JPH08269786A - 金属を含有している電解液から金属を析出するための装置 - Google Patents
金属を含有している電解液から金属を析出するための装置Info
- Publication number
- JPH08269786A JPH08269786A JP8063174A JP6317496A JPH08269786A JP H08269786 A JPH08269786 A JP H08269786A JP 8063174 A JP8063174 A JP 8063174A JP 6317496 A JP6317496 A JP 6317496A JP H08269786 A JPH08269786 A JP H08269786A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating
- film forming
- forming tank
- tank
- steel strip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 title claims abstract description 23
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 9
- 239000002184 metal Substances 0.000 title claims abstract description 9
- 238000000151 deposition Methods 0.000 title claims description 38
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims abstract description 68
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims abstract description 67
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 47
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 47
- 230000008021 deposition Effects 0.000 claims description 31
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
- 238000000638 solvent extraction Methods 0.000 claims 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 abstract description 2
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 abstract 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 7
- 239000008151 electrolyte solution Substances 0.000 description 7
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 6
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 4
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N Zinc Chemical compound [Zn] HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000011701 zinc Substances 0.000 description 3
- IQQRAVYLUAZUGX-UHFFFAOYSA-N 1-butyl-3-methylimidazolium Chemical compound CCCCN1C=C[N+](C)=C1 IQQRAVYLUAZUGX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 2
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 1
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000005868 electrolysis reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005265 energy consumption Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000012811 non-conductive material Substances 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
- 239000010802 sludge Substances 0.000 description 1
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 description 1
- 238000011179 visual inspection Methods 0.000 description 1
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D7/00—Electroplating characterised by the article coated
