JPH08271888A - 液晶表示装置用調光シート - Google Patents
液晶表示装置用調光シートInfo
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- JPH08271888A JPH08271888A JP7071114A JP7111495A JPH08271888A JP H08271888 A JPH08271888 A JP H08271888A JP 7071114 A JP7071114 A JP 7071114A JP 7111495 A JP7111495 A JP 7111495A JP H08271888 A JPH08271888 A JP H08271888A
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- Japan
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- light control
- control sheet
- liquid crystal
- light
- crystal display
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- Pending
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- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Planar Illumination Modules (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 透明基材上に紫外線及び／又は放射線硬化型
樹脂組成物からなる多数の凹凸形状の光線集光層を持つ
調光シートにおいて、該凹凸形状が、一辺の長さが２０
〜１００μｍの正方形の開口部を持つ逆四角錐状の凹部
であり、その逆四角錐の対角位置にある母線間の角度が
９０゜〜１３０゜であることを特徴とする液晶表示装置
用調光シート。 【効果】 従来の調光シートを１枚もしくは２枚用いた
場合よりも、優れた輝度向上効果を得ることができ、更
に、１枚で十分な輝度向上効果が得られるため、取り扱
い上、非常に簡便になる。
樹脂組成物からなる多数の凹凸形状の光線集光層を持つ
調光シートにおいて、該凹凸形状が、一辺の長さが２０
〜１００μｍの正方形の開口部を持つ逆四角錐状の凹部
であり、その逆四角錐の対角位置にある母線間の角度が
９０゜〜１３０゜であることを特徴とする液晶表示装置
用調光シート。 【効果】 従来の調光シートを１枚もしくは２枚用いた
場合よりも、優れた輝度向上効果を得ることができ、更
に、１枚で十分な輝度向上効果が得られるため、取り扱
い上、非常に簡便になる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶カラーテレビ、コ
ンピュータ用ディスプレイ等の液晶ディスプレイ等の液
晶表示装置に使用される調光シートに関するものであ
る。
ンピュータ用ディスプレイ等の液晶ディスプレイ等の液
晶表示装置に使用される調光シートに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】ＯＡ機器やパーソナルコンピュータ等は
年々小型軽量化及び薄型化が進み、ラップトップ型が主
流となってきている。これらに使用されている液晶表示
装置は、液晶自体は発光しないため、背面照明手段を用
いて輝度の向上を図っている。なかでも、光源を同装置
の一側面ないしは両側面に配したエッジライト方式が小
型軽量性及び薄肉性、省電力性等の点から広く用いられ
ている。最近では、カラー液晶テレビ等をはじめとし
て、液晶表示装置のカラー化が進んでおり、更なる輝度
の向上が要求されるようになっている。このようなカラ
ー液晶表示素子においては、これまでの単色液晶表示装
置用の背面照明手段では十分な輝度を確保することがで
きなくなってきており、輝度の不足分を補うために、前
面がプリズム形状になっている調光シートを配して光の
出射方向を限定し、より高輝度な画面を得ようとする工
夫がなされている。
年々小型軽量化及び薄型化が進み、ラップトップ型が主
流となってきている。これらに使用されている液晶表示
装置は、液晶自体は発光しないため、背面照明手段を用
いて輝度の向上を図っている。なかでも、光源を同装置
の一側面ないしは両側面に配したエッジライト方式が小
型軽量性及び薄肉性、省電力性等の点から広く用いられ
ている。最近では、カラー液晶テレビ等をはじめとし
て、液晶表示装置のカラー化が進んでおり、更なる輝度
の向上が要求されるようになっている。このようなカラ
ー液晶表示素子においては、これまでの単色液晶表示装
置用の背面照明手段では十分な輝度を確保することがで
きなくなってきており、輝度の不足分を補うために、前
