JPH08270247A - 二段式自転車駐車装置 - Google Patents

二段式自転車駐車装置

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Publication number
JPH08270247A
JPH08270247A JP7583695A JP7583695A JPH08270247A JP H08270247 A JPH08270247 A JP H08270247A JP 7583695 A JP7583695 A JP 7583695A JP 7583695 A JP7583695 A JP 7583695A JP H08270247 A JPH08270247 A JP H08270247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame body
mounting support
frame
bicycle parking
gas spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP7583695A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Fujita
武志 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUKUOKA CO Ltd
FUKUOKA KK
Original Assignee
FUKUOKA CO Ltd
FUKUOKA KK
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Filing date
Publication date
Application filed by FUKUOKA CO Ltd, FUKUOKA KK filed Critical FUKUOKA CO Ltd
Priority to JP7583695A priority Critical patent/JPH08270247A/ja
Publication of JPH08270247A publication Critical patent/JPH08270247A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、自転車を駐車する際に怪我等する
ことなく又怪我をさせることなく、安全に駐車すること
のできる二段式自転車駐車装置を提供することを目的と
する。 【構成】 固定された枠体1と、該枠体1に沿ってスラ
イド自在で、且つ枠体1の一端側で回動可能に取り付け
られた自転車を載置するための載置用支持台4と、前記
枠体1に設けられ、且つ前記載置用支持台4に一定の力
を付与するためのガススプリング19とからなる二段式自
転車駐車装置において、前記枠体1には、前記ガススプ
リング19の一端側が枠体1より突出するのを阻止するた
めのリンク機構16が設けられてなることにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二段式自転車駐車装置
に関し、さらに詳しくは、上段側に自転車を駐車する際
に使用する二段式自転車駐車装置の改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来この種二段式自転車駐車装置として
は、図10(イ),(ロ)に示すような装置が存在する。
即ち、上記二段式自転車駐車装置は、支柱31に一端側を
固定して略水平に設けられた枠体32と、該枠体32に沿っ
て前後にスライド自在で、且つ該枠体32の後端側で回動
可能に取り付けられた自転車を載置するための載置用支
持台33と、前記枠体32内に一端側を軸支し、且つ他端側
を枠体32の後端部に設けられた回動杆38に軸支されたガ
ススプリング37と、前記回動杆38に一端側が連結され、
且つ前記枠体32の後端側より略水平方向に延出して設け
られた押圧体32a と、該載置用支持台33の上面に取り付
けられた車輪枠34及びハンドル枠35と、前記載置用支持
台33をスライド移動するための載置用支持台33の先端側
に設けられたローラー体33a 及び前記枠体32の後端側に
回動自在に軸支されたローラー体33b と、前記枠体32の
先端に設けられたストッパー用突起体32b とから構成さ
れてなる。
【0003】上記二段式自転車駐車装置に自転車を駐車
する場合は、先ずハンドル枠35を把持して載置用支持台
33をローラー体33a,33b を回転しながらスライド移動