- C25D7/06—Wires; Strips; Foils
- C25D7/0614—Strips or foils
- C25D7/0628—In vertical cells
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Electrolytic Production Of Metals (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
るための、特に鋼ストリップを被膜形成するための装置
を提供すること 【手段】 被膜形成槽2;3の相対している二つの壁が
陽極板11,12として形成されており、相前後してい
る被膜形成槽(2,3;3,2)のそれぞれ互いに隣接
している陽極板(11,12)が析出室(13)を区画
している
Description
して設けられている被膜形成槽から成り、この被膜形成
槽内において上方の転向ローラおよび/または案内ロー
ラから走出する被膜形成されるべき鋼ストリップが下方
の転向ローラへ、そしてそこから他の上方の転向ローラ
および/または案内ローラへと案内され、それぞれ下方
へと或いは上方へと走る鋼ストリップが垂直に設けられ
ている陽極間の間隙を通過し、ポンプにより循環して供
給される電解液流により鋼ストリップの移動方向に対し
て反対方向で作用される様式の、金属を含有している電
解液から金属を析出するための、特に鋼ストリップを積
層するための装置に関する。
第0 196 420号から公知である。下方へと走る
鋼ストリップ部分および上方へと走る鋼ストリップ部分
のための陽極−陰極室、即ち析出室を形成している陽極
を巡って別個のハウジングが設けられており、これらの
ハウジング内において電解液流が外方ハウジングのハウ
ジング壁と陽極間の空域内に設けられている液体噴射ポ
ンプを介して別個に循環運動している。鋼ストリップ走
行方向と反対方向で高い速度で電解液流が供給されるこ
とにより、電解析出を促進する可能な限り乱流状態の向
流が発生される。両陽極対を囲繞する外方ハウジングは
溢流するまで完全に電解液で満たされており、これによ
り電解液の循環の際高いエネルギー消費が生じるばかり
でなく、被膜形成槽の構成、保守および補修に多額の経
費を要する。更に、噴射ノズルを介して高い圧力で噴射
される電解液の流れ速度をもはや規制することも、制御
することも不可能である。更に、電解液スラッジを槽の
底部に捕集することが妨げられない。
題は、金属塩類の水溶液から金属、特に亜鉛を電解によ
り析出するための冒頭に記載した様式の析出装置を構造
がより単純であるようにかつ経済的であるように構成す
ることである。
り、被膜形成槽の相対している二つの壁が陽極板として
形成されており、相前後している被膜形成槽のそれぞれ
互いに隣接している陽極板が析出室を区画していること
によって解決される。このような構成により、電解液流
によって行なわれる析出は析出室に限られ、この析出室
は一方では互いに平行して設けられている陽極−長手方
向壁の溶解しない陽極板に隣接している被膜形成槽から
形成されており、他方では陽極板対の両方の側方の開口
に沿って摺動出入り出可能な閉鎖板によって形成されて
いる。従って、上方および下方で開口しているカセット
形の析出室が形成され、この析出室の中央を経て、長手
方向で見て、被膜形成されるべき鋼ストリップが陽極板
に対しておよび側方の閉鎖板に対して平行に案内され
る。鋼ストリップの走行方向と反対方向で強制的にポン
プにより供給・排出される電解液は、カセット形の析出
室を通過する鋼ストリップによって陽極板とこの鋼スト
リップ間で形成される両部分室のみを電解液で完全に満
たす。これらの両部分室は極めて単純な方形の管路によ
って形成されている。
は存在しておらず、従って被膜形成槽は乾燥槽として存
在し、簡単に被膜形成設備をカセット形の構造様式で構
成することを可能にする。被膜形成槽の各々もしくは被
膜形成カセットの各々は完全な機能ユニットとして形成
することができ、また鋼ストリップが供給されて走って
いる場合短時間に設備から引出すことが可能である。従
って、装置の検査、調節および修繕を被膜形成ライン外
でおよび離れている工場で行うことが可能である。更
に、予備被膜形成槽もしくは交換被膜形成槽を準備して
おくことにより、作業に支障が生じた場合でも極めて短
時間に乾燥槽を交換することが可能であり、これに伴い
著しい生産利点および保守利点が得られる。
組み構造様式で構成することが可能である。即ち、側方
の閉鎖壁、即ち被膜形成槽の相対している陽極板のみが
存在しているいるに過ぎず、他方被膜形成槽の端面側は
開いている。このような構造にあって、析出室内に或い
はその両部分室内に流入およびそこから流出する電解液
のための給送部および分配部は、両陽極板間の自由空域
内に延在して設けることが可能である。被膜形成槽が選
択的に閉じられている、即ち端面側も壁を備えた機枠を
有していてもよい。
或いは下端部に、陽極の全幅にわたって延在していて流
入兼流出スリットが設けられている。流入位置が上方に
あるか或いは下方にあるかは、その都度の鋼ストリップ
の走行方向に依存している。スリットはスリットノズル
によって形成されているのがのが有利であり、このスリ
ットノズルは陽極板の外方、陽極板の手前或いは陽極板
内にまとめて設けられる。これらのスリットノズルは如
何なる場合にあっても全装置幅にわたって一様な流動速
度を可能にし、かつ一様な鋼ストリップ被膜形成のため
の前提要件を提供する。
内管路が供給/排出導管と結合されており、この供給/
排出導管が吸込みタンクに通じており、この吸込みタン
ク内で析出室の両部分室を流過した後の電解液を吸込む
ために必要な負圧を発生させることが可能である。被膜
形成槽から流出する電解液は自由に流去し、捕集槽に達
