JPH08271018A - 地域冷暖房運転システム - Google Patents

地域冷暖房運転システム

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JPH08271018A
JPH08271018A JP7073450A JP7345095A JPH08271018A JP H08271018 A JPH08271018 A JP H08271018A JP 7073450 A JP7073450 A JP 7073450A JP 7345095 A JP7345095 A JP 7345095A JP H08271018 A JPH08271018 A JP H08271018A
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JP
Japan
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steam
amount
heat
flow rate
cold water
Prior art date
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Pending
Application number
JP7073450A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Kamimura
一幸 神村
Toshio Mukai
俊雄 向井
Keiko Ito
敬子 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/17District heating

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低負荷時や需要熱量が変動しているときで
も、これらに適合した冷凍機の稼働台数の制御ができる
ようにして、冷却水と蒸気を供給する地域冷暖房プラン
トの自動運転,省エネルギー運転ができるようにするこ
とを目的とする。 【構成】 制御部8では、熱量測定部4,蒸気量測定部
5,冷却水量測定部6が測定したデータより、フィルタ
7a,7b,7cにより朝夕などの需要熱量の急激な変
化などのノイズなどを除去し、平滑化したデータを用い
て、ターボ式冷凍機1,吸収式冷凍機3および蒸気ボイ
ラ22の稼働台数を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、稼働効率を向上させ
運用コストの低減を測った地域冷暖房運転システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】1970年頃から大気汚染防止やエネル
ギーの効率的利用を目的に導入が始まった地域冷暖房
(DHC)は、その後、経営面や技術面の経験が蓄積さ
れ、公的指導や助成の充実と相まって、1991年3月
末現在、全国で稼働あるいは建設中のものを合わせる
と、55事業者88地区の多くにおよぶに至っている。
また、熱供給システムを支える新技術も着実に開発さ
れ、昨今社会から強く要請されている未利用エネルギー
の活用技術を含め、従来からよく用いられている方法に
加え、ヒートポンプ,蓄熱槽、また、コジェネレーショ
ンの組み合わせなど、DHCシステムの多様化が進行中
である。
【0003】図2は、そのDHCシステムにおける制御
の1例を示す構成図である。同図において、21は電気
により動作して冷水を生成するターボ式冷凍機、22は
ガスを用いて蒸気を生成する蒸気ボイラ、23は蒸気ボ
イラ22からの蒸気を用いて動作して冷水を生成する吸
収式冷凍機、24はターボ式冷凍機21,吸収式冷凍機
23が供給している冷水の熱量を計測する熱量測定部、
25は供給している蒸気の蒸気量(流量)を計測する蒸
気量測定部である。
【0004】また、26は熱量測定部24より得られた
データを用いて冷水の需要量を予測してターボ式冷凍機
21,吸収式冷凍機23の稼働台数を制御する冷凍機制
御部、27は蒸気量測定部25より得られたデータを用
いて蒸気の需要量を予測して蒸気ボイラ22の稼働台数
を制御するボイラ制御部である。以上の構成により、従
来では、例えば、15〜20分間の過去の負荷需要の平
均から、次の15〜20分の負荷を想定して、ターボ式
冷凍機21や吸収式冷凍機23の稼働台数および蒸気ボ
イラ22の稼働台数を制御するようにしていた。
【0005】上述したような、DHCシステムでは、一
般に、負荷の需要熱量あるいは需要流量にかかわらず、