し、その後、前記載置用支持台33を枠体32の後端側で下
方に回動して傾斜し載置用支持台33の車輪枠34に自転車
を載置する。その後、前記載置用支持台33を上方に回動
するとともに枠体32に沿って前方側にスライド移動し、
ストッパー用突起体32b をローラー体33a が乗り越える
ことで載置用支持台33を係止して前記記載置用支持台33
に自転車を駐車すべく使用するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の二段式自転車駐車装置は、載置用支持台33を枠体32
の後端側で回動する際、ガススプリング37による一定の
力の付与が回動杆38を介して伝達されるために、該回動
杆38を一定の長さ以上に形成しないと前記載置用支持台
33の重量とガススプリング37による一定の力の付与との
バランスとれない。従って、図10に(イ)に示すよう
に、前記載置用支持台33が水平状態に位置した際、前記
ガススプリング37の一端側が前記枠体32より突出するこ
ととなり、自転車を駐車する際、前記突出した部分によ
り頭等を打ち怪我をする等の問題点があった。
【0005】また、上記従来の二段式自転車駐車装置
は、載置用支持台33を枠体32の前方に移動した後、該枠
体32の前方に設けられたストッパー用突起体32b をロー
ラー体33a が乗り越えることで前記載置用支持台33を枠
体32に係止するので、載置用支持台33の係止を目視する
ことができない。このため、前記載置用支持台33が係止
されない状態が度々おこり、隣接して駐車された自転車
を取り出す際等に、一緒に取り出され怪我をする等の危
険があるという欠点があった。
【0006】それ故に、本発明は上記従来の問題点に鑑
みて発明されたもので、自転車を駐車する際に怪我をす
ることなく、安全に自転車を駐車することのできる二段
式自転車駐車装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1記載の二
段式自転車駐車装置は、固定された枠体1と、該枠体1
に沿ってスライド自在で、且つ該枠体1の一端側で回動
可能に取り付けられた自転車を載置するための載置用支
持台4と、前記枠体1に設けられ、且つ前記載置用支持
台4に一定の力を付与するためのガススプリング19とか
らなる二段式自転車駐車装置において、前記枠体1に
は、前記ガススプリング19の一端側が枠体1より突出す
るのを阻止するためのリンク機構16が設けられてなるこ
とにある。
【0008】又、請求項2記載の二段式自転車駐車装置
は、固定された枠体1と、該枠体1に沿ってスライド自
在で、且つ該枠体1の一端側で回動可能に取り付けられ
た自転車を載置するための載置用支持台4とからなる二
段式自転車駐車装置において、前記枠体1には、前記載
置用支持台4を枠体1の他端側にスライド移動した位置
で係止する係止手段が設けられ、しかも、該係止手段が
係止した状態を目視できるように設けられてなることに
ある。
【0009】更に、請求項3記載の二段式自転車駐車装
置は、前記枠体1には、前記載置用支持台4を枠体1の
他端側にスライド移動した位置で係止する係止手段が設
けられ、しかも、該係止手段が係止した状態を目視でき
るように設けられてなることにある。
【0010】又、請求項4記載の二段式自転車駐車装置
は、前記リンク機構16が、前記枠体1に軸支された回動
杆18と、、前記回動杆18に軸支された中間揺動杆17と、
一端側を前記中間揺動杆17に軸支し、他端側を前記ガス
スプリング19の一端側に軸支された主揺動杆20とからな
ることにある。
【0011】更に、請求項5記載の二段式自転車駐車装
置は、前記係止手段が、弾性体により前記載置用支持台
4より上方に突出すべく付勢された係止片15からなるこ
とにある。
【0012】又、請求項6記載の二段式自転車駐車装置
は、前記係止片15が、前記枠体1の一端側より延出し、
且つガススプリング19により一定の力を付加された連結
支持部材9に軸支されてなることにある。
【0013】又、請求項7記載の二段式自転車駐車装置
は、前記載置用支持台4の後方側には載置用支持台4の
把持及び自転車載置用の案内台となるリング状のハンド
ル枠7が設けられ、且つ該ハンドル枠7の略中央部7aが
下方に折曲されてなることにある。
【0014】
【作用】即ち、上記請求項1記載の二段式自転車駐車装
置は、先ず載置用支持台4を枠体1の一端側にスライド
移動し、その後ガススプリング19により一定の力を付与
された前記載置用支持台4を下方に回動して自転車を載
