JPH08266306A - 靴甲被 - Google Patents
靴甲被Info
- Publication number
- JPH08266306A JPH08266306A JP9957795A JP9957795A JPH08266306A JP H08266306 A JPH08266306 A JP H08266306A JP 9957795 A JP9957795 A JP 9957795A JP 9957795 A JP9957795 A JP 9957795A JP H08266306 A JPH08266306 A JP H08266306A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vamp
- saddle
- transparent resin
- resin film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 学童が履用する校内履きの靴に於いて、学年
別、クラス別、チーム別等の区分を容易にする為のカラ
ーチップ。又は、持主を明確にするための氏名を記入し
た名札等の挿入。或いは、ワンポイント的な意匠のワッ
ペン等を挿入し、ビジュアル的感覚を楽しめる靴の提
供。 【構成】 外甲部に透明樹脂フィルム部を有するサドル
を甲被の甲部に縫着し、該透明樹脂フィルム部の下方の
甲被に切込みを設けポケットを施し、このポケットにカ
ラーチップ、名札或いは、漫画、ワンポイント意匠のワ
ッペン等を挿入可能にした靴甲被。
別、クラス別、チーム別等の区分を容易にする為のカラ
ーチップ。又は、持主を明確にするための氏名を記入し
た名札等の挿入。或いは、ワンポイント的な意匠のワッ
ペン等を挿入し、ビジュアル的感覚を楽しめる靴の提
供。 【構成】 外甲部に透明樹脂フィルム部を有するサドル
を甲被の甲部に縫着し、該透明樹脂フィルム部の下方の
甲被に切込みを設けポケットを施し、このポケットにカ
ラーチップ、名札或いは、漫画、ワンポイント意匠のワ
ッペン等を挿入可能にした靴甲被。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は学年別、クラス別、チー
ム別、個人別の表示を行なったり、或いはワンポイント
的な色模様を変化させてビジュアル的感覚を楽しむ靴に
関するものである。
ム別、個人別の表示を行なったり、或いはワンポイント
的な色模様を変化させてビジュアル的感覚を楽しむ靴に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、学童が履用する校内用の靴、或い
は入学前の子供が履く靴は、持主の氏名を記入する為に
前ゴムを設け、該前ゴム表面に氏名を記入したり、踵の
背テープに記載したり、学童履きの場合は学年別、クラ
ス別、チーム別を明確に区分する為に、爪先部の補強ゴ
ムの色の違いによって区分したりしていた。又、靴甲の
表面にワンポイント的な色模様を付したり、色相を変え
たりする為に、ワッペン等の意匠片を挿入するためのポ
ケットを構成することが屡用いられている。その他、最
近では一部にビニルレザーシート等の材料に漫画等の意
匠模様をプリントした意匠片を前ゴムに被覆する状態に
甲に縫着したものも見られる。
は入学前の子供が履く靴は、持主の氏名を記入する為に
前ゴムを設け、該前ゴム表面に氏名を記入したり、踵の
背テープに記載したり、学童履きの場合は学年別、クラ
ス別、チーム別を明確に区分する為に、爪先部の補強ゴ
ムの色の違いによって区分したりしていた。又、靴甲の
表面にワンポイント的な色模様を付したり、色相を変え
たりする為に、ワッペン等の意匠片を挿入するためのポ
ケットを構成することが屡用いられている。その他、最
近では一部にビニルレザーシート等の材料に漫画等の意
匠模様をプリントした意匠片を前ゴムに被覆する状態に
甲に縫着したものも見られる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術に記載した
前ゴムの表面に氏名を記入する方法、或いは踵部の背テ
ープに記載する方法は、長時間使用するにつれて、汚損
し消滅する等の欠点が見られる。又、学童達が学年別、
クラス別、チーム別、個人別等の表示を行う為に、爪先
部に設けた補強ゴムの色、或いは靴の下周縁のテープの
色の違いによって、これらを区分することは、学年が上
がるごとに持ち上げなくてはならず、常に学年の色が変
わり混乱を生じる。
前ゴムの表面に氏名を記入する方法、或いは踵部の背テ
ープに記載する方法は、長時間使用するにつれて、汚損
し消滅する等の欠点が見られる。又、学童達が学年別、
クラス別、チーム別、個人別等の表示を行う為に、爪先
部に設けた補強ゴムの色、或いは靴の下周縁のテープの
色の違いによって、これらを区分することは、学年が上
がるごとに持ち上げなくてはならず、常に学年の色が変
わり混乱を生じる。
【０００４】さらに、ワッペン等の意匠片を挿入する為
のポケットを構成する方法は、ポケットの取り付け方に
よっては、円状をなすべき靴の筒部が変形して外観を損
なう虞がある。又、ポケットに蓋を設け、スナップ等で
止める場合、その着脱の際にポケットの周縁を剥離する
等によりポケット部の破損を来す虞がある。本発明はか
かる問題を解決せんとするものである。
のポケットを構成する方法は、ポケットの取り付け方に
よっては、円状をなすべき靴の筒部が変形して外観を損
なう虞がある。又、ポケットに蓋を設け、スナップ等で
止める場合、その着脱の際にポケットの周縁を剥離する
等によりポケット部の破損を来す虞がある。本発明はか
かる問題を解決せんとするものである。
【０００５】
【課題を解決する為の手段】上記の問題点を解決する為
に、甲被上面の前甲開口部から外甲部及び内甲部にかけ
てサドルを縫着し、該サドルの外甲部には透明樹脂フィ
ルム部を縫着し、内部を透視可能とし、透明樹脂フィル
ム部の下方の甲被に切込みを施しポケットを設け、切込
み部よりネームチップ、カラーチップ、意匠チップ等を
挿入することを可能にした靴甲被を提供するものであ
る。
に、甲被上面の前甲開口部から外甲部及び内甲部にかけ
てサドルを縫着し、該サドルの外甲部には透明樹脂フィ
ルム部を縫着し、内部を透視可能とし、透明樹脂フィル
ム部の下方の甲被に切込みを施しポケットを設け、切込
み部よりネームチップ、カラーチップ、意匠チップ等を
挿入することを可能にした靴甲被を提供するものであ
る。
【０００６】
【作用】ポケットを内面に設けて、種々のチップの挿
入、取替を可能にしている為、外観が美しく、チップの
汚損、文字、意匠等の消滅がない。
入、取替を可能にしている為、外観が美しく、チップの
汚損、文字、意匠等の消滅がない。
【０００７】
【実施例】本発明の実施例について説明する。先ずサド
ル（５）であるが、サドル（５）の素材としては合成皮
革を用いて、図１の如くの形状に裁断。この際、外甲部
（３）となるサドル（５）に半月状の切り抜きを施し、
該部分と同形状の透明樹脂フィルムを縫着して透明樹脂
フィルム部（４）を設ける。
ル（５）であるが、サドル（５）の素材としては合成皮
革を用いて、図１の如くの形状に裁断。この際、外甲部
（３）となるサドル（５）に半月状の切り抜きを施し、
該部分と同形状の透明樹脂フィルムを縫着して透明樹脂
フィルム部（４）を設ける。
【０００８】甲被（２）の素材としては、一般的に用い
られているビニールベニス織り生地を表生地とし、裏生
地としては梨地生地を用いてこれらを貼り合わせた生地
を甲被（２）の形状に裁断後、上記のサドル（５）及び
爪先補強（７）、踵補強（８）を縫着、履口（９）にス
ポンジのパッド（10）を挿入して靴甲被（１）を成形す
る。該、靴甲被（１）の外甲部（３）のサドル（５）に
設けられている透明樹脂フィルム部（４）の下方の甲被
（２）に切込み（６）を入れることによって、透明樹脂
フィルム部（４）の下方にポケット（11）を設ける。
られているビニールベニス織り生地を表生地とし、裏生
地としては梨地生地を用いてこれらを貼り合わせた生地
を甲被（２）の形状に裁断後、上記のサドル（５）及び
爪先補強（７）、踵補強（８）を縫着、履口（９）にス
ポンジのパッド（10）を挿入して靴甲被（１）を成形す
る。該、靴甲被（１）の外甲部（３）のサドル（５）に
設けられている透明樹脂フィルム部（４）の下方の甲被
（２）に切込み（６）を入れることによって、透明樹脂
フィルム部（４）の下方にポケット（11）を設ける。
【０００９】上記、靴甲被（１）を靴型に挿入、靴型の
底面に中底を載置、靴甲被（１）の下周部を吊り込んで
中底に貼着、意匠を施した未加硫ゴムの底ゴム（12）を
接着して、さらに下周縁テープ（13）を貼着した後、接
着を確実にする為にプレスを行い、未加硫の底ゴム（1
2）及び下周縁テープ（13）を加硫させて靴を成形す
る。
底面に中底を載置、靴甲被（１）の下周部を吊り込んで
中底に貼着、意匠を施した未加硫ゴムの底ゴム（12）を
接着して、さらに下周縁テープ（13）を貼着した後、接
着を確実にする為にプレスを行い、未加硫の底ゴム（1
2）及び下周縁テープ（13）を加硫させて靴を成形す
る。
【００１０】本発明の実施に於けるポケット（11）に挿
入する挿入物は、ポケット（11）と内部形状が略同形の
薄いプラスチックのカラーチップ（14）を挿入した。カ
ラーチップ（14）の色は、赤色、黄色、青色、緑色、桃
色、紫色の６種類の色を使用した。カラーチップ（14）
のほかに氏名を記載した名札、或いはワンポイント意匠
を施したワッペン、漫画等のチップを挿入してもよい。
入する挿入物は、ポケット（11）と内部形状が略同形の
薄いプラスチックのカラーチップ（14）を挿入した。カ
ラーチップ（14）の色は、赤色、黄色、青色、緑色、桃
色、紫色の６種類の色を使用した。カラーチップ（14）
のほかに氏名を記載した名札、或いはワンポイント意匠
を施したワッペン、漫画等のチップを挿入してもよい。
【００１１】
【効果】ポケットを靴甲部の外側内面に設けており、学
年、氏名等を表面に記入する必要がない。従って、長期
間履用しても汚損及び文字等の消滅がない。又、学年に
よる色分けをする際は、従来の様に学年が上がるごと
に、靴に施されているカラーを持ち上がる必要がなく、
カラーチップを交換することによって、１年生は赤色、
２年生は黄色といった様に、各学年共常に同じ色を使用
することが可能であり、学年別の混乱を生じない。
