JPH08272631A - ファイル追加書き込みアクセス監視装置、プロセス間情報通信方法およびプロセス間情報通信システム - Google Patents

ファイル追加書き込みアクセス監視装置、プロセス間情報通信方法およびプロセス間情報通信システム

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JPH08272631A
JPH08272631A JP7492095A JP7492095A JPH08272631A JP H08272631 A JPH08272631 A JP H08272631A JP 7492095 A JP7492095 A JP 7492095A JP 7492095 A JP7492095 A JP 7492095A JP H08272631 A JPH08272631 A JP H08272631A
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JP7492095A
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Fumio Tanabe
文雄 田邉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アクセス検出のリアルタイム性向上とCPU
負荷の軽減と監視アプリケーションプロセスのロジック
簡易化を図る。 【構成】 被監視アプリケーションプロセス52がファ
イル1に対してOSの提供するファイルアクセスインタ
フェース4を使用して追加書き込みアクセスを行うのを
監視アプリケーションプロセス51が監視するファイル
追加書き込み監視方式において、OSの管理するファイ
ル管理テーブル21から参照される追加書き込み監視プ
ロセスキュー22を設け、ファイルアクセスインタフェ
ース4にプロセスをスリーブする機能を有する追加書き
込み監視インタフェース43を加え、ファイル書き込み
インタフェース41にプロセスウェイクアップ機能を加
えて、追加書き込み監視インタフェース43により監視
アプリケーションプロセス51が追加書き込みアクセス
を監視する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファイルを利用したプロ
セス間の情報通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】プロセス間の情報通信方式には、セマフ
ォやイベントフラグなどのプロセス間同期オブジェクト
や、ソケット等のプロセス間通信機能を有するのが一般
的である。ここで、セマフォとは複数のプロセスやタス
クを並列に処理するシステムで、各プロセス間、タスク
間の同期やメッセージ制御、割込み処理を行うための仕
組みのことをいう。また、イベントフラグとはタスクが
一つまたは複数の事象の発生の待ち合わせるための機能
とその事象を通知する機能とからなるタスク間同期通信
機能のことをいう。ソケットとは4.2BSD系のUN
IXに取り入れられた高度プロセス間通信機能であり、
ファイル入出力制御と同じ仕組みを用い、情報交換用の
通信機能を提供するものである。
【0003】しかし、プロセス間同期オブジェクトやプ
ロセス間通信機能を使用する方式では、高度な機能が実
現できるものの、アプリケーションプログラムプロセス
(以下では、単にアプリケーションプロセスと略称する
場合がある)がその通信手段を意識してプログラミング
されていなければならず、プログラムロジックが複雑化
する傾向がある。
【0004】これに対し、ファイルを情報交換域として
利用したプロセス間の情報通信では、単純なファイルア
クセスインタフェースのみで通信を実現でき、UNIX
等のオペレーティング・システム(OS)でよく利用さ
れている。ファイルアクセスインタフェースは、ファイ
ルヘデータを書き込むためのファイル書き込みインタフ
ェースと、ファイルからデータを読み取るためのファイ
ル読み取りインタフェースとを有する。
【0005】しかし、従来のOSの提供するファイル読
み取りインタフェースでは、読み取りがファイル終端に
達した後はそれ以降の書き込みアクセスを待ち合わせる
手段が存在しなかった。このため、従来のファイルへの
データ追加書き込みの監視には、図3に示すように、一
定時間、アプリケーションプロセスを自主的にスリープ
してウェイクアップした後にファイルに新しいデータが
書き込まれたか否かを判断する処理を繰り返していた。
すなわち、監視アプリケーションプロセスはファイルか
らデータを読み込む(ステップS1)。そして、監視ア