置用支持台4に載置し、その後該載置用支持台4を上方
に回動して前記枠体1の他端側にスライド移動すること
で自転車を駐車する。この際、前記枠体1には、ガスス
プリング19の一端側にはリンク機構16が設けられてなる
ために、ガススプリング19の一端側が枠体1より突出す
ることなく、前記載置用支持台4とバランスを保った状
態で載置用支持台4に一定の力を付与することができ
る。
【0015】また、請求項2記載の二段式自転車駐車装
置は、先ず載置用支持台4を枠体1の一端側にスライド
移動し、その後前記載置用支持台4を下方に回動して自
転車を載置用支持台4に載置し、その後該載置用支持台
4を上方に回動して前記枠体1の他端側にスライド移動
することで自転車を駐車する。この際、前記枠体1に
は、係止手段が設けられてなるために、前記載置用支持
台4を枠体1の他端側にスライド移動した位置で係止す
るとともに、載置用支持台4の係止した状態を目視する
ことができる。
【0016】さらに、請求項3記載の二段式自転車駐車
装置は、載置用支持台4を枠体1の一端側にスライド移
動した後、ガススプリング19により一定の力を付与され
た前記載置用支持台4を下方に回動して、自転車を載置
用支持台4に載置した後、該載置用支持台4を上方に回
動して前記枠体1の他端側にスライド移動し、該スライ
ド移動した位置で、係止手段により前記載置用支持台4
を目視した状態で係止することができる。
【0017】又、請求項4記載の二段式自転車駐車装置
は、ガススプリング19による一定の力の付与を該ガスス
プリング19の一端側に軸支された主揺動杆20,中間揺動
杆17及び枠体1に軸支された回動杆18を介して載置用支
持台4に伝達されるので、前記載置用支持台4を下方に
回動する際、前記ガススプリング19は回動幅を少なくす
ることができる。
【0018】更に、請求項5記載の二段式自転車駐車装
置は、載置用支持台4より上方に突出すべく付勢された
係止片15を該載置用支持台4より上方に突出すること
で、前記載置用支持台4を目視した状態で枠体1に係止
することができる。
【0019】又、請求項6記載の二段式自転車駐車装置
は、載置用支持台4より上方に突出すべく付勢された係
止片15が枠体1の一端側より延出し、ガススプリング19
により一定の力を付加された支持部材9に軸支されてな
るために、前記載置用支持台4の係止をより近い位置で
目視することができる。
【0020】又、請求項7記載の二段式自転車駐車装置
は、載置用支持台4の後方側に設けられたハンドル枠7
を把持して前記載置用支持台4を枠体1よりスライド移
動した後、前記載置用支持台4を下方に回動せしめ、そ
の後前記ハンドル枠7の折曲された略中央部7aに自転車
の車輪を当接した後、該中央部7aより載置用支持台4に
載置することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の二段式自転車駐車装置の一実
施例を図面に従って説明する。
【0022】図1〜4において、1は上下二段の駐車部
2…のうち、上段の駐車部2を構成すべく、地面に垂設
された支柱3にその前端1a側を固着して略水平に設けら
れたレール状の枠体を示す。
【0023】4は前記枠体1に沿って前後方向にスライ
ド移動すべく、先端4a側に先端ローラー体5が軸支され
た載置用支持台で、該載置用支持台4の上面4bには載置
する自転車の両輪を挿入する車輪用枠体6と、前記載置
用支持台4をスライド移動する際把持し、且つ自転車を
載置する際のガイドとなるべく中央部7aを下方側に略V
字状に折曲されたハンドル枠7と、載置された自転車の
車輪のズレを防止する断面視略U字状のズレ阻止片8と
が取り付けられてなる。
【0024】9は一端側を前記枠体1の後端部1bに回動
自在に軸支された中央ローラー体10の支軸11に軸支さ
れ、且つ他端側に後端ローラー体12の設けられた支持体
で、該支持体9の他端側には、巻きバネ13により上方に
押圧された係止片15が設けられてなる。14は前記係止片
15の先端に形成された突出部で、該突出部14は前記載置
用支持台4の後端4c側上面に穿設された係止孔4dに突出
すべく構成されてなる。
【0025】図5において、16は前記支持体9に固定す
べく前記支軸11に一端側を軸支し、且つ前記載置用支持
台4が回動する際前記支持体9ともに回動する回動杆18
と、該回動杆18の他端側に軸支された中間揺動杆17と、
該中間揺動杆17に一端側を軸支し、他端側にガススプリ
ング19の一端側のロット19a 部が連結された主揺動杆20
とからなるリンク機構で、該リンク機構16により前記ガ