面がプリズム形状になっている調光シートを配して光の
出射方向を限定し、より高輝度な画面を得ようとする工
夫がなされている。
【０００３】これら輝度向上のために使用される調光シ
ートは、図１に示すように透明基材の一方の面に、一連
の細長い断面三角形状のプリズムを連続して多数形成し
てなるものを使用することが多い。その断面三角形状の
プリズムの頂角は、７０゜〜１１０゜が一般的である。
また、調光シートは図２に示すように、バックライトユ
ニット上に光拡散シートを配し、更にその上にプリズム
部を上面にして調光シートを配置する使用方法が一般的
である。しかしながら、これら一連の細長い断面三角形
状のプリズムを使用した調光シートは、図３に示すよう
に、プリズム部の溝に対して直角方向（Ｙ方向）の光線
集光性には優れるものの、溝に対して平行方向（Ｘ方
向）の光線は殆ど集光せず、更なる高輝度の要求に応え
られなくなっている。そこで、図４に示すように、これ
ら一連の細長い断面三角形状のプリズムを使用した調光
シートを２枚用い、それぞれを直交させて、Ｘ−Ｙ方向
の光線を集光し、更なる輝度向上が検討されている。し
かし、調光シートを２枚用いた場合は、上部に使用する
調光シートの厚みによる光線吸収で、期待ほど輝度向上
の効果が得られないと言う問題点がある。
ートは、図１に示すように透明基材の一方の面に、一連
の細長い断面三角形状のプリズムを連続して多数形成し
てなるものを使用することが多い。その断面三角形状の
プリズムの頂角は、７０゜〜１１０゜が一般的である。
また、調光シートは図２に示すように、バックライトユ
ニット上に光拡散シートを配し、更にその上にプリズム
部を上面にして調光シートを配置する使用方法が一般的
である。しかしながら、これら一連の細長い断面三角形
状のプリズムを使用した調光シートは、図３に示すよう
に、プリズム部の溝に対して直角方向（Ｙ方向）の光線
集光性には優れるものの、溝に対して平行方向（Ｘ方
向）の光線は殆ど集光せず、更なる高輝度の要求に応え
られなくなっている。そこで、図４に示すように、これ
ら一連の細長い断面三角形状のプリズムを使用した調光
シートを２枚用い、それぞれを直交させて、Ｘ−Ｙ方向
の光線を集光し、更なる輝度向上が検討されている。し
かし、調光シートを２枚用いた場合は、上部に使用する
調光シートの厚みによる光線吸収で、期待ほど輝度向上
の効果が得られないと言う問題点がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の調光シートを１枚もしくは２枚用いた場合よりも、優
れた輝度向上効果を得ることにある。
の調光シートを１枚もしくは２枚用いた場合よりも、優
れた輝度向上効果を得ることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、透明基材上に
紫外線及び／又は放射線硬化型樹脂組成物からなる多数
の凹凸形状の光線集光層を持つ調光シートにおいて、該
凹凸形状が、一辺の長さが２０〜１００μｍの正方形の
開口部を持つ逆四角錐状の凹部であり、その逆四角錐の
対角位置にある母線間の角度が９０゜〜１３０゜である
ことを特徴とし、更に該凹凸形状が、同一の形状を有す
る逆四角錐の凹部を規則的に配列したものであることを
特徴とする液晶表示装置用調光シートである。
紫外線及び／又は放射線硬化型樹脂組成物からなる多数
の凹凸形状の光線集光層を持つ調光シートにおいて、該
凹凸形状が、一辺の長さが２０〜１００μｍの正方形の
開口部を持つ逆四角錐状の凹部であり、その逆四角錐の
対角位置にある母線間の角度が９０゜〜１３０゜である
ことを特徴とし、更に該凹凸形状が、同一の形状を有す
る逆四角錐の凹部を規則的に配列したものであることを
特徴とする液晶表示装置用調光シートである。
【０００６】本発明の調光シートの製造方法を順を追っ
て説明する。凹凸形状の成形方法は、合成樹脂を射出成
形する方法、樹脂板と型とを加熱加圧することで型の表
面形状を転写する押圧成型法、紫外線及び／又は放射線
硬化型樹脂組成物を型内へ注入後、紫外線及び／又は放
射線を照射して硬化することで型の表面形状を転写する
方法等があるが、本発明では、生産性、光学特性等を考
慮し、紫外線及び／又は放射線硬化型樹脂組成物を使用
する方法を用いる。具体的には、型内に紫外線及び／又
は放射線硬化型樹脂組成物を注入後、３０〜１５０μｍ
程度の厚さの透明基材であるポリエステルフィルム、ポ
リカーボネートフィルム、アクリルフィルム、塩化ビニ
ルフィルム等の透明フィルムを貼着し、フィルム側より
紫外線及び／又は放射線を照射して、型内の紫外線及び
／又は放射線硬化型樹脂組成物を硬化させた後、透明基
材と共に剥離する方法等が用いられる。ここで、型は当
然、本発明の調光シートの表面形状と逆の形状である。
て説明する。凹凸形状の成形方法は、合成樹脂を射出成
形する方法、樹脂板と型とを加熱加圧することで型の表