往水温度および還水温度を一定として設定している。例
えば、往水温度7℃,還水温度13℃としている。すな
わち、図4に示すように(階段状の太線)、往水温度と
還水温度との温度差、および流量から需要熱量を算出
し、この需要熱量に応じて冷凍機の台数を増減してい
る。あるいは、計測された流量を需要流量として、この
需要流量に応じて冷凍機の台数を増減している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来は以上のように構
成されていたので、以下に示すような問題点があった。
まず、冷水熱量による台数制御では、冷水水流量過多に
なる低負荷(夜間)時に送水圧が下がり、供給量が不足
することがある。例えば、夜間では2次側の温度変化の
大きい大型の空調機器を使用しないところが発生し、供
給した冷水があまり温度変化することなく還ってくるの
で、冷凍機の稼働台数を減らしてしまう。冷水を送水す
るポンプは冷凍機に付帯し、これと同期して動作するの
で、冷凍機の稼働台数が減ると必要な送水水量を確保で
きなくなる。
【0007】実際の需要熱量だけで判断するシステムで
は、図3の還水温度の実測結果の1例を示す特性図にも
示すように、夜間においては還水温度が低下する場合が
ある。このように、還水温度が低下している場合、需要
熱容量を満足するのに必要な流量が確保できなくなる場
合がある。例えば還水温度が12度になっている場合、
図4に示すように、需要熱量を満足するのに必要な流量
は、還水温度12℃を示す2点鎖線より必要な流量Aと
なる。しかし、このシステムでは、前述したように、階
段状の太線によって動作制御されるので、需要熱量から
得られる流量は、冷凍機2台分の流量Bしか得られな
い。そして、昼間など、還水温度が上昇した場合では、
今度は、流量は満足するようになるが、必要な熱量を確
保できなくなる。
【0008】一方、冷水量による台数制御では、2次側
の空調機冷水量−冷水流量特性により冷水量は満足する
が、冷凍機運転台数が不足することがある。この不具合
を改善するためには、2次側冷水量と熱量(冷凍機の運
転台数)の関係付けが必要である。しかし、この関連づ
けは2次側システムの特性データが必要となり面倒であ
る。そして、従来では、現時点までの需要熱量で台数制
御しているため、運転台数の増減が大きい朝の空調機立
ち上げ時や夕方の空調機停止時に、需要熱量に適合した
冷凍機運転に過不足が生じるという問題があった。そし
て、従来では冷凍機とボイラとを別個に制御していたの
で、運転コストに無駄が発生しているという問題があっ
た。
【0009】この発明は、以上のような問題点を解消す
るためになされたものであり、低負荷時や需要熱量が変
動しているときでも、これらに適合した冷凍機の稼働台
数の制御ができるようにして、冷水と蒸気を供給する地
域冷暖房プラントの自動運転,省エネルギー運転ができ
るようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の地域冷暖房運
転システムは、冷水の供給熱量を測定する熱量測定手段
と、冷水の供給量を測定する流量測定手段と、蒸気の供
給量を測定する蒸気量測定手段と、その熱量測定手段,
流量測定手段,蒸気量測定手段から得られるデータそれ
ぞれよりノイズを除去するフィルタと、フィルタにより
ノイズが除去された供給熱量データ,供給量データ,蒸
気量データを用いて2次側の要求している空調負荷状態
を予測し、それに適合してかつ運用コストが最小となる
ように冷水の供給熱量,供給量および蒸気の供給量を制
御する制御部とを備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】供給熱量データ,供給量データ,蒸気量データ
を用いるので、2次側の要求状態に適合した予測をたて
られる。また、その予測に対して、供給熱量,供給量お
よび蒸気の供給量を総合的に制御するので、運用コスト
を最小にできる。
【0012】
【実施例】以下この発明の1実施例を図を参照して説明
する。図1は、この発明の1実施例である地域冷暖房運
転システムの構成を示す構成図である。同図において、
1は電気により動作して冷水を生成するターボ式冷凍
機、2はガス用いて蒸気を生成する蒸気ボイラ、3は蒸
気ボイラ2からの蒸気を用いて動作して冷水を生成する
吸収式冷凍機、4はターボ式冷凍機1,吸収式冷凍機3
が供給している冷水の熱量を計測する熱量測定部、5は
供給している蒸気の蒸気量(流量)を計測する蒸気量測
定部、6は供給している冷水の流量を計測する冷水量測
定部である。
