JPH08267558A - 中空成形品の製造装置 - Google Patents

中空成形品の製造装置

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JPH08267558A
JPH08267558A JP7070048A JP7004895A JPH08267558A JP H08267558 A JPH08267558 A JP H08267558A JP 7070048 A JP7070048 A JP 7070048A JP 7004895 A JP7004895 A JP 7004895A JP H08267558 A JPH08267558 A JP H08267558A
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JP
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parison
gas
pressure
path
cooling
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JP7070048A
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Yoshitaka Hirai
義隆 平井
Hiroshi Eto
寛 衛藤
Hironori Honma
博徳 本間
Toshinori Edahiro
俊憲 枝広
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Showa Engineering Co Ltd
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
Showa Engineering Co Ltd
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    • B29C49/06Injection blow-moulding

Abstract

(57)【要約】 【目的】 合成樹脂中空成形品の中空成形において、パ
リソンを均一にかつ速やかに冷却するための装置を提供
する。 【構成】 パリソンを膨張させる加圧ガスを供給するブ
ローガス経路Aと、パリソンを冷却しパリソン内の圧力
よりも高い圧力の加圧ガスを供給する冷却ガス経路B
と、パリソンを冷却しパリソン内の圧力よりも高圧の冷
媒を供給する冷媒経路Cと、パリソン内の圧力を維持し
つつパリソン内のガスと冷媒を排出する排出経路Dを設
え、ブローガス経路Aからの加圧ガスの供給の停止後、
冷媒経路Cからの冷媒と冷却ガス経路Bからの加圧ガス
を供給するとともにパリソン内のガスと冷媒とをパリソ
ン内の圧力を維持しつつ排出経路Dから排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、合成樹脂中空成形品
の製造装置に関し、特に大型の中空成形品を短い成形サ
イクルで製造できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】中空成形法(ブロー成形法)において、
パリソンの冷却時間を短縮し、成形サイクルを短くする
技術としては、例えば特開平6−39911号公報、特
開平6−270238号公報に開示されているものがあ
る。これらの先行公知発明はパリソンの冷却を−100
℃程度の低温窒素ガスなどの低温ガスを用いて行うもの
である。
【0003】一方、同様の課題解決のため、先に特願平
6−283550号(平成6年11月17日出願,未公
開)として、パリソン内にガスを吹き込んで膨張させ、
パリソンが金型のキャビティ−面に接触した後、パリソ
ン内部の圧力よりも高圧のガスおよび冷媒をパリソン内
に導入するとともにパリソン内の圧力を維持しつつパリ
ソン内のガスおよび冷媒を外部に排出する成形方法が特
許出願されている。
【0004】この成形方法によれば、パリソン内に大量
の冷媒を送り込むことができ、この大量の冷媒がパリソ
ン内部に速やかにかつ均一にゆきわたってパリソンから
熱を奪い去るため、冷却時間が短縮され、外観が良好な
成形品が得られる効果がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明における課題
は、上述の先願発明の成形方法に好適に適用できる中空
成形品の製造装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題は、パリソン
を膨張させる加圧ガスを供給するブローガス経路と、パ
リソンを冷却しパリソン内の圧力よりも高い圧力の加圧
ガスを供給する冷却ガス経路と、パリソンを冷却しパリ
ソン内の圧力よりも高い圧力の冷媒を供給する冷媒経路
と、パリソン内の圧力を維持しつつパリソン内のガスと
冷媒を排出する排出経路を有してなり、上記ブローガス
経路からの加圧ガスの供給の停止後、冷媒経路からの冷
媒と冷却ガス経路からの加圧ガスとをパリソンに供給す
るとともに、パリソン内のガスと冷媒とをパリソン内の
圧力を維持しつつ排出経路から排出するようにした製造
装置により解決できる。
【0007】以下、図面を参照して本発明を詳しく説明
