JPH08272922A - カ−ドリ−ダの走行路への異物挿入検出機構 - Google Patents
カ−ドリ−ダの走行路への異物挿入検出機構Info
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- JPH08272922A JPH08272922A JP7071665A JP7166595A JPH08272922A JP H08272922 A JPH08272922 A JP H08272922A JP 7071665 A JP7071665 A JP 7071665A JP 7166595 A JP7166595 A JP 7166595A JP H08272922 A JPH08272922 A JP H08272922A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一対の金属部材間の静電容量や走行路の横幅
全域を走査する走査部材で異物を検出して他人のカ−ド
を不正に使用する犯罪が防止出来ること。 【構成】 異物挿入検出機構Aは基板1の前面に固定さ
れた磁気カ−ド2を挿入するゲ−トブロック本体3に組
み込まれている。ゲ−トブロック本体3には磁気カ−ド
2の挿入口3aと走行路3bと凹部3eとが形成されている。
異物挿入検出機構Aは走行路3bの上下前後の凹部3e内に
固定された絶縁体4、4と絶縁体5、5と、静電容量検
出用の一対の金属部材6、6と、一対の金属部材6、6
に接続された静電容量検出回路11と図示しない制御装置
とで構成されている。一対の金属部材6、6は走行路3b
の全横幅にわたって対向して配設されている。一対の金
属部材6、6は一端6aと絶縁体5、5の方向に向けて突
出された他端6bと中間に走行路3bに向けて突出された湾
曲部6cとで形成されている。
全域を走査する走査部材で異物を検出して他人のカ−ド
を不正に使用する犯罪が防止出来ること。 【構成】 異物挿入検出機構Aは基板1の前面に固定さ
れた磁気カ−ド2を挿入するゲ−トブロック本体3に組
み込まれている。ゲ−トブロック本体3には磁気カ−ド
2の挿入口3aと走行路3bと凹部3eとが形成されている。
異物挿入検出機構Aは走行路3bの上下前後の凹部3e内に
固定された絶縁体4、4と絶縁体5、5と、静電容量検
出用の一対の金属部材6、6と、一対の金属部材6、6
に接続された静電容量検出回路11と図示しない制御装置
とで構成されている。一対の金属部材6、6は走行路3b
の全横幅にわたって対向して配設されている。一対の金
属部材6、6は一端6aと絶縁体5、5の方向に向けて突
出された他端6bと中間に走行路3bに向けて突出された湾
曲部6cとで形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラップ等の異物の仕
掛による不正なカ−ド盗難を防止したカ−ドリ−ダの走
行路への異物挿入検出機構に関する。
掛による不正なカ−ド盗難を防止したカ−ドリ−ダの走
行路への異物挿入検出機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遠隔地の無人金銭引出し機のカ−
ドリ−ダの走行路にトラップ等の異物を仕掛け、他人の
カ−ドを盗んで不正に使用する犯罪が行われている。現
状のカ−ドリ−ダには、シャッタが付いているが、これ
は磁気カ−ドの連続挿入防止、カ−ドの引き抜き防止等
の為で、トラップ等の異物の検出には使えない。また、
カ−ド走行路の横幅全域を塞いではいない。トラップ等
の異物は細い針金やフィルム等を折り曲げて鈎型にする
などした異物をカ−ドリ−ダの走行路へひそませておい
て、第3者の利用者がカ−ドを挿入し、カ−ドが一旦取
り込まれた後でトラブルを発生させ、通常方法ではカ−
ドが排出されないような状態に陥れ、利用者が立ち去っ
てから、異物と共にカ−ドを取り出すものをいう。シャ
ッタに開閉検知スイッチが付いた場合でも、カ−ド走行
路の横幅全域を塞いでないと細い針金のトラップ等の異
物が仕掛けられても検出出来ず、又、薄手の変形し易い
ものはシャッタの下に潜り込んでしまう為検出できな
い。
ドリ−ダの走行路にトラップ等の異物を仕掛け、他人の
カ−ドを盗んで不正に使用する犯罪が行われている。現
状のカ−ドリ−ダには、シャッタが付いているが、これ
は磁気カ−ドの連続挿入防止、カ−ドの引き抜き防止等
の為で、トラップ等の異物の検出には使えない。また、
カ−ド走行路の横幅全域を塞いではいない。トラップ等
の異物は細い針金やフィルム等を折り曲げて鈎型にする
などした異物をカ−ドリ−ダの走行路へひそませておい
て、第3者の利用者がカ−ドを挿入し、カ−ドが一旦取
り込まれた後でトラブルを発生させ、通常方法ではカ−
ドが排出されないような状態に陥れ、利用者が立ち去っ
てから、異物と共にカ−ドを取り出すものをいう。シャ
ッタに開閉検知スイッチが付いた場合でも、カ−ド走行
路の横幅全域を塞いでないと細い針金のトラップ等の異
物が仕掛けられても検出出来ず、又、薄手の変形し易い
ものはシャッタの下に潜り込んでしまう為検出できな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、シャッタに開閉検知スイッチが付いた場合でも、
カ−ド走行路の横幅全域を塞いでないと細い針金のトラ
ップ等の異物が仕掛けられても検出出来ず、又、薄手の
変形し易いものはシャッタの下に潜り込んでしまう為検
出できない。
点は、シャッタに開閉検知スイッチが付いた場合でも、
カ−ド走行路の横幅全域を塞いでないと細い針金のトラ
ップ等の異物が仕掛けられても検出出来ず、又、薄手の
変形し易いものはシャッタの下に潜り込んでしまう為検
出できない。
【0004】本発明の目的は上記欠点に鑑み、他人のカ
−ドを盗む為のトラップ等の異物の仕掛けを一対の金属
部材間の静電容量や走行路の横幅全域を走査する走査部
材で検出して他人のカ−ドを不正に使用する犯罪が防止
出来るカ−ドリ−ダの走行路への異物挿入検出機構を提
案することである。
−ドを盗む為のトラップ等の異物の仕掛けを一対の金属
部材間の静電容量や走行路の横幅全域を走査する走査部