し、この捕集槽から更に自由な勾配で電解液捕集容器に
流れる。この電解液捕集容器から電解液はポンプにより
再び被膜形成槽に供給される。また、捕集槽をポンプの
ための電解液貯蔵部として一緒に利用することも可能で
ある。
狭側に−ドイツ連邦共和国特許公開第41 39 06
6号公報から自体公知の−縁部フードを設けることが提
案されている。摺動出入り可能な閉鎖板がカセット形の
析出室を側方で完全に封隙しているが、他方縁部フー
ド、例えば鋼ストリップ縁部方向に開いているU−字形
の形材は鋼ストリップ側面をこれに接触することなく囲
繞している。縁部フードは鋼ストリップ縁部を覆い、こ
の位置で、例えば亜鉛から成る過剰な被膜形成、即ち不
都合な隆起部の形成を阻止する。これに対して閉鎖板は
両側で鋼ストリップ縁部に接近するまで案内されてお
り、従って変更可能な鋼ストリップ幅のその都度の寸法
にまで析出室および流過室を縮小することが可能であ
る。同時に閉鎖板は鋼ストリップ幅からはみ出た流入ス
リットを覆い、従って電解液が鋼ストリップの領域内で
のみ流過することが保証される。
料から成る摺動出入り可能な閉鎖板によって鋼ストリッ
プ幅から出た部分で完全に覆われ、従ってこの領域にお
いて、例えば陽極板の電圧が異なる場合、一方の陽極板
から他方の陽極板への電流の移行が行われることがな
い。閉鎖板のこれに担持されている縁部フードと一緒の
移動と調節はモータにより駆動されるねじスピンドルに
よってか、或いは平行レバーとして形成されてかつ駆動
機構に接続されているスイングにより行なわれる。縁部
フードは、鋼ストリップが片側のみ被膜形成される場
合、必要としない陽極板は遮断したり、背面のみの鋼ス
トリップ被膜形成を回避するために解体されない場合、
重要である。これらの場合、電圧差による遮断されて無
電流状態にある陽極板の被膜形成作用を回避するため
に、ドイツ連邦共和国特許第39 01807号公報か
ら公知の無電流陽極板が水平方向で分割され、万一の短
絡電流が遮断される。
膜形成槽は案内ローラを、第二の被膜形成槽は転向ロー
ラを、そして次の被膜形成槽が再び案内ローラを備えて
いる。両タイプの被膜形成槽を従来のように相前後して
或いは互いに並列して設けることにより、カセット形の
構造様式で任意の長さの、即ち任意の被膜形成容量の被
膜形成槽を構築することが可能である。各々の被膜形成
槽は同様に一つの電解液供給部と二つの(接続/遮断)
電流接続部を備えている。それぞれのスリットノズルへ
の電流分配と電解液分配は被膜形成槽の内部で行なわれ
る。
れている被膜形成槽が迅速トグル式閉鎖部により互いに
錠止されている。従って被膜形成槽が互いに錠止されて
いる場合、設備長手方向で生じる熱による伸びは陽極室
および析出室の間隙幅にも、案内ローラ相互の平行性に
も何等影響を与えない。個々の被膜形成槽は互いに支持
し合い、鋼ストリップの引張り力を受容するために外方
の支持構造を必要としない。
設けられているのがのが有利である。選択的に被膜形成
槽を飛沫防止ハウジング内に設けることが可能である。
しかし、本発明による達せられる乾燥槽にあっては、公
知の被膜形成設備におけるように、飛沫防止壁のために
も、飛沫防止ハウジングのためにも液密なおよび耐酸性
の槽ハウジングを必要としない。
内にドア、特にスライド式ドアが設けられている場合、
互いに並列して設けられている被膜形成槽のカセット形
の構造様式は更に簡単な方法で、被膜形成設備を連続運
転中に点検することを可能にする。即ち、自由な検分と
自由な接近のために、スライド式ドアを適当に引いて被
膜形成槽を開けることが必要であるに過ぎない。スライ
ド式ドアが開いた際、個々の被膜形成槽を問題なく側方
で外方へと被膜形成ラインから引出すことが可能であ
る。ただ検査を目で見て行うのには、飛沫防止壁或いは
飛沫防止ハウジングを透明な材料で造ることが可能であ
る。
部に支持兼滑りレールが設けられており、この支持兼滑
りレールにより使用される被膜形成槽を位置決めでき、
また簡単に被膜形成ラインから引出すことが可能であ
る。この際、被膜形成槽の底部に持上げレバーが取付け
られており、この持上げレバーがモータにより被膜形成
槽と共に運動可能であり、被膜形成ライン内の比較的低
い水準に降下され、かつそこに位置決めされる被膜形成
槽を、解体のために高い位置にある走出面に持上げるこ
とを可能であるように構成するのがのが有利である。
の範囲および以下の記載から明瞭である。以下に添付し
た図面に図示した発明の実施の形態について本発明を詳
細に説明する。
ための詳細に図示していない析出装置もしくは被膜形成
設備1のうち図1には三つのカセット形の構造様式で互
いに並列されて垂直に設けられている被膜形成槽2と3
が示しされている。被膜形成槽2は上方に案内ローラ4
を備えており、他方この実施の形態にあって中央の被膜
形成槽3は下方で−鋼ストリップを傷付けないようにゴ
ムを取付けた或いは合成樹脂を積層した−転向ローラ5
を備えている。下方で転向ローラを設ける代わりに案内
ローラを設けることも本発明による実施の形態の範囲内
に入り、これによりエネルギーの節約、各々のローラの
ための冷却経費の節減および電流が半分になることから
電流案内ローラおよび電流伝達部の構成が簡略化され
る。
6は被膜形成設備1を矢印7および8の方向で上方へ、
そして下方へと通過する。その際、この鋼ストリップ6
は頭部側と底部側の押圧力調節可能な案内ローラ9,1
0により案内される。被膜形成槽2;3の鋼ストリップ
6に対して平行に走っている外壁は陽極板11,12と
して形成されており、並列して設けられている被膜形成
槽2,3および3,2のそれぞれ二つの隣接している陽
極板11,12は析出室13を形成し、この析出室は通
過する鋼ストリップ6により極めて単純な正方形の二つ
の部分室14,15に分割されている。被膜形成槽2,
3はそれらの幅狭側において端面壁16により閉じられ
