JPH08266705A - スキー、スノーボードなどの雪上滑走具の滑走面の研削装置 - Google Patents
スキー、スノーボードなどの雪上滑走具の滑走面の研削装置Info
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- JPH08266705A JPH08266705A JP10044095A JP10044095A JPH08266705A JP H08266705 A JPH08266705 A JP H08266705A JP 10044095 A JP10044095 A JP 10044095A JP 10044095 A JP10044095 A JP 10044095A JP H08266705 A JPH08266705 A JP H08266705A
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- grinding
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- ski
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高度な技術をようすることなく、スキーやス
ノーボード等の雪上滑走具(ワーク)の滑走面を研削加
工または修復できる自動化された研削装置を提供する。 【構成】 装置本体(1) の下部に、上下方向および前後
方向に移動可能なテーブル(2) を設けてこのテーブル
(2) の上にワーク(7) をその滑走面(19)を上にして水平
に固定支持し、装置本体(1) に、主軸(23)を中心として
角度回動できるところのワーク(7) の滑走面(19)側を研
削するサンディングベルト(20)および円盤砥石(21)と、
ワーク(7) のサイドエッジ用研削円盤(22)からなるロー
タリーツール(3) を上記テーブル(2) の上方においてテ
ーブル(2) の長さ方向に往復移動可能に装備させ、テー
ブル(2) の上にその滑走面(19)を上にして水平に支持固
定したワーク(7) の滑走面(19)あるいはサイドエッジ(3
0)を上記ロータリーツール(3)の所望のツールでもって
研削できるように構成した。
ノーボード等の雪上滑走具(ワーク)の滑走面を研削加
工または修復できる自動化された研削装置を提供する。 【構成】 装置本体(1) の下部に、上下方向および前後
方向に移動可能なテーブル(2) を設けてこのテーブル
(2) の上にワーク(7) をその滑走面(19)を上にして水平
に固定支持し、装置本体(1) に、主軸(23)を中心として
角度回動できるところのワーク(7) の滑走面(19)側を研
削するサンディングベルト(20)および円盤砥石(21)と、
ワーク(7) のサイドエッジ用研削円盤(22)からなるロー
タリーツール(3) を上記テーブル(2) の上方においてテ
ーブル(2) の長さ方向に往復移動可能に装備させ、テー
ブル(2) の上にその滑走面(19)を上にして水平に支持固
定したワーク(7) の滑走面(19)あるいはサイドエッジ(3
0)を上記ロータリーツール(3)の所望のツールでもって
研削できるように構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スキー、スノーボード
などの雪上滑走具の滑走面の研削装置、詳しくは、スキ
ー、スノーボードなどの雪上滑走具であるワークを固定
し、少なくとも3種の研削工具を具備したロータリーツ
ールをワークに沿って移動させ、ワークを高精度に研削
することができるスキー、スノーボードなどの雪上滑走
具の滑走面の研削装置に関するものである。
などの雪上滑走具の滑走面の研削装置、詳しくは、スキ
ー、スノーボードなどの雪上滑走具であるワークを固定
し、少なくとも3種の研削工具を具備したロータリーツ
ールをワークに沿って移動させ、ワークを高精度に研削
することができるスキー、スノーボードなどの雪上滑走
具の滑走面の研削装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年雪上のスポーツが盛んになるに伴
い、スキー、スノーボードなどの雪上滑走具(以下これ
らを代表して単にスキー板という)の滑走面の状態のよ
り高精度な加工が要求され、また使用後においても摩耗
した滑走面を所望の高精度に修復することが要望される
に至っている。
い、スキー、スノーボードなどの雪上滑走具(以下これ
らを代表して単にスキー板という)の滑走面の状態のよ
り高精度な加工が要求され、また使用後においても摩耗
した滑走面を所望の高精度に修復することが要望される
に至っている。
【0003】かかる要望に対応して、例えば特開平4−
336951号公報あるいは特開平3−36551号公
報にみられるように、スキー板の滑走面の研削装置ある
いはスキーエッジの研削装置が提案され、実用されてい
る。
336951号公報あるいは特開平3−36551号公
報にみられるように、スキー板の滑走面の研削装置ある
いはスキーエッジの研削装置が提案され、実用されてい
る。
【0004】しかしながら従来のスキー板の研削装置
は、簡単なエッジシャープナーは別として、動力を装備
した装置においては、研削具(以下ツールという)を定
位置に固定し、スキー板(ワークという場合もある)を