材で検出して他人のカ−ドを不正に使用する犯罪が防止
出来るカ−ドリ−ダの走行路への異物挿入検出機構を提
案することである。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、請求項1に係わる発明は、カ−ドが走行
する走行路に、この走行路の全横幅にわたって一対の金
属部材を対向して配設し、カ−ドの挿入が無いモ−ドに
おいて前記一対の金属部材間の静電容量を検出すること
によって前記走行路への異物挿入の有無を検出するよう
にしたことを要旨とするものである。請求項2に係わる
発明は、前記一対の金属部材を、カ−ドの挿入が無いモ
−ドにおいてカ−ドの厚さよりも狭い間隔に対向して配
設したことを要旨とするものである。請求項3に係わる
発明は、カ−ドが走行する走行路に、この走行路の横幅
全域を走査する走査部材を配設し、カ−ドの挿入が無い
モ−ドにおいて前記走査部材を走査することによって前
記走行路への異物挿入の有無を検出することを要旨とす
るものである。請求項4に係わる発明は、前記走査部材
を細い針金のヒゲ部材としたことを要旨とするものであ
る。
成するために、請求項1に係わる発明は、カ−ドが走行
する走行路に、この走行路の全横幅にわたって一対の金
属部材を対向して配設し、カ−ドの挿入が無いモ−ドに
おいて前記一対の金属部材間の静電容量を検出すること
によって前記走行路への異物挿入の有無を検出するよう
にしたことを要旨とするものである。請求項2に係わる
発明は、前記一対の金属部材を、カ−ドの挿入が無いモ
−ドにおいてカ−ドの厚さよりも狭い間隔に対向して配
設したことを要旨とするものである。請求項3に係わる
発明は、カ−ドが走行する走行路に、この走行路の横幅
全域を走査する走査部材を配設し、カ−ドの挿入が無い
モ−ドにおいて前記走査部材を走査することによって前
記走行路への異物挿入の有無を検出することを要旨とす
るものである。請求項4に係わる発明は、前記走査部材
を細い針金のヒゲ部材としたことを要旨とするものであ
る。
【0006】
【作用】請求項1・2に係わる発明によれば、カ−ドの
挿入が無いモ−ドにおいて、トラップ等の異物が一対の
金属部材6、6の湾曲部6cの間に残ると、トラップ等の
異物が細い針金や薄いフィルム等であっても、誘電率が
変わって静電容量が変化する。この静電容量の変化は静
電容量検出回路11で検出される。請求項3・4に係わる
発明によれば、カ−ドの挿入が無いモ−ドにおいて、ゲ
−トブロック本体3の走行路3bに残された図示しないト
ラップ等の異物に走査部材9が引っかかって走査部材9
が撓み、この撓みが一対の検出器53、54の一方で検出さ
れる。
挿入が無いモ−ドにおいて、トラップ等の異物が一対の
金属部材6、6の湾曲部6cの間に残ると、トラップ等の
異物が細い針金や薄いフィルム等であっても、誘電率が
変わって静電容量が変化する。この静電容量の変化は静
電容量検出回路11で検出される。請求項3・4に係わる
発明によれば、カ−ドの挿入が無いモ−ドにおいて、ゲ
−トブロック本体3の走行路3bに残された図示しないト
ラップ等の異物に走査部材9が引っかかって走査部材9
が撓み、この撓みが一対の検出器53、54の一方で検出さ
れる。
【0007】
【実施例】以下、図示の実施例で本発明を説明する。図
1、図2はカ−ドリ−ダの走行路への異物挿入検出機構
の第1実施例で、図1はカ−ドリ−ダの走行路への異物
挿入検出機構の要部断面側面図、図2はカ−ドリ−ダの
走行路への異物挿入検出機構の構成を示す要部断面側面
図、図3から図6はカ−ドリ−ダの走行路への異物挿入
検出機構が組み込まれたカ−ドリ−ダの説明図で、図3
はカ−ドリ−ダの側面図、図4はカ−ドリ−ダの平面
図、図5はカ−ドリ−ダの正面図、図6はシャッタ装置
の構成を示す正面図である。
1、図2はカ−ドリ−ダの走行路への異物挿入検出機構
の第1実施例で、図1はカ−ドリ−ダの走行路への異物
挿入検出機構の要部断面側面図、図2はカ−ドリ−ダの
走行路への異物挿入検出機構の構成を示す要部断面側面
図、図3から図6はカ−ドリ−ダの走行路への異物挿入
検出機構が組み込まれたカ−ドリ−ダの説明図で、図3
はカ−ドリ−ダの側面図、図4はカ−ドリ−ダの平面
図、図5はカ−ドリ−ダの正面図、図6はシャッタ装置
の構成を示す正面図である。
【0008】カ−ドリ−ダの走行路への異物挿入検出機
構Aは、図1で基板1の前面に固定された磁気カ−ド2
を挿入するゲ−トブロック本体3に組み込まれている。
ゲ−トブロック本体3の上側の基板1の前面にシャッタ
装置Bが設けられている。ゲ−トブロック本体3には図
1、図2で、磁気カ−ド2の挿入口3aと走行路3bと磁気
カ−ド検出用磁気ヘッド10の挿入用透孔3cと走行路3bを
横切るシャッタ板挿入用横孔3dと異物挿入検出機構Aを
設ける凹部3eとが形成されている。異物挿入検出機構A
は走行路3bの上下前後の凹部3e内に固定された絶縁体
4、4と絶縁体5、5と、絶縁体4、4に固定されて絶
縁体5、5方向に向けて突出された静電容量検出用の一
対の金属部材6、6と、一対の金属部材6、6に接続さ
れた静電容量検出回路11とで構成されている。一対の金
属部材6、6は走行路3bの全横幅にわたって対向して配
設されている。シャッタ装置Bは図1、図3から図6
で、基板1の前面に固定されたソレノイド12とシャッタ
板7と作動板13とソレノイド12に接続された図示しない
制御装置とで構成されている。
構Aは、図1で基板1の前面に固定された磁気カ−ド2
を挿入するゲ−トブロック本体3に組み込まれている。
ゲ−トブロック本体3の上側の基板1の前面にシャッタ
装置Bが設けられている。ゲ−トブロック本体3には図
1、図2で、磁気カ−ド2の挿入口3aと走行路3bと磁気
カ−ド検出用磁気ヘッド10の挿入用透孔3cと走行路3bを
横切るシャッタ板挿入用横孔3dと異物挿入検出機構Aを
設ける凹部3eとが形成されている。異物挿入検出機構A
は走行路3bの上下前後の凹部3e内に固定された絶縁体
4、4と絶縁体5、5と、絶縁体4、4に固定されて絶
縁体5、5方向に向けて突出された静電容量検出用の一
