JPH08272875A - 業務プロセスにおけるデータ回付方法 - Google Patents

業務プロセスにおけるデータ回付方法

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JPH08272875A
JPH08272875A JP7071043A JP7104395A JPH08272875A JP H08272875 A JPH08272875 A JP H08272875A JP 7071043 A JP7071043 A JP 7071043A JP 7104395 A JP7104395 A JP 7104395A JP H08272875 A JPH08272875 A JP H08272875A
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JP7071043A
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Naofumi Hosoda
直文 細田
Masato Tamaki
正人 玉樹
Toshihiko Mori
俊彦 森
Masabumi Itabashi
正文 板橋
Mitsuko Yoshimoto
美津子 吉本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 業務プロセス上必要なデータの中に未確定部
分があったとしても、必要なデータを必要とする部門に
宛先指定操作を行うことなく伝達すること。 【構成】 複数項目のデータを入力担当の業務処理部門
から入力する際に、そのデータと共に確定度を示すパラ
メータを入力し、各業務処理部門に共通のデータベース
に格納する第1のステップと、各データ項目の入力状況
および前記パラメータと業務処理の進捗段階との関係を
定義した進捗段階定義テーブルにより、業務プロセスの
進捗段階を判定する第2のステップと、業務プロセスの
進捗段階および回付対象のデータ項目並びに回付宛先の
関係を定義した回付先定義テーブルにより、各進捗段階
において回付すべきデータ項目および回付宛先を判定
し、そのデータ項目のデータを前記データベースから引
出し、判定結果の回付宛先の業務処理部門のデータ入出
力装置に対して転送する第3のステップとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、業務プロセスにおける
データ回付方法に係り、特に多くの業務処理部門あるい
は担当者が関与することで、一連の業務処理プロセスが
形成されるような業務活動においてデータ回付を行なう
のに好適なデータ回付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークの拡大、オープンシステム
やダウンサイジングによるエンドユーザコンピューティ
ングの向上等にともない、企業における様々な業務活動
において、情報処理技術を利用した電子的なデータのや
り取りによる業務処理が急速に増えている。
【0003】こうした情報処理技術を利用したデータの
やり取りにおいては、これまで紙ベースの伝票や帳票、
書類等を担当部門(あるいは担当者)間で受け渡しする
ことで、業務処理プロセス上の情報回付が行われていた
ところを、担当部門が電子的なデータとして伝票や帳票
類を作成し、その伝票や帳票単位のデータを、次に受け
取るべき担当部門との間で、オンラインネットワーク等
を利用して送受信するといった方法で実現されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来方法にあっては、伝票単位のまとまりでデー
タの受け渡しを行うことから、伝票上の全てのデータが
揃った時点で次の担当部門へ伝達することになる。この
ため、次の担当部門以降は、伝票上のデータが全て確定
するまで、そのデータの内容を知ることができない。
【0005】図15は、例えば、顧客に対し商品の提案
を行い、商談がすすむにつれ具体的に商品内容、価格、
納期等を交渉し、契約が成立したら関係各部門に、資材
調達、商品の設計や製造、在庫の引当、商品の搬入設置
などの手配を行い、商品が用意できたら顧客に納品し、
検収を終えた後、代金の請求/回収を行うという、販売
業務プロセスと、この販売業務プロセスに関与する担当
部門(あるいは担当者)の例を示すものであるが、見積
段階101で顧客と商談を進め、契約が成立すれば、手
配段階102で各部門へ手配伝票にて指示する業務プロ
セスにおいて、仮りに、見積段階101で商品内容のデ
ータが確定していなくても、製造部門103では未確定
情報として商品のデータだけは早く知りたいといった場
合がある。
【0006】しかし、従来では、伝票上の全てのデータ
が揃った時点で次の担当部門へ伝達するという方法をと
っているため、未確定のデータは知ることができないと
いう問題がある。
【0007】また、業務処理上、どのデータから決まっ
ていくかは、必ずしも一意ではないため、担当部門間の
データ伝達経路と、その時必要なデータは必ずしも一意
ではなくなる。例えば、見積段階101で商品内容の商
談が先に進めば、商品の見積りを行う担当部門へ先に必
要データを伝達する。逆に、納期の商談が先に進めば、