する。以下の実施例においては、ガスとして空気、冷媒
として水を使用したものについて説明するが、これ以外
のガスとしては窒素ガス、炭酸ガスなどが用いられ、こ
れ以外の冷媒としては液化窒素、液化炭酸ガス、アルコ
ールやフロン等の有機溶媒などが用いられる。
【0008】図1は本発明の製造装置の第1の例を示す
ものである。図示しない加圧空気源からの圧力9〜15
kg/cm2 の加圧空気は管1から開閉弁2、減圧弁3
を経て圧力2〜6kg/cm2 、流量2000〜800
0リットル/分で管4を流れ、吹込みピン5に送られる
ようになっており、管4、開閉弁2、減圧弁3でブロー
ガス経路Aが構成されている。吹込みピン5は、図2に
示すように三重管構造のもので、成形用金型6に挟まれ
るように設けられ、パリソン7を貫通している。そし
て、内管8には水が、中間管9には冷却ガスである空気
が供給され、外管10からはブローガスである空気が供
給され、または水および空気が排出されるようになって
いる。したがって、上記ブローガス経路の管4は、吹込
みピン5の外管10に接続されることになる。
【0009】また、加圧空気源からの加圧空気は、管1
から分岐されて管11に流れ、開閉弁12、減圧弁13
を経て圧力3〜8kg/cm2 、流量700〜3000
リットル/分で管14を流れ、吹込みピン5の中間管9
に送られるようになっており、管11、開閉弁12、減
圧弁13、管14で冷却ガス経路Bが構成されている。
【0010】また、管15からの水道水、井水等の水が
水槽16に一旦定量貯留され、この水槽16の水はその
底部よりポンプ17で抜き出され、圧力センサ、圧力コ
ントローラなどからなる圧力制御装置18により圧力3
〜8kg/cm2 の範囲の一定圧力に保持され、管19
から再び水槽16に戻され、水は常時定圧で循環するよ
うになっている。管19は、管20に分岐し、管20に
は開閉弁21、流量調節弁22が設けられ、吹込みピン
5の内管8に接続され、圧力3〜8kg/cm2 、流量
5〜30リットル/分、温度5〜60℃の水が吹込みピ
ン5に送られるようになっており、水槽16、ポンプ1
7、圧力制御装置18、管19,20、開閉弁21、流
量調節弁22で冷媒経路Cが構成されている。
【0011】さらに、吹込みピン5の外管10には管2
3が接続され、この管23は途中で管24,25に二分
され、一方の管24には開閉弁26、背圧弁27が設け
られ、成形品内部からの空気および水が、成形品の内圧
を3〜8kg/cm2 に維持したまま大気中に開放され
るようになっている。他方の管25には開閉弁28が設
けられて、成形品内部の残余の空気および水が急速に大
気開放されるようになっている。ここで、管23,2
4、開閉弁26、背圧弁27で排出経路Dが構成され、
管25、開閉弁28で副排出経路Eが構成されている。
本発明において成形品とは、金型で挟んだ後にブローガ
スで膨張させたパリソン7をいう。
【0012】次に、この例の装置の動作例について図3
のタイミングチャートを参照して説明する。中空成形機
のダイスからパリソン7が吐出され、このパリソン7が
成形用金型6に挟まれた時点を時刻t0 とする。この時
刻t0 において、ブローガス経路Aの開閉弁2が開とさ
れ、その他の経路の開閉弁12、開閉弁21、開閉弁2
6および開閉弁28はいずれも閉となっている。開閉弁
2が開となることで管4から圧力2〜6kg/cm2
流量2000〜8000リットル/分の空気(ブローガ
ス)が吹込みピン5の外管10に吹き込まれ、この空気
によってパリソン7が膨張し、成形用金型6のキャビテ
ィ表面に接触する。この時の時刻をt1 とする。
【0013】時刻t1 と時刻t0 との時間は、通常2〜
20秒程度である。時刻t1 において、ブローガス経路
Aの開閉弁2が閉となり、冷却ガス経路Bの開閉弁12
が開となって、管14から圧力3〜8kg/cm2 、流
量700〜3000リットル/分の空気(冷却ガス)が
吹込みピン5の中間管9に吹き込まれ、パリソン7がこ
の空気で冷却される。この場合、吹き込まれる空気の圧
力はパリソン7内の圧力、すなわち先に吹き込まれたブ
ローガスの空気の圧力よりも当然高くされる。また、時
刻t1 において、冷媒経路Cの開閉弁21も同時に開と
なり、圧力3〜8kg/cm2 、流量5〜30リットル
/分の水が冷媒経路Cから吹込みピン5の内管8に送ら
れ、ここから噴出する。この水は吹込みピン5の中間管
に供給される空気によって霧化し、パリソン7の内部に
均一に拡がり、パリソン7を均一に冷却する。水の圧力
をパリソン7内の圧力よりも高くせねばならないことは
同様である。
【0014】さらに時刻t1 において、排出経路Dの開
閉弁26が同時に開となり、パリソン7内の空気および
水が管24を経て排出されることになるが、背圧弁27
により、パリソン7内の圧力が2〜6kg/cm2 以下
にならないように、圧力を維持したまま排出されるよう
になっている。この排出経路の部分的な開放により、パ
リソン7には新しい低温の空気と水とを次々と供給する
ことができ、パリソン7を極めて効率よく、急速に冷却
することが可能となる。
【0015】ついで、時刻t1 から約30〜120秒後
の時刻t2 において、冷媒経路Cの開閉弁21が閉とな
って水のパリソン7への供給が停止される。しかし、冷