対の金属部材6、6と、一対の金属部材6、6に接続さ
れた静電容量検出回路11とで構成されている。一対の金
属部材6、6は走行路3bの全横幅にわたって対向して配
設されている。シャッタ装置Bは図1、図3から図6
で、基板1の前面に固定されたソレノイド12とシャッタ
板7と作動板13とソレノイド12に接続された図示しない
制御装置とで構成されている。
【0009】磁気カ−ド2には図4のように磁気ストラ
イプ2aが設けられて情報が記録されている。磁気ストラ
イプ2aに摺接される磁気ヘッド10は図示しない制御装置
に接続されている。磁気ヘッド10はゲ−トブロック本体
3に弾性板等で取り付けられている。異物挿入検出機構
Aの絶縁体4、4は後面が走行路3bに対して傾斜面4aで
形成され、絶縁体5、5は前方に向けて突出部5aが形成
されている。一対の金属部材6、6は一端6aが絶縁体
4、4に固定され、他端6bは絶縁体5、5の突出部5aの
上下位置方向に向けて突出され、中間に走行路3bに向け
て湾曲部6cが突出形成されている。上下の湾曲部6cの間
隔はカ−ド2の厚さよりも狭い間隔tに対向形成されて
一定の静電容量が確保されている。一対の金属部材6、
6に接続された静電容量検出回路11は図示しない制御装
置に接続されている。
イプ2aが設けられて情報が記録されている。磁気ストラ
イプ2aに摺接される磁気ヘッド10は図示しない制御装置
に接続されている。磁気ヘッド10はゲ−トブロック本体
3に弾性板等で取り付けられている。異物挿入検出機構
Aの絶縁体4、4は後面が走行路3bに対して傾斜面4aで
形成され、絶縁体5、5は前方に向けて突出部5aが形成
されている。一対の金属部材6、6は一端6aが絶縁体
4、4に固定され、他端6bは絶縁体5、5の突出部5aの
上下位置方向に向けて突出され、中間に走行路3bに向け
て湾曲部6cが突出形成されている。上下の湾曲部6cの間
隔はカ−ド2の厚さよりも狭い間隔tに対向形成されて
一定の静電容量が確保されている。一対の金属部材6、
6に接続された静電容量検出回路11は図示しない制御装
置に接続されている。
【0010】シャッタ装置Bのシャッタ板7はゲ−トブ
ロック本体3の横側の基板1の前面に固定された支柱14
に回動自在に支持されて図示しないバネで図5、図6で
反時計方向に付勢されている。シャッタ板7はコ字形に
屈曲された基部7aと支柱14が挿入される基部7aに穿設さ
れた透孔7bと走行路3bの閉塞部7cと連結部7dとゴムリン
グ15が取り付けられた屈曲部7eとで形成されている。基
部7aにはピン16が固定されて作動板13の一端の透孔に挿
入されて連結されている。作動板13は基板1の前面に固
定された支柱17に回動自在に支持されている。作動板13
と他端はソレノイド12に進入退避自在に挿入された鉄心
からなるプランジャ18に連結されている。ソレノイド12
は図示しない制御装置に接続されている。
ロック本体3の横側の基板1の前面に固定された支柱14
に回動自在に支持されて図示しないバネで図5、図6で
反時計方向に付勢されている。シャッタ板7はコ字形に
屈曲された基部7aと支柱14が挿入される基部7aに穿設さ
れた透孔7bと走行路3bの閉塞部7cと連結部7dとゴムリン
グ15が取り付けられた屈曲部7eとで形成されている。基
部7aにはピン16が固定されて作動板13の一端の透孔に挿
入されて連結されている。作動板13は基板1の前面に固
定された支柱17に回動自在に支持されている。作動板13
と他端はソレノイド12に進入退避自在に挿入された鉄心
からなるプランジャ18に連結されている。ソレノイド12
は図示しない制御装置に接続されている。
【0011】基板1の前面に屈曲板19が固定されて屈曲
板19の内側にシャッタ板7の閉鎖状態を検出するマイク
ロスイッチからなる検出器20が取り付けられている。検
出器20は図示しない制御装置に接続されると共に、シャ
ッタ板7が閉鎖状態でなければならない時に開いている
とカ−ドリ−ダCが停止して使用不可能の表示、ブザ−
音発生等の図示しない警報器が接続されている。挿入口
3aの側部には挿入口3aに挿入された磁気カ−ド2を検出
するマイクロスイッチからなる検出器21が取り付けられ
て図示しない制御装置に接続されている。挿入口3aの側
部には透孔が穿設されて検出器21のアクチュエ−タ又は
検出作動片が挿入されている。走行路3bの奥側の基板1
には透孔1aが穿設されている。
板19の内側にシャッタ板7の閉鎖状態を検出するマイク
ロスイッチからなる検出器20が取り付けられている。検
出器20は図示しない制御装置に接続されると共に、シャ
ッタ板7が閉鎖状態でなければならない時に開いている
とカ−ドリ−ダCが停止して使用不可能の表示、ブザ−
音発生等の図示しない警報器が接続されている。挿入口
3aの側部には挿入口3aに挿入された磁気カ−ド2を検出
するマイクロスイッチからなる検出器21が取り付けられ
て図示しない制御装置に接続されている。挿入口3aの側
部には透孔が穿設されて検出器21のアクチュエ−タ又は
検出作動片が挿入されている。走行路3bの奥側の基板1
には透孔1aが穿設されている。
【0012】基板1の裏面に向けて屈曲された屈曲板1
b、1bにカ−ドリ−ダCの枠板22、23が取り付けられて
いる。枠板22、23には送りロ−ラ24、25、26の軸27、2
8、29が軸承されている。送りロ−ラ25の軸28にパット
ロ−ラ30が固定され、パットロ−ラ30の下方に磁気カ−
ド2の磁気ストライプ2aに記録された情報が読み取り書
き込みされる磁気ヘッド31が設けられている。送りロ−
ラ24、25、26の下方には送りパットロ−ラ32、33、34の
軸35、36、37が枠板22、23に軸承されている。各送りロ
−ラと各送りパットロ−ラの間にカ−ドリ−ダCの走行
路38が設けられている。送りロ−ラ24、25、26は軸27、
28、29に固定されたプ−リ39、40、41、42とベルト43、
44、45を介して電動機46の回転軸に固定されたプ−リ47
で回転される。
b、1bにカ−ドリ−ダCの枠板22、23が取り付けられて
いる。枠板22、23には送りロ−ラ24、25、26の軸27、2
