液回収タンクからは廃液
を排出する。収容タンク内が汚れていたり、酸性イオン
水のPHが相違する場合等においては、収容タンクの蓋
部材を取り外し箱体部内を容易に洗浄することができ
る。また、廃液回収タンク内が汚れていれば、廃液回収
タンクの蓋部材を取り除き箱体部内を容易に洗浄するこ
とができる。そして、棚部材に内蔵された加熱手段によ
って酸性イオン水を所定の温度の温水として洗浄対象に
付与することができる。(iii)によれば、コンプレ
ッサーによって収納タンク内の空気を加圧し酸性イオン
水に所定の圧力を付与することと、真空ポンプによって
廃液回収タンク内の空気を吸引し廃液に所定の負圧を付
与することを個別の運転条件下で行うことができるの
で、最適な運転条件を選択でき、消費電力を低く押さえ
ることができる。(iv)によれば、一台の真空ポンプ
によって、収納タンク内の空気を加圧し酸性イオン水に
所定の水圧を付与することと、廃液回収タンク内の空気
を吸引し廃液に所定の負圧を付与することができるの
で、製造コストを押さえることができる。(v)によれ
ば、渦巻ポンプにより、空気を介さず直接酸性イオン水
に所定の水圧を付与することができるので、空気中の微
生物、細菌、ダスト等が酸性のイオン水に混入する恐れ
が少なくなる。(vi)によれば、酸性イオン水の液付
与手段がスプレーであることにより、ノズル部を調整す
ることで流量、およびシャワー、吐水等の種類を適宜選
択してスプレーを手で持って自由に洗浄対象に付与する
ことができる。また、酸性イオン水を廃液として受ける
廃液受手段が、所定形状をした廃液受皿であれば、手で
持って自由に洗浄対象から流下する廃液をこぼすことな
く確実に受けることができる。スプレーに、エアブロア
ーからのエア吹出機構が併設されていると、エア吹出機
構によるエアカーテンを形成することによって酸性イオ
ン水の噴霧時の飛散防止をすることができるとともに、
洗浄対象に酸性イオン水付与後、エアの風量、温度を調
節することで洗浄対象に付着した酸性イオン水の吹き飛
ばしまたは洗浄対象表面の乾燥を行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、実施例を示し、さらに詳しくこの発明
について説明する。もちろんこの発明は以下の例によっ
て限定されるものではない。 (実施例1)図1はこの発明の一実施例である酸性イオ
ン水による洗浄装置の分解組立斜視図、図2は正面図、
図3は側面図、図5は背面図、図7は図1に示した洗浄
装置における酸性イオン水の配管流路回路図である。図
1、2、3、5に示される酸性イオン水による洗浄装置
(A)は、床面上を移動可能な台車(1)に酸性イオン
水収容タンク(2)と廃液回収タンク(3)とが上下2
段に着脱可能に積載できるようになっている。台車
(1)のベース(4)下面四隅にはキャスター(5)が
設けられており、このうち後方の2つのキャスター
(5)は360度に転向自由であって、ストッパー
(6)を備えており、台車(1)の方向転換を容易にす
るとともに所定位置で停止させ、停止状態が維持できる
ようになっている。台車(1)のベース(4)上面前方
部は廃液回収タンク用の載置面(4a)となっており、
後方部には、本体部(7)が立設されている。廃液回収
タンク用の載置面(4a)より廃液回収タンクの高さ位
置には本体部(7)から棚部材(8)が片持ち状態で固
設され、廃液回収タンク(3)を挿入する空間が形成さ
れている。棚部材(8)の下面には前方から本体部
(7)に向けてガイド溝(9)が形成され、廃液回収タ
ンクの蓋部材(10)上面に設けられた凸条(10a)
が挿入されるようになっている。棚部材(8)と廃液回
収タンク用の載置面(4a)の間の本体部(7)には、
廃液回収タンク(3)の箱体部(11)の背面に配設さ
れた挿入パイプ(12)用のソケット(13)が設けら
れている。挿入パイプ(12)とソケット(13)と
は、セルフシールカップリング構造(図4参照)となっ
ており、廃液回収タンク用の載置面(4a)と棚部材
(8)との間に、廃液回収タンク(3)をガイド溝
(9)に沿って挿入することで、挿入パイプ(12)に
ソケット(13)が自動的に嵌挿され、逆に、廃液回収
タンク(3)をガイド溝(9)に沿って引き出すこと
で、自動的に挿入パイプ(12)がソケット(13)か
ら外れるようになっている。また、ソケット(13)は
本体部(7)に設置された真空ポンプ(14)と配管接
続されている(図7参照)。
について説明する。もちろんこの発明は以下の例によっ
て限定されるものではない。 (実施例1)図1はこの発明の一実施例である酸性イオ
ン水による洗浄装置の分解組立斜視図、図2は正面図、
図3は側面図、図5は背面図、図7は図1に示した洗浄
装置における酸性イオン水の配管流路回路図である。図
1、2、3、5に示される酸性イオン水による洗浄装置
(A)は、床面上を移動可能な台車(1)に酸性イオン
水収容タンク(2)と廃液回収タンク(3)とが上下2
段に着脱可能に積載できるようになっている。台車
(1)のベース(4)下面四隅にはキャスター(5)が
設けられており、このうち後方の2つのキャスター
(5)は360度に転向自由であって、ストッパー
(6)を備えており、台車(1)の方向転換を容易にす
るとともに所定位置で停止させ、停止状態が維持できる
ようになっている。台車(1)のベース(4)上面前方
部は廃液回収タンク用の載置面(4a)となっており、
後方部には、本体部(7)が立設されている。廃液回収
タンク用の載置面(4a)より廃液回収タンクの高さ位
置には本体部(7)から棚部材(8)が片持ち状態で固
設され、廃液回収タンク(3)を挿入する空間が形成さ
れている。棚部材(8)の下面には前方から本体部
(7)に向けてガイド溝(9)が形成され、廃液回収タ
ンクの蓋部材(10)上面に設けられた凸条(10a)
が挿入されるようになっている。棚部材(8)と廃液回
収タンク用の載置面(4a)の間の本体部(7)には、
廃液回収タンク(3)の箱体部(11)の背面に配設さ
れた挿入パイプ(12)用のソケット(13)が設けら
れている。挿入パイプ(12)とソケット(13)と
は、セルフシールカップリング構造(図4参照)となっ
ており、廃液回収タンク用の載置面(4a)と棚部材
(8)との間に、廃液回収タンク(3)をガイド溝
(9)に沿って挿入することで、挿入パイプ(12)に
ソケット(13)が自動的に嵌挿され、逆に、廃液回収
タンク(3)をガイド溝(9)に沿って引き出すこと
で、自動的に挿入パイプ(12)がソケット(13)か
ら外れるようになっている。また、ソケット(13)は
本体部(7)に設置された真空ポンプ(14)と配管接
続されている(図7参照)。
【0008】棚部材(8)の上面は酸性イオン水収容タ