面形状を転写する押圧成型法、紫外線及び／又は放射線
硬化型樹脂組成物を型内へ注入後、紫外線及び／又は放
射線を照射して硬化することで型の表面形状を転写する
方法等があるが、本発明では、生産性、光学特性等を考
慮し、紫外線及び／又は放射線硬化型樹脂組成物を使用
する方法を用いる。具体的には、型内に紫外線及び／又
は放射線硬化型樹脂組成物を注入後、３０〜１５０μｍ
程度の厚さの透明基材であるポリエステルフィルム、ポ
リカーボネートフィルム、アクリルフィルム、塩化ビニ
ルフィルム等の透明フィルムを貼着し、フィルム側より
紫外線及び／又は放射線を照射して、型内の紫外線及び
／又は放射線硬化型樹脂組成物を硬化させた後、透明基
材と共に剥離する方法等が用いられる。ここで、型は当
然、本発明の調光シートの表面形状と逆の形状である。
【０００７】本発明に使用する紫外線及び／又は放射線
硬化型樹脂組成物としては、ポリエン−ポリチオール
系、（メタ）アクリル酸エステル系、不飽和ポリエステ
ル−スチレン系、エポキシ樹脂−ルイス酸系等が挙げら
れる。これらの樹脂は、単独あるいは組み合わせで使用
することが出来るが、硬化性や得られる成形物の機械的
強度を勘案して適宜選択することが好ましい。凹凸形状
の逆四角錐状の凹部は、正方形の開口部の一辺の長さが
２０〜１００μｍが好ましく、特に好ましくは３０〜７
０μｍである。一辺の長さが１００μｍ以上では、画面
のモアレ模様が発生したり、画面の精度を損なったりす
る恐れがある。また、２０μｍ以下は、型の加工が困難
である。また、逆四角錐の対角位置にある母線間の角度
は、９０゜〜１３０゜であることが好ましく、特に好ま
しくは１００゜〜１２０゜である。母線間の角度が１３
０゜以上では集光効果が乏しくなり、９０゜以下では光
の指向性が顕著になり、正面以外から見た場合には、画
面が著しく暗くなる。更に、調光シート全体の厚みは、
５０〜２００μｍ程度の厚みがシートとしての強度や光
学特性のバランスからも好ましい。２００μｍ以上の厚
みになるとシートの厚さによる光の吸収のために輝度が
損なわれる恐れがある。また、凹凸形状は、同一の形状
を有する逆四角錐の凹部を規則的に配列することが好ま
しい。同一形状でない場合は、部分的に光の濃淡が発生
したり、画面のモアレ模様の原因になる。また、配列は
規則的に格子状に配列することが最も好ましい。煉瓦状
に配列することも考えられるが、型の加工性を勘案する
と、配列は規則的に格子状に配列することが好ましい。
硬化型樹脂組成物としては、ポリエン−ポリチオール
系、（メタ）アクリル酸エステル系、不飽和ポリエステ
ル−スチレン系、エポキシ樹脂−ルイス酸系等が挙げら
れる。これらの樹脂は、単独あるいは組み合わせで使用
することが出来るが、硬化性や得られる成形物の機械的
強度を勘案して適宜選択することが好ましい。凹凸形状
の逆四角錐状の凹部は、正方形の開口部の一辺の長さが
２０〜１００μｍが好ましく、特に好ましくは３０〜７
０μｍである。一辺の長さが１００μｍ以上では、画面
のモアレ模様が発生したり、画面の精度を損なったりす
る恐れがある。また、２０μｍ以下は、型の加工が困難
である。また、逆四角錐の対角位置にある母線間の角度
は、９０゜〜１３０゜であることが好ましく、特に好ま
しくは１００゜〜１２０゜である。母線間の角度が１３
０゜以上では集光効果が乏しくなり、９０゜以下では光
の指向性が顕著になり、正面以外から見た場合には、画
面が著しく暗くなる。更に、調光シート全体の厚みは、
５０〜２００μｍ程度の厚みがシートとしての強度や光
学特性のバランスからも好ましい。２００μｍ以上の厚
みになるとシートの厚さによる光の吸収のために輝度が
損なわれる恐れがある。また、凹凸形状は、同一の形状
を有する逆四角錐の凹部を規則的に配列することが好ま
しい。同一形状でない場合は、部分的に光の濃淡が発生
したり、画面のモアレ模様の原因になる。また、配列は
規則的に格子状に配列することが最も好ましい。煉瓦状
に配列することも考えられるが、型の加工性を勘案する
と、配列は規則的に格子状に配列することが好ましい。
【０００８】
【実施例】以下、実施例を例示して、本発明の詳細な内
容を述べる。尚、以下の実施例は本発明の一実施例を示
したもので、本発明は、この実施例の限りではない。 《実施例》図５は、本発明の一実施例を示す調光シート
の凹凸部の逆四角錐形状凹部の図である。凹凸形状の正
方形開口部の一辺の長さは５０μｍであり、母線間の角
度は１１０゜である。まず、最終的に上記形状の凹凸形
状が得られるような金型を作製した。この金型にポリエ
ン−ポリチオール系樹脂（商品名：アデカオプトマーＢ
Ｙ−３２０Ｂ[旭電化工業(株)製]）を流し込み、この上
に１００μｍの透明ポリエステルフィルムを気泡が混入
しないように圧着した後、ポリエステルフィルム側より
紫外線を照射して樹脂を硬化させる。その後、金型より
ポリエステルフィルムごと剥離して、総厚１３５μｍの