8、29が軸承されている。送りロ−ラ25の軸28にパット
ロ−ラ30が固定され、パットロ−ラ30の下方に磁気カ−
ド2の磁気ストライプ2aに記録された情報が読み取り書
き込みされる磁気ヘッド31が設けられている。送りロ−
ラ24、25、26の下方には送りパットロ−ラ32、33、34の
軸35、36、37が枠板22、23に軸承されている。各送りロ
−ラと各送りパットロ−ラの間にカ−ドリ−ダCの走行
路38が設けられている。送りロ−ラ24、25、26は軸27、
28、29に固定されたプ−リ39、40、41、42とベルト43、
44、45を介して電動機46の回転軸に固定されたプ−リ47
で回転される。
【0013】磁気カ−ド2の磁気ストライプ2aに記録さ
れた情報が読み取り書き込みされる動作は、挿入口3aか
ら磁気カ−ド2が走行路3bに挿入されると、検出器21で
カ−ドが検出されると共に、磁気カ−ド検出用磁気ヘッ
ド10で磁気ストライプ2aに記録された情報が読み取られ
て磁気カ−ドであることが確認され、ソレノイド12に通
電されてプランジャ18が吸引される。この吸引で作動板
13が引かれてシャッタ板7が回動される。シャッタ板7
が回動されてシャッタが開かれて磁気カ−ド2が走行路
3bの奥に挿入可能となり、磁気カ−ド2が押し込まれる
と、一対の金属部材6、6の湾曲部6cの間を通してカ−
ドリ−ダCの走行路38に挿入される。その後送りロ−ラ
24、25、26と送りパットロ−ラ32、33、34の間に送り込
まれ、磁気カ−ド2の磁気ストライプ2aに記録された情
報が磁気ヘッド31で読み取られると共に新しい情報が書
き込まれる。磁気カ−ド2が一対の金属部材6、6の湾
曲部6cの間を通るとき静電容量が変化するが、正規の磁
気カ−ド2による変化なので正常の動作が継続される。
れた情報が読み取り書き込みされる動作は、挿入口3aか
ら磁気カ−ド2が走行路3bに挿入されると、検出器21で
カ−ドが検出されると共に、磁気カ−ド検出用磁気ヘッ
ド10で磁気ストライプ2aに記録された情報が読み取られ
て磁気カ−ドであることが確認され、ソレノイド12に通
電されてプランジャ18が吸引される。この吸引で作動板
13が引かれてシャッタ板7が回動される。シャッタ板7
が回動されてシャッタが開かれて磁気カ−ド2が走行路
3bの奥に挿入可能となり、磁気カ−ド2が押し込まれる
と、一対の金属部材6、6の湾曲部6cの間を通してカ−
ドリ−ダCの走行路38に挿入される。その後送りロ−ラ
24、25、26と送りパットロ−ラ32、33、34の間に送り込
まれ、磁気カ−ド2の磁気ストライプ2aに記録された情
報が磁気ヘッド31で読み取られると共に新しい情報が書
き込まれる。磁気カ−ド2が一対の金属部材6、6の湾
曲部6cの間を通るとき静電容量が変化するが、正規の磁
気カ−ド2による変化なので正常の動作が継続される。
【0014】異物挿入検出機構Aの動作は、図示しない
トラップ等の異物が仕掛けられる時、挿入口3aに磁気カ
−ド2と共に図示しないトラップ等の異物が走行路3bに
挿入されて前記動作が行われた後、トラップ等の異物が
ゲ−トブロック本体3の走行路3bやカ−ドリ−ダCの走
行路38に残されたまま磁気カ−ド2が引き抜かれると、
トラップ等の異物が一対の金属部材6、6の湾曲部6cの
間に残る共に、シャッタ板7が閉塞されない。カ−ドの
挿入が無いモ−ドにおいて、トラップ等の異物が一対の
金属部材6、6の湾曲部6cの間に残ると、トラップ等の
異物が細い針金や薄いフィルム等であっても、誘電率が
変わって静電容量が変化する。この静電容量の変化は静
電容量検出回路11で検出される。この検出で図示しない
制御装置を通してカ−ドリ−ダCの停止と使用不可能の
表示、ブザ−音発生等がなされる。
トラップ等の異物が仕掛けられる時、挿入口3aに磁気カ
−ド2と共に図示しないトラップ等の異物が走行路3bに
挿入されて前記動作が行われた後、トラップ等の異物が
ゲ−トブロック本体3の走行路3bやカ−ドリ−ダCの走
行路38に残されたまま磁気カ−ド2が引き抜かれると、
トラップ等の異物が一対の金属部材6、6の湾曲部6cの
間に残る共に、シャッタ板7が閉塞されない。カ−ドの
挿入が無いモ−ドにおいて、トラップ等の異物が一対の
金属部材6、6の湾曲部6cの間に残ると、トラップ等の
異物が細い針金や薄いフィルム等であっても、誘電率が
変わって静電容量が変化する。この静電容量の変化は静
電容量検出回路11で検出される。この検出で図示しない
制御装置を通してカ−ドリ−ダCの停止と使用不可能の
表示、ブザ−音発生等がなされる。
【0015】又、シャッタ板7が閉鎖状態でないと、検
出器20が閉鎖状態でないことを検出して、図示しない制
御装置に信号を送ってカ−ドリ−ダCの停止と使用不可
能の表示、ブザ−音発生等がなされる。シャッタ板7の
みの時、薄手の変形し易いフィルム等のトラップ等の異
物はシャッタの下に潜り込んで検出できないが、静電容
量の変化を検出すれば、薄手の変形し易いフィルム等の
トラップ等の異物も誘電率が変わることで検出出来る。
同様に非接触で良い為、糸状のコシの弱い異物でも検出
できる。
出器20が閉鎖状態でないことを検出して、図示しない制
御装置に信号を送ってカ−ドリ−ダCの停止と使用不可
能の表示、ブザ−音発生等がなされる。シャッタ板7の
みの時、薄手の変形し易いフィルム等のトラップ等の異
物はシャッタの下に潜り込んで検出できないが、静電容
量の変化を検出すれば、薄手の変形し易いフィルム等の
トラップ等の異物も誘電率が変わることで検出出来る。
同様に非接触で良い為、糸状のコシの弱い異物でも検出
できる。
【0016】前記のようにカ−ドリ−ダの走行路への異
物挿入検出機構が構成されると、他人のカ−ドを盗む為
にトラップ等の異物が仕掛けられても、走行路3bの全横
幅にわたって対向して設けられた一対の金属部材6、6
からなる静電容量の変化を検出する静電容量検出回路11
で異物が検出される。この検出でどの様な形式のトラッ
プ等の異物が仕掛けられても検出されて利用者がカ−ド
リ−ダを使用しないようにアラ−ムを出すこと等によっ