ており、この端面壁は各々の被膜形成槽2,3の互いに
相対している陽極板11,12間の間隔を橋絡してい
る。
2,3および3,2の隣接している陽極板11,12に
より区画されている析出室13は上方および下方が開い
ており、他方その側方の左のおよび右の開口は封隙状態
で設けられている閉鎖板17,18(図3参照)で閉じ
られている。これらの閉鎖板17,18はそれらの鋼ス
トリップ縁部に面している幅狭側において鋼ストリップ
縁部を覆って縁部フード19(図7参照)で形成されて
いる。陽極の高さ全体にわたって延在しているこれらの
閉鎖板17,18には、図7に示したように、封隙条片
20、例えばV−字形に板に当接する封隙舌片、或いは
膨張可能なパッキンが所属しており、従って如何なる場
合にあっても、調節が行われた際陽極板11,12間で
運動する閉鎖板17,18の側方での完全な封隙が達せ
られる。このことは、閉鎖板17,18が、図7による
実施の形態により、一方において槽室21に、他方は陽
極板11,12に枢着されているレバー22から成るレ
バーシステムにより、その相互間隔が変更可能である。
陽極板11,12が運動するにもかかわらず、側方の空
隙域の封隙は変わることなくそのままである。
ら、ポンプによる強制下に鋼ストリップの走行方向に対
して向流で析出室13を流過する電解液が、鋼ストリッ
プ6により分割されている部分室14,15のみを充填
しているからである。析出室13に電解液を供給するた
めに、−図1において被膜形成槽2,3が上方および下
方を指向している矢印23,24で示すように供給が向
流で行なわれるので−陽極板11,12の上端部および
下端部に流入スリット25或いは流出スリット26が設
けられており、これらのスリットは陽極の全幅にわたっ
て延在している。これらのスリットは頭部側および底部
側の転向案内管路27に接続している。この転向案内管
路27は供給/排出導管28,29と結合されており、
これらの供給/排出導管はこの実施の形態のにあっては
吸込みタンク31に接続されている貯蔵タンクおよび循
環タンク30から電解液が供給される。この供給の目的
で管導管内にポンプ32が設けられている。
ル25並びに支持ブロック内に支承されている案内ロー
ラ4と転向ローラ5のみを示した装置の側面図である図
2から認められるように、被膜形成槽2,3の各々は端
面側に設けられているロック部を介して互いに固定さ
れ、従って設備長手方向での熱による伸びは不利な作用
を及ぼさない。図2に示した被膜形成槽を左方向から見
て示している図3から、閉鎖板17,18がスピンドル
駆動機構44により、鋼ストリップ6の最小の幅Bmi
mに相当する寸法が得られるように相互方向に運動され
ているのが詳細に認められる。最大の幅Bmaxにする
ため相対している閉鎖板17,18は調節可能である。
に、−カセット形の構造様式を可能にする被膜形成槽で
あることにより容易に可能であるのだが−五つの被膜形
成槽2,3が互いに並列して設けられており、それらは
底部側の支持兼滑りレール45で図示していない基礎機
枠上に取付けられている構造様式で内蔵されている。こ
の支持兼滑りレール45は、被膜形成槽2,3を垂直方
向で上方へと増設する代わりに、図6の右側部分から認
められるように、被膜形成槽を側方で引出すことが可能
であるようにしている。
にあっては、飛沫防止ハウジング46内に設けられてお
り、この飛沫防止ハウジングは同時に案内ローラ4と転
向ローラ5を支承するための担持体として働く。飛沫防
止ハウジング46により被膜形成槽2,3の周囲の直接
的な保護を行う代わりに、これらの被膜形成槽2,3
に、図6に示した実施の形態にあっては、被膜形成設備
の長手方向で延在して飛沫防止壁47が所属している。
一方では設備を継続運転している間に検査するために、
他方では被膜形成槽2に関して図6の右部分に示すよう
に、被膜形成槽2,3を側方へと被膜形成ラインから引
出すことによりこれらの被膜形成槽2,3を解体するた
めに、この飛沫防止壁47内に−もしくは図5による実
施の形態にあっては飛沫防止ハウジング46内に、図示
していないスライドドアが内蔵されており、このスライ
ド式ドアを開いた後設備に自由に接近可能である。
いる案内ローラ4と共に槽枠21を解体し、側方へと引
出すために、被膜形成槽2はその内蔵位置(図4参照)
から引出し水準位置まで持上げられる。次いで被膜形成
槽2はローラ路48と同列位置に存在し、このローラ路
上を介して被膜形成槽2を引出すことが可能である。こ
の被膜形成槽2を持上げかつ降下させるために、槽枠2
1に底部側で旋回可能に固定されている持上げレバー4
9が取付けられており、この持上げレバーは共通の引張
りロッド50を介して駆動機構51、例えばシリンダ駆
動機構の作用を受け、従って運動される。
異なる−閉鎖板17,18を最小の幅Bmimと最大の
幅Bmaxもしくはその間に存在している値に調節する
ための装置の他の実施の形態が明らかである。この装置
はそれらの陽極板対を形成する二つの隣接し合っている
陽極板11,12のそれぞれ一つの左側と右側に設けら
れていて、空気/液圧駆動機構により旋回される平行四
辺形リンク機構52から成る。この装置により閉鎖板1
7,18は所望の幅寸法に調節される。平行四辺形リン
ク機構52の実線で示した位置は被膜形成されるべき鋼
ストリップ6の最大の幅Bmaxに相当し、鎖線で示し
た内方へと旋入された位置は被膜形成されるべき鋼スト
リップ6の最小の幅Bmimに相当する。
設備のために多くの場所を要することなく、カセット形
の構造様式で容易に交換可能にかつ極めてコンパクトに
析出装置を構成することが可能となり、この装置による
作業も環境を汚すことなく行われる。
して設けられ、被膜形成設備の細部構造体としての三つ
の被膜形成槽の縦断面図であり、その際これらの被膜形