ススプリング19による一定の力の付与が前記載置用支持
台4に伝達される。従って、前記載置用支持台4の重量
とガススプリング19による一定の力の付与とのバランス
を保つことができるので、載置用支持台4を回動する
際、ガススプリング19の回動する幅を少なくすることが
でき、前記ロット19a 部が枠体1より下方に突出するの
を阻止することができる。
【0026】図6において、前記ガススプリング19の本
体19b 側は前記枠体1内に軸支されてなる。従って、前
記ガススプリング19は常にリンク機構16を介して押圧支
持体9に上方向の一定の力を付与し、該押圧支持体9は
前記載置用支持台4に上方向の一定の力を付与すること
となる。このため、前記載置用支持台4は後端側を後端
ローラー体12で上方に押圧され、前端側を前記中央ロー
ラー体10により下方に押圧された状態で枠体1に沿って
前後方向にブレーキの掛かった状態でスライド移動する
こととなる。
【0027】図1において、21は前記載置用支持台4の
後端4c側下方に取り付けられたゴム性の緩衝体を示し、
22a,22b は前記押圧支持体9の前後に設けられたストッ
パー用緩衝体を示し、23a,23b は前記載置用支持台4の
下面側に設けられた断面視略L字状のストッパー体を示
す。
【0028】本発明の二段式自転車駐車装置24は以上の
構成よりなり、次に前記二段式自転車駐車装置24を使用
する場合について説明する。
【0029】先ず、図7(イ)に示すように、ハンドル
枠7を把持しストッパー体23a の設けられた位置まで載
置用支持台4を後方にスライド移動する。この際、前記
載置用支持台4は、押圧支持体9の後端ローラー体12で
上方に押圧され、中央ローラー体10及び先端側ローラー
体5により下方に押圧された状態に取り付けられてなる
ために、ブレーキがかかった状態で勢いがつくことなく
スライド移動することができる。
【0030】その後、前記載置用支持台4を下方側に押
圧すると、載置用支持台4は枠体1の後端1c側に設けら
れたガススプリング19により上方に前記載置用支持台4
の自重に等しい一定の力が付与されて、前記載置用支持
台4は図7(ロ)に示すようにA点まで緩やかに回動
し、前記A点で前記ガススプリング19による一定の力が
付与が主揺動杆20のみに伝達され、前記支持体9には付
与されないこととなり、前記載置用支持台4は前記A点
より自重により下方に急に回動して地面に後端側下方に
取り付けられた緩衝体21を当接して傾斜状態となる。
【0031】その後、前記載置用支持台4のハンドル枠
7の中央部7aの折曲した部分より自転車の前輪を乗り入
れ、車輪用枠体6及びズレ阻止片8により自転車を安定
した状態に載置した後、前記載置用支持台4を前記A点
まで持ち上げるべく回動せしめその後ガススプリング19
による一定の力を付与された状態で水平方向まで上方に
回動する。
【0032】そして、前記載置用支持台4を前記枠体1
に沿ってストッパー用緩衝体22b にストッパー体23b が
当接する位置まで前方へスライド移動し、図8に示すよ
うに前記載置用支持台4の後端4c側に穿設された係止孔
4dに支持体9に取り付けられた係止片15を係入し突出部
14を突出することで、目視した状態で載置用支持台4の
移動が阻止され、図9に示すように自転車を前記載置用
支持台4に駐車することができる。しかも、前記ガスス
プリング19は前記枠体1の後端1c側でリンク機構16を介
して前記載置用支持台4に連結されてなるために、ガス
スプリング19の回動する幅が少ない状態で載置用支持台
4を回動することができるので、前記ガススプリング19
のロット部19a が枠体1より下方へ突出することがな
い。従って、前記枠体1の後端1c側で怪我をすることな
く安全に自転車を駐車することができる。
【0033】このように、本発明の二段式自転車駐車装
置24は、載置用支持台4がブレーキのかかった状態でス
ライド移動するとともに、押圧された状態で緩やかに回
動し、且つ目視した状態で枠体1に係止することができ
るために自転車の駐車を常に安全な状態で行なうことが
できる。
【0034】尚、上記実施例では、リンク機構16を回動
杆18と、一端側を該回動杆18に軸支された中間揺動杆17
と、一端側を該中間揺動杆17に軸支された主揺動杆20と
で構成したが、本発明のリンク機構16の構成はこれに限
定されるものでなく、例えばガススプリングの回動幅を
さらに少なくするために2枚以上の中間揺動杆17を連結
することで構成することも可能である。