て他人のカ−ドを盗んで不正に使用する犯罪が防止出来
る。
物挿入検出機構が構成されると、他人のカ−ドを盗む為
にトラップ等の異物が仕掛けられても、走行路3bの全横
幅にわたって対向して設けられた一対の金属部材6、6
からなる静電容量の変化を検出する静電容量検出回路11
で異物が検出される。この検出でどの様な形式のトラッ
プ等の異物が仕掛けられても検出されて利用者がカ−ド
リ−ダを使用しないようにアラ−ムを出すこと等によっ
て他人のカ−ドを盗んで不正に使用する犯罪が防止出来
る。
【0017】図7はカ−ドリ−ダの走行路への異物挿入
検出機構の変形例で、図7はカ−ドリ−ダの走行路への
異物挿入検出機構の構成を示す要部断面側面図である。
検出機構の変形例で、図7はカ−ドリ−ダの走行路への
異物挿入検出機構の構成を示す要部断面側面図である。
【0018】変形例では、ゲ−トブロック本体3に磁気
カ−ド2の挿入口3aと走行路3bと磁気カ−ド検出用磁気
ヘッド10の挿入用透孔3cと走行路3bを横切るシャッタ板
挿入用横孔3dと異物挿入検出機構A′を設ける凹部3fと
が形成されている。異物挿入検出機構A′は走行路3bの
上下前後の凹部3f内に固定された絶縁体4′、4′と絶
縁体5′、5′と、絶縁体4′、4′と絶縁体5′、
5′の間で上下動可能な静電容量検出用の一対の金属部
材6′、6′と、一対の金属部材6′、6′に接続され
た静電容量検出回路11とで構成されている。一対の金属
部材6′、6′は走行路3bの全横幅にわたって対向して
配設されている。一対の金属部材6′、6′の上下面6
d、6dの間隔はカ−ド2の厚さよりも狭い間隔tに対向
形成されて一定の静電容量が確保されている。一対の金
属部材6′、6′の上下動は図示しないソレノイドや電
動機で回転されるカム等の上下動機構で行われる。他の
構成は前記第1実施例と略同一である。
カ−ド2の挿入口3aと走行路3bと磁気カ−ド検出用磁気
ヘッド10の挿入用透孔3cと走行路3bを横切るシャッタ板
挿入用横孔3dと異物挿入検出機構A′を設ける凹部3fと
が形成されている。異物挿入検出機構A′は走行路3bの
上下前後の凹部3f内に固定された絶縁体4′、4′と絶
縁体5′、5′と、絶縁体4′、4′と絶縁体5′、
5′の間で上下動可能な静電容量検出用の一対の金属部
材6′、6′と、一対の金属部材6′、6′に接続され
た静電容量検出回路11とで構成されている。一対の金属
部材6′、6′は走行路3bの全横幅にわたって対向して
配設されている。一対の金属部材6′、6′の上下面6
d、6dの間隔はカ−ド2の厚さよりも狭い間隔tに対向
形成されて一定の静電容量が確保されている。一対の金
属部材6′、6′の上下動は図示しないソレノイドや電
動機で回転されるカム等の上下動機構で行われる。他の
構成は前記第1実施例と略同一である。
【0019】磁気カ−ド2の磁気ストライプ2aに記録さ
れた情報が読み取り書き込みされる動作は、挿入口3aか
ら磁気カ−ド2が走行路3bに挿入されると、検出器21で
カ−ドが検出されると共に、磁気カ−ド検出用磁気ヘッ
ド10で磁気ストライプ2aに記録された情報が読み取られ
て磁気カ−ドであることが確認され、ソレノイド12に通
電されてプランジャ18が吸引される。この吸引で作動板
13が引かれてシャッタ板7が回動される。シャッタ板7
が回動されてシャッタが開かれて磁気カ−ド2が走行路
3bの奥に挿入可能となる。
れた情報が読み取り書き込みされる動作は、挿入口3aか
ら磁気カ−ド2が走行路3bに挿入されると、検出器21で
カ−ドが検出されると共に、磁気カ−ド検出用磁気ヘッ
ド10で磁気ストライプ2aに記録された情報が読み取られ
て磁気カ−ドであることが確認され、ソレノイド12に通
電されてプランジャ18が吸引される。この吸引で作動板
13が引かれてシャッタ板7が回動される。シャッタ板7
が回動されてシャッタが開かれて磁気カ−ド2が走行路
3bの奥に挿入可能となる。
【0020】更に検出器21でカ−ドが検出されると共
に、磁気カ−ド検出用磁気ヘッド10で磁気ストライプ2a
に記録された情報が読み取られて磁気カ−ドであること
が確認されると、一対の金属部材6′、6′の図示しな
い上下動機構が作動されて上下面6d、6dの間隔が磁気カ
−ド2の厚さより広く開かれ、磁気カ−ド2が押し込ま
れると、一対の金属部材6′、6′の上下面6d、6dの間
を通してカ−ドリ−ダCの走行路38に挿入される。その
後送りロ−ラ24、25、26と送りパットロ−ラ32、33、34
の間に送り込まれ、磁気カ−ド2の磁気ストライプ2aに
記録された情報が磁気ヘッド31で読み取られると共に新
しい情報が書き込まれる。磁気カ−ド2が走行路3bを通
る時一対の金属部材6′、6′は開かれる。磁気カ−ド
2が一対の金属部材6′、6′の上下面6d、6dの間を通
るとき静電容量が変化するが、正規の磁気カ−ド2によ
る変化なので正常の動作が継続される。
に、磁気カ−ド検出用磁気ヘッド10で磁気ストライプ2a
に記録された情報が読み取られて磁気カ−ドであること
が確認されると、一対の金属部材6′、6′の図示しな
い上下動機構が作動されて上下面6d、6dの間隔が磁気カ
−ド2の厚さより広く開かれ、磁気カ−ド2が押し込ま
れると、一対の金属部材6′、6′の上下面6d、6dの間
を通してカ−ドリ−ダCの走行路38に挿入される。その
後送りロ−ラ24、25、26と送りパットロ−ラ32、33、34
の間に送り込まれ、磁気カ−ド2の磁気ストライプ2aに
記録された情報が磁気ヘッド31で読み取られると共に新
しい情報が書き込まれる。磁気カ−ド2が走行路3bを通
る時一対の金属部材6′、6′は開かれる。磁気カ−ド
2が一対の金属部材6′、6′の上下面6d、6dの間を通
るとき静電容量が変化するが、正規の磁気カ−ド2によ
る変化なので正常の動作が継続される。
【0021】異物挿入検出機構A′の動作は、図示しな
いトラップ等の異物が仕掛けられる時、挿入口3aに磁気
カ−ド2と共に図示しないトラップ等の異物が走行路3b
に挿入されて前記動作が行われた後、トラップ等の異物
がゲ−トブロック本体3の走行路3bやカ−ドリ−ダCの
走行路38に残されたまま磁気カ−ド2が引き抜かれる