納期見積を行う担当部門へ先に必要データを伝達するこ
とになる。
【0008】しかし、従来方法では、データ送信側の担
当部門が、その都度、受け手の担当部門の宛先と送信内
容を指定して送信処理を行うことになるため、担当部門
の作業負担がかかるとともに、情報伝達の時間的なロス
が生じるという問題がある。
【0009】さらに、従来方法では、業務プロセスを通
じて、何種類もの伝票を作成し、伝票単位のまとまりで
担当部門間でのデータの受け渡しを行うことから、顧客
名や商品名などの同じデータを異なる伝票に何度も入力
する必要が出てくるという問題がある。
【0010】本発明の第1の目的は、業務プロセス上必
要なデータの中に未確定部分があったとしても、必要な
データを必要とする業務処理部門(担当部門あるいは担
当者)に宛先指定操作を行うことなく伝達することがで
き、さらに共通のデータの重複入力操作を不要にするこ
とができる業務プロセスにおけるデータ回付方法を提供
することにある。
【0011】本発明の第2の目的は、各業務処理部門で
入力されたデータを各業務処理部門で自由に入手するこ
とができる業務プロセスにおけるデータ回付方法を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するするための手段】本発明は、上記第1
の目的を達成するために、基本的には、回付対象となる
複数項目のデータを入力担当の業務処理部門のデータ入
出力装置から入力する際に、そのデータと共に確定度を
示すパラメータを入力し、各業務処理部門に共通のデー
タベースに格納する第1のステップと、各データ項目の
入力状況および前記パラメータを含む判定条件と業務処
理の進捗段階との関係を定義した進捗段階定義テーブル
により、前記データベース内のデータを随時調査し、業
務プロセスの進捗段階を判定する第2のステップと、業
務プロセスの進捗段階および回付対象のデータ項目並び
に回付宛先の関係を定義した回付先定義テーブルによ
り、前記第2のステップで判定した進捗段階において回
付すべきデータ項目および回付宛先を判定し、そのデー
タ項目のデータを前記データベースから引出し、判定結
果の回付宛先の業務処理部門のデータ入出力装置に対し
て転送する第3のステップとを備えることを特徴とす
る。
【0013】また、第2の目的を達成するために、前記
進捗段階定義テーブルおよび回付先定義テーブルを、各
業務処理部門に共通の定義と各業務処理部門に固有の定
義を設定可能にしたことを特徴とする。
【0014】
【作用】上記手段によれば、対象とする業務プロセスの
中で、各業務処理部門(担当部門あるいは担当者)が業
務遂行上共通に必要となる複数項目のデータを入力する
際に、そのデータの確定度を示すパラメータを付加して
入力させ、これを各業務処理部門共通のデータベースに
格納させる。
【0015】このデータベースに格納された複数項目の
データは、進捗段階定義テーブルによって随時調査さ
れ、業務プロセスの進捗段階が判定される。
【0016】次に、回付先定義テーブルにより、第2の
ステップで判定した進捗段階において回付すべきデータ
項目および回付宛先が判定され、そのデータ項目のデー
タがデータベースから引出され、判定結果の回付宛先の
業務処理部門のデータ入出力装置に対して転送される。
【0017】従って、例えばA部門からB部門に伝達す
るデータがa1,a2,a3の3項目であったと仮定し
た時、このうちa1,a2が入力されたら進捗段階が1
段階進むように進捗段階定義テーブルに定義し、さらに
その進捗段階においてa1,a2のデータ項目のデータ
をB部門に送信するように定義しておくと、a3のデー
タ項目は未確定あるいは未入力であっても、a1,a2
のデータ項目のデータだけが先行してB部門に送信され
ることになる。
【0018】これによって、業務プロセス上必要なデー
タの中に未確定部分があったとしても、必要なデータを
必要とする業務処理部門(担当部門あるいは担当者)に
伝達することができる。また、データを受信した業務処
理部門では、受信項目の内容から業務プロセスの進捗状
況を知ることができる。
【0019】この場合、宛先は回付先テーブルに定義さ
れているため、送受信に関する宛先指定操作も不要にな
る。
【0020】さらに、各業務処理部門で共通に使用する
顧客名等のデータは、業務プロセス中のいずれかの段階
で入力されて共通のデータベースに格納されるため、複
数の段階で重複して入力する必要がなくなる。
【0021】また、進捗段階定義テーブルおよび回付先
定義テーブルに、各業務処理部門に共通の定義の他に、
各業務処理部門に固有の定義を設定しておくと、この固
有の定義に従って必要なデータが該当する業務処理部門
に送信される。
【0022】これによって、各業務処理部門に固有の定
義を設定することにより、業務プロセス中で入力された
データのうち必要なデータを各業務処理部門で自由に入
手することができる。
【0023】なお、定義されたデータ項目の他に、進捗
段階を示すデータを付加して送信するようにすれば、受
信側では、受信データ項目の内容を判断することなく、
進捗段階を直ちに把握することができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により詳細に
