JPH08271550A - Rssi回路方式 - Google Patents

Rssi回路方式

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Publication number
JPH08271550A
JPH08271550A JP7390495A JP7390495A JPH08271550A JP H08271550 A JPH08271550 A JP H08271550A JP 7390495 A JP7390495 A JP 7390495A JP 7390495 A JP7390495 A JP 7390495A JP H08271550 A JPH08271550 A JP H08271550A
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JP
Japan
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cmos inverter
power supply
rssi
ic2a
circuit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7390495A
Other languages
English (en)
Inventor
Munehito Nagayama
宗人 永山
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Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08271550A publication Critical patent/JPH08271550A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】電源電圧VDDが印加され3段に接続されたCM
OSインバータIC2a、2b、2cと、CMOSイン
バータIC2a、2b、2cに接続された1対のNPN
形トランジスタTr1、Tr2からなるカレントミラー回
路3とを有し、高周波信号f1を初段のCMOSインバ
ータIC2aに入力し、終段のCMOSインバータIC
2cを負荷抵抗R4を介してアースに接続し、各CMO
SインバータICのグランド端子をカレントミラー回路
3の一方のNPN形トランジスタTr1に接続し、他方
のNPN形トランジスタTr2を検出抵抗R8を介して電
源電圧VDDに接続して出力信号f2を得る。 【効果】キャリアレベルの大きさに比例した直流電圧値
を得ることができるので、RSSI回路のみで構成させ
ることができる。したがって、低廉で高品質なRSSI
機能を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はキャリアによってアンテ
ナに誘起された電圧を強度検出し、その強度に比例した
電流を出力するRSSI回路方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、キャリアレベルの大きさに応
じた直流電圧を取り出すために図4に示すような半導体
IC20が使用されている。この半導体IC20は水晶
発振器等の機能体26がピンP1、P2を介して外付けさ
れた局部発振回路素子21と、ピンP3に接続された信
号源(図示せず)および局部発振回路素子21からの二
つの高周波信号を混合し、中間周波数に変換する混合回
路素子22と、検波トランス等の機能体27がピンP4
を介して外付けされたFM検波回路素子23と、ピンP
5に接続された信号源(図示せず)からの高周波信号が
入力され、その高周波信号の強度に比例した直流電圧を
取り出すRSSI回路(Radio Signal Strength Indica
tor)素子24と、RSSI回路素子24にピンP6を介
して外付けされたバンドパスフィルタ25とから構成さ
れている。
【0003】このような半導体IC20でキャリアレベ
ルの大きさに応じた直流電圧を取り出すために、RSS
I回路素子24が使用される。RSSI回路素子24は
図5に示すように、ピンP5に接続された信号源(図示
せず)から入力される高周波信号を増幅して入力信号
(キャリア)のレベルを検出するリミッタ28と、リミ
ッタ28で検出された入力信号のレベルの大きさに比例
した直流電圧値を得ることができる検波器29とからな
る。リミッタ28は例えば6段に接続された差動増幅器
28a、28b、28c、28d、28e、28fで、
また検波器29は5段に接続されたトランジスタ29
a、29b、29c、29d、29eによってそれぞれ
構成されている。
【0004】このように構成されたRSSI回路素子2
4において、ピンP5を介して高周波信号が入力される
とリミッタ28の差動増幅器28a、28b、28c、
28d、28e、28fによって増幅される。そして入
力信号のレベルの大きさによって差動増幅器28fから
順に出力が飽和される。差動増幅器28f、28e、2
8d、28c、28b、28aの順に出力が飽和される
と、検波器29はトランジスタ29e、29d、29
c、29b、29aの順に電流が供給されるので、図6
に示すようにキャリアレベルの大きさに比例した直流電
圧値を得ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、キャリ
アレベルの大きさに比例した直流電圧を取り出すことの
みが目的である場合においても、局部発振回路素子、混
合回路素子およびFM検波回路素子等の高価な素子が組
込まれた半導体ICを使用しなければならなかった。
【0006】
【目的】本発明は、このような従来の問題点を解決する