プリケーションプロセスはファイルの終端かを判断する
(ステップS2)。ファイルの終端でないならば(ステ
ップS2のNo)、監視アプリケーションプロセスはス
テップS1に戻ってファイルからのデータの読み込みを
行う。ファイルの終端ならば(ステップS2のYe
s)、監視アプリケーションプロセスはファイルサイズ
を取得し(ステップS4)、一定時間、アプリケーショ
ンプロセスをスリープする(ステップS5)。そして、
監視アプリケーションプロセスはファイルサイズに変化
があるか否かを判断する(ステップS6)。ファイルサ
イズに変化がなければ(ステップS6のNo)、監視ア
プリケーションプロセスはステップS5に戻って、一定
時間、監視アプリケーションプロセスをスリープする。
一方、ファイルサイズに変化があれば(ステップS6の
Yes)、監視アプリケーションプロセスはステップS
1に戻ってファイルからのデータの読み込みを行う。
【0006】この方式の場合、対象となるファイルへの
書き込みがどれだけ頻繁に行われるのか、リアルタイム
性がどの程度要求されるのかにより、スリープする時間
を調整する必要がある。
【0007】尚、本発明に関連する先行技術として次に
述べるものが知られている。例えば、特開平5−250
184号公報(以下、先行技術1と呼ぶ)には、周辺プ
ロセスへのデータ受渡しのための時間短縮を図るため
に、黒板プロセスと複数の周辺プロセスとの通信におい
て黒板のデータを各周辺プロセスが参照する黒板モデル
において、黒板プロセスには各周辺プロセスに個々に対
応づけたカウンタと未読フラグを設け、黒板へのデータ
書込みや周辺プロセスによる参照及び削除をカウンタ及
び未読フラグのデータとして対応づけ、各周辺プロセス
から黒板プロセスへの問合わせと返事をカウンタと未読
フラグで行うようにした「黒板モデルのデータ受渡し方
法」が開示されている。
【0008】また、特開平5−46457号公報(以
下、先行技術2と呼ぶ)には、CRT装置がディスクに
ファイル書込みを行うときに、ディスクの更新情報エリ
アに更新情報をセットし、ミニコンピュータの監視が更
新情報エリアに更新情報がセットされていることを検知
すると、ファイルの内容を読み出してメモリを展開する
ことにより、ミニコンピュータとCRT装置にLANを
使用してファイル単位の送受信を行う場合に、ミニコン
ピュータの高速性を確保させるようにした「ファイル単
位の通信方法」が開示されている。
【0009】特開昭62−221735号公報(以下、
先行技術3と呼ぶ)には、ファンクション上の要求事項
の変化に対応するようにシステムの作動中に自らあるい
は他のスクリプトによって起動・停止するような構造と
することにより、プログラムの変更を容易にした「非手
続言語を用いたリアルタイムプロセス制御方法と装置」
が開示されている。この先行技術3では、プロセスから
の第1の信号に応答して第1のスクリプトを実施するス
テップにおいて、第1のスクリプトが上記プロセスから
の第2の信号に応答して再実施を行い、第2のスクリプ
トが第2の信号に応答してプロセス中で今つの操作を行
うことを認める。例えば受話器を取り上げると、ハード
ウェアの断絶が発生して、オペレーティング・システム
に断続メッセージをV−INプロセスに発信させる。後
者の断続メッセージはこの断絶に応答して、顧客が受話
器を取り上げたと判定し、取り上げ信号を一つのオペレ
ーティング・システム通信を通じてフィーチャ制御プロ
セスに送信する。この結果、オペレーティング・システ
ムはフィーチャ制御プロセスを実行する。
【0010】特開昭58−195254号公報(以下、
先行技術4と呼ぶ)には、データ制御装置が入出力動作
の終了を、仮想マシン識別子等によって仮想マシン上の
仮想コンピュータ入出力終了制御プロセスに直接通知可
能とすることにより、入出力動作の終了通知を迅速に行
うようにした「コンピュータシステムの入出力制御方
式」が開示されている。この先行技術4では、主記憶装
置上の固定領域に、仮想マシン識別子、仮想コンピュー
タ入出力終了プロセス識別子等を設定する通信領域を設
ける。そしてCPUが仮想システム実行中に入出力命令
を検出したときは、その通信領域を介してデータ制御装
置に、仮想マシン識別子、仮想コンピュータ入出力終了
制御プロセス識別子等を通信する。またデータ制御装置
は入出力動作の終了を、両識別子によって仮想マシン上
の仮想コンピュータ入出力終了制御プロセスに直接通知
できるようにしている。これにより入出力動作の終了通
知を迅速に行うことができ、仮想システムの実行時間を
短縮し、性能を向上させることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来方式で
