JPH08266481A - 動画診断システム - Google Patents

動画診断システム

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Publication number
JPH08266481A
JPH08266481A JP7106995A JP7106995A JPH08266481A JP H08266481 A JPH08266481 A JP H08266481A JP 7106995 A JP7106995 A JP 7106995A JP 7106995 A JP7106995 A JP 7106995A JP H08266481 A JPH08266481 A JP H08266481A
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JP
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moving image
still
moving
still image
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Application number
JP7106995A
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English (en)
Inventor
Takuya Kamiyama
卓也 神山
Kenichi Okajima
健一 岡島
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 医用画像データをネットワークを介して動画
表示する場合に、高精度に診断することができるととも
に、高速に画像を伝送することができるようにする。 【構成】 医用画像が格納された静止画像ファイルから
動画圧縮部により静止画像を圧縮し、ネットワークIF
及びネットワークを介して動画像メモリに格納する。次
に動画像を動画伸張表示制御部により制御して表示部に
動画表示する。この時、所望により、表示したい静止画
像のフレーム番号を操作部から指示し、制御部により静
止画表示制御部を制御することにより、静止画表示制御
部からネットワークIF及びネットワークを介して静止
画像ファイルに指示を送り、フレーム番号に対応する静
止画像を入手して表示部に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動画診断システムに関
し、特に人体等の3次元的空間の中に病原箇所がある場
合に、遠隔地相互間で医用画像データをLAN等のネッ
トワークを介して動画表示することにより、高精度で病
気を診断するシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、医用画像データを動画表示するこ
とにより、心臓の動き又は腫瘍の形状変化等の診断が行
われている。例えば、心臓の動きの時間変化を動画表示
して、心臓の機能を診断する方法が行われている(例え
ば、M.Belohlavek et al:MULTIDIMENSIONAL ULTRASONIC
VISUALIZATION:1992 ULTRASONICS SYMPOSIUM,pp1137-1
145,1992参照)。また、乳房の断層像を一定の距離間隔
で撮影し、これを光ディスクにTV(テレビジョン)用
のアナログ画像として録画し、動画表示して診断する方
法が試みられている(例えば、高田悦雄:乳腺超音波検
査データの読影と管理システム:映像情報(M)Vol.22,No
10,pp552-556,1990参照)。このように、医用画像を動
画像として診断する動画診断方法が本格的に行われつつ
ある。また、医用画像は一括して保存され、ネットワー
クを介してこれを複数の端末又は診断装置により有効活
用する形態が定着しつつある(例えば、特開平5−81
353号公報:医用画像保管通信システム参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、動画像
はデータ量が多く、かつ伝送に時間がかかるという問題
があった。一般にディジタル動画像(ディジタル化した
TV画像等)の伝送は、例えばMPEG2(ISO/IEC,"I
nformation Technology-Generic Coding of Moving Pic
tures and Associated Audio",ISO/IEC CD13818-2,199
3.11参照)により送信側で画像データを圧縮して行い、
受信側ではこれをリアルタイムで順次伸張して、動画表
示することが行われている。しかし、医用画像にこの方
法を適用した場合には、圧縮による画質の劣化が起こる
ため、特に静止して見た時に、診断精度に重大な影響を
与える問題があった。そこで、本発明の目的は、このよ
うな従来の課題を解決し、医用画像データをネットワー
クを介して動画表示する場合に、動画像伝送時間を短縮
して高速に動画表示できると同時に、精度のよい画像を