と、トラップ等の異物が一対の金属部材6′、6′の上
下面6d、6dの間に残る共に、シャッタ板7が閉塞されな
い。カ−ドの挿入が無いモ−ドにおいて、トラップ等の
異物が一対の金属部材6′、6′の上下面6d、6dの間に
残ると、トラップ等の異物が細い針金や薄いフィルム等
であっても、誘電率が変わって静電容量が変化する。こ
の静電容量の変化は静電容量検出回路11で検出される。
この検出信号は図示しない制御装置を通してカ−ドリ−
ダCの停止と使用不可能の表示、ブザ−音発生等がなさ
れる。
いトラップ等の異物が仕掛けられる時、挿入口3aに磁気
カ−ド2と共に図示しないトラップ等の異物が走行路3b
に挿入されて前記動作が行われた後、トラップ等の異物
がゲ−トブロック本体3の走行路3bやカ−ドリ−ダCの
走行路38に残されたまま磁気カ−ド2が引き抜かれる
と、トラップ等の異物が一対の金属部材6′、6′の上
下面6d、6dの間に残る共に、シャッタ板7が閉塞されな
い。カ−ドの挿入が無いモ−ドにおいて、トラップ等の
異物が一対の金属部材6′、6′の上下面6d、6dの間に
残ると、トラップ等の異物が細い針金や薄いフィルム等
であっても、誘電率が変わって静電容量が変化する。こ
の静電容量の変化は静電容量検出回路11で検出される。
この検出信号は図示しない制御装置を通してカ−ドリ−
ダCの停止と使用不可能の表示、ブザ−音発生等がなさ
れる。
【0022】又、シャッタ板7が閉鎖状態でないと、検
出器20が閉鎖状態でないことを検出して、図示しない制
御装置に信号を送ってカ−ドリ−ダCの停止と使用不可
能の表示、ブザ−音発生等がなされる。シャッタ板7の
みの時、薄手の変形し易いフィルム等のトラップ等の異
物はシャッタの下に潜り込んで検出できないが、静電容
量の変化を検出すれば、薄手の変形し易いフィルム等の
トラップ等の異物も誘電率が変わることで検出出来る。
出器20が閉鎖状態でないことを検出して、図示しない制
御装置に信号を送ってカ−ドリ−ダCの停止と使用不可
能の表示、ブザ−音発生等がなされる。シャッタ板7の
みの時、薄手の変形し易いフィルム等のトラップ等の異
物はシャッタの下に潜り込んで検出できないが、静電容
量の変化を検出すれば、薄手の変形し易いフィルム等の
トラップ等の異物も誘電率が変わることで検出出来る。
【0023】図8はカ−ドリ−ダの走行路への異物挿入
検出機構の第2実施例で、図8はカ−ドリ−ダの走行路
への異物挿入検出機構の正面図である。
検出機構の第2実施例で、図8はカ−ドリ−ダの走行路
への異物挿入検出機構の正面図である。
【0024】第2実施例では、基板1の裏面に突出され
たゲ−トブロック本体3″の走行路3bのカ−ド排出口の
下側に異物挿入検出機構A″が設けられている。異物挿
入検出機構A″は基板1に取り付けられた図示しない電
動機の回転軸48に歯車49が固定されている。歯車49には
基板1に固定された軸50に軸承された歯車51が噛合され
ている。歯車51には細い針金のヒゲ部材からなる走査部
材9の一端と支持板52が固定されている。支持板52には
一対のマイクロスイッチからなる検出器53、54が走査部
材9を挟んで対向するように取り付けられている。検出
器53、54は図示しない制御装置に接続されている。図示
しない電動機の回転軸48は走査部材9が2点鎖線のよう
に走行路3bの横幅全域を走査可能な角度範囲揺動回転さ
れるように構成されている。図示しない電動機の回転軸
48は、走行路3bからカ−ドが引き抜かれて検出器21でカ
−ドが検出されないと共に、磁気カ−ド検出用磁気ヘッ
ド10で磁気ストライプ2aの記録が読み取られなくなった
ことが確認されると揺動回転される。他の構成は前記第
1実施例と略同一である。
たゲ−トブロック本体3″の走行路3bのカ−ド排出口の
下側に異物挿入検出機構A″が設けられている。異物挿
入検出機構A″は基板1に取り付けられた図示しない電
動機の回転軸48に歯車49が固定されている。歯車49には
基板1に固定された軸50に軸承された歯車51が噛合され
ている。歯車51には細い針金のヒゲ部材からなる走査部
材9の一端と支持板52が固定されている。支持板52には
一対のマイクロスイッチからなる検出器53、54が走査部
材9を挟んで対向するように取り付けられている。検出
器53、54は図示しない制御装置に接続されている。図示
しない電動機の回転軸48は走査部材9が2点鎖線のよう
に走行路3bの横幅全域を走査可能な角度範囲揺動回転さ
れるように構成されている。図示しない電動機の回転軸
48は、走行路3bからカ−ドが引き抜かれて検出器21でカ
−ドが検出されないと共に、磁気カ−ド検出用磁気ヘッ
ド10で磁気ストライプ2aの記録が読み取られなくなった
ことが確認されると揺動回転される。他の構成は前記第
1実施例と略同一である。
【0025】磁気カ−ド2の磁気ストライプ2aに記録さ
れた情報が読み取り書き込みされる動作は前記第1実施
例と略同一である。異物挿入検出機構A″の動作は、図
示しないトラップ等の異物が仕掛けられる時、挿入口3a
に磁気カ−ド2と共に図示しないトラップ等の異物が走
行路3bに挿入されて前記動作が行われた後、磁気カ−ド
2が引き抜かれると、トラップ等の異物がゲ−トブロッ
ク本体3の走行路3bやカ−ドリ−ダCの走行路38に残さ
れる。図示しない電動機の回転軸48が揺動回転される
と、歯車51と細い針金のヒゲ部材からなる走査部材9と
支持板52と一対のマイクロスイッチからなる検出器53、
54が揺動されて走査部材9が2点鎖線のように走行路3b
の横幅全域を走査する。この走査でカ−ドの挿入が無い
モ−ドにおいて、ゲ−トブロック本体3の走行路3bに残
された図示しないトラップ等の異物に走査部材9が引っ
かかって走査部材9が撓み、この撓みが一対の検出器5
3、54の一方で検出される。弱い力で作動する検出器5
3、54に細い針金のヒゲ部材からなる走査部材9を組み
合わせたので、糸状のコシの弱い異物でも検出できる。
この検出信号で図示しない制御装置を通してカ−ドリ−
ダCの停止と使用不可能の表示、ブザ−音発生等がなさ
れる。