【0035】又、上記実施例では、二段式自転車駐車装
置24は、枠体1の後端1b側に前記載置用支持台1に一定
の力を付与するガススプリング19に連結されたリンク機
構16と、載置用支持台4の係止した状態を目視できる係
止手段とを同時に設けて構成したが、本発明の二段式自
転車駐車装置24の構成はこれに限定されるものでなく、
例えば、ガススプリング19の一端側の突出のみを阻止す
るためにガススプリング19に連結されたリンク機構16の
みで構成することも可能であり、又載置用支持台4の係
止した状態を目視するために係止手段のみで構成するこ
とも可能である。
【0036】更に、上記実施例では、係止手段を枠体1
の一端側より延出し、且つ一定の力を付加するためのガ
ススプリング19に連結された支持部材9に軸支され、且
つ弾性体により載置用支持台4より上方に突出すべく付
勢された係止片15で構成したが、本発明の係止手段はこ
れに限定されるものでなく、例えば、係止片15の先端部
に発光体を設け該発光体を点灯又は点滅することで係止
状態を目視できるように構成してもよい。要は、載置用
支持台4を枠体1に係止し、且つ係止した状態を目視で
きるならその係止手段の構成は問うものでない。
【0037】更に、上記実施例では、ハンドル枠7体の
中央部7aを略V字状の折曲したが、本発明のハンドル枠
7の形状はこれに限定されるものでなく、例えば略W字
状に折曲してもよい。要は、自転車の車輪が乗り入れ可
能に折曲されているならその形状は問うものでない。
【0038】
【発明の効果】叙上のように、請求項1記載の二段式自
転車駐車装置は、枠体に、ガススプリングの一端側が枠
体より突出するのを阻止するためのリンク機構が設けら
れてなるために、従来のように回動杆を使用する場合に
比し、ガススプリングの一端側が枠体より突出すること
なく載置用支持台とバランスを保った状態で載置用支持
台に一定の力を付与することができ、自転車の駐車時に
使用者が怪我をすることなく安全に駐車することができ
るという顕著な効果がある。
【0039】また、請求項2記載の二段式自転車駐車装
置は、枠体に設けられた係止手段により、載置用支持台
を枠体の他端側にスライド移動した位置で係止し、且つ
係止した状態を目視できるので、従来の二段式自転車駐
車装置のように、載置用支持台の係止が目視できない場
合に比し、確実に係止を確認することができ、枠体の係
止が十分でないために隣接して駐車された自転車を取り
出す際、一緒に取り出されてしまうようなことなく安全
で、且つ確実に駐車することができるという利点があ
る。
【0040】さらに、請求項3記載の二段式自転車駐車
装置は、枠体にリンク機構を設けることにより、ガスス
プリングの一端側が枠体より突出することなく載置用支
持台をスライド移動及び回動することができるととも
に、載置用支持台を目視した状態で係止することができ
るので、駐車時おいて突出した部分で使用者が怪我をす
ることなく、しかも確実に係止した状態で駐車すること
ができるので、安全に駐車することができるという利点
がある。
【0041】又、請求項4記載の二段式自転車駐車装置
は、ガススプリングによる一定の力が、主揺動杆,中間
揺動杆及び回動杆より構成されたリング機構を介して載
置用支持台に付与されるために、載置用支持台を回動す
る際、ガススプリングの一端側の回動幅を少なくするこ
とができ、少ない部品点数でガススプリングの一端側の
枠体よりの突出を阻止することができるという利点があ
る。
【0042】更に、請求項5記載の二段式自転車駐車装
置は、載置用支持台より上方に突出すべく付勢された係
止片で構成することにより、少ない部品点数で簡易に係
止手段を構成することができるという利点がある。
【0043】又、請求項6記載の二段式自転車駐車装置
は、載置用支持台より上方に突出すべく付勢された係止
片を枠体の一端側より延出し、ガススプリングにより一
定の力を付加された支持部材に軸支することにより、載
置用支持台の係止をより近い位置で目視することができ
るので、より確実に載置用支持台を枠体に係止すること
ができるという利点がある。
【0044】又、請求項7記載の二段式自転車駐車装置
は、ハンドル枠の略中央部を下方に折曲することによ
り、略中央部に車輪を当接した後該部分より自転車を乗
り入れて容易に自転車を載置用支持台に載置することが
できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の二段式自転車駐車装置の一実施例を示
す一部断面側面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図1のB−B線断面図。
【図4】ハンドル枠を示す正面図。
【図5】リンク機構を示す一部断面側面図。
【図6】ローラー体を示す概略断面図。
【図7】(イ),(ロ)は載置用支持台の回動状態を示
す断面図。
【図8】載置用支持台の係止状態を示す断面図。
【図9】自転車の載置された状態を示す側面図。
【図10】(イ)は二段式自転車駐車装置の従来例を示す
断面図、(ロ)はハンドル枠の従来例を示す正面図。
【符号の説明】
1…枠体 4…載置用支持台 4c…係止孔 7…ハンドル枠 7a…中央部 15…係止片 16…リンク機構 17…中間揺動杆 18…回動杆 19…ガススプリング 20…主揺動杆

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定された枠体(1) と、該枠体(1) に沿
    ってスライド自在で、且つ該枠体(1) の一端側で回動可
    能に取り付けられた自転車を載置するための載置用支持
    台(4) と、前記枠体(1) に設けられ、且つ前記載置用支
    持台(4) に一定の力を付与するためのガススプリング(1
    9)とからなる二段式自転車駐車装置において、前記枠体
    (1) には、前記ガススプリング(19)の一端側が枠体(1)
    より突出するのを阻止するためのリンク機構(16)が設け
    られてなることを特徴とする二段式自転車駐車装置。
  2. 【請求項2】 固定された枠体(1) と、該枠体(1) に沿
    ってスライド自在で、且つ該枠体(1) の一端側で回動可
    能に取り付けられた自転車を載置するための載置用支持
    台(4) とからなる二段式自転車駐車装置において、前記
    枠体(1) には、前記載置用支持台(4) を枠体(1) の他端
    側にスライド移動した位置で係止する係止手段が設けら
    れ、しかも、該係止手段が係止した状態を目視できるよ
    うに設けられてなることを特徴とする二段式自転車駐車
    装置。
  3. 【請求項3】 前記枠体(1) には、前記載置用支持台
    (4) を枠体(1) の他端側にスライド移動した位置で係止
    する係止手段が設けられ、しかも、該係止手段が係止し
    た状態を目視できるように設けられてなる請求項1記載
    の二段式自転車駐車装置。
  4. 【請求項4】 前記リンク機構(16)が、前記枠体(1) に
    軸支された回動杆(18)と、前記回動杆(18)に軸支された
    中間揺動杆(17)と、一端側を前記中間揺動杆(17)に軸支
    し、他端側を前記ガススプリング(19)の一端側に軸支さ
    れた主揺動杆(20)とからなる請求項1又は3記載の二段
    式自転車駐車装置。
  5. 【請求項5】 前記係止手段が、弾性体により前記載置
    用支持台(4) より上方に突出すべく付勢された係止片(1
    5)である請求項2又は3記載の二段式自転車駐車装置。
  6. 【請求項6】 前記係止片(15)が、前記枠体(1) の一端
    側より延出し、且つガススプリング(19)により一定の力
    を付加された支持部材(9) に軸支されてなる請求項5記
    載の二段式自転車駐車装置。
  7. 【請求項7】 前記載置用支持台(4) の後方側には載置
    用支持台(4) の把持及び自転車載置用の案内台となるリ
    ング状のハンドル枠(7) が設けられ、且つ該ハンドル枠
    (7) の略中央部(7a)が下方に折曲されてなる請求項1乃
    至6何れかに記載の二段式自転車駐車装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1011598C2 (nl) * 1999-03-19 2000-09-20 Fibrokap Metaalwarenbedrijf B Inrichting voor het stallen van rijwielen.
JP2010149787A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Honda Motor Co Ltd 鞍乗型電動車両のバッテリ充電装置
NL2016416A (en) * 2016-03-10 2017-09-19 Velopa B V Device for storing a bicycle.

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