表示して高精度で診断できる動画診断システムを提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の動画診断システムは、少なくとも2枚以上
の静止画像を格納し、該静止画像を圧縮した動画像を作
成する動画圧縮手段を持つ画像サーバと、該画像サーバ
からネットワークを介して前記静止画像と前記動画像を
入手し、診断を行う端末からなるシステムであって、前
記端末は、前記画像サーバから前記静止画像を入手して
表示する静止画表示制御手段と、前記画像サーバから前
記動画像を入手して順次伸張して表示する動画表示制御
手段と、必要により動画表示と静止画表示を切り替える
制御手段とを有することを特徴としている。また、静止
画像を圧縮し、これを伸張して表示する手段を有するこ
とも特徴の1つであり、また表示中の動画像のフレーム
番号を入手し、これに対応する静止画像を表示する手段
を有することも特徴としている。さらに、注目フレーム
に対応する静止画像の部分または全体を強調する手段
や、注目する任意の複数フレームに対応する静止画像を
選択して、画像サーバに伝送する手段を有することも特
徴としている。
【0005】
【作用】医用画像データをネットワークを介して動画表
示する場合、画像データが膨大であるため伝送時間がか
かるという問題があった。また、送信側で画像データを
圧縮して伝送する場合、圧縮による画質の劣化があるた
め、高精度な診断ができないという問題もあった。本発
明の動画診断システムにおいては、動画像を圧縮して伝
送することで伝送時間を削減できる。また、必要に応じ
て静止画像を参照して診断すれば、精度のよい診断が可
能となる。そのため、所望により動画像表示と制止画像
表示を切り替える。本発明では、静止画像としての圧縮
と動画像としての圧縮を用いるが、動画像を人間の目で
見ると、1画面と次の画面とが極めて類似しているの
で、そこで前後の関係で圧縮する。しかし、その動画像
を止めると、量子化されたような輪郭となって画質が劣
化する。そのときに、静止画像に切り換えて、画像を停
止させて診断を行うのである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の各実施例を、図面により詳細
に説明する。先ず、第1の実施例を図1〜図3を用いて
説明する。図1は、本発明の第1の実施例を示す動画診
断システムのブロック図であり、図2は、静止画像セッ
トの構成を示す図である。この動画診断システムは、診
断を行う端末1と、LAN等のネットワーク2により接
続された画像サーバ3から構成されている。また、動画
表示手段4および静止画表示手段5を有し、所望により
これらを切り替えて動画像および静止画像を共通の表示
部8の画面に表示できるようにしてある。表示する医用
画像は、2枚以上の静止画像、例えば図2に示すよう
に、同一部位(胸部)を撮影した撮影日17の異なるX
線像を撮影日17の古い順又は新しい順に並べた画像
(以下、X線経過画像)等である。画像サーバ3には、
例えば患者ID16により整理された患者ごとの静止画
像セットが格納されている。次に、本システムの各部の
動作を図1を基にして説明する。先ず、端末1の操作部
9より患者ID等を入力し、診断する患者の静止画像セ
ットを選択する。制御部10では、操作部9で入力され
た情報をもとに、ネットワーク2及びネットワークIF
12,13を介して画像サーバ3の動画圧縮制御部14
を制御し、所望する患者の静止画像セットを静止画像フ
ァイル15から読みだし、圧縮して動画像を作製し、ネ
ットワーク2及びネットワークIF12,13を介して
動画像を動画像メモリ6に格納する(破線の経路)。格
納した動画像は、動画伸張表示制御部7により制御して
表示部8で動画表示する。また、このとき制御部10
は、操作部9からの制御情報により所望する静止画像を
表示できる。具体的には、先ず、所望する静止画像に対
応するフレーム番号を操作部9より入力する。制御部1
0は、入力されたフレーム番号をもとに、静止画表示制
御部11を制御し、ネットワークIF12,13とネッ
トワーク2を介し、静止画像ファイル15からフレーム
番号に対応する静止画像を入手して表示部8に表示す
る。
【0007】ここで、本発明において使用するMPEG
2について、概略を述べる。MPEG2(Moving Pi
cture Image Coding Experts Group Phase
2)は、画像信号やオーディオ信号を高能率符号化して
データを圧縮する国際標準方式であり、11種類の仕様が
ある。現行テレビジョン放送よりも高品質な画像を圧縮
できる方法である。符号化方法の種類には、Iピクチャ
/Pピクチャ/Bピクチャの各方式があり、それぞれフ
レーム内/フィールド内符号化した画像、1つ前の画像
から動き補償予測して、フレーム間/フィールド間符号
化した画像、1つ前と1つ後の両方向の画像を用いて、
動きベクトルを求める画像、である。MPEG2による
復号化アルゴリズムは、符号化データを、可変長復号