【0013】また、7a,7b,7cはそれぞれ、熱量
測定部4,蒸気量測定部5,冷水量測定部6からのデー
タよりノイズを除去するフィルタ、8はフィルタ7a,
7b,7cを介し、熱量測定部4,冷水量測定部6そし
て蒸気量測定部5より得られたデータを用い、冷水およ
び蒸気の需要量を、例えばARIMAモデルなどにより
予測してターボ式冷凍機1,吸収式冷凍機3および蒸気
ボイラ22の稼働台数を制御する制御部である。
【0014】ここで、図1(b)に示すように、ターボ
式冷凍機1,吸収式冷凍機3から送出された冷水は、ヘ
ッダ10で混合された後、往水配管へ送出され、還水配
管を通って戻ってくる。この戻ってきた還水は、ヘッダ
10で分配され、ポンプ9により各ターボ式冷凍機1,
吸収式冷凍機3へ戻される。排出された冷水は、往水温
度測定部8aにより温度測定され、冷水量測定部6によ
り流量が測定される。また、還水は、還水温度測定部8
bにより温度測定される。そして、これらの測定結果に
より、熱量測定部4は熱量を算出する。
【0015】以上の構成により、制御部8では、フィル
タ7a,7b,7cにより、各計測データのゆらぎや、
冷凍機台数増減時に冷水ポンプの前出し運転,残留運転
による熱量,流量データのノイズなどを除去し、平滑化
したデータ、すなわち真の需要量を知る。そして、その
平滑化した冷水の流量,熱量、および蒸気量の需要特性
に合わせて、かつ、運転量が最小となるように、たとえ
ば、混合整数線形計画法(Mixed-Integer Linear Progr
aming )などの最適化計算手法を用いて各冷凍機および
蒸気ボイラ2の稼働台数を制御する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、冷水や蒸気の需要特性に合わせ、またそれらのデー
タよりノイズを取り除いて平滑化してから用い、蒸気ボ
イラおよび冷凍機を総合的に運転制御するようにした。
このため、低負荷時や需要熱量が変動しているときで
も、これらに適合した冷凍機や蒸気ボイラの稼働台数の
制御ができ、冷水と蒸気を供給する地域冷暖房プラント
の自動運転,省エネルギー運転ができるという効果があ
る。また、熱量,蒸気量に加えて冷水の供給量を用いて
最適化を行うようにしたので、需要熱量と必要な流量を
満たした上で、運転費用を最小にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の1実施例である地域冷暖房運転シ
ステムの構成を示す構成図である。
【図2】 従来のDHCシステムにおける制御の1例を
示す構成図である。
【図3】 従来のDHCシステムにおける還水温度の実
測結果の1例を示す特性図である。
【図4】 需要熱量と冷水流量との関係を示す相関図で
ある。
【符号の説明】
1…ターボ式冷凍機、2…蒸気ボイラ、3…吸収式冷凍
機、4…熱量測定部、5…蒸気量測定部、6…冷水量測
定部、7a,7b,7c…フィルタ、8…制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次側の空調機器に冷水と蒸気を供給し
    て2次側の冷暖房を行う地域冷暖房運転システムにおい
    て、 冷水の供給熱量を測定する熱量測定手段と、 冷水の供給量を測定する流量測定手段と、 蒸気の供給量を測定する蒸気量測定手段と、 前記熱量測定手段,流量測定手段,蒸気量測定手段から
    得られるデータそれぞれよりそのノイズを除去するフィ
    ルタと、 前記フィルタによりノイズが除去された供給熱量デー
    タ,供給量データ,蒸気量データを用いて前記2次側の
    要求している空調負荷状態を予測し、それに適合してか
    つ運用コストが最小となるように前記冷水の供給熱量,
    供給量および蒸気の供給量を制御する制御部とを備えた
    ことを特徴とする地域冷暖房運転システム。
JP7073450A 1995-03-30 1995-03-30 地域冷暖房運転システム Pending JPH08271018A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012081301A1 (ja) * 2010-12-15 2012-06-21 株式会社日立プラントテクノロジー 冷却システム
JP2019086243A (ja) * 2017-11-08 2019-06-06 株式会社東芝 空調能力推定装置、空調能力推定方法およびプログラム

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