は、スリープする時間が短ければ追加書き込みアクセス
の検出のリアルタイム性を増すことができるが、無駄に
繰り返す処理の分CPUに負荷をかけることになる。一
方、スリープする時間が長ければCPU負荷を軽減する
ことができるが、リアルタイム性は失われることにな
る。したがって、リアルタイム性の向上とCPU負荷の
軽減は相反する事象であり、追加書き込みを監視する監
視アプリケーションプロセスでは、動作するオペレーテ
ィング・システム毎にまた対象とするファイルの種別に
よりこれを調整するためのプログラムロジックを組んだ
り、別のプログラムを組まなくてはならないという問題
がある。
【0012】従って本発明の目的は、書き込みアクセス
の検出のリアルタイム性を向上し、かつCPU負荷を軽
減できるファイル追加書き込みアクセス監視装置を提供
することにある。
【0013】本発明の他の目的は、監視アプリケーショ
ンプロセスのプログラムロジックを簡易化できるファイ
ル追加書き込みアクセス監視方式を提供することにあ
る。
【0014】尚、上記先行技術1は周辺プロセスへのデ
ータ受渡しのための時間短縮を図った黒板モデルのデー
タ受渡し方法を開示するのみで、ファイルを利用したプ
ロセス間の情報通信方式に係る技術である本発明とは全
く異なる技術思想である。また、上記先行技術2はミニ
コンピュータとCRT装置にLANを使用してファイル
単位の送受信を行う場合に、ミニコンピュータの高速性
を確保させるようにしたファイル単位の通信方法を開示
するのみで、ファイルアクセスインタフェースに、読み
取りがファイル終端に達したときにそれ以降の書き込み
アクセスを待ち合わせる手段を設けるようにした技術で
ある本発明とは全く異なる技術思想である。先行技術3
はファンクション上の要求事項の変化に対応するように
システムの作動中に自らあるいは他のスクリプトによっ
て起動・停止するような構造とした非手続言語を用いた
リアルタイムプロセス制御方法と装置を開示するのみ
で、ファイルを利用したプロセス間の情報通信方式に係
る技術である本発明とは全く異なる技術思想である。先
行技術4は入出力動作の終了通知を迅速に行うようにし
たコンピュータシステムの入出力制御方式を開示するの
みで、ファイルを利用したプロセス間の情報通信方式に
係る技術である本発明とは全く異なる技術思想である。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ファイ
ル管理テーブルによって管理されるファイルに対して被
監視アプリケーションプロセスがファイルアクセスイン
タフェースを使用して追加書き込みアクセスを行うの
を、監視アプリケーションプロセスが前記ファイルアク
セスインタフェースを使用して監視するファイル追加書
き込み監視装置であって、前記ファイル管理テーブルに
よって参照される追加書き込み監視プロセスキューを設
け、前記ファイルアクセスインタフェースは、前記監視
アプリケーションプロセスが前記追加書き込みアクセス
を監視するとき、前記被監視アプリケーションプロセス
を示すプロセス情報を前記追加書き込み監視プロセスキ
ューに登録して、前記監視アプリケーションプロセスを
スリープする手段と;前記被監視アプリケーションプロ
セスが前記ファイルに対してデータ書き込みを行うと
き、前記追加書き込み監視プロセスキューに登録されて
いる前記プロセス情報を削除して、前記監視アプリケー
ションプロセス(51)をウェイクアップする手段とを
有することを特徴とするファイル追加書き込みアクセス
監視装置が得られる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0017】図1を参照すると、本発明の一実施例によ
るファイル追加書き込みアクセス監視装置は、アクセス
の対象となるファイル1と、オペレーティング・システ
ムOS(図示せず)によりファイル毎に生成されるファ
イル管理テーブル21と、ファイル1への追加書き込み
アクセスを待つアプリケーションプロセスを記述する追
加書き込み監視プロセスキュー22と、ファイルアクセ
スを管理するファイル管理機能部3と、オペレーティン
グ・システムOSの提供するファイルアクセスインタフ
ェース4と、監視アプリケーションプロセス51と、被
監視アプリケーションプロセス52から構成される。追
加書き込み監視プロセスキュー22は後述するようにフ
ァイル管理テーブル21から参照される。ファイルアク
セスインタフェース4の具体例としては、オペレーティ
ング・システムがUNIXの場合、UNIXのシステム
コールread(2) やwrite(2)がある。