説明する。
【0025】図1は、本発明のデータ回付方法を適用し
たデータ回付システムの一実施例を示すブロック図であ
り、大別すると、登録設定ブロック200、共通データ
ベース(以下、DB)210、制御ブロック220、入
出力ブロック230から構成されている。
【0026】登録設定ブロック200は、業務プロセス
の進捗段階(ステータス)を定義するステータス定義テ
ーブルや回付宛先を定義する宛先テーブルの定義データ
を設定するものであり、ステータス設定ブロック20
1、データテーブル格納データベース(以下、データテ
ーブル格納DB)202、ビュー項目/宛先設定ブロッ
ク203とから構成されている。
【0027】ステータス設定ブロック201は、業務プ
ロセスの進捗段階を定義するステータス定義テーブルの
定義データを設定するもので、定義データの設定に際
し、まず入出力項目として共通DB210に設定されて
いるデータ項目と同一のデータ項目をデータテーブル格
納DB202から読込み、登録設定権限を有する担当部
門の入出力装置231aからステータス項目、データ項
目とそのデータ値の確定度を示すパラメータの組合せに
よるステータスの定義データが入力されると、その入力
されたステータス項目の定義内容をデータテーブル格納
DB202に格納する。
【0028】ビュー項目/宛先設定ブロック203は、
回付宛先を定義する宛先テーブルの定義データを設定す
るものであり、定義データの設定に際し、共通DB21
0に設定されているものと同一のデータ項目をデータテ
ーブル格納DB202から読込み、登録設定権限を有す
る担当部門の入出力装置231aから各進捗段階でデー
タ回付が必要となる担当部門の宛先と、ビュー項目(担
当部門が必要とするデータ項目群)を示す定義データが
入力されると、その入力されたビュー項目と宛先の内容
をデータテーブル格納DB202に格納する。
【0029】一方、共通DB210は、対象とする業務
プロセスの中で、各担当部門(あるいは担当者)が業務
遂行上共通に必要となる複数項目のデータと、そのデー
タの確定度を示すパラメータとを格納するもので、各担
当部門毎のデータは入出力ブロック230の各部門に対
応した入出力装置231a〜231nから入力される。
【0030】制御ブロック220は、業務プロセスの現
在の進捗段階と、その進捗段階に応じたデータの回付先
を判定し、その判定結果の宛先の入出力装置231a〜
231nに必要なデータを共通DB210から引出して
回付するものであり、ステータス判断ブロック221と
データ回付ブロック22とで構成されている。
【0031】ステータス判断ブロック221は、共通D
B210に格納されているデータと、データテーブル格
納DB202に格納されているステータスの定義内容を
比較し、現在の業務プロセスの進捗段階を判定する。
【0032】また、データ回付ブロック222は、ステ
ータス判断ブロック221が判断した現在の進捗段階を
基に、データテーブル格納DB202に格納されている
ビュー項目と宛先の内容を参照し、ビュー項目として必
要なデータ項目のデータを共通DB210から読み込
み、設定されている宛先の入出力装置231a〜231
nに回付する。
【0033】図2は、業務プロセス上のデータが各担当
部門に回付される過程の概要を示す説明図であり、入力
担当部門において入力すべきデータ241〜243に
は、パラメータとして確定度245〜247が付加され
て入力される。
【0034】このデータ241〜243および確定度2
45〜247は、ステータス定義テーブル248の定義
データと比較される。これによって、現在の進捗段階、
すなわちステータス249が判定される。
【0035】この判定結果は宛先定義テーブル250に
伝達され、ここで現在のステータス249において回付
すべきデータ項目および回付宛先が判定される。そし
て、その判定結果の宛先251,252に対し、必要な
データ253,254が送信される。
【0036】図3は、共通DB210の中のデータ格納
フレームの構造を示す図であり、データ格納フレームの
中には、対象とする業務プロセスを通じて、各担当部門
共通に業務処理の進捗状況を一括管理するためのキー項
目301の領域が設けられている。本実施例の場合は、
販売業務を通じて1顧客からの1注文に関する全てのデ
ータを1組として扱い、この1組のデータを一括管理す
るためのキー項目301として「注文No」を設定して
いる。
【0037】このキー項目301を最上位キーとし、業
務プロセスを通じて業務処理上、関与する担当部門間で
共通に必要となるデータ項目302に、それぞれのデー
タ値303と、データ値の確定度を表すパラメータ30
4(図4参照)を格納する領域が設けられ、各領域に各
担当部門が必要なデータ値303およびパラメータ30
4を格納するようになっている。
【0038】パラメータ304は、図4に示すように、
「未入力」3041、「未確定」3042、「確定」3
043の3種類が用意され、それぞれ「未入力」304
1=00、「未確定」3042=01、「確定」304
3=11のコードが割り当てられている。
【0039】ここで、「未入力」3041は、データ値
が未入力であることを示し、「未確定」3042はデー