却ガス経路Bの開閉弁12および排出経路Dの開閉弁2
6は依然開とされ、パリソン7内に空気が供給され、パ
リソン7内部から空気および水が内圧を維持したまま排
出される。
【0016】時刻t2 から約10〜60秒経過した時刻
3 において、冷却ガス経路Bの開閉弁12が閉となっ
て、空気の供給が停止されるとともに副排出経路Eの開
閉弁28が開となって、パリソン7内の内圧が大気開放
され、パリソン7内の空気および水が排出される。この
時点t3 においても排出経路Dの開閉弁26は開となっ
ている。また、ブローガス経路Aの管4から分岐した管
29に設けられた開閉弁30が時刻t3 において同時に
開となり、管4内に溜まっている水を排出する。この管
4内の水を排出しないと、工程初期のブローガス経路A
からのブロー用空気の吹き込みに際して、管4内に残っ
た水が直接膨張していないパリソン7に接触するため、
パリソン7が部分的に冷却され、その部分の伸びが低下
して、パリソン7の膨張過程でパリソン7が破裂して成
形できなくなる。
【0017】時刻t3 から約5〜30秒経過した時刻t
4 において、排出経路Dの開閉弁26、副排出経路Eの
開閉弁28が閉じられ、開閉弁30も同時に閉じられ
て、1サイクルの成形工程が終了し、初めの状態に復帰
する。以上の一連の操作において、開閉弁の開閉操作
は、周知のシーケンスタイマーやマイクロプロセッサー
によって自動的に行うことができ、中空成形機からの動
作信号によってディレイタイマーを作動させて一連の操
作を行うこともできる。
【0018】このような製造装置によれば、空気と水と
を同時にパリソン7に供給するとともに、これと同時に
パリソンの冷却に用いられて加温された空気と水を排出
するようにしているので、低温の水と空気を順次大量に
パリソン7に供給することができ、大量の水と空気でパ
リソン7を冷却することになって冷却時間が大幅に短縮
される。
【0019】図4は、この発明の製造装置の第2の例を
示すもので、第1の例と同一構成部分には同一符号を付
してその説明を省略する。この例では、ブローガス経路
Aが冷却ガス経路を兼ねるようにしたものである。管4
の開閉弁2の上流側に減圧弁31とニードル弁32とが
設けられている点で先の例のブローガス経路Aと一部異
なっている。
【0020】この装置の動作は、成形開始前において減
圧弁31およびニードル弁32を調節し、加圧空気源か
らの空気の圧力を2〜6kg/cm2 、流量を2000
〜8000リットル/分の範囲に調整しておく。そし
て、時刻t0 となった時に開閉弁2を開として管4から
吹込みピン5にパリソン7のブロー用の空気が送られ
る。ついで、時刻t1 になった時に開閉弁26が開とな
り、圧力2〜6kg/cm2 、流量700〜3000リ
ットル/分の空気が吹込みピン5に送られ、パリソン7
の冷却が行われる。時刻t1 において冷却用の水が冷媒
経路Cから吹込みピン5に送られることおよび排出経路
Dが開となって、パリソン7内の圧力を維持したままパ
リソン7内の空気と水が排出されることならびにこれ以
後の動作は先の例と同様である。
【0021】図5は、この発明の第3の例を示すもので
ある。この例にあっては、排出経路Dの管23に気液分
離装置33を設け、パリソン7から排出される水と空気
との混合流体から水を回収し、管34、開閉弁35を経
て水槽16に返送するようにした冷媒回収経路Fを設け
たものである。また、水槽16には冷却水を通す経路G
が設けられ、回収した水を冷却するようにしたものであ
る。このものでは、水に種々の添加剤を添加した場合に
有効である。分離された空気は、排出経路により排出さ
れる。この例の装置の動作は、特に第1の例と異なると
ころはない。
【0022】図6は、この発明の第4の例を示すもので
ある。この例にあっては、排出経路Dの管23に気液分
離装置33を設け、パリソン7から排出される水と空気
との混合流体から水を回収し、管34、開閉弁35を経
て水槽16に返送するようにした冷媒回収経路Fを設
け、さらに気液分離装置33に、回収した水の水位によ
って開閉弁35を開閉することができるレベルコントロ
ーラー36を設け、回収した水を冷却するための冷却水
通路Hを設けたものである。また、気液分離装置33の
上部には管24及び背圧弁27で空気の排出経路Dが構
成され、管24から分岐して、管25及び開閉弁28で
空気の排出経路Eが構成されている。この例の装置も、
水に種々の添加剤を添加した場合に有効である。
【0023】この第4の例の装置の動作は、図7のタイ
ミングチャートに従う。本例においては第3の例のよう
な開閉弁26を設けておらず、背圧弁27によりパリソ
ン内の圧力が2〜6kg/cm2 以下にならないよう
に、圧力を維持したまま空気が排出されるようになって
いる。時刻t0 から時刻t4 までの動作については、開
閉弁26がない事以外は第3の例と同様である。本例に
おいては、気液分離装置33にレベルコントローラー3
6を設けているので、気液分離装置33内の水を適当な
水位に制御することができる。また、気液分離装置33
内の回収した水は、冷却水通路Hを通る冷却水により冷
却され、水槽16に戻れて再使用することができる。
【0024】また、上述の例の装置にあっては、いずれ
もブローガス経路A、冷却ガス経路Bおよび排出経路D
にそれぞれ図示しない安全弁(逃し弁)が設けられてお
り、成形品内の圧力の異常上昇を防止し、金型の型締め
機構と金型を保護するようになっている。さらに、以上
の例において、水、空気の圧力および流量ならびに動作
時間は例示であり、この範囲に限られることはなく、成
形品の大きさ、形状、合成樹脂の種類、成形温度条件な
どによって最適値が選定されることは言うまでもない。
【0025】また、この製造装置の成形に供される合成
樹脂としては、熱可塑性樹脂が好ましく、例えばポリオ
レフィン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、アクリル樹
脂、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン等が挙げ
られる。また、ポリオレフィンの具体例としてはプロピ
レン単独重合体、プロピレン−α−オレフィンランダム
共重合体、プロピレン−α−オレフィンブロック共重合
体、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低密度
ポリエチレン(例えば線状低密度ポリエチレン,分岐状
低密度ポリエチレン等)、エチレンとα−オレフィン
(例えばプロピレン,ブテン−1,ペンテン−1,ヘキ
セン−1等)又は他のコモノマー(例えば酢酸ビニル,
無水マレイン酸等)の1種類以上とを共重合させたもの
等が挙げられる。合成樹脂は1種類でも2種類以上混合
しても使用することができる。また、必要に応じてエチ
レン−プロピレン共重合体エラストマー、エチレン−プ
ロピレン−ジエン共重合体エラストマー等を混合しても
よい。またこれらの樹脂に例えば無機物、結晶核剤、安
定剤、難燃化剤、加工性改良剤、滑剤、帯電防止剤、酸
化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤、顔料の各種添加剤を
必要に応じて添加したものを用いることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の中空成形
品の製造装置によれば、多量の冷媒とガスとをパリソン
内に導入することが可能となり、パリソンを短時間にか
つ均一に冷却することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の製造装置の第1の例を示す構成図で
ある。
【図2】 本発明での吹込みピンの構造を示す概略断面
図である。
【図3】 本発明の第1の例の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【図4】 本発明の製造装置の第2の例を示す構成図で
ある。
【図5】 本発明の製造装置の第3の例を示す構成図で
ある。
【図6】 本発明の製造装置の第4の例を示す構成図で
ある。
【図7】 本発明の第4の例の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
A ブローガス経路 B 冷却ガス経路 C 冷媒経路 D 排出経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本間 博徳 神奈川県川崎市川崎区扇町5番3号 昭和 エンジニアリング株式会社京浜事業所内 (72)発明者 枝広 俊憲 神奈川県川崎市川崎区扇町5番3号 昭和 エンジニアリング株式会社京浜事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パリソンを膨張させる加圧ガスを供給す
    るブローガス経路と、 パリソンを冷却しパリソン内の圧力よりも高い圧力の加
    圧ガスを供給する冷却ガス経路と、 パリソンを冷却しパリソン内の圧力よりも高い圧力の冷
    媒を供給する冷媒経路と、 パリソン内の圧力を維持しつつパリソン内のガスと冷媒
    を排出する排出経路を有してなり、 上記ブローガス経路からの加圧ガスの供給の停止後、冷
    媒経路からの冷媒と冷却ガス経路からの加圧ガスとをパ
    リソンに供給するとともに、パリソン内のガスと冷媒と
    をパリソン内の圧力を維持しつつ排出経路から排出する
    ようにしたことを特徴とする中空成形品の製造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の製造装置において、ブロ
    ーガス経路が冷却ガス経路を兼ねるようにしたことを特
    徴とする中空成形品の製造装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の製造装置におい
    て、排出経路に、パリソンから排出された冷媒を気液分
    離し、分離した冷媒を冷媒経路に戻す冷媒回収経路を付
    設したことを特徴とする中空成形品の製造装置。
JP7070048A 1995-03-28 1995-03-28 中空成形品の製造装置 Pending JPH08267558A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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