【0018】図示しないCPUは、オペレーティング・
システムOS上の、監視アプリケーションプロセス51
や被監視アプリケーションプロセス52を始めとするプ
ログラムを指令内容を解釈し処理する。ファイル1のタ
イムスタンプ(最新更新情報)はファイル管理テーブル
21上に保持されている。ファイル1への書き込みがあ
ったときに、ファイル管理機能部3はファイル管理テー
ブル21のタイムスタンプを更新する。
【0019】ファイル管理機能部3は、アプリケーショ
ンプロセスを示すプロセス情報の追加書き込み監視プロ
セスキュー22への登録を行いアプリケーションプロセ
スをスリープするプロセスキュー登録機能部31と、追
加書き込み監視プロセスキュー22からのプロセス情報
の削除を行い、登録されたプロセス情報で示されるアプ
リケーションプロセスをウェイクアップするプロセスキ
ュー削除機能部32と、ファイル1へデータの書き込み
を行う書き込み機能部33と、ファイル1からデータの
読み取りを行う読み取り機能部34とを有する。ここ
で、プロセス情報とは、一般にオペレーティング・シス
テムOSが管理しているプロセスIDやグループIDな
どの、オペレーティング・システムOS上のアプリケー
ションプロセスを識別する値や、プライオリティ値等の
オペレーティング・システムOSがアプリケーションプ
ロセスを管理するのに必要な属性のことを示す。
【0020】ファイルアクセスインタフェース4は、書
き込み機能部33とプロセスキュー削除機能部32とを
制御するファイル書き込みインタフェース41と、読み
取り機能部34を制御するファイル読み取りインタフェ
ース42と、プロセスキュー登録機能部31を制御する
追加書き込み監視インタフェース43とを有する。
【0021】ファイル1は、通常のファイルと同様にフ
ァイル管理機能部3によってファイル管理テーブル21
にその属性などを記述され管理される。本発明では、こ
のファイル管理テーブル21中に追加書き込み監視プロ
セスキュー22をポイントする項目を加えて、追加書き
込みのアクセスを監視するアプリケーションプロセス5
1のスリープ・ウェイクアップを管理する。
【0022】監視アプリケーションプロセス51はファ
イル1のタイムスタンプを指定して追加書き込み監視イ
ンタフェース43をコールする。このときタイムスタン
プが現在のファイル管理テーブル21上のタイムスタン
プと一致しているならば、追加書き込み監視インタフェ
ース43はリターンする。そうでなければ、プロセスキ
ュー登録機能部31により監視アプリケーションプロセ
ス51を示すプロセス情報が、ファイル1に関するファ
イル管理テーブル21からポイントされる追加書き込み
監視プロセスキュー22に登録され、監視アプリケーシ
ョンプロセス51はスリープ状態に入る。
【0023】被監視アプリケーションプロセス52がフ
ァイル書き込みインタフェース41をコールすると、書
き込み機能部33によりファイル1へデータが書き込ま
れ、その後にプロセスキュー削除機能部32に制御が移
る。プロセスキュー削除機能部32では、ファイル1に
関するファイル管理テーブル21からポイントされる追
加書き込み監視プロセスキュー22にキューイングされ
ているプロセス情報があるならば、そのプロセス情報で
示されるすべてのプロセスをウェイクアップさせて追加
書き込み監視プロセスキュー22からプロセス情報を削
除し、ファイル書き込みインタフェース41のコールを
リターンさせる。追加書き込み監視プロセスキュー22
にキューイングされているプロセス情報がないならば、
プロセスキュー削除機能部32は何も行わずファイル書
き込みインタフェース41をリターンさせる。
【0024】ウェイクアップされたプロセス(本例で
は、監視アプリケーションプロセス51)では追加書き
込み監視インタフェース43がリターンされて、他者に
より書き込みアクセスがあったことを認識する。その後
に、監視アプリケーションプロセス51がファイル読み
取りインタフェース42をコールして、読み取り機能部
34を通して新たにファイル1に書き込まれたデータを
得ることができる。
【0025】このような構成によると、監視アプリケー
ションプロセス51では、既存のフローにおけるスリー
プする時間を調整する必要がなく、図2のようにプロブ
ラムロジックを単純にすることが可能である。すなわ
ち、監視アプリケーションプロセス51はファイル1か
らデータを読み込み(ステップS1)、ファイル1の終
端か否かを判断する(ステップS2)。ファイル1の終
端でないならば(ステップS2のNo)、監視アプリケ
ーションプセス51はステップS1に戻ってデータの読