タ値自体は入力されいるが、担当部門が業務処理上ある
いは顧客との交渉の進み具合等の理由で、予定情報とし
て入力したデータ値であることを示すものである。「確
定」3043は、データ値が確定情報であることを示す
ものである。
【0040】業務プロセスにおける入力担当部門は、こ
のパラメータ304を必ずしも未入力3041→未確定
3042→確定3043の順番に入力する必要はなく、
未入力3041から次に確定3043という順で入力す
ることも可能である。これは、実際の業務活動の中でデ
ータ値は、必ずしも未入力3041→未確定3042→
確定3043の順を踏んで決まるとは限らないからであ
る。
【0041】次に、図5、図6、図7、図8、図9を用
いて、ステータス設定ブロック201におけるステータ
ス定義内容およびその設定処理について説明する。
【0042】図5は、データテーブル格納DB202内
に形成されるステータス定義テーブル248の構成図で
あり、標準ステータス805と各担当部門が固有に設定
するユーザ定義ステータス806とが設けられ、図の横
軸方向(列方向)には複数のデータ項目の確定度等を用
いたステータスの判定条件を設定するように構成されて
いる。
【0043】標準ステータス805は、この例では、
「引合有り」、「見積開始」、「予約手配」、「確定手
配」、「売掛計上」、「売上計上」といった業務プロセ
スの進捗段階を示す内容が設定されている。
【0044】また、ユーザ定義ステータス806として
は、「見積中a」、「見積中b」といった標準ステータ
スとは別の進捗段階を示す内容が設定されている。
【0045】図6は、各担当部門間に共通に設定する標
準ステータス805の定義と登録に係る処理を示すフロ
ーチャートである。
【0046】標準ステータス805は、各担当部門共通
に係るため、業務活動全般の内容に応じて所定のタイミ
ングで定義と登録の処理を行う。例えば、システムの立
ち上げ時、業務部門の組織変更時等のタイミングで定義
と登録の処理を行う。
【0047】標準ステータス805を定義する場合、ま
ず、登録設定権限を有する業務部門の入出力装置(例え
ば231a)において標準ステータス805の「引合有
り」などの各項目を入力し、図7に示すようなステータ
ス項目テーブル700を作成する(ステップ501)。
【0048】この場合のステータス項目は、最終的に作
成しようとしている図5の項目と一致させる。
【0049】次に、図8に示すように、データテーブル
格納DB202内のデータ項テーブル800に予め設定
されている「注文No」等のデータ項目を読み込む(ス
テップ502)。
【0050】このデータ項テーブル800に設定されて
いるデータ項目は、共通DB210に担当部門が入出力
するデータ項目と同一のものである。これらのステータ
ス項目及びデータ項目を軸としてステータス定義テーブ
ル248のマトリクスを作成し、入出力装置231aの
画面上に表示する(ステップ503)。
【0051】そこで、画面上に表示されたステータス定
義テーブル248のマトリクスを用い、「引合有り」、
「見積開始」、「予約手配」、「確定手配」、「売掛計
上」、「売上計上」といった業務プロセスの進捗段階を
規定するデータ項目に、データ値の比較条件801、あ
るいはデータ値の確定度を表すパラメータ807、ある
いは両者の複合条件802から成る判定条件を入力し、
ステータスの定義を行なう(ステップ504)。
【0052】複合条件802の例としては、「客先納
期」が確定し、且つその値が現在日付を越えている場合
といったものである。
【0053】図5において、例えば、「注文No」が確
定、「顧客名」が確定、「商品内容」が未確定となった
段階で「見積開始」のステータス803となることを意
味する。
【0054】また、「注文No」が確定、「取引価格」
が200,000円以上の場合、「見積中a」のステー
タス804となることを意味する。
【0055】また、条件を設定しない空白部分は、ステ
ータスの判定条件には関与しないことを意味する。
【0056】次に、ステータス項目の追加、変更、また
は削除があるかどうかを担当者に問い合わせ(ステップ
505)、追加、変更、または削除がある場合は、画面
上のマトリクスのステータス項目の欄に対して追加、変
更、削除の操作を行わせ、その操作に応じてステータス
項目の追加、変更、削除を行う(ステップ506)。
【0057】そして、表示マトリクスとステータス定義
テーブル248の更新を行なう(ステップ507)。そ
して、ステップ503から同様の処理を繰り返す。
【0058】全てのステータス項目の判定条件の定義を
終了したら(ステップ508)、ステータス項目テーブ
ル700およびステータス定義テーブル248を、デー
タテーブル格納DB202へ格納し、登録する(ステッ
プ509)。
【0059】図9は、標準ステータス805とは別に、
各担当部門がそれぞれ独自に使用するユーザ定義ステー
タス806を設定し登録する処理のフローチャートであ
る。
【0060】この処理は、標準ステータス805とは独
立して、各担当部門がそれぞれの担当業務の内容、状況
に応じて、自部門の入出力装置231a〜231nを使
用して随時設定する際に起動される。
【0061】まず、データテーブル格納DB202から
ステータス項目テーブル700およびステータス定義テ
ーブル248を読み込み、自部門の入出力装置231x
(x=a〜nのいずれか)の画面上に表示する(ステッ
プ901)。
【0062】その表示状態でステータス項目テーブル7
00に対し、「見積中a」711、「見積中a」712
等の担当部門別定義ステータス項目を入力し、ステータ
ス項目テーブル700を更新する(ステップ902)。
【0063】以降、標準ステータス805の定義および
判定条件を設定する場合と同様の処理をステップ903
〜909で行う。
【0064】なお、このステップ903〜909の処理
は、図5のステップ503〜509と同様であるので、
その説明は省略する。
【0065】なお、標準ステータス805とユーザ定義
ステータス806は、設定、登録処理の頻度、タイミン
グが独立しているので、ステップ904にてステータス
定義テーブル248を、標準ステータス805の定義領
域とユーザ定義ステータス806の定義領域に分割し、
両者を区別して定義できるようにしている。
【0066】次に図10、図11を参照し、ビュー項目
/宛先設定ブロック203におけるビュー項目及び宛先
の定義と登録に係わる処理について説明する。
【0067】図10は、所定のステータス(進捗段階)
に達した時点で、データの回付が必要な担当部門の宛先
と、その担当部門が必要としているデータのビュー項目
を設定し登録する処理のフローチャートであり、この処
理はステータス設定ブロック230の処理に引き続き行
われる。
【0068】まず、データテーブル格納DB202から
データ項目テーブル800およびステータス項目テーブ
ル700を読み込み(ステップ1001)、図11に示
すようなビュー項目/宛先定義テーブル1100のマト
リクスを作成し、設定権限を有する入出力装置231a
の画面上に表示する(ステップ1002)。なお、図2
の宛先定義テーブル250は、ビュー項目/宛先定義テ
ーブル1100と同じものである。
【0069】そして、画面上で各ステータス項目に対す
るデータ回付先の担当部門の宛先IDコード1101を
入力する(ステップ1003)。次に、回付するデータ
項目を指定する印1102を入力することにより、回付
する情報として必要なビュー項目の設定を行う(ステッ
プ1004)。
【0070】この場合、同一ステータス項目で他に回付
する宛先があれば(ステップ1005)、ステップ11
03、1104を繰り返す。
【0071】次に、ステータス項目テーブル700に登
録されている全てのステータス項目について設定が終了
したならば(ステップ1006)、データ項目テーブル
800、ステータス項目テーブル700、ビュー項目/
宛先定義テーブル1100をデータテーブル格納DB2
02に格納し、登録する(ステップ1007)。
【0072】例えば、図11においては、標準ステータ
ス805が「予約手配」808の段階に達した場合は、
「注文No」、「顧客名」、「商品内容」というデータ
項目のデータを宛先ID=0120の担当部門に回付
し、さらに宛先ID=0140の担当部門には「注文N
o」、「取引価格」を回付することを意味している。
【0073】以上のようにして、登録設定ブロック20
0において、データテーブル格納DB202に対し、予
めステータス定義及びビュー項目/宛先の定義を行なっ
ておく。
【0074】この状態で、実際に注文が発生し、業務プ
ロセス上の業務処理がスタートしたならば、共通DB2
10の中にキー項目301が注文の発生順に採番され、
このキー項目301毎に、データ項目302のデータ値
303と、そのデータ値303の確定度を表すパラメー
タ304を格納する領域が確保される。
【0075】各担当部門は、自部門の入出力装置231
nより、担当するデータ項目302のデータ値303と
そのパラメータ304を、キー項目301毎に、判った
時点で随時入力し、共通DB210に格納する操作を行
う。
【0076】次に、図12、図13を用いてステータス
判断ブロック221の処理を説明する。なお、このブロ
ックの処理は全て制御ブロック220が行う。
【0077】まず、所定のステータス監視タイミングに
なったか否かを判定し(ステップ1201)、所定のス
テータス監視タイミングになったならば(ステップ12
01)、共通DB210から1つの「注文No」のデー
タ項目302のデータ値303とパラメータ304を全
て読み込む(ステップ1202)。
【0078】この場合、ステータス監視タイミングは、
業務内容に応じて、各担当部門共通に同じタイミング
で、例えば6時間ごとに1回、1時間ごとに1回等と決
めればよい。
【0079】次に、読み込んだ「注文No」のデータ項
目302のデータ値303とパラメータ304と、デー
タテーブル格納DB202に登録されているステータス
定義テーブル248の定義内容とを比較し、定義されて
いるステータス(進捗段階)のどの段階に達しているか
否かを判断する(ステップ1203)。該当するステー
タスがない場合は(ステップ1204)、次の「注文N
o」を検索し(ステップ1205)、さらにまだステー
タス判断していない「注文No」があれば(ステップ1
206)、ステップ1202から処理を繰り返す。