調光シートを得た。得られた調光シートの俯瞰図を図６
に示す。この調光シートを図２に示すように拡散シート
上に凹凸面を上にして設置し、調光シートの表面輝度を
測定した。その結果を図７及び表１に示す。
容を述べる。尚、以下の実施例は本発明の一実施例を示
したもので、本発明は、この実施例の限りではない。 《実施例》図５は、本発明の一実施例を示す調光シート
の凹凸部の逆四角錐形状凹部の図である。凹凸形状の正
方形開口部の一辺の長さは５０μｍであり、母線間の角
度は１１０゜である。まず、最終的に上記形状の凹凸形
状が得られるような金型を作製した。この金型にポリエ
ン−ポリチオール系樹脂（商品名：アデカオプトマーＢ
Ｙ−３２０Ｂ[旭電化工業(株)製]）を流し込み、この上
に１００μｍの透明ポリエステルフィルムを気泡が混入
しないように圧着した後、ポリエステルフィルム側より
紫外線を照射して樹脂を硬化させる。その後、金型より
ポリエステルフィルムごと剥離して、総厚１３５μｍの
調光シートを得た。得られた調光シートの俯瞰図を図６
に示す。この調光シートを図２に示すように拡散シート
上に凹凸面を上にして設置し、調光シートの表面輝度を
測定した。その結果を図７及び表１に示す。
【０００９】《比較例》図８は、比較例を示す調光シー
トの断面図である。凹凸部の形状は、プリズムの頂角が
９０゜の一連の細長い断面三角形状のプリズム形状であ
る。以後の工程は実施例と同様にして、総厚１３５μｍ
の比較例の調光シートを得た。得られた調光シートの俯
瞰図を図９に示す。この調光シートを図２に示すように
拡散シート上に凹凸面を上にして設置し、調光シートの
表面輝度を測定した。その結果を図７及び表１に示す。
さらに、この調光シートを２枚用い、各々の細長い断面
三角形状のプリズムが直交するように拡散シート上に各
々の凹凸面を上にして設置し、調光シートの表面輝度を
測定した。その結果を図７及び表１に示す。
トの断面図である。凹凸部の形状は、プリズムの頂角が
９０゜の一連の細長い断面三角形状のプリズム形状であ
る。以後の工程は実施例と同様にして、総厚１３５μｍ
の比較例の調光シートを得た。得られた調光シートの俯
瞰図を図９に示す。この調光シートを図２に示すように
拡散シート上に凹凸面を上にして設置し、調光シートの
表面輝度を測定した。その結果を図７及び表１に示す。
さらに、この調光シートを２枚用い、各々の細長い断面
三角形状のプリズムが直交するように拡散シート上に各
々の凹凸面を上にして設置し、調光シートの表面輝度を
測定した。その結果を図７及び表１に示す。
【００１０】 ＊上段は、表面から法線方向に３０ｃｍ離れた位置から視野角２゜の輝度を測 定したのもである。 ＊下段は、拡散シート上の表面輝度に対する、各測定値の輝度の割合を％表示 したものである。
【００１１】表１及び図７より、本発明の調光シートを
用いると、比較例の調光シートを１枚使用した場合と比
較して、格段の輝度向上効果が得られる。これは、比較
例の調光シートでは損失していた溝に対して平行方向
（Ｘ方向）の光線をも効率的に集光するためである。ま
た、Ｘ−Ｙ方向の光線を効率的に集光する目的で比較例
の調光シートを２枚使用した場合と比較しても、本発明
の調光シートは、１枚で効果があるため、２枚目のシー
トの厚みによる光線の吸収がなく、総合的に優れた輝度
向上効果が得られる。更に本発明の調光シートは、１枚
で十分な輝度向上効果が得られるため、取り扱い上、非
常に簡便になる。
用いると、比較例の調光シートを１枚使用した場合と比
較して、格段の輝度向上効果が得られる。これは、比較
例の調光シートでは損失していた溝に対して平行方向
（Ｘ方向）の光線をも効率的に集光するためである。ま
た、Ｘ−Ｙ方向の光線を効率的に集光する目的で比較例
の調光シートを２枚使用した場合と比較しても、本発明
の調光シートは、１枚で効果があるため、２枚目のシー
トの厚みによる光線の吸収がなく、総合的に優れた輝度
向上効果が得られる。更に本発明の調光シートは、１枚
で十分な輝度向上効果が得られるため、取り扱い上、非
常に簡便になる。
【００１２】
【発明の効果】本発明の液晶表示用調光シートは、透明
基材上に紫外線及び／又は放射線硬化型樹脂組成物から
なる多数の凹凸形状の光線集光層を持つ調光シートにお
いて、該凹凸形状が、一辺の長さが２０〜１００μｍの
正方形の開口部を持つ逆四角錐状の凹部であり、その逆
四角錐の対角位置にある母線間の角度が９０゜〜１３０
゜であり、更に該凹凸形状が、同一の形状を有する逆四
角錐の凹部を規則的に配列した形状であるため、従来の
調光シートを１枚もしくは２枚用いた場合よりも、優れ
た輝度向上効果を得ることができる。更に、１枚で十分
な輝度向上効果が得られるため、取り扱い上、非常に簡
便になる。
基材上に紫外線及び／又は放射線硬化型樹脂組成物から
なる多数の凹凸形状の光線集光層を持つ調光シートにお
いて、該凹凸形状が、一辺の長さが２０〜１００μｍの