み込みを行う。ファイル1の終端でならば(ステップS
2のYes)、監視アプリケーションプロセス51は書
き込みアクセスを待った(ステップS3)後に、ステッ
プS1に戻ってデータの読み込みを行う。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では監視ア
プリケーションプロセス自体がファイル追加書き込みア
クセスを判定し、プロセスをスリープする処理を繰り返
すことなく、アクセスがあるまで監視アプリケーション
プロセスをスリープすることができる。このため、リア
ルタイムに被監視アプリケーションプロセスによる追加
書き込みアクセスを監視し、必要以上にCPU負荷をか
けない処理が可能となる。また、既存のファイル書き込
みインタフェースを変えていないので、被監視アプリケ
ーションプロセスでは、プログラムの改造は必要ない。
更に、監視アプリケーションプロセスでは、既存のフロ
ーにおけるスリープする時間を調整する必要がなく、プ
ログラムロジックを単純にすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるファイル追加書き込み
アクセス監視装置を示すブロック図である。
【図2】図1に示したファイル追加書き込みアクセス監
視装置における一監視アプリケーションプロセス例を示
すフロー図である。
【図3】従来のファイル追加書き込みアクセス監視装置
の一監視アプリケーションプロセス例を示すフロー図で
ある。
【符号の説明】
1 ファイル 21 ファイル管理テーブル 22 追加書き込み監視プロセスキュー 3 ファイル管理機能部 31 プロセスキュー登録機能部 32 プロセスキュー削除機能部 33 書き込み機能部 34 読み取り機能部 4 ファイルアクセスインタフェース 41 ファイル書き込みインタフェース 42 ファイル読み取りインタフェース 43 追加書き込み監視インタフェース 51 監視アプリケーションプロセス 52 被監視アプリケーションプロセス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイル管理テーブル(21)によって
    管理されるファイル(1)に対して被監視アプリケーシ
    ョンプロセス(52)がファイルアクセスインタフェー
    ス(4)を使用して追加書き込みアクセスを行うのを、
    監視アプリケーションプロセス(51)が前記ファイル
    アクセスインタフェース(4)を使用して監視するファ
    イル追加書き込み監視装置であって、 前記ファイル管理テーブル(21)によって参照される
    追加書き込み監視プロセスキュー(22)を設け、 前記ファイルアクセスインタフェース(4)は、前記監
    視アプリケーションプロセス(51)が前記追加書き込
    みアクセスを監視するとき、前記被監視アプリケーショ
    ンプロセス(51)を示すプロセス情報を前記追加書き
    込み監視プロセスキュー(22)に登録して、前記監視
    アプリケーションプロセス(51)をスリープする手段
    (43)と;前記被監視アプリケーションプロセスが前
    記ファイル(1)に対してデータ書き込みを行うとき、
    前記追加書き込み監視プロセスキュー(22)に登録さ
    れている前記プロセス情報を削除して、前記監視アプリ
    ケーションプロセス(51)をウェイクアップする手段
    (41)とを有することを特徴とするファイル追加書き
    込みアクセス監視装置。
  2. 【請求項2】 監視アプリケーションプロセス(51)
    がファイル(1)のタイムスタンプを指定して追加書き
    込み監視インタフェース(43)をコールするステップ
    と、 該コールされた追加書き込み監視インタフェース(4
    3)が、指定したタイムスタンプが現在のファイル管理
    テーブル上のタイムスタンプと一致しているか否かを判
    断するステップと、 それらタイムスタンプが一致していない場合に、前記追
    加書き込み監視インタフェース(43)がプロセスキュ
    ー登録機能部(31)により、前記ファイル(1)に関
    するファイル管理テーブル(21)からポイントされる
    追加書き込み監視プロセスキュー(22)に前記監視ア
    プリケーションプロセス(51)を示すプロセス情報を
    登録して、前記監視アプリケーションプロセス(51)
    がスリープ状態に入るステップと、 被監視アプリケーションプロセス(52)がファイル書
    き込みインタフェース(41)をコールするステップ
    と、 該コールされたファイル書き込みインタフェース(4