【0080】全ての「注文No」についてステータスの
判断が終了したならば(ステップ1206)、次のステ
ータス監視のタイミング待ちになる。
【0081】ステップ1204で、該当するステータス
がある場合は、次のデータ回付ブロック222の処理へ
移る。
【0082】ここで、ステップ1203におけるデータ
項目302毎のパラメータ304についての比較基準を
図13に示す。
【0083】まず、ステータス定義テーブル248にパ
ラメータ807が設定されていない場合は、共通DB2
10から読み込んだデータ値のパラメータ304が「未
入力」3041または「未確定」3042または「確
定」3043のいずれでも一致すると判断する(基準1
301)。
【0084】ステータス定義テーブル248に設定され
ているパラメータ807が「未確定」3042の場合
は、共通DB210から読み込んだデータ値のパラメー
タ304が「未確定」3042または「確定」3043
のいずれでも一致すると判断する(基準1302)。
【0085】また、ステータス定義テーブル248に設
定されているパラメータ807が「確定」3043の場
合は、共通DB210から読み込んだデータ値のパラメ
ータ304が「確定」3043403のとき、一致する
と判断する(基準1303)。
【0086】次に、図14を用いてデータ回付ブロック
222の処理を説明する。
【0087】まず、「注文No」毎に、一致したステー
タス項目とデータ項目302のデータ値303、並びに
パラメータ304をステータス判断ブロック221から
受け取る(ステップ1401)。
【0088】一致したステータス項目により、データテ
ーブル格納DB202に登録されているビュー項目/宛
先設定テーブル1100を参照し、当該ステータス項目
に対応する宛先IDコード1101と、その宛先へ回付
するビュー項目を判別する(ステップ1403)。
【0089】次に、宛先IDコード1101の回付先の
入出力装置231x(x=a〜nのいずれか)に対し、
データの回付が開始されることを通知するためにアラー
ム情報を送る(ステップ1403)。アラーム情報とし
ては、ビュー項目の一部、例えば「注文No」とステー
タス項目、またはデータ回付が発生したことを伝えるメ
ッセージ等を用いる。
【0090】これに対し、入出力装置231nからアラ
ーム情報を認識した担当者は、入出力装置231x(x
=a〜nのいずれか)から回付データ(注文No、ステ
ータス項目、ビュー項目とそのデータ値、パラメータ)
の受り取り命令を入力し(ステップ1404)、この回
付データを入出力装置231x(x=a〜nのいずれ
か)に取り込ませ、表示部に表示させる(ステップ14
05)。
【0091】これにより、各進捗段階におけるデータが
必要とする回付先に回付される。
【0092】詳しくは、データの入力状況あるいは確定
度が複数のステータス項目で定義されるいずれのステー
タス項目に該当するかを判定し、その判定結果のステー
タス項目においてデータの回付を必要としている宛先と
データ項目をビュー項目/宛先定義テーブル1100の
定義に従い判定し、その判定結果の宛先に必要なデータ
を回付する。
【0093】従って、本実施例によれば、例えばA部門
からB部門に伝達するデータがa1,a2,a3の3項
目であったと仮定した時、このうちa1,a2が入力さ
れたらステータスが1段階進むようにステータス定義テ
ーブル248に定義し、さらにそのステータスにおいて
a1,a2のデータ項目のデータをB部門に送信するよ
うに定義しておくと、a3のデータ項目は未確定あるい
は未入力であっても、a1,a2のデータ項目のデータ
だけが先行してB部門に送信されることになる。
【0094】これによって、業務プロセス上必要なデー
タの中に未確定部分があったとしても、必要なデータを
必要とする業務処理部門(担当部門あるいは担当者)に
伝達することができる。すなわち、先行の業務処理部門
で入力すべきデータが全部揃わない段階であっても、一
部のデータを後続の業務処理部門に先行して伝達するこ
とができる。
【0095】また、データを受信した業務処理部門で
は、受信項目の内容から業務プロセスの進捗状況を即座
に知ることができ、次の進捗段階に備えた準備作業を開
始することにより、業務プロセスの効率化を促進でき
る。
【0096】また、業務プロセスの進捗段階の変化に応
じて即座に必要なデータが必要な宛先に回付されるとい
うことは、有効なデータの無駄な滞留時間がなくなるこ
とを意味し、進捗管理の上で極めて有益なものとなる。
【0097】この場合、宛先はビュー項目/宛先定義テ
ーブル1100に定義されているため、送受信に関する
宛先指定操作も不要になる。
【0098】さらに、各業務処理部門で共通に使用する
顧客名等のデータは、業務プロセス中のいずれかの業務
処理部門で入力されるため、複数の業務処理部門で重複
して入力する必要がなくなる。
【0099】また、ステータス定義テーブル248およ
びビュー項目/宛先定義テーブル1100に、各業務処
理部門に共通の標準ステータス805の他に、各業務処
理部門に固有のユーザ定義ステータス806を設定して
おくと、この固有のユーザ定義ステータス806に従っ
て必要なデータが該当する業務処理部門に送信される。
【0100】これによって、各業務処理部門に固有の定
義を設定することにより、各業務処理部門で入力された
データのうち必要なデータを各業務処理部門で自由に入
手することができる。
【0101】例えば、図11の「予約手配」と「確定手
配」との間をさらに細かく区分し、その間の進捗状況に
応じたデータを回付してもらいたい場合、ステータス定
義テーブル248のユーザ定義ステータス806にその
ことを定義し、かつビュー項目/宛先定義テーブル11
00に同じユーザ定義ステータスを設定し、回付データ
項目を設定すればよい。すなわち、業務プロセス中で使
用されるデータのうち必要とするデータを自由に入手す
ることができる。
【0102】さらに、ステータス定義テーブル248の
定義マトリクスおよびビュー項目/宛先定義テーブル1
100の定義マトリクスを入出力装置の画面に表示し、
この画面上に必要な定義データを入力することにより、
ステータス定義テーブル248の定義マトリクスおよび
ビュー項目/宛先定義テーブル1100を作成するよう
にしているため、ステータス定義およびビュー項目/宛
先定義を極めて容易に行い、しかも変更も容易に行うこ
とができ、業務プロセス中の組織変更等に柔軟に対処す
ることができる。
【0103】なお、上述の実施例において、データの確
定度を示すパラメータとして「未入力」3041、「未
確定」3042、「確定」3043の3段階のパラメー
タを例示しているが、これに限定されるものではなく業
務内容によっては、更に多段階の設定も可能である。
【0104】また、ステータス定義テーブル248にお
いて、標準ステータスとユーザ定義ステータスの区別を
容易にするために、標準ステータスの設定領域とユーザ
定義ステータスの設定に分割して設定している例を示し
ているが、これに限定されるものではなく、入力した時
間順に設定することもできる。
【0105】また、ステータス判断処理では、ステップ
1202で1つの「注文No」毎にデータを読み込んで
いるが、これに限定されるものではなく、一度に全ての
「注文No」分のデータを読み込む方法をとってもよ
い。
【0106】また、図13で示したパラメータの比較基
準は、これに限定されるものではなく、設定されたパラ
メータの数と意味内容によって決めることができる。
【0107】また、ステータス判断ブロック221へ共
通DB210の内容を一旦取り込み、データ回付ブロッ
ク222を介して各担当部門がデータを受け取る例を示
しているが、これに限定されるものではなく、ステータ
ス判断ブロック221は共通DB210の内容を参照
し、データ回付ブロック222からのアラーム情報を担
当部門が受けた後、その担当部門が共通DB210から
データを取り込むようにしてもよい。
【0108】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、業務
プロセス上必要なデータの中に未確定部分があったとし
ても、必要なデータを必要とする業務処理部門(担当部
門あるいは担当者)に伝達することができる。すなわ
ち、先行の業務処理部門で入力すべきデータが全部揃わ
ない段階であっても、一部のデータを後続の業務処理部
門に先行して伝達することができる。
【0109】また、データを受信した業務処理部門で
は、受信項目の内容から業務プロセスの進捗状況を即座
に知ることができ、次の進捗段階に備えた準備作業を開
始することにより、業務プロセスの効率化を促進でき
る。
【0110】また、業務プロセスの進捗段階の変化に応
じて即座に必要なデータが必要な宛先に回付されるとい
うことは、有効なデータの無駄な滞留時間がなくなるこ
とを意味するので、進捗管理の上で極めて有益なものと
なり、業務プロセスの効率化を促進できる。
【0111】さらに、データは回付先定義テーブルの定
義内容に従って回付されるため、送受信に関する宛先指
定操作も不要になる。
【0112】さらに、各業務処理部門で共通に使用する
顧客名等のデータは、業務プロセス中のいずれかの業務
処理部門で入力されるため、複数の業務処理部門で重複
して入力する必要がなくなる。
【0113】また、各業務処理部門に共通の標準ステー
タスの他に、各業務処理部門に固有のユーザ定義ステー
タスを設定しておくと、この固有のユーザ定義ステータ
スに従って必要なデータが該当する業務処理部門に送信
されるので、各業務処理部門で入力されたデータのうち
必要なデータを各業務処理部門で自由に入手することが
できる。
【0114】さらに、進捗段階定義マトリクスおよび回
付先定義マトリクスをデータ入出力装置の画面に表示
し、その表示画面上で必要な定義データを入力すること
により、進捗段階定義テーブルおよび回付先定義テーブ
ルを作成するようにしているため、進捗段階定義および
回付先定義を極めて容易に行い、しかも変更も容易に行
うことができ、業務プロセス中の組織変更等に柔軟に対
処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ回付方法を適用したシステムの
一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明によるデータの回付過程を示す説明図で
ある。
【図3】共通DBの中のデータ格納フレームの構成図で