れた情報が読み取り書き込みされる動作は前記第1実施
例と略同一である。異物挿入検出機構A″の動作は、図
示しないトラップ等の異物が仕掛けられる時、挿入口3a
に磁気カ−ド2と共に図示しないトラップ等の異物が走
行路3bに挿入されて前記動作が行われた後、磁気カ−ド
2が引き抜かれると、トラップ等の異物がゲ−トブロッ
ク本体3の走行路3bやカ−ドリ−ダCの走行路38に残さ
れる。図示しない電動機の回転軸48が揺動回転される
と、歯車51と細い針金のヒゲ部材からなる走査部材9と
支持板52と一対のマイクロスイッチからなる検出器53、
54が揺動されて走査部材9が2点鎖線のように走行路3b
の横幅全域を走査する。この走査でカ−ドの挿入が無い
モ−ドにおいて、ゲ−トブロック本体3の走行路3bに残
された図示しないトラップ等の異物に走査部材9が引っ
かかって走査部材9が撓み、この撓みが一対の検出器5
3、54の一方で検出される。弱い力で作動する検出器5
3、54に細い針金のヒゲ部材からなる走査部材9を組み
合わせたので、糸状のコシの弱い異物でも検出できる。
この検出信号で図示しない制御装置を通してカ−ドリ−
ダCの停止と使用不可能の表示、ブザ−音発生等がなさ
れる。
【0026】前記のようにカ−ドリ−ダの走行路への異
物挿入検出機構が構成されると、他人のカ−ドを盗む為
にトラップ等の異物が仕掛けられても、走行路3bの全横
幅にわたって走査部材9が走査されて図示しないトラッ
プ等の異物に走査部材9が引っかかって走査部材9が撓
むと一対の検出器53、54の一方で異物が検出される。こ
の検出でどの様な形式のトラップ等の異物が仕掛けられ
ても検出されて利用者がカ−ドリ−ダを使用しないよう
にアラ−ムを出すこと等によって他人のカ−ドを盗んで
不正に使用する犯罪が防止出来る。シャッタ板7のみの
時、薄手の変形し易いフィルム等のトラップ等の異物は
シャッタの下に潜り込んで検出できないが、走査部材9
が走査されて検出されるので、薄手の変形し易いフィル
ム等のトラップ等の異物も確実に検出出来る。
物挿入検出機構が構成されると、他人のカ−ドを盗む為
にトラップ等の異物が仕掛けられても、走行路3bの全横
幅にわたって走査部材9が走査されて図示しないトラッ
プ等の異物に走査部材9が引っかかって走査部材9が撓
むと一対の検出器53、54の一方で異物が検出される。こ
の検出でどの様な形式のトラップ等の異物が仕掛けられ
ても検出されて利用者がカ−ドリ−ダを使用しないよう
にアラ−ムを出すこと等によって他人のカ−ドを盗んで
不正に使用する犯罪が防止出来る。シャッタ板7のみの
時、薄手の変形し易いフィルム等のトラップ等の異物は
シャッタの下に潜り込んで検出できないが、走査部材9
が走査されて検出されるので、薄手の変形し易いフィル
ム等のトラップ等の異物も確実に検出出来る。
【0027】前記説明では、検出器20、21にマイクロス
イッチを図示したが、発光素子と受光素子からなる検出
器としてもよい。前記第2実施例の一対の検出器53、54
は何れか一方としてもよい。
イッチを図示したが、発光素子と受光素子からなる検出
器としてもよい。前記第2実施例の一対の検出器53、54
は何れか一方としてもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されたから、
他人のカ−ドを盗む為にトラップ等の異物が仕掛けられ
ても、異物挿入検出機構がカ−ド走行路の横幅全域にわ
たって形成され、走行路にトラップ等の異物が残ると、
カ−ドの挿入が無いモ−ドにおいて、異物挿入検出機構
で検出されるので、どの様な形式のトラップ等の異物が
仕掛けられても検出されて他人のカ−ドを盗んで不正に
使用する犯罪が防止出来る。シャッタ板のみの時、薄手
の変形し易いフィルム等のトラップ等の異物はシャッタ
の下に潜り込んで検出できないが、一対の金属部材の誘
電率が変わることによる静電容量の変化や走査部材の走
査で検出されて異物が確実に検出出来る等優れた効果を
奏するカ−ドリ−ダの走行路への異物挿入検出機構を提
供することが出来る。
他人のカ−ドを盗む為にトラップ等の異物が仕掛けられ
ても、異物挿入検出機構がカ−ド走行路の横幅全域にわ
たって形成され、走行路にトラップ等の異物が残ると、
カ−ドの挿入が無いモ−ドにおいて、異物挿入検出機構
で検出されるので、どの様な形式のトラップ等の異物が
仕掛けられても検出されて他人のカ−ドを盗んで不正に
使用する犯罪が防止出来る。シャッタ板のみの時、薄手
の変形し易いフィルム等のトラップ等の異物はシャッタ
の下に潜り込んで検出できないが、一対の金属部材の誘
電率が変わることによる静電容量の変化や走査部材の走
査で検出されて異物が確実に検出出来る等優れた効果を
奏するカ−ドリ−ダの走行路への異物挿入検出機構を提
供することが出来る。
【図1】第1実施例で、カ−ドリ−ダの走行路への異物
挿入検出機構の要部断面側面図である。
挿入検出機構の要部断面側面図である。
【図2】同カ−ドリ−ダの走行路への異物挿入検出機構
の構成を示す要部断面側面図である。
の構成を示す要部断面側面図である。
【図3】異物挿入検出機構が組み込まれたカ−ドリ−ダ
の説明図で、カ−ドリ−ダの側面図である。
の説明図で、カ−ドリ−ダの側面図である。
【図4】同カ−ドリ−ダの平面図である。
【図5】同カ−ドリ−ダの正面図である。
【図6】同シャッタ装置の構成を示す正面図である。
【図7】変形例で、カ−ドリ−ダの走行路への異物挿入
検出機構の構成を示す要部断面側面図である。
検出機構の構成を示す要部断面側面図である。
【図8】第2実施例で、カ−ドリ−ダの走行路への異物
挿入検出機構の正面図である。
挿入検出機構の正面図である。
2 磁気カ−ド 3b 走行路 6、6′ 一対の金属部材 9 走査部材 20、21、53、54 検出器
Claims (4)
- 【請求項1】 カ−ドが走行する走行路に、この走行路
の全横幅にわたって一対の金属部材を対向して配設し、
カ−ドの挿入が無いモ−ドにおいて前記一対の金属部材
間の静電容量を検出することによって前記走行路への異
物挿入の有無を検出するようにしたことを特徴とするカ