化、逆量子化、逆DCT(離散コサイン変換:Discret
e Cosine Transform)の各過程を経由して、再生
(復号化)画像となる。可変長符号化/復号化は、デー
タの出現頻度に応じて、符号長が変わる符号化方式、つ
まり出現頻度の高いデータに短い符号長を、出現頻度の
低いデータに長い符号長を割り当てることにより、固定
長符号化に比べて効率がよくなる。例えば、ハフマン符
号化方式や算術符号化方式等がある。なお、MPEG1
の符号化データ速度が1.5Mビット/秒であるのに対
して、MPEG2では15Mビット/秒と高速であり、
画質でも後者が格段に優れている。最近では、MPEG
2システムのトランスポートストリームをATMで効率
よく伝送する方式が、標準化される動きもある。なお、
MPEG1,2が動画像に対する圧縮方式であるのに対
して、JPEG(Joint Photographic Coding E
xperts Group)は静止画像に対する圧縮方式である。
動画像の圧縮では、動き補償を行う必要がある点で静止
画の圧縮と異なっている。
【0008】次に、本発明の動画診断システムの処理の
流れを、図3を基に説明する。 <ステップ101>先ず、画像サーバ3の静止画像ファ
イル15から診断を行う患者の静止画像セットを選択す
る。例えば、患者IDを入力して選択する。 <ステップ102>画像サーバ3の動画圧縮制御部14
により、選択した静止画像セットから動画像を作成す
る。 <ステップ103>作成した動画像をネットワーク2を
介して端末1の動画像メモリ6へ格納する。 <ステップ104>表示を開始するフレームの設定を行
う。例えば、X線経過画像の撮影日の最も古いフレーム
1に設定する。 <ステップ105>動画像を1フレーム分、伸張する。 <ステップ106>伸張した動画像を、表示部8で表示
する。例えば、CRT上に表示する。 <ステップ107>表示するフレームの更新を行う。例
えば、フレーム1からフレーム2に更新する。
【0009】<ステップ108>処理中の任意の時刻
で、静止画像を表示するかどうかの判定を行い、静止画
像を表示する場合はステップ109からステップ112
を実行する。静止画像を表示しない場合は、ステップ1
13を実行する。 <ステップ109>表示する静止画像の設定を行う。例
えば、所望するフレーム番号を操作部9より入力する。 <ステップ110>入力したフレーム番号をもとに、画
像サーバ3の静止画像ファイル15から、フレーム番号
に対応する静止画像を入手する。 <ステップ111>入手した静止画像を表示部8、例え
ばCRT上に表示する。 <ステップ112>動画及び静止画の表示を終了するか
どうかの判定を行う。表示を継続する場合は、ステップ
113を実行する。表示を継続しない場合には、本処理を
終了する。 <ステップ113>動画像の全てのフレームを表示した
かどうかの判定を行う。全て表示した場合は、ステップ
114を実行する。動画像の表示するフレームが残って
いる場合は、ステップ105から処理を繰り返す。 <ステップ114>動画及び静止画の表示を終了するか
どうかの判定を行う。表示を継続する場合は、ステップ
104から繰り返す。表示を継続しない場合には、本処
理を終了する。
【0010】ここで、動画圧縮制御部14及び動画伸張
表示制御部7による静止画像セットの圧縮・伸張は、例
えば、前述の国際標準規格であるMPEG2を用いる。
また、表示する動画像としては、例えば心臓の所望する
断面を一定時間撮影した超音波断層像でも良い。また、
表示する動画像は、所望する視点から見た心臓の3次元
の投影像を一定時間ごとに作成した画像でもよい。ま
た、表示する動画像は、X線監視下で診断・治療を行う
IVR(:Interventional radiology(例えば、Marguli
s AR:Interventional diagnostic radiology.A new sub
speciality.Am.J.Roentgenol.99,761-762,1967.参照)
の画像でも良い。なお、IVRは、診断装置であって、
身体にX線を照射して動画を撮像し、その動画を見なが
ら医師が手術を行う。また、表示する動画像は、一定の
距離間隔で収集した頭部等のMRI又はCT断層像とし
ても良い。本実施例によれば、動画像を圧縮することに
より、ネットワークの動画像伝送時間を短縮して高速に
動画表示できる。また、動画表示によりフレーム間の相
関を把握して診断を行うと共に、所望するフレームの静
止画像を表示することで精度の良い診断ができる。
【0011】本発明の第2の実施例を、図4を用いて説
明する。図4は、動画診断システムのブロック図であ
る。第1の実施例と基本的なシステム構成は同様であ
る。異なっている点は、画像サーバ3に静止画像を1枚
ごとに圧縮する静止画圧縮制御部19を追加するととも
に、端末1の静止画表示制御部11に代って、圧縮した
静止画像を伸張する機能を持つ静止画伸張表示制御部1
8を配置したことである。本実施例の動画診断システム
の各部の動作を説明する。先ず、操作部9より患者ID
等を入力し、診断する患者の静止画像セット(例えば、