正方形の開口部を持つ逆四角錐状の凹部であり、その逆
四角錐の対角位置にある母線間の角度が９０゜〜１３０
゜であり、更に該凹凸形状が、同一の形状を有する逆四
角錐の凹部を規則的に配列した形状であるため、従来の
調光シートを１枚もしくは２枚用いた場合よりも、優れ
た輝度向上効果を得ることができる。更に、１枚で十分
な輝度向上効果が得られるため、取り扱い上、非常に簡
便になる。
【図１】従来の調光シートを示す断面図である。
【図２】背面照明手段を用いた液晶表示装置を示す断面
図である。
図である。
【図３】従来の調光シートを１枚使用した場合の輝度向
上効果を示す図である。
上効果を示す図である。
【図４】従来の調光シートを２枚使用した場合の輝度向
上効果を示す図である。
上効果を示す図である。
【図５】実施例の調光シートの凹凸部の逆四角錐形状凹
部の図である。
部の図である。
【図６】実施例の調光シートの俯瞰図である。
【図７】実施例及び比較例の調光シートの輝度向上効果
を比較した図である。
を比較した図である。
【図８】比較例の調光シートの断面図である。
【図９】比較例の調光シートの俯瞰図である。
１ 調光シート ２ 透明基材 ３ 凹凸部 ４ 光源 ５ 導光体 ６ 反射板 ７ 拡散シート
Claims (2)
- 【請求項１】 透明基材上に紫外線及び／又は放射線硬
化型樹脂組成物からなる多数の凹凸形状の光線集光層を
持つ調光シートにおいて、該凹凸形状が、一辺の長さが
２０〜１００μｍの正方形の開口部を持つ逆四角錐状の
凹部であり、その逆四角錐の対角位置にある母線間の角
度が９０゜〜１３０゜であることを特徴とする液晶表示
装置用調光シート。 - 【請求項２】 該凹凸形状が、同一の形状を有する逆四
角錐の凹部を規則的に配列したものであることを特徴と
する請求項第１項記載の液晶表示装置用調光シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7071114A JPH08271888A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 液晶表示装置用調光シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7071114A JPH08271888A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 液晶表示装置用調光シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08271888A true JPH08271888A (ja) | 1996-10-18 |
Family
ID=13451219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7071114A Pending JPH08271888A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 液晶表示装置用調光シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08271888A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005510751A (ja) * | 2001-11-28 | 2005-04-21 | サン−ゴバン グラス フランス | 高光透過率の模様付き透明パネル |
| EP1548470A1 (en) * | 2002-08-13 | 2005-06-29 | Zeon Corporation | Lens array sheet |
| WO2006073916A1 (en) * | 2004-12-30 | 2006-07-13 | 3M Innovative Properties Company | Optical film having a structured surface with concave pyramid-shaped structures |
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| US7416309B2 (en) | 2004-12-30 | 2008-08-26 | 3M Innovative Properties Company | Optical film having a surface with rounded structures |
-
1995
- 1995-03-29 JP JP7071114A patent/JPH08271888A/ja active Pending
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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