ンク用の載置面(8a)となっており、酸性イオン水収
容タンク用の載置面(8a)より酸性イオン水収容タン
クの高さ位置には本体部(7)から天板部材(15)が
片持ち状態で固設され、酸性イオン水収容タンク(2)
を挿入する空間が形成されている。天板部材(15)の
下面には前方から本体部(7)に向けてガイド溝(1
6)が形成され、酸性イオン水収容タンク(2)の蓋部
材(17)上面に設けられた凸条(17a)が挿入され
るようになっている。天板部材(15)と酸性イオン水
収容タンク用の載置面(8a)の間の本体部(7)に
は、酸性イオン水収容タンク(2)の箱体部(18)の
背面に配設された挿入パイプ(19)用のソケット(2
0)が設けられている。挿入パイプ(19)とソケット
(20)とは、セルフシールカップリング構造となって
おり、酸性イオン水収容タンク用の載置面(8a)と天
板部材(15)との間に、酸性イオン収容タンク(2)
をガイド溝(16)に沿って挿入することで、挿入パイ
プ(19)にソケット(20)が自動的に嵌挿され、逆
に、酸性イオン収容タンク(2)をガイド溝(16)に
沿って引き出すことで、自動的に挿入パイプ(19)が
ソケット(20)から外れるようになっている。また、
ソケット(20)は、本体部(7)に設置されたコンプ
レッサー(21)と配管接続されている(図7参照)。
棚部材(8)には、酸性イオン水収容タンク(2)内の
液温を所定温度に維持するための加熱手段(22)が内
蔵されている。該加熱手段(22)は、後述する温度検
出センサー(63)によって検出された信号に基づき適
宜の温度制御手段(図示せず)によって制御されるよう
になっている。棚部材(8)の前方一側には酸性イオン
水収容タンク(2)のドレイン用配管(23)を遊嵌で
きる切り込み(24)が設けられている。また、棚部材
(8)の前面中央部にはストッパー板(25)が回動可
能に軸支され、ねじ(26)によって固定できるように
なっており、ストッパー板(25)を垂直状態に固定し
て、酸性イオン水収容タンク(2)と廃液回収タンク
(3)とが前方へ移動できないようになっている。
ンク用の載置面(8a)となっており、酸性イオン水収
容タンク用の載置面(8a)より酸性イオン水収容タン
クの高さ位置には本体部(7)から天板部材(15)が
片持ち状態で固設され、酸性イオン水収容タンク(2)
を挿入する空間が形成されている。天板部材(15)の
下面には前方から本体部(7)に向けてガイド溝(1
6)が形成され、酸性イオン水収容タンク(2)の蓋部
材(17)上面に設けられた凸条(17a)が挿入され
るようになっている。天板部材(15)と酸性イオン水
収容タンク用の載置面(8a)の間の本体部(7)に
は、酸性イオン水収容タンク(2)の箱体部(18)の
背面に配設された挿入パイプ(19)用のソケット(2
0)が設けられている。挿入パイプ(19)とソケット
(20)とは、セルフシールカップリング構造となって
おり、酸性イオン水収容タンク用の載置面(8a)と天
板部材(15)との間に、酸性イオン収容タンク(2)
をガイド溝(16)に沿って挿入することで、挿入パイ
プ(19)にソケット(20)が自動的に嵌挿され、逆
に、酸性イオン収容タンク(2)をガイド溝(16)に
沿って引き出すことで、自動的に挿入パイプ(19)が
ソケット(20)から外れるようになっている。また、
ソケット(20)は、本体部(7)に設置されたコンプ
レッサー(21)と配管接続されている(図7参照)。
棚部材(8)には、酸性イオン水収容タンク(2)内の
液温を所定温度に維持するための加熱手段(22)が内
蔵されている。該加熱手段(22)は、後述する温度検
出センサー(63)によって検出された信号に基づき適
宜の温度制御手段(図示せず)によって制御されるよう
になっている。棚部材(8)の前方一側には酸性イオン
水収容タンク(2)のドレイン用配管(23)を遊嵌で
きる切り込み(24)が設けられている。また、棚部材
(8)の前面中央部にはストッパー板(25)が回動可
能に軸支され、ねじ(26)によって固定できるように
なっており、ストッパー板(25)を垂直状態に固定し
て、酸性イオン水収容タンク(2)と廃液回収タンク
(3)とが前方へ移動できないようになっている。
【0009】本体部(7)内には、充電式バッテリー
(27)が設置され、真空ポンプ(14)、コンプレッ
サー(21)を駆動したり、加熱手段(22)を加熱し
たりすることができるようになっている。本体部(7)
および天板部材(15)はケーシング(28)でカバー
されており、ケーシング(28)の頂部にはトレイ(2
9)が設けられている。ケーシングには耐食性材料、例
えば、ステンレス等を用いることができる。天板部材
(15)を覆うケーシング(28)内には、制御装置等
が配設されており、ケーシング(28)の表面は、酸性
イオン水収容タンク(2)内の液温を表示する温度計
(30)、主電源スイッチ(31)、充電スイッチ(3
2)、洗浄液供給用スイッチ(33)、加熱スイッチ
(34)等の操作用スイッチが設置された操作パネルと
なっている。本体部(7)のケーシング(28)背面に
は、手押しハンドル(35)が設置されるとともに、電
源プラグ用開口(36)が設けられており、該開口(3
6)から電源プラグ(59)を引き出して、室内等の電
源コンセントに差し込み、充電式バッテリー(27)を
充電したり、電源コンセントから電力を供給して真空ポ
ンプ(14)、コンプレッサー(21)を駆動したり、
加熱手段(22)を加熱したりできるようになってい
る。
(27)が設置され、真空ポンプ(14)、コンプレッ
サー(21)を駆動したり、加熱手段(22)を加熱し
たりすることができるようになっている。本体部(7)
および天板部材(15)はケーシング(28)でカバー
されており、ケーシング(28)の頂部にはトレイ(2
9)が設けられている。ケーシングには耐食性材料、例
えば、ステンレス等を用いることができる。天板部材
(15)を覆うケーシング(28)内には、制御装置等
が配設されており、ケーシング(28)の表面は、酸性
イオン水収容タンク(2)内の液温を表示する温度計
(30)、主電源スイッチ(31)、充電スイッチ(3
2)、洗浄液供給用スイッチ(33)、加熱スイッチ
(34)等の操作用スイッチが設置された操作パネルと
なっている。本体部(7)のケーシング(28)背面に
は、手押しハンドル(35)が設置されるとともに、電
源プラグ用開口(36)が設けられており、該開口(3
6)から電源プラグ(59)を引き出して、室内等の電
源コンセントに差し込み、充電式バッテリー(27)を
充電したり、電源コンセントから電力を供給して真空ポ
ンプ(14)、コンプレッサー(21)を駆動したり、
加熱手段(22)を加熱したりできるようになってい
る。
【0010】酸性イオン水収容タンク(2)は、蓋部材
(17)と箱体部(18)の間にパッキン(61)を介
在させ、止金具(37)によって一体固定化され、収容
タンク(2)内の酸性イオン水が漏れ出ないようになっ
ている。このように、酸性イオン水収容タンク(2)を
蓋部材(17)と箱体部(18)とから構成することに
より、内部の洗浄が容易になっている。蓋部材(17)
は断熱構造となっており、箱体部(18)も加熱手段
(22)からの熱が伝達される下面以外の周囲壁が断熱
構造となっている。断熱構造としては断熱材を封入する
構造、真空2重構造等適宜な構造が採用できる。蓋部材
(17)の上面にはガイド用の凸条(17a)が前後方
向に配設されており、酸性イオン水収容タンク(2)
を、酸性イオン水収容タンク用の載置面(8a)に載置
し、天板部材(15)の下面に設けられたガイド溝(1
6)に沿って、前記凸条(17a)を挿入することで、
確実な装着ができるようになっている。箱体部(18)
の前面には、酸性イオン水給送用配管カップラ(3
8)、目視用の液面計(39)、エアー抜き弁(6
2)、温度検出センサー(63)からの信号を取り出す
ための温度検出センサー用ソケット(64)および取手
(40)が設けられている。温度検出センサー(63)
は酸性イオン水収容タンク内の下方に配設されている。
酸性イオン水給送用配管カップラ(38)の後方には、
箱体部(18)内部にその底に向かった給液用配管(4
1)が接続されており(図7参照)、配管カップラ(3
8)はキャップ(図示せず)によって閉栓できるように
なっている。エアー抜き弁(62)は、図6に示される
ように、閉止ねじ(65)を回転させることにより開閉
できるようになっており、エアー抜き弁(62)を開け
ることで酸性イオン水収容タンク(2)内の空気と外気
とが連絡できるようになっている。また、温度検出セン
サー用ソケット(64)には、本体部(7)から延長さ
れたケーブルのプラグ(図示せず)が抜き差しできるよ
うになっている。箱体部(18)の背面には、コンプレ
ッサー(21)と配管接続されたソケット(20)に嵌
挿する挿入パイプ(19)が配設されており、挿入パイ
プ(19)はキャップ(図示せず)によって閉栓できる
ようになっている。箱体部(18)の下面の前方一側に
は、ドレイン用配管(23)が設けられており、該配管
(23)の先端にドレイン用配管カップラ(42)が設
けられ、ドレインホースが接続されていない時は自動的
に閉栓できる構造となっている。また、温度検出センサ
ー(63)を設け、操作パネルの温度計(30)によっ
て液温を表示できるようになっている。
(17)と箱体部(18)の間にパッキン(61)を介
在させ、止金具(37)によって一体固定化され、収容
タンク(2)内の酸性イオン水が漏れ出ないようになっ
ている。このように、酸性イオン水収容タンク(2)を
蓋部材(17)と箱体部(18)とから構成することに
より、内部の洗浄が容易になっている。蓋部材(17)
は断熱構造となっており、箱体部(18)も加熱手段
(22)からの熱が伝達される下面以外の周囲壁が断熱
構造となっている。断熱構造としては断熱材を封入する
構造、真空2重構造等適宜な構造が採用できる。蓋部材
(17)の上面にはガイド用の凸条(17a)が前後方
向に配設されており、酸性イオン水収容タンク(2)
を、酸性イオン水収容タンク用の載置面(8a)に載置
し、天板部材(15)の下面に設けられたガイド溝(1
6)に沿って、前記凸条(17a)を挿入することで、
確実な装着ができるようになっている。箱体部(18)
の前面には、酸性イオン水給送用配管カップラ(3
8)、目視用の液面計(39)、エアー抜き弁(6
2)、温度検出センサー(63)からの信号を取り出す
ための温度検出センサー用ソケット(64)および取手
(40)が設けられている。温度検出センサー(63)
は酸性イオン水収容タンク内の下方に配設されている。
酸性イオン水給送用配管カップラ(38)の後方には、
箱体部(18)内部にその底に向かった給液用配管(4
1)が接続されており(図7参照)、配管カップラ(3
8)はキャップ(図示せず)によって閉栓できるように
なっている。エアー抜き弁(62)は、図6に示される
ように、閉止ねじ(65)を回転させることにより開閉
できるようになっており、エアー抜き弁(62)を開け
ることで酸性イオン水収容タンク(2)内の空気と外気
とが連絡できるようになっている。また、温度検出セン
サー用ソケット(64)には、本体部(7)から延長さ
れたケーブルのプラグ(図示せず)が抜き差しできるよ
うになっている。箱体部(18)の背面には、コンプレ
ッサー(21)と配管接続されたソケット(20)に嵌
挿する挿入パイプ(19)が配設されており、挿入パイ
プ(19)はキャップ(図示せず)によって閉栓できる
ようになっている。箱体部(18)の下面の前方一側に
は、ドレイン用配管(23)が設けられており、該配管
(23)の先端にドレイン用配管カップラ(42)が設
けられ、ドレインホースが接続されていない時は自動的
に閉栓できる構造となっている。また、温度検出センサ
ー(63)を設け、操作パネルの温度計(30)によっ
て液温を表示できるようになっている。
【0011】廃液回収タンク(3)も、蓋部材(10)
と箱体部(11)の間にパッキン(66)を介在させ、
止金具(43)によって一体固定化され、収容タンク内
の廃液が漏れ出ないようになっている。このように、廃
液回収タンク(3)を蓋部材(10)と箱体部(11)
とから構成することにより、内部の洗浄が容易になって
いる。蓋部材(10)の上面にはガイド用の凸条(10
a)が前後方向に配設されており、廃液回収タンク
(3)を廃液回収タンク用の載置面(4a)に載置し、
棚部材(8)下面に設けられたガイド溝(9)に沿って
前記凸条(10a)を挿入することで、確実な装着がで
きるようになっている。箱体部(11)の前面には、廃
液回収用配管カップラ(44)、ドレイン用配管カップ
ラ(45)、エアー抜き弁(67)および取手(46)
が設けられている。廃液回収用配管カップラ(44)
は、廃液受皿(47)からのホース(48)の基端のカ
ップラ(49)と接続されていない時は、自動的に閉栓
できる構造となっていてもよく、ドレイン用配管カップ
ラ(45)は、ドレインホースが接続されていない時は
自動的に閉栓できる構造となっている。エアー抜き弁
(67)は、閉止ねじを回転させることにより開閉でき
るようになっており、エアー抜き弁(67)を開けるこ
とで廃液回収タンク(3)内の空気と外気とが連絡でき
るようになっている。箱体部(11)の背面には、真空
ポンプ(14)と配管接続されたソケット(13)との
挿入パイプ(12)が配設されている。挿入パイプ(1
2)はキャップ(図示せず)によって閉栓できるように
なっていてもよく、また、ソケット(13)と接続され
ていない時は自動的に閉栓できる構造となっていてもよ
い。酸性イオン水収容タンク(2)および廃液回収タン
ク(3)は、耐食性材料、例えば、ステンレスから構成
されている。なお、酸性イオン水収容タンクおよび廃液
回収タンクの取手は、これらタンクの両側面に一対に対
向して設けられていてもよい。
と箱体部(11)の間にパッキン(66)を介在させ、
止金具(43)によって一体固定化され、収容タンク内
の廃液が漏れ出ないようになっている。このように、廃
液回収タンク(3)を蓋部材(10)と箱体部(11)
とから構成することにより、内部の洗浄が容易になって
いる。蓋部材(10)の上面にはガイド用の凸条(10
a)が前後方向に配設されており、廃液回収タンク
(3)を廃液回収タンク用の載置面(4a)に載置し、
棚部材(8)下面に設けられたガイド溝(9)に沿って
前記凸条(10a)を挿入することで、確実な装着がで
きるようになっている。箱体部(11)の前面には、廃
液回収用配管カップラ(44)、ドレイン用配管カップ
ラ(45)、エアー抜き弁(67)および取手(46)
が設けられている。廃液回収用配管カップラ(44)
は、廃液受皿(47)からのホース(48)の基端のカ
ップラ(49)と接続されていない時は、自動的に閉栓
できる構造となっていてもよく、ドレイン用配管カップ
ラ(45)は、ドレインホースが接続されていない時は
自動的に閉栓できる構造となっている。エアー抜き弁
(67)は、閉止ねじを回転させることにより開閉でき
るようになっており、エアー抜き弁(67)を開けるこ
とで廃液回収タンク(3)内の空気と外気とが連絡でき
るようになっている。箱体部(11)の背面には、真空
ポンプ(14)と配管接続されたソケット(13)との
挿入パイプ(12)が配設されている。挿入パイプ(1
2)はキャップ(図示せず)によって閉栓できるように
なっていてもよく、また、ソケット(13)と接続され
ていない時は自動的に閉栓できる構造となっていてもよ
い。酸性イオン水収容タンク(2)および廃液回収タン
ク(3)は、耐食性材料、例えば、ステンレスから構成
されている。なお、酸性イオン水収容タンクおよび廃液
回収タンクの取手は、これらタンクの両側面に一対に対
向して設けられていてもよい。
【0012】酸性イオン水を洗浄対象に付与するスプレ
ー(50)は、流量調節が可能であって、霧、シャワ
ー、層流等任意の吐水形状に変更可能な構造で、手で自
由に酸性イオン水を洗浄対象に付与することができるも
のである。なお、スプレー(50)に、エアブロアーか
らのエア吹出機構(図示せず)を併設すると、エア吹出
機構によってエアカーテンを形成させ、酸性イオン水の
噴霧時の飛散防止をすることができ、また、洗浄対象に
酸性イオン水付与後、エアの風量、温度を調節すること
で洗浄対象に付着した酸性イオン水を吹き飛ばしたり、
洗浄対象表面の乾燥を行うことができる。廃液受皿(4
7)は、洗浄対象形状に適合した適宜の湾曲形状をして
いるものであって、手で持って自由に洗浄対象から流下
する廃液をこぼすことなく確実に受けることができるよ
うになっている。
ー(50)は、流量調節が可能であって、霧、シャワ
ー、層流等任意の吐水形状に変更可能な構造で、手で自
由に酸性イオン水を洗浄対象に付与することができるも
のである。なお、スプレー(50)に、エアブロアーか
らのエア吹出機構(図示せず)を併設すると、エア吹出
機構によってエアカーテンを形成させ、酸性イオン水の
噴霧時の飛散防止をすることができ、また、洗浄対象に
酸性イオン水付与後、エアの風量、温度を調節すること
で洗浄対象に付着した酸性イオン水を吹き飛ばしたり、
洗浄対象表面の乾燥を行うことができる。廃液受皿(4
7)は、洗浄対象形状に適合した適宜の湾曲形状をして
いるものであって、手で持って自由に洗浄対象から流下
する廃液をこぼすことなく確実に受けることができるよ
うになっている。
【0013】図1乃至図6に示された構造の酸性イオン
水による洗浄装置(A)の酸性イオン水収容タンク
(2)および廃液回収タンク(3)の容量を、例えば、
肌、髪等の洗浄にとって通常数回使用可能な量である1
5リットルとすると、収容タンク(2)、廃液回収タン
ク(3)の大きさは、縦28cm、横40cm、高さ1
8cm程度となり、洗浄装置全体としても高さ76cm
程度のものとなり、小型で、可動性が良いものとなる。
水による洗浄装置(A)の酸性イオン水収容タンク
(2)および廃液回収タンク(3)の容量を、例えば、
肌、髪等の洗浄にとって通常数回使用可能な量である1
5リットルとすると、収容タンク(2)、廃液回収タン
ク(3)の大きさは、縦28cm、横40cm、高さ1
8cm程度となり、洗浄装置全体としても高さ76cm
程度のものとなり、小型で、可動性が良いものとなる。
【0014】酸性イオン水の供給および廃液回収は、図
7に示されるような配管流路回路構造となっている。モ
ーター(51)を回転させることによって、コンプレッ
サー(21)から空気が配管(52)を通って酸性イオ
ン水収容タンク(2)内の空気を加圧するようになって
おり、酸性イオン水収容タンク(2)に導入される前
に、空気はフィルタ(53)によってゴミ、細菌、微生
物等が除去されるようになっている。そして、酸性イオ
ン水収容タンク(2)内の圧力が所定圧以上にならない
ようにリリーフ弁(54)が配管途中に設置されてい
る。コンプレッサー(21)によって加圧された酸性イ
オン水収容タンク(2)内の空気は、酸性イオン水を加
圧してホース(55)に供給し、スプレー(50)先端
から洗浄対象に噴霧付与等することができるようになっ
ている。洗浄対象に付与された酸性イオン水は廃液受皿
(47)に受けられ、ホース(48)を介して廃液回収
タンク(3)に回収されるようになっている。廃液回収
タンク(3)は、排気用配管(56)によって真空ポン
プ(14)と接続されるようになっており、モーター
(57)を回転させることで、廃液回収タンク(3)内
の空気を真空ポンプ(14)を介して排気し、廃液回収
タンク(3)内を負圧状態にしてホース(48)内の廃
液を吸引し、廃液がホース(48)内に残留しないよう
に確実に回収できるようになっている。排気用配管(5
6)の途中に配設されたフィルタ(58)によって廃液
回収タンク(3)からのゴミ、細菌、微生物、湿気を除
去し、真空ポンプ(14)を保護するとともに外気中へ
の飛散を防止するようになっている。そして、真空ポン
プ(14)用の配管先端部には消音用のマフラー(6
8)を設けるような静音構造とすることが好ましい。こ
のようにコンプレッサー(21)と真空ポンプ(14)
をそれぞれ別個のモーター(51)、(57)によって
駆動させるようになっていると、個別の運転条件下で行
うことができるので、最適な運転条件を選択でき、消費
電力を低く押さえることができ、さらに必要に応じ、コ
ンプレッサー(21)、真空ポンプ(14)何れか一方
のみを駆動させることもできる。
7に示されるような配管流路回路構造となっている。モ
ーター(51)を回転させることによって、コンプレッ
サー(21)から空気が配管(52)を通って酸性イオ
ン水収容タンク(2)内の空気を加圧するようになって
おり、酸性イオン水収容タンク(2)に導入される前
に、空気はフィルタ(53)によってゴミ、細菌、微生
物等が除去されるようになっている。そして、酸性イオ
ン水収容タンク(2)内の圧力が所定圧以上にならない
ようにリリーフ弁(54)が配管途中に設置されてい
る。コンプレッサー(21)によって加圧された酸性イ
オン水収容タンク(2)内の空気は、酸性イオン水を加
圧してホース(55)に供給し、スプレー(50)先端
から洗浄対象に噴霧付与等することができるようになっ
ている。洗浄対象に付与された酸性イオン水は廃液受皿
(47)に受けられ、ホース(48)を介して廃液回収
タンク(3)に回収されるようになっている。廃液回収
タンク(3)は、排気用配管(56)によって真空ポン
プ(14)と接続されるようになっており、モーター
(57)を回転させることで、廃液回収タンク(3)内
の空気を真空ポンプ(14)を介して排気し、廃液回収
タンク(3)内を負圧状態にしてホース(48)内の廃
液を吸引し、廃液がホース(48)内に残留しないよう
に確実に回収できるようになっている。排気用配管(5
6)の途中に配設されたフィルタ(58)によって廃液
回収タンク(3)からのゴミ、細菌、微生物、湿気を除
去し、真空ポンプ(14)を保護するとともに外気中へ
の飛散を防止するようになっている。そして、真空ポン
プ(14)用の配管先端部には消音用のマフラー(6
8)を設けるような静音構造とすることが好ましい。こ
のようにコンプレッサー(21)と真空ポンプ(14)
をそれぞれ別個のモーター(51)、(57)によって
駆動させるようになっていると、個別の運転条件下で行
うことができるので、最適な運転条件を選択でき、消費
電力を低く押さえることができ、さらに必要に応じ、コ
ンプレッサー(21)、真空ポンプ(14)何れか一方
のみを駆動させることもできる。
【0015】以上のように構成された酸性イオン水によ
る洗浄装置(A)によって、肌、髪等を洗浄する場合を
例にとって、その動作を説明する。 (イ)先ず、洗浄装置(A)を電解イオン水生成装置
(図示せず)のところまで移動させ、電解イオン水生成
装置によって生成された酸性イオン水を、酸性イオン水
収容タンク(2)に酸性イオン水給送用配管カップラ
(38)を介して所定量になるまで供給する。この時、
酸性イオン水収容タンク(2)のエア抜き弁(62)を
開いておき、酸性イオン水の増加に伴って酸性イオン水
収容タンク(2)内の空気がエア抜き弁(62)から排
出されるようにし、酸性イオン水の供給が完了したら、
エア抜き弁(62)を閉じる。もちろん、酸性イオン水
収容タンク(2)を取り外し、止め金具(37)を解除
して蓋部材(17)を外し、箱体部(18)に酸性イオ
ン水を供給し、供給終了後、酸性イオン水収容タンク
(2)の取手(40)を持って、天板部材(15)の下
面に設けられたガイド溝(16)に沿って、蓋部材(1
7)の上面の凸条(17a)を挿入し、箱体部(18)
の背面に設けられた挿入パイプ(19)と本体部のソケ
ット(20)とを連結するようにしてもよい。そして、
必要ならば、室内の電源コンセントに電源プラグ(5
9)を差し込み、洗浄装置(A)の主電源スイッチ(3
1)を入れ、充電スイッチ(32)、加熱スイッチ(3
4)をオンとして、バッテリー(27)に充電するとと
もに、酸性イオン水を所定温度にまで加温しておくこと
が、充電式バッテリー(27)の電力を消費しないこと
から好ましい。 (ロ)次いで、手押しハンドル(35)によって洗浄装
置(A)を所定の洗浄位置まで移動させ、酸性イオン水
給送用配管カップラ(38)にスプレー(50)に繋が
ったホース(55)基端のカップラ(60)を接続させ
る。また、廃液回収用配管カップラ(44)に廃液受皿
(47)に繋がったホース(48)基端のカップラ(4
9)を接続させる。そして、主電源スイッチ(31)を
入れ、加熱スイッチ(34)をオン状態にし、酸性イオ
ン水の液温を所定温度に維持するとともに洗浄液供給用
スイッチ(33)をオン状態にし、コンプレッサー(2
1)および真空ポンプ(14)を起動させ、酸性イオン
水収容タンク(2)内の空気を加圧し、酸性イオン水を
スプレー(50)から噴出させ肌を洗浄したり、髪を洗
髪したりする。洗浄を終了した廃液は、真空ポンプ(1
4)によって廃液回収タンク(3)内を負圧状態にして
ホース(48)内の廃液を吸引し、ホース(48)内に
廃液が残留しないように廃液回収タンク(3)に回収す
る。 (ハ)酸性イオン水収容タンク(2)内が空になった
ら、洗浄装置(A)の運転を停止し、洗浄装置(A)を
所定の廃液排出場所に移動させ、廃液回収タンク(3)
のドレイン用配管カップラ(45)にドレインホースを
接続して、廃液回収タンク(3)から廃液を廃棄する。
この時、廃液回収タンク(3)のエア抜き弁(67)を
開いて、廃液の排出に伴って廃液回収タンク(3)内に
空気がエア抜き弁(67)から吸入されるようにし、廃
液の排出が完了したら、エア抜き弁(67)を閉じる。
また、必要に応じ、酸性イオン水収容タンク(2)に残
った酸性イオン水をドレイン用配管カップラ(42)か
らドレインホースを介して廃棄することもできる。 (ニ)そして、空になった酸性イオン水収容タンク
(2)には、前記(イ)に記載したと同様にして再度酸
性イオン水を供給する。なお、酸性イオン水収容タンク
(2)、廃液回収タンク(3)内を洗浄する必要がある
ときは、洗浄装置(A)から、これらタンクを取り出
し、止金具(37)、(43)を外し、蓋部材(1
7)、(10)を分離して、箱体部(18)、(11)
内を洗浄するようにする。実施例1においては、洗浄対
象を肌、髪としたが、本願発明の酸性イオン水による洗
浄装置(A)の洗浄対象はこれだけに限られるものでは
ないことはもちろんである。
る洗浄装置(A)によって、肌、髪等を洗浄する場合を
例にとって、その動作を説明する。 (イ)先ず、洗浄装置(A)を電解イオン水生成装置
(図示せず)のところまで移動させ、電解イオン水生成
装置によって生成された酸性イオン水を、酸性イオン水