X線経過画像)を選択する。制御部10では、操作部9
で入力された情報をもとに、画像サーバ3の動画圧縮制
御部14を制御して、所望する患者の静止画像セットを
静止画像ファイル15から読みだし、動画圧縮制御部1
4でこれを圧縮して動画像を作製し、ネットワーク2及
びネットワークIF12,13を介して動画像を動画像
メモリ6に格納する。格納した動画像は、動画伸張表示
制御部7により制御して表示部8で動画表示する。この
とき、制御部10は、操作部9からの制御情報により所
望する静止画像を表示できる。具体的には、先ず、所望
する静止画像に対応するフレーム番号を操作部9より入
力する。制御部10は、入力されたフレーム番号を、静
止画伸張表示制御部18に出力する。静止画伸張表示制
御部18では、フレーム番号をもとに画像サーバ3の静
止画圧縮制御部19を制御し、静止画像ファイル15か
らフレーム番号に対応する静止画像を読みだし、静止画
圧縮制御部19で圧縮した静止画像をネットワークIF
12,13とネットワーク2を介して入手し、これを伸
張して表示部8に表示する。
【0012】第2の実施例における処理の流れは、図3
に示す第1の実施例とほぼ同じであるので図示省略す
る。ただし、図3の<ステップ110>は、入力したフ
レーム番号をもとに、画像サーバ3の静止画像ファイル
15から、フレーム番号に対応する静止画像を圧縮して
入手し、これを端末1で伸張する。ここで、静止画圧縮
制御部19と静止画伸張表示制御部18による静止画像
の圧縮・伸張は、例えば、各フレームごとにJPEG
(例えば、JPEG,CD10918-1 Digital Compression Codin
g of Continuous-tone Still Images Part I:Requireme
nts and guidelines,JPEG-9-R6,1991参照)等を用いて
圧縮すればよい。本実施例によれば、動画像および静止
画像を圧縮することにより、ネットワークの伝送時間を
短縮して高速に表示できる。また、動画表示によりフレ
ーム間の相関を把握して診断を行うと共に、所望するフ
レームの静止画像を表示することで精度の良い診断がで
きる。
【0013】次に、本発明の第3の実施例を説明する。
図1と比較すれば明らかなように、本実施例の基本的な
システム構成は第1の実施例と同様である。本実施例の
動画診断システムの各部の動作を、図5をもとに説明す
る。先ず、圧縮された動画像21(例えば、X線経過画
像)を動画伸張表示制御部7により伸張して順次CRT
23に表示する。このとき、本実施例で異なる点は、表
示するフレームの数をカウンタ22によりカウントする
ことである。全てのフレームが表示し終わった場合に
は、カウンタ22をゼロに戻し最初のフレームから表示
を繰り返す。次に、操作部9により所望する静止画表示
のリクエストを制御部10に送る。制御部10は、動画
伸張表示制御部7のカウンタ22の値を読み込み、フレ
ーム番号として静止画表示制御部11に出力する。静止
画表示制御部11では、フレーム番号に対応する静止画
像20をネットワーク2を介して入手し、CRT23に
表示する。
【0014】次に、第3の実施例における処理の流れ
を、図5および図6を基に詳細に説明する。基本的な処
理の流れは、第1の実施例と同様である。 <ステップ201>先ず、画像サーバ3の静止画像ファ
イル(図1の15)から診断を行う患者の静止画像セッ
トを選択する。例えば、操作部9から患者IDを入力して
選択する。 <ステップ202>画像サーバ3の動画圧縮制御部14
により、選択した静止画像セットから動画像を作成す
る。 <ステップ203>作成した動画像をネットワーク2を
介して端末1の動画像メモリ21へ格納する。 <ステップ204>表示する動画像のフレームの数をカ
ウントするカウンタ22を初期化する。例えば、ゼロを
代入する。 <ステップ205>表示を開始するフレームの設定を行
う。例えば、X線経過画像の撮影日の最も古いフレーム
1に設定する。 <ステップ206>動画像を1フレーム分、伸張する。 <ステップ207>伸張した動画像を、CRT23で表
示する。
【0015】<ステップ208>静止画像を表示するか
どうかの判定を行い、静止画像を表示する場合はステッ
プ209からステップ211を実行する。静止画像を表
示しない場合はステップ212を実行する。 <ステップ209>カウンタ22のカウンタ値をもと
に、画像サーバ3の静止画像ファイル(図1の15)か
らフレーム番号に対応する静止画像20を入手する。 <ステップ210>入手した静止画像20を静止画表示
制御部11によってCRT23上に表示する。 <ステップ211>動画及び静止画の表示を終了するか
どうかの判定を行う。表示を継続する場合は、ステップ
212を実行する。表示を継続しない場合には、本処理を
終了する。 <ステップ212>表示するフレームの更新を行う。例
えば、フレーム1からフレーム2に更新する。 <ステップ213>カウンタ22を更新する。例えば、
カウンタ値に1を加える。 <ステップ214>動画像の全てのフレームを表示した