動かすことによって滑走面の研削が行われている。した
がって滑走面を研削仕上げするには、少なくともスキー
板の滑走面の研削装置と金属からなるエッジの研削装置
の2台の装置が必要となる。そのうえ多くの場合、ワー
クは人手によって操作されるため、その研削作業に熟練
された高度な技術と勘および多くの時間を必要とするば
かりでなく、左右一対のワークを均等に仕上げることは
至難である。
は、簡単なエッジシャープナーは別として、動力を装備
した装置においては、研削具(以下ツールという)を定
位置に固定し、スキー板(ワークという場合もある)を
動かすことによって滑走面の研削が行われている。した
がって滑走面を研削仕上げするには、少なくともスキー
板の滑走面の研削装置と金属からなるエッジの研削装置
の2台の装置が必要となる。そのうえ多くの場合、ワー
クは人手によって操作されるため、その研削作業に熟練
された高度な技術と勘および多くの時間を必要とするば
かりでなく、左右一対のワークを均等に仕上げることは
至難である。
【0005】本発明は上記した従来装置の研削作業の煩
雑さを改善し、1台の装置でもって少なくとも3種の研
削仕上げを能率よくかつ高精度に行うことができるスキ
ー板の自動研削装置を提供するものである。
雑さを改善し、1台の装置でもって少なくとも3種の研
削仕上げを能率よくかつ高精度に行うことができるスキ
ー板の自動研削装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来のツール
を固定しワークを動かすというスキー板滑走面の研削仕
上げ方法が脱却し、ワークを所定の位置に固定し、その
ワークに対して数種のツールを移動させることによって
上記課題を解決した。
を固定しワークを動かすというスキー板滑走面の研削仕
上げ方法が脱却し、ワークを所定の位置に固定し、その
ワークに対して数種のツールを移動させることによって
上記課題を解決した。
【0007】即ち本発明の研削装置は、装置本体の下部
に横長のテーブルを上下方向および前後方向に移動可能
に装備させ、スキー、スノーボードなどの雪上滑走具を
その滑走面を上にしてこの横長のテーブル上に固定支持
し、さらに装置本体に、雪上滑走具の滑走面を研削する
ための回動するサンディングベルトおよび回転する砥石
円盤、滑走具のサイドエッジを研削するための回転する
一対のサイドエッジ用砥石円盤の少なくとも3種の研削
ツールが角度回動可能な主軸に対して角度間隔をおいて
設けられてなるロータリーツールを上記テーブルの長さ
方向に往復移動可能に装備させ、ロータリーツールを固
定した雪上滑走具の滑走面に沿って移動させてロータリ
ーツールの上記研削ツールでもって雪上滑走具の滑走面
を研削仕上げすることを特徴としているものである。
に横長のテーブルを上下方向および前後方向に移動可能
に装備させ、スキー、スノーボードなどの雪上滑走具を
その滑走面を上にしてこの横長のテーブル上に固定支持
し、さらに装置本体に、雪上滑走具の滑走面を研削する
ための回動するサンディングベルトおよび回転する砥石
円盤、滑走具のサイドエッジを研削するための回転する
一対のサイドエッジ用砥石円盤の少なくとも3種の研削
ツールが角度回動可能な主軸に対して角度間隔をおいて
設けられてなるロータリーツールを上記テーブルの長さ
方向に往復移動可能に装備させ、ロータリーツールを固
定した雪上滑走具の滑走面に沿って移動させてロータリ
ーツールの上記研削ツールでもって雪上滑走具の滑走面
を研削仕上げすることを特徴としているものである。
【0008】上記雪上滑走具を固定支持する横長のテー
ブルは、本発明においては舟型ベースの上に固定され、
テーブル面には上記ロータリーツールの移動方向に平行
する断面が凸型の数本の溝が設けられ、この溝を利用し
て雪上滑走具の支持部材を立設して雪上滑走具を溝と平
行に、即ちロータリーツールの移動経路と平行に固定で
きるようになっている。
ブルは、本発明においては舟型ベースの上に固定され、
テーブル面には上記ロータリーツールの移動方向に平行
する断面が凸型の数本の溝が設けられ、この溝を利用し
て雪上滑走具の支持部材を立設して雪上滑走具を溝と平
行に、即ちロータリーツールの移動経路と平行に固定で
きるようになっている。
【0009】上記雪上滑走具の支持部材としては特定を
要するものではないが、下側となっている雪上滑走具の
平らな表面を利用し、数か所において吸着支持すること
が望ましいことから、本発明においては、テーブルの上
記溝に固定されて立設される滑走具の高さ位置規制部材
と、この高さ位置規制部材隣接して高さ位置規制部材に
支持され、上部に上方に向かって開口し、積極的に吸気
される吸盤と、この吸盤を上下動させる流体シリンダー
とからなる吸着部材とにより構成されている。
要するものではないが、下側となっている雪上滑走具の
平らな表面を利用し、数か所において吸着支持すること
が望ましいことから、本発明においては、テーブルの上
記溝に固定されて立設される滑走具の高さ位置規制部材
と、この高さ位置規制部材隣接して高さ位置規制部材に
支持され、上部に上方に向かって開口し、積極的に吸気
される吸盤と、この吸盤を上下動させる流体シリンダー
とからなる吸着部材とにより構成されている。
【0010】ロータリーツールは、操作によって自動的
に角度回動するように構成され、このロータリーツール