年、氏名等を表面に記入する必要がない。従って、長期
間履用しても汚損及び文字等の消滅がない。又、学年に
よる色分けをする際は、従来の様に学年が上がるごと
に、靴に施されているカラーを持ち上がる必要がなく、
カラーチップを交換することによって、１年生は赤色、
２年生は黄色といった様に、各学年共常に同じ色を使用
することが可能であり、学年別の混乱を生じない。
【００１２】色別の靴を成形する必要もなく、又、ポケ
ットを靴甲被の内側に施しており、外部に設けたポケッ
ト、特に蓋付きの様にスナップ等で止めることもないの
で、ポケット部の破損を来さない、従って、外観を損ね
ることがない。故に、美麗な外観を保持することが可能
である。さらに、カラーチップ或いはワンポイント意匠
等の入替えが自由に行なえる為に、今時の若者のビジュ
アル的感覚にマッチしており、購買意欲を充分に満喫さ
せる。
ットを靴甲被の内側に施しており、外部に設けたポケッ
ト、特に蓋付きの様にスナップ等で止めることもないの
で、ポケット部の破損を来さない、従って、外観を損ね
ることがない。故に、美麗な外観を保持することが可能
である。さらに、カラーチップ或いはワンポイント意匠
等の入替えが自由に行なえる為に、今時の若者のビジュ
アル的感覚にマッチしており、購買意欲を充分に満喫さ
せる。
【図１】本発明のポケットを有する靴の側面図。
【図２】本発明のポケットにカラーチップを挿入を表す
図。
図。
１ 靴甲被 ２ 甲被 ３ 外甲部 ４ 透明樹脂フィルム部 ５ サドル ６ 切り込み ７ 爪先補強 ８ 踵補強 ９ 履口 10 パッド 11 ポケット 12 底ゴム 13 下周縁テープ 14 カラーチップ
Claims (1)
- 【請求項１】 甲被（２）上面に、外甲部（３）に透明
樹脂フィルム部（４）を有するサドル（５）を縫着し、
該透明樹脂フィルム部（４）の下方の甲被（２）に切込
み（６）を設けポケット（11）としたことを特徴とする
靴甲被（１）。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9957795A JPH08266306A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 靴甲被 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9957795A JPH08266306A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 靴甲被 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08266306A true JPH08266306A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=14250968
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9957795A Pending JPH08266306A (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 靴甲被 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08266306A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2424171A (en) * | 2003-09-02 | 2006-09-20 | Tariq Mirza | A shoe and accessories therefor |
| JP2008212466A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-18 | Okamoto Ind Inc | 靴 |
| CN112236050A (zh) * | 2018-08-30 | 2021-01-15 | 株式会社爱世克私 | 鞋子及其制造方法 |
-
1995
- 1995-03-30 JP JP9957795A patent/JPH08266306A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2424171A (en) * | 2003-09-02 | 2006-09-20 | Tariq Mirza | A shoe and accessories therefor |
| GB2424171B (en) * | 2003-09-02 | 2008-04-09 | Tariq Mirza | A shoe and accessories therefor |
| JP2008212466A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-18 | Okamoto Ind Inc | 靴 |
| CN112236050A (zh) * | 2018-08-30 | 2021-01-15 | 株式会社爱世克私 | 鞋子及其制造方法 |
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