かどうかの判定を行う。全て表示した場合は、ステップ
215に移る。動画像の表示するフレームが残っている
場合は、ステップ206から処理を繰り返す。 <ステップ215>動画及び静止画の表示を終了するか
どうかの判定を行う。表示を継続する場合は、ステップ
204から繰り返す。表示を継続しない場合には、本処
理を終了する。
【0016】ここで、動画圧縮制御部14及び動画伸張
表示制御部7による静止画像セットの圧縮・伸張は、例
えば、国際標準規格であるMPEG2を用いる。また、
表示する動画像としては心臓の所望する断面を一定時間
撮影した超音波断層像でも良い。また、表示する動画像
は、所望する視点から見た心臓の3次元の投影像を一定
時間ごとに作成した画像でもよい。すなわち、3次元の
投影像を2次元の投影図に変換したものを、時間ごとに
複数枚作成する。また、表示する動画像はX線監視下で
診断・治療を行うIVRの画像でも良い。また、表示す
る動画像は一定の距離間隔で収集した頭部等のMRI又
はCT断層像としても良い。また、図4に示すように、
端末1に静止画伸張表示制御部18を、画像サーバ3に
静止画圧縮制御部19を設置し、静止画像を、例えば、
JPEG等で圧縮して伝送し、伸張して表示してもよ
い。本実施例によれば、動画像を圧縮することでネット
ワークの動画像伝送時間を短縮して高速に動画表示でき
る。また、動画表示によりフレーム間の相関を把握して
診断を行うと共に、表示中の動画像と同期して所望する
フレームの静止画像を表示することで精度の良い診断が
できる。
【0017】次に、本発明の第4の実施例を、図7,図
8を用いて説明する。図7は、本実施例の動画診断シス
テムの各部の動作説明図である。図7から明らかなよう
に、本実施例の基本的なシステム構成は図1に示す第1
の実施例と同じである。本実施例の動画診断システムの
特徴は、画像強調部24により注目するフレームの全体
の輝度値を上げる強調処理を行い、動画表示することで
ある。また、画像サーバ3は、選択した静止画像セット
を格納する画像バッファ25を有し、所望のフレームを
強調画像に更新し、動画像を作成できるようにしてあ
る。画像バッファ25は、強調した結果の画像を保存す
るために必要なものであって、最初に画像ファイルから
コピーを取ってバッファ25に格納した後、その中から
強調された画像のみを置き換える。1回だけ強調した静
止画像を表示するだけであれば、画像バッファ25は不
要である。先ず、圧縮した動画像21(例えば、X線経
過画像)を、動画伸張表示制御部7により伸張して順次
CRT23に表示する。このとき表示するフレームの数
を、カウンタ22によりカウントする。全フレームが表
示し終わった場合は、カウンタ22をゼロに戻し、最初
のフレームから表示を繰り返す。次に、注目するフレー
ムを操作部9から指示し、制御部10から動画伸張表示
制御部7のカウンタ22の値を読み込み、フレーム番号
として静止画表示制御部11に出力する。静止画表示制
御部11では、フレーム番号に対応する静止画像20を
ネットワーク2を介して伝送し、CRT23に表示す
る。次に、画像強調部24により表示した画像を強調処
理して強調画像を作成し、ネットワーク2を介して画像
バッファ25のフレーム番号に対応するフレームを強調
画像に更新する。更新された画像バッファ25をもとに
動画圧縮制御部14により動画像21を作成し、ネット
ワーク2を介して動画像21が入手し、動画伸張表示制
御部7により伸張しつつ順次CRT23に表示する。ま
た、本処理を繰り返して複数枚のフレームを強調表示し
ても良い。
【0018】次に、本実施例におけるの処理の流れを図
8をもとに説明する。基本的な処理の流れは、第1の実
施例及び第3の実施例と同様である。 <ステップ301>先ず、画像サーバ3の静止画像ファ
イル15から診断を行う患者の静止画像セットを、例え
ば患者IDを入力して選択し、画像バッファ25に格納
する。 <ステップ302>画像サーバ3の動画圧縮制御部14
により、画像バッファ25に格納した静止画像セットか
ら動画像を作成する。 <ステップ303>作成した動画像をネットワーク2を
介して端末1の動画像メモリ6へ格納する。 <ステップ304>表示する動画像のフレームの数をカ
ウントするカウンタ22を初期化する。例えば、ゼロを
代入する。 <ステップ305>表示を開始するフレームの設定を行
う。例えば、X線経過画像の撮影日の最も古いフレーム
1に設定する。 <ステップ306>動画像を1フレーム分、伸張する。 <ステップ307>伸張した動画像を、CRT23で表
示する。 <ステップ308>静止画像を表示するかどうかの判定
を行い、静止画像を表示する場合はステップ309から
ステップ314を実行する。静止画像を表示しない場合
はステップ315を実行する。
【0019】<ステップ309>カウンタ22のカウン
タ値をもとに、画像サーバ3の静止画像ファイル15か
ら、フレーム番号に対応する静止画像20を入手する。 <ステップ310>入手した静止画像をCRT23上に