−ドリ−ダの走行路への異物挿入検出機構。 - 【請求項2】 前記一対の金属部材を、カ−ドの挿入が
無いモ−ドにおいてカ−ドの厚さよりも狭い間隔に対向
して配設したことを特徴とする請求項1記載のカ−ドリ
−ダの走行路への異物挿入検出機構。 - 【請求項3】 カ−ドが走行する走行路に、この走行路
の横幅全域を走査する走査部材を配設し、カ−ドの挿入
が無いモ−ドにおいて前記走査部材を走査することによ
って前記走行路への異物挿入の有無を検出することを特
徴とするカ−ドリ−ダの走行路への異物挿入検出機構。 - 【請求項4】 前記走査部材を細い針金のヒゲ部材とし
たことを特徴とする請求項3記載のカ−ドリ−ダの走行
路への異物挿入検出機構。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7071665A JP3035725B2 (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | カ−ドリ−ダの走行路への異物挿入検出機構 |
US08/598,284 US5850079A (en) | 1995-02-22 | 1996-02-08 | Card reader with a theft counter measure |
DE19605796A DE19605796A1 (de) | 1995-02-22 | 1996-02-16 | Kartenlesegerät |
GB9603784A GB2299430B (en) | 1995-02-22 | 1996-02-22 | A card reader |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7071665A JP3035725B2 (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | カ−ドリ−ダの走行路への異物挿入検出機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08272922A true JPH08272922A (ja) | 1996-10-18 |
JP3035725B2 JP3035725B2 (ja) | 2000-04-24 |
Family
ID=13467131
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7071665A Expired - Fee Related JP3035725B2 (ja) | 1995-02-22 | 1995-03-29 | カ−ドリ−ダの走行路への異物挿入検出機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3035725B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6981647B2 (en) | 2000-11-17 | 2006-01-03 | Kabushiki Kaisha Sankyo Seiki Seisakusho | Foreign matter detecting mechanism, carriage moving mechanism and method for operating carriage moving mechanism |
WO2015159974A1 (ja) * | 2014-04-18 | 2015-10-22 | 日本電産サンキョー株式会社 | カードリーダおよびカードリーダの制御方法 |
JP2016110415A (ja) * | 2014-12-08 | 2016-06-20 | 日本電産サンキョー株式会社 | カードリーダ |
JP2017219971A (ja) * | 2016-06-06 | 2017-12-14 | 日本電産サンキョー株式会社 | カードリーダ |
JP2018116418A (ja) * | 2017-01-17 | 2018-07-26 | 日本電産サンキョー株式会社 | カードリーダおよびカードリーダの制御方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101580307B1 (ko) * | 2014-02-14 | 2015-12-24 | 서승원 | 세척티슈가 마련된 세척유닛 |
-
1995
- 1995-03-29 JP JP7071665A patent/JP3035725B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2015159974A1 (ja) * | 2014-04-18 | 2015-10-22 | 日本電産サンキョー株式会社 | カードリーダおよびカードリーダの制御方法 |
JP2015207075A (ja) * | 2014-04-18 | 2015-11-19 | 日本電産サンキョー株式会社 | カードリーダおよびカードリーダの制御方法 |
US10007814B2 (en) | 2014-04-18 | 2018-06-26 | Nidec Sankyo Corporation | Card reader and control method for card reader |
JP2016110415A (ja) * | 2014-12-08 | 2016-06-20 | 日本電産サンキョー株式会社 | カードリーダ |
JP2017219971A (ja) * | 2016-06-06 | 2017-12-14 | 日本電産サンキョー株式会社 | カードリーダ |
JP2018116418A (ja) * | 2017-01-17 | 2018-07-26 | 日本電産サンキョー株式会社 | カードリーダおよびカードリーダの制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3035725B2 (ja) | 2000-04-24 |
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