に装備された滑走面側を研削するサンディングベルト、
回転する砥石円盤および回転する一対のサイドエッジ用
研削円盤のそれぞれの回転数あるいは移動速度は、ワー
クの種類や材質によって任意に設定することができるよ
うになっている。そして上記滑走面の研削用の砥石円盤
の部分には、作業中でも動作でき、また無段階に自動送
りされるドレッシング装置が設けられ、滑走面を研削す
る砥石円盤面を常によく切れる状態に保つことができる
ようになっている。
に角度回動するように構成され、このロータリーツール
に装備された滑走面側を研削するサンディングベルト、
回転する砥石円盤および回転する一対のサイドエッジ用
研削円盤のそれぞれの回転数あるいは移動速度は、ワー
クの種類や材質によって任意に設定することができるよ
うになっている。そして上記滑走面の研削用の砥石円盤
の部分には、作業中でも動作でき、また無段階に自動送
りされるドレッシング装置が設けられ、滑走面を研削す
る砥石円盤面を常によく切れる状態に保つことができる
ようになっている。
【0011】
【作用】横長のテーブルは、スキー、スノーボードなど
の雪上滑走具(ワーク)をロータリーツールの移動方向
に固定支持するとともにテーブルを上下動あるいは前後
動させてワークの被研削面をロータリーツールの研削軌
道面に合致させる。
の雪上滑走具(ワーク)をロータリーツールの移動方向
に固定支持するとともにテーブルを上下動あるいは前後
動させてワークの被研削面をロータリーツールの研削軌
道面に合致させる。
【0012】続いてロータリーツールを移動させてワー
クの被研削面の研削を行う。即ち、例えばワークがスキ
ー板の場合、回動するサンディングベルトは主としてス
キー板の金属サイドエッジの底面の研削を行い、回転す
る砥石円盤はスキーの滑走面の研削を行ってスキーの滑
走面を平滑に仕上げる。そして一対のサイドエッジ用研
削円盤は、スキーの上記エッジの側面を研削し、エッジ
の角度をスキーヤーの希望に適合するように仕上げる。
クの被研削面の研削を行う。即ち、例えばワークがスキ
ー板の場合、回動するサンディングベルトは主としてス
キー板の金属サイドエッジの底面の研削を行い、回転す
る砥石円盤はスキーの滑走面の研削を行ってスキーの滑
走面を平滑に仕上げる。そして一対のサイドエッジ用研
削円盤は、スキーの上記エッジの側面を研削し、エッジ
の角度をスキーヤーの希望に適合するように仕上げる。
【0013】そして横長のテーブルを支持している舟型
ベースは、上記研削時にワーク上に供給された冷却水を
集めて濾過器に導入し、冷却水の再利用を容易にする。
また断面が凸型の数本の溝が設けられたテーブルは、ワ
ークの支持装置をロータリーツールの移動方向に平行に
確実に立設固定させ、テーブルの上記溝に固定立設され
る滑走具の高さ位置規制部材と、この高さ位置規制部材
に隣接して高さ位置規制部材に支持され、上部に上方に
向かって開口し、積極的に吸気される吸盤と、この吸盤
を上下動させる流体シリンダーとからなる吸着部材とに
より構成されたワークの支持装置は、ワークの被研削面
が水平となるように調整するとともにワークを強固に支
持し、研削精度を向上させるという作用を奏する。
ベースは、上記研削時にワーク上に供給された冷却水を
集めて濾過器に導入し、冷却水の再利用を容易にする。
また断面が凸型の数本の溝が設けられたテーブルは、ワ
ークの支持装置をロータリーツールの移動方向に平行に
確実に立設固定させ、テーブルの上記溝に固定立設され
る滑走具の高さ位置規制部材と、この高さ位置規制部材
に隣接して高さ位置規制部材に支持され、上部に上方に
向かって開口し、積極的に吸気される吸盤と、この吸盤
を上下動させる流体シリンダーとからなる吸着部材とに
より構成されたワークの支持装置は、ワークの被研削面
が水平となるように調整するとともにワークを強固に支
持し、研削精度を向上させるという作用を奏する。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を示している図にもとづ
いて説明すると、図1において、(1) は装置本体、(2)
はワークの支持テーブル、そして(3) はロータリーツー
ルである。
いて説明すると、図1において、(1) は装置本体、(2)
はワークの支持テーブル、そして(3) はロータリーツー
ルである。
【0015】上記テーブル(2) は本実施例においては図
1に示しているように装置本体(1)の前側下部に設けら
れた前後動可能な舟型ベース(4) に固定され、この舟型
ベース(4) は上下動可能なフレーム(5) の上に装架され
ている。そしてテーブル面には、図3に示しているよう
にロータリーツール(3) の移動方向に平行する断面が凸
型の数本の溝(6) が設けられ、この溝(6) を利用してス
キー、スノーボードなどの雪上滑走具であるワーク(7)
をその滑走面を上にして固定支持する支持部材(8) が立
設されている。
1に示しているように装置本体(1)の前側下部に設けら
れた前後動可能な舟型ベース(4) に固定され、この舟型
ベース(4) は上下動可能なフレーム(5) の上に装架され
ている。そしてテーブル面には、図3に示しているよう
にロータリーツール(3) の移動方向に平行する断面が凸
型の数本の溝(6) が設けられ、この溝(6) を利用してス
キー、スノーボードなどの雪上滑走具であるワーク(7)