ある。
【図4】データの確定度を表すパラメータの例を示す説
明図である。
【図5】ステータス定義テーブルの構成図である。
【図6】ステータス定義テーブルにおける標準ステータ
スの設定・登録処理を示すフローチャートである。
【図7】ステータス項目テーブルの構成図である。
【図8】データ項目テーブルの構成図である。
【図9】ステータス定義テーブルにおけるユーザー定義
ステータスの設定・登録処理を示すフローチャートであ
る。
【図10】ビュー項目/宛先定義テーブルの設定・登録
処理を示すフローチャートである。
【図11】ビュー項目/宛先定義テーブルの構成図であ
る。
【図12】ステータス判断処理のフローチャートであ
る。
【図13】パラメータの比較基準の一例を示す説明図で
ある。
【図14】データ回付処理のフローチャートである。
【図15】販売業務プロセスと関与する担当部門の一例
を示す説明図である。
【符号の説明】
200…設定登録ブロック、201…ステータス設定ブ
ロック、202…データ格納DB、203…ビュー項目
/宛先設定ブロック、210…共通DB、220…制御
ブロック、221…ステータス判断ブロック、222…
データ回付ブロック、230…入出力ブロック、231
a〜231n…入出力装置、248…ステータス定義テ
ーブル、302…データ項目、303…データ値、80
5…標準ステータス、806…ユーザ定義ステータス、
304…パラメータ、1100…ビュー項目/宛先定義
テーブル、1101…宛先IDコード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板橋 正文 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地の12 株式会社日立製作所情報システム事業部内 (72)発明者 吉本 美津子 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地の12 株式会社日立製作所情報システム事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一連の業務プロセスにおける複数の業務
    処理部門に配置された複数のデータ入出力装置に対し、
    各業務処理部門で必要となるデータをネットワークを介
    して回付するデータ回付方法であって、 回付対象となる複数項目のデータを入力担当の業務処理
    部門のデータ入出力装置から入力する際に、そのデータ
    と共に確定度を示すパラメータを入力し、各業務処理部
    門に共通のデータベースに格納する第1のステップと、 各データ項目の入力状況および前記パラメータを含む判
    定条件と業務処理の進捗段階との関係を定義した進捗段
    階定義テーブルにより、前記データベース内のデータを
    随時調査し、業務プロセスの進捗段階を判定する第2の
    ステップと、 業務プロセスの進捗段階および回付対象のデータ項目並
    びに回付宛先の関係を定義した回付先定義テーブルによ
    り、前記第2のステップで判定した進捗段階において回
    付すべきデータ項目および回付宛先を判定し、そのデー
    タ項目のデータを前記データベースから引出し、判定結
    果の回付宛先の業務処理部門のデータ入出力装置に対し
    て転送する第3のステップとを備えることを特徴とする
    業務プロセスにおけるデータ回付方法。
  2. 【請求項2】 前記進捗段階定義テーブルは、各業務処
    理部門に共通の定義と各業務処理部門に固有の定義を備
    えていることを特徴とする請求項1記載の業務プロセス
    におけるデータ回付方法。
  3. 【請求項3】 前記回付先定義テーブルは、各業務処理
    部門に共通の定義と各業務処理部門に固有の定義を備え
    ていることを特徴とする請求項1記載の業務プロセスに
    おけるデータ回付方法。
  4. 【請求項4】 各データ項目の入力状況および前記パラ
    メータを含む判定条件と業務処理の進捗段階との関係を
    定義する進捗段階定義マトリクスをデータ入出力装置の
    画面に表示し、この進捗段階定義マトリクスに進捗段階
    定義項目および判定条件を入力することにより、前記進
    捗段階定義テーブルを作成することを特徴とする請求項
    1または2記載の業務プロセスにおけるデータ回付方
    法。
  5. 【請求項5】 業務プロセスの進捗段階および回付対象
    のデータ項目並びに回付宛先の関係を定義する回付先定
    義マトリクスをデータ入出力装置の画面に表示し、この
    回付先定義マトリクスに進捗段階定義項目および回付対
    象のデータ項目並びに回付宛先の関係を入力することに
    より、前記回付先定義テーブルを作成することを特徴と
    する請求項1または3記載の業務プロセスにおけるデー
    タ回付方法。
JP7071043A 1995-03-29 1995-03-29 業務プロセスにおけるデータ回付方法 Pending JPH08272875A (ja)

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