表示する。 <ステップ311>表示画像の強調を行うかどうかの判
定を行う。強調する場合は、ステップ312を実行す
る。強調しない場合には、ステップ315を実行する。 <ステップ312>表示画像の強調処理を行う。例え
ば、注目フレーム全体の輝度値を上げる。 <ステップ313>画像サーバ3の画像バッファ25内
のカウンタ値に対応する静止画像を、強調した画像に更
新する。 <ステップ314>強調処理を終了するかどうかの判定
を行う。強調処理を継続する場合はステップ315を実
行する。強調処理を終了する場合は、ステップ318を
実行する。 <ステップ315>表示するフレームの更新を行う。例
えば、フレーム1からフレーム2に更新する。 <ステップ316>カウンタ22を更新する。例えば、
カウンタ値に1を加える。 <ステップ317>動画像の全てのフレームを表示した
かどうかの判定を行う。全て表示した場合は、ステップ
318を実行する。動画像の表示するフレームが残って
いる場合は、ステップ306から処理を繰り返す。 <ステップ318>動画及び静止画の表示を終了するか
どうかの判定を行う。表示を継続する場合は、ステップ
319を実行する。表示を継続しない場合には、本処理
を終了する。 <ステップ319>強調画像の動画像を作成するかどう
かの選択を行う。動画像を作成する場合はステップ30
2から処理を繰り返す。動画像を作成しない場合はステ
ップ304から繰り返す。
【0020】ここで、動画圧縮制御部14及び動画伸張
表示制御部7による静止画像セットの圧縮・伸張は、例
えば、国際標準規格であるMPEG2を用いる。また、
画像の強調処理は、注目フレームの注目領域のみ輝度値
を上げても良い。また、画像が白黒の場合は、注目フレ
ーム全体を白黒反転しても良い。また、注目フレームの
全体又は注目領域の表示色を変えても良い。また、注目
フレーム中の注目領域にマーカーを付けても良い。ま
た、注目領域の輪郭を手入力等により抽出して強調して
も良い。また、表示する動画像は、心臓の所望する断面
を一定時間撮影した超音波断層像でも良い。また、表示
する動画像は、所望する視点から見た心臓の3次元の投
影像を一定時間ごとに作成した画像でもよい。また、表
示する動画像はX線監視下で診断・治療を行うIVRの
画像でも良い。また、表示する動画像は一定の距離間隔
で収集した頭部等のMRI又はCT断層像としても良
い。また、図4に示すように、端末1に静止画伸張表示
制御部18を、画像サーバ3に静止画圧縮制御部19を
設置し、静止画像を、例えばJPEG等で圧縮して伝送
し、伸張して表示してもよい。このように、画像を強調
する方法としては、種々の方法を用いることができる。
本実施例によれば、注目するフレームの強調処理を行
い、動画表示することで注目フレームの明示化と注目フ
レーム前後の相関をより明確に把握でき、診断精度を向
上できる。
【0021】次に、本発明の第5の実施例を、図9,図
10により説明する。図9は、本実施例の動画診断シス
テムの各部の動作の説明図である。図9からも明らかな
ように、本実施例の基本的なシステム構成は前記第1の
実施例と同じである。この動画診断システムの特徴は、
画像選択部26により注目する複数フレームのみ選択し
て動画表示することである。前述の実施例でも、操作部
9からの操作により画像を選択していたが、これは患者
IDを入力することによりその患者に対応する画像のみ
を選択していた。これに対して、本実施例の画像選択部
26は、画像ファイルから任意の複数フレームの画像を
選択して、その画像を画像バッファ25に格納するため
のものである。また、画像サーバ3は、選択した画像を
格納する画像バッファ25を有し、選択した2枚以上の
静止画像から動画像を作成できるようにしてある。先
ず、圧縮した動画像21(例えば、X線経過画像)を、
動画伸張表示制御部7により伸張して順次CRT23に
表示する。このとき表示するフレームの数をカウンタ2
2によりカウントする。全フレームが表示し終わった場
合は、カウンタ22をゼロに戻し最初のフレームから表
示を繰り返す。次に、注目するフレームを操作部9から
指示し、制御部10から動画伸張表示制御部7のカウン
タ22の値を読み込み、フレーム番号として静止画表示
制御部11に出力する。静止画表示制御部11では、フ
レーム番号に対応する静止画像20をネットワーク2を
介して入手し、CRT23に表示する。また、表示され
た静止画像を画像選択部26により選択して、ネットワ
ーク2を介して画像バッファ25に伝送する。このよう
な処理を繰返して、複数の選択した静止画像を画像バッ
ファ25に格納し、動画圧縮制御部14により圧縮して
ネットワーク2を介して伝送し、動画伸張表示制御部7
により伸張しながら順次CRT23に表示する。
【0022】次に、本システムの処理の流れを、図10
により説明する。基本的な処理の流れは、第4の実施例
(図8参照)と同様である。 <ステップ401>まず、画像サーバ3の静止画像ファ
イル15から診断を行う患者の静止画像セットを選択す
る。例えば、患者IDを入力して選択する。 <ステップ402>画像サーバ3の動画圧縮制御部14
により、選択した静止画像セットから動画像を作成す
る。 <ステップ403>作成した動画像をネットワーク2を
介して、端末1の動画像メモリ6へ格納する。 <ステップ404>表示する動画像のフレームの数をカ
ウントするカウンタ22を初期化する。例えば、ゼロを
代入する。 <ステップ405>表示を開始するフレームの設定を行
う。例えば、X線経過画像の撮影日の最も古いフレーム
1に設定する。 <ステップ406>動画像を1フレーム分伸張する。 <ステップ407>伸張した動画像をCRT23で表示
する。 <ステップ408>静止画像を表示するか否かの判定を
行い、静止画像を表示する場合はステップ409からス
テップ413を実行する。静止画像を表示しない場合は
ステップ414を実行する。
【0023】<ステップ409>カウンタ22のカウン
タ値をもとに、画像サーバ3の静止画像ファイル15か
らフレーム番号に対応する静止画像20を入手する。 <ステップ410>入手した静止画像をCRT23上に
表示する。 <ステップ411>表示画像を選択するかどうかの判定
を行う。選択を行う場合は、ステップ412を実行す
る。選択しない場合には、ステップ414を実行する。 <ステップ412>画像サーバ3の画像バッファ25に
選択した静止画像20を格納する。 <ステップ413>選択処理を終了するか否かの判定を
行う。選択処理を継続する場合にはステップ414を実
行する。選択処理を終了する場合は、ステップ417を
実行する。 <ステップ414>表示するフレームの更新を行う。例
えば、フレーム1からフレーム2に更新する。 <ステップ415>カウンタ22を更新する。例えば、
カウンタ値に1を加える。 <ステップ416>動画像の全てのフレームを表示した
か否かの判定を行う。全て表示した場合は、ステップ4
17を実行する。動画像の表示するフレームが残ってい
る場合は、ステップ406から処理を繰り返す。 <ステップ417>動画及び静止画の表示を終了するか
否かの判定を行う。表示を継続する場合は、ステップ4
18を実行する。表示を継続しない場合には、本処理を
終了する。 <ステップ418>選択した画像の動画像を作成するか
否かの選択を行う。動画像を作成する場合はステップ4
02から処理を繰り返す。動画像を作成しない場合はス
テップ404から繰り返す。
【0024】ここで、動画圧縮制御部14及び動画伸張
表示制御部7による静止画像セットの圧縮・伸張は、例
えば、国際標準規格であるMPEG2を用いる。また、
画像選択部26では、所望するフレームの番号を静止画
像サーバ3にネットワーク2を介して送り、この番号に
対応する静止画像を画像サーバ3内部で直接画像バッフ
ァ25に格納しても良い。また、選択する静止画像は、
前記強調処理により強調した画像としても良い。また、
表示する動画像としては心臓の所望する断面を一定時間
撮影した超音波断層像でも良い。また、表示する動画像
として、所望する視点から見た心臓の3次元の投影像を
一定時間ごとに作成した画像でもよい。また、表示する
動画像は、X線監視下で診断・治療を行うIVRの画像
でも良い。また、表示する動画像は、一定の距離間隔で
収集した頭部等のMRI又はCT断層像としても良い。
また、端末1に静止画伸張表示制御部18を、画像サー
バ3に静止画圧縮制御部19を設置し、静止画像を例え
ばJPEG等で圧縮して伝送し、これを伸張して表示し
てもよい。本実施例によれば、注目する複数枚のフレー
ムのみを選択して動画表示することにより、注目する情
報のみを比較して診断精度を向上できる。また、フレー
ム間で動きの少ない画像の場合には、例えば数フレーム
間隔で選択して動画表示することにより、フレーム間の
相関をより明確に把握でき、診断精度を向上できる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
動画像および静止画像を圧縮することによりネットワー
クの伝送時間を短縮して高速に画像表示できる。また、
動画表示によりフレーム間の相関を把握して診断を行う
と共に、動画像と所望するフレームの静止画像を表示す
ることにより、精度の良い診断ができる。また、注目す
るフレームの強調処理を行い、動画表示することで注目
フレームの明示化と注目フレーム前後の相関をより明確
に把握でき、診断精度を向上できる。また、注目する複
数枚のフレームのみを選択して動画表示することによ
り、注目する情報のみを比較して診断精度を向上でき
る。また、フレーム間で動きの少ない画像の場合には、
例えば数フレーム間隔で選択して動画表示することによ
り、フレーム間の相関をより明確に把握でき、診断精度
を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の動画診断システムの構
成を示す図である。
【図2】図1における静止画像セットの構成を説明する
図である。
【図3】第1の実施例の動画診断システムの処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図4】第2の実施例の動画診断システムの構成を示す
図である。
【図5】第3の実施例の動画診断システムの動作説明図
である。
【図6】第3の実施例の動画診断システムの処理の流れ
を示すフローチャートである
【図7】第4の実施例の動画診断システムの動作を説明
する図である。
【図8】第4の実施例の動画診断システムの処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図9】第5の実施例の動画診断システムの動作説明図
である。
【図10】第5の実施例の動画診断システムの処理の流
れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…端末、2…ネットワーク、3…画像サーバ、4…動
画表示手段、5…静止画表示手段、6…動画像メモリ、
7…動画伸張表示制御部、8…表示部、9…操作部、1
0…制御部、11…静止画表示制御部、12…ネットワ
ークIF、13…ネットワークIF、14…動画圧縮制
御部、15…静止画像ファイル、16…患者ID、17
…撮影日、18…静止画伸張表示制御部、19…静止画
圧縮制御部、20…端末より呼び出される静止画像、2
1…動画像、22…カウンタ、23…CRT、24…画
像強調部、25…画像バッファ、26…画像選択部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の静止画像を格納し、該複数の静止画
    像を動画像とみなし、該動画像情報を圧縮する動画圧縮
    手段を持つ画像サーバと、該画像サーバからネットワー
    クを介して前記動画像および該動画像中の静止画像を入
    手し、入手した画像を基に診断を行う端末とを有するシ
    ステムであって、 前記端末は、前記画像サーバから圧縮された動画像を入
    手して該画像を順次伸張して表示する動画表示制御手段
    と、 前記画像サーバから静止画像を入手して該画像を表示す
    る静止画表示制御手段と、 動画表示と静止画表示を切り替えて共通の表示部に表示
    する制御手段とを有することを特徴とする動画診断シス
    テム。
  2. 【請求項2】前記画像サーバは、前記静止画像を1枚ご
    とに圧縮する静止画圧縮手段を、また前記端末は、前記
    画像サーバから圧縮した静止画像を入手し、該静止画像
    を伸張して表示する表示手段を、それぞれ具備すること
    を特徴とする請求項1に記載の動画診断システム。
  3. 【請求項3】前記端末は、動画表示制御手段により動画
    像を順次表示し、表示中の該動画像のフレーム番号を入
    手する手段と、前記動画像を静止画像に切り替えて前記
    フレーム番号に対応する静止画像を表示する静止画表示
    制御手段を有することを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の動画診断システム。
  4. 【請求項4】前記端末は、表示中の動画像の注目する1
    枚ないし複数枚の注目フレームに対応する静止画像の部
    分ないし全体を強調した強調静止画像を作成する画像強
    調手段と、該強調静止画像を画像サーバに伝送する手段
    とを具備し、 該画像サーバは、前記静止画像を格納した画像バッファ
    と、該画像バッファ内の前記注目フレームに対応する前
    記静止画像を前記強調静止画像に更新し、動画像圧縮手
    段により動画像を作成する制御手段とを具備することを
    特徴とする請求項3に記載の動画診断システム。
  5. 【請求項5】前記端末は、表示中の動画像の注目する任
    意の複数フレームに対応する静止画像を選択し、画像サ
    ーバに伝送する画像選択手段を有し、該画像サーバは、
    前記画像バッファと、該画像バッファに選択した前記静
    止画像を格納し、該静止画像から動画像圧縮手段により
    動画像を作成する動画像圧縮制御手段とを具備すること
    を特徴とする請求項3または請求項4記載の動画診断シ
    ステム。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GR970100051A (el) * 1997-02-14 1998-10-30 Ψηφιακη ηλεκτρονικη αρχειοθετηση ιατρικων εξετασεων που περιεχουν κινουμενη και στατικη εικονα και των λοιπων στοιχειων νοσηλειας, και δικτυο αποθηκευσης και παρακολουθησης αυτων εντος και εκτος νοσοκομειων
JP2001269320A (ja) * 2000-03-27 2001-10-02 Toppan Printing Co Ltd 遠隔地医療診断方法及びこの医療診断システム
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