成槽のうち二つの互いに隣接している被膜形成槽が析出
室を囲繞しているいる構造様式をそれらの排出タンクお
よび貯蔵タンクへもしくは循環容器に通じている供給導
管接続部と共に示した図である。
れていてかつ端面側において錠止部材により互いに固定
されている被膜形成槽の側面図である。
可能な閉鎖板と共に示した被膜形成槽の正面図である。
および側方へと引出すための底部側の支持兼滑りレール
を備えている多数の被膜形成槽の側面図である。
成槽の細部の正面図である。
に被膜形成槽をその内蔵位置から引出し水準位置に持上
げるための運動機構、並びに被膜形成槽を右側に示した
引出し位置に引出すための運動機構と共に示した被膜形
成槽の正面図である。
動出入り可能な閉鎖板の封隙部と共に鋼ストリップ縁部
内で示した詳細図である。
Claims (12)
- 【請求項01】 互いに垂直に並列して設けられている
被膜形成槽から成り、この被膜形成槽内において上方の
転向ローラおよび/または案内ローラから走出する被膜
形成されるべき鋼ストリップが下方の転向ローラへ、そ
してそこから他の上方の転向ローラおよび/または案内
ローラへと案内され、それぞれ下方へと或いは上方へと
走る鋼ストリップが垂直に設けられている陽極間の間隙
を通過し、ポンプにより循環して供給される電解液流に
より鋼ストリップの移動方向に対して反対方向で作用さ
れる様式の、金属を含有している電解液から金属を析出
するための、特に鋼ストリップを被膜形成するための装
置において、被膜形成槽(2;3)の相対している二つ
の壁が陽極板(11,12)として形成されており、相
前後している被膜形成槽(2,3;3,2)のそれぞれ
互いに隣接している陽極板(11,12)が析出室(1
3)を区画していることを特徴とする析出装置。 - 【請求項02】 陽極板(11,12)の上方或いは下
方の端部に、陽極の全幅にわたって延在していて流入兼
流出スリット(25、26)が設けられていることを特
徴とする請求項1に記載の析出装置。 - 【請求項03】 流入兼流出スリット(25、26)に
接続している循環案内管路(27)が供給/排出導管
(28,29)と結合されていることを特徴とする請求
項2に記載の析出装置。 - 【請求項04】 陽極板(11;12)の側方の開口に
摺動出入り可能な閉鎖板(17,18)が所属している
ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに
記載の析出装置。 - 【請求項05】閉鎖板(17)の鋼ストリップの縁部に
面している幅狭側が縁部フード(19)を備えているこ
とを特徴とする請求項4に記載の析出装置。 - 【請求項06】 第一の被膜形成槽(2)が案内ローラ
(4)を、第二の被膜形成槽(3)が転向ローラ(5)
を、そして次の被膜形成槽(2)が再び案内ローラ
(4)を備えていることを特徴とする請求項1から5ま
でのいずれか一つに記載の析出装置。 - 【請求項07】 並列している被膜形成槽(2;3)が
迅速トグル式閉鎖部(33)により互いに錠止されてい
ることを特徴とする請求項1から6までのいずれか一つ
に記載の析出装置。 - 【請求項08】 被膜形成槽(2;3)を側方で遮蔽す
る飛沫防止壁(47)を有していることを特徴とする請
求項1から7までのいずれか一つに記載の析出装置。 - 【請求項09】 飛沫防止壁(47)内に扉が設けられ
ている請求項8に記載の析出装置。 - 【請求項10】 被膜形成槽の底部に支持兼滑りレール
(45)が設けられていることを特徴とする請求項1か
ら9までのいずれか一つに記載の析出装置。 - 【請求項11】 被膜形成槽(2,3)の底部に持上げ
レバー(49)が取付けられている請求項10に記載の
析出装置。 - 【請求項12】 被膜形成槽(2;3)が飛沫防止ハウ
ジング(46)内に設けられていることを特徴とする請
求項1から7或いは11までのいずれか一つに記載の析
出装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19510667A DE19510667A1 (de) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | Abscheidevorrichtung für Metalle aus einem metallhaltigen Elektrolyten |
DE19510667:9 | 1995-03-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08269786A true JPH08269786A (ja) | 1996-10-15 |
JP3781473B2 JP3781473B2 (ja) | 2006-05-31 |
Family
ID=7757523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06317496A Expired - Fee Related JP3781473B2 (ja) | 1995-03-23 | 1996-03-19 | 金属を含有している電解液から金属を析出するための装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5718814A (ja) |
EP (1) | EP0733724B2 (ja) |
JP (1) | JP3781473B2 (ja) |
KR (1) | KR100394490B1 (ja) |
CN (1) | CN1152983C (ja) |
AT (1) | ATE168142T1 (ja) |
CA (1) | CA2171378A1 (ja) |
DE (2) | DE19510667A1 (ja) |