    1)が書き込み機能部(33)により、前記ファイル
    (1)へデータを書き込むステップと、 前記コールされたファイル書き込みインタフェース(4
    1)がプロセスキュー削除機能部(32)により、前記
    追加書き込み監視プロセスキュー(22)にキューイン
    グされているプロセス情報によって示される前記監視ア
    プリケーションプロセス(51)をウェイクアップさせ
    て、前記追加書き込み監視プロセスキュー(22)から
    前記プロセス情報を削除するステップと、 ウェイクアップされた前記監視アプリケーションプロセ
    ス(51)がファイル読み取りインタフェース(42)
    をコールするステップと、 該コールされたファイル読み取りインタフェース(4
    2)が読み取り機能部(34)により、前記ファイル
    (1)に格納されたデータを読み取るステップとを含む
    プロセス間情報通信方法。
  3. 【請求項3】 被監視アプリケーションプロセス(5
    2)がファイル(1)に書き込んだデータを、監視アプ
    リケーションプロセス(51)が読み取ることによっ
    て、プロセス間の情報通信を行うプロセス間情報通信シ
    ステムにおいて、 前記監視アプリケーションプロセス(51)および前記
    被監視アプリケーションプロセス(52)に接続された
    ファイルアクセスインタフェース(4)と、 前記ファイルアクセスインタフェース(4)の制御下で
    前記ファイル(1)の管理を行うファイル管理機能部
    (3)と、 該ファイル管理機能部(3)によって前記ファイル
    (1)の属性などが記述され、前記ファイル(1)を管
    理するファイル管理テーブル(21)と、 該ファイル管理テーブル(21)によって参照され、前
    記監視アプリケーションプロセス(51)のスリープ・
    ウェイクアップを管理する追加書き込み監視プロセスキ
    ュー(22)とを有し、 前記ファイルアクセスインタフェース(4)は、前記監
    視アプリケーションプロセス(51)によってコールさ
    れ、前記被監視アプリケーションプロセス(52)の追
    加書き込みアクセスを監視する追加書き込み監視インタ
    フェース(43)と;前記被監視アプリケーションプロ
    セス(52)によってコールされ、前記ファイル(1)
    にデータを書き込むためのファイル書き込みインタフェ
    ース(41)と;前記監視アプリケーションプロセス
    (51)によってコールされ、前記ファイル(1)から
    データを読み取るためのファイル読み取りインタフェー
    ス(42)とを有し、 前記ファイル管理機能部(3)は、前記追加書き込み監
    視インタフェース(43)の制御下で、前記監視アプリ
    ケーションプロセス(51)を示すプロセス情報を前記
    追加書き込み監視プロセスキュー(22)に登録して、
    前記監視アプリケーションプロセス(51)をスリープ
    状態にさせるプロセスキュー登録機能部(31)と;前
    記ファイル書き込みインタフェース(41)の制御下
    で、前記被監視アプリケーションプロセス(52)から
    のデータを前記ファイル(1)に書き込む書き込み機能
    部(33)と、該書き込み機能部(33)によるデータ
    書き込みの後に、前記ファイル書き込みインタフェース
    (41)の制御下で、前記追加書き込み監視プロセスキ
    ュー(22)にキューイングされているプロセス情報を
    削除して、該プロセス情報で示される前記監視アプリケ
    ーションプロセス(51)をウェイクアップさせるプロ
    セスキュー削除機能部(32)と;前記ファイル読み取
    りインタフェース(42)の制御下で、前記ファイル
    (1)に格納されているデータを読み取る読み取り機能
    部(34)とを有するプロセス間情報通信システム。
JP7492095A 1995-03-31 1995-03-31 ファイル追加書き込みアクセス監視装置、プロセス間情報通信方法およびプロセス間情報通信システム Pending JPH08272631A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63228335A (ja) * 1987-03-18 1988-09-22 Fujitsu Ltd 計算機システムにおける事象通知・受取処理方式
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