をその滑走面を上にして固定支持する支持部材(8) が立
設されている。
【0016】上記支持部材(8) は図2および図4に示し
ているように、先端にワーク(7) の下面との接触を感知
するセンサーロッド(9) およびこのセンサーロッド(9)
をコイルスプリングでもって弾力的に支持する軸(10)の
取り付けベース(11)からなるワーク(7) の高さ位置規制
部材(12)と、この高さ位置規制部材(12)に支持され、上
部に上方に向かってラッパ状に開口し積極的に吸気され
る吸盤(13)およびこの吸盤(13)を上下動させる流体シリ
ンダー(14)とからなる吸着部材(15)とによって構成さ
れ、かかる支持部材(8) を間隔をおいて複数個立設して
ワーク(7) を支持するようになっている。
ているように、先端にワーク(7) の下面との接触を感知
するセンサーロッド(9) およびこのセンサーロッド(9)
をコイルスプリングでもって弾力的に支持する軸(10)の
取り付けベース(11)からなるワーク(7) の高さ位置規制
部材(12)と、この高さ位置規制部材(12)に支持され、上
部に上方に向かってラッパ状に開口し積極的に吸気され
る吸盤(13)およびこの吸盤(13)を上下動させる流体シリ
ンダー(14)とからなる吸着部材(15)とによって構成さ
れ、かかる支持部材(8) を間隔をおいて複数個立設して
ワーク(7) を支持するようになっている。
【0017】上記支持部材(8) によるワーク(7) の支持
要領は次の通りである。即ち、まず予めテーブル(2) の
溝(6) から立設されたところの図5に示したようなフォ
ーク状のジグ(16)でもってワーク(7) の両端を支持して
ワーク(7) をテーブル(2) の溝(6) と平行となるように
かつセンサーロッド(9) 先端よりも高い位置に支持し、
次いで流体シリンダー(14)の流体給排管(17)を操作して
各吸着部材(15)の吸盤(13)を上動させてワーク(7) の下
面に当接させたのち吸気源に連なる吸気管(18)を介して
吸盤(13)内の空気を排出してワーク(7) を吸着させ、し
かるのち流体シリンダー(14)を動作させて吸盤(13)とと
もにワーク(7) を降下させてワーク(7)の下面がセンサ
ーロッド(9) に触れたとき、即ちワーク(7) が図4の破
線位置に達したときに降下を停止させる。その後この状
態においてワーク(7) の厚さ寸法に対応して流体シリン
ダー(14)を微調整し、ワーク(7) の滑走面(19)をロータ
リーツール(3) の移動方向と平行する水平面(A)とな
す。
要領は次の通りである。即ち、まず予めテーブル(2) の
溝(6) から立設されたところの図5に示したようなフォ
ーク状のジグ(16)でもってワーク(7) の両端を支持して
ワーク(7) をテーブル(2) の溝(6) と平行となるように
かつセンサーロッド(9) 先端よりも高い位置に支持し、
次いで流体シリンダー(14)の流体給排管(17)を操作して
各吸着部材(15)の吸盤(13)を上動させてワーク(7) の下
面に当接させたのち吸気源に連なる吸気管(18)を介して
吸盤(13)内の空気を排出してワーク(7) を吸着させ、し
かるのち流体シリンダー(14)を動作させて吸盤(13)とと
もにワーク(7) を降下させてワーク(7)の下面がセンサ
ーロッド(9) に触れたとき、即ちワーク(7) が図4の破
線位置に達したときに降下を停止させる。その後この状
態においてワーク(7) の厚さ寸法に対応して流体シリン
ダー(14)を微調整し、ワーク(7) の滑走面(19)をロータ
リーツール(3) の移動方向と平行する水平面(A)とな
す。
【0018】ワーク(7) の上記滑走面(19)を研削するロ
ータリーツール(3) は、回動するサンディングベルト(2
0)、回転する砥石円盤(21)および回転する一対のサイド
エッジ用砥石円盤(22)の3種の研削ツールが角度回動可
能な主軸(23)に対して120度の角度間隔をおいて設け
られてなり、装置本体(1) のレール(24)に沿って上記テ
ーブル(2) の長さ方向にかつ上記溝(6) と平行して往復
移動可能に装備され、上記3種の所望のツールを下方に
移動させてワーク(7) の研削を行う。このロータリーツ
ール(3) の移動速度は、往行が10〜12m/分、復行
が20〜24m/分程度が適しているが、可変速モータ
ー(インバーターモーター)を使用してワークの材質な
どの条件に応じて適宜変更するとよい。
ータリーツール(3) は、回動するサンディングベルト(2
0)、回転する砥石円盤(21)および回転する一対のサイド
エッジ用砥石円盤(22)の3種の研削ツールが角度回動可
能な主軸(23)に対して120度の角度間隔をおいて設け
られてなり、装置本体(1) のレール(24)に沿って上記テ
ーブル(2) の長さ方向にかつ上記溝(6) と平行して往復
移動可能に装備され、上記3種の所望のツールを下方に
移動させてワーク(7) の研削を行う。このロータリーツ
ール(3) の移動速度は、往行が10〜12m/分、復行
が20〜24m/分程度が適しているが、可変速モータ
ー(インバーターモーター)を使用してワークの材質な
どの条件に応じて適宜変更するとよい。
【0019】サンディングベルト(20)は、図6に示して
いるように大小のローラー(25)(26)間に張設され、ロー
ラー(25)(26)間のサンディングベルト(20)の内面側には
押さえ部材(27)が配置されている。押さえ部材(27)は正
面からみると下面側が膨出し、側面からみると図7に示
しているように弓形に中窪みした形状をなし、この押さ
え部材(27)の両端部分(27A)(27A)によってサンディング
ベルト(20)の両端部がワーク(7) に押圧され、サンディ
ングベルト(20)の回動およびロータリーツール(3) の移
動によって図7に示すごとくワーク(7) の両端部、即ち
金属エッジの底面が研削されるようになっている。
いるように大小のローラー(25)(26)間に張設され、ロー
ラー(25)(26)間のサンディングベルト(20)の内面側には
押さえ部材(27)が配置されている。押さえ部材(27)は正
面からみると下面側が膨出し、側面からみると図7に示
しているように弓形に中窪みした形状をなし、この押さ
え部材(27)の両端部分(27A)(27A)によってサンディング
ベルト(20)の両端部がワーク(7) に押圧され、サンディ
ングベルト(20)の回動およびロータリーツール(3) の移
動によって図7に示すごとくワーク(7) の両端部、即ち
金属エッジの底面が研削されるようになっている。
【0020】回転する砥石円盤(21)は、図8に示してい
るように支持部材(8) で支持されたワーク(7) の滑走面
(19)を研削するものであって、滑走面(19)に軽く摺接し
ながらロータリーツール(3) の移動によって滑走面(19)
を平滑に仕上げるものである。また図示を省略している
がこの砥石円盤(21)の支持部には、砥石円盤(21)を常時
よく切れる状態に保つため、ダイアモンドチップを具備
したドレッシング装置が装備され、このドレッシング装
置はダイアモンドチップを自動的にかつ無段階に送り速
度を変更でき、また研削中でもドレッシングできるよう
になっている。
るように支持部材(8) で支持されたワーク(7) の滑走面
(19)を研削するものであって、滑走面(19)に軽く摺接し
ながらロータリーツール(3) の移動によって滑走面(19)
を平滑に仕上げるものである。また図示を省略している
がこの砥石円盤(21)の支持部には、砥石円盤(21)を常時
よく切れる状態に保つため、ダイアモンドチップを具備
したドレッシング装置が装備され、このドレッシング装
置はダイアモンドチップを自動的にかつ無段階に送り速
度を変更でき、また研削中でもドレッシングできるよう
になっている。
【0021】ワーク(7)のサイドエッジを研削するサイ
ドエッジを研削するツールは、図9に示しているように
一対の研削円盤(22)(22)とワーク(7) の滑走面(19)を回
転しながら押圧する押さえローラー(31)から構成され、
それぞれモーター(28)(28)により回転駆動される軸(3
0) に取り付けられていて、その軸受け部(29)(29)は例
えばエアーシリンダー手段(32)によって矢印で示したよ
うにワーク(7) の側面に軽く弾力的に摺接され、かつ回
転軸の角度が垂直線に対して0〜10度の範囲で傾斜で
きるようになっていて、図11に示しているようにワー
ク(7) のサイドエッジ(30)の側面角(E) を所望の角度に
研削仕上げるものである。なお図中(50)はグラフィック
操作パネルであり、動作工程、ワークの選択、回転数の
設定値などが表示されるものである。
ドエッジを研削するツールは、図9に示しているように
一対の研削円盤(22)(22)とワーク(7) の滑走面(19)を回
転しながら押圧する押さえローラー(31)から構成され、
それぞれモーター(28)(28)により回転駆動される軸(3
0) に取り付けられていて、その軸受け部(29)(29)は例
えばエアーシリンダー手段(32)によって矢印で示したよ
うにワーク(7) の側面に軽く弾力的に摺接され、かつ回
転軸の角度が垂直線に対して0〜10度の範囲で傾斜で
きるようになっていて、図11に示しているようにワー
ク(7) のサイドエッジ(30)の側面角(E) を所望の角度に
研削仕上げるものである。なお図中(50)はグラフィック
操作パネルであり、動作工程、ワークの選択、回転数の
設定値などが表示されるものである。
【0022】サイドエッジの研削円盤(22)は、図9にお
いては単なる円盤状の砥石を示しているが、図10に示
しているように、モーター(28)によって回転される軸(3
0)の基部側に内周壁の外側寄りに円弧突状(33)を備えた
ホルダー(34)を固定し、このホルダー(34)にHS 70程
度の硬質ゴムでもって外周部(35)が形成され厚さが20
mm程度のリング状部材(36)を嵌合し、その外周部(35)の
周面に内径がリング状部材(36)の外径と同じリング状の
サンドペーパー(37)を嵌合したのち、ホルダー(34)と同
様に内周壁の外側寄りに円弧突状(33)を備えた押さえ板
(38)でリング状部材(36)を挟持し、セットスクリュー(3
9)でもって軸(30)に、ホルダー(34)、リング状部材(36)
および押さえ板(38)を一体化して固定するとともに、セ
ットスクリュー(39)による締め付けおよびホルダー(34)
と押さえ板(38)の上記円弧突状(33)(33)の押圧力によっ
て弾性材の外周部(35)を外側に膨出させてリング状部材
(34)の外周部(35)の表面に上記サンドペーパー(37)を緊
張固着してサイドエッジを研削する研削円盤(22)を構成
する。そして上記押さえ板(38)の外側にボールベアリン
グ(40)を介して、大径部(41)が上記サンドペーパー(37)
の研削外径とほぼ同じであり先端部に向かって小径化し
たコーン部材(42)を押さえ板(38)に対して回転自在に装
着した構造のものが特に好都合である。
いては単なる円盤状の砥石を示しているが、図10に示
しているように、モーター(28)によって回転される軸(3
0)の基部側に内周壁の外側寄りに円弧突状(33)を備えた
ホルダー(34)を固定し、このホルダー(34)にHS 70程
度の硬質ゴムでもって外周部(35)が形成され厚さが20
mm程度のリング状部材(36)を嵌合し、その外周部(35)の
周面に内径がリング状部材(36)の外径と同じリング状の
サンドペーパー(37)を嵌合したのち、ホルダー(34)と同
様に内周壁の外側寄りに円弧突状(33)を備えた押さえ板
(38)でリング状部材(36)を挟持し、セットスクリュー(3
9)でもって軸(30)に、ホルダー(34)、リング状部材(36)
および押さえ板(38)を一体化して固定するとともに、セ
ットスクリュー(39)による締め付けおよびホルダー(34)
と押さえ板(38)の上記円弧突状(33)(33)の押圧力によっ
て弾性材の外周部(35)を外側に膨出させてリング状部材
(34)の外周部(35)の表面に上記サンドペーパー(37)を緊
張固着してサイドエッジを研削する研削円盤(22)を構成
する。そして上記押さえ板(38)の外側にボールベアリン
グ(40)を介して、大径部(41)が上記サンドペーパー(37)
の研削外径とほぼ同じであり先端部に向かって小径化し
たコーン部材(42)を押さえ板(38)に対して回転自在に装
着した構造のものが特に好都合である。
【0023】即ち、上記構造のサイドエッジの研削円盤
(22)によれば、ワーク(7) の側面に向かって研削円盤(2
2)を移動させると、まずコーン部材(42)の小径傾斜部分
がワーク(7) に当接してコーン部材(42)が非回転とな
り、そのコーン状の傾斜面がガイド作用をなして左右の
研削円盤(22)の間隔が自動的にワーク(7) の幅に調整さ
れ、上記サンドペーパー(37)の研削面を円滑かつ確実に
ワーク(7) のサイドエッジ面に摺接させて研削すること
ができる。
(22)によれば、ワーク(7) の側面に向かって研削円盤(2
2)を移動させると、まずコーン部材(42)の小径傾斜部分
がワーク(7) に当接してコーン部材(42)が非回転とな
り、そのコーン状の傾斜面がガイド作用をなして左右の
研削円盤(22)の間隔が自動的にワーク(7) の幅に調整さ
れ、上記サンドペーパー(37)の研削面を円滑かつ確実に
ワーク(7) のサイドエッジ面に摺接させて研削すること
ができる。
【0024】続いて研削手順について簡単に説明する
と、まずワーク(7) を複数の支持部材(8) によってテー
ブル(2) の上に研削部である滑走面(19)を上面となして
水平に支持固定する。次いで装置本体(1) の舟型ベース
(4) およびフレーム(5) を横動および上動調整してワー
ク(7) の滑走面(19)をロータリーツール(3) の研削ツー
ルの研削動作面の移動軌跡に合致させる。
と、まずワーク(7) を複数の支持部材(8) によってテー
ブル(2) の上に研削部である滑走面(19)を上面となして
水平に支持固定する。次いで装置本体(1) の舟型ベース
(4) およびフレーム(5) を横動および上動調整してワー
ク(7) の滑走面(19)をロータリーツール(3) の研削ツー
ルの研削動作面の移動軌跡に合致させる。
【0025】ワーク(7) がスキー板の場合には、まずサ
ンディングベルト(20)によって前記したようにスキー板
の金属製のサイドエッジ(30)の底面を研削仕上げをす
る。次いでロータリーツール(3) を回動操作して砥石円
盤(21)を使用し、スキー板の滑走面(19)全面を研削仕上
げを行う。しかるのちサイドエッジ用研削円盤(22)(22)
でもって金属製のサイドエッジ(43)の両側面を研削仕上
げを行うことによってスキー板の滑走面の研削作業が完
了する。図11はサンディングベルト(20)による研削後
の状態を誇大的に示した断面図、そして図12は砥石円
盤(21)のよる研削およびサイドエッジ用研削円盤(22)(2
2)によるエッジ側面の研削完了後の状態を示した断面図
である。
ンディングベルト(20)によって前記したようにスキー板
の金属製のサイドエッジ(30)の底面を研削仕上げをす
る。次いでロータリーツール(3) を回動操作して砥石円
盤(21)を使用し、スキー板の滑走面(19)全面を研削仕上
げを行う。しかるのちサイドエッジ用研削円盤(22)(22)
でもって金属製のサイドエッジ(43)の両側面を研削仕上
げを行うことによってスキー板の滑走面の研削作業が完
了する。図11はサンディングベルト(20)による研削後
の状態を誇大的に示した断面図、そして図12は砥石円
盤(21)のよる研削およびサイドエッジ用研削円盤(22)(2
2)によるエッジ側面の研削完了後の状態を示した断面図
である。
【0026】
【発明の効果】以上詳記したように本発明の雪上滑走具
の滑走面の研削装置は、装置本体(1)の下部に、スキ
ー、スノーボードなどの雪上滑走具であるワーク(7) を
その滑走面(19)を上にして固定支持する横長のテーブル
(2) が上下方向および前後方向に移動可能に装備され、
さらに装置本体(1) に、回動するサンディングベルト(2
0)、回転する砥石円盤(21)および回転する一対のサイド
エッジ用研削円盤(22)の少なくとも3種の研削ツールが
角度回動可能な主軸(23)に対して角度間隔をおいて設け
られてなるロータリーツール(3) が、上記テーブル(2)
の長さ方向に往復移動可能に装備されてなるものである
から、一台の装置によってスキー、スノーボードなどの
雪上滑走具の滑走面のサイドエッジ(30)の底面の研削仕
上げ、滑走面(19)全面の研削仕上げおよびサイドエッジ
(30)の側面の研削仕上げを能率よく行うことができる。
の滑走面の研削装置は、装置本体(1)の下部に、スキ
ー、スノーボードなどの雪上滑走具であるワーク(7) を
その滑走面(19)を上にして固定支持する横長のテーブル
(2) が上下方向および前後方向に移動可能に装備され、
さらに装置本体(1) に、回動するサンディングベルト(2
0)、回転する砥石円盤(21)および回転する一対のサイド
エッジ用研削円盤(22)の少なくとも3種の研削ツールが
角度回動可能な主軸(23)に対して角度間隔をおいて設け
られてなるロータリーツール(3) が、上記テーブル(2)
の長さ方向に往復移動可能に装備されてなるものである
から、一台の装置によってスキー、スノーボードなどの
雪上滑走具の滑走面のサイドエッジ(30)の底面の研削仕
上げ、滑走面(19)全面の研削仕上げおよびサイドエッジ
(30)の側面の研削仕上げを能率よく行うことができる。
【0027】そのうえワーク(7) を定位置に固定し、ツ
ールを移動させて自動的に研削をなすものであるから、
従来のように作業者の熟練や勘に依存することなく高精
度に研削仕上げができ、高級スキーヤーの要望する滑走
面に仕上げることができる。図13は研削前の滑走面の
幅方向の粗度の測定値を示したグラフであり、図14は
本発明装置による研削後の滑走面の粗度の測定値を示し
たグラフである。
ールを移動させて自動的に研削をなすものであるから、
従来のように作業者の熟練や勘に依存することなく高精
度に研削仕上げができ、高級スキーヤーの要望する滑走
面に仕上げることができる。図13は研削前の滑走面の
幅方向の粗度の測定値を示したグラフであり、図14は
本発明装置による研削後の滑走面の粗度の測定値を示し
たグラフである。
【0028】また研削ツールの移動方向に平行する断面
が凸型の数本の溝が設けられた横長のテーブルに固定立
設される滑走具の支持装置(8) が、テーブル(2) の上記
溝(6) に固定されて立設される滑走具の高さ位置規制部
材(12)と、この高さ位置規制部材(12)に隣接して高さ位
置規制部材(12)に支持され、上部に上方に向かって開口
した積極的に吸気される吸盤(13)と、この吸盤(13)を上
下動させる流体シリンダー(14)とからなる吸着部材(15)
とにより構成されているから、スキー、スノーボードな
どの雪上滑走具であるワーク(7) をその滑走面(19)を水
平となして所定の高さ位置に確実に固定することがで
き、上記研削作業を的確に遂行することができる。
が凸型の数本の溝が設けられた横長のテーブルに固定立
設される滑走具の支持装置(8) が、テーブル(2) の上記
溝(6) に固定されて立設される滑走具の高さ位置規制部
材(12)と、この高さ位置規制部材(12)に隣接して高さ位
置規制部材(12)に支持され、上部に上方に向かって開口
した積極的に吸気される吸盤(13)と、この吸盤(13)を上
下動させる流体シリンダー(14)とからなる吸着部材(15)
とにより構成されているから、スキー、スノーボードな
どの雪上滑走具であるワーク(7) をその滑走面(19)を水
平となして所定の高さ位置に確実に固定することがで
き、上記研削作業を的確に遂行することができる。
【0029】なお図示を省略しているが、装置本体に研
削仕上げ前と研削仕上げ後のワークの滑走面の状態をチ
ェックできる粗度測定器を併設しておけば、研削前の滑
走面の状態(粗度)を前もって知ることができるととも
に研削後の状態をも確認することができ、一層好都合と
なる。
削仕上げ前と研削仕上げ後のワークの滑走面の状態をチ
ェックできる粗度測定器を併設しておけば、研削前の滑
走面の状態(粗度)を前もって知ることができるととも
に研削後の状態をも確認することができ、一層好都合と
なる。
【図1】装置本体の主要部を示した正面斜視図である。
【図2】ワークの支持部材を示した一部省略正面図であ
る。
る。
【図3】テーブルの側面図である。
【図4】ワーク支持部材の動作要領を示した部分正面図
である。
である。
【図5】フォーク状ジグの起立状態を示した正面図であ
る。
る。
【図6】サンディングベルトによる研削状態を示した正
面図である。
面図である。
【図7】図6のA−A線断面図である。
【図8】砥石円盤による研削状態を示した側面図であ
る。
る。
【図9】サイドエッシの砥石円盤による研削状態を示し
た側面図である。
た側面図である。
【図10】サイドエッジの研削円盤の好ましい構造を示
した部分断面正面図である。
した部分断面正面図である。
【図11】サンディングベルトによる研削ご状態を示し
たワークの断面図である。
たワークの断面図である。
【図12】ワークの研削仕上がり状態を示した断面図で
ある。
ある。
【図13】研削前の滑走面の幅方向の粗度状態の測定値
グラフである。
グラフである。
【図14】研削後の滑走面の幅方向の粗度状態の測定値
グラフである。
グラフである。
1.装置本体 2.テーブル 3.ロータリーツール 4.舟型ベース 5.フレーム 6.溝 7.ワーク 8.支持部材 12.ワークの高さ位置規制部材 13.吸盤 14.流体シリンダー 15.吸着部材 19.滑走面 20.サンディングベルト 21.砥石円盤 22.サイドエッジ用研削円盤 23.主軸
Claims (3)
- 【請求項1】 装置本体の下部に、スキー、スノーボー
ドなどの雪上滑走具をその滑走面を上にして固定支持す
る横長のテーブルが上下方向および前後方向に移動可能
に装備され、さらに装置本体に、雪上滑走具の滑走面を
研削するための回動するサンディングベルトおよび回転
する砥石円盤、滑走具のサイドエッジを研削するための
回転する一対のサイドエッジ用研削円盤の少なくとも3
種の研削ツールが角度回動可能な主軸に対して角度間隔
をおいて設けられてなるロータリーツールが、上記テー
ブルの長さ方向に往復移動可能に装備されていることを
特徴とするスキー、スノーボードなどの雪上滑走具の滑
走面の研削装置。 - 【請求項2】 上記雪上滑走具を固定支持する横長のテ
ーブルが舟型ベースの上に固定され、テーブル面に上記
ロータリーツールの移動方向に平行する断面が凸型の数
本の溝が設けられていることを特徴とする請求項1記載
のスキー、スノーボードなどの雪上滑走具の滑走面の研
削装置。 - 【請求項3】 研削ツールの移動方向に平行する断面が
凸型の数本の溝が設けられた横長のテーブルに固定立設
される滑走具の支持装置が、テーブルの上記溝に固定さ
れて立設される滑走具の高さ位置規制部材と、この高さ
位置規制部材に隣接して高さ位置規制部材に支持され、
上部に上方に向かって開口した積極的に吸気される吸盤
と、この吸盤を上下動させる流体シリンダーとからなる
吸着部材とにより構成されていることを特徴とするスキ
ー、スノーボードなどの雪上滑走具の滑走面の研削装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10044095A JPH08266705A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | スキー、スノーボードなどの雪上滑走具の滑走面の研削装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10044095A JPH08266705A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | スキー、スノーボードなどの雪上滑走具の滑走面の研削装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08266705A true JPH08266705A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=14274002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10044095A Pending JPH08266705A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | スキー、スノーボードなどの雪上滑走具の滑走面の研削装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08266705A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022183225A1 (de) * | 2021-03-02 | 2022-09-09 | Hermann Thaler | Vorrichtung zum bearbeiten der laufkanten eines sportgeräts |
-
1995
- 1995-03-30 JP JP10044095A patent/JPH08266705A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022183225A1 (de) * | 2021-03-02 | 2022-09-09 | Hermann Thaler | Vorrichtung zum bearbeiten der laufkanten eines sportgeräts |
AT524765A1 (de) * | 2021-03-02 | 2022-09-15 | Thaler Hermann | Vorrichtung zum Bearbeiten der Laufkanten eines Sportgerätes |
AT524765B1 (de) * | 2021-03-02 | 2022-10-15 | Thaler Hermann | Vorrichtung zum Bearbeiten der Laufkanten eines Sportgerätes |
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