TW (1) | TW451002B (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102226289A (zh) * | 2011-06-14 | 2011-10-26 | 淮海工学院 | 一种液相等离子体强化纳米复合镀层装置及其使用方法 |
CN102409367B (zh) * | 2011-12-12 | 2014-04-02 | 云南驰宏锌锗股份有限公司 | 一种大面积锌电解阳极板生产线 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3864235A (en) * | 1971-08-25 | 1975-02-04 | Bobrov S B | Loop electrolyzer |
US4469564A (en) † | 1982-08-11 | 1984-09-04 | At&T Bell Laboratories | Copper electroplating process |
US4434040A (en) * | 1982-09-28 | 1984-02-28 | United States Steel Corporation | Vertical-pass electrotreating cell |
IT1177925B (it) * | 1984-07-24 | 1987-08-26 | Centro Speriment Metallurg | Procedimento per elettrodeposizione in continuo di metalli ad elevata denista' di corrente di celle verticali e relativo dispositivo di attuazione |
IT1182708B (it) * | 1985-02-08 | 1987-10-05 | Centro Speriment Metallurg | Perfezionamento nei dispositivi a celle verticali per l'elettrodeposizione, in continuo e a elevata densita' di corrente, di metalli |
JPS61190096A (ja) * | 1985-02-18 | 1986-08-23 | Nippon Steel Corp | 電気めつき設備 |
DE3510592A1 (de) * | 1985-03-23 | 1986-10-02 | Hoesch Stahl AG, 4600 Dortmund | Hochgeschwindigkeits-elektrolysezelle fuer die veredelung von bandfoermigem gut |
AT394215B (de) * | 1988-11-15 | 1992-02-25 | Andritz Ag Maschf | Verfahren zur elektrolytischen herstellung einer metallfolie |
DE3901807A1 (de) * | 1989-01-21 | 1990-07-26 | Roland Schnettler | Vorrichtung zum elektrolytischen abscheiden von metallen auf einer oder beiden seiten von baendern |
DE4139066A1 (de) * | 1991-11-28 | 1993-06-03 | Hans Josef May | Vorrichtung zum elektrolytischen metallabscheiden auf metallbaendern |
-
1995
- 1995-03-23 DE DE19510667A patent/DE19510667A1/de not_active Withdrawn
-
1996
- 1996-03-01 TW TW085102475A patent/TW451002B/zh not_active IP Right Cessation
- 1996-03-08 CA CA002171378A patent/CA2171378A1/en not_active Abandoned
- 1996-03-13 AT AT96103925T patent/ATE168142T1/de not_active IP Right Cessation
- 1996-03-13 EP EP96103925A patent/EP0733724B2/de not_active Expired - Lifetime
- 1996-03-13 DE DE59600314T patent/DE59600314D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1996-03-13 KR KR1019960006631A patent/KR100394490B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1996-03-19 JP JP06317496A patent/JP3781473B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1996-03-22 US US08/621,780 patent/US5718814A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-03-22 CN CNB961073608A patent/CN1152983C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ATE168142T1 (de) | 1998-07-15 |