ためになされたもので、CMOSインバータICの電流
変化を検出してキャリアレベルの大きさに比例した直流
電圧値のみを得ることができるRSSI回路方式を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
る本発明のRSSI回路方式は、電源電圧が印加され多
段に接続されたCMOSインバータICと、CMOSイ
ンバータICに接続された1対のトランジスタからなる
カレントミラー回路とを有し、高周波信号を多段に接続
されたCMOSインバータICの初段に入力し、多段に
接続されたCMOSインバータICの終段を負荷素子を
介してアースに接続し、多段に接続されたCMOSイン
バータICのグランド端子をカレントミラー回路の一方
のトランジスタに接続し、他方のトランジスタを検出抵
抗を介して電源電圧に接続して出力信号を得るものであ
る。
【0008】
【作用】多段に接続されたCMOSインバータICに高
周波信号が入力されると、この高周波信号はこれらCM
OSインバータICにより増幅される。この際、入力さ
れる高周波信号のレベルの大きさに応じてCMOSイン
バータICは終段から順に出力が飽和される。そして、
CMOSインバータICの終段から順に出力が飽和され
るにしたがって電源電流が小さくなる。この電源電流の
変化をカレントミラー回路に接続された検出抵抗により
電圧変化として検出することができるので、高周波信号
のレベルの大きさに比例した出力信号を得ることができ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明のRSSI回路方式の一実施例
について図面を参照して説明する。本発明のRSSI回
路方式が適用されるRSSI回路(Radio Signal Stren
gth Indicator)は図1に示すように、3段に接続され
リミッタを構成するCMOSインバータIC2a、2
b、2cと、このCMOSインバータIC2a、2b、
2cに接続されたカレントミラー回路3とを備えてい
る。
【0010】CMOSインバータIC2a、2b、2c
はpチャネルMOS−FETとnチャネルMOS−FE
Tとを相補動作させるように構成されている。このよう
なCMOSインバータIC2a、2b、2cは図2に示
すように、入力電圧V1が0Vの場合にはPチャネルM
OS−FETがオン、nチャネルMOS−FETがオフ
になり、入力電圧V1がスレッショルド電圧を越えた場
合にはnチャネルMOS−FETがオンしはじめ電源電
流IDDが流れ始める。さらに入力電圧V1が上昇する
と、論理スレッショルド電圧(電源電圧VDD/2)付近
では両MOS−FETがオンした状態になり電源電流I
DDは最大になる。また、これ以上の入力電圧V1になる
とPチャネルMOS−FETがオフしはじめ電源電流I
DDが減少する。
【0011】このような特性を有するCMOSインバー
タIC2aの入力端子には図1に示すようにコンデンサ
1と抵抗R1の直列回路が接続され、コンデンサC1
高周波信号f1を入力させるための入力端子T1に接続さ
れている。このCMOSインバータIC2aの出力端子
にはコンデンサC2と抵抗R2の直列回路が接続され、抵
抗R2はCMOSインバータIC2bの入力端子に接続
されている。このCMOSインバータIC2bの出力端
子にはコンデンサC3と抵抗R3の直列回路が接続され、
抵抗R3はCMOSインバータIC2cの入力端子に接
続されている。このCMOSインバータIC2cの出力
端子は負荷素子である負荷抵抗R4を介してアースに接
続されている。
【0012】また、CMOSインバータIC2aの入力
端子と抵抗R1との間には抵抗R5が接続され、この抵抗
5はCMOSインバータIC2aの出力端子とコンデ
ンサC2との間に接続されている。CMOSインバータ
IC2bの入力端子と抵抗R2との間には抵抗R6が接続
され、この抵抗R6はCMOSインバータIC2bの出
力端子とコンデンサC3との間に接続されている。CM
OSインバータIC2cの入力端子と抵抗R3との間に
は抵抗R7が接続され、この抵抗R7はCMOSインバー
タIC2cの出力端子と負荷抵抗R4との間に接続され
ている。なお、CMOSインバータIC2a、2b、2
cの各電源端子は電源電圧VDDに接続され、各グランド
端子はカレントミラー回路3に接続されている。
【0013】カレントミラー回路3は一対のNPN形ト
ランジスタTr1、Tr2からなり、それぞれのベースが
直結されている。NPN形トランジスタTr1のコレク
タはCMOSインバータIC2a、2b、2cの各グラ
ンド端子に接続され、エミッタはアース接地されてい
る。NPN形トランジスタTr1、Tr2の直結されたベ
ースはNPN形トランジスタTr1のコレクタに接続さ
れている。NPN形トランジスタTr2のコレクタは検
出抵抗R8を介して電源電圧VDDに接続され、NPN形
トランジスタTr2のエミッタはアース接地されてい
る。このNPN形トランジスタTr2のコレクタと検出
抵抗R8との間には分岐出力端子T2が接続されている。
【0014】このようなRSSI回路方式が適用された
RSSI回路1の動作について、以下説明する。入力端
子T1に高周波信号f1が入力されると、この高周波信号
1はCMOSインバータIC2a、2b、2cにより
増幅される。このCMOSインバータIC2a、2b、
2cの電源電流は図2に示すような特性を有しているの
で、入力される高周波信号f1のレベルが小さくCMO
SインバータIC2a、2b、2cの出力が飽和せずに
リニア領域で動作しているときには、pチャネルMOS
−FETおよびnチャネルMOS−FETが共にオン状
態なので、CMOSインバータIC2a、2b、2cの
各グランド端子から出力される電流は最も大きな電流値
になる。また、入力される高周波信号f1のレベルが大
きくなりCMOSインバータIC2cから順に出力が飽
和していくと、pチャネルMOS−FETがオフ状態に
なるにしたがって、CMOSインバータIC2a、2
b、2cの各グランド端子から出力される電流は小さく
なる。これにより、CMOSインバータIC2a、2
b、2cの各グランド端子から出力される電流Iref
図3に示すように、高周波信号f1の入力レベルの大き
さに比例した値を得ることができる。
【0015】したがって、このような電流がカレントミ
ラー回路3のNPN形トランジスタTr1のコレクタに
入力されると、この電流Irefと等しい電流Icを検出抵
抗R8に流すことができるので、分岐出力端子T2には高
周波信号f1の入力レベルの大きさに比例した直流電圧
の出力信号f2が出力される。なお、以上の実施例にお
いてはCMOSインバータICを用いたものを示した
が、これに限らず、アンバッファタイプのNAND、N
ORゲート等であってもよい。
【0016】また、以上の実施例においてはCMOSイ
ンバータICを3段に接続していたが、これに限らず、
高周波信号の入力レベルに応じて接続段数を変更しても
よい。
【0017】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明のRSSI回路方式は、電源電圧が印加され多段に
接続されたCMOSインバータICと、CMOSインバ
ータICに接続された1対のトランジスタからなるカレ
ントミラー回路とを有し、高周波信号を多段に接続され
たCMOSインバータICの初段に入力し、多段に接続
されたCMOSインバータICの終段を負荷素子を介し
てアースに接続し、多段に接続されたCMOSインバー
タICのグランド端子をカレントミラー回路の一方のト
ランジスタに接続し、他方のトランジスタを検出抵抗を
介して電源電圧に接続して出力信号を得ることにより、
キャリアレベルの大きさに比例した直流電圧値を得るこ
とができるので、RSSI回路のみで構成させることが
できる。したがって、低廉で高品質なRSSI機能を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のRSSI回路方式の一実施例を示す回
路図。
【図2】本発明によるRSSI回路方式に用いられるC
MOSインバータICの電源電流−入力電圧、および出
力電圧−入力電圧の関係を示すグラフ。
【図3】本発明によるRSSI回路方式のRSSI特性
図。
【図4】従来のRSSI回路が組込まれた半導体ICを
示す回路図。
【図5】従来のRSSI回路を示す回路図。
【図6】従来のRSSI回路のRSSI特性図。
【符号の説明】
1‥‥RSSI回路 2a、2b、2c‥‥CMOSインバータIC 3‥‥カレントミラー回路 Tr1、Tr2‥‥NPN形トランジスタ R4‥‥負荷抵抗(負荷素子) R8‥‥検出抵抗 VDD‥‥電源電圧 f1‥‥高周波信号 f2‥‥出力信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源電圧VDDが印加され多段に接続された
    CMOSインバータICと、前記CMOSインバータI
    Cに接続された1対のトランジスタからなるカレントミ
    ラー回路とを有し、高周波信号を前記多段に接続された
    CMOSインバータICの初段に入力し、前記多段に接
    続されたCMOSインバータICの終段を負荷素子を介
    してアースに接続し、前記多段に接続されたCMOSイ
    ンバータICのグランド端子を前記カレントミラー回路
    の一方のトランジスタに接続し、他方のトランジスタを
    検出抵抗を介して前記電源電圧に接続して出力信号を得
    ることを特徴とするRSSI回路方式。
JP7390495A 1995-03-30 1995-03-30 Rssi回路方式 Withdrawn JPH08271550A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7390495A JPH08271550A (ja) 1995-03-30 1995-03-30 Rssi回路方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7390495A JPH08271550A (ja) 1995-03-30 1995-03-30 Rssi回路方式

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Publication Number Publication Date
JPH08271550A true JPH08271550A (ja) 1996-10-18

Family

ID=13531652

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7390495A Withdrawn JPH08271550A (ja) 1995-03-30 1995-03-30 Rssi回路方式

Country Status (1)

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JP (1) JPH08271550A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104639270A (zh) * 2015-02-10 2015-05-20 东南大学 一种具有工艺稳定性的cmos集成接收信号强度指示器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020604