収容タンク(2)に酸性イオン水給送用配管カップラ
(38)を介して所定量になるまで供給する。この時、
酸性イオン水収容タンク(2)のエア抜き弁(62)を
開いておき、酸性イオン水の増加に伴って酸性イオン水
収容タンク(2)内の空気がエア抜き弁(62)から排
出されるようにし、酸性イオン水の供給が完了したら、
エア抜き弁(62)を閉じる。もちろん、酸性イオン水
収容タンク(2)を取り外し、止め金具(37)を解除
して蓋部材(17)を外し、箱体部(18)に酸性イオ
ン水を供給し、供給終了後、酸性イオン水収容タンク
(2)の取手(40)を持って、天板部材(15)の下
面に設けられたガイド溝(16)に沿って、蓋部材(1
7)の上面の凸条(17a)を挿入し、箱体部(18)
の背面に設けられた挿入パイプ(19)と本体部のソケ
ット(20)とを連結するようにしてもよい。そして、
必要ならば、室内の電源コンセントに電源プラグ(5
9)を差し込み、洗浄装置(A)の主電源スイッチ(3
1)を入れ、充電スイッチ(32)、加熱スイッチ(3
4)をオンとして、バッテリー(27)に充電するとと
もに、酸性イオン水を所定温度にまで加温しておくこと
が、充電式バッテリー(27)の電力を消費しないこと
から好ましい。 (ロ)次いで、手押しハンドル(35)によって洗浄装
置(A)を所定の洗浄位置まで移動させ、酸性イオン水
給送用配管カップラ(38)にスプレー(50)に繋が
ったホース(55)基端のカップラ(60)を接続させ
る。また、廃液回収用配管カップラ(44)に廃液受皿
(47)に繋がったホース(48)基端のカップラ(4
9)を接続させる。そして、主電源スイッチ(31)を
入れ、加熱スイッチ(34)をオン状態にし、酸性イオ
ン水の液温を所定温度に維持するとともに洗浄液供給用
スイッチ(33)をオン状態にし、コンプレッサー(2
1)および真空ポンプ(14)を起動させ、酸性イオン
水収容タンク(2)内の空気を加圧し、酸性イオン水を
スプレー(50)から噴出させ肌を洗浄したり、髪を洗
髪したりする。洗浄を終了した廃液は、真空ポンプ(1
4)によって廃液回収タンク(3)内を負圧状態にして
ホース(48)内の廃液を吸引し、ホース(48)内に
廃液が残留しないように廃液回収タンク(3)に回収す
る。 (ハ)酸性イオン水収容タンク(2)内が空になった
ら、洗浄装置(A)の運転を停止し、洗浄装置(A)を
所定の廃液排出場所に移動させ、廃液回収タンク(3)
のドレイン用配管カップラ(45)にドレインホースを
接続して、廃液回収タンク(3)から廃液を廃棄する。
この時、廃液回収タンク(3)のエア抜き弁(67)を
開いて、廃液の排出に伴って廃液回収タンク(3)内に
空気がエア抜き弁(67)から吸入されるようにし、廃
液の排出が完了したら、エア抜き弁(67)を閉じる。
また、必要に応じ、酸性イオン水収容タンク(2)に残
った酸性イオン水をドレイン用配管カップラ(42)か
らドレインホースを介して廃棄することもできる。 (ニ)そして、空になった酸性イオン水収容タンク
(2)には、前記(イ)に記載したと同様にして再度酸
性イオン水を供給する。なお、酸性イオン水収容タンク
(2)、廃液回収タンク(3)内を洗浄する必要がある
ときは、洗浄装置(A)から、これらタンクを取り出
し、止金具(37)、(43)を外し、蓋部材(1
7)、(10)を分離して、箱体部(18)、(11)
内を洗浄するようにする。実施例1においては、洗浄対
象を肌、髪としたが、本願発明の酸性イオン水による洗
浄装置(A)の洗浄対象はこれだけに限られるものでは
ないことはもちろんである。
【0016】(実施例2)図8に酸性イオン水の配管流
路回路の他の実施例を示す。これは、一台の真空ポンプ
(70)の排気側を酸性イオン水収容タンク(2)に接
続し、酸性イオン水収容タンク(2)内の空気を加圧
し、スプレー(50)から酸性イオン水を噴霧等すると
ともに、真空ポンプ(70)の吸気側を廃液回収タンク
(3)に接続して廃液回収タンク(3)内を負圧状態に
し、廃液を回収するようにしたものである。かかる構成
に依れば、一台の真空ポンプ(70)によって、収納タ
ンク(2)内の空気を加圧し酸性イオン水に所定の水圧
を付与することと、廃液回収タンク(3)内の空気を吸
引し廃液に所定の負圧を付与することができるので、製
造コストを低くすることができる。
路回路の他の実施例を示す。これは、一台の真空ポンプ
(70)の排気側を酸性イオン水収容タンク(2)に接
続し、酸性イオン水収容タンク(2)内の空気を加圧
し、スプレー(50)から酸性イオン水を噴霧等すると
ともに、真空ポンプ(70)の吸気側を廃液回収タンク
(3)に接続して廃液回収タンク(3)内を負圧状態に
し、廃液を回収するようにしたものである。かかる構成
に依れば、一台の真空ポンプ(70)によって、収納タ
ンク(2)内の空気を加圧し酸性イオン水に所定の水圧
を付与することと、廃液回収タンク(3)内の空気を吸
引し廃液に所定の負圧を付与することができるので、製
造コストを低くすることができる。
【0017】(実施例3)図9に酸性イオン水の配管流
路回路のさらに他の実施例を示す。これは、酸性イオン
水収容タンク(2)からの酸性イオン水の供給をポン
プ、例えば、渦巻ポンプ(80)によって行い、廃液回
収タンク(3)への廃液の回収を真空ポンプ(81)に
よって行うようにしたものである。渦巻ポンプ(80)
を使用することにより、空気を介さず直接酸性イオン水
に所定の水圧を付与することができるので、空気中の微
生物、細菌、ダスト等が酸性イオン水に混入する恐れが
少なくなる。実施例2、3においては、実施例1と同一
構成については、実施例1と同一番号を付し説明を省略
する。
路回路のさらに他の実施例を示す。これは、酸性イオン
水収容タンク(2)からの酸性イオン水の供給をポン
プ、例えば、渦巻ポンプ(80)によって行い、廃液回
収タンク(3)への廃液の回収を真空ポンプ(81)に
よって行うようにしたものである。渦巻ポンプ(80)
を使用することにより、空気を介さず直接酸性イオン水
に所定の水圧を付与することができるので、空気中の微
生物、細菌、ダスト等が酸性イオン水に混入する恐れが
少なくなる。実施例2、3においては、実施例1と同一
構成については、実施例1と同一番号を付し説明を省略
する。
【0018】
【発明の効果】この発明の酸性イオン水による洗浄装置
は、以上詳しく説明したように構成されているので、軽
量小型で、可搬性があり、安価で、取り扱いおよび操作
が容易であり、かつ、一度に大量の酸性イオン水を供給
することができ、肌、髪等の洗浄等を容易に、場所を問
わず簡便に行うことができるといった効果を奏する。
は、以上詳しく説明したように構成されているので、軽
量小型で、可搬性があり、安価で、取り扱いおよび操作
が容易であり、かつ、一度に大量の酸性イオン水を供給
することができ、肌、髪等の洗浄等を容易に、場所を問
わず簡便に行うことができるといった効果を奏する。
【図1】この発明の一実施例である酸性イオン水による
洗浄装置の分解組立斜視図である。
洗浄装置の分解組立斜視図である。
【図2】図1の酸性イオン水による洗浄装置の正面図で
ある。
ある。
【図3】図1の酸性イオン水による洗浄装置の側面図で
ある。
ある。
【図4】図3のセルフシールカップリング構造の拡大断
面図である。
面図である。
【図5】図1の酸性イオン水による洗浄装置の背面図で
ある。
ある。
【図6】図2のX−X線によるエアー抜き弁の拡大断面
図である。
図である。
【図7】図1の酸性イオン水による洗浄装置における酸
性イオン水の配管流路回路図である。
性イオン水の配管流路回路図である。
【図8】酸性イオン水の配管流路回路の他の実施例であ
る。
る。
【図9】酸性イオン水の配管流路回路のさらに他の実施
例である。
例である。
A 洗浄装置 1 台車 2 酸性イオン水収容タンク 3 廃液収容タンク 4 ベース 7 本体部 8 棚部材 15 天板部材 47 廃液受皿 50 スプレー
Claims (7)
- 【請求項1】 台車と、 台車に着脱可能に配設された酸性イオン水収容タンクお
よび廃液回収タンクと、 前記収容タンクから酸性イオン水を液付与手段に給送す
るための液給送用配管と、 酸性イオン水に所定の圧力を付与する圧力付与手段と、 前記液付与手段から洗浄対象に付与された後の酸性イオ
ン水を廃液として受ける廃液受手段と、 廃液受手段から廃液回収タンクに廃液を回収するための
廃液回収用配管と、 廃液を回収するために廃液に所定の負圧を付与する負圧
付与手段と、からなることを特徴とする酸性イオン水に
よる洗浄装置。 - 【請求項2】 酸性イオン水収容タンクは、蓋部材と箱
体部とからなり、蓋部材の上面にはガイド用の凸条が配
設され、箱体部の背面には圧力付与手段への連結部材が
配設されており、 廃液回収タンクは、蓋部材と箱体部からなり、蓋部材の
上面にはガイド用の凸条が配設され、箱体部の背面には
負圧付与手段への連結部材が配設されており、 台車のベース部には廃液回収タンク用の載置面が設けら
れるとともにベース部の一側に本体部が立設されてお
り、前記廃液回収タンク用の載置面の上方に、本体部か
ら側方に片持ち状態に棚部材と天板部材とが固設されて
おり、棚部材の下面には、廃液回収タンクの蓋部材の上
面に設けられたガイド用の凸条を案内するガイド溝が本
体部に向かって設けられ、棚部材内には酸性イオン水の
加熱手段が内蔵されており、天板部材の下面には、酸性
イオン水収容タンクの蓋部材の上面に設けられたガイド
用の凸条を案内するガイド溝が本体部に向かって設けら
れており、棚部材と天板部材との間の本体部の所定位置
には、酸性イオン水収容タンクの箱体部の背面に配設さ
れた連結部材との着脱式コネクタが設けられ、棚部材と
廃液回収タンク用の載置面の間の本体部の所定位置に
は、廃液回収タンクの箱体部の背面に配設された連結部
材との着脱式コネクタが設けられ、本体部内には、酸性
イオン水に所定の圧力を付与する圧力付与手段と廃液を
回収するために廃液に所定の負圧を付与する負圧付与手
段、および、バッテリーとが内蔵されていること、を特
徴とする請求項1記載の酸性イオン水による洗浄装置。 - 【請求項3】 酸性イオン水に所定の圧力を付与する圧
力付与手段が、コンプレッサーであって、該コンプレッ
サーからの加圧空気を酸性イオン水収容タンクの箱体部
の背面に配設された連結部材との着脱式コネクタを介し
て供給することによって収容タンク内の空気を加圧し、
酸性イオン水に所定の水圧を付与するようになってお
り、 廃液を回収するために廃液に所定の負圧を付与する負圧
付与手段が、真空ポンプであって、廃液回収タンクの箱
体部の背面に配設された連結部材との着脱式コネクタを
介して廃液タンク内の空気に負圧を付与することによっ
て、廃液に所定の負圧を付与するようになっているこ
と、を特徴とする請求項1または2記載の酸性イオン水
による洗浄装置。 - 【請求項4】 一台の真空ポンプが、酸性イオン水に所
定の圧力を付与する圧力付与手段と廃液を回収するため
に廃液に所定の負圧を付与する負圧付与手段とを兼ねて
おり、真空ポンプからの加圧空気を酸性イオン水収容タ
ンクの箱体部の背面に配設された連結部材との着脱式コ
ネクタを介して供給することによって収容タンク内の空
気を加圧し、酸性イオン水に所定の水圧を付与するよう
になっており、 前記真空ポンプによって、廃液回収タンクの箱体部の背
面に配設された連結部材との着脱式コネクタを介して廃
液タンク内の空気に負圧を付与することによって、廃液
に所定の負圧を付与するようになっていること、を特徴
とする請求項1または2記載の酸性イオン水による洗浄
装置。 - 【請求項5】 酸性イオン水に所定の圧力を付与する圧
力付与手段が、渦巻ポンプであって、酸性イオン水収容
タンクの箱体部の背面に配設された連結部材との着脱式
コネクタを介して酸性イオン水を前記渦巻ポンプに供給
することによって、酸性イオン水に所定の水圧を付与す
るようになっており、 廃液を回収するために廃液に所定の負圧を付与する負圧
付与手段が、真空ポンプであって、廃液回収タンクの箱
体部の背面に配設された連結部材との着脱式コネクタを
介して廃液タンク内の空気に負圧を付与することによっ
て、廃液に所定の負圧を付与するようになっているこ
と、を特徴とする請求項1または2記載の酸性イオン水
による洗浄装置。 - 【請求項6】 酸性イオン水の液付与手段が、スプレー
であり、 酸性イオン水を廃液として受ける廃液受手段が、所定形
状をした廃液受皿であることを特徴とする請求項1、
2、3、4または5記載の酸性イオン水による洗浄装
置。 - 【請求項7】 請求項6記載の酸性イオン水による洗浄
装置において、スプレーには、エアブロアーからのエア
吹出機構が併設されており、エア吹出機構によるエアカ
ーテンを形成することによって酸性イオン水の噴霧時の
飛散防止をするとともに、洗浄対象に酸性イオン水付与
後、酸性イオン水の吹き飛ばしまたは乾燥を行うように
したことを特徴とする酸性イオン水による洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7108310A JPH08275993A (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | 酸性イオン水による洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7108310A JPH08275993A (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | 酸性イオン水による洗浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08275993A true JPH08275993A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=14481475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7108310A Pending JPH08275993A (ja) | 1995-04-06 | 1995-04-06 | 酸性イオン水による洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08275993A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10216248A (ja) * | 1997-02-07 | 1998-08-18 | Nippon Medics:Kk | 携帯型低周波治療器、その貯溜タンクおよびその接続機構 |
JPH10216246A (ja) * | 1997-02-07 | 1998-08-18 | Nippon Medics:Kk | 携帯型低周波治療器 |
KR102103979B1 (ko) * | 2019-01-07 | 2020-04-23 | 한영관 | 이동식 샤워장치 및 이를 포함하는 이동식 샤워장치 시스템 |
CN114028594A (zh) * | 2021-10-22 | 2022-02-11 | 安徽泓聚美工艺品有限公司 | 一种假发生产用原丝除菌设备 |
US20220307247A1 (en) * | 2021-03-25 | 2022-09-29 | Bruce Brown | Inflatable Sink Device |
-
1995
- 1995-04-06 JP JP7108310A patent/JPH08275993A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10216248A (ja) * | 1997-02-07 | 1998-08-18 | Nippon Medics:Kk | 携帯型低周波治療器、その貯溜タンクおよびその接続機構 |
JPH10216246A (ja) * | 1997-02-07 | 1998-08-18 | Nippon Medics:Kk | 携帯型低周波治療器 |
KR102103979B1 (ko) * | 2019-01-07 | 2020-04-23 | 한영관 | 이동식 샤워장치 및 이를 포함하는 이동식 샤워장치 시스템 |
WO2020145635A1 (ko) * | 2019-01-07 | 2020-07-16 | 한영관 | 이동식 샤워장치 및 이를 포함하는 이동식 샤워장치 시스템 |
US20220104663A1 (en) * | 2019-01-07 | 2022-04-07 | Yeonggwan HAN | Movable shower apparatus and movable shower system comprising same |
EP3906827A4 (en) * | 2019-01-07 | 2022-10-12 | Han, Yeonggwan | PORTABLE SHOWER ATTACHMENT AND PORTABLE SHOWER SYSTEM INCLUDING THEM |
US20220307247A1 (en) * | 2021-03-25 | 2022-09-29 | Bruce Brown | Inflatable Sink Device |
US11834817B2 (en) * | 2021-03-25 | 2023-12-05 | Bruce Brown | Inflatable sink device |
CN114028594A (zh) * | 2021-10-22 | 2022-02-11 | 安徽泓聚美工艺品有限公司 | 一种假发生产用原丝除菌设备 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10893786B2 (en) | Portable extractor | |
US6457206B1 (en) | Remote-controlled vacuum cleaner | |
US9265393B2 (en) | Vacuum cleaner | |
KR100738478B1 (ko) | 스팀 및 진공 복합 청소기 | |
US6338350B1 (en) | Portable eyeglass washing system | |
US4216563A (en) | Combined dry and wet carpet cleaner | |
CN205306905U (zh) | 地面清洁机器人 | |
WO2019065541A1 (ja) | 排泄物検出装置 | |
US5287587A (en) | Self-contained, compact vacuum/extractor | |
US11730333B2 (en) | Portable extractor | |
CN215457682U (zh) | 一种扫地机器人基站与扫地机器人系统 | |
KR20130053145A (ko) | 경사 감지형 물청소 로봇 청소기 | |
US5155876A (en) | Integrated sound baffle | |
JPH08275993A (ja) | 酸性イオン水による洗浄装置 | |
CN208590997U (zh) | 一种水箱以及具有其的清洁装置 | |
CN207768310U (zh) | 清洁装置 | |
US7293323B1 (en) | Cordless safety vacuum | |
KR20170104870A (ko) | 이오나이저를 구비한 핸디형 진공청소기 | |
CN210409083U (zh) | 一种便携式蒸气洗消装置 | |
KR101792835B1 (ko) | 피부 세정 진공흡입장치 | |
CN217471875U (zh) | 回收存储部及湿式表面清洁设备 | |
CN220344936U (zh) | 一种手部消毒机 | |
CN217244156U (zh) | 湿式表面清洁系统 | |
CN217244154U (zh) | 湿式表面清洁系统 | |
CN217185972U (zh) | 湿式表面清洁系统 |