DE59600314D1 (de) | 1998-08-13 |
CN1139710A (zh) | 1997-01-08 |
KR100394490B1 (ko) | 2003-11-17 |
DE19510667A1 (de) | 1996-09-26 |
JP3781473B2 (ja) | 2006-05-31 |
CA2171378A1 (en) | 1996-09-24 |
EP0733724B2 (de) | 2001-07-18 |
TW451002B (en) | 2001-08-21 |
US5718814A (en) | 1998-02-17 |
EP0733724B1 (de) | 1998-07-08 |
CN1152983C (zh) | 2004-06-09 |
EP0733724A1 (de) | 1996-09-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
FI100890B (fi) | Laite teräsnauhan pinnan pinnoittamiseksi metallipinnoitteella | |
EP1698715A1 (de) | Anlage zum Beschichten eines Substrats und Einschubelement | |
CN107949660B (zh) | 酸洗装置以及该酸洗装置的酸洗暂时停止时运转方法 | |
CN217043219U (zh) | 用于对工件进行处理的处理设备 | |
KR20140081624A (ko) | 무산화 가스 와이핑 장치 | |
JPH08269786A (ja) | 金属を含有している電解液から金属を析出するための装置 | |
CN216785009U (zh) | 用于对工件进行处理的处理设备 | |
US6071387A (en) | Automatic plating method and apparatus thereof | |
US11867462B2 (en) | Apparatus and method for feeding and preheating a metal charge in a melting furnace | |
US3468783A (en) | Electroplating apparatus | |
CN210367804U (zh) | 一种pc钢棒热处理用淬火冷却装置 | |
JPH10280195A (ja) | アルミニウム板の連続電解エッチング、酸化皮膜形成方法及び形成装置 | |
HUT57289A (en) | Horizontal electrolytic metal-coating bath with solving anodes, for electrolytic treating one or both side of steal strips with continuous method, and process for this treating | |
CN107949659B (zh) | 酸洗装置 | |
CN215236762U (zh) | 一种电解镍板冷轧机 | |
AU697938B2 (en) | Apparatus for treating strip | |
CN218361352U (zh) | 一种线棒材生产用穿水冷却喷淋装置 | |
JPS63277798A (ja) | 電解メツキ装置の陽極交換装置 | |
CN221296685U (en) | Device for on-line thermal state installation of tin bath blocking ridge for float ultra-thin electronic glass production | |
CN114317912B (zh) | 一种淬火介质可快速流动的淬火装置 | |
CN213090476U (zh) | 水冷炉门开关装置 | |
US5837109A (en) | Apparatus for treating a strip | |
KR100743187B1 (ko) | 전도롤의 순수 제거장치 | |
JP2969104B1 (ja) | 連続メッキ槽 | |
JPH09263996A (ja) | 水平型電気めっき装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050201 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050301 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20050531 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20050606 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050726 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050929 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060104 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060